JPWO2011077521A1 - 回転電機のステータ構造及びステータ組み付け方法 - Google Patents

回転電機のステータ構造及びステータ組み付け方法 Download PDF

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Abstract

円筒形状の内周面側に周方向に沿って複数のスロット(2)と磁極(3)とが交互に形成されたステータコア(1)に対し、角形形状の導体素線である導体セグメント(5)が、インシュレータ(10)を介して一のスロット(2)内に挿入され、他のスロット(2)に同様にして挿入された他の導体セグメント(5)と接続されコイルを構成する回転電機のステータ構造において、インシュレータ(10)が、スロット(2)を構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部(11,13)が中間部(12)で連結された形状であって、側面部(11,13)の自由端に導体セグメント(5)の位置決めを行う向かい合った端部突起(15)を備え、絶縁性及び弾性をもった材料によって形成されたものである回転電機のステータ構造。

Description

本発明は、電動機または発電機(まとめて「回転電機」とする)に関し、特にそのステータコアのスロット内にインシュレータを介してコイル配置するステータ構造に関する。
今では、様々の機器に電動機や発電機の回転電機が搭載されるようになり、その高機能化や小型軽量化等が求められている。例えば搭載スペースが制限される自動車においても、高出力で且つ軽量な電動機の要求は高い。そうした回転電機に関し、下記特許文献1にはステータコアのスロット内にコイルを配置するステータ構造について記載がある。
図10は、下記特許文献1に開示されたステータコアの一部を示した平面図である。ステータコア100は、円筒形状であって、その内周面側には軸方向(図面を貫く方向)に沿って溝形状のスロット111が形成されている。スロット111は、周方向に複数形成され、隣り合うスロット111の間にできた複数の凸形状部分が磁極112となっている。コイルの巻線は、一のスロット111から他のスロット111へ巻き渡されることで磁極112に巻き付けられるが、ここでは角形形状の導体素線である導体セグメント115によってコイルが構成されている。
図11は、一のスロット111部分を示した拡大図である。スロット111は、長方形断面の溝であり、突起114によって開口部113の幅が内部の幅よりも狭くなっている。そして、そのスロット111の内部には、絶縁材からなるインシュレータ116が挿入されている。開口部113は、向かい合う突起114同士の間隔117(図10参照)が導体セグメント115の太さよりも僅かに大きく、スロット111内のインシュレータ116の幅は間隔117とほぼ等しい。そこで、こうした従来のステータ構造で行われる組み付けでは、先ずスロット111内にインシュレータ116が入れられ、その後に所定数の導体セグメント115がスロット111内に挿入される。
特表2008−503993号公報
従来の回転電機に関する前記ステータ構造は、スロット111の開口部113に突起114が形成されているが、その間隔117は導体セグメント115の太さよりも大きい。そのため、スロット111内に導体セグメント115を入れ易いが、逆に導体セグメント115が位置ずれしてしまう欠点があった。突起114は、インシュレータ116の位置決めにはなっているが、導体セグメント115を位置決めする機能を果たしてはいないからである。
従って、従来のステータ構造では、どの位置のスロット111においても図10に示すように導体セグメント115が整然と詰まった状態で回転電機を構成することが難しく、実際には導体セグメント115がずれてしまい、図11に示す導体セグメント115と磁極112先端までの距離118が不均一になる。そして、導体セグメント115が開口部113に近づいて距離118が短くなると、不図示のロータから磁極112への磁束が導体セグメント115を通って渦電流を発生させることになり、回転電機の性能を低下させてしまうことになる。
そこで、本発明は、導体セグメントの正確な位置決めが可能な回転電機のステータ構造及びステータ組み付け方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様における回転電機のステータ構造は、円筒形状の内周面側に周方向に沿って複数のスロットと磁極とが交互に形成されたステータコアに対し、角形形状の導体素線である導体セグメントが、インシュレータを介して前記一のスロット内に挿入され、他のスロットに同様にして挿入された他の導体セグメントと接続されコイルを構成するものであって、前記インシュレータは、前記スロットを構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部が中間部で連結された形状であって、前記側面部の自由端に前記導体セグメントの位置決めを行う向かい合った端部突起を備え、絶縁性及び弾性をもった材料によって形成されたものであることを特徴とする。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記一対の側面部の間隔が、前記中間部よりも自由端側の方が広いものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータの側面部に位置決突起が形成され、前記前記スロットを構成する壁面には前記位置決突起が嵌り込む穴が形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記ステータコアの軸方向端面に位置するように、前記側面部と中間部とが連続する端部に、その側面部や中間部にほぼ直交して張り出した襟部を有するものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、隣り合うスロットにそれぞれ挿入された前記インシュレータが、一方のインシュレータの襟部と他方のインシュレータの襟部とが前記磁極の上で重なる大きさで形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、向かい合った一対の側面部の一方の側面部側の前記襟部と他方の側面部側の前記襟部が、前記ステータコアの軸方向に対してずれていることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記襟部に対して中間部の位置に切欠が形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記中間部が延長して前記襟部から突き出した凸部になっていることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記端部突起が角部を無くした曲面によって形成されたものであることが好ましい。
本発明の他の態様における回転電機のステータ組み付け方法は、円筒形状の内周面側に周方向に沿って複数のスロットと磁極とが交互に形成されたステータコアに対し、角形形状の導体素線である導体セグメントをインシュレータを介して前記一のスロット内に挿入するものであって、前記スロットを構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部が中間部で連結された形状の前記インシュレータ内に、所定数の前記導体セグメントを入れて保持し、その後に、前記導体セグメントを保持した状態の前記インシュレータを前記スロット内に挿入し、前記挿入後に、前記インシュレータの側面部の自由端に形成した端部突起同士の距離が前記導体セグメントの太さよりも小さくなり、その端部突起によって前記導体セグメントの位置決めするようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、スロットの外でインシュレータ内に導体セグメントを入れて保持し、その後に導体セグメントとインシュレータとを一体にしてスロット内に挿入する組み付けが行われる。そのため、組み付け時には、挿入部分を広げた状態のインシュレータに対して容易に導体セグメントを入れることができ、組み付け後は、間隔を狭めた端部突起によって導体セグメントをずれないように正確な位置決めをすることができる。
また、側面部の自由端側が広がるようにインシュレータを形成することにより、導体セグメントの挿入作業を容易にすることができ、更に側面部に形成された位置決突起をスロットを構成する壁面の穴に入れるようにすれば、ステータコアに対するインシュレータの固定を容易に行うことができる。また、インシュレータに対しステータコアの軸方向端面に位置するように襟部を設けたことにより、コイルエンド部分に位置する導体セグメントの曲げ部からステータコアまでの沿面距離を確保し、絶縁に対する信頼を高めることができる。
ステータ構造の第1実施形態を示した平面図である。 図1のステータ構造の一のスロット部分を示した拡大図である。 第1実施形態のステータ構造における組み付け方法を示した図である。 ステータを外周面側から見たコイルエンド部分の斜視図である。 ステータ構造の第2実施形態について、一のスロット部分を示した組み付け時の図である。 ステータ構造の第3実施形態を示した平面図である。 ステータ構造の第3実施形態を示した斜視図である。 第3実施形態のステータ構造を構成するインシュレータを示した斜視図である。 第3実施形態のステータ構造について、隣り合うステータコアに挿入したインシュレータの関係を示した斜視図である。 従来のステータ構造を示した平面図である。 図10のステータ構造の一のスロット部分を示した拡大図である。
1 ステータコア
2 スロット
3 磁極
5 導体セグメント
10 インシュレータ
11,13 側面部
12 中間部
14 開口部
15 端部突起
次に、本発明に係る回転電機のステータ構造及びステータ組み付け方法について、その実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、ステータ構造の第1実施形態を示した平面図である。ステータコア1は、円筒形状であって、その内周面側には軸方向(図面を貫く方向)に沿って溝形状のスロット2が形成されている。スロット2は、周方向に複数形成され、隣り合うスロット2の間にできた複数の凸形状部分が磁極3となっている。
本実施形態のステータでも、従来と同様に角形形状の導体セグメント5によってコイルが構成され、複数の導体セグメント5が一列に並べられてスロット2内に挿入される。ここで、図4は、ステータを外周面側から見たコイルエンド部分の斜視図である。コイルは、一のスロット2に挿入された導体セグメント5と、他のスロット2に挿入された導体セグメント5が、ステータコア1の軸方向に突き出して周方向に折り曲げられ、互いの端部同士を接合することによって構成される。
図2は、図1に示す一のスロット2部分を示した拡大図である。スロット2は、ステータコア1の内周側開口部から外周側の奥まで均一の幅で形成されている。すなわち、本実施形態のスロット2には、従来例のように開口部に突起が形成されていない。その代わりに、スロット2内に挿入される絶縁材のインシュレータ10に端部突起15が形成されている。インシュレータ10は、スロット2の溝形状に合わせた形状であって、スロット2を構成する壁面に接する側面部11,13と中間部12とによって形成されている。端部突起15は、インシュレータ10の開口部14となる側面部11,13の自由端にそれぞれ形成され、一対の端部突起15が互いに向き合っている。
ところで、本実施形態では、最初に所定数の導体セグメント5をインシュレータ10内に入れ、その後、導体セグメント5とインシュレータ10とを一緒にしてスロット2内へと挿入する組み付け方法がとられる。そのため、インシュレータ10の中に導体セグメント5を入れる際、端部突起15が当たらないようにインシュレータ10を変形させて開口部14を広げる必要がある。そこで、インシュレータ10は、多少の変形が可能な非強化材料によって形成されている。材料には、例えば他の樹脂と比較して強度や弾性率が高いポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)が使用される。
端部突起15は、図示するように断面が四角形状の突起であるが、導体セグメント5が当たってもその絶縁皮膜を損傷させないように、角部が曲面で形成されている。また、インシュレータ10は、スロット2内に収まった組み付け後の状態では、向かい合う端部突起15同士の距離すなわち開口部14の幅寸法18(図1参照)が、導体セグメント5の太さよりも小さくなるように形成されている。端部突起15は、組み付け後に導体セグメント5が位置ずれしないようにした位置決め手段である。
本実施形態のステータ構造では、ステータコア1に対する導体セグメントの組み付け方法がこれまでの構造のものとは異なる。ここで、図3は、一のスロット2部分の組み付け方法を示した図である。具体的には、スロット2の外でインシュレータ10内に所定数の導体セグメント5が入れられる。インシュレータ10は、端部突起15同士の距離が離れるように側面部11,13が外側に撓められ、そうして開いた開口部14側から導体セグメント5が入れられる。その後に、側面部11,13を閉じ、インシュレータ10が導体セグメント5を保持した状態になり、そのままステータコア1のスロット2内に嵌め込まれる。スロット2内に入れられたインシュレータ10は、接着剤によって固定される。
本実施形態では、インシュレータ10を先にスロット2内に入れるのではなく、スロット2によって拘束されない自由な状態で導体セグメント5を保持するようにした。そのため、図2に示すように組み付け後には導体セグメント5より小さい開口部14であっても、導体セグメント5をインシュレータ10内に容易に入れることが可能になった。その際、インシュレータ10の開口部14を広げて無理なく導体セグメント5を入れるため、導体セグメント5の絶縁被膜を引っ掻いて損傷させるようなこともなく、品質の安定を図ることができるようになった。そして、組み付け後は、端部突起15が導体セグメント5をずれないように位置決めするため、どの位置のスロット2においても導体セグメント5と磁極3先端までの距離19が一定になる。これにより、導体セグメント5が不図示のロータに近づきすぎてしまうことがなく、渦電流の発生による回転電機の性能低下を防止することが可能になった。
次に、回転電機のステータ構造について第2実施形態を説明する。図5は、本実施形態のステータ構造について、一のスロット部分を示した組み付け時の図である。なお、前記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明する。インシュレータ20は、スロット2の溝形状に合うように、側面部21,23と中間部22とによって形成され、側面部21,23の自由端に一対の端部突起25が互いに向き合って形成されている。ただし、本実施形態では、側面部21,23が平行ではなく、予め開口部24側が広がった形状で形成されている。材料には、絶縁材であって弾性を備えるPPSなどが使用されている。
また、スロット2を構成する壁面には穴27が形成され、それに対応してインシュレータ20の側面部21,23に位置決突起26が形成されている。この位置決突起26と穴27は、スロット2内に挿入したインシュレータ20の位置決めを、接着剤を使用することなく確実にするためのものである。位置決突起26は、インシュレータ20の挿入方向である開口部24側から中間部22の方向にかけて高さを低くした傾斜面と、側面部21,23に直交した開口部24側及び軸方向側の面によって形成されている。穴27は、位置決突起26の形状に合わせて形成されている。
本実施形態のステータ構造による組み付け方法も、スロット2の外でインシュレータ20内に所定数の導体セグメント5が入れられる。その際、インシュレータ20は、端部突起25同士の距離が予め離れて開口部24が広くなっているため、そのままの状態で開口部24側から導体セグメント5が入れられる。その後に、インシュレータ10が導体セグメント5を保持した状態でステータコア1のスロット2内に嵌め込まれる。その際、位置決突起26が引っ掛かるが、強制的にインシュレータ20をスロット2内へ押し込むことにより、その突起26部分が多少変形しながら入っていく。スロット2内に入ったインシュレータ20は、位置決突起26が穴27に嵌り込んで何れの方向にも移動が制限されることになり、ずれを防止した位置決めが行われる。
よって、本実施形態では、先にインシュレータ20に導体セグメント5を入れて保持し、その後にスロット2内に入れるようにしたため、組み付け作業が容易になった。特に、予めインシュレータ20の開口部24が広がった形状であるため、導体セグメント5が入れやすくなり、また、インシュレータ20をスロット2内に挿入した場合に、広がろうとする側面部21,23の弾性力がスロット2の壁面との摩擦抵抗を大きくし、インシュレータ20をずれ難くする。ただし、本実施形態では、インシュレータ20の位置決突起26がスロット2側の穴27に嵌合するため、スロット2に対するインシュレータ20の固定位置が一義的に決まり、更に、端部突起25による導体セグメント5の位置決めも一義的なものにすることを可能にした。
次に、回転電機のステータ構造について第3実施形態を説明する。図6及び図7は、ステータ構造の第3実施形態であり、ステータコアの一部を示した平面図と斜視図である。図8は、第3実施形態のステータ構造を構成するインシュレータを示した斜視図である。更に、図9は、第3実施形態のステータ構造について、隣り合うステータコアにおけるインシュレータの関係を示した斜視図である。なお、以下の説明において第1実施形態と共通する構成については同じ符号で説明する。
本実施形態のインシュレータ30は、前記第1実施形態と同様に、ステータコア1のスロット2内に挿入する絶縁材であって弾性を備えたPPSなどで形成されている。インシュレータ30は、スロット2の溝形状に合わせて側面部31,33と中間部32とを有し、開口部34を形成する側面部31,33の自由端には互いに向き合った端部突起35が形成されている。そして、このインシュレータ30には襟部36が形成されている。
ステータコイルを構成する導体セグメント5は、図4に示すように、一のスロット2から他のスロット2へとステータコア1の円周方向に折り曲げられている。そのため、コイルエンド部分の導体セグメント5は、折り曲げられた変形によって皮膜が何らかの影響を受け、絶縁性能を低下させている可能性がある。そこで、本実施形態のインシュレータ30には、導体セグメント5の曲げ部51(図4参照)からステータコア1までの沿面距離(絶縁物の表面に沿った漏電の起こりうる最短距離をいう。)を確保することを目的として襟部36が形成されている。
襟部36は、ステータコア1の軸方向の両端部に位置するように形成されている。すなわち、側面部31,33と中間部32とが連続する端部に、その側面部31,33や中間部32の面と直交する方向に張り出して形成されている。一方、こうしてインシュレータ30に襟部36が形成されると、側面部31,33の撓みが拘束されてしまう。そこで、襟部36には中間部32の位置に切欠37が形成され、開口部34を広げるための変形を可能にしている。すなわち、前記第1実施形態では、主に側面部11,13が撓んで開口部14が開いたが、本実施形態では、側面部31,33ではなく、主に切欠37の形成された中間部32が撓んで開口部34が広げられるようになっている。
襟部36は、側面部31と側面部33とで高さを異なるようにした非対称形状である。具体的には、側面部31側の襟部361がステータコア1に接し、側面部33側の襟部362がステータコア1から浮いた状態になっている。襟部362とステータコア1との距離は、襟部361の肉厚とほぼ同じ寸法である。そして、襟部361,362の大きさは、図9に示すように、隣り合うスロット2にそれぞれ挿入された同じインシュレータ30について見た場合に、一方のインシュレータ30の襟部361と他方のインシュレータ30の襟部362とが磁極3の上で重なる大きさで形成されている。また、襟部36は、切欠37の部分が空いてしまっている。そこで、この切欠37部分でも沿面距離を確保するため、中間部32を延長させた凸部38が形成されている。
こうした本実施形態のステータ構造では、前記第1実施形態と同様に、スロット2内へ導体セグメント5とインシュレータ30の組み付け作業が行われる。具体的には、スロット2の外でインシュレータ30内に所定数の導体セグメント5が入れられる。インシュレータ30は、端部突起35同士の距離が離れるように側面部31,33が広げられるが、その際、切欠37によって自由になった中間部32が撓められる。そうして広げられた開口部34側から、インシュレータ30内に導体セグメント5が入れられる。その後、インシュレータ30が導体セグメント5を保持した状態で、ステータコア1のスロット2内に嵌め込まれる。そして、スロット2内に入れられたインシュレータ30は、接着剤によって固定される。
よって、本実施形態でも、スロット2の外でインシュレータ30内に導体セグメント5を入れ、その後にスロット2へ一体にして挿入するようにした。そのため、組み付け後は導体セグメント5より小さい開口部34であっても、導体セグメント5をインシュレータ30内に容易に組み付けることができるようになった。また、無理なくインシュレータ30内に入れることができるため、導体セグメント5の絶縁被膜を引っ掻いて損傷させることもない。また、端部突起35が導体セグメント5をずれないように位置決めするため、どの位置のスロット2においても導体セグメント5と磁極3先端までの距離が一定になる。これにより、導体セグメント5が不図示のロータに近づきすぎてしまうことがなく、渦電流の発生による回転電機の性能低下を防止することが可能になった。
更に、本実施形態では、導体セグメント5の曲げ部51(図4参照)で絶縁性能が低下している場合に、その曲げ部51から磁極3の表面までの沿面距離が、張り出した襟部361,362の表面に沿った距離となる。そのため、インシュレータ30に襟部36を形成したことで、長い沿面距離を確保することができ、絶縁に対する信頼性を高めることができた。しかも、襟部361,362を重ねる構造にしたため、その表面に沿った沿面距離をより長くすることができた。また、襟部36によってステータコア1の円周方向に沿面距離をとるようにしたため、高さによって沿面距離をとるものに比べてコイルエンド部分の高さを低くすることが可能になり、回転電機を小型化させることに寄与している。
また、インシュレータ30は、襟部36によって側面部31,33を撓ませられないため開口部34が開きにくくなるが、切欠37によってその問題を解消している。従って、前述したように導体セグメント5の挿入作業を容易に行うことができる。一方で、切欠37部分の沿面距離が短くなるが、導体セグメント5の折り曲げ方向ではないことと、凸部38によって沿面距離を確保していることにより絶縁に対する信頼性を確保している。更に、インシュレータ30は、襟部361,362の高さが異なる非対称形状であるが、ステータコア1に形成された複数のスロット2に対して全て同一形状のもので対応することができる。
以上、本発明に係る回転電機のステータ構造について実施形態を示したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記第3実施形態では、インシュレータ30の側面部31,33が平行な形状のものを示したが、第2実施形態と同様に、予め開口部34を広げるように側面部31,33を形成したものであってもよい。
また、例えば、前記第3実施形態では、スロット2内に挿入したインシュレータ30を接着剤によって固定する場合について説明したが、これも第2実施形態と同様に、インシュレータ30の側面部31,32に位置決突起を形成し、スロット2を構成する壁面には対応する穴を形成するようにしたものであってもよい。
【0003】
に周方向に沿って複数のスロットと磁極とが交互に形成されたステータコアに対し、角形形状の導体素線である導体セグメントが、インシュレータを介して前記一のスロット内に挿入され、他のスロットに同様にして挿入された他の導体セグメントと接続されコイルを構成するものであって、前記インシュレータは、前記スロットを構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部が中間部で連結された形状であって、前記側面部の自由端に前記導体セグメントの位置決めを行うため向かい合う方向に前記側面部から突き出した端部突起を備え、絶縁性及び弾性をもった材料によって形成されものであることを特徴とする。
[0010]
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記一対の側面部の間隔が、前記中間部よりも自由端側の方が広いものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータの側面部に位置決突起が形成され、前記前記スロットを構成する壁面には前記位置決突起が嵌り込む穴が形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記ステータコアの軸方向端面に位置するように、前記側面部と中間部とが連続する端部に、その側面部や中間部にほぼ直交して張り出した襟部を有するものであることが好ましい。
[0011]
また、上記の回転電機のステータ構造は、隣り合うスロットにそれぞれ挿入された前記インシュレータが、一方のインシュレータの襟部と他方のインシュレータの襟部とが前記磁極の上で重なる大きさで形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、向かい合った一対の側面部の一方の側面部側の前記襟部と他方の側面部側の前記襟部が、前記ステータコアの軸方向に対してずれていることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記襟部に対して中間部の位置に切欠が形成されたものであることが好ましい。
また、上記の回転電機のステータ構造は、前記インシュレータが、前記中

Claims (10)

  1. 円筒形状の内周面側に周方向に沿って複数のスロットと磁極とが交互に形成されたステータコアに対し、角形形状の導体素線である導体セグメントが、インシュレータを介して前記一のスロット内に挿入され、他のスロットに同様にして挿入された他の導体セグメントと接続されコイルを構成する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記スロットを構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部が中間部で連結された形状であって、前記側面部の自由端に前記導体セグメントの位置決めを行う向かい合った端部突起を備え、絶縁性及び弾性をもった材料によって形成されものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  2. 請求項1に記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記一対の側面部の間隔が、前記中間部よりも自由端側の方が広いものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータの側面部に位置決突起が形成され、前記スロットを構成する壁面には前記位置決突起が嵌り込む穴が形成されたものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記ステータコアの軸方向端面に位置するように、前記側面部と中間部とが連続する端部に、その側面部や中間部にほぼ直交して張り出した襟部を有するものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  5. 請求項4に記載する回転電機のステータ構造において、
    隣り合うスロットにそれぞれ挿入された前記インシュレータは、一方のインシュレータの襟部と他方のインシュレータの襟部とが前記磁極の上で重なる大きさで形成されたものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  6. 請求項5に記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、向かい合った一対の側面部の一方の側面部側の前記襟部と他方の側面部側の前記襟部が、前記ステータコアの軸方向に対してずれていることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  7. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記襟部に対して中間部の位置に切欠が形成されものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  8. 請求項7に記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記中間部が延長して前記襟部から突き出した凸部になっていることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載する回転電機のステータ構造において、
    前記インシュレータは、前記端部突起が角部を無くした曲面によって形成されたものであることを特徴とする回転電機のステータ構造。
  10. 円筒形状の内周面側に周方向に沿って複数のスロットと磁極とが交互に形成されたステータコアに対し、角形形状の導体素線である導体セグメントをインシュレータを介して前記一のスロット内に挿入する、回転電機のステータ組み付け方法において、
    前記スロットを構成する壁面に沿うように、向かい合った一対の側面部が中間部で連結された形状の前記インシュレータ内に、所定数の前記導体セグメントを入れて保持し、
    その後に、前記導体セグメントを保持した状態の前記インシュレータを前記スロット内に挿入し、
    前記挿入後に、前記インシュレータの側面部の自由端に形成した端部突起同士の距離が前記導体セグメントの太さよりも小さくなり、その端部突起によって前記導体セグメントの位置決めするようにしたことを特徴とする回転電機のステータ組み付け方法。

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