JP2012117175A5 - - Google Patents

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従来から、横編機で独立して二つの編地を編成し、それら編地のウエール方向端部同士を付き合わせた状態で伏目処理により繋ぎ合わせることが行われている。例えば、図8(A)に示す身頃2と袖3,4を有するセーター1を編成する場合、図8(B)に示すように、衿ぐりの位置まで編成した身頃2と、この身頃2とは独立して編成した衿20と、を接合することがある。その他、図8(C)に示すように、右袖口部30から筒状に編成を開始し、左袖4の端部まで編成すると共に、この編地とは独立して編成した左袖口部40を編成し、これらを接合することもある。これは、一般に、編地の編み出し部の方が、編み終わり部よりも伸縮性に優れるという特性があるため、セーター1のネックホールや袖口を編み出し部により形成したいというニーズがあるからである。
本発明編地の接合方法の一形態として、第一伏目と第二伏目を裏目としても良い。その場合、繰り返しの過程で、第一伏目または第二伏目を形成した後、次の伏目を形成する前に、給糸口を移動させることで、先に形成した伏目から給糸口に延びる編糸を、その先に形成した伏目(裏目)の表側に交差させてから次の伏目を形成することが好ましい。具体的には、繰り返しの過程で以下の工程を行うと良い。
[工程A]給糸口を第二編地の側に逃がした状態としてから、第編地が係止される針床に対向する針床で、第一編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる。
[工程B]第二編地の側に逃がしておいた給糸口を第一編地の側に向かって、工程Aで形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第二編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第一伏目を形成する。
[工程C]給糸口を第二編地の側に配置したまま、第二編地が係止される針床に対向する針床で、第二編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる。
[工程D]給糸口を第一編地の側に向かって移動させる間に工程Cで形成した重ね目に続く第二伏目を形成する。
本発明編地の接合方法の一形態として、第一伏目と第二伏目を表目としても良い。その場合、繰り返しの過程で、第一伏目または第二伏目を形成した後、次の伏目を形成する前に、給糸口を移動させることで、先に形成した伏目から給糸口に延びる編糸を、その先に形成した伏目(表目)の裏側に交差させてから次の伏目を形成することが好ましい。具体的には、繰り返しの過程で以下の工程を行うと良い。
[工程A´]給糸口を第二編地の側に逃がした状態としてから、第一編地が係止される針床で、第一編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる。
[工程B´]第二編地の側に逃がしておいた給糸口を第一編地の側に向かって、工程A´で形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第二編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第一伏目を形成する。
[工程C´]給糸口を第一編地の側に向かって移動させ、給糸口を第一編地の側に逃がした状態としてから、第二編地が係止される針床で、第二編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる。
[工程D´]給糸口を第編地の側に向かって、工程C´で形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第二伏目を形成する。
また、本発明編地は、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床の少なくとも一方が左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて編成された編地であって、独立して編成された編地からなる第一編地および第二編地と、両編地を伏目処理にて接合する伏目処理部と、を備える。この本発明編地の伏目処理部は、同じ編糸で交互に連続して形成される第一伏目と第二伏目とからなる。第一伏目は、第一編地のウエール方向端部の編目に重ねられ、第二伏目は、第二編地のウエール方向端部の編目に重ねられる。そして、本発明編地では、第一伏目と第二伏目とを繋ぐ渡り糸により第一編地と第二編地のウエール方向端部同士が突き合わせた状態で接合されている。
図1には、身頃2の前側編地の編目A〜Fと、衿部20の前側編地の編目α〜ζとが前針床(以下、FB)に係止され、身頃2の後側編地の編目G〜Lと衿部20の後側編地の編目η〜μとが後針床(以下、BB)に係止される様子が示されている。身頃2と衿部20とは別々の給糸口から給糸される通常の編糸編成される。この状態から、身頃2と衿部20の前編地同士を身頃2や衿部20で使用した給糸口とは別の給糸口から給糸される弾性糸により接合すると共に、その給糸口とは異なる給糸口から給糸される弾性糸により身頃2と衿部20の後編地同士を接合する。接合の順番は、丸の中に示される数字の順番に従う。なお、図1中の『P+数字』、『Q+数字』は、重ね目に続いて新たに形成される編目を示す。
[第一実施形態]
第一実施形態では、FBの編幅方向に隣接して係止される編目α〜ζからなる衿部20の前側編地(以下、第一編地100とする)と、編目A〜Fからなる身頃2の前側編地(以下、第二編地200とする)とを、裏目からなる伏目により接合する例を図2〜4に基づいて説明する。図2〜の「S+数字」は編成工程の番号を、矢印は給糸口の移動方向や目移しの方向を、「K」は給糸口の移動に伴いニットを行うことを示す。また、図中の○は針床に係止される編目を、V字は掛け目を、●は各編成工程において編成される編目を、◎は重ね目を、▼は給糸口を、×は掛け目を針床から外すことを意味する。また、図中の重ね目に対する符合は、『A/α』のように表す。この場合、編目AがBB側に、編目αがFB側となるように重ねられた重ね目を示す。なお、説明の便宜上、編地は天竺とした。

Claims (2)

  1. 前記繰り返しの過程は、
    給糸口を第二編地の側に逃がした状態としてから、第編地が係止される針床に対向する針床で、第一編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる工程Aと、
    第二編地の側に逃がしておいた給糸口を第一編地の側に向かって、工程Aで形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第二編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第一伏目を形成する工程Bと、
    給糸口を第二編地の側に配置したまま、第二編地が係止される針床に対向する針床で、第二編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる工程Cと、
    給糸口を第一編地の側に向かって移動させる間に工程Cで形成した重ね目に続く第二伏目を形成する工程Dと、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の編地の接合方法。
  2. 前記繰り返しの過程は、
    給糸口を第二編地の側に逃がした状態としてから、第一編地が係止される針床で、第一編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる工程A´と、
    第二編地の側に逃がしておいた給糸口を第一編地の側に向かって、工程A´で形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第二編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第一伏目を形成する工程B´と、
    給糸口を第一編地の側に向かって移動させ、給糸口を第一編地の側に逃がした状態としてから、第二編地が係止される針床で、第二編地における前記境界側端部の二つの編目を重ね合わせる工程C´と、
    給糸口を第編地の側に向かって、工程C´で形成した重ね目を超える位置まで移動させ、再び給糸口を第編地の側に向かって移動させる間に重ね目に続く第二伏目を形成する工程D´と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の編地の接合方法。
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