JP2012112372A - 可変容量ポンプの運転状態判定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを確実に判定できるようにする。
【解決手段】 一対の吸入ポート16A,16Bから吸入したオイルを一対の吐出ポート17A,17Bから吐出する可変容量のオイルポンプOPは、シフトソレノイドバルブ31でポンプシフトバルブ28を作動させることで、全容量運転状態と部分容量運転状態とを切り換えることができる。オイルポンプOPが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかに応じて開閉するポンプシフトバルブ28を、モジュレータ圧の油圧源および圧力スイッチ32を接続する油路P17,P18に配置したので、電子制御ユニットは圧力スイッチ32の出力に基づいてオイルポンプOPが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを確実に判定することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】 一対の吸入ポート16A,16Bから吸入したオイルを一対の吐出ポート17A,17Bから吐出する可変容量のオイルポンプOPは、シフトソレノイドバルブ31でポンプシフトバルブ28を作動させることで、全容量運転状態と部分容量運転状態とを切り換えることができる。オイルポンプOPが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかに応じて開閉するポンプシフトバルブ28を、モジュレータ圧の油圧源および圧力スイッチ32を接続する油路P17,P18に配置したので、電子制御ユニットは圧力スイッチ32の出力に基づいてオイルポンプOPが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを確実に判定することができる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複数の吸入ポートおよび複数の吐出ポートを備える可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを判定するための可変容量ポンプの運転状態判定装置に関する。
ベーンポンプの特定位置に油温センサを設け、この油温センサで検出した油温が所定値以上になったときに、過熱が発生したと判定して警報を発するものが、下記特許文献1により公知である。
また吐出ポートの圧力を圧力センサで検出し、この圧力が目標値に一致するようにカムリングの偏心量を変化させる可変容量ベーンポンプにおいて、吐出ポートの圧力がポンプ回転数と比例関係にあることから、圧力センサの故障時にポンプ回転数に基づいてカムリングの偏心量を変化させるものが、下記特許文献2により公知である。
ところで、シフトソレノイドバルブで容量切り換えバルブを作動させることで、複数の吐出ポートが複数の吸入ポートから完全に遮断された全容量運転状態と、複数の吐出ポートの少なくとも一つが複数の吸入ポートの少なくとも一つに連通する部分容量運転状態とを切り換え可能な可変容量ポンプでは、シフトソレノイドバルブをON/OFFする作動信号に基づいて可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを判定することができる。
しかしながら、シフトソレノイドバルブが固着故障したような場合には、作動信号の状態とシフトソレノイドバルブの状態とが必ずしも一致しないため、可変容量ポンプの運転状態を的確に判定できない可能性がある。またシフトソレノイドバルブが正常であっても、容量切り換えバルブが固着故障したような場合には、作動信号の状態と容量切り換えバルブの状態とが必ずしも一致しないため、可変容量ポンプの運転状態を的確に判定できない可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを確実に判定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、複数の吸入ポートから吸入した作動流体を複数の吐出ポートから吐出する可変容量ポンプと、前記可変容量ポンプの容量を切り換える容量切り換えバルブと、前記容量切り換えバルブを作動させるシフトソレノイドバルブと、前記可変容量ポンプが、前記複数の吐出ポートが前記複数の吸入ポートから完全に遮断された全容量運転状態にあるか、前記複数の吐出ポートの少なくとも一つが前記複数の吸入ポートの少なくとも一つに連通する部分容量運転状態にあるかを判定する運転状態判定手段とを備える可変容量ポンプの運転状態判定装置であって、油圧検出手段と、油圧源および前記油圧検出手段を接続する油路と、前記油路に介装され、前記可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかに応じて開閉する油圧信号切り換えバルブとを備え、前記運転状態判定手段は、前記油圧検出手段の出力に基づいて前記可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを判定することを特徴とする可変容量ポンプの運転状態判定装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記油圧信号切り換えバルブは前記容量切り換えバルブと一体に設けられることを特徴とする可変容量ポンプの運転状態判定装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記油圧信号切り換えバルブは前記容量切り換えバルブと別体に設けられることを特徴とする可変容量ポンプの運転状態判定装置が提案される。
尚、実施の形態の第1、第2吸入ポート16A,16Bは本発明の吸入ポートに対応し、実施の形態の第1、第2吐出ポート17A,17Bは本発明の吐出ポートに対応し、実施の形態のポンプシフトバルブ28は本発明の容量切り換えバルブに対応し、実施の形態の圧力スイッチ32は本発明の油圧検出手段に対応し、実施の形態のオイルポンプOPは本発明の可変容量ポンプに対応し、実施の形態の電子制御ユニットUは本発明の運転状態判定手段に対応し、実施の形態のモジュレータ圧は本発明の油圧源に対応する。
請求項1の構成によれば、複数の吸入ポートから吸入した作動流体を複数の吐出ポートから吐出する可変容量ポンプは、シフトソレノイドバルブで容量切り換えバルブを作動させることで、複数の吐出ポートが複数の吸入ポートから完全に遮断された全容量運転状態と、複数の吐出ポートの少なくとも一つが複数の吸入ポートの少なくとも一つに連通する部分容量運転状態とを切り換えることができる。可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかに応じて開閉する油圧信号切り換えバルブを、油圧源および油圧検出手段を接続する油路に配置したので、運転状態判定手段は油圧検出手段の出力に基づいて可変容量ポンプが全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを確実に判定することができる。
また請求項2の構成によれば、油圧信号切り換えバルブが容量切り換えバルブと一体に設けられるので、部品点数の削減が可能になる。
また請求項3の構成によれば、油圧信号切り換えバルブが容量切り換えバルブと別体に設けられるので、容量切り換えバルブの全長の大型化を防止するようにして搭載性を高めることができる。
以下、図1〜図4に基づいて本発明の第1実施の形態を説明する。
図1には、車両用のオートマチックトランスミッションの油圧回路の一部が示される。ミッション軸に接続されて走行用のエンジンの駆動力により作動するベーンポンプよりなる可変容量のオイルポンプOPは、楕円状のカムリング11と、カムリング11の内部に配置されたロータ12と、ロータ12を回転自在に支持するポンプ軸13と、ロータ12の周囲に径方向に出没自在に支持されてカムリング11の内面に摺接する複数のベーン14…と、カムリング11、ロータ12およびベーン14…により区画された複数の作動室15…と、容積が拡大する作動室15…に連通可能な第1、第2吸入ポート16A,16Bと、容積が縮小する作動室15…に連通可能な第1、第2吐出ポート17A,17Bとを備える。
エンジンの駆動力でロータ12が矢印方向に回転すると、第1吸入ポート16Aから容積の拡大する作動室15にオイルが吸入され、ロータ12の回転に伴って容積の縮小する作動室15からオイルが第1吐出ポート17Aに吐出される。同様に、第2吸入ポート16Bから容積の拡大する作動室15にオイルが吸入され、ロータ12の回転に伴って容積の縮小する作動室15からオイルが第2吐出ポート17Bに吐出される。
オイルタンク18から延びる油路P1が二股の油路P2,P3に分岐し、一方の油路P2が第1吸入ポート16Aに接続されるとともに、他方の油路P3が第2吸入ポート16Bに接続される。第1吐出ポート17Aから延びる油路P4,P5がトランスミッションの油圧クラッチや油圧ブレーキ等の油圧アクチュエータに接続されており、油路P4および油路P5間に、オイルポンプOPの吐出圧をライン圧に調圧するレギュレータバルブ21が介装される。
ポンプシフトバルブ28はスプリング29で付勢されたスプール30と、シフトソレノイドバルブ31を介してモジュレータ圧が伝達される油路P12に連なるポート28aと、油路P13を介して油路P1に連なるポート28bと、油路P14を介して第2吐出ポート17Bに連なるポート28cと、油路P15を介して油路P4に連なるポート28dと、モジュレータ圧が伝達される油路P16に連なるポート28eと、モジュレータ圧が伝達される油路P17に連なるポート28fと、油路P18を介して圧力スイッチ32に連なるポート28gと、大気に開放するポート28hとを備える。圧力スイッチ32は、ポート28gに大気圧が作用するときにOFF信号を出力し、ポート28gにモジュレータ圧が作用するときにON信号を出力する。
図1および図2に示すように、オートマチックトランスミッションを制御する電子制御ユニットUは、圧力スイッチ32のON/OFF状態や、エンジン回転数センサ36で検出したエンジン回転数などに基づいて、シフトソレノイドバルブ31の作動信号と、オイルポンプOPの容量判定信号と、シフトソレノイドバルブ31あるいはポンプシフトバルブ28の故障判定信号とを出力する。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
図3は、オイルポンプOPの全容量運転状態を示している。エンジン回転数センサ36(図2参照)で検出したエンジン回転数が所定値未満であり、かつプーリレシオが急に変化した時など、全容量運転が必要と電子制御ユニットUが判断した場合、電子制御ユニットUがOFF信号を出力することで常開電磁弁よりなるシフトソレノイドバルブ31は消磁して開弁しており、ポンプシフトバルブ28の右端のポート28aにモジュレータ圧が伝達される。このとき、ポンプシフトバルブ28の左端のポート28eにもモジュレータ圧が伝達されているが、ポンプシフトバルブ28のスプール30はスプリング29の弾発力によって左動する。
その結果、ポート28cおよびポート28dが相互に連通し、オイルポンプOPの第2吐出ポート17Bが油路P14→ポート28c→ポート28d→油路P15の経路で油路P4に連通することで、第1、第2吐出ポート17A,17Bが吐出したオイルが油路P4で合流し、レギュレータバルブ21および油路P5を介して油圧アクチュエータに供給される。
この全容量運転状態では、圧力スイッチ32に連通するポート28gが、モジュレータ圧が伝達されるポート28fから遮断されて大気開放のポート28hに連通するため、圧力スイッチ32がOFF信号を出力する。
エンジン回転数が所定値以上の場合にオイルポンプOPを全容量運転すると、過剰な油圧が発生してエネルギーを無駄に消費することになるため、このような場合には可変容量のオイルポンプOPを半容量運転とする。即ち、図4に示すように、オイルポンプOPの半容量運転状態では、電子制御ユニットUがON信号を出力することで常開電磁弁よりなるシフトソレノイドバルブ31は励磁して閉弁しており、ポンプシフトバルブ28のポート28aへのモジュレータ圧の伝達が遮断されるため、ポンプシフトバルブ28の左端のポート28eに伝達されるモジュレータ圧がスプリング29の弾発力に勝ってスプール30が右動する。
その結果、ポート28bおよびポート28cが相互に連通し、オイルポンプOPの第2吐出ポート17Bが油路P14→ポート28c→ポート28b→油路P13の経路で油路P1に連通することで、第2吐出ポート17Bが吐出したオイルは第1、第2吸入ポート16A,16B側に戻されてしまい、第1吐出ポート17Aが吐出したオイルだけが油路P4に供給される。オイルポンプOPの半容量運転により発生した油圧は、全容量運転により発生した油圧と同様にオートマチックトランスミッションの作動に供される。
この半容量運転状態では、圧力スイッチ32に連通するポート28gが、大気開放のポート28hから遮断されてモジュレータ圧が伝達されるポート28fに連通するため、圧力スイッチ32がON信号を出力する。
ところで、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28が正常に作動している場合には、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31ポンプシフトバルブ28シフトソレノイドバルブ31にOFF信号を出力しているときにオイルポンプOPは全容量運転状態にあり、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にON信号を出力しているときにオイルポンプOPは半容量運転状態にあると判定することができる。しかしながら、シフトソレノイドバルブ31が固着故障した場合や、ポンプシフトバルブ28が固着故障した場合には、電子制御ユニットUが出力するON/OFF信号とポンプシフトバルブ28のスプール30の位置との関係が不一致になり、前記ON/OFF信号からオイルポンプOPの運転状態を判定できなくなる問題がある。
そこで本実施の形態では、電子制御ユニットUが、シフトソレノイドバルブ31に出力するON/OFF信号と、圧力スイッチ32が出力するON/OFF信号とを比較することで、オイルポンプOPの運転状態と、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28の固着故障とを判定する。
即ち、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にOFF信号を出力してオイルポンプOPが図3に示す全容量運転状態にあるとき、ポンプシフトバルブ28のスプール30は左動位置にあって圧力スイッチ32はOFF信号を出力しているはずである。このように、オイルポンプOPに全容量運転を指令しているときに、圧力スイッチ32がOFF信号を出力していれば、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28は固着故障せずに正常に機能しており、オイルポンプOPが全容量運転状態にあると判定することができる。
仮に、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にOFF信号を出力して全容量運転を指令しているとき、シフトソレノイドバルブ31あるいはポンプシフトバルブ28の固着故障によりポンプシフトバルブ28のスプール30が右動位置にあれば、圧力スイッチ32は正常時のOFF信号とは異なるON信号を出力するため、故障によってオイルポンプOPが半容量運転状態にあると判定することができる。
また電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にON信号を出力してオイルポンプOPが図4に示す半容量運転状態にあるとき、ポンプシフトバルブ28のスプール30は右動位置にあって圧力スイッチ32はON信号を出力しているはずである。このように、オイルポンプOPに半容量運転を指令しているときに、圧力スイッチ32がON信号を出力していれば、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28は固着故障せずに正常に機能しており、オイルポンプOPが半容量運転状態にあると判定することができる。
仮に、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にON信号を出力して半容量運転を指令しているとき、シフトソレノイドバルブ31あるいはポンプシフトバルブ28の固着故障によりポンプシフトバルブ28のスプール30が左動位置にあれば、圧力スイッチ32は正常時のON信号とは異なるOFF信号を出力するため、故障によってオイルポンプOPが全容量運転状態にあると判定することができる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、オイルポンプOPが全容量運転状態にあるか半容量運転状態にあるかを、電子制御ユニットUが出力する作動信号に基づいて判定するのではなく、オイルポンプOPの実際の運転状態を決定するポンプシフトバルブ28の作動状態に基づいて判定するので、シフトソレノイドバルブ31やポンプシフトバルブ28が固着故障した場合であっても、オイルポンプOPの実際の運転状態を正確に判定することができる。そして電子制御ユニットUが出力する作動信号とオイルポンプOPの実際の運転状態とを比較することで、シフトソレノイドバルブ31やポンプシフトバルブ28の固着故障を判定することができる。
しかもポンプシフトバルブ28の一部、即ち図1において鎖線で囲まれた部分を本発明の油圧信号切り換えバルブ28′として利用することで、オイルポンプOPが全容量運転状態にあるときには圧力スイッチ32にOFF信号を出力させ、オイルポンプOPが半容量運転状態にあるときには圧力スイッチ32にON信号を出力させることができる。これにより、独立した油圧信号切り換えバルブを設ける場合に比べて部品点数を削減することが可能となる。
次に、図5〜図7に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、油圧信号切り換えバルブ28′がポンプシフトバルブ28と一体に設けられているが、第2の実施の形態では、ポンプシフトバルブ28と別体に油圧信号切り換えバルブ33が設けられる。
図5に示すように、油圧信号切り換えバルブ33はスプリング34で付勢されたスプール35と、油路P19を介して前記油路P14に連なるポート33aと、油路P20を介して前記油路P15に連なるポート33bと、油路P21を介してモジュレータ圧が伝達されるポート33cと、油路P22を介して圧力スイッチ32に連なるポート33dと、大気に開放するポート33eとを備える。圧力スイッチ32は、ポート33dに大気圧が作用するときにOFF信号を出力し、ポート33dにモジュレータ圧が作用するときにON信号を出力する。
図6に示すように、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にOFF信号を出力してオイルポンプOPが全容量運転状態にあるとき、油圧信号切り換えバルブ33のポート33aおよびポート33bの両方にオイルポンプOPの吐出圧が作用するため、スプリング34の弾発力でスプール35が左動する。その結果、圧力スイッチ32に連通するポート33dが、モジュレータ圧が伝達されるポート33cから遮断されて大気開放のポート33eに連通するため、圧力スイッチ32がOFF信号を出力する。
よって、オイルポンプOPを全容量運転すべく電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にOFF信号を出力しているとき、圧力スイッチ32がOFF信号を出力すれば、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28が正常に作動してオイルポンプOPが全容量運転状態にあることが保証され、逆に圧力スイッチ32がON信号を出力すれば異常が発生したと判定される。
また図7に示すように、電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にON信号を出力してオイルポンプOPが半容量運転状態にあるとき、油圧信号切り換えバルブ33は、ポート33aにオイルポンプOPの吸入圧が作用してポート33bにオイルポンプOPの吐出圧が作用することで、スプール35がスプリング34の弾発力に抗して右動する。その結果、圧力スイッチ32に連通するポート33dが、大気開放のポート33eから遮断されてモジュレータ圧が伝達されるポート33cに連通するため、圧力スイッチ32がON信号を出力する。
よって、オイルポンプOPを半容量運転すべく電子制御ユニットUがシフトソレノイドバルブ31にON信号を出力しているとき、圧力スイッチ32がON信号を出力すれば、シフトソレノイドバルブ31およびポンプシフトバルブ28が正常に作動してオイルポンプOPが半容量運転状態にあることが保証され、逆に圧力スイッチ32がOFF信号を出力すれば異常が発生したと判定される。
この第2の実施の形態によれば、油圧信号切り換えバルブ33がポンプシフトバルブ28と別体に設けられるので、それを一体に設ける場合に比べてポンプシフトバルブ28の全長を短縮し、寸法に制限のあるバルブブロックへのポンプシフトバルブ28の搭載性を高めることができる。
次に、図8〜図13に基づいて第1の参考例を説明する。
図8に示すように、レギュレータバルブ21で調圧されたライン圧は変速制御バルブ22を経てベルト式無段変速機のドリブンプーリ23に供給され、ベルト式無段変速機の変速比の制御に供される。ドリブンプーリ23に供給される油圧は油圧センサ24により検出される。
オイルポンプOPが全容量運転状態にあるときに変速制御バルブ22を全開にすると、油圧センサ24により検出されるドリブンプーリ23の油圧は例えば約2MPaになると仮定する。この状態からオイルポンプOPを半容量運転状態に切り換えると、油圧センサ24により検出されるドリブンプーリ23の油圧は2MPaよりも小さくなる。
図9の上段に示すように、シフトソレノイドバルブ31が正常に作動するとき、オイルポンプOPが全容量運転状態にあれば油圧センサ24により検出される油圧は2MPaであり、半容量運転状態にあれば油圧センサ24により検出される油圧は2MPaよりも低くなる。
図9の中段に示すように、シフトソレノイドバルブ31が開弁状態に固着してオイルポンプOPが全容量運転状態に固定される開弁固着時には、オイルポンプOPに半容量運転状態を指示しても油圧センサ24により検出される油圧は2MPaになり、シフトソレノイドバルブ31が開弁固着したと判定することができる。
図9の下段に示すように、シフトソレノイドバルブ31が閉弁状態に固着してオイルポンプOPが半容量運転状態に固定される閉弁固着時には、オイルポンプOPに全容量運転状態を指示しても油圧センサ24により検出される油圧は2MPaよりも低くなり、シフトソレノイドバルブ31が閉弁固着したと判定することができる。
次に、上記ロジックを図10および図12のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップS11でシフトソレノイドバルブ31に開弁指令(全容量運転状態)を出力し、ステップS12でドリブンプーリ23の油圧の指令値を全開値(2MPa)に設定する。ステップS13で指令値が2MPaに達してから第1の所定時間(例えば、0.5〜1.0sec)が経過するのを待ち、ステップS14でドリブンプーリ23の油圧が2MPaになっていれば、ステップS15でタイマをスタートさせ、ステップS16で第2の所定時間(例えば、2〜3sec)が経過すれば、ステップS17でタイマをリセットし、ステップS18でシフトソレノイドバルブ31が閉弁固着していないと判定する。
一方、前記ステップS14でドリブンプーリ23の油圧が2MPaよりも低ければ、ステップS19でタイマをスタートさせ、ステップS20で第3の所定時間(例えば、2〜3sec)が経過するのを待ち、ステップS21でタイマをリセットし、ステップS22でシフトソレノイドバルブ31が閉弁固着したと判定する。
前記ステップS18でシフトソレノイドバルブ31が閉弁固着していないとき、ステップS23でシフトソレノイドバルブ31に閉弁指令(半容量運転状態)を出力し、ステップS24で第4の所定時間(例えば、0.5〜1.0sec)が経過するのを待つ。続くステップS25でドリブンプーリ23の油圧が2MPaになっていれば、ステップS26でタイマをスタートさせ、ステップS27で第5の所定時間(例えば、2〜3sec)が経過すれば、ステップS28でタイマをリセットし、ステップS29でシフトソレノイドバルブ31が開弁固着したと判定する。
一方、前記ステップS25でドリブンプーリ23の油圧が2MPaよりも低ければ、ステップS30でタイマをスタートさせ、ステップS31で第6の所定時間(例えば、2〜3sec)が経過するのを待ち、ステップS32でタイマをリセットし、ステップS33でシフトソレノイドバルブ31が開弁固着していないと判定する。
図12は前記ステップS11〜S14およびステップS19〜S22でシフトソレノイドバルブ31の閉弁固着が判定される場合に対応するタイムチャートである。
時刻t1にシフトソレノイドバルブ31に開弁指令(全容量吐出状態)を出力し、刻t2にドリブンプーリ23の油圧が指令値が2MPaに達したとき、ドリブンプーリ23の油圧が2MPaまで増加せず、その状態が時刻t3から時刻t4まで継続(第3の所定時間)した場合に、時刻t4においてシフトソレノイドバルブ31が閉弁固着したと判定する。
図13は前記ステップS23〜S29でシフトソレノイドバルブ31の開弁固着が判定される場合に対応するタイムチャートである。
時刻t2にドリブンプーリ23の油圧が指令値が2MPaに達し、時刻t4にシフトソレノイドバルブ31に閉弁指令(半容量運転状態)を出力したとき、ドリブンプーリ23の油圧が2MPaよりも小さくならず、その状態が時刻t5から時刻t6まで継続(第5の所定時間)した場合に、時刻t6においてシフトソレノイドバルブ31が開弁固着したと判定する。
次に、図14〜図16に基づいて本発明の第2の参考例を説明する。
図9で説明したように、第1の参考例ではドリブンプーリ23の油圧を直接監視していたが、図14に示す第2の参考例はドリブンプーリ23の油圧指令値(CMD)と、ドリブンプーリ23の実際の油圧(DN圧)との差を監視するもので、前記差が殆ど検出されなければドリブンプーリ23の油圧が2MPaに達したと判定し、前記差が大きく検出されればドリブンプーリ23の油圧が2MPaに達していないと判定することができる。この第2の参考例によっても、第1の参考例と同様の作用効果を達成することができる。
図15および図16のフローチャートは、ステップS14′およびステップS16′だけが第1の参考例のステップS14およびステップS16と異なっており、ステップS14′ではドリブンプーリ23の油圧指令値(CMD)と、ドリブンプーリ23の実際の油圧(DN圧)との差が所定値A以下であれば、ドリブンプーリ23の実際の油圧(DN圧)が2MPaに達したと判定し、ステップS16′ではドリブンプーリ23の実際の油圧(DN圧)と、ドリブンプーリ23の油圧指令値(CMD)との差が所定値A以下であれば、ドリブンプーリ23の実際の油圧(DN圧)が2MPaに達したと判定するようになっている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の可変容量ポンプは実施の形態のベーンポンプに限定されず、ギヤポンプやトロコイドポンプであっても良い。
また本発明の油圧検出手段は実施の形態の圧力スイッチ32に限定されず、圧力センサであっても良い。
16A 第1吸入ポート(吸入ポート)
16B 第2吸入ポート(吸入ポート)
17A 第1吐出ポート(吐出ポート)
17B 第2吐出ポート(吸入ポート)
28 ポンプシフトバルブ(容量切り換えバルブ)
28′ 油圧信号切り換えバルブ
31 シフトソレノイドバルブ
32 圧力スイッチ(油圧検出手段)
33 油圧信号切り換えバルブ
OP オイルポンプ(可変容量ポンプ)
P17 油路
P18 油路
P21 油路
P22 油路
U 電子制御ユニット(運転状態判定手段)
16B 第2吸入ポート(吸入ポート)
17A 第1吐出ポート(吐出ポート)
17B 第2吐出ポート(吸入ポート)
28 ポンプシフトバルブ(容量切り換えバルブ)
28′ 油圧信号切り換えバルブ
31 シフトソレノイドバルブ
32 圧力スイッチ(油圧検出手段)
33 油圧信号切り換えバルブ
OP オイルポンプ(可変容量ポンプ)
P17 油路
P18 油路
P21 油路
P22 油路
U 電子制御ユニット(運転状態判定手段)
Claims (3)
- 複数の吸入ポート(16A,16B)から吸入した作動流体を複数の吐出ポート(17A,17B)から吐出する可変容量ポンプ(OP)と、
前記可変容量ポンプ(OP)の容量を切り換える容量切り換えバルブ(28)と、
前記容量切り換えバルブ(28)を作動させるシフトソレノイドバルブ(31)と、
前記可変容量ポンプ(OP)が、前記複数の吐出ポート(17A,17B)が前記複数の吸入ポート(16A,16B)から完全に遮断された全容量運転状態にあるか、前記複数の吐出ポート(17A,17B)の少なくとも一つが前記複数の吸入ポート(16A,16B)の少なくとも一つに連通する部分容量運転状態にあるかを判定する運転状態判定手段(U)と、
を備える可変容量ポンプの運転状態判定装置であって、
油圧検出手段(32)と、油圧源および前記油圧検出手段(32)を接続する油路(P17,P18;P21,P22)と、前記油路(P17,P18;P21,P22)に介装され、前記可変容量ポンプ(OP)が全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかに応じて開閉する油圧信号切り換えバルブ(28′,33)とを備え、
前記運転状態判定手段(U)は、前記油圧検出手段(32)の出力に基づいて前記可変容量ポンプ(OP)が全容量運転状態にあるか部分容量運転状態にあるかを判定することを特徴とする可変容量ポンプの運転状態判定装置。 - 前記油圧信号切り換えバルブ(28′)は前記容量切り換えバルブ(28)と一体に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の可変容量ポンプの運転状態判定装置。
- 前記油圧信号切り換えバルブ(33)は前記容量切り換えバルブ(28)と別体に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の可変容量ポンプの運転状態判定装置。
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