JP7280706B2 - 回転電機の固定子及びそれを用いた回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機の固定子及びそれを用いた回転電機に係り、特に固定子巻線の構造に関する。
産業機械の動力源や、自動車駆動用として用いられる回転電機は、高効率化が求められている。近年の自動車駆動用の回転電機などでは、平角電線を用いたセグメント導体が固定子巻線として適用されている。セグメント導体が、固定子スロットに回転電機の径方向に積み重なるように配置されることで、固定子スロットの断面積に対する導体の比率(占積率)が高まる。その結果、回転電機の抵抗値が小さくなり、抵抗値に依存する銅損が低減する。しかし、この場合、固定子コアの両端部のコイルエンド部分の引き回しが複雑な構造となってしまう。また、固定子巻線同士を溶接などによって接続する際に、コイルエンド部分の線長が大きくなってしまう。これにより、抵抗値の増加や、固定子巻線を含めた回転電機の軸方向長さが大きくなるなどの課題がある。
これらの課題に対して、本技術分野の背景技術として、特許文献1には、セグメント導体挿入方式の固定子巻線が軸方向に分割された回転電機が記載されている。
特許文献1に記載のように固定子コアのスロット内でセグメント導体同士が接続される場合には、更なる信頼性の向上が求められている。
特開2015-23771号公報
本発明の課題は、スロット内でのセグメント導体の接続信頼性を向上させることである。
上記課題を解決するため、本発明では、複数のセグメント導体と、複数のセグメント導体を収納する収納部を形成する固定子コアと、を備えた回転軸を有する回転電機の固定子において、複数のセグメント導体は、それらの端部が前記収納部内で接続され、当該端部は、前記回転軸の径方向と対向する第1面と、前記回転軸の周方向と対向する第2面と、を有し、当該第1面は、前記セグメント導体同士の接触面を形成し、収納部内におけるセグメント導体の断面の径方向の長さは、当該断面の周方向の長さよりも大きく形成される。
本発明により、スロット内でのセグメント導体の接続信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部形状を示す図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部の接触面および非接触面を示す図である。 比較例の固定子巻線の嵌合部を示す図である。 比較例の固定子巻線の嵌合部を示す図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部形状を示す図である。 固定子巻線の嵌合部の打ち抜き加工時の変形を示す図である。 嵌合部の打ち抜き加工時の変形が積算したときの概念図である。 本発明の一実施例に係る嵌合部打ち抜き加工時の変形が積算したときの概念図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合前の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合後の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合後の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子コアの断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子コアの断面図である。 比較例における嵌合時の変形が積算したときの概念図である。 全閉スロットコア使用率による総損失の変化率を示す 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子スロット断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子断面図である。 本発明の一実施例に係る回転電機の固定子スロット断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、後述する実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
本発明に係る実施例1を図1から図4を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。図中では、固定子10の径方向内側に配置される回転子を記載していないが、回転子の形状は、永久磁石を有する永久磁石電動機や界磁巻線を有する同期電動機、かご形導体を有する誘導電動機、回転子コアだけで形成されるリラクタンスモータ等でもよい。また、回転子から磁界を発生させるための構成部品やその形状については限定されない。
回転電機1の固定子10は、固定子コア11、固定子スロット12、固定子巻線13により構成される。固定子スロット12の内部には、固定子巻線13が配置される。
固定子スロット12の内壁と固定子巻線13との間には、絶縁紙15が配置される。なお、固定子巻線13の絶縁耐力があれば、絶縁紙15を設けない構成としてもよい。また、絶縁紙15を設置する場合であっても、固定子巻線13の全てに備える必要はなく、固定子巻線13の絶縁性を担保できれば、絶縁紙15の巻き方については特に限定されない。
固定子巻線13は、角型の形状で形成されており、複数の固定子スロット12に分布巻で巻装されている。固定子巻線13は、固定子コア11の一方の端部から軸方向に挿入される第1セグメント導体131と、他方の端部から軸方向に挿入される第2セグメント導体132と、で構成される。
図2は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合構成を示す図である。図2に示されるように、第1セグメント導体は、端部に突起部21が形成されている。第2セグメント導体132は、第1セグメント導体131と固定子スロット12の内部で嵌合する嵌合部22を形成する。嵌合部22は、凹み形状が例えばU字状に成形される。また、突起部21及び嵌合部22は、例えば打ち抜き加工等により形成される。第1セグメント導体131の突起部21と第2セグメント導体132の嵌合部22をそれらの加工面で電気的に接続する。
図3は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部形状を示す図である。図4は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部の接触面および非接触面を示す図である。図3及び図4に示されるように、第1セグメント導体131の突起部21の加工面(第1面)23と第2セグメント導体132の嵌合部22の加工面(第2面)24は、固定子10の径方向に直交する方向に形成される。これにより、互いに面接触する。
一方、第1セグメント導体131の周方向に直交する面(第3面)25と第2セグメント導体132の周方向に直交する面(第4面)26は、互いに面接触しない。これにより、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の周方向幅bが、径方向高さhよりも小さい場合において、嵌合しやすくなる。以下、その理由を図5から図9を用いて説明する。
図5及び図6は、比較例の固定子巻線の嵌合部を示す図である。図5に示されるように、比較例では、回転電機の周方向と直交する方向に面接触する部分が形成される。このとき、加工後の嵌合部22には導体部27が残る。この導体部27が突起部21を挟み込むことで、セグメント導体同士が嵌合される。
ここで、突起部21と嵌合部22には、嵌合部形成の際の加工によって公差やバリが存在することがある。この場合、セグメント導体同士を嵌合する際に、嵌合部22の導体部27には公差やバリに起因する応力が生じる。その結果、導体部27が図6に示されるように、周方向に拡がるように変形をする場合がある。
特に、図5に示されるような、周方向幅b<径方向高さhのセグメント導体を用いて、回転電機の周方向と直交する方向に面接触する部分が形成される構造を採用した場合について考える。この場合、第2セグメント導体132の先端の嵌合部22の幅(図5のb’)が細くなるため、導体部27がより変形しやすくなる。これにより、突起部21と嵌合部22の接触面積の低下や、それに伴う第2セグメント導体132の締結力の低下、突起部21および嵌合部22の第2面に残っているエナメル層がはがれるなどの問題が生じる虞がある。
図7は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合部形状を示す図である。図7に示されるように、本実施例では、回転電機の径方向と直交する方向に面接触する部分が形成される。本構造の固定子巻線13は、周方向幅b<径方向高さhであるため、図7のh’は、図5のb’よりも大きくなる。したがって、嵌合部22の導体部27を厚く形成することができ、嵌合部22がセグメント導体同士の嵌合時に変形しにくくなる。これにより、セグメント導体の嵌合部の接触面積低下や締結力低下、セグメント導体の脱落防止、突起部21および嵌合部22の第2面に残っているエナメル層のはがれを抑制することができる。
また、本実施例では、第1セグメント導体131の突起部21の軸方向長さXを第2セグメント導体132の嵌合部22の軸方向長さYと同等以下としている。XがYよりも長い場合、突起部21が嵌合部22に全て嵌合される前に、突起部21が嵌合部22の根本に当たってしまい、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の接触面積が低下してしまう。また、この場合、固定子巻線13の軸方向長さも長くなるため、回転電機の軸方向長さが長くなり、回転電機1が磁気的にアンバランスになる虞がある。
本実施例では、第1セグメント導体131の突起部21の軸方向長さXを第2セグメント導体132の嵌合部22の軸方向長さYと同等以下とすることにより、突起部21の大部分を嵌合部22に嵌合させることができる。これにより、接触面積の低下を最小限にすることができるとともに、固定子巻線13の軸方向長さも全ての固定子巻線13で統一させることができる。
ここで、突起部21の最先端部24の幅z’が、嵌合部22の最先端部25の幅w’に対して小さくとなるように形成してもよい。最先端部24の幅z’が嵌合部22の最先端部25の幅w’と同一である場合、嵌合部加工時の公差やバリなどによってセグメント導体嵌合時の挿入性が低下し、嵌合部が変形する虞がある。
そこで、最先端部24の幅z’を嵌合部22の最先端部25の幅w’よりも小さくするために、突起部21の最先端部24と嵌合部22の最先端部25を面取り加工することによって、セグメント導体嵌合時の挿入性を向上することができる。
なお、図7では、突起部21の最先端部24と嵌合部22の最先端部25が直線状に面取りされているが、面取り形状は曲線状でもよく、その面取り方法や面取りの大きさについては限定されない。
また、突起部21の径方向高さは、嵌合部22の径方向高さと同等以上となる部分を有する構成としてもよい。つまり、図7において、第1セグメント導体131は、突起部21の幅zが、第2セグメント導体132の嵌合部22の幅wより大きくなるように形成される。これにより、第1セグメント導体131の突起部21と第2セグメント導体132の嵌合部22とが、しまり嵌めの関係となる。したがって、セグメント導体同士の締結力を確保し、接触面積の低下を抑制することができる。
ここで、周方向と直交する方向に面接触する部分が形成されている構造では、突起部21の幅zや導体部27の幅h’が小さく、面取り加工できない可能性がある。また、面取り加工が可能な寸法であったとしても、面取り加工時に導体部27の変形や、突起部21および嵌合部22の第2面に残っているエナメル層がはがれるなどの問題が生じる可能性がある。これに対して、回転電機の径方向と直交する方向に面接触する部分が形成されている本実施例の構造では、導体部27の幅h’や最先端部24の幅zを大きく形成することができるため、導体部27の変形などがなく、面取り加工を実施することができる。
ここで、本実施例の構造をもつセグメント導体が積層されたときの、本実施例の効果を図8及び図9を用いて説明する。図8は、固定子巻線の嵌合部の打ち抜き加工時の変形を示す図である。図9は、嵌合部の打ち抜き加工時の変形が積算したときの概念図である。
図8に示されるように、突起部21と嵌合部22を打ち抜き加工した場合、打ち抜き方向に突起部21と嵌合部22が変形する。このように形成されたセグメント導体を、回転電機の周方向と直交する方向に面接触する部分が形成されている構造に採用した場合を考える。図9に示されるように、嵌合部形成時の突起部21と嵌合部22の変形量が固定子10の径方向に累積する。これにより、セグメント導体の嵌合部のずれ量が大きくなり、結果として、嵌合部同士の接触面積が低下し、接触抵抗の増加などが発生する虞がある。
一方、本実施例の構造、すなわち回転電機の径方向と直交する方向に面接触する部分が形成されている構造では、打ち抜き加工時に発生する突起部21及び嵌合部22の変形は、固定子10の周方向に向く。これにより、固定子10の径方向には突起部21と嵌合部22の変形量が累積しないため、嵌合部の変形に伴うセグメント導体のずれの発生を抑制する。したがって、接触面積の低下やそれに伴う接触抵抗の増加などを抑制することができる。
[実施例2]
本発明に係る第2実施例を図11及び図12を用いて説明する。図11は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。図12は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図である。
本実施例では、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132が、固定子スロット12内で、直線状に成形された第3セグメント導体133にそれぞれ嵌合される。直線状のセグメント導体は、U字状のセグメント導体よりも加工がしやすい。そのため、セグメント導体の長尺化が容易である。
一般に、回転電機の高出力化するためには、その軸方向長さを延長することが必要となる。ここで、U字状のセグメント導体を長尺化する場合、セグメント導体をU字状に曲げる際の残留応力などによる変形の幅が大きくなる。この場合、固定子スロット12へ挿入する際に、周囲のセグメント導体に傷がついてしまったり、絶縁紙などが破損してしまったりする虞がある。
一方、直線状に形成された第3セグメント導体133は曲げ工程を必要としないか、曲げが必要な場合であっても、曲げ量はU字状のセグメント導体よりも小さい。したがって、セグメント導体自体の変形量は小さくなる。そのため、回転電機を長尺化した場合でも、固定子スロット12への挿入性が悪化しない。これにより、周囲のセグメント導体への傷や絶縁紙などの破損を防止することができる。
ここで、設計ラインナップとして、同一設計で複数の出力を有する設計とする場合には、回転電機の軸方向長さを調整する場合がある。回転電機の軸方向長さが変わることで、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の軸方向長さも変更する必要が生じる。それに応じてセグメント導体の引き曲げ機など、生産設備の変更が必要となる。
ここで、本実施例による構造では、回転電機の軸方向長さの変更に対して、第3セグメント導体133の軸方向長さを調整するだけで対応することが可能である。すなわち、回転電機の外径やセグメント導体の寸法が同一であれば、どのような出力でも第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の形状を共通化することができる。これにより、生産設備の変更などを低減することができる。
また、第3セグメント導体133の両端部の嵌合部形状を、突起形状又は嵌合形状のどちらかに統一してもよい。つまり、第1セグメントコイル131と第2セグメントコイル132の形状を同一とする。これにより、固定子コア11の両端部から固定子スロット12に挿入されるセグメント導体の形状は、第1セグメント導体131または第2セグメント導体132のどちらか一つだけに統一することができる。つまり、U字状に成形されるセグメント導体の種類を低減することができる。
[実施例3]
本発明に係る第3実施例を図13及び図14を用いて説明する。図13は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合前の構成を示す図である。図14は、本発明の一実施例に係る固定子巻線の嵌合後の構成を示す図である。
図13に示されるように、本実施例では、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132が、固定子10の径方向に交互に配置される。
第1セグメント導体131と第2セグメント導体132が径方向に交互に配置されたセグメント導体群は、固定子コア11の端部から挿入され、固定子スロット12の内部で嵌合される。第1セグメント導体131と第2セグメント導体132とが径方向に交互配置されたセグメント導体群が固定子コア11の他方から挿入され、図14(a)に示されるような嵌合状態となる。
これにより、嵌合部において、径方向上下に隣接する第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の嵌合面の間は、軸方向距離dだけ離れることとなる。これにより、各セグメント導体同士の絶縁距離を確保することができ、絶縁特性が向上する。また、各第1セグメント導体131および各第2セグメント導体132は、それぞれ同一形状であるため、セグメント導体の種類を増やすことなく、絶縁特性の向上を図ることができる。
また、上述した直線状に形成された第3セグメント導体133を適用する場合では、両端で嵌合部の形状が異なる第3セグメント導体133を固定子10の径方向に対して交互に配置することで、同様の効果を得ることができる。
[実施例4]
本発明に係る第4実施例を図15、図16及び図17を用いて説明する。図15に本発明の一実施例に係る回転電機の固定子の断面図、図16に本発明の一実施例に係る回転電機の固定子コアの断面図を示す。図17は、比較例における嵌合時の変形が積算したときの概念図である。
固定子コア11は、損失の最小化など、回転電機の電気特性向上を目的として図1や図16(a)などに示すように、固定子スロット12のギャップ側の面にスロット開口部16を設けた半閉スロットコア111とすることが一般的である。
一方、図6に示されるような第2セグメント導体132の形状の場合、突起部21と嵌合部22の寸法によっては、その公差やバリの影響により、第1セグメント導体131の挿入時に嵌合部22が変形する虞がある。これにより、嵌合部の締結力の低下や接触面積の低下などが生じる虞がある。
また、図17に示されるように、第2セグメント導体132を径方向に配置すると、径方向内側に変形量が積算される。固定子スロット12と固定子巻線13の間に絶縁紙15などが配置されている場合、嵌合部22の変形によって、絶縁紙15が破れてしまう虞がある。
さらに、半閉スロットコア111を適用すると、絶縁紙15がギャップに直接面しているため、破れた絶縁紙15がギャップ側にはみ出てしまう虞がある。これにより、回転子表面の傷や絶縁紙15と回転子との摺動による異音が発生する虞がある。
そこで、本実施例の構造では、全閉スロットコア112、嵌合部の周囲全体を覆うように固定子コアが存在し、絶縁紙15がギャップに面しない構造とする。これにより、第1セグメント導体131の挿入時に全閉スロットコア112から第2セグメント導体132の嵌合部22に生じる変形を抑える方向に力が働き、嵌合部22の変形抑制や、それによる嵌合部の締結力低下、接触面積低下を防止することができる。
また、図15に示されるように、セグメント導体同士の嵌合部の周囲のみ全閉スロットコア112を設ける構成としてもよい。つまり、セグメント導体同士の嵌合部の周囲のみ全閉スロットコア112を設けることで、固定子コアが嵌合部の周囲全体を覆うような構成とする。換言すると、全閉スロットコア112(閉口部)を、回転軸方向から見た場合、前記接触面と重なる位置に配置する。これにより、損失増加を最小限に抑制する効果も得られる。
図18に全閉スロットコア112の使用比率に対する総損失の比率を示す。図18では、固定子コア11が全て半閉スロットコア111を適用した場合の総損失を100%としている。また、固定子コアの軸長に対する全閉スロットコアの軸方向長さの割合を百分率で示したものを「全閉スロットコア使用比率(%)」と定義する。
全閉スロットコア112を全て使用した場合、横軸の全閉スロットコア使用比率は100%となる。図18に示されるように、全ての固定子コア11を全閉スロットコア112とした場合、全て半閉スロットコア111とした場合(全閉スロットコア使用比率0%とした場合)に比べて、総損失が2.3%増加することがわかる。
これにより、回転電機の効率の低下や、発熱量の増加などの問題が生じる虞がある。ここで、第2セグメント導体132の嵌合部22の変形防止のためには、全閉スロットコア112は第2セグメント導体132の嵌合部22の長さと同等程度あれば十分である。
この場合、全閉スロットコアの軸方向長さは固定子コア11の軸長の8~16%程度となる。図18によると、セグメント導体同士の嵌合部の周囲のみ全閉スロットコア112を設けた場合(全閉スロットコア使用比率が8~16%程度の場合)の総損失の増加は0.2~0.4%程度であり、全て全閉スロットコア112とした場合(全閉スロットコア使用比率が100%の場合)に比べて1/10程度まで抑制できることがわかる。
したがって、本実施例のセグメント導体同士の嵌合部の周囲のみ全閉スロットコア112を設ける構造により、電気特性の悪化を最小限にしつつ、第2セグメント導体132の嵌合部22の変形抑制や嵌合部の締結力低下、接触面積低下を両立できる。
[実施例5]
本発明に係る第5実施例を図19を用いて説明する。図19は、発明の一実施例に係る回転電機の固定子スロット断面図である。本実施例では、半閉スロットコア111のスロット開口部16に固定部材17が設けられている。
固定部材17は、磁性体、非磁性体どちらでも良く、その材料は限定されない。固定部材17をスロット開口部16に配置することによって、ギャップに第2セグメント導体132や絶縁紙15が直接面しない構成となる。また、固定部材17に対し、第2セグメント導体132の嵌合部22の開く力が働く。したがって、実施例4と同様に、第2セグメント導体132の嵌合部22の変形抑制や嵌合部の締結力低下、接触面積低下の効果を得ることができる。
また、固定部材に非磁性材料を適用することにより、全ての固定子コア11に半閉スロットコア111を適用した場合と、回転電機の磁気特性および電気特性が同一となる。これにより、電気特性の悪化を抑制することができる。
さらに、使用する固定子コア11は半閉スロットコア111のみとなるため、固定子コア11加工時の打ち抜きダイスの変更や、固定子10の組立工程における使用コアの間違いを防止することができ、製造性が向上する。
[実施例6]
本発明に係る第6実施例を図20を用いて説明する。図20は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子断面図である。
本実施例では、固定子スロット12の内壁と固定子巻線13との間に配置される絶縁紙15の代わりに発泡剤入りの絶縁紙31が配置される。発泡剤入りの絶縁紙31は、発泡剤入りの接着層が絶縁紙に塗布されているものである。発泡剤入りの接着層は、発泡する前は数十μm程度の厚みであるが、加熱により発泡し、厚みが増加する。
これにより、発泡剤入りの絶縁紙31は、隙間の充填と接着を両立する機能を有する。発泡剤入りの絶縁紙31をセグメント導体同士の嵌合後に発泡させることで、第1セグメント導体131と第2セグメント導体132の抜けを防止することができ、固定子巻線13の信頼性を向上させることができる。
また、従来では固定子巻線13の固定用および絶縁耐力向上を目的として使用されてきたワニスが不要となる。これにより、ワニスなどの絶縁材製の充填剤が不要となるため、ワニスのタンクやワニス固着のための冶具などの設備投資や、ワニス固着の工程および固着時間を短縮することができ、固定子巻線13の固定に発生していたコストおよび工数を低減することができる。
[実施例7]
本発明に係る第6実施例を図21及び図22を用いて説明する。図21は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子断面図である。図22は、本発明の一実施例に係る回転電機の固定子スロット断面図である。
本実施例では、固定子スロット12の内壁と固定子巻線13との間に配置される絶縁紙15の代わりにボビン絶縁体32が配置される。図21に示されるように、ボビン絶縁体32は、内部に複数の仕切り面を設けることによって筒状の空間が複数設けられている。
固定子巻線13は、この筒状の空間に配置される。図22に示されるように、ボビン絶縁体32は、固定子巻線13を囲む形状となっており、軸方向に向かって一様に形成される。
これにより、ボビン絶縁体32を固定子スロット12内に配置する際に、固定子10の軸方向端部のどちら側からでもボビン絶縁体32を配置することができるボビン絶縁体32は、絶縁性と耐熱性を兼ね備えた樹脂で形成される。例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)などスーパーエンジニアリングプラスチック系の樹脂を用いる。
また、回転電機の必要な特性が満足できるのであれば、ポリアセタール(POM)やポリアミド(PA)などのエンジニアリングプラスチック系の樹脂を用いてもよい。ボビン絶縁体32を用いることにより、第2セグメント導体132の嵌合部22の開きをボビン絶縁体32の内部で抑制することができ、嵌合部の締結力低下や接触面積低下に伴う接触抵抗の増加を抑制することができる。
また、ボビン絶縁体32は、固定子スロット12内でよじれなどが発生しないため、固定子巻線13を配置する際にガイドの役割を果たす。そのため、ボビン絶縁体32を用いることにより、挿入性が向上するため、絶縁性と生産性を向上させることができる。
ボビン絶縁体32の製造方法は、押出成形や射出成形などでもよく、その製造方法については限定されない。なお、図22では、固定子巻線13は8本、ボビン絶縁体22の筒状の空間も8個の例が示されているが、これらの数は8以外でもよく、実現可能な数であれば、その上限値や下限値はない
1…回転電機、10…固定子、11…固定子コア、12…固定子スロット、13…固定子巻線、15…絶縁紙、14…固定子巻線のエンド部、15…全閉スロットのコア、16…スロット開口部、17…固定部材、21…第1セグメント導体の嵌合部、22…第2セグメント導体の嵌合部、23…第1面、24…第2面、25…第3面、26…第4面、27…導体部、31…発泡絶縁紙、32…ボビン絶縁体、111…半閉スロットコア、112…全閉スロットコア、131…第1セグメント導体132…第2セグメント導体133…第3セグメント導体

Claims (11)

  1. 複数のセグメント導体と、
    前記複数のセグメント導体を収納する収納部を形成する固定子コアと、を備えた回転軸を有する回転電機の固定子であって、
    前記複数のセグメント導体は、突起部を一端に有する第1セグメント導体と、前記突起部と前記収納部内で嵌合する嵌合部を一端に有する第2セグメント導体と、を有し
    前記嵌合部は、前記突起部を挟み込む2つの導体部を有し、
    前記2つの導体部が前記突起部を挟み込むことで前記突起部と前記嵌合部とが嵌合した際における前記2つの導体部の内側と前記突起部の外側との接触面は、前記回転電機方向に直交し、
    前記第1セグメント導体は、前記突起部と異なる部分であって前記収納部内に収納される部分の径方向高さが、前記第1セグメント導体の周方向幅よりも大きく、
    前記第2セグメント導体は、前記嵌合部と異なる部分であって前記収納部内に収納される部分の径方向高さが、前記第2セグメント導体の周方向幅よりも大きい回転電機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記突起部の軸方向長さは、前記嵌合部の軸方向長さよりも小さく形成される回転電機の固定子。
  3. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記第2セグメント導体は、当該導体全体が前記収納部内部に配置される回転電機の固定子。
  4. 請求項2又は3のいずれかに記載の回転電機の固定子であって、
    前記第2セグメント導体は、両端で同形状のセグメント導体と接続する回転電機の固定子。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の回転電機の固定子であって、
    前記第2セグメント導体は、直線状に形成される回転電機の固定子。
  6. 複数のセグメント導体と、
    前記複数のセグメント導体を収納する収納部を形成する固定子コアと、を備えた回転軸を有する回転電機の固定子であって、
    前記複数のセグメント導体は、第1セグメント導体と、第2セグメント導体と、第3セグメント導体と、を有し、
    前記第3セグメント導体は、一端が前記第1セグメント導体の一端と嵌合し、他端が前記第2セグメント導体の一端と嵌合し、
    前記第1セグメント導体の一端と前記第3セグメント導体の一端との嵌合におけるいずれか一方のセグメント導体の一端に、第1突起部が設けられ、
    前記第1セグメント導体の一端と前記第3セグメント導体の一端との嵌合における他方のセグメント導体の一端に、前記第1突起部を挟み込む2つの導体部を有する第1嵌合部が設けられ、
    前記第2セグメント導体の一端と前記第3セグメント導体の他端との嵌合におけるいずれか一方のセグメント導体の一端に、第2突起部が設けられ、
    前記第2セグメント導体の一端と前記第3セグメント導体の他端との嵌合における他方のセグメント導体の一端に、前記第2突起部を挟み込む2つの導体部を有する第2嵌合部が設けられ、
    前記第1嵌合部の2つの導体部が前記第1突起部を挟み込むことで前記第1突起部と前記第1嵌合部とが嵌合した際における前記第1嵌合部の2つの導体部の内側と前記第1突起部の外側との接触面は、前記回転電機の径方向に直交し、
    前記第2嵌合部の2つの導体部が前記第2突起部を挟み込むことで前記第2突起部と前記第2嵌合部とが嵌合した際における前記第2嵌合部の2つの導体部の内側と前記第2突起部の外側との接触面は、前記回転電機の径方向に直交し、
    前記第1セグメント導体は、前記第1セグメント導体の一端と異なる部分であって前記収納部内に収納される部分の径方向高さが、前記第1セグメント導体の周方向幅よりも大きく、
    前記第2セグメント導体は、前記第2セグメント導体の一端と異なる部分であって前記収納部内に収納される部分の径方向高さが、前記第2セグメント導体の周方向幅よりも大きく、
    前記第3セグメント導体は、前記第3セグメント導体の一端及び他端の両方と異なる部分であって前記収納部内に収納される部分の径方向高さが、前記第3セグメント導体の周方向幅よりも大きい回転電機の固定子。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の回転電機の固定子であって、
    前記固定子の軸方向の一端から見た場合、径方向に隣り合う前記複数のセグメント導体が、互いに異なる形状を有する回転電機の固定子。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の回転電機の固定子であって、
    前記収納部は、前記固定子の内周側に当該収納部と固定子内側の間に閉口部を備え、
    前記閉口部は、転軸方向から見た場合、前記接触面と重なる位置に配置される回転電機の固定子。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の回転電機の固定子であって、
    前記収納部の最内周側に前記セグメント導体を固定するための固定部材が配置されている回転電機の固定子。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の回転電機の固定子において、
    前記収納部の内壁と前記セグメント導体との間に発泡剤入りの絶縁紙が配置されている回転電機の固定子。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の回転電機の固定子と、
    前記固定子の内周側に所定の空隙を介して回転自由に支持された回転子と、を備えた回転電機。
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