JP5844578B2 - 引き返し編成方法、および編地 - Google Patents

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Description

本発明は、往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なう引き返し編成方法、およびこの引き返し編成方法により編成された箇所を有する編地に関する。
従来から、横編機を用いた編地の編成において、針床に係止される基底編目列のウエール方向に続いて、基底編目列よりも編幅の狭い往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なう場合があった。例えば、図1に示す前身頃20と後身頃30とからなるニットウェア100において、ネックホールとなる衿ぐり部41を形成することに引き返し編成を適用することが挙げられる。
最も一般的な引き返し編成では、往路編成から復路編成に移行する際、引き返し端部となる位置で編地に孔が生じないようにタックを行なっている(例えば、特許文献1を参照)。しかし、このタックを用いた引き返し編成方法では、引き返し編成を行う回数が多くなると、編成が困難になっていくので、引き返し編成を行える回数に限界があった。それは、引き返し編成により新たに編成されていく編地部が歯口の下方に向けて下がることを、タックされた部分が阻害するためである。
そこで、本出願人は、往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なうにあたり、往路編成の終端編目と復路編成の始端編目とを繋ぐ編糸を、基底編目列の編目の根元に巻き付かせる引き返し編成方法を提案した(特許文献2参照)。この引き返し編成方法ではタックを使用しないため、タックを用いた引き返し編成方法よりも引き返しの回数を多くすることができる。
特開2006−111996号公報 国際公開WO2009/147815公報
上記特許文献2の引き返し編成方法では、適正番手よりも細い編糸を用いて編地を編成したとき、編地における引き返し端部の位置に孔が空いたように見える場合がある。また、編地を構成する編組織の種類によっても、編地における引き返し端部の位置に孔が空いたように見える場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、タックを用いた引き返し編成方法よりも引き返しの回数を多くでき、かつ引き返し端部の位置で孔が空き難い引き返し編成方法、およびその引き返し編成方法を用いて編成された箇所を有する編地を提供することにある。
本発明引き返し編成方法は、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、針床に係止される基底編目列のウエール方向に続いて、基底編目列よりも編幅の短い往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なう引き返し編成方法である。この本発明引き返し編成方法は、往路編成の終端編目を編成するとき、および復路編成の始端編目を編成するとき、の少なくとも一方で割増やしを行ない、その割増やしによって形成された増し目を、当該増し目よりも往路編成の形成方向側にある編目である折返点編目に重ね合わせることを特徴とする。
上記『割増やし』とは、前後一方の針床に係止される既存の編目を、対向する他方の針床に目移ししつつ、その目移しする既存の編目のウエール方向に続いて新たな編目を形成することで、編目の数を増やす編成のことである(例えば、特許第2604653号公報を参照)。本明細書では、割増やしを行なって、一方の針床から他方の針床に目移しされた既存の編目を、『増し目』と呼ぶ。
また、本発明引き返し編成方法における『折返点編目』は、基底編目列の編目の場合もあるし、往路編成により編成された編目の場合もある。例えば、後述する実施形態1の図2のS3,S4では、基底編目列1の編目(前針床FBの編針Eの編目)を折返点編目5として、その折返点編目5に増し目4を重ね合わせている。また、図2のS6,S7では、往路編成により編成された編目(S5においてFBの編針Dに形成された編目)を折返点編目5として、その折返点編目5に増し目4を重ね合わせている。
本発明引き返し編成方法の一形態として、復路編成の始端編目を編成する際に割増やしを行ない、往路編成の終端編目を編成する際に割増やしを行なわない形態を挙げることができる。
本発明引き返し編成方法の一形態として、引き返し編成を行なう箇所が、ニットウェアの衿ぐり部である形態を挙げることができる。
一方、本発明編地は、基底編目列のウエール方向に続いて形成される往路編成編目列と、その往路編成編目列のウエール方向に続いて形成される復路編成編目列と、を備える引き返し編成部を有する編地であり、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて編成された編地である。この本発明編地は、往路編成編目列の終端編目、および復路編成編目列の始端編目の少なくとも一方が割増やしによって形成され、その割増やしによって形成された増し目が、当該増し目よりも前記往路編成編目列の形成方向側にある編目である折返点編目に重ね合わされていることを特徴とする。
本発明引き返し編成方法では、往路編成の終端、もしくは復路編成の始端で割増やしを行ない、その割増やしによって形成された増し目を従来引き返し編成のタックの代わりに用いている。既に述べたように、割増やしは、針床に係止される既存の編目を対向する針床に目移ししつつ、その既存の編目に続く新規な編目を形成することであり、増し目となる既存の編目は針床に係止されるが、増し目(既存の編目)とそれに続く新規な編目との間で動きがとれる十分な糸長を確保できるので、往路編成から復路編成に移行する部分でこの増し目を折返点編目に重ね合わせても、増し目が引き返し編成を阻害し難い。そのため、本発明引き返し編成方法によれば、タックを用いた引き返し編成よりも引き返し編成の回数を多くすることができる。
また、本発明引き返し編成方法によれば、往路編成から復路編成に移行する引き返し端部に孔が空き難い本発明編地を編成できる。本発明編地において引き返し端部に孔が空き難いのは、増し目を構成する編糸が、引き返し端部の隙間を埋めるように配置されるためである(後述する実施形態1の図3を参照)。
また、本発明引き返し編成方法の復路編成でのみ割増やしを行なうことで、往路編成から復路編成に移行する部分の見栄えを向上させることができる。
引き返し編成部を有するニットウェアの全体図である。 実施形態1に係る引き返し編成の編成工程図である。 実施形態1の編成工程に従って編成された引き返し編成部のループ図である。
以下、本発明引き返し編成方法を適用して図1に示すニットウェア100の衿ぐり部41を編成する例を図1〜3の基づいて説明する。編成に使用する横編機は、左右方向に延び、かつ前後方向に互いに対向する前後一対の針床を有し、後針床が左右にラッキング可能で、前後の針床間で編目を目移しできる2枚ベッド横編機とした。もちろん、編成に使用する横編機は、目移し専用の針床を備える2枚ベッド横編機であっても良いし、4枚ベッド横編機であっても良い。
<実施形態1>
図1に示すニットウェア100は、前身頃20と後身頃30とを備える筒状編地であり、ネックホールとなる衿ぐり部41に衿部40が形成されている。このニットウェア100を編成するには、まず、衿部40の下端の位置50まで前身頃20と後身頃30とを編成する。そして、C字状の引き返し編成により前身頃20と後身頃30を編成しつつ衿ぐり部41の輪郭を形成し、最後に衿ぐり部41を構成する編目に連続して衿部40を編成する。この衿ぐり部41の輪郭の形成に本発明の引き返し編成が用いられる。
図2は、図1の前身頃20右側(図面上は左側)の衿ぐり部41を編成するための編成工程図である。この図2の左欄に記載される「S+数字」は編成工程の番号を、右欄に記載される『K』が付く左右方向の矢印は給糸口の移動と共に編成を行なうことを、斜め方向の矢印は目移しの方向を示す。また、実際の編成状態が示される中欄の○は針床(前針床;FB、後針床;BB)に係止される編目を、●は各編成工程において編成される編目を、▼は給糸口を示す。なお、図2では、説明の便宜上、各編目間に空針を設けない総針編成で説明しているが、実際には各編目間に空針を設けた針抜き編成で図1のニットウェア100を編成する。当該ニットウェア100の後身頃30がBBに係止されるため、目移しのための空針が必要になるからである。
図2のS1には、FBの編針A〜Fに前身頃20を構成する編目列(基底編目列)が係止された状態が示されている。この状態は、図1に示すニットウェア100における衿部40の下端の位置50が編成され終わった状態である。このS1の状態から、衿ぐり部41が形成されるように、往路編成と復路編成からなる引き返し編成を行なう。
まず、S2では、給糸口を紙面右方向に移動させ、FBの編針A〜Dに編目を形成する往路編成を行なって、基底編目列1のウエール方向に続く往路編成編目列2を編成する。
S3では、給糸口を紙面左方向に移動させ、FBの編針D〜Aに編目を形成する復路編成を行なって、往路編成編目列2のウエール方向に続く復路編成編目列3を編成する。ここで、復路編成の始端編目31を形成する際、S2における往路編成の終端編目29をBBの編針Dに目移しすると共に、その終端編目29のウエール方向に続いて当該始端編目31を形成する編成(即ち、割増やし)を行なう。
S4では、S3においてBBの編針Dに形成された増し目4(S2で行なった往路編成の終端編目29)を、FBの編針Eに係止される基底編目列1の編目である折返点編目5と重ね合わせて、同編針Eに重ね目6を形成する。この折返点編目5は、増し目4よりも往路編成編目列2の形成方向(紙面右方向)にある編目であれば特に限定されず、例えば、FBの編針Fに係止される編目であっても良い。また、本例では、増し目4を折返点編目5の裏側(ニットウェア100の内側)に重ねることで重ね目6が目立たないようにしているが、あえて増し目4を折返点編目5の表側に重ねても良い。そうすることで、衿ぐり部41のラインをデザインとして際立たせることができる。
このS4以降、さらにS2〜S4と同様に割増やしを含む引き返し編成を行なう。その際、割増やしを行なう位置を紙面左側にずらしていく。
S5では、S4においてFBの編針A〜Fに係止される6つの編目を基底編目列1と考え、給糸口を紙面右方向に移動させ、FBの編針A〜Dに編目を形成する往路編成を行なって、往路編成編目列2を編成する。なお、往路編成の終端編目29を形成する位置をFBの編針Dとすることで、FBの編針Eに係止される重ね目6に続いて新たな編目が形成されず、重ね目6は新たな編目に固定されない。重ね目6が固定されると、重ね目6を形成する編糸の動きが拘束されるので、S5と次のS6で編成される編目列2,3が歯口下方に下がり難くなる。
S6では、給糸口を紙面左方向に移動させ、FBの編針Cで割増やしを行なうと共に、FBの編針B,Aに編目を形成する復路編成を行ない、復路編成編目列3を編成する。
S7では、S6において形成した増し目4(S5における往路編成でFBの編針Cに形成し、S6における割増やしの際にBBの編針Cに目移しした編目28)をFBの編針Dの編目と重ね合わせて、同編針Dに重ね目6を形成する。
S8では、次の往路編成を行なう。ここで、往路編成の終端編目29を形成する位置は、S7において形成した重ね目6が新たな編目に固定されないように、FBの編針Cの位置とする。このS8以降は、S3〜S8と同様の編成を繰り返し、図1に示す身頃20,30を編成しつつ、衿ぐり部41の輪郭を形成する。
以上説明した引き返し編成により編成された部分(引き返し編成部10)のループ図を図3に示す。なお、図3は、図2のS4が終了した時点での引き返し編成部10のループ図である。
図3に示すように、引き返し編成部10は、基底編目列1のウエール方向に続いて形成される往路編成編目列2と、その往路編成編目列2のウエール方向に続いて形成される復路編成編目列3と、を備える。そして、復路編成編目列3の始端編目31が、往路編成編目列2の終端編目29を対象とする割増やしにより編成され、その割増やしによって形成された増し目4(ここでは、往路編成編目列2の終端編目29)が、当該増し目4よりも往路編成編目列2の形成方向側にある編目である折返点編目5に重ね合わされている。
折返点編目5に重ねられる増し目4は、始端編目31によって歯口下方(紙面下方に相当)に下げられており、増し目4と始端編目31との間に十分な糸長が確保される。そのため、この増し目4を折返点編目5に重ねたとしても、増し目4が以降の引き返し編成を阻害し難い。具体的には、図2のS5に示すようにFBの編針A〜Dで往路編成を行なった場合、図3の編針A〜Dに係止される編地部が歯口下方に下げられる。そのとき、増し目4から始端編目31に向かって編糸が繰り出されるため、往路編成が阻害されることはない。このように、引き返し編成が阻害され難いことから、引き返し編成の回数を従来(タックを用いた引き返し編成)よりも多くすることができ、衿ぐり部41の深いニットウェア100を編成することができる。
図3のループ図に示すように、増し目4を構成する編糸が、往路編成から復路編成に移行する引き返し端部の隙間を埋めるように配置されるため、ループ図の編地部を編幅方向(紙面左右方向)に引っ張っても、当該引き返し端部に孔が空き難い。
<実施形態2>
図面を参照する実施形態では、復路編成において割増やしを行なったが、往路編成で割増やしを行なっても良い。例えば、図2のS2において、FBの編針Dで割増やしを行ない、その際にできた増し目(S1においてFBの編針Dに係止されていた編目)をFBの編針Eの編目と重ね合わせると良い。
その他、往路編成と復路編成の両方で割増やしを行なっても良い。例えば、S2において往路編成を行なう際に、FBの編針Dで割増やしを行ない、増し目(S1においてFBの編針Dに係止されていた編目)をFBの編針Eの編目と重ねた後、FBの編針Cの位置を始端とする復路編成を行なうと良い。復路編成で形成した増し目(往路編成においてFBの編針Cに形成した編目)は、FBの編針Dの編目に重ね合わせれば良い。この構成によれば、編幅方向に並ぶ1コース分の編目列を編成するごとに衿ぐり部41に傾斜を付けることができ、かつその傾斜のラインを綺麗に仕上げることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるわけではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。本発明の引き返し編成方法は、引き返し編成を行う部分がある編地であれば適用することができるので、適用対象は筒状編地に限定されない。例えば、本発明の引き返し編成が適用される編地は、筒状でない一枚ものの編地であっても良い。また、引き返し編成が適用される部分も、衿ぐり部に限定されず、例えば、襠部や肩ライン部などであっても良い。さらに、引き返し編成を適用する部分は、リブ組織(例えば、1×1や、2×2、3×2のリブ組織)などの組織柄であっても良い。
100 ニットウェア(編地)
20 前身頃 30 後身頃
40 衿部 41 衿ぐり部 50 衿部の下端の位置
10 引き返し編成部
1 基底編目列
2 往路編成編目列 29 終端編目 28 編目
3 復路編成編目列 31 始端編目
4 増し目
5 折返点編目
6 重ね目

Claims (4)

  1. 少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、針床に係止される基底編目列のウエール方向に続いて、前記基底編目列よりも編幅の短い往路編成と復路編成とからなる引き返し編成を行なう引き返し編成方法において、
    前記往路編成の終端編目を編成するとき、および前記復路編成の始端編目を編成するとき、の少なくとも一方で割増やしを行ない、
    その割増やしによって形成された増し目を、当該増し目よりも前記往路編成の形成方向側にある編目である折返点編目に重ね合わせることを特徴とする引き返し編成方法。
  2. 前記復路編成の始端編目を編成する際に割増やしを行ない、前記往路編成の終端編目を編成する際に割増やしを行なわないことを特徴とする請求項1に記載の引き返し編成方法。
  3. 前記引き返し編成を行なう箇所が、ニットウェアの衿ぐり部であることを特徴とする請求項1または2に記載の引き返し編成方法。
  4. 基底編目列のウエール方向に続いて形成される往路編成編目列と、その往路編成編目列のウエール方向に続いて形成される復路編成編目列と、を備える引き返し編成部を有する編地であり、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて編成された編地において、
    往路編成編目列の終端編目、および復路編成編目列の始端編目の少なくとも一方が割増やしによって形成され、
    その割増やしによって形成された増し目が、当該増し目よりも前記往路編成編目列の形成方向側にある編目である折返点編目に重ね合わされていることを特徴とする編地。
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