JP2001156495A - 基板搬送装置及び基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送装置及び基板搬送方法

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JP2001156495A
JP2001156495A JP33769899A JP33769899A JP2001156495A JP 2001156495 A JP2001156495 A JP 2001156495A JP 33769899 A JP33769899 A JP 33769899A JP 33769899 A JP33769899 A JP 33769899A JP 2001156495 A JP2001156495 A JP 2001156495A
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pallet
substrate
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station
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JP33769899A
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Kenichi Muto
健一 武藤
Teruyuki Tomizawa
照亨 富沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 基板搬送効率を向上させる。 【解決手段】 部品が実装される実装基板3を複数枚載
置した複数個の作業用パレット4を、第1の搬送機構5
により部品実装ステーション(II)まで搬送し、当該
部品実装ステーション(II)での部品実装作業終了後
の作業用パレット4を、第1の橋渡し機構8により前記
第1の搬送機構5と対峙する第2の搬送機構7に橋渡す
る。更に、当該作業用パレット4を第2の搬送機構7に
より所定位置まで搬送した後に、前記第2の搬送機構7
上の前記作業用パレット4を第2の橋渡し機構9を介し
て前記第1の搬送機構5へ橋渡しすることで、作業用パ
レット4の循環搬送が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板搬送装置及び
基板搬送方法に関し、更に言えば、各種部品が実装され
る実装基板の搬送効率向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の基板搬送装置及び基板搬送
方法について説明する。尚、説明の便宜上、以下の説明
では実装基板に各種部品を実装する部品実装装置に搭載
された基板搬送装置及び基板搬送方法を例にして説明す
る。
【0003】従来の基板搬送装置及び基板搬送方法とし
て、例えば、供給ストッカ内に収納された実装基板をあ
る作業ステーション(本説明では、部品実装ステーショ
ン)まで1枚ずつコンベア搬送(竿送りでも可)し、当
該部品実装ステーションまで搬送されてきた前記基板を
XYテーブル上に位置決め固定した後に、当該部品実装
ステーションでの基板の位置確認を機械的あるいは間接
的(認識カメラ等を用いて光学的)に行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た基板搬送装置及び基板搬送方法では、実装基板を1枚
ずつ搬送し、しかも部品実装ステーション到達後に、そ
の場所で位置確認作業を行っていたため、連続作業を行
わせる場合に、非常に効率が悪いという問題があった。
【0005】特に、近年、製品の軽薄短小化に応じて、
基板サイズが小さくなり、扱う部品点数も少なくなる傾
向にあり、1枚ずつの基板搬送方式では対応できなくな
ってきている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の基板搬
送装置及び基板搬送方法は上記課題に鑑みなされたもの
で、図2に示すように各種部品が実装される実装基板3
を複数枚ずつ複数個の作業用パレット4に載置させ、当
該作業用パレット4を搬送経路内で循環搬送させたこと
で、従来の1枚ずつの搬送方式に比して搬送効率が向上
する。
【0007】また、前記複数個の作業用パレット4を搬
送経路内で循環搬送させる際に、部品実装ステーション
(I)で部品の実装作業が行われる実装作業用パレット
の他に、少なくとも基板供給準備用パレットと、基板排
出準備用パレットとを具備させたことで、実装作業中で
の基板供給準備あるいは基板排出準備が可能になる。
【0008】更に、前記基板供給準備用パレットに載置
された実装基板3の位置認識機構25が、当該基板供給
準備用パレットが部品実装ステーション(II)に搬送
されるまでの搬送経路途上に準備されることで、従来の
部品実装ステーション到達後に位置確認作業を行う方式
に比して作業効率が向上する。
【0009】また、部品が実装される実装基板3を複数
枚載置した複数個の作業用パレット4を、第1の搬送機
構5により第1方向に搬送することで部品実装ステーシ
ョン(II)まで搬送し、当該部品実装ステーション
(II)での部品実装作業終了後の作業用パレット4
を、第1の橋渡し機構8により前記第1の搬送機構5と
対峙する第2の搬送機構7に橋渡しした後に、当該作業
用パレット4を第2の搬送機構7により第2方向に搬送
する。そして、前記第2の搬送機構7上の前記作業用レ
ット4を第2の橋渡し機構9を介して前記第1の搬送機
構5へ橋渡しすることで、作業用パレット4の循環搬送
が可能になる。
【0010】更に、前記第1の搬送機構5は、複数本の
ボールネジ軸14,15,16にそれぞれ嵌合する複数
個のスライド機構17,18,19を有し、当該スライ
ド機構17,18,19が前記各パレット4にそれぞれ
係合することで、当該各パレット4をそれぞれ所定位置
まで個別に搬送することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板搬送装置及び
基板搬送方法に係る一実施形態について図面を参照しな
がら説明する。
【0012】図1は本発明が適用される基板搬送装置の
斜視図で、図2はその平面図で、図3はその正面図であ
る。
【0013】図において、1は基板搬送装置本体で、こ
の本体1には供給ストッカ2から供給され、各種部品が
実装される実装基板3を複数枚ずつ載置する作業用パレ
ット4(キャリアとも呼ばれる)を各種作業ステーショ
ンに搬送する搬送機構が搭載されている。当該搬送機構
は、前記複数枚の実装基板3を載置した作業用パレット
4を、基板供給ステーション(I)から第1方向(図2
に示すA方向)に搬送する第1の搬送機構5と、部品実
装ステーション(II)での部品実装作業終了後、基板
排出ステーション(III)で実装基板3が排出ストッ
カ6へ排出された空の作業用パレット4を、前記第1の
搬送機構5と対峙する第2の搬送機構7に橋渡しする第
1の橋渡し機構8と、当該第2の搬送機構7により第2
方向(図2に示すB方向)に搬送された作業用パレット
4を、前記第1の搬送機構5に橋渡しする第2の橋渡し
機構9とで構成され、これにより作業用パレット4の循
環搬送を可能にしている。
【0014】ここで、前記作業用パレット4は、搬送経
路内で循環搬送させる際に、部品実装ステーション(I
I)で部品の実装作業が行われる実装作業用パレット4
の他に、少なくとも基板供給準備用パレットと、基板排
出準備用パレットとを有しており、この複数個の作業用
パレット4が搬送経路内で循環搬送されることになる。
尚、本実施形態では基板供給準備用パレットを1つ、基
板排出準備用パレットを1つ、そして実装作業用パレッ
トを2つ有した4個の作業用パレット4が準備されてい
る。
【0015】以下、前記作業用パレット4の各構成につ
いて図4及び図5を参照しながら説明する。
【0016】40は作業用パレット本体で、前記第1の
搬送機構5と第2の搬送機構7を構成する後述する搬送
レール20,37に沿って所定位置まで搬送される。
尚、図4及び図5では後述するスライド機構17,1
8,19について便宜的に図示していない。
【0017】41は基板基準レールで、42は可動レー
ルであり、可動レール固定ノブ43を緩め、当該可動レ
ール42をリニアガイド44にガイドさせながら前記基
板基準レール41側にスライドさせて、所望の位置で可
動レール固定ノブ43を締めて扱う実装基板3の幅サイ
ズに調整する(図4に示す二点鎖線が扱う各種実装基板
3である。)。
【0018】また、45は可動レール42側に設けられ
た複数個(本実施形態では、11個)の位置決め爪であ
り、当該位置決め爪45により前記実装基板3を押し込
むようにして作業用パレット4の所望位置に実装基板3
を位置決めしている。尚、当該位置決め爪45はスプリ
ング46により付勢されている(図4に示す可動レール
42の一部切欠き部参照)。
【0019】更に、47,48は位置決め爪開放レバー
で、基板供給側爪開放プッシャ49または基板排出側爪
開放プッシャ50により、前記位置決め爪開放レバー4
7または位置決め爪開放レバー48を押すことで、前記
位置決め爪45がスプリング46の付勢力に抗して基板
基準レール41から離間する方向に移動される。従っ
て、前記供給ストッカ2から実装基板3が供給される場
合または排出ストッカ6に実装基板3を排出する際に
は、上記開放プッシャ49,50により位置決め爪45
を外方に移動させておく。尚、図4では前記基板供給側
爪開放プッシャ49または基板排出側爪開放プッシャ5
0の配置に関し、開放プッシャ49,50による位置決
め爪45の開放方式について説明するため、便宜的に作
業用パレット4の両側端部近傍に配置されているように
図示しているが、実際には、供給ストッカ2側に基板供
給側爪開放プッシャ49が配置され、もう一方の基板排
出側爪開放プッシャ50は排出ストッカ6側に配置され
ている。また、51は前記基板3裏面に当接し、当該基
板3を水平に支持するためのバックアップピンである。
【0020】前記第1の搬送機構5は、モータ11,1
2,13の回転駆動により回転するボールネジ軸14,
15,16が複数本準備され、それぞれのボールネジ軸
14,15,16に嵌合する複数個のスライド機構1
7,18,19(図3参照)を有し、当該スライド機構
17,18,19が前記各作業用パレット4にそれぞれ
係合することで、当該各パレット4を一対の搬送レール
20にガイドさせながらそれぞれ所定位置まで個別搬送
可能にしている。
【0021】尚、本実施形態ではボールネジ軸を3本準
備し、そのボールネジ軸の数よりも多い数(4個)の作
業用パレット4を持つことで、各作業用パレット4を個
別に搬送でき、しかも実装作業中に基板供給準備用パレ
ットあるいは基板排出準備用パレットの何れかを、また
は両方を第1の搬送機構5と第2の搬送機構7間の橋渡
し作業に供することができるため、搬送効率を向上させ
ることができる。
【0022】また、前記スライド機構17,18,19
は、図2及び図3に示すように上下動可能な当接ピン2
1,22,23を有し、当該当接ピン21,22,23
が前記作業用パレット4の溝4A内に入り込むことで、
スライド機構17,18,19と各作業用パレット4と
が係合し、このスライド機構17,18,19の移動に
伴い各作業用パレット4が搬送される。また、前記溝4
Aはボールネジ軸14,15,16に跨るように長穴形
状とすることで、どのスライド機構17,18,19の
当接ピン21,22,23にでも対応可能となるように
構成されている。
【0023】更に、前記供給ストッカ2及び排出ストッ
カ6は、それぞれ上下動機構2A,6A及び搬送ガイド
2B,6Bを有し、当該上下動機構2Aにより供給スト
ッカ2位置を調整することで、押出し機構による押出し
位置に供給ストッカ2内の基板3を位置合わせすると共
に、当該上下動機構6Aにより排出ストッカ6位置を調
整することで、押入れ機構による押入れ位置に排出スト
ッカ6の基板収納位置を位置合わせ可能にしている。
【0024】25は前記作業用パレット(基板供給準備
用パレットに相当)4に載置された実装基板3の位置を
認識する位置認識機構で、当該作業用パレット4が基板
供給ステーション(I)から部品実装ステーション(I
I)に搬送される搬送経路途上に準備されている。即
ち、基板供給ステーション(I)において、4枚の実装
基板3を載置した作業用パレット4に前記スライド機構
17が係合した状態で、前記モータ11の回転駆動によ
りボールネジ軸14の回転に応じて当該スライド機構1
7が移動することで、作業用パレット4が部品実装ステ
ーション(II)に搬送される。この際、通過する基板
上方に認識カメラ26が準備されており、当該基板3の
搬送途中で、その位置認識が行われる。従って、従来の
部品実装ステーション到達後に位置確認作業を行う方式
に比して作業効率が向上する。
【0025】また、27は当該認識カメラ26をY方向
(基板搬送方向と対向する方向)に移動可能にする移動
機構で、モータ28の回転駆動により回転するボールネ
ジ軸29に嵌合してスライドする支持体30に認識カメ
ラ26が設置されている。これにより、例えば、その対
角線上に一対の認識マークを有する基板を扱う場合に
は、スライド機構17,18,19の移動(X移動)時
に第1の認識マークを認識カメラ26で認識し、更なる
スライド機構17,18,19の移動に合わせて第2の
認識マークが通過する領域に前記認識カメラ26を水平
移動(Y移動)させて、当該第2の認識マークを認識さ
せる。
【0026】以下、前記第1の橋渡し機構8及び第2の
橋渡し機構9について説明する。尚、両橋渡し機構8,
9は同様の構成であるため、第1の橋渡し機構8の構成
を説明することで第2の橋渡し機構9の構成に関する重
複した説明は省略する。
【0027】31は前記空の作業用パレット4を載置し
た状態でスライドするスライド板32の移動をガイドす
る一対の移動ガイドで、当該移動ガイド31にガイドさ
れて作業用パレット4が第1の搬送機構5から第2の搬
送機構7に橋渡しされる。尚、スライド板32のスライ
ド方式は、例えば供給側シリンダ33または排出側シリ
ンダ34のロッドをスライド板32に係合させて、この
ロッドでスライド板32を引張るまたは押し出す方式で
ある。
【0028】そして、第2の搬送機構7に移った作業用
パレット4は、当該作業用パレット4の一部にボールネ
ジ軸35の不図示のスライド機構が当接し、その状態で
モータ36の回転駆動によりボールネジ軸35の回転に
応じて当該スライド機構が一対の搬送レール37にガイ
ドされながら搬送されるに伴って移送される(図2参
照)。
【0029】最後に、38,39はそれぞれ第1の搬送
機構5から第2の搬送機構7へ、また第2の搬送機構7
から第1の搬送機構5へのスライド板32の移動に伴い
移動可能な一対の搬送レールで、この搬送レール38,
39と前記搬送レール20とで前記供給ストッカ2から
供給される実装基板3が、排出ストッカ6に排出される
までの搬送経路が構成されることになる。
【0030】以下、基板搬送動作について図面を参照し
ながら説明する。
【0031】先ず、供給ストッカ2内に収納された実装
基板3を不図示の押出し機構により一対の搬送ガイド2
Bへ押出し、当該搬送ガイド2B上の実装基板3を更に
不図示の押出し機構により作業用パレット4(基板供給
準備用パレットに相当)上の一対の搬送レール(基板基
準レール41と可動レール42)へ押出す。この動作を
4回繰り返すことで4枚の基板3が作業用パレット4に
載置される。
【0032】このとき、前記可動レール42側の位置決
め爪45は、基板供給側爪開放プッシャ49が位置決め
爪開放レバー47に押し当たることで、スプリング46
の付勢力に抗して基板基準レール41から離間する方向
に移動されているため、基板基準レール41と可動レー
ル42間に基板3が容易に入り込める。
【0033】そして、前述したように4枚の基板3を作
業用パレット4に載置した後に、第1の搬送機構5にお
いて第1の作業用パレット4にその溝4Aを介してスラ
イド機構17が係合し、モータ11の回転駆動によるボ
ールネジ軸14の回転に伴って当該スライド機構17が
移動され、従って前記作業用パレット4が一対の搬送レ
ール20にガイドされながら所定位置まで搬送される。
そして、このような作業(4枚の基板3を載置した第2
の作業用パレット4に対してスライド機構18が係合
し、同じく第3の作業用パレット4に対しスライド機構
19が係合して搬送される作業)が繰り返される。尚、
図1乃至図3では既に実装作業が進行している状態を示
してあるため、第1の搬送機構5上に位置する複数個
(図では3個)の作業用パレット4は、2個が部品実装
ステーション(II)に位置され、もう1個が部品排出
ステーション(III)側に位置されている。
【0034】ここで、本発明の特徴は、各種部品が実装
される実装基板3を複数枚ずつ複数個の作業用パレット
4に載置させ、当該作業用パレット4を搬送経路内で循
環搬送させたことにあり、これにより従来の1枚ずつの
基板搬送方式に比して搬送効率の向上が図れる。このこ
とは特に、近年の製品の軽薄短小化に応じて、基板サイ
ズが小さくなり、扱う部品点数も少なくなる傾向にある
なかで、1枚の実装時間にかかる時間が短くなり、実装
処理終了後に次の基板が用意されるまでにタイムラグが
発生してしまう等の搬送効率の低下を抑止できる。
【0035】また、前記複数個の作業用パレット4を搬
送経路内で循環搬送させる際に、部品実装ステーション
で部品の実装作業が行われる実装作業用パレットの他
に、少なくとも基板供給準備用パレットと、基板排出準
備用パレットとを具備させたことで、実装作業中での供
給準備あるいは排出準備が可能になる。
【0036】尚、本実施形態ではボールネジ軸を3本準
備し、そのボールネジ軸の数よりも多い数(4個)の作
業用パレット4を持つことで、各作業用パレット4を個
別に搬送でき、しかも実装作業中に基板供給準備用パレ
ット4あるいは基板排出準備用パレット4の何れかを、
または両方を第1の搬送機構5と第2の搬送機構7間の
橋渡し作業に供することができるため、搬送効率を向上
させることができる。
【0037】続いて、作業用パレット4が基板供給ステ
ーション(I)から部品実装ステーション(II)に搬
送される搬送経路途上で認識カメラ26により、当該パ
レット4上の4枚の実装基板3を位置認識する。即ち、
搬送レール20にガイドされながら部品実装ステーショ
ン(II)に搬送される途中で、基板3に付された認識
マーク(図示せず)を認識する。尚、認識マークの一般
的な例としては、基板の対角線上に一対の開孔部が穿設
されているものがあり、この一対の開孔部を認識するこ
とで、基板3のX−Y−θ方向の位置ずれが認識でき
る。そして、このような認識マークを有する基板を扱う
場合には、スライド機構17,18,19の移動(X移
動)時に第1の認識マークを認識カメラ26で認識し、
更なるスライド機構17,18,19の移動に合わせ
て、前記モータ28を回転駆動させ第2の認識マークが
通過する領域に前記認識カメラ26を水平移動(Y移
動)させて、当該第2の認識マークを認識させる。この
ように認識時においてスライド機構17,18,19の
X移動を利用することで、認識カメラ26はY移動させ
るだけで済み、認識カメラ26の駆動系に関する部品点
数の削減化が図れる。
【0038】また、このように部品実装ステーション
(II)への搬送途中で、基板の位置認識が終了するた
め、従来の部品実装ステーション到達後に位置確認作業
を行う方式に比して作業効率の向上が図れる。
【0039】次に、部品実装ステーション(II)に到
達した作業用パレット4に対して、各種部品の実装作業
が行われる。尚、本実施形態では、図示しない2体の実
装機構により2個の作業用パレット4上の基板3に対し
てそれぞれ実装作業が施されるもので、当該実装作業
は、扱う機種毎にそれぞれ異なり、例えば各作業用パレ
ット4上の基板3に対して同時に同じ実装作業を行うも
の、あるいは基板供給ステーション(I)側の作業用パ
レット4上の基板3に対してある部品群の実装作業を行
い基板排出ステーション(III)側の作業用パレット
4上の基板3に対してそれ以外の部品群の実装作業を行
うもの等、各種実装方法に基づいて実装作業される。
【0040】そして、実装作業が終了した作業用パレッ
ト4は基板排出ステーション(III)に搬送され、そ
こで当該作業用パレット4上の基板3が排出ストッカ6
内へ順次排出される(図1乃至図3参照)。このとき、
前記可動レール42側の位置決め爪45は、基板排出側
爪開放プッシャ50が位置決め爪開放レバー48に押し
当たることで、スプリング46の付勢力に抗して基板基
準レール41から離間する方向に移動されるため、当該
基板3は容易に排出される。
【0041】続いて、前記空の作業用パレット4は、ス
ライド板32が移動ガイド31にガイドされながら移動
されて、第1の搬送機構5から第2の搬送機構7に橋渡
しされる。そして、第2の搬送機構7に移った作業用パ
レット4は、当該作業用パレット4の一部にボールネジ
軸35のスライド機構が当接した状態で、モータ36の
回転駆動によりボールネジ軸35の回転に応じて移動さ
れる。このとき、第1の搬送機構5上でも、各作業用パ
レット4の所望位置への搬送が行われ、前述したスライ
ド板32も作業用パレット4を第2の搬送機構7に橋渡
した後、直ちに第1の搬送機構5側に戻り、搬送作業に
加わる。
【0042】また、図1乃至図3に示すように第2の搬
送機構7側に移った空の作業用パレット4はモータ36
によるボールネジ軸35の回転により搬送されて、スラ
イド板32位置に到達した時点で、第1の搬送機構5側
へ移動することで、作業用パレット4の循環搬送が可能
になる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、作業基板を複数枚ずつ
複数個の作業用パレットに載置させ、当該作業用パレッ
トを搬送経路内で循環搬送させたことで、従来の1枚ず
つの搬送方式に比して搬送効率向上が図れる。
【0044】また、前記複数個の作業用パレットを搬送
経路内で循環搬送させる際に、ステーションでの作業が
行われる作業用パレットの他に、少なくとも基板供給準
備用パレットと、基板排出準備用パレットとを具備した
ことで、実装作業中での基板供給準備あるいは基板排出
準備が可能になり、搬送効率向上が図れる。
【0045】更に、前記基板供給準備用パレットに載置
された作業基板の位置認識機構が、当該基板供給準備用
パレットが作業ステーションに搬送されるまでの搬送経
路内に準備されることで、従来の作業ステーション到達
後に位置確認作業を行う方式に比して作業効率向上が図
れる。
【0046】また、第1の搬送機構は、複数本のボール
ネジ軸にそれぞれ嵌合する複数個のスライド機構を有
し、当該スライド機構が各作業用パレットにそれぞれ係
合することで、当該各パレットをそれぞれ所定位置まで
個別に搬送することが可能となり、搬送効率の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基板搬送装置を示す斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態の基板搬送装置を示す平面
図である。
【図3】本発明の一実施形態の基板搬送装置を示す正面
図である。
【図4】本発明の基板搬送装置に適用される作業用パレ
ットを示す平面図である。
【図5】本発明の基板搬送装置に適用される作業用パレ
ットを示す側面図である。
【符号の説明】
1 基板搬送装置本体 3 実装基板 4 作業用パレット 5 第1の搬送機構 7 第2の搬送機構 8 第1の橋渡し機構 9 第2の橋渡し機構 26 認識カメラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業基板を搬送する基板搬送装置におい
    て、 前記作業基板が載置される作業用パレットと、 前記作業用パレットを搬送経路内で循環搬送させる循環
    搬送機構とを備え、 前記作業用パレットが、作業ステーションでの作業用パ
    レットの他に、少なくとも基板供給準備用パレットと、
    作業終了後の基板排出準備用パレットとを具備している
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記基板供給準備用パレットに載置され
    た作業基板の位置認識機構が、当該基板供給準備用パレ
    ットが作業ステーションに搬送されるまでの搬送経路内
    に準備されていることを特徴とする請求項1に記載の基
    板搬送装置。
  3. 【請求項3】 作業基板が載置される複数個の作業用パ
    レットと、 前記複数個の作業用パレットを第1方向に搬送する第1
    の搬送機構と、 前記第1の搬送機構と対峙し、作業ステーションでの作
    業終了後の作業用パレットを第2方向に搬送する第2の
    搬送機構と、 前記第1の搬送機構から前記第2の搬送機構へ、また前
    記第2の搬送機構から前記第1の搬送機構へ前記作業用
    パレットを橋渡しする橋渡し機構とを具備することを特
    徴とする基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送機構は、複数本のボール
    ネジ軸にそれぞれ嵌合する複数個のスライド機構を有
    し、当該スライド機構が前記各パレットにそれぞれ係合
    することで、当該各パレットをそれぞれ所定位置まで搬
    送することを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 作業基板が載置される複数個の作業用パ
    レットを搬送経路内で、循環搬送させたことを特徴とす
    る基板搬送方法。
  6. 【請求項6】 作業基板を搬送する基板搬送方法におい
    て、 前記作業基板が載置される作業用パレットが作業ステー
    ションに搬送されるまでの搬送経路途上で当該作業用パ
    レット上に載置された作業基板の位置認識を行うように
    したことを特徴とする請求項5に記載の基板搬送方法。
  7. 【請求項7】 第1の搬送機構により作業基板が載置さ
    れた複数個の作業用パレットを正方向移動させて基板供
    給ステーションから作業ステーションまで搬送する工程
    と、 前記作業ステーションでの作業終了後、基板排出ステー
    ションにおいて基板が排出された空の作業用パレットを
    第1の橋渡し機構により第1の搬送機構と対峙する第2
    の搬送機構側に橋渡しする工程と、 前記第1の橋渡し機構により第1の搬送機構から前記第
    2の搬送機構へ橋渡しされた空の作業用パレットを逆方
    向移動させて基板供給ステーションまで搬送する工程
    と、 前記空の作業用パレットを第2の橋渡し機構により第2
    の搬送機構から前記第1の搬送機構へ橋渡しする工程と
    を具備して、当該作業用パレットを搬送経路内で循環搬
    送させたことを特徴とする基板搬送方法。
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