JP2012095509A - 回転電機の水抜き構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機のケーシングに設けられる水抜き構造において、挿入工程開始直前の水抜き部材の挿入端と貫通穴との許容ずれ量を大きく設定するとともに、貫通穴内での爪の移動を抑え、爪の脚部をたわみ方向に薄く設定可能とする。
【解決手段】水抜き部材5は、貫通穴16の貫通方向に延びる脚部33、脚部33の先端に設けられる爪頭部34を有する複数の爪30と、脚部33の外側面から貫通穴内周面に対して突出する突部42とを備え、許容爪移動量kが突部42によって設定される。このため、許容爪移動量kの設定制限によらず、爪頭部34の位置や脚部33のたわみ方向の厚さを自由に設計することができる。すなわち、許容爪移動量kの設定制限を気にすることなく、爪同士の距離を小さくし、貫通穴入口幅dに対する挿入端38の幅sを十分に小さくして許容ずれ量zを大きく設定でき、爪の脚部33のたわみ方向の厚さを薄く設定できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機のケーシングに設けられる水抜き構造に関する。
従来、電動機や発電機などの回転電機において、被水し、内部に浸水した場合に、回転電機の内部から外部へと水を排出する水抜き構造を備えることが知られている(例えば、特許文献1)。
図9(a)に示すように、従来の水抜き構造では、回転電機のケーシング101に貫通穴102が設けられ、この貫通穴102に水抜き部材103が取り付けられている。水抜き部材103は、貫通穴102に取り付ける取付け腕104として、貫通穴102の貫通方向に延びて設けられるとともに、貫通方向に直交する方向に向き合う複数の爪105を有している。爪105は、貫通穴102の貫通方向に延びる脚部108と、脚部108の先端に設けられる爪頭部109とを有する。そして、2つの爪頭部109の先端は、取付け腕104の貫通穴102に挿入する側の端部である挿入端111を形成している。
そして、貫通穴102への水抜き部材103の取り付けは、爪105をケーシング101の外周面側から貫通穴102に挿入することでなされる。すなわち、貫通穴102に挿入される際に、爪105は互いの距離を縮めるようにたわみ、爪頭部109が貫通穴102を通過すると、爪105は形状を復元し、爪頭部109が貫通穴102の周囲のケーシング101の内周面に引っ掛かる(図9(a)二点鎖線参照)。
ここで、ケーシング101の外周面において貫通穴102の周囲には、面取り112が形成されている。これによれば、挿入端111に対して、貫通穴102の入口(爪105の挿入方向における入口)が面取り112により広くされる。このため、爪105を貫通穴102に挿入する挿入工程開始直前に、挿入端111と貫通穴102の入口との位置関係に多少のずれが生じても、爪105を貫通穴102に挿入することが可能となる。つまり、挿入工程開始直前の挿入端111と貫通穴102との許容ずれ量zを大きくできる。
特開平4−150752号公報
近年、製品の省コスト化が求められる中、ケーシング101の薄肉化が求められている。ケーシング101の厚さが薄いと、貫通穴102の周囲に面取り112を設けることができない。面取り112がない場合、挿入工程開始直前の挿入端111と貫通穴102との許容ずれ量zは小さくなるため、組み付け精度を向上させなければならず、工数アップやコストアップといった問題を生じる。
このため、面取り112を設けなくても、許容ずれ量zを大きく設定できることが好ましい。
面取り112を設けなくても、許容ずれ量zを大きく設定する方法として、例えば、複数の爪105同士の距離を小さくして、挿入端111の幅sを貫通穴102の入口幅dに対して十分小さくする方法が考えられる(比較例(図9(b)参照))。
しかし、この構造では、脚部108と貫通穴102との間の距離が大きくなる。この距離は、爪105を取り付けた後の貫通穴102内での貫通穴内周面に向けての爪105の許容移動量kとなるが、許容移動量kが大きいと、回転電機の作動や外力による振動等によって、爪105が貫通穴102内で動きやすくなり、ケーシング101の内周面に引っ掛かっていた爪頭部109が外れる虞がある。
なお、脚部108のたわみ方向の厚さが厚くなると、たわみ時に応力集中による破損が生じやすくなるため、脚部108のたわみ方向の厚さを薄くする必要がある。
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、回転電機のケーシングに設けられる水抜き構造において、貫通穴に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の水抜き部材の挿入端と貫通穴との許容ずれ量を大きく設定するとともに、爪を取り付けた後の貫通穴内での爪の移動を抑え、且つ、爪の脚部のたわみ方向の厚さを薄く設定可能とすることを目的とする。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の回転電機の水抜き構造は、貫通穴が形成されたケーシングと、貫通穴に取り付けるための取付け腕を有する水抜き部材とを備える。
取付け腕は、貫通穴の貫通方向に延びて設けられるとともに、貫通方向に直交する方向に向き合う複数の爪を有し、爪は、それぞれ、貫通穴の貫通方向に延びる脚部と、脚部の先端に設けられる爪頭部とを有する。
複数の爪は、爪頭部の先端により、取付け腕の貫通穴に挿入する側の端部である挿入端を形成し、脚部は、爪同士が向き合う方向にたわみ可能である。
そして、取付け腕は、貫通穴よりケーシングの内部に挿入され、挿入時の爪頭部と貫通穴との当接によって脚部がたわみ、爪頭部が貫通穴を通過すると、脚部が復元し、ケーシングの内面に爪頭部が係止されることによりケーシングに取り付けられている。
ここで、爪の貫通穴の内周面に対向する側をたわみ方向外側とし、爪同士が向き合う側をたわみ方向内側としたときに、本発明の回転電機の水抜き構造では、脚部のたわみ方向外側面から貫通穴の内周面に向って突出する突部を備える。突部は、貫通穴内での貫通穴に対する爪の移動を規制する。
つまり、本発明では、爪を取り付けた後の、貫通穴内での貫通穴内周面に向けての爪の許容移動量(以下、許容爪移動量と呼ぶ)は、突部によって設定される。このため、爪頭部の位置や脚部のたわみ方向の厚さは、許容爪移動量の設定制限によらず、自由に設計することができる。
すなわち、許容爪移動量の設定制限を気にすることなく、爪同士の距離を小さく設定することができるため、貫通穴の入口の大きさに対して、挿入端の大きさを十分に小さくすることができる。これによれば、貫通穴に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端と貫通穴との許容ずれ量を大きく設定できる。
そして、突部と貫通穴内周面との間の距離を任意に設定することで許容爪移動量が設定され、許容爪移動量を任意の範囲内に制限することができる。このため、貫通穴内での貫通穴に対する爪の移動を抑えることができる。
また、許容爪移動量を気にすることなく、爪の脚部のたわみ方向の厚さを薄く設定できる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の回転電機の水抜き構造によれば、爪頭部の先端は、脚部よりもたわみ方向内側に位置している。
挿入工程開始直前の挿入端と貫通穴との許容ずれ量は、挿入端の大きさと貫通穴入口の大きさにより決定されるが、本発明では、爪頭部の先端を脚部よりもたわみ方向内側に位置させることにより、複数の爪頭部の先端同士の間の距離を小さくし、脚部の位置やたわみ方向の厚さとは関係なく、複数の爪頭部で形成される挿入端の大きさを貫通穴の大きさに対して十分に小さくすることが可能となる。つまり、貫通穴に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端と貫通穴との許容ずれ量を大きく設定できる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の回転電機の水抜き構造によれば、爪頭部の先端は、脚部よりもたわみ方向内側に位置し、脚部は、貫通穴内での貫通穴に対する爪の移動を規制する。つまり、脚部よりも爪頭部の先端がたわみ方向内側に突出している構造になる。
これによれば、爪頭部の先端を脚部よりもたわみ方向内側に位置させることにより、複数の爪頭部の間の距離を小さくし、脚部の位置やたわみ方向の厚さとは関係なく、複数の爪頭部で形成される挿入端の大きさを、貫通穴の大きさに対して十分に小さくすることが可能となる。つまり、貫通穴に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端と貫通穴との許容ずれ量を大きく設定できる。
そして、許容ずれ量は爪頭部の先端位置のみにより定まるため、許容ずれ量の設定制限に関係なく、脚部の位置を貫通穴内周面に近づけることができ、脚部と貫通穴内周面との当接によって、貫通穴内での爪の移動を制限することができる。つまり、脚部のたわみ方向外側面と貫通穴内周面との間の距離を任意に設定することで許容爪移動量が設定され、許容爪移動量を任意の範囲内に制限することができる。
また、爪頭部の先端が脚部よりもたわみ方向内側に位置している構造であるため、脚部はたわみ方向内側に厚くならず、脚部の厚さを薄くすることが可能となる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の回転電機の水抜き構造によれば、爪頭部は、脚部よりもたわみ方向内側に突出する内側突部を有しており、内側突部に爪頭部の先端が設けられている。
これは、請求項3の一実施態様である。
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の回転電機の水抜き構造によれば、複数の爪は、たわみ方向から視て互いに重ならない位置に設けられている。
これによれば、たわみ時に爪同士がぶつかることがないため、たわみ量を増やすことができる。
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の回転電機の水抜き構造によれば、複数の爪は、最大たわみ時に、内側突部同士が凹凸係合するように形成されている。
これによれば、内側突部があっても、凹凸係合の距離分だけたわみ量を増やすことができる。
〔請求項7の手段〕
請求項7に記載の回転電機の水抜き構造によれば、複数の爪頭部は、爪頭部の外側端部により、ケーシングの内面に係止される引っ掛かり端を形成しており、爪頭部は、引っ掛かり端の幅を小さくする方向にたわみ可能である。
例えば、爪頭部がたわまない場合には、爪頭部の引っ掛かり端の幅が大きいと、脚部のたわみだけでは、爪を貫通穴に挿入することができない。
しかし、爪頭部をたわむようにすると、爪頭部の引っ掛かり端の幅が大きくても、脚部のたわみに加えて、爪頭部がたわむため、貫通穴に挿入して取り付けることができる。
したがって、爪頭部の引っ掛かり端の幅を大きく設定することができる。これによれば、ケーシングの内面に爪頭部がかかる量(爪かかり量)を大きく設定することが可能となるので、許容爪移動量が大きくても、ケーシングの内面から爪頭部が外れにくくなる。
スタータの一部断面を含む全体図である(実施例1)。 水抜き部材の断面図である(実施例1)。 (a)はスタータの水抜き構造を示す図1の部分拡大断面図であり、(b)は取付け腕の平面図である(実施例1)。 (a)はスタータの水抜き構造を示す断面図であり、(b)は取付け腕の平面図である(実施例2)。 スタータの水抜き構造を示す断面図である(実施例2の変形例)。 (a)はスタータの水抜き構造を示す正面図であり、(b)は取付け腕の平面図である(実施例3)。 (a)はスタータの水抜き構造を示す側面図であり、(b)は取付け腕の平面図である(実施例4)。 (a)は水抜き部材の平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は水抜き部材の側面図である(変形例)。 (a)は従来例のスタータの水抜き構造を示す断面図であり、(b)は比較例のスタータの水抜き構造を示す断面図である。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
実施例1の回転電機の水抜き構造を、図1〜図3を用いて説明する。
本実施例の回転電機の水抜き構造は、車両用エンジンの始動に用いられるスタータ1に適用されるものである。
スタータ1は、回転力を発生するモータ2と、モータ2への通電電流を断続する働きとを有する電磁スイッチ3等により構成される周知のものである。
そして、モータ2のケーシング4に水抜き部材5が装着されている。
モータ2は、ヨーク8の内周に複数個の永久磁石を配置して構成される界磁、界磁の内側に回転自在に配置される電機子9、および電機子9に設けられる整流子10に摺接するブラシ11等を有し、界磁によって発生する電磁力の作用で電機子9に回転力を発生する周知の直流電動機である。
ケーシング4は、ヨーク8と、エンドフレーム12とで構成され、図示しないスルーボルトによってフロントハウジング13に固定されている。
ヨーク8は、両端が開口する円筒形状に設けられて、フロントハウジング13とエンドフレーム12との間に挟持され、ケーシング4の一部を形成している。
エンドフレーム12は、ヨーク8の開口を塞ぐように、ヨーク8の反フロントハウジング側の開口端に取り付けられ、ブラシ11や整流子10の一部を収容している。
そして、ヨーク8のエンドフレーム12側部分には、水抜き部材5を取り付けるために長方形状に開口する貫通穴16が形成されている。なお、貫通穴16は、ブラシ11等のモータ2を構成する部品に干渉しない位置において、スタータ1の地側に設けられている。
また、貫通穴16を形成する箇所のヨーク8の肉厚は他の部分よりも厚くされてはおらず、貫通穴16の周囲に面取りを形成するには薄い厚さとなっている。
水抜き部材5は、水抜き通路18を形成する水抜き部19と、貫通穴16に水抜き部19を取り付けるための取付け腕20とを有する(図2参照)。
水抜き部19は、図2に示すように、略筒形状に設けられ、その内部に筒方向に延びる水抜き通路18が形成されている。
水抜き通路18は、排水チューブ22の図示上端に開口する入口23と、排水チューブ22の下端部の径方向両側面に開口する出口24との間を連通して形成され、排水チューブ22の内部に設けられる邪魔板25と小孔26によりラビリンス構造に形成されている。
これにより、ケーシング4に浸入した水を排水するとともに、外部からの水の浸入も防いでいる。
取付け腕20は、図3に示すように、例えば、樹脂製であり、板状の台座29と、この台座29から貫通穴16に向けて突出する複数の爪30(本実施例では2本)とを有する。
台座29は、略長円板状であり、台座29の一端面側には水抜き部19が設けられ、台座29の他端面から爪30が突出している。そして、台座29の中央部には、ケーシング4の内部と水抜き通路18とを連通するように板厚方向に貫通する穴31が形成されている。
2本の爪30は、台座29上で穴31を挟んで互いに向き合うように設けられている。
爪30は、それぞれ、貫通穴16の貫通方向に延びる脚部33と、脚部33の先端(反台座側、貫通方向他端側)に設けられる爪頭部34とを有する。
脚部33は、それぞれ、貫通穴16の貫通方向に対してほぼ平行で、台座29に対してほぼ垂直に設けられている。また、互いの爪頭部34同士の間の距離を縮める方向へ可撓性を有している。そして、たわみ方向と貫通方向とに垂直な方向を爪幅方向とすると、脚部33は、爪幅方向を長手とする長方形断面を有しており(図3(b)参照)、脚部33のたわみ方向の厚さは、先端から台座側に亘って一定に設けられている。
また、爪幅方向において、2本の爪30は同じ位置にある。
ここで、爪30の貫通穴内周面に対向する側をたわみ方向外側(以下、外側という)とし、爪30同士が向き合う側をたわみ方向内側(以下、内側という)とすると、爪頭部34は、脚部33の先端で、脚部33よりも外側のみに庇状に突出するように設けられている。爪頭部34の先端は、脚部33の内側面を延長した位置に存在しており、爪頭部34の先端側の面は、内側から外側に向かうにつれて、台座側に傾斜するテーパ面35となっている。なお、爪頭部34の台座側の面は、脚部33の外側面と鋭角に交わるテーパ面36となっている。
そして、2つの爪頭部34の先端は、取付け腕20の貫通穴16に挿入する側の端部である挿入端38を形成している。また、2つの爪頭部34の外側端部は、貫通穴16に取り付けられた際に、ケーシング4の内周面に係止される引っ掛かり端39を形成している。
取付け腕20の先端のたわみ方向における幅(挿入端38の幅s)は、脚部33がたわんでいない自然状態における2つの爪頭部34の先端同士の距離により定まるが、本実施例では、貫通穴16の入口(爪30の挿入方向における入口)のたわみ方向における幅(以下、貫通穴入口幅d)に対して小さくなるように、脚部33同士の間の距離が狭く設定されている。
また、2つの爪頭部34の外側端部同士の距離(すなわち、引っ掛かり端39の幅h)は、貫通穴16の出口(爪30の挿入方向における出口)の幅に対して大きくなるように爪頭部34の大きさが設定されている。なお、本実施例では、貫通穴16の出口の幅は貫通穴入口幅dと等しくなっている。
そして、爪頭部34は、引っ掛かり端39の幅hを小さくする方向に、すなわち、テーパ面36と脚部33との交差角を小さくする方向にたわむことが可能となっている。
次に、取付け腕20の貫通穴16への装着方法について説明する。
取付け腕20は、挿入端38から貫通穴16の入口に挿し込まれ、ヨーク8の内部に挿入される。挿入端38の幅sは貫通穴入口幅dに対して小さいため、挿入当初は、爪頭部34と貫通穴16とは接触しないが、挿入していくにつれて、貫通穴16を通る爪頭部34が外側に大きくなるため、爪頭部34のテーパ面35と貫通穴16との当接によって脚部33及び爪頭部34がたわむ。
爪頭部34が全て貫通穴16を通過すると、脚部33は復元し、ヨーク8の内周面に引っ掛かり端39が係止される。
〔実施例1の特徴〕
本実施例の水抜き構造は、それぞれの脚部33の外側面から貫通穴内周面に対して突出する突部42を備える。そして、突部42は、貫通穴16内での貫通穴16に対する爪30の移動を規制する。
突部42は、脚部33の外側面において、貫通穴内周面に対向する位置に、爪幅方向に延びる帯状に設けられている。なお、突部42の形状はこれに限られるものではなく、例えば、脚部33の延びる方向に長く設けてもよい。
なお、突部42を、脚部33の台座側端よりも反台座側(貫通方向他端側)に設けることは、脚部33のたわみ特性の観点から好ましい。また、突部42は、貫通穴16への爪30の挿入過程において、爪頭部34のたわみに干渉しない位置に設けられる。
そして、突部42と貫通穴内周面との間の距離は、貫通穴16内で爪30が貫通方向に垂直な方向(図示左右)に移動したとしても、引っ掛かり端39がヨーク8の内周面から脱落しないような距離に設定されている。すなわち、突部42と貫通穴内周面との間の距離が、貫通穴16内での貫通穴内周面に向けての爪30の許容移動量(許容爪移動量k)となる。したがって、突部42が、貫通穴16内での貫通穴16に対する爪30の移動を規制することになる。
なお、上述のように、脚部33同士の距離を小さく設定して爪頭部34の先端同士の距離を小さくすることで、貫通穴入口幅dに対して、挿入端38の幅sを十分に小さくしている。
そして、脚部33のたわみ方向の厚さは、貫通穴16への挿入によるたわみ時に、応力集中による破損が生じにくく、たわみやすいように、薄く設定されている。
〔実施例1の作用効果〕
実施例1によれば、許容爪移動量kは、突部42によって設定される。
このため、爪頭部34の位置や脚部33のたわみ方向の厚さは、許容爪移動量kの設定制限によらず、自由に設計することができる。
すなわち、許容爪移動量kの設定制限を気にすることなく、脚部33同士の距離を小さく設定して爪頭部34の先端同士の距離を小さくすることで、貫通穴入口幅dに対して、挿入端38の幅sを十分に小さくすることができる。これによれば、貫通穴16に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端38と貫通穴16との許容ずれ量zを大きく設定できる。
また、突部42と貫通穴内周面との間の距離を任意に設定することで許容爪移動量kが設定され、許容爪移動量kを任意の範囲内に制限することができる。このため、貫通穴16内での貫通穴16に対する爪30の移動を抑えることができる。
また、許容爪移動量kを気にすることなく、脚部33のたわみ方向の厚さを薄く設定できる。
したがって、貫通穴16に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端38と貫通穴16との許容ずれ量zを大きく設定するとともに、爪30を取り付けた後の貫通穴16内での爪30の移動を抑え、且つ、脚部33のたわみ方向の厚さを薄く設定することができる。
また、爪頭部34は、引っ掛かり端39の幅hを小さくする方向にたわみ可能である。
例えば、爪頭部34がたわまない場合には、引っ掛かり端39の幅hが大きいと、脚部33のたわみだけでは、爪30を貫通穴16に挿入することができない。
しかし、爪頭部34をたわむようにすると、引っ掛かり端39の幅hが大きくても、脚部33のたわみに加えて、爪頭部34がたわむため、貫通穴16に挿入して爪30を取り付けることができる。
したがって、本実施例では爪頭部34が引っ掛かり端39の幅hを小さくする方向にたわみ可能であるため、引っ掛かり端39の幅hを大きく設定することができる。これによれば、ケーシング4の内周面に爪頭部34がかかる量(爪かかり量)を大きく設定することが可能となるので、許容爪移動量kが大きくても、ケーシング4の内周面から爪頭部34が外れにくくなる。このため、許容爪移動量kの大きさを気にすることなく、脚部33同士の距離を小さく設定することも可能になる。
〔実施例2〕
実施例2の回転電機の水抜き構造を、図4を用いて説明する。
本実施例では、爪30の形状、脚部33の外側面と貫通穴内周面との位置関係が実施例1とは異なっている。
本実施例の爪30は、爪頭部34が、脚部33の先端で、脚部33よりも外側及び内側に庇状に突出するように設けられている。そして、爪頭部34の脚部33より内側に突出した部分を内側突部45とすると、内側突部45に爪頭部34の先端が存在している。また、爪頭部34の先端側の面は、外側に向かうにつれて、台座側に傾斜するテーパ面35となっている。
これにより、爪頭部34の先端を、脚部33よりも内側に位置させることができる。
〔旧0053〕
そして、脚部33の外側面と貫通穴内周面との間の距離は、貫通穴16内で爪30が向き合う方向(図示左右)に移動したとしても、引っ掛かり端39がヨーク8の内周面から脱落しないような距離に設定されている。すなわち、脚部33の外側面と貫通穴内周面との間の距離が許容爪移動量kとなる。したがって、本実施例では、脚部33が、貫通穴16内での貫通穴16に対する爪30の移動を規制することになる。
そして、本実施例でも、挿入端38の幅sは、爪頭部34の先端同士の距離によって決まり、挿入端38の幅sが貫通穴入口幅dよりも小さくなるように設定されている。
また、脚部33の内側面が爪頭部34の先端よりも外側となるように、脚部33の厚さは薄く設定されている。
つまり、本実施例の爪30は、実施例1における突部42を取り除き、爪頭部34と貫通穴16との相対位置を維持したまま、突部42の突出量の分だけ脚部33の位置のみを外側にずらした様な形状となっている。
なお、本実施例でも、爪頭部34は、貫通穴16への挿入時に引っ掛かり端39の幅hを小さくする方向にたわむことができるように設けられている。
〔実施例2の作用効果〕
実施例2では、爪頭部34の先端を脚部33よりも内側に位置させることにより、爪頭部34の先端同士の距離を小さくし、脚部33の位置やたわみ方向の厚さとは関係なく、挿入端38の幅sを、貫通穴入口幅dに対して十分に小さくすることが可能となる。
つまり、貫通穴16に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端38と貫通穴16との許容ずれ量zを大きく設定できる。
そして、許容ずれ量zは爪頭部34の先端位置のみにより定まるため、許容ずれ量zの設定制限に関係なく、脚部33の位置を貫通穴内周面に近づけることができ、脚部33の外側面と貫通穴内周面との当接によって、貫通穴16内での爪30の移動を制限することができる。つまり、脚部33の外側面と貫通穴内周面との間の距離を任意に設定することで許容爪移動量kが設定され、許容爪移動量kを任意の範囲内に制限することができる。
また、爪頭部34の先端が脚部33よりも内側に位置している構造であるため、脚部33は内側に厚くならず、脚部33の厚さを薄くすることが可能となる。
したがって、本実施例でも、貫通穴16に面取りを設けなくても、挿入工程開始直前の挿入端38と貫通穴16との許容ずれ量zを大きく設定するとともに、爪30を取り付けた後の貫通穴16内での爪30の移動を抑え、且つ、脚部33のたわみ方向の厚さを薄く設定することができる。
〔実施例2の変形例〕
実施例2では、爪頭部34が内側突部45を有し、内側突部45に爪頭部34の先端を有することにより、爪頭部34の先端を脚部33よりも内側に位置させていたが、内側突部45を設けることなく、脚部33を台座側に向うにつれて外側に傾斜させることによって、脚部33の根元部を爪頭部34の先端よりも外側に(爪頭部34の先端を脚部33の根元部よりも内側に)位置させてもよい(図5参照)。
これによっても、実施例2と同様の作用効果を奏することができる。
〔実施例3〕
実施例3の回転電機の水抜き構造を、実施例1とは異なる点を中心に図6を用いて説明する。
本実施例の複数の爪30は、たわみ方向から視て互いに重ならない位置に設けられている。すなわち、たわみ時に爪30同士が重ならないように、爪幅方向において、互いに異なる位置に設けられている。
例えば、図6(b)に示すように、2つの爪30は、それぞれ爪幅方向において、互いに重ならないように、斜向かいに設けられている。
これによれば、たわみ時に爪30同士が重ならないため、たわみ量を増やすことができる。
〔実施例4〕
実施例4の回転電機の水抜き構造を、実施例2とは異なる点を中心に図7を用いて説明する。
本実施例の複数の爪30は、最大たわみ時に、内側突部45同士が凹凸係合するように形成されている。
例えば、図7に示すように、2つの爪30の一方の爪30aには、爪幅方向の一端側のみに内側突部45が設けられており、他方の爪30bには、爪幅方向の他端側のみに内側突部45が設けられている。すなわち、爪30aと爪30bの内側突部45は、爪幅方向において、互いに重ならないように、斜向かいに設けられている(図7(b)参照)。
これにより、爪30の最大たわみ時には、爪30aの内側突部45が爪30bの内側突部45の設けられていない部分に当接し、爪30bの内側突部45が爪30aの内側突部45の設けられていない部分に当接するように凹凸係合する。
これによれば、内側突部45があっても、凹凸係合の距離分(本実施例では内側突部45の突出量分)だけたわみ量を増やすことができる。
〔変形例〕
実施例1〜4では、本発明の回転電機の水抜き構造を、スタータ1に適用したが、スタータ以外の回転電機(例えば、発電機や各種の電動機)に適用してもよいことは言うまでもない。
また、実施例1〜4では、スタータ1のモータ2を収容するケーシング4に水抜き構造を設けたが、本発明のケーシングは、スタータ1の内部構造を収容する外郭のケーシングを指しており、モータ2のケーシング4に限らず、電磁スイッチ3のケーシング(スイッチケース53、図1参照)も含む。
したがって、実施例1〜4の水抜き構造をスイッチケース53(例えば、電磁スイッチ3の励磁コイルの外周を覆うケーシング)に設けてもよい。
また、実施例1〜4では、取付け腕20が、互いに向き合う2本の爪30よりなっていたが、爪30の数は限定されない。例えば、貫通穴16が円穴であり、複数の爪30が円周状に並んで径方向内側を向く態様であってもよい。この場合、たわみ方向内側は径方向内側であり、たわみ方向外側は径方向外側である。
実施例1では、水抜き部19は円筒状を呈して内部に水抜き通路18を有するものであったが、水抜き部19の態様はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、台座29を穴31を有さない板状部材とし、台座29のケーシング4側の面に水抜き通路18を設けて、台座29の一部を水抜き部19とする態様であってもよい。
図8の水抜き部19は、四角板状の台座29の各辺にそれぞれ貫通方向に突出する縦板48が設けられており、各縦板48同士の間には隙間49が設けられている。また、縦板48によって、ケーシング4の外周面と台座29のケーシング4側の面との間にも隙間50が設けられている。そして、これらの隙間49、50が、ケーシング4の内部と連通する水抜き通路18を形成している。
これにより、ケーシング4に浸入した水は、貫通穴16から爪30の間を通って、台座29に達し、水抜き通路18を通って、外部に排水される。また、台座29及び縦板48は、外部から貫通穴16内への水の浸入を妨げる役割もする。
なお、図8の脚部33は、台座側に先端側よりも爪幅が大きいサポート部51を有している。これにより、脚部33の根元部分に強度を持たせることができる。
また、実施例1において、実施例2のような内側突部45を設け、爪頭部34の先端を脚部33よりも内側に位置させて、挿入端38の幅sをさらに小さくしてもよい。これにより、挿入工程開始直前の挿入端38と貫通穴16との許容ずれ量zをさらに大きく設定できる。
また、実施例1〜4において、ケーシング4の厚さに余裕がある場合には、貫通穴16の周囲に面取りを設けてもよい。
1 スタータ
2 モータ
4 ケーシング
5 水抜き部材
16 貫通穴
19 水抜き部
20 取付け腕
30 爪
33 脚部
34 爪頭部
38 挿入端
39 引っ掛かり端
42 突部
45 内側突部

Claims (7)

  1. 貫通穴が形成されたケーシングと、
    前記貫通穴に取り付けるための取付け腕を有する水抜き部材とを備え、
    前記取付け腕は、前記貫通穴の貫通方向に延びて設けられるとともに、貫通方向に直交する方向に向き合う複数の爪を有し、
    前記爪は、それぞれ、前記貫通穴の貫通方向に延びる脚部と、この脚部の先端に設けられる爪頭部とを有し、
    前記複数の爪は、前記爪頭部の先端により、前記取付け腕の前記貫通穴に挿入する側の端部である挿入端を形成し、
    前記脚部は、前記爪同士が向き合う方向にたわみ可能であり、
    前記取付け腕は、前記貫通穴より前記ケーシングの内部に挿入され、挿入時の前記爪頭部と前記貫通穴との当接によって前記脚部がたわみ、前記爪頭部が前記貫通穴を通過すると、前記脚部が復元し、前記ケーシングの内面に前記爪頭部が係止されることにより前記ケーシングに取り付けられている回転電機の水抜き構造において、
    前記爪の前記貫通穴の内周面に対向する側をたわみ方向外側とし、前記爪同士が向き合う側をたわみ方向内側としたときに、
    前記脚部のたわみ方向外側面から前記貫通穴の内周面に向って突出する突部を備え、
    前記突部は、前記貫通穴内での前記貫通穴に対する前記爪の移動を規制することを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  2. 請求項1に記載の回転電機の水抜き構造において、
    前記爪頭部の先端は、前記脚部よりもたわみ方向内側に位置していることを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  3. 貫通穴が形成されたケーシングと、
    前記貫通穴に取り付けるための取付け腕を有する水抜き部材とを備え、
    前記取付け腕は、前記貫通穴の貫通方向に延びて設けられるとともに、貫通方向に直交する方向に向き合う複数の爪を有し、
    前記爪は、それぞれ、前記貫通穴の貫通方向に延びる脚部と、この脚部の先端に設けられる爪頭部とを有し、
    前記複数の爪は、前記爪頭部の先端により、前記取付け腕の前記貫通穴に挿入する側の端部である挿入端を形成し、
    前記脚部は、前記爪同士が向き合う方向にたわみ可能であり、
    前記取付け腕は、前記貫通穴より前記ケーシングの内部に挿入され、挿入時の前記爪頭部と前記貫通穴との当接によって前記脚部がたわみ、前記爪頭部が前記貫通穴を通過すると、前記脚部が復元し、前記ケーシングの内面に前記爪頭部が係止されることにより前記ケーシングに取り付けられている回転電機の水抜き構造において、
    前記爪の前記貫通穴の内周面に対向する側をたわみ方向外側とし、前記爪同士が向き合う側をたわみ方向内側としたときに、
    前記爪頭部の先端は、前記脚部よりもたわみ方向内側に位置し、
    前記脚部は、前記貫通穴内での前記貫通穴に対する前記爪の移動を規制することを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  4. 請求項3に記載の回転電機の水抜き構造において、
    前記爪頭部は、前記脚部よりもたわみ方向内側に突出する内側突部を有しており、
    前記内側突部に前記爪頭部の先端が設けられていることを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の回転電機の水抜き構造において、
    前記複数の爪は、たわみ方向から視て互いに重ならない位置に設けられていることを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  6. 請求項4に記載の回転電機の水抜き構造において、
    前記複数の爪は、最大たわみ時に、前記内側突部同士が凹凸係合するように形成されていることを特徴とする回転電機の水抜き構造。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の回転電機の水抜き構造において、
    前記複数の爪頭部は、前記爪頭部の外側端部により、前記ケーシングの内面に係止される引っ掛かり端を形成しており、
    前記爪頭部は、前記引っ掛かり端の幅を小さくする方向にたわみ可能であることを特徴とする回転電機の水抜き構造。
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