JPH10242700A - 電子部品装着機の基板マーク認識制御方法 - Google Patents
電子部品装着機の基板マーク認識制御方法Info
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- JPH10242700A JPH10242700A JP9039309A JP3930997A JPH10242700A JP H10242700 A JPH10242700 A JP H10242700A JP 9039309 A JP9039309 A JP 9039309A JP 3930997 A JP3930997 A JP 3930997A JP H10242700 A JPH10242700 A JP H10242700A
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Abstract
する。 【解決手段】 回路基板の搬入枚数は初期化され(S
1)、回路基板は搬送レール部で搬入、基板規正ユニッ
トで規正,保持される(S2)。基板マークを認識のため
XYロボットは、カメラ中心位置とマーク中心位置が一
致する認識位置に位置決めされる(S3)。基板カメラに
より、カメラ中心位置,マーク中心位置との距離差を、
回路基板保持のずれ量として計測し位置補正量とする
(S4)。XYロボットは部品供給部に移動して吸着ノズ
ルで電子部品を吸着する(S5)。吸着電子部品を部品認
識カメラで計測し吸着補正量を求める(S6)。電子部品
は位置補正量,吸着補正量により装着位置が補正されて
回路基板上に装着される(S7)。回路基板の枚数をカウ
ントし(S8)、設定枚数と比較判定し(S9)、位置補正
量と回路基板枚数により、XYロボットの認識位置を補
正し新たな認識位置とする(S10)。
Description
板上に装着する電子部品装着機の基板マーク認識制御方
法に関するものである。
着機においては、24時間365日連続して稼働可能であ
り、さらに電子部品を高精度に装着できる電子部品装着
機が求められている。
成図であり、以下に図2を参照しながら従来の電子部品
装着機の装着動作の一例について説明する。
路基板、2は回路基板1の搬入,搬出を行う一対のレー
ルからなる搬送レール部、3は搬送レール部2より搬入
された回路基板1をある位置で規正,保持する基板規正
ユニット、4は電子部品を供給する複数の供給手段を搬
送レール部2の両側部に並列して固定配置した部品供給
部、5は電子部品を吸着する吸着ノズル6を備え上下方
向に移動する装着ヘッド、7は、電子部品の装着位置か
らある一定距離の位置に設けられ、回路基板1上の基板
マーク8を計測する基板カメラ、9は、装着ヘッド5と
基板カメラ7を備え、装着ヘッド5を水平方向(X,Y
方向)の2方向に駆動及び位置決めを行うXYロボット
である。
て吸着された電子部品の吸着位置の補正量を計測する部
品認識カメラ(図示せず)が備え付けられており、10は装
置全体のコントローラである。
る。電子部品の装着を行うため回路基板1は搬送レール
部2によって電子部品装着機内に搬入される。搬送レー
ル部2により搬入された回路基板1は、基板規正ユニッ
ト3によってある電子部品の装着位置に回路基板1の位
置が規正され保持される。
ラ7により、電子部品の装着位置から決められたある一
定距離の位置に設けられた回路基板1上の基板マーク8
を認識する。基板マーク8を認識するため基板カメラ7
を備えたXYロボット9は、予め定められている基板カ
メラ7のカメラ中心位置と基板マーク8のマーク中心位
置が一致しなければいけない認識位置に位置決めされ
る。そして、位置決めされたXYロボット9に備えられ
た基板カメラ7によって、その基板カメラ7のカメラ中
心位置と認識した基板マーク8のマーク中心位置との距
離を、回路基板1を保持する時に発生するずれ量として
計測し、回路基板1に電子部品を装着する際に、その計
測したずれ量を位置補正量として電子部品の装着位置へ
の移動制御に反映させる。
って装着する電子部品が搭載されている部品供給部4に
移動し、さらに装着ヘッド5が下降して備え付けられた
吸着ノズル6が電子部品を吸着する。電子部品を吸着し
た装着ヘッド5は、搭載している部品認識カメラによっ
て吸着ノズル6に吸着された電子部品の光像を取り込
み、電子部品の吸着位置を計測して吸着補正量を求め
る。
ク8の認識による位置補正量との補正終了後に電子部品
は、装着ヘッド5によって電子部品は回路基板1上に装
着される。電子部品の装着が終了した回路基板1は搬送
レール部2によって搬出される。以上のシーケンスはコ
ントローラ10によって制御されている。
うな従来の電子部品装着機は、前記のように機械構成さ
れており、基板カメラによる認識位置の基板マークの認
識において、基板規正ユニットは搬送レール部により搬
入される回路基板ごとに、回路基板をメカニカルな機構
で規正,保持するため、経時変化により基板規正ユニッ
ト自体の位置が徐々に変化していく。そのため、回路基
板の規正位置も徐々に変化し、予め定められている基板
マークの認識位置において、基板カメラに写る基板マー
クのマーク中心位置が基板カメラのカメラ中心位置から
徐々に移動し、基板カメラの視野内からはずれ基板マー
クが写らなくなる。結果として基板マーク認識エラーが
発生し電子部品装着機が停止してしまう。この現象が発
生することにより、電子部品装着機の生産性を低下させ
ると共に、24時間365日の連続稼働を実現するための大
きな阻害要因となってた。
ることに指向するものであり、電子部品の生産性向上を
図り連続稼働を実現する電子部品装着機の基準マーク認
識制御方法を提供することを目的とする。
に、本発明に係る電子部品装着機の基準マーク認識制御
方法において、電子部品装着機は、電子部品を供給する
複数の供給手段が並列して固定配置されている部品供給
部と、電子部品装着機へ回路基板を搬入するための一対
のレールからなる搬送レール部と、搬送された電子部品
を装着する回路基板をある位置で規正し保持する基板規
正ユニットと、電子部品の装着位置からある一定距離の
位置に設けられた回路基板上の基板マークを認識する基
板カメラと、電子部品を吸着,認識して回路基板上に電
子部品を装着する手段として上下方向に移動する装着ヘ
ッドと、装着ヘッドと基板カメラを有し、回路基板上の
基板マークの認識位置、電子部品の吸着位置、および電
子部品の装着位置との間を水平方向の2方向に移動させ
るXYロボットを備え、基板カメラにより毎回搬入され
る回路基板上の基板マークを認識した結果から、基板カ
メラのカメラ中心位置と基板マークのマーク中心位置と
の距離差を統計処理した結果を、基板マークの認識位置
に移動するXYロボットの移動制御に反映し、常にマー
ク中心位置とカメラ中心位置が近接した位置となるよう
に、XYロボットの認識位置への移動制御するように構
成したものである。
おいて基板マークが常に認識されるようになり、基板マ
ーク認識エラーによって電子部品装着機が停止すること
をなくし、電子部品の生産性向上と連続稼働が可能とな
る電子部品装着機を実現することができる。
ける一実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態における基板マークの認識制御のフローチャ
ートを示したものである。ここで、前記従来例の説明に
おいて用いた図2に示す電子部品装着機の概略構成図も
参照し、本実施の形態の装着動作を図1のフローチャー
トに沿って説明する。
カウントするための枚数nを初期化する(S1)。
基板1が搬送レール部2により搬入される。搬送レール
部2により搬入された回路基板1は、電子部品の装着位
置のある位置において基板規正ユニット3により規正,
保持される(S2)。
る一定距離の位置に設けられた回路基板1上の基板マー
ク8を認識するため、基板カメラ7を備えたXYロボッ
ト9は、予め定められている基板カメラ7のカメラ中心
位置と基板マーク8のマーク中心位置が一致しなければ
いけない認識位置に位置決めされる(S3)。
XYロボット9に備えられた基板カメラ7により、基板
カメラ7のカメラ中心位置と認識した基板マーク8のマ
ーク中心位置との距離差を、回路基板1を保持するとき
に発生するずれ量として計測して位置補正量として求め
る(S4)。
は、電子部品が搭載されている部品供給部4に移動し、
装着ヘッド5は下降して備え付けられた吸着ノズル6に
より電子部品を吸着する(S5)。
ている部品認識カメラによって吸着ノズル5に吸着され
た電子部品の光像を取り込み、電子部品の吸着状態を計
測し吸着補正量を求める(S6)。
より、電子部品の装着位置の補正終了後、電子部品は装
着ヘッド5によって回路基板1上に装着される。装着が
終了した回路基板1は搬送レール部2によって搬出され
る(S7)。
数nをカウント(n=n+1)、求めた位置補正量を累計
する(S8)。
れた枚数となったかを比較判定し、Yesならば次の処理
S10へ、Noならば処理S2へ移る(S9)。
から搬入される回路基板1の枚数nにより、基板マーク
8を認識するためのXYロボット9を位置決めする予め
定めてある認識位置を補正する統計処理を行い、新たな
認識位置として処理S1へ移る(S10)。
て制御されている。
行うため、電子部品を装着する回路基板1の搬送枚数を
カウントし、その都度計測した位置補正量を集計する。
搬送された回路基板1が任意の枚数となったときに、累
計した位置補正量のX,Y方向ごとに、その任意に設定
した枚数nで割って平均値(数1),(数2)を求める。
向のずれ量の平均値ΔX,ΔYを求め、予め定められて
いた認識位置を(数3),(数4)に示すように補正して、
新たな認識位置としてXYロボット9の位置決めをする
XY座標とする。
均値ΔX,ΔYの割合を示す値である。
の平均値ΔX,ΔYの1/mのずれ量を予め定めた認識
位置に反映して、補正した新たな認識位置でXYロボッ
ト9の位置決めをする。これにより、基板カメラ7に写
る基板マーク8のマーク中心位置と基板カメラ7のカメ
ラ中心位置とが常に近接した位置となり、基板マーク認
識エラーを防ぐことができる。
る回路基板上の基板マークの認識した結果から、カメラ
中心位置とマーク中心位置との距離差を統計処理して結
果を基板マークの認識を行うXYロボットが移動する認
識位置に反映することで、常にマーク中心位置がカメラ
中心位置の付近となるように、XYロボットの基板マー
ク認識位置が制御され、マーク認識エラーによる電子部
品装着機のエラー停止をなくし、電子部品の生産性向上
と連続稼働が可能な電子部品装着機を実現できるという
効果を奏する。
識制御のフローチャートを示した図である。
る。
ット、 4…部品供給部、 5…装着ヘッド、 6…吸
着ノズル、 7…基板カメラ、 8…基板マーク、 9
…XYロボット、 10…コントローラ。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品を供給する複数の供給手段が並
列して固定配置されている部品供給部と、電子部品装着
機へ回路基板を搬入するための一対のレールからなる搬
送レール部と、搬送された電子部品を装着する前記回路
基板をある位置で規正し保持する基板規正ユニットと、
電子部品の装着位置からある一定距離の位置に設けられ
た前記回路基板上の基板マークを認識する基板カメラ
と、電子部品を吸着,認識して前記回路基板上に電子部
品を装着する手段として上下方向に移動する装着ヘッド
と、該装着ヘッドと前記基板カメラを有し、前記回路基
板上の基板マークの認識位置、電子部品の吸着位置、お
よび電子部品の装着位置との間を水平方向の2方向に移
動させるXYロボットを備えた電子部品装着機におい
て、 前記基板カメラにより毎回搬入される回路基板上の基板
マークを認識した結果から、基板カメラのカメラ中心位
置と基板マークのマーク中心位置との距離差を統計処理
した結果を、前記基板マークの認識位置に移動するXY
ロボットの移動制御に反映し、常に前記マーク中心位置
と前記カメラ中心位置が近接した位置となるように、X
Yロボットの前記認識位置への移動制御することを特徴
とする電子部品装着機の基板マーク認識制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03930997A JP3527045B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電子部品装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03930997A JP3527045B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電子部品装着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10242700A true JPH10242700A (ja) | 1998-09-11 |
JP3527045B2 JP3527045B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=12549521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03930997A Expired - Fee Related JP3527045B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 電子部品装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3527045B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006229095A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 基板位置決め装置及び基板位置決め方法 |
JP2007208094A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 基板の位置合わせ方法および基板処理装置 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP03930997A patent/JP3527045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006229095A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 基板位置決め装置及び基板位置決め方法 |
JP2007208094A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | 基板の位置合わせ方法および基板処理装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3527045B2 (ja) | 2004-05-17 |
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