JP2006086261A - 搬送装置、表面実装機、半田塗布装置、プリント配線板用検査装置およびプリント配線板の搬送方法 - Google Patents

搬送装置、表面実装機、半田塗布装置、プリント配線板用検査装置およびプリント配線板の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリント配線板を衝撃が加えられることなく停止させ、しかも、搬送方向を容易に変えることができる搬送装置を提供する。
【解決手段】プリント配線板Pの位置を検出する入口センサ98を備える。この入口センサ98の検出結果に基づいてコンベア(搬入用コンベア21、実装用コンベア22、搬出用コンベア23)の動作を制御するモータコントローラ91を備える。このモータコントローラ91は、第1のコンベア制御手段102と第2のコンベア制御手段103とを備える。第1のコンベア制御手段102は、予め定めた減速開始位置にプリント配線板Pが搬送されたことを入口センサ98の1回目の検出によって検出した後にコンベアの搬送速度を低減させる。第2のコンベア制御手段103は、入口センサ98によるプリント配線板Pの2回目の検出によって検出された減速後のプリント配線板Pの位置と目標停止位置との間の距離だけプリント配線板Pを搬送する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、コンベアによってプリント配線板を所定の停止位置に搬送する搬送装置、表面実装機、半田塗布装置、プリント配線板用検査装置およびプリント配線板の搬送方法に関するものである。
従来、プリント配線板を搬送する搬送装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に示された搬送装置は、表面実装機に装備されるもので、無端ベルトからなる搬送ベルトを有するコンベアによってプリント配線板を搬入口から部品実装位置に搬送する。前記搬送ベルトは、搬送経路の左右両側に設けられており、駆動装置によって互いに同期するように駆動される。
この搬送装置は、プリント配線板を所定の部品実装位置に停止させるために搬送ベルト毎にストッパーを備えている。部品実装位置に停止したプリント配線板は、その上面に設けられている位置決め用マークが表面実装機の基板認識用カメラによって上方から撮像される。このため、プリント配線板は、前記位置決め用マークが前記カメラの撮像可能な範囲内に位置するように、前記ストッパーによって正しい位置に停止させられる。
前記ストッパーは、プリント配線板が搬送される搬送経路を遮る上昇位置と、搬送経路から退く下降位置との間で往復動するように構成されている。すなわち、このストッパーが上昇位置に位置付けられることにより、コンベアによって搬送されたプリント配線板がストッパーに当接する。このプリント配線板は、このようにストッパーに当たることによって、それ以上前進することが規制され、ストッパーが下降位置に移動することによって、前記規制が解除され下流側へ搬送される。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特開2003−273591号公報(第5−7頁、第2図)
上述したように構成された従来の搬送装置においては、プリント配線板がストッパーに当接することによって急停止させられる。この当接時に起きる衝撃により、この搬送装置が前工程において既に実装用部品が移載されているプリント配線板を搬送する場合は、この実装用部品が停止時の慣性によって実装位置から移動してしまうことがあるという問題があった。これは、実装用部品は、プリント配線板上に塗布されたクリーム半田の粘着力のみによってプリント配線板上に付着しているだけだからである。
しかも、従来の搬送装置は、ストッパーにプリント配線板が毎回衝突するために、長期間の使用によってストッパーの被衝突部が摩耗し、プリント配線板の停止位置が変化してしまうという問題もあった。なお、このような問題を解消するために、プリント配線板の搬送速度を遅くすることも考えられるが、搬送のために時間をかけることは生産性が低下してしまい避けなければならない。
また、従来の搬送装置は、ストッパーの位置を変えることができないために、プリント配線板の搬送方向を変えることはできなかった。このため、この搬送装置を装備した例えば表面実装機は、他の装置を搬送方向の上流側または下流側に接続するに当たってレイアウト上の制約を受けるという問題があった。このような不具合を解消するためには、ストッパーを搬送方向の反対側に新たに取付けることが考えられる。しかし、この種のストッパーは、プリント配線板の慣性力を受けるためにコンベアのフレームなどの強固な部品に支持させなければならず、支持用ブラケットなどが大型になるために、完成状態にある搬送装置に新たに取付けることは困難である。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、プリント配線板を衝撃力が加えられることなく停止させ、しかも、搬送方向を容易に変えることができる搬送装置、表面実装機および半田塗布装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る搬送装置は、コンベアによってプリント配線板を搬送する搬送装置において、プリント配線板の位置を検出するセンサと、このセンサの検出結果に基づいてコンベアの動作を制御するコントローラとを備え、このコントローラは、予め定めた減速開始位置にプリント配線板が搬送されたことをセンサによる1回目の検出によって検出した後にコンベアの搬送速度を低減させる第1のコンベア制御手段と、センサによるプリント配線板の2回目の検出によって検出された減速後のプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ低速で前記減速後の検出位置からプリント配線板を搬送する第2のコンベア制御手段とを備えているものである。
請求項2に記載した発明に係る搬送装置は、請求項1に記載した発明に係る搬送装置において、センサを減速開始位置に配設し、第1のコンベア制御手段は、コンベアを減速、停止後に逆転させ、前記センサによってプリント配線板が検出されたときにコンベアを停止させるコンベア逆転手段を備え、第2のコンベア制御手段は、前記コンベア逆転手段がコンベアを逆転行程で停止させたプリント配線板の位置を2回目の検出によるプリント配線板の位置に設定する位置設定手段を備えているものである。
請求項3に記載した発明に係る搬送装置は、請求項1に記載した発明に係る搬送装置において、センサを減速開始位置と、この減速開始位置より搬送方向下流側とに配設し、第1のコンベア制御手段は、減速開始位置に設けられたセンサによって1回目の検出を行う第1の検出手段と、搬送速度が所定の低速まで低減した後に搬送速度を一定に保持する搬送速度設定手段とを備え、第2のコンベア制御手段は、前記搬送速度設定手段により搬送速度が一定に保持されている状態で搬送方向下流側に位置するセンサによって2回目の検出を行う第2の検出手段を備えているものである。
請求項4に記載した発明に係る表面実装機は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載した発明に係る搬送装置によってプリント配線板を部品実装部に搬送するものである。
請求項5に記載した発明に係る半田塗布装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載した発明に係る搬送装置によってプリント配線板を半田塗布部に搬送するものである。
請求項6に記載した発明に係るプリント配線板用検査装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の搬送装置によって搬送されたプリント配線板を上方からカメラによって撮像するものである。
請求項7に記載した発明に係るプリント配線板の搬送方法は、コンベアによってプリント配線板を搬送するプリント配線板の搬送方法において、前記プリント配線板をセンサによる1回目の検出によって検出した後に搬送速度を低減させ、減速後のプリント配線板をセンサによる2回目の検出によって検出した後に前記2回目の検出時のプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ2回目の検出時の位置からプリント配線板を搬送することにより実施する。
本発明によれば、一時的に減速しているコンベアの停止によりプリント配線板を停止させるから、衝撃がプリント配線板に加えられることがない。このため、実装用部品が載せられているプリント配線板を本発明に係る搬送装置によって搬送する場合、このプリント配線板を停止させるときに実装用部品が慣性によって動くようなことはなく、常に正しい実装位置に止めておくことができる。
この搬送装置においては、コンベアの搬送速度を低減させた状態でプリント配線板の位置が高い精度で検出され、この位置に基づいて目標とする搬送距離が決められているから、プリント配線板を高い精度で目標停止位置に停止させることができる。
また、この搬送装置は、コンベアとセンサのみによってプリント配線板の位置決めを行うことができる。センサは、プリント配線板を当接により停止させるストッパーに較べて小型に形成することができ、占有スペースは狭くてよいから、他の部品との干渉を避けながらコンベアに取付けることができる。このため、本発明によれば、搬送方向を容易に変更することができる搬送装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、1個のセンサによって減速開始時期と減速後のプリント配線板の位置とを検出することができるから、コストダウンを図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、搬送方向下流側に位置するセンサによってプリント配線板の位置を検出した後は、相対的に低速な一定の速度でプリント配線板が搬送されるから、プリント配線板を搬送した距離を時間によって簡単かつ正確に測ることができる。このため、この発明によれば、時間を計測するという簡単な構成によりプリント配線板を位置決めすることができるから、コストダウンを図りながら位置決め精度を向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、プリント配線板を衝撃が加えられることなく停止させ、しかも、搬送方向を容易に変えることができる表面実装機を提供できる。
請求項5記載の発明によれば、プリント配線板を衝撃が加えられることなく停止させ、しかも、搬送方向を容易に変えることができる半田塗布装置を提供できる。
請求項6記載の発明によれば、プリント配線板を衝撃が加えられることなく停止させ、しかも、搬送方向を容易に変えることができるプリント配線板用検査装置を提供できる。
請求項7記載の発明によれば、コンベアの停止によりプリント配線板が停止するから、衝撃力がプリント配線板に加えられることがない。このため、実装用部品が載せられているプリント配線板をこの発明の搬送方法によって搬送する場合、このプリント配線板が停止するときに実装用部品を正しい実装位置に止めておくことができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る搬送方法を実施するために用いる搬送装置の一実施の形態を図1〜図13によって詳細に説明する。ここでは、本発明に係る搬送装置を表面実装機に装備する例について説明する。
図1は本発明に係る搬送装置を装備した表面実装機の平面図、図2は搬送装置の平面図、図3は搬送装置の正面図、図4は図2におけるIV−IV線断面図、図5は搬送装置を搬送方向上流側から見た側面図、図6は図2におけるVI−VI線断面図、図7は図2におけるVII−VII線断面図、図8は図2における可動フレーム部分のVIII−VIII線断面図である。
図9はベルト駆動装置の構成を示す構成図、図10はクランプ機構の断面図、図11は搬送装置の制御系を示すブロック図、図12は搬送装置の動作を説明するためのフローチャート、図13は搬送速度の変化を示すグラフである。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による表面実装機を示す。この表面実装機1は、本発明に係る搬送装置2によって搬送されたプリント配線板Pに部品移載装置3によって両側部(図1においては上部と下部)に位置する部品供給部4,5から実装用部品(図示せず)を移載させるものである。この実施の形態においては、プリント配線板Pは、搬送装置2によって図1において左側に位置する搬入部に搬入され、搬送装置2の略中央に位置する実装作業領域において実装用部品が実装された後、図1において右側に位置する搬出部から次工程の装置に搬出される。
この実施の形態においては、前記搬送装置2によってプリント配線板Pを搬送する方向(図1においては左右方向)をX軸方向といい、水平面上で前記X軸方向と直交する方向(図1においては上下方向)をY軸方向という。また、この実施の形態では、図1において、下側を装置前側とい、図1において、上側を装置後側という。
前記部品供給部4,5には、実装用部品を収納したテープを間欠的に繰り出しながら部品を順次供給する複数のテープフィーダー4a,5aがX軸方向に並べられた状態で装填されている。
前記部品移載装置3は、図1に示すように、Y軸方向に延びる一対のガイドフレーム6,6と、これらのガイドフレームにY軸方向に移動自在に支持されたヘッドユニット支持部材7と、このヘッドユニット支持部材7にX軸方向に移動自在に支持された前側ヘッドユニット8および後側ヘッドユニット9などを備えている。前記ガイドフレーム6,6は、基台1aの上面に固定されている。
前記ヘッドユニット支持部材7は、前記図1において左側に位置する一方のガイドフレーム6に沿うように設けられたボールねじ軸10を有するボールねじ式駆動装置11によってY軸方向に往復動させられる。このボールねじ式駆動装置11は、ガイドフレーム6に回転自在に支持された前記ボールねじ軸10と、このボールねじ軸10の一端部に接続されたサーボモータ12と、ボールねじ軸10が螺合する状態でヘッドユニット支持部材7に取付けられたナット部材13などによって構成されている。
前側ヘッドユニット8と後側ヘッドユニット9は、図示してはいないが、部品吸着用のノズルを先端に備えた複数の吸着ヘッドが設けられており、部品実装時には、これらの吸着ヘッドによりそれぞれ部品供給部4,5から実装用部品を吸着して取出し、プリント配線板P上に載置させる構成が採られている。
前記前側ヘッドユニット8と後側ヘッドユニット9は、ヘッドユニット支持部材7に沿うように設けられたボールねじ軸14を有するヘッドユニット8,9毎のボールねじ式駆動装置15によってX軸方向にそれぞれ往復動させられる。
このボールねじ式駆動装置15は、ヘッドユニット支持部材7に回転自在に支持された前記ボールねじ軸14と、このボールねじ軸14の一端部に接続されたサーボモータ16と、ボールねじ軸14が螺合する状態でヘッドユニット8,9に取付けられたナット部材(図示せず)などによって構成されている。
図1において、前記部品供給部4,5の搬送方向の上流側(同図において左側)に隣接するように設けられた符号17で示すものは、両ヘッドユニット8,9の各吸着ヘッドによって吸着された実装用部品を下方から撮像するためのカメラである。
前記搬送装置2は、図1および図2に示すように、プリント配線板Pの搬送方向の上流側(これらの図において左側)に位置する搬入用コンベア21と、この搬入用コンベアの下流側に位置する実装用コンベア22と、この実装用コンベア22の下流側に位置する搬出用コンベア23とを備えている。これらのコンベア21〜23は、Y軸方向に対をなす一対の無端ベルトからなる前側搬送ベルト24および後側搬送ベルト25をそれぞれ備えている。
各コンベアの搬送ベルト24,25のY軸方向の間隔は、後述する幅変更装置26(図2参照)によってプリント配線板Pの幅寸法に対応させて変えられる。また、各コンベアの搬送ベルト24,25は、後述するベルト駆動装置27(図2参照)によって互いに同期するように駆動する。
搬入用コンベア21と搬出用コンベア23とは、互いに同等の構成が採られている。このため、この実施の形態においては、搬入用コンベア21について説明し、搬出用コンベア23については、相違する点のみを説明し、その他については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
搬入用コンベア21は、図5および図6に示すように、側面視において上方に向けて開放するコ字状に形成された固定フレーム31と、この固定フレーム31の前側の端部(図5、図6においては右側の端部)に支持された前側コンベア本体32と、固定フレーム31上でY軸方向(図5、図6においては左右方向)に延びるガイドレール33にY軸方向に移動自在に支持された後側コンベア本体34などによって構成されている。
後側コンベア本体34は、図5に示すように、Y軸方向に延びるボールねじ軸35が貫通するとともに、図6に示すように、Y軸方向に延びるスプラインシャフトからなる駆動軸36が貫通している。
前記ボールねじ軸35は、図5に示すように、幅変更装置26の一部を構成するもので、両端部が固定フレーム31に回動自在に支持され、後側コンベア本体34に設けられたナット部材34aに螺合している。このボールねじ軸35における装置前側の端部には、図2および図3に示すように、プーリ37と駆動用ベルト38とを介して幅変更用モータ39が接続されている。この幅変更用モータ39は、基台1aの装置前側の端部におけるX軸方向の中央部に位置付けられ、搬入用コンベア21のボールねじ軸35と、搬出用コンベア23のボールねじ軸35の両方を駆動する。
前記駆動軸36は、ベルト駆動装置27の一部を構成するもので、図6に示すように、両端部が固定フレーム31に回動自在に支持されており、前側搬送ベルト用駆動プーリ40と後側搬送ベルト用駆動プーリ41とが一体に回転するように設けられている。この後側搬送ベルト用駆動プーリ41は、後側コンベア本体34に回転自在に支持されており、駆動軸36から回転力が伝達されかつ駆動軸36に対して軸線方向に移動自在となるように構成されている。
これらの搬送ベルト用駆動プーリ40,41は、図4に示すように、前側コンベア本体32と後側コンベア本体34とにそれぞれ設けられた従動プーリ42とともに搬送ベルト24,25が巻掛けられている。搬送ベルト24,25は、前側コンベア本体32と後側コンベア本体34の上端部において、プリント配線板Pの搬送路を構成するためにX軸方向に延びている。
前記駆動軸36を回転させる駆動系の構成は、搬入用コンベア21と搬出用コンベア23とでは相違している。搬入用コンベア21の駆動軸36は、図2、図4および図6に示すように、装置後側の端部にプーリ43と駆動用ベルト44とを介して搬送ベルト駆動用モータ45が接続されている。搬出用コンベア23の駆動軸36は、図9に示すように、装置前側の端部(同図において下側の端部)にプーリ46と伝動用ベルト47とを介して後述する伝動軸48の前端部が接続されている。
伝動軸48は、図7および図9に示すように、Y軸方向に延びるスプラインシャフトからなり、装置前側の端部が基台1a上の支持プレート49に回転自在に支持され、装置後側の端部が搬送ベルト駆動用モータ45の固定用プレート50に回転自在に支持されている。この伝動軸48の装置後側の端部には、プーリ51が設けられている。このプーリ51には、図4に示すように、搬入用コンベア21の駆動軸36を回転させるための前記駆動用ベルト44が巻掛けられている。
実装用コンベア22は、図8に示すように、側方から見て上方に向けて開放するコ字状に形成された可動フレーム52と、図7に示すように、前記可動フレーム52の装置前側の端部(同図においては右側の端部)に筒状支持部材53によって支持された前側コンベア本体54と、可動フレーム52の装置前側の端部52aと装置後側の端部52bとの間に横架されかつ前記端部52aと端部52bとに回動自在に支持されたガイド軸55と、このガイド軸55に支持された後側コンベア本体56と、前記両コンベア本体54,56に設けられたクランプ装置57(図10参照)などによって構成されている。
前記可動フレーム52は、図1および図3に示すように、基台1a上にY軸方向に延びるように設けられた2本のガイドレール61,61にベース板62を介してY軸方向に往復動自在に支持されている。前記ベース板62は、図1に示すように、Y軸方向に延びるボールねじ軸63が螺合しており、このボールねじ軸63の後端部に接続されたコンベア移動用モータ64によってY軸方向に往復動する。
前記可動フレーム52の装置前側の端部52aには、図2および図7に示すように、後側コンベア本体56が前後方向への移動を規制された状態と、この規制が解除された状態とを切換えるためのロック装置65が設けられている。このロック装置65は、エアシリンダ66の動力によって前記ガイド軸55を軸線方向から見て一方と他方とに回動させるように構成されている。
前記ガイド軸55は、前側コンベア本体54をこれに対して回転自在となる状態で貫通し、後側コンベア本体34に一方向クラッチ67を介して接続されている。この一方向クラッチ67は、ガイド軸55が軸線方向から見て一方に回ることによりガイド軸55を後側コンベア本体56に結合させ、他方に回ることによって、前記結合状態を解除するように構成されている。後側コンベア本体56は、一方向クラッチ67が非係合状態にあるときにガイド軸55に対してその軸線方向(Y軸方向)に移動自在となり、一方向クラッチ67が係合状態にあるときに軸線方向への移動が規制される。
この後側コンベア本体56のY軸方向への移動は、この後側コンベア本体56に設けられた連結装置68(図2および図7参照)を搬入用コンベア21の後側コンベア本体34と、搬出用コンベア23の後側コンベア本体34とに連結させ、この連結状態で、搬入・搬出用コンベア21,23の後側コンベア本体34,34をY軸方向に移動させることによって行われる。
前記連結装置68は、図2に示すように、後側コンベア本体56に沿ってX軸方向に延びる連結用ロッド69と、このロッド69をX軸方向に往復動させるエアシリンダ70と、搬入・搬出用コンベア21,23の後側コンベア本体34,34に設けられた連結用ブラケット71などによって構成されている。この連結装置68と、搬入・搬出用コンベア21,23のボールねじ軸35、プーリ37、ベルト38および幅変更用モータ39などによって、この搬送装置2の幅変更装置26が構成されている。
実装用コンベア22の前側コンベア本体54と後側コンベア本体56には、図10に示すように、プリント配線板Pを両側方において下方から押し上げ挟持することによりプリント配線板Pの移動を規制するクランプ装置57が設けられている。
このクランプ装置57は、前側コンベア本体54と後側コンベア本体56とに取付用ブラケット72を介して取付けられたエアシリンダ73を備えている。このエアシリンダ73は、両コンベア本体54,56の互いに対向する側部に軸線方向が上下方向を指向する状態で支持されている。すなわち、このエアシリンダ73は、実装用コンベア22の内側に位置付けられている。
前記エアシリンダ73は、前記ブラケット72に取付けられたシリンダ本体73aと、このシリンダ本体73a内に移動自在に嵌合されてシリンダ本体73a内を上側気室73bと下側気室73cとに画成するピストン73dと、このピストン73dに接続されてシリンダ本体73aから上方に突出するピストンロッド73eとから構成されている。ピストンロッド73eの先端部には、ブラケット74を介して後述するクランプ板75が取付けられている。
前記クランプ板75は、前側コンベア本体54と後側コンベア本体56の上端部に設けられた当て板76と協働してプリント配線板Pを上下方向から挟持するためのもので、X軸方向と上下方向とに延びるように形成されて前記当て板76の下方に位置付けられている。このクランプ板75のX軸方向の長さは、プリント配線板PのX軸方向の長さと同等に形成されている。前記ブラケット74は、このクランプ板75のX軸方向の中央部の下端部に固着している。また、このクランプ板75のX軸方向の両端部は、図示していない付勢機構によって上方に付勢されている。
前記付勢機構は、上方に向けて開口する有底円筒状の支持筒と、この支持筒から上方に突出する状態で支持筒に挿入された圧縮コイルばねとを備えている。前記支持筒は、基台1aに支持され、前記圧縮コイルばねは、初期たわみを付与された状態でクランプ板75の下面と前記支持筒との間に弾装されている。すなわち、前記クランプ板75は、前記エアシリンダ73による付勢力が生じていない状態では、前記圧縮コイルばねの弾発力によって上方に移動し、プリント配線板Pを下方から当て板76に押し付ける。この状態で前記エアシリンダ73の上側気室73bに空気が供給されるとともに、下側気室73cから空気が排出されることによって、ピストン73dとピストン73eとともにクランプ板75が前記圧縮コイルばねの弾発力に抗して下降する。
この実施の形態によるクランプ装置57は、プリント配線板Pを実装用コンベア22によって搬送する場合は、前記エアシリンダ73によってクランプ板75をその上端がプリント配線板Pから下方に離間するように下降させ、プリント配線板Pを固定する場合には、前記エアシリンダ73の上側気室73bを大気開放とする。このようにエアシリンダ73の付勢力が消失することにより、前記圧縮コイルばねの弾発力によってクランプ板75が上方へ移動し、プリント配線板Pがクランプ板75と当て板76とによって挟持されてクランプ状態となる。
前記可動フレーム52の装置前側の端部52aには、図7に示すように、前記伝動軸48が貫通するスプラインナット81が設けられている。このスプラインナット81は、伝動軸48の回転が前記装置前側の端部52aに伝達されることを規制し、かつ前記装置前側の端部52aが伝動軸48に対して軸線方向に移動自在となるように構成されている。また、このスプラインナット81における前記装置前側の端部52aの前方であって、伝動軸48と一体に回転する部分には、図3、図7および図9に示すように、プーリ82とベルト83とを介して実装用コンベア22の駆動軸84が接続されている。
この駆動軸84は、ベルト駆動装置27の一部を構成するもので、図8に示すように、Y軸方向に延びるスプラインシャフトからなり、前側コンベア本体54と後側コンベア本体56とを貫通した状態で可動フレーム52の装置前側の端部52aと装置後側の端部52bとに回転自在に支持されている。この駆動軸84は、前側搬送ベルト用駆動プーリ85と後側搬送ベルト用駆動プーリ86とが一体に回転するように設けられている。この後側ベルト用駆動プーリ86は、後側コンベア本体56に回転自在に支持されており、駆動軸84から回転力が伝達されかつ駆動軸84に対して軸線方向に移動自在となるように構成されている。
これらの搬送ベルト用駆動プーリ85,86は、図4に示すように、前側コンベア本体54と後側コンベア本体56とに設けられた従動プーリ87とともに搬送ベルト24,25が巻掛けられている。搬送ベルト24,25は、前側コンベア本体54と後側コンベア本体56の上端部でプリント配線板Pの搬送路を構成するようにX軸方向に延びている。
前記駆動軸84を有するベルト駆動装置27は、図9に示すように、搬送ベルト駆動用モータ45と、搬入用コンベア21の駆動軸36と、搬出用コンベア23の駆動軸36と、前記伝動軸48と、前記実装用コンベア22の駆動軸84と、これらの各軸8に接続された伝動用ベルト44,47,83および搬送ベルト24,25などによって構成されている。
すなわち、このベルト駆動装置27においては、前記搬送ベルト駆動用モータ45が回転することにより、動力が搬入用コンベア21の駆動軸36と、実装用コンベア22の駆動軸84と、搬出用コンベア23の駆動軸36とにそれぞれ伝達され、これらのコンベア21〜23のそれぞれの搬送ベルト24,25が同期して回転する。この実施の形態による搬送装置2は、搬送ベルト駆動用モータ45としてステッピングモータが用いられており、この搬送ベルト駆動用モータ45を所定の回転数だけ回転させることによって、プリント配線板Pを実装用コンベア22上の実装位置に位置決めする。搬送ベルト駆動用モータ45の回転は、図11に示すモータコントローラ91によって制御される。
モータコントローラ91は、図11に示すように、表面実装機1の動作を制御する制御装置92に組み込まれている。この制御装置92は、CPU93、記憶装置94、入力装置95、CRTディスプレイ96、メモリ97、入口センサ98と出口センサ99が接続された各種I/O100などを備えている。前記モータコントローラ91によって、本発明でいうコントローラが構成されている。
モータコントローラ91は、搬送ベルト駆動用モータ45にモータアンプ101を介して接続されており、第1のコンベア制御手段102と、第2のコンベア制御手段103と、搬入・搬出手段104とを備えている。
前記入口センサ98と出口センサ99は、プリント配線板Pに光を照射し、反射光によってプリント配線板Pの有無を検出する光学式のもので、図2に示すように、実装用コンベア22の前側コンベア本体54における搬送方向の上流側の端部と下流側の端部とに取付けられている。
前記第1のコンベア制御手段102は、通過判別手段105と、コンベア減速手段106と、コンベア逆転手段107とから構成されている。
前記通過判別手段105は、入口センサ98の検出結果に基づいて入口センサ98の上方をプリント配線板Pの後端(搬送方向上流側の端縁)が通過したか否かを判別する。
前記コンベア減速手段106は、プリント配線板Pの後端が入口センサ98の上方を通過したとき(本発明でいう1回目の検出)から搬送ベルト駆動用モータ45の回転数をこのモータ45が停止するまで徐々に低減させる。
前記コンベア逆転手段107は、搬送ベルト駆動用モータ45を停止後に逆転させ、この逆転行程で入口センサ98によってプリント配線板Pの後端が検出されたとき(本発明でいう2回目の検出)に搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる。
前記第2のコンベア制御手段103は、後述する位置設定手段108と、位置決め搬送手段109と、積算手段110と、積算値判別手段111とを備えている。
前記位置設定手段108は、プリント配線板Pの位置を後述する位置決め用搬送行程での始点に設定する。具体的には、この位置設定手段108は、前記コンベア逆転手段107が搬送ベルト駆動用モータ45を停止させたときに後述する積算手段110の積算値を初期化する。
前記位置決め搬送手段109は、前記位置設定手段108による始点設定後に搬送ベルト駆動用モータ45をプリント配線板Pが前進する方向に相対的に低い速度で回転させる。
前記積算手段110は、前記位置決め搬送手段109が搬送ベルト駆動用モータ45を回転させるときのモータ45の回転数(モータ回転時に発生するパルスの数)を積算する。
前記積算値判別手段111は、前記積算手段110の積算値が予め定めた目標値に達したか否かを判別し、前記積算値が目標値に達したときに搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる。前記目標値は、前記位置設定手段108が設定した前記始点の位置と、プリント配線板Pの目標停止位置との距離に相当するモータ45の回転数(パルスの数)で、プリント配線板P毎に固有のデータとしてメモリ97に予め記憶させておく。
前記搬入・搬出手段104は、この実施の形態による表面実装機1の上流側に位置する他の装置から搬入用コンベア21にプリント配線板Pが送られたときに搬送ベルト駆動用モータ45を回転させ、プリント配線板Pを円滑に搬入させる構成が採られている。また、この搬入・搬出手段104は、搬出用コンベア23から隣接する他の装置にプリント配線板Pが搬出されたときには、搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる。この搬入・搬出手段104によるプリント配線板Pの検出は、搬入口および搬出口に設けられたセンサ(図示せず)を用いて行ったり、隣接する他の装置から搬出、搬入時に送られる信号を検出することによって行うことができる。
次に、モータコントローラ91の動作を図12に示すフローチャートと図13に示すグラフとによって説明する。プリント配線板Pが前工程の装置から搬送装置2に搬入されるときには、前記搬入・搬出手段104が搬送ベルト駆動用モータ45を回転させ、搬入用コンベア21と、実装用コンベア22と、搬出用コンベア23との全ての搬送ベルト24,25が所定の搬送速度となるように駆動される(図13においてAで示す)。そして、プリント配線板Pは、搬入用コンベア21から実装用コンベア22に載り移るときにその前端縁(搬送方向前側の端縁)が入口センサ98によって検出される(ステップS1、図13においてBで示す)。
このように入口センサ98がプリント配線板Pを検出することにより、第1のコンベア制御手段102による制御が開始される。すなわち、ステップS2とステップS3とに示すように、プリント配線板Pが入口センサ98の上を通過した否かを通過判別手段105が判別する。このとき、搬送ベルト駆動用モータ45は、搬入・搬出手段104によって既に回転させられており、同一回転数で回転を継続する。
プリント配線板Pの後端縁が入口センサ98の上を通過し、入口センサ98がOFFになる(本発明でいう1回目の検出)と、ステップS4に示すように、コンベア減速手段106が搬送ベルト駆動用モータ45の回転数を停止するまで徐々に減少させる(図6においてC→Dで示す)。そして、ステップS5〜ステップS7に示すように、コンベア逆転手段107が搬送ベルト駆動用モータ45をプリント配線板Pの後端縁が入口センサ98に検出されるまで逆転させる(図13においてEで示す)。この結果、実装用コンベア22上のプリント配線板Pは、後端縁が入口センサ98の上方に位置するまで後退する。
ステップS7でコンベア逆転手段107が搬送ベルト駆動用モータ45を停止させた後、ステップS8において、第2のコンベア制御手段103の位置設定手段108が前記始点を設定し、ステップS9において、積算手段110が積算を開始する。そして、ステップS10において、位置決め搬送手段109が搬送ベルト駆動用モータ45を前進方向へプリント配線板Pが相対的に低速で前進するように回転させる(図13中にFで示す)。
このようにプリント配線板Pが低速で前進する位置決め用搬送行程において、積算値判別手段111は、積算値が目標値に達したか否かを判別する(ステップS11)。そして、積算値判別手段111は、前記積算値が目標値に達したときに搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる(ステップS12、図13においてGで示す)。
このようにプリント配線板Pが目標停止位置に停止した後、制御装置92がクランプ装置57を駆動する(ステップS13)。クランプ装置57によってプリント配線板Pが実装用コンベア22に固定された後、部品移載装置3によってプリント配線板Pに実装用部品が移載される。
実装用部品のプリント配線板P上への移載は、部品移載装置3の両ヘッドユニット8,9をX軸方向とY軸方向とに移動させて行う場合と、一方のヘッドユニットが部品供給部4,5において実装用部品を吸着しているときに他方のヘッドユニットをX軸方向に移動させるとともに実装用コンベア22をコンベア移動用モータ64によってY軸方向に移動させることにより行う場合とがある。
プリント配線板Pへの実装用部品の移載が終了した後、搬入・搬出手段104が搬送ベルト駆動用モータ45を回転させ、プリント配線板Pを次工程の装置に搬出する。このとき、搬入・搬出手段104は、出口センサ99によってプリント配線板Pを検出し、異常の有無を判別する。プリント配線板Pが搬出されていない場合、搬入・搬出手段104は、その旨のメッセージをCRTディスプレイ96に表示させる。
上述したように構成された搬送装置2は、プリント配線板Pを実装位置に位置決めするに当たって、実装用コンベア22の回転を停止させることにより行っているから、このときに衝撃がプリント配線板Pに加えられることがない。
このため、この実施の形態による搬送装置2によれば、前工程の実装装置などで実装用部品が予め載せられているプリント配線板Pを搬送し位置決めするときに実装用部品がずれてしまうことがなく、実装用部品を正しい実装位置に止めておくことができる。しかも、プリント配線板Pの搬送速度が相対的に低下するのは実装用コンベア22の限られた範囲の中だけであるから、搬送速度の低下による生産性の低下を可及的少なく抑えることができる。
この実施の形態による搬送装置2においては、搬送ベルト駆動用モータ45を入口センサ98の上方で停止させ、入口センサ98と目標停止位置との間の距離に相当する回転数だけ搬送ベルト駆動用モータ45を回転させる構成が採られているから、プリント配線板Pを高い精度で目標停止位置に停止させることができる。
また、入口センサ98は、プリント配線板Pを当接により停止させるストッパーに較べて小型に形成することができ、占有スペースは狭くてよいから、他の部品との干渉を避けながら実装用コンベア22に取付けることができる。このため、この実施の形態で示したように、入口センサ98と同等の構成の出口センサ99を実装用コンベア22の搬出部分に設けておくことができ、この構成を採ることにより、プリント配線板Pを搬送する方向を反転させることが可能になる。
この実施の形態による搬送装置2は、入口センサ98によって減速開始時期と、位置決め用搬送行程の始点とを検出しているから、プリント配線板Pを位置決めするために必要なセンサが一つになる。
(第2の実施の形態)
モータコントローラは図14〜図16に示すように構成することができる。
図14は搬送装置の制御系の構成を示すブロック図、図15は搬送装置の動作を説明するためのフローチャート、図16は搬送速度の変化を示すグラフである。これらの図において、図1〜図13によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図14に示す実装用コンベア22は、搬送方向の上流部に第1のセンサ121と第2のセンサ122とが搬送方向に間隔をおいて設けられている。これらのセンサ121,122は、第1の実施の形態を採るときに用いた入口センサ98と同等の構造のものである。第1のセンサ121によって、請求項3に記載した発明でいう「減速開始位置に設けられたセンサ」を意味し、第2のセンサ122によって、「搬送方向下流側に位置するセンサ」を意味する。
この実施の形態によるモータコントローラ91は、前記2つのセンサ121,122の検出結果に基づいて搬送ベルト駆動用モータ45の動作を制御する。
モータコントローラ91は、図14に示すように、第1のセンサ121の検出結果に基づいて搬送ベルト駆動用モータ45の動作を制御する第1のコンベア制御手段123と、第2のセンサ122の検出結果に基づいて搬送ベルト駆動用モータ45の動作を制御する第2のコンベア制御手段124と、搬入・搬出手段104とを備えている。
前記第1のコンベア制御手段123は、第1の検出手段125と搬送速度設定手段126とを備えている。
第1の検出手段125は、プリント配線板Pの前端縁(搬送方向下流側の端縁)が第1のセンサ121の上方を通過したか否かを判別し、通過時に後述する搬送速度設定手段126に動作開始を示す制御信号を送出する。このときの第1のセンサ121によるプリント配線板Pの検出によって、本発明でいう1回目の検出が構成されている。
搬送速度設定手段126は、前記第1の検出手段125によってプリント配線板Pの通過が検出された後に搬送ベルト駆動用モータ45の回転数を徐々に低下させ、予め定めた一定回転数に保持する。この一定の回転数は、相対的に搬送速度が遅くなる回転数であって、搬送ベルト24,25が停止したときに実装用部品に生じる慣性によってプリント配線板Pがスリップすることがない回転速度に設定されている。
第2のコンベア制御手段124は、第2の検出手段127と、計時手段128と、停止時期判別手段129とを備えている。
前記第2の検出手段127は、前記搬送速度設定手段126により搬送ベルト駆動用モータ45の回転数(搬送速度)が一定に保持されている状態で第2のセンサ122の上方をプリント配線板Pが通過したか否かを判別し、通過時に後述する計時手段128に制御信号を送出する。このときの第2のセンサ122によるプリント配線板Pの検出によって、本発明でいう2回目の検出が構成されている。
前記計時手段128は、前記第2の検出手段127によりプリント配線板Pの通過が検出された時点から計時を開始する。
前記停止時期判別手段129は、前記計時手段128が計時している時間と目標時間とを比較し、目標時間だけ経過したときに搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる。前記目標時間は、第2のセンサ122の位置と目標停止位置との間の位置決め用搬送距離をプリント配線板Pが搬送されるために必要な時間である。前記位置決め用搬送距離は、プリント配線板P毎に固有のデータとしてメモリ97に記憶させてある。
搬入・搬出手段104は、第1の実施の形態を採るときと同一の構成が採られている。このため、ここにおいて詳細な説明は省略する。
次に、この実施の形態による搬送装置2の動作を図15に示すフローチャートと図16に示すグラフとによって説明する。
この実施の形態による搬送装置2は、第1の実施の形態で示したものと同様に、プリント配線板Pが搬入用コンベア21に搬入されることによって搬送ベルト駆動用モータ45が回転する(図16においてAで示す)。
プリント配線板Pが搬入用コンベア21から実装用コンベア22に搬送され、第1のセンサ121の上方に達すると、ステップP1で示すように第1のセンサ121がON状態になり、第1の検出手段125によってこれが検出される(図16においてBで示す)。次に、ステップP2からステップP3に示すように、搬送速度設定手段126が搬送ベルト駆動用モータ45の回転数を目標回転数となるまで徐々に低減させる(図13においてCで示す)。その後、ステップP4に示すように、搬送速度設定手段126は、搬送ベルト駆動用モータ45の回転数を一定に保つ。
このようにプリント配線板Pの搬送速度が一定の低速に保持されている状態では、ステップP5に示すように、第2の検出手段127が第2のセンサ122の状態を判別し、第2のセンサ122の上をプリント配線板Pが通過したときに、ステップP6に示すように、計時手段128が計時を開始する(図16においてDで示す)。
次に、ステップP7で示すように、停止時期判別手段129は、計時開始後の経過時間が目標時間に達したか否かを判別し、目標時間に達したときに搬送ベルト駆動用モータ45を停止させる(ステップP8、図16においてEで示す)。このように搬送ベルト駆動用モータ45が停止することにより、プリント配線板Pが実装用コンベア22上の所定の実装位置に位置決めされる。プリント配線板Pの位置決め後は、ステップP9で示すように、クランプ装置57によってプリント配線板Pが実装位置に固定される。
この搬送装置2を装備する表面実装機1において、前記位置決め後の動作は、第1の実施の形態を採るときと同一であるから、ここにおいて説明は省略する。
したがって、この実施の形態による搬送装置2においては、第2のセンサ122によってプリント配線板Pの位置を検出した後に、相対的に低速な一定の速度でプリント配線板Pが搬送されるから、プリント配線板Pを搬送した距離を時間によって簡単にかつ正確に測ることができる。このため、プリント配線板Pを正確な位置に機械的衝撃が加えられることなく停止させることができる。しかも、プリント配線板Pの搬送速度が相対的に低下するのは実装用コンベア22の限られた範囲の中だけであるから、搬送速度を低下させても生産性の低下を可及的少なく抑えることができる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態で示したように1個のセンサによってプリント配線板を実装位置に停止させるためには、例えば図17または図18に示すように搬送装置を制御することができる。
図17および図18は他の実施の形態による搬送装置の搬送速度の変化を示すグラフである。
図17に示す例では、入口センサ98によってプリント配線板Pの前縁を検出してから予め定めた時間Tが経過した後(図17においてCで示す)に減速を開始し、入口センサ98がプリント配線板Pの後縁を検出する以前に所定の搬送速度まで減速させる(図17においてDで示す)。そして、入口センサ98がプリント配線板Pの後縁を検出した後(図17においてEで示す)、その検出位置から目標停止位置までの距離だけプリント配線板Pを搬送する(図17においてFで示す)。この形態を採るに当たっては、減速時間tをプリント配線板Pの種類によらず一定とし、時間Tをプリント配線板Pの長さに対応させて変化させる。
図18に示す例では、入口センサ98によってプリント配線板Pの前縁を検出したときに減速を開始し(図18においてBで示す)、例えば一定の減速率で減速させて停止させる(図18においてCで示す)。そして、プリント配線板Pを低速の所定の速度で後退させ(図18においてDで示す)、入口センサ98によってプリント配線板Pの後縁が検出され(図18においてEで示す)た後、その検出位置から目標停止位置までの距離だけプリント配線板Pを後退搬送する(図18においてFで示す)。
(第4の実施の形態)
本発明に係る搬送装置は、図19に示すようにプリント配線板用検査装置に装備することができる。
図19はプリント配線板用検査装置の概略構成を示す平面図である。同図において、前記図1〜図13によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図19に示す検査装置131は、基台1aの前側に搬送装置2が設けられ、後側に検査装置本体132が設けられている。この検査装置本体132は、基台1aの上であって搬送装置2の実装用コンベア22より高い位置にX軸方向に延びるように設けられたガイドレール133と、このガイドレール133と平行なボールねじ軸134を有するX軸方向駆動装置135と、前記ガイドレール133にX軸方向に移動自在に支持されるとともに前記ボールねじ軸134が螺合するカメラ支持ブラケット136と、このカメラ支持ブラケット136に設けられたカメラ137などを備えている。
前記ボールねじ軸134は、図19において左側の端部が軸受ユニット138によって基台1aに回転自在に支持され、他端部がモータ139に接続されてこれに支持されている。このモータ139は、基台1aに図示していないブラケットなどによって支持、固定されており、回転検出用エンコーダ140を備えている。
このプリント配線板用検査装置131においては、実装用コンベア22を図中に二点鎖線で示すようにY軸方向に移動させ、この状態でプリント配線板Pをカメラ137によって上方から撮像することによって、プリント配線板P上に移載された実装用部品の有無、正誤および実装位置の良否などを画像処理によって検出する。この検査装置131は、カメラ137によって撮像するときにはX軸方向駆動装置135によってカメラ137をカメラ支持ブラケット136とともにX軸方向に移動させ、実装用コンベア22によってプリント配線板PをY軸方向に移動させる。
このように本発明に係る搬送装置2をリント配線板用検査装置131に適用することによっても、表面実装機に適用する場合と同等の効果を奏する。
(第5の実施の形態)
本発明に係る搬送装置は、例えば、図20に示すように、1台のコンベアを装備した表面実装機に適用することができる。
図20は本発明に係る搬送装置を装備した表面実装機の他の実施の形態を示す平面図である。同図において、前記図1〜図13によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図20に示す表面実装機141は、1台のコンベアからなる搬送装置2と、この搬送装置2上のプリント配線板Pに一つのヘッドユニット142によって実装用部品を移載させる部品移載装置3とを備えている。前記コンベア141は、前側コンベア本体32と後側コンベア本体34とを備え、一対の搬送ベルト24,25によってプリント配線板Pを図20において右側から左側へ搬送する。
前記前側コンベア本体32には、第1のセンサ121と第2のセンサ122とが設けられている。前記後側コンベア本体34は、前側コンベア本体32に対して装置の前後方向に移動可能に構成されている。これらのコンベア本体32,34の搬送ベルト24,25を駆動する搬送ベルト駆動用モータは、図示していないが、図14に示すモータコントローラと同等に構成されたモータコントローラによって制御される。
この実施の形態による前記部品移載装置3は、ヘッドユニット支持部材7にヘッドユニット142が一つ設けられており、このヘッドユニット142を部品供給部4,5とプリント配線板Pとの間で往復動させることにより、実装用部品を部品供給部4,5からプリント配線板P上に移載する。
この実施の形態による表面実装機141に本発明に係る搬送装置2を装備しても上述した各実施の形態と同等の効果を奏する。
なお、上記の実施の形態において、減速開始位置にプリント配線板が搬送されたことを第1のコンベア制御手段102,123が検出するのに、センサ98,121の検出結果に基づいて検出していた。しかしながら、コンベア搬送装置2にプリント配線板Pが搬送されて来た位置、換言すればコンベアの送り量(コンベア駆動モータ45の回転量をエンコーダで検出、あるいはコンベアの速度と時間より算出)によって求められる位置から、減速開始位置にプリント配線板が搬送されたことを検出しても良い。
すなわち、図13の実施の形態における高速移動中のC点、図16の実施の形態における高速移動中のB点、図18の実施の形態における高速移動中のB点においてセンサによる検出でなくても、第1のコンベア制御手段102,123は、コンベアの速度と時間より算出したり、エンコーダの検出送り量から検出するようにしても良い。
したがって、本発明は、コンベアによってプリント配線板を搬送する搬送装置において、プリント配線板の位置を検出するセンサと、このセンサの検出結果に基づいてコンベアの動作を制御するコントローラとを備え、このコントローラは、予め定めた減速開始位置にプリント配線板が搬送された後にコンベアの搬送速度を低減させる第1のコンベア制御手段と、減速後におけるセンサによるプリント配線板の検出によって検出されたプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ前記減速後の検出位置からプリント配線板を搬送する第2のコンベア制御手段とを備えていることを特徴とするようにしても良い。
これによれば、減速前においては高速でプリント配線板を搬送するので搬送効率が良いとともに、低速で検出されたプリント配線板の位置から、目標停止位置までの距離だけ低速で搬送するので、正確に目標位置にプリント配線板を停止させることができる。
また、第1のコンベア制御手段は、演算あるいはエンコーダの検出送り量あるいはセンサによるプリント配線板の検出により減速開始位置を検出した後、減速開始し、コンベアを減速停止後に逆転させてプリント配線板を低速で逆方向に搬送させ、第2のコンベア制御手段は、低速逆送中のプリント配線板をセンサで検出した後、このセンサによって検出されたプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ低速で前記減速後の検出位置からプリント配線板を搬送するようにしても良い。この搬送装置は表面実装機、半田塗布装置、プリント配線板用検査装置に搭載が可能である。これにより、プリント配線板の搬送効率を高めつつ、プリント配線板の正確な位置決めを可能とする。
上述した各実施の形態においては、センサによる2回目の検出の後にプリント配線板Pを目標停止位置に位置決めするに当たって、搬送ベルト駆動用モータ45の回転数を積算する例(第1の実施の形態)と、搬送速度を一定として搬送時間を計る例(第2の実施の形態)とを挙げたが、本発明に係る搬送装置2は、このような限定にとらわれることなく、プリント配線板Pの移動距離を測定する手法は適宜変更することができる。
また、上述した実施の形態においては、搬送ベルト駆動用モータ45をステッピングモータによって形成する例を示したが、このモータは、サーボモータによって構成することができる。
さらに、第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る搬送装置2を表面実装機に適用する例について説明したが、本発明に係る搬送装置2は、プリント配線板Pが搬送されるものであればどのような装置にも装備することができる。例えば、本発明に係る搬送装置2は、半田塗布装置に装備することができる。
本発明に係る搬送装置を装備した表面実装機の平面図である。 搬送装置の平面図である。 搬送装置の正面図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 搬送装置を搬送方向上流側から見た側面図である。 図2におけるVI−VI線断面図である。 図2におけるVII−VII線断面図である。 図2における可動フレーム部分のVIII−VIII線断面図である。 ベルト駆動装置の構成を示す構成図である。 クランプ機構の断面図である。 搬送装置の制御系を示すブロック図である。 搬送装置の動作を説明するためのフローチャートである。 搬送速度の変化を示すグラフである。 搬送装置の制御系の構成を示すブロック図である。 搬送装置の動作を説明するためのフローチャートである。 搬送速度の変化を示すグラフである。 他の実施の形態による搬送装置の搬送速度の変化を示すグラフである。 他の実施の形態による搬送装置の搬送速度の変化を示すグラフである。 プリント配線板用検査装置の概略構成を示す平面図である。 本発明に係る搬送装置を装備した表面実装機の他の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
1,141…表面実装機、2…搬送装置、21…搬入用コンベア、22…実装用コンベア、23…搬出用コンベア、24,25…搬送ベルト、45…搬送ベルト駆動用モータ、91…モータコントローラ、98…入口センサ、99…出口センサ、102,123…第1のコンベア制御手段、103,124…第2のコンベア制御手段、104…搬入・搬出手段、105…通過判別手段、106…コンベア減速手段、107…コンベア逆転手段、108…位置設定手段、109…位置決め搬送手段、110…積算手段、111…積算値判別手段、121…第1のセンサ、122…第2のセンサ、125…第1の検出手段、126…搬送速度設定手段、127…第2の検出手段、128…計時手段、129…停止時期判別手段、131…プリント配線板用検査装置、P…プリント配線板。

Claims (7)

  1. コンベアによってプリント配線板を搬送する搬送装置において、プリント配線板の位置を検出するセンサと、このセンサの検出結果に基づいてコンベアの動作を制御するコントローラとを備え、このコントローラは、予め定めた減速開始位置にプリント配線板が搬送されたことをセンサによる1回目の検出によって検出した後にコンベアの搬送速度を低減させる第1のコンベア制御手段と、センサによるプリント配線板の2回目の検出によって検出された減速後のプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ低速で前記減速後の検出位置からプリント配線板を搬送する第2のコンベア制御手段とを備えていることを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1記載の搬送装置において、センサを減速開始位置に配設し、第1のコンベア制御手段は、コンベアを減速、停止後に逆転させ、前記センサによってプリント配線板が検出されたときにコンベアを停止させるコンベア逆転手段を備え、第2のコンベア制御手段は、前記コンベア逆転手段がコンベアを逆転行程で停止させたプリント配線板の位置を2回目の検出によるプリント配線板の位置に設定する位置設定手段を備えている搬送装置。
  3. 請求項1記載の搬送装置において、センサを減速開始位置と、この減速開始位置より搬送方向下流側とに配設し、第1のコンベア制御手段は、減速開始位置に設けられたセンサによって1回目の検出を行う第1の検出手段と、搬送速度が所定の低速まで低減した後に搬送速度を一定に保持する搬送速度設定手段とを備え、第2のコンベア制御手段は、前記搬送速度設定手段により搬送速度が一定に保持されている状態で搬送方向下流側に位置するセンサによって2回目の検出を行う第2の検出手段を備えている搬送装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の搬送装置によってプリント配線板を部品実装部に搬送する表面実装機。
  5. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の搬送装置によってプリント配線板を半田塗布部に搬送する半田塗布装置。
  6. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の搬送装置によって搬送されたプリント配線板を上方からカメラによって撮像するプリント配線板用検査装置。
  7. コンベアによってプリント配線板を搬送するプリント配線板の搬送方法において、前記プリント配線板をセンサによる1回目の検出によって検出した後に搬送速度を低減させ、減速後のプリント配線板をセンサによる2回目の検出によって検出した後に前記2回目の検出時のプリント配線板の位置と目標停止位置との間の距離だけ2回目の検出時の位置からプリント配線板を搬送することを特徴とするプリント配線板の搬送方法。
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