JP2012099668A - 基板コンベヤ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板コンベヤの上流端より上流に第一基板センサ、上流端と下流端との間の中央に第二基板センサ、それらセンサ間に別の第一基板センサを設け、回路基板の先端縁および後端縁を検出する。1回目の検出時に停止までの電動モータの駆動パルス数を指令し、2回目の検出から停止までの時間t1を計る。時間t1は2回の検出間に発生した回路基板の相対移動に応じて変わり、その相対移動と同率の相対移動が停止まで生じるものとして回路基板の停止位置を推定し、回路基板の基準マークの推定停止位置へ撮像装置を移動させて基準マークを撮像させる。基準マーク撮像装置は撮像面内における基準マークのずれ量を使用して補正した推定停止位置へ移動させる。2回の検出間に発生した相対移動を基板停止時の相対移動として停止位置を推定してもよい。
【選択図】図4
Description
基板コンベヤは、例えば、対回路基板作業機に設けられて回路基板を搬送する。対回路基板作業機には、例えば、電子回路部品装着機,接着剤塗布機,スクリーン印刷機,基板検査機,基板加熱機がある。
上記第一部分と上記第二部分とは互いに同じ部分(例えば、「いずれも先端縁」というように)とすることも、互いに異なる部分(例えば、「先端縁と後端縁」というように)とすることも可能である。
「前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出との間」には、第一基板センサによる第一部分の検出が第二基板センサによる第二部分の検出より先に行われる場合と、逆の場合とが含まれる。
2つの基板センサによって回路基板を検出することにより、回路基板の停止位置の推定を安価に行うことができ、推定結果は、停止後の回路基板について作業装置により行われる作業に利用する等、種々に活用することができる。例えば、停止位置の誤差が大きい場合でも、回路基板に設けられた基板基準マークを撮像する基準マーク撮像装置を、最初から基準マークが視野に入る位置へ移動させることが可能になり、基準マークを探して基準マーク撮像装置を移動させる時間を無くして、回路基板の正確な停止位置を迅速に検出することが可能となる。あるいは、最初から基準マークが視野には入る位置へは移動させられなくても、少なくとも目標停止位置より行き過ぎているか、行き足りないかを推定することができ、基準マークを探すために、基準マーク撮像装置を目標停止位置から移動させるべき方向が一方向に決まり、いずれの方向に移動させるべきかが判らないために、両方向へ移動させることが必要になる場合に比較して、回路基板の正確な停止位置を検出するのに要する時間を短縮し得る。
また、基準マーク撮像装置を目標停止位置に対して正逆両方向に移動させて基準マークを探す場合にも、回路基板の停止位置の推定により、推定が行われない場合に比較して、基準マーク撮像装置は基準マークに近い位置へ移動させられ得ることは有益である。基準マークが視野に入っていなければ、基準マークを探すことになるが、探索範囲が狭くて済むために撮像装置を視野の小さいものとすることができ、画像処理時間が短縮されるとともに装置コストが低減される。基準マーク撮像装置が、探索範囲内において単位距離ずつ移動させられては撮像を行わされ、正方向への探索により基準マークが見つけられなければ、逆方向へ移動させられて探索が行われる。その場合、視野が小さければ、視野が大きい場合に比較して探索単位距離が短く、探索回数が多くなる。しかし、探索範囲が狭ければ、探索回数がそれほど増えることはなく、画像処理時間の短縮効果の方が大きくなるのである。
なお、基準マーク撮像装置が視野の広いものであれば、回路基板の実際の停止位置が目標停止位置からずれていても、基準マーク撮像装置が、基準マークの目標停止位置へ移動させられて撮像を行うことにより、基準マークが撮像され得る。しかし、視野の隅は画像の歪が大きいため、視野の中心近傍において基準マークが撮像されることが望ましく、回路基板の停止位置の推定に基づいて、基準マーク撮像装置が撮像を行うべき位置の目標停止位置に対する補正方向および補正量を取得し、基準マークの精度の良い像を迅速に得るようにすることは有効である。
前記基板コンベヤによる搬送経路の第一位置に設けられ、搬送中の基板の予め定められた第一部分を検出する第一基板センサと、
前記基板コンベヤによる搬送経路の前記第一位置より下流の第二位置に設けられ、搬送中の基板の予め定められた第二部分を検出する第二基板センサと、
前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出とのいずれか一方から前記電動モータが停止するまでのその電動モータの作動量であるモータ作動量を指令する作動量指令部と、
(i)前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出とのいずれかと前記電動モータの停止との間、または(ii)前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出との間における経過時間または前記モータ作動量に基づいて、回路基板の停止位置を推定する停止位置推定部と
を含むことを特徴とする基板コンベヤ制御装置。
(2)前記電動モータがパルスモータであり、前記作動量指令部がそのパルスモータに供給すべき駆動パルスの数を指令するものである(1)項に記載の基板コンベヤ制御装置。
電動モータがパルスモータである場合でも作動量を作動時間で取得することができる。しかし、駆動パルスの数で取得すれば、加速,減速制御等に関係なく、作動量を正確に取得することができる。また、基板コンベヤを安価に構成することができる。
しかし、電動モータをサーボモータとすることも可能であり、その場合には、作動量指令部をサーボモータの回転量を指令するものとすればよい。
(3)さらに、
回路基板に設けられた基準マークを撮像する基準マーク撮像装置と、
その基準マーク撮像装置を、少なくとも基板コンベヤの搬送方向に移動させる撮像装置移動装置と、
前記基準マーク撮像装置の視野内における基準マークのずれ量を取得するずれ量取得部と、
そのずれ量取得部により取得されたずれ量に基づいて、前記停止位置推定部による前記推定停止位置の推定を補正する推定補正部と
を含む(1)項または(2)項に記載の基板コンベヤ制御装置。
推定補正部は、一旦推定した停止位置を補正するものでもよく、推定の規則を補正するものでもよい。
基準マークは回路基板上に設けられており、基準マークの停止位置の誤差は回路基板自体の停止位置の誤差と見なすことができる。
基準マークを撮像する際の撮像装置の位置が明らかであれば、その位置と視野内における基準マークのずれ量とから推定停止位置の推定誤差を取得することができる。ただし、撮像装置を推定停止位置へ移動させて基準マークを撮像させれば、視野内における基準マークのずれ量自体が推定停止位置の推定誤差であることになり、簡便である。
回路基板の停止位置の推定により、基準マーク撮像装置を基準マークの位置へ移動させて撮像を行うことが容易となり、基準マークの像を迅速に検出可能となるが、撮像により得られるずれ量に基づいて停止位置の推定を補正することにより、基準マークの像を撮像装置の撮像領域の中央近傍に位置させることが容易となり、基準マークの位置の検出精度が向上する効果が得られる。
(4)前記作動量指令部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第一作動量指令手段を含み、前記停止位置推定部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第一推定手段を含む(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
モータ作動量の指令により、回路基板の後端縁の検出(以下、特に必要がない限り、単に「後端縁の検出」という)から電動モータの停止までの経過時間またはモータ作動量(以下、特に必要がない限り、単に「モータ作動量等」という)が決まるが、先端縁の検出から電動モータの停止までのモータ作動量等は、コンベヤベルトと回路基板との相対移動(以下、特に必要がない限り、単に回路基板の相対移動という)の発生状況により変わる。先端縁の検出から電動モータの停止までのモータ作動量等も、第一基板センサによる後端縁の検出から第二基板センサによる先端縁の検出までのモータ作動量等も、回路基板の相対移動の影響を受ける。そして、第一基板センサと第二基板センサとの間の距離と、回路基板が両センサの間を移動する間のモータ作動量等とは既知(速度制御パターンで決まる)であるため、第一基板センサによる後端縁の検出から第二基板センサによる先端縁の検出までにおける回路基板の相対移動量は検出することができる。それに対し、先端縁の検出から電動モータの停止までの回路基板の相対移動量は検出することができないが、第一基板センサによる後端縁の検出から第二基板センサによる先端縁の検出までにおける回路基板の相対移動の影響は、先端縁の検出から電動モータの停止までのモータ作動量等に現れる。したがって、先端縁の検出から電動モータの停止までのモータ作動量等に基づいて回路基板の相対移動の発生状況を推定することができ、回路基板の停止位置を推定することができる。
なお、回路基板の実際の停止位置である実停止位置は、目標停止位置より搬送方向における上流側になることも下流側になることもある。その原因は未だ不明であるが、回路基板の相対移動が、加速時や減速時における回路基板の慣性力、および基板コンベヤのガイドレールの摩擦抵抗のみならず、コンベヤベルトおよび回路基板の振動形態の影響を受けるためと推測される。回路基板全体としての振動の方向が上昇するに従って搬送方向における下流側へ移動する向きに傾斜しているか、回路基板あるいはコンベヤベルトが波打つ形態で振動すれば、実停止位置が目標停止位置より搬送方向における下流側になることがあると推測されるのである。
(5)前記作動量指令部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第二作動量指令手段を含み、前記停止位置推定部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第二推定手段を含む(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
(6)前記作動量指令部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第一作動量指令手段と、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第二作動量指令手段とを含み、前記停止位置推定部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第一推定手段と、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第二推定手段とを含み、当該基板コンベヤ制御装置が、前記回路基板の種類に基づいて、前記第一作動量指令手段および第一推定手段と前記第二作動量指令手段および第二推定手段との一方を選択する選択手段を含む(1)項ないし(5)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
回路基板の種類が決まれば、回路基板の搬送方向に平行な方向の長さが決まる。この長さに基づく回路基板の仕分けは、第一,第二基板センサによる第一,第二部分の検出に基づいて自動的に行われてもよく、回路基板の形状,寸法,回路基板に設けられた基準マークの回路基板上における位置のデータ等に基づいて行われてもよく、作業者による入力装置を使用した長さデータの入力に基づいて行われてもよい。
(7)前記第一基板センサと第二基板センサとの少なくとも一方が2つ設けられ、前記選択手段が、2つ設けられた基板センサの一方を前記回路基板の種類に応じて選択するセンサ選択部を含む(6)項に記載の基板コンベヤ制御装置。
同種の基板センサを2つ設けるのに代えて、基板センサを搬送方向に移動可能に設け、回路基板の種類に応じて、回路基板を検出する位置に位置させるようにしてもよい。基板センサの移動は、作業者によって手動で行われてもよく、制御装置によって制御される動力駆動源を有する移動装置によって自動的に行われるようにしてもよい。
(8)前記作動量指令部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第二作動量指令手段を含み、前記停止位置推定部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出と前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出との間における前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第三推定手段を含む(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
(9)前記作動量指令部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第一作動量指令手段を含み、前記停止位置推定部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出と前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出との間における前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第四推定手段を含む(1)項ないし(8)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
(10)前記作動量指令部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第一作動量指令手段と、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第二作動量指令手段とを含み、かつ、当該基板コンベヤ制御装置が、さらに、前記第一作動量指令手段と前記第二作動量指令手段とを選択する選択部を含む(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
第一作動量指令手段と第二作動量指令手段とは、第一基板センサと第二基板センサとの配設位置,回路基板の搬送方向における寸法,コンベヤベルトと回路基板との間の摩擦係数,回路基板の搬送に許容される時間,回路基板の停止位置が基板コンベヤ上において満たすべき条件等、種々の条件に応じて選択されることが望ましい。
(11)前記電動モータの制御が加速域,定速域および減速域を含む速度制御パターンで行われ、前記第一位置および前記第二位置が共に前記定速域に対応する位置に設定された(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
本項の基板コンベヤ制御装置においては、第一,第二基板センサの各検出間において回路基板の相対移動が均一な相対移動率で発生するとの推定が特に妥当となる。
(12)前記第一基板センサが、前記基板コンベヤの上流端より下流の位置に設けられてその基板コンベヤへの回路基板の流入を検知する流入検知センサである(1)項ないし(11)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
流入検知センサを第一基板センサとして利用することができ、停止位置の推定を安価に行うことができる。
第一基板センサは基板コンベヤの上流端より下流の位置に設けられることが望ましいが、周辺の状況によっては基板コンベヤの上流端より上流に設けることも可能である。
第一基板センサが基板コンベヤの上流端より下流の位置に設けられれば、例えば、第一基板センサが回路基板の第一部分としての先端縁を検出する場合、少なくとも先端縁が基板コンベヤに入った状態で検出することができる。
第一基板センサが第一部分としての回路基板の先端縁を検出すれば、後端縁を検出する場合より早く回路基板を検出することができ、回路基板の後端縁を検出すれば、回路基板の基板コンベヤへの進入を確実に検出することができる。第一基板センサによる後端縁の検出時には、回路基板の全体が基板コンベヤ内にあるため、回路基板が搬入コンベヤから基板コンベヤへ移載される場合であっても、移載時に回路基板が引っ掛かり、正常に移載されないにもかかわらず、回路基板が検出されることがなく、基板コンベヤに確実に乗り移った状態で検出されるのである。また、第一基板センサにより後端縁が検出され、第二基板センサにより回路基板の先端縁が検出されれば、先端縁が第一基板センサを通過した後、後端縁が第一基板センサにより検出されるまでの間に発生した相対移動の影響が排除される。
第一基板センサが回路基板の後端縁を検出する場合、第一基板センサは基板コンベヤの上流端より上流に設けられても差し支えない。むしろ、望ましい。第一基板センサによって、より早く回路基板が検出されるからである。これは、回路基板の長さが第一,第二基板センサ間の距離より長くても、短くても同じである。回路基板の先端縁が第二基板センサにより検出される状態で回路基板の後端部が基板コンベヤより上流側へ突出することがあっても、回路基板の大部分は基板コンベヤ内にあり、支障はない。
(13)前記基板コンベヤの上流端側に設けられてその基板コンベヤへの回路基板の流入を検出する流入検知センサと、前記基板コンベヤの下流端側に設けられて回路基板の流出を検出する流出検知センサとを含み、前記流入検知センサが前記第一基板センサとされ、前記第二基板センサが前記流入検知センサと前記流出検知センサとの間の中央に設けられた(1)項ないし(12)項のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
なお、駆動パルス数は、回路基板52が1回目に検出される位置と目標停止位置との間の距離と、電動モータ50による1パルス当たりのコンベヤベルト48の移動距離とに基づいて算出される。また、図4は回路基板52の移動量がコンベヤベルト48の移動量より小さい場合を例示しているが、実際には逆になることもある。
さらに、回路基板52が、それの中央がメインコンベヤ32の搬送方向における中央と一致する位置に停止させられるからといって、第二基板センサをメインコンベヤ32の搬送方向の中央に設けることが不可欠なわけではない。例えば、搬送方向における中央より下流側に設けてもよいのであり、第一基板センサおよび第二基板センサの位置と、回路基板52の目標停止位置との関係が既知であればよいのである。
Claims (4)
- 作動量の制御可能な電動モータの駆動によって周回させられるコンベヤベルトにより回路基板を支持して搬送する基板コンベヤにおいて、前記電動モータを制御することにより回路基板を目標停止位置に停止させる制御装置であって、
前記基板コンベヤによる搬送経路の第一位置に設けられ、搬送中の基板の予め定められた第一部分を検出する第一基板センサと、
前記基板コンベヤによる搬送経路の前記第一位置より下流の第二位置に設けられ、搬送中の基板の予め定められた第二部分を検出する第二基板センサと、
前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出とのいずれか一方から前記電動モータが停止するまでのその電動モータの作動量であるモータ作動量を指令する作動量指令部と、
(i)前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出とのいずれかと前記電動モータの停止との間、または(ii)前記第一基板センサによる前記第一部分の検出と前記第二基板センサによる前記第二部分の検出との間における経過時間または前記モータ作動量に基づいて、回路基板の停止位置を推定する停止位置推定部と
を含むことを特徴とする基板コンベヤ制御装置。 - 前記電動モータがパルスモータであり、前記作動量指令部がそのパルスモータに供給すべき駆動パルスの数を指令するものである請求項1項に記載の基板コンベヤ制御装置。
- さらに、
回路基板に設けられた基準マークを撮像する基準マーク撮像装置と、
その基準マーク撮像装置を、少なくとも基板コンベヤの搬送方向に移動させる撮像装置移動装置と、
前記基準マーク撮像装置の視野内における基準マークのずれ量を取得するずれ量取得部と、
そのずれ量取得部により取得されたずれ量に基づいて、前記停止位置推定部による前記推定停止位置の推定を補正する推定補正部と
を含む請求項1または2に記載の基板コンベヤ制御装置。 - 前記作動量指令部が、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第一作動量指令手段と、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出に基づいて前記モータ作動量を指令する第二作動量指令手段とを含み、前記停止位置推定部が、前記第二基板センサによる前記第二部分としての回路基板の先端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第一推定手段と、前記第一基板センサによる前記第一部分としての回路基板の後端縁の検出から前記電動モータの停止までの前記経過時間または前記モータ作動量に基づいて前記回路基板の停止位置を推定する第二推定手段とを含み、当該基板コンベヤ制御装置が、前記回路基板の種類に基づいて、前記第一作動量指令手段および第一推定手段と前記第二作動量指令手段および第二推定手段との一方を選択する選択手段を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の基板コンベヤ制御装置。
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