JP2007208094A - 基板の位置合わせ方法および基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な装置構成で、基板の搬入位置後のアライメントマークがカメラの視野から外れることが少なくなるためサーチを行う回数を大幅に減少させることができ、位置合わせ時間を短縮するとともに、搬入位置の変化により装置故障の早期発見、トラブルの未然防止が図れる基板の位置合わせ方法および基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板を基板処理装置上の所定の位置に位置合わせする基板の位置合わせ方法であって、搬送手段を用いて該基板を該基板処理装置上に搬入、停止する第1の工程、位置検出手段を予測位置に移動する第2の工程、該基板上の位置検出マークの位置データを該位置検出手段を用いて検出する第3の工程、および検出された位置データに基づいて基板を基板処理装置上の所定の位置に移動する第4の工程を含み、該基板の搬入毎に該第1の工程の完了前に該第2の工程を完了する。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板を基板処理装置上の所定の位置に位置合わせする基板の位置合わせ方法および基板処理装置に関する。
基板面の所望位置に精度良く処理を施す基板処理装置においては、予め基板上に処理の基準位置となるアライメントマークを形成しておき、そのアライメントマークの位置を検出して、その検出位置データに基づいて基板を基板処理装置上の所定の位置に位置合わせする方法が広く用いられる。
こうした装置のアライメントマークの検出には主に電荷結合素子(CCD)カメラが用いられ、撮影した画像を処理することによってそのマークの位置が求められる。
CCDカメラを用い、アライメントマークにより基板の位置を計測するためには、カメラの視野内にアライメントマークを収める必要がある。例えば、基板を装置内のテーブルに搭載し、テーブルまたはカメラを移動してマークを探すいわゆるサーチ方式があるが、時間がかかり問題となる。
そこで、このカメラ視野内にマークを収める従来技術としては、テーブルとカメラを所定の位置関係に配置しておき、基板をテーブル上の所定位置に搭載固定して、カメラとアライメントマークの位置関係を定め、テーブルまたはカメラを所定量移動することでカメラの視野範囲内にマークを収める方法がある。基板をテーブルの所定位置に搭載する具体的手段には、テーブル面に位置決めピンを設けて基板を押し当てる方法や、基板の端面を3〜4方から挟み込むようにして、基板をテーブル中央に位置出しするセンタリング方式などがある。
図6は、従来のセンタリング方式を用いた位置決め装置の概略を示した図である。基板1は搬入部となるテーブル2の上に搭載され、その端面3方をセンタリング装置ハンド4a〜4cにより押し込まれて、テーブル中心に位置出しされる。基板にはその四隅にアライメントマークが形成されており、例えばその2つA1,A2により位置が計測される。一方、アライメントマークを検出するカメラ5a,5bは、テーブルの中心を基準として、アライメントマークと同じ間隔を離して図示した位置関係に配置されている。従って、基板をテーブルの中央に位置出しした後は、テーブルをX軸方向に所定量移動することにより、アライメントマークをカメラ視野に収めることができ、マークの位置を正確に読み取ってカメラの位置を基準とした基板の位置決めが可能となる。
しかしながら、前記位置決めピンを設ける方法やセンタリング方式では、搬入動作において、押し出しおよび退避動作に要する時間が必要となるため、タクトタイムを短縮することが困難であるという問題があった。また、装置の構成が複雑で基板サイズを変更するときには、ピンの位置変更やセンタリングハンドの交換・調整に時間を要し、装置のコストやメンテナンス性にも問題があった。
また、こうした別の従来技術に、搬送装置により基板を搬入停止する技術において、基板の搬入に際し端部を検出して固有量移動させて停止し、カメラ視野にアライメントマークが入らない場合は、カメラを搬送方向に所定距離移動して位置を読み取り、位置のずれ量を統計処理してオフセット量や搬送パラメータを変更し、停止位置を修正する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、この技術では、カメラ視野にマークが入らない場合に、停止位置の位置ずれ量を統計処理して搬送パラメータを変更する方法をとっても、基板の滑りや振動による停止位置のバラツキを完全に抑制することができず、調整範囲が制限されるため、アライメントマークの位置を読み取るためにカメラを搬送方向に移動する操作(サーチ)を行う回数を大幅に減少することはできず、そのためタクトタイムを短縮できない問題があった。また、搬送直交方向のズレはガイドコロやローラなどにより位置規制する必要があり、装置の複雑さや基板サイズに合わせた微調整などの問題が解消されず、位置規制することによる搬送系の不具合の発見が遅れる問題もあった。
特開2004−228326号公報(請求項1、請求項7、請求項13)
本発明はこうした従来技術の問題点に鑑み、簡易な装置構成で、基板の搬入後のアライメントマークがカメラの視野から外れることが少なくなってサーチを行う回数を大幅に減少させることができ、位置合わせ時間を短縮するとともに、搬入位置の変化により装置故障の早期発見、トラブルの未然防止が図れる基板の位置合わせ方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の位置合わせ方法は、以下の工程を有する。すなわち、基板処理装置上で基板と該基板を処理する基板処理部とを位置合わせする基板の位置合わせ方法であって、搬送手段を用いて前記基板を前記基板処理装置上に搬入、停止する第1の工程、位置検出手段を予測位置に移動する第2の工程、前記基板上の位置検出マークの位置データを前記位置検出手段を用いて検出する第3の工程、および検出された位置データに基づいて前記基板と前記処理部とを位置合わせ移動する第4の工程を含み、前記第1の工程の完了前に前記第2の工程を完了することを特徴とする基板の位置合わせ方法である。
また、前記第3の工程において、前記基板上の位置検出マークの位置が前記位置検出手段の検出範囲に存在しない場合は、さらに前記位置検出手段を移動せしめて前記基板上の位置検出マークの位置を検出する基板の位置合わせ方法である。
また、前記第2の工程において、過去に検出された複数回の位置データを統計処理することによって予測位置を決定する基板の位置合わせ方法である。
また、前記第3の工程において、前記基板上の位置検出マークの位置が前記位置検出手段の検出範囲に存在しない場合の位置データは前記の統計処理に用いず、前記基板上の位置検出マークの位置が位置検出手段の検出範囲に存在しない場合が所定回数以上発生した場合は警報を出力する基板の位置合わせ方法である。
また、前記第2の工程における統計処理において、前記予測位置が予め設定された範囲外となった場合は警報を出力する請求項3に記載の基板の位置合わせ方法である。
さらに、本発明の基板処理装置は、基板を処理する基板処理部と、該基板を搬入し該基板と該基板処理部とを所定の位置関係に位置決めする位置決め部を有する基板処理装置であって、該位置決め部に、基板を基板処理装置上に搬送する搬送手段、基板上の位置検出マークの位置データを検出する位置検出手段、該位置検出手段をXY移動させる検出部移動手段、検出された位置データを記憶し過去の位置データの履歴から統計処理を行うことによって次回の搬送手段による搬送後の基板の位置検出マークの予測位置を算出する記憶演算手段、検出された位置データに基づき基板または処理部を基板処理装置上の所定の位置に移動する基板位置調整手段を有することを特徴とする基板処理装置である。
本発明の基板の位置合わせ方法によれば、搬送装置を介して基板を搬入停止したときに、位置検出手段を予測位置に事前に移動しておくため、基板上の位置検出マークが位置検出装置の検出範囲から外れる頻度を低減することができ、サーチを行う回数を減少させることができるため、タクトタイムを短縮することができる。また、位置決めピンやセンタリング装置などの複雑な装置が不要となるため装置コストが低減でき、メンテナンス性を改善することができる。
また、前記第3の工程において、前記基板上の位置検出マークの位置が前記位置検出手段の検出範囲に存在しない場合は、さらに前記位置検出手段を移動して前記基板上の位置検出マークの位置を検出することによって、位置検出マークの位置が位置検出手段の検出範囲に存在しない場合であっても中断させることなく位置合わせ作業を行うことができる。
また、前記第2の工程において、過去に検出された位置データを統計処理することによって予測位置を決定することにより、基板上の位置検出マークが位置検出装置の検出範囲から外れる頻度を大幅に低減することができ、サーチを行う回数を大幅に減少させることができるため、タクトタイムを大幅に短縮することができる。
また、前記第3の工程において、基板上の位置検出マークの位置が位置検出装置の検出範囲に存在しない場合に、その位置データは統計処理に用いないことで、常にマークが検出範囲内に収まってタクトの低下が防止でき、基板上の位置検出マークの位置が位置検出装置の検出範囲に存在しない場合が所定の制限回数以上連続する場合は警報を出力することにより、装置故障を早期に発見することができる。
また、前記第2の工程における統計処理において、予測位置に制限範囲を設け、予測位置が制限範囲外となった場合は警報を出力することにより、装置の不具合を早期に発見できトラブルを未然に防止することができる。
さらに、本発明の基板処理装置を用いることによって、短いタクトタイムで基板処理を行うことができる。また、本発明の基板処理装置とすることによって、位置決めピンやセンタリング装置などの複雑な装置が不要となるため安価なコストでメンテナンス性に優れた基板処理装置とすることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る基板処理装置の基板搬入部の一部を示した概略図である。テーブル2には基板1を受け入れるための昇降式の搬送コロ3と、図示しない基板の搬入を検知する基板センサおよび、基板をテーブル面に吸着固定する吸着孔が設けられている。また、テーブルの角度を調整するためのテーブルθ軸駆動部2θと、X,Y方向に移動するためのテーブルX軸駆動部2X、テーブルY軸駆動部2Yを備えている。これらの駆動部は制御部2Cを介して演算処理部8と接続されている。基板1には図2に示したように、その四隅に処理領域の基準位置となるアライメントマークA1〜A4が形成されており、テーブル2の中心を基準に搬入して吸着固定される。図1においては、θ軸駆動部2θ、X軸駆動部2X、Y軸駆動部2Yが基板位置調節手段に該当する。
一方、テーブル2の上方には基板の位置を検出するカメラ5a,5b(位置検出手段)が、各々図示しない軸と駆動部(検出部移動手段)を備えXY方向に独立移動可能に配置されている。このカメラ5a,5bは、テーブル2の中心を基準としてX方向にxa離れ、X軸と直交して基板1のアライメントマークA1,A2(位置検出マーク)の間隔y離した位置に初期位置として配置される。各々のカメラは図3に示すように視野範囲5a’,5b’(破線部)を有し、テーブルに搬入載置した基板のアライメントマークを撮像し、画像処理部7でデータを処理してその位置データを得る。
演算処理部8(記憶演算手段)は、画像処理部7で得たアライメントマークの位置データを基に、基板を所望位置に移動するための操作量を算出し、テーブルの各軸駆動部をコントロールする制御部2Cを介して、基板を所望位置に位置決めする。また、基板の搬入位置を記憶するとともに搬入位置を統計処理し、次の基板搬入位置の予測計算や前記基板搬入時のコロ搬送停止制御などを行う。この演算処理部8および制御部2Cは、例えばパソコンやシーケンサなどにより構成され、タッチパネルやキーボードなどの外部入力手段およびデータの記憶部を有し、各種データの入力設定および記憶ができるものである。
なお、図1に破線で示した処理部6は基板面に処理を施す主作用部であって、図示したように事前にテーブル中心を基準に、xb離れてカメラ5a,5bと所定の位置関係に配置固定されている。
また、図1に破線で示す基板1’は、処理装置の上流側に配置された図示しないコロ搬送装置によって、テーブル2搬入される直前の状態を示し、矢印方向に搬入される。このコロ搬送装置は、その搬送コロが基板搬入部のテーブルに設けた昇降式コロと連続的に略一線上となるよう配置調整される。このコロ搬送装置および搬送コロ3が本発明の搬送手段に該当する。
次に、一連の位置合わせ動作について、図4を用いて詳しく述べる。動作は、まず第1の工程の基板搬入と第2の工程の検出手段移動を開始する。第1の工程と第2の工程は同時に開始することが好ましいが、第1の工程の完了前に第2の工程を完了する必要があるので、少なくとも第1の工程の完了前に第2の工程を開始する必要がある。まず、第1の工程の基板搬入は、テーブルのコロを上昇し、コロ搬送装置と同じ搬送速度で駆動することから始める。コロ搬送装置は、その搬送方向の中央を基板が流れるように、例えばガイドローラにより基板の両側端面を規制して中央に位置出ししたのち基板1を搬送する。基板1がテーブルのコロ上に搬入されてくると、テーブル面に設けた基板センサで、基板の搬入方向端面の通過を検出する。基板の通過を検知すると、演算処理部8にて、基板がテーブル中心に停止するよう、所定時間後に制御部2Cを介してコロを減速停止させる。この所定時間とは、あらかじめ搬送速度と停止時間から移動距離を計算し求めておいた時間である。続けてコロを下降すると共にテーブル面の吸着孔により吸着を開始することで、基板が停止位置からずれることなくテーブル面に吸着でき、基板搬入を完了する。
一方、第2の工程の予測位置移動は、搬入する基板の搬入位置を予測して、アライメントマークが検出できる位置にカメラ5a,5bを移動させる動作であって、第1の工程の基板搬入完了までに終了するよう動作させる。但し、初回の基板搬入においては、基板をテーブル中心に搬入した場合のアライメントマークの位置がカメラの視野に入る位置を予測位置とし、カメラを予測位置へ予め移動しておくことが好ましい。2回目以降の搬入において、予測位置を計算してカメラを移動させる。なお、この詳細については以降の処理を継続したときの説明で述べる。
そこで、基板の搬入が完了すると、次は第3の工程の基板位置検出を行う。図3は、基板の搬入を完了し、アライメントマークA1,A2が各々の検出カメラの視野範囲5a’,5b’に収まった状態の一例を示した図である。A1’,A2’は各々のカメラ視野中心を示す。アライメントマークをカメラで撮像検出できると、各々のカメラ視野中心からのアライメントマークA1’,A2’の位置を計測する。基板の位置は、カメラの視野中心からのずれ量とカメラの初期位置を基準に算出できる。
位置が計測できると、次は第4の工程の位置合わせ移動を行う。カメラ5a,5bの初期位置と処理部6との位置関係を事前に記憶しておくことで基板と処理部の位置合わせができる。基板の傾きθは各々のX方向のずれ量dxaとアライメントマークの間隔yaより算出できるので、傾きθを調整したときのアライメントマークの移動位置を計算し、更に基板を位置合わせする位置へ移動するためのテーブルのX,Y軸操作量を算出する。その結果を基にテーブルのX,Y,θ軸を移動すると、基板1の位置合わせが完了する。
位置合わせを完了すると、基板の所望位置に処理が可能となるので必要な処理を実行する。処理が終わると一連の工程が終了する。継続して新たな基板に処理を行う場合は、最初に戻って第1工程および第2工程から処理を繰り返す。なお、処理した基板の排出については、例えば処理装置の下流側にもコロ搬送装置を設けて、新たな基板を搬入するときに同時に排出するようにする。
そこで、処理を継続した場合の第2の工程について説明する。第2の工程は前述したように搬入する基板の搬入位置を予測して、アライメントマークが検出できる位置にカメラ5a,5bを移動させる。予測の方法は、前記第3工程で搬入毎に基板の位置を記憶しておき、この記憶した複数回の位置データを統計処理することによって行う。統計処理の方法は、例えば各カメラの基準位置からのX、Y方向のずれ量を単純平均する方法を用いる。または、ずれ量の重み付けをした加重平均とするなどの方法を用いてもよい。統計処理に用いる位置データはそれまでの全データを用いても良いが、前回までの連続した所定の回数のデータを用いることが、アライメントマークがカメラの視野外となる頻度を低減できるため、特に好ましい。
こうして求めた位置へ第1の工程が完了するまでにカメラを移動しておくことにより、第1の工程での搬入位置が経時的に変化しても、第3の工程で基板のアライメントマークは殆どカメラ視野内に収めることができるようになる。なお、第2の工程で要する統計処理とカメラの移動時間は、第1の工程で要する基板搬入時間より十分短いため、第1の工程と第2の工程を同時に開始した場合でも、第1工程が完了するまでに第2工程を問題なく完了することができる。
しかし、第3の工程でアライメントマークがカメラ視野に収まらない場合も発生する。このような場合は、カメラを移動してアライメントマークを探す動作(サーチ)を行うことになる。そこでサーチを行ってマークを検出し位置を計測して第4の工程の位置合わせを行うが、その位置データは統計処理から外すことが好ましい。サーチしたときの位置データを含めると、カメラの移動量が大きくなり次に搬入される基板のアライメントマークが視野から外れるおそれが出てくるためである。
このように、カメラ視野から外れる原因には、例えば基板の滑りや外的振動などによる突発的なものである場合がある。こうしたものを統計処理から外すことで安定してアライメントマークを視野に収める確率を高くすることができる。一方、連続して視野に収まらなくなった場合は、上流側のコロ搬送装置の位置出しコロを含む搬送系のトラブルである場合が多いため、所定回数連続したときに警報を出してオペレータに通知することによって、装置の故障を早期に発見し、時間および基板のロスを防ぐことができる。
また、カメラ5a,5bの位置は、基板搬入毎に変化する。初期位置からの移動量が、所定値を越えたときも警報を出すようにすることでトラブルの未然防止が図れる。こうした状況となるのは、コロ搬送装置や基板搬入部の搬送コロの経時変化、例えばコロの摩耗やがたつきなどが発生してきたとき等があげられる。
以上、前記発明の実施の形態においては、基板搬入をコロ搬送としたが、基板1はカセットなど供給部の予め定められた位置から移載装置、例えばロボットにより取り出し、テーブル2には昇降ピンを設け、上昇したピンの上に基板を受け渡し、ピンを下降してテーブル面に搭載、同時に吸着孔より基板の吸着を行うようにしてもよい。
また、前記発明の実施の形態においては、基板の位置を検出するカメラ5a,5bが、各々XY方向に独立移動としたが、何れか一方向または両方向とも同軸として平均値に移動するようにしてもよい。このようにした場合は基板の傾きが大きくなると視野から外れるようになるので、傾き量を視野範囲で制限して異常警報するとよい。
また、前記発明の実施の形態においては、基板と処理部の位置合わせは、基板を搭載したテーブルをテーブルのX,Y,θ軸を移動することにより基板を移動させたが、処理部をX,Y,θ軸移動できるように構成して移動するようにしてもよい。
また、前記発明の実施の形態においては、初回の基板搬入時は、基板をテーブル中心に搬入した場合のアライメントマークの位置がカメラの視野に入る位置を予測位置とすることにしたが、搬送コロやセンサでの停止位置微調整は難しく、アライメントマークが視野に収まらない場合がある。こうしたときは、予め基板の処理を行わずに上記工程を実行して、サーチを行って検出した位置や、位置合わせ動作(第1〜第4の工程)のみを複数回行い、統計処理により得られた予測位置をカメラの初期位置とすることが好ましい。
本発明に係る基板処理装置の基板搬入部の一部を示した概略図である。 基板を上から見た概略図である。 基板の位置を検出するカメラ5a,5bの視野内にアライメントマークが収まったときの一例を示した図である。 本発明の一実施態様に係わる基板処理装置の位置合わせ方法の工程図である。 従来のセンタリング方式を用いた位置決め装置の概略図である。
符号の説明
1 基板
2 テーブル
2X テーブルX軸駆動部
2Y テーブルY軸駆動部
2θ テーブルθ軸駆動部
2C 制御部
3 搬送コロ
4a,4b,4c センタリング装置ハンド
5a,5b カメラ
5a’,5b’ カメラの視野範囲
6 処理部
7 画像処理部
8 演算処理部
A1〜A4 アライメントマーク

Claims (6)

  1. 基板処理装置上で基板と該基板を処理する基板処理部とを位置合わせする基板の位置合わせ方法であって、搬送手段を用いて前記基板を前記基板処理装置上に搬入、停止する第1の工程、位置検出手段を予測位置に移動する第2の工程、前記基板上の位置検出マークの位置データを前記位置検出手段を用いて検出する第3の工程、および検出された位置データに基づいて前記基板と前記処理部とを位置合わせ移動する第4の工程を含み、前記第1の工程の完了前に前記第2の工程を完了することを特徴とする基板の位置合わせ方法。
  2. 前記第3の工程において、前記基板上の位置検出マークの位置が前記位置検出手段の検出範囲に存在しない場合は、さらに前記位置検出手段を移動せしめて前記基板上の位置検出マークの位置を検出する請求項1に記載の基板の位置合わせ方法。
  3. 前記第2の工程において、過去に検出された位置データを統計処理することによって予測位置を決定する請求項1または2に記載の基板の位置合わせ方法。
  4. 前記第3の工程において、前記基板上の位置検出マークの位置が位置検出手段の検出範囲に存在しない場合の位置データは前記の統計処理に用いず、前記基板上の位置検出マークの位置が位置検出手段の検出範囲に存在しない場合が所定回数以上発生した場合は警報を出力する請求項3に記載の基板の位置合わせ方法。
  5. 前記第2の工程における統計処理の結果、前記予測位置が予め設定された範囲外となった場合は警報を出力する請求項3または4に記載の基板の位置合わせ方法。
  6. 基板を処理する基板処理部と、該基板を搬入し該基板と該基板処理部とを所定の位置関係に位置決めする位置決め部を有する基板処理装置であって、該位置決め部に、基板を基板処理装置上に搬送する搬送手段、基板上の位置検出マークの位置データを検出する位置検出手段、該位置検出手段をXY移動させる検出部移動手段、検出された位置データを記憶し過去の位置データの履歴から統計処理を行うことによって次回の搬送手段による搬送後の基板の位置検出マークの予測位置を算出する記憶演算手段、検出された位置データに基づき基板または処理部を基板処理装置上の所定の位置に移動する基板位置調整手段を有することを特徴とする基板処理装置。
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