JP2006158044A - ステータ構造 - Google Patents

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Mitsutoshi Asano
光俊 浅野
Yoshinori Yamada
良則 山田
Masaaki Tomita
雅明 富田
Norihiko Akao
憲彦 赤尾
Masayuki Nakamura
雅之 中村
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Abstract

【課題】本発明は、ステータ構造の小型化が図れ、ステータ構造の組み立て工程が簡易になり、外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、コイルの品質確保が図れ、ステータ構造の組み立ての際には導体セグメント同士の高精度の位置決めができるステータ構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のステータ構造1は、スロット21を備える円筒状のステータコア部11を有するステータ構造において、軸方向に対して傾斜する端面を備え直線状の直線部導体セグメント32と、軸方向に対して傾斜する端面を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメント33と、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面を接合する導電性接合剤34とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、分割されたコイルを有するステータ構造において、分割されたコイル間で耐久性のある接合を実現できるステータ構造に関するものである。
従来技術として、以下のような特許文献に記載された発明が存在する。
まず、従来技術1として特許文献1について図19および図20を用いて説明する。図19は、特許文献1における回転電機のステータ構造101を分解して示した概要図である。図20は、一体型積層コイル片120a,120m間の接続概要図である。
図19に示すように、特許文献1に記載されている回転電機のステータ構造101は、固定子鉄心110と、積層コイル片120と、接続環側薄板状接続コイル片130と、他端側薄板状接続コイル片140と、接続環150とから構成されている。
そして、固定子鉄心110は、円周方向に歯部112が12個分配置され、隣接する歯部112の間に形成されたスロット114が12個分配置されている。
積層コイル片120には、各々独立した一体型積層コイル片120a,120b,…,120k,120m(以下、「一体型積層コイル片120a等」という)が12個分構成されている。ここで、図20に示すように、一体型積層コイル片120a等は、薄板状導体(例えば、銅)を一定の間隔を空けて複数積層し、絶縁樹脂を用いて一体モールドしたものである。上記の固定子鉄心110の12個のスロット114内には、この一体型積層コイル片120a等がそれぞれ挿入される。また、一体型積層コイル片120a等の両端部には、接続端部122a1,122a2,…,122m2(以下、「接続端部122a1等」という)および接続端部124a1,124a2,…,124m2(以下、「接続端部124a1等」という)を備えている。なお、図19においては表現の便宜上、各々3つずつ(接続端部122a1,122a2,122m2と接続端部124a1,124a2,124m2)のみ符号を付している。
接続環側薄板状接続コイル片130には、12個の接続コイル片130ab,130bc,…130km,130ma(以下、「接続コイル片130ab等」という)が構成され、それぞれ円環状に配置されている。なお、図19においては表現の便宜上、接続コイル片130maのみ示している。ここで、接続コイル片130ab等は薄板状導体(例えば、銅)を一定の間隔を空けて複数積層し、絶縁樹脂を用いて一体モールドしたものである。そして、図20に示すように、例えば、接続コイル片130maは、一体型積層コイル片120aの接続環側薄板状接続コイル片130の側に設けられた接続端部122a1と、一体型積層コイル片120mの接続環側薄板状接続コイル片130の側に設けられた接続端部122m2を接続する。
他端側薄板状接続コイル片140には、12個の接続コイル片140ab,140bc,…140km,140ma(以下、「接続コイル片140ab等」という)が構成され、それぞれ円環状に配置されている。なお、図19においては表現の便宜上、接続コイル片140maのみ示している。ここで、接続コイル片140ab等は薄板状導体(例えば、銅)を一定の間隔を空けて複数積層し、絶縁樹脂を用いて一体モールドしたものである。そして、図20に示すように、例えば、接続コイル片140maは、一体型積層コイル片120aの他端側薄板状接続コイル片140の側に設けられた接続端部124a1と、一体型積層コイル片120mの他端側薄板状接続コイル片140の側に設けられた接続端部124m2を接続する。
接続環150は、一体型積層コイル片120a等を接続するとともに、独立した複数の接続環片と中性片とから構成外部との導通をとっている。複数の接続環片と中性片は、それぞれ、複数枚の薄板状導体(例えば、銅)を隙間を空けて円環状に組み上げた上で、絶縁樹脂により一体モールドしたものである。
このような回転電機のステータ構造101は、以下のように形成される。
まず、接続環側薄板状接続コイル片130内に配置される接続コイル片130maに、一体型積層コイル片120aの接続環側薄板状接続コイル片130の側に設けられた接続端部122a1が突き合わせられた後、溶接接続される。そして、一体型積層コイル片120aに隣り合う一体型積層コイル片120mの接続環側薄板状接続コイル片130の側に設けられた接続端部122m2も突き合わせられた後、溶接接続される。
同様に、他端側薄板状接続コイル片140内に配置される接続コイル片140maに、一体型積層コイル片120aの他端側薄板状接続コイル片140の側に設けられた接続端部124a1が突き合わせられた後、溶接接続される。そして、一体型積層コイル片120aに隣り合う一体型積層コイル片120mの他端側薄板状接続コイル片140の側に設けられた接続端部124m2も突き合わせられた後、溶接接続される。
以上のような接続を一体型積層コイル片120aから一体型積層コイル片120mまで順次行う。
すなわち、固定子鉄心110のそれぞれの歯部112に巻回された固定子コイルを形成するために、一体型積層コイル片120の両端部を、接続環側薄板状接続コイル片130及び他端側薄板状接続コイル片140により接続するとしている。
その後、接続環150を所定の位置に接続することにより回転電機のステータ構造101が形成される。
次に、従来技術2として特許文献2について図21を用いて説明する。図21は特許文献2における回転電機のステータ構造201を示しており、図21(a)は外観図、図21(b)は断面図である。
図21に示すように従来技術2のステータ構造201は、主にシャフト202、電機子コア203、コイル分割体205、コイル分割体206で構成されている。そして、コイル分割体205、コイル分割体206は電機子コア203に形成される貫通孔204内に挿入され、各々端面同士で接合している。なお、コイル分割体205はコイル片205a、205bから構成され、コイル分割体206はコイル片206a、206bから構成される。
このステータ構造201は以下のように組み立てられている。
まず、端面同士が接合するようにコイル分割体205の各コイル片205a、205bとコイル分割体206の各コイル片206a、206bを貫通孔204に挿入する。そして、これらの端面同士を以下のような方法で電気的に接合するとしている。
(1)コイル分割体205とコイル分割体206とを軸方向に押圧しながら両者に通電し端面同士を溶接する方法。
(2)コイル分割体205とコイル分割体206とを軸方向に押圧しながら両者に超音波を加えて接合する方法。
(3)コイル分割体205やコイル分割体206の溶融点より低い溶融点の金属材料を用いて、ろう付けにより接合する方法。
(4)コイル分割体205のコイル片205a、205bとコイル分割体206のコイル片206a、206bの端面同士に嵌合手段を設けて機械的に結合する方法。(例えば、コイル分割体205のコイル片205a、205bの端面に設けた凸部と、コイル分割体206のコイル片206a、206bの端面に設けた凹部とを、各々軸方向から押圧して嵌合する方法。)
次に、従来技術3として特許文献3について図22を用いて説明する。図22は、特許文献3におけるバスバーの接続構造の概要を示した斜視図である。図22(a)はバスバーの接続前の状態を示し、図22(b)はバスバーの接続後の状態を示している。
特許文献3に記載されているバスバーの接続構造は、バスバー301とバスバー302とを溶融金属粒303により接続している。より具体的には、図22(a)に示すように、バスバー301に形成される凹部304とバスバー302に形成される凸部305を嵌合させ、その嵌合部分にノズル306から溶融金属粒303を噴出または滴下させ、バスバー301とバスバー302とを接続させている。
このようにバスバー301に形成される凹部304とバスバー302に形成される凸部305とを嵌合させる仕様とすることにより、接続作業を行なう際にはバスバー301とバスバー302の配置状態を安定化させることができるとする。また、溶融金属粒303の付着状態を目視により確認することで接続状態を監視することができ、バスバー301とバスバー302との間で安定した接続状態を維持させることができるとする。さらに、レーザービームの照射により溶接接合する場合と比較して、バスバー301とバスバー302に発生する熱は小さく材質の変質、変形、焼損などを引き起こすおそれがないともしている。
特開2001−178053(第0011−0019,0032,0037段落、第1図) 特開平10−117455(第0013,0014段落、第1図) 特開2003−163039(第0017,0018段落、第1,2図)
しかしながら、従来技術には以下の問題点が存在する。
まず、従来技術1については、固定子鉄心110に形成されたスロット114より突出する接続端部122a1等および接続端部124a1等にて溶接接合している。すなわち、スロット114の外側に接合部分が存在している。そのため、スロット114より突出した接続端部122a1等および接続端部124a1等の高さ分、回転電機のステータ構造101の中心軸方向に大きくなってしまう。従って、回転電機のステータ構造101が大型化してしまうおそれがある。
また、接続端部122a1等および接続端部124a1等と、接続コイル片130ab等および接続コイル片140ab等との間で正確に溶接接合を行なうため、溶接作業のための十分な作業スペースを確保することが必要になる。さらに、溶接作業によりコイル片を高温にさらすことになり、コイルの品質確保が図れないおそれがある。
また、従来技術1については、隣り合うスロット114内に挿入される一体型積層コイル片120a等の接続端部122a1等および接続端部124a1等同士でコイルを構成する、いわゆる集中巻きというコイルの巻き方を構成することを想定したものである。そのため、構成上、離れたスロット114内に挿入される一体型積層コイル片120a等の接続端部122a1等および接続端部124a1等同士でコイルを構成する、いわゆる分布巻きというコイルの巻き方をすることはできない。
次に、従来技術2については、押圧しながら溶接する方法、超音波を加えて接合する方法、ろう付けにより接合する方法など、接合を行うためには別途溶接機、超音波機、ろう付け機などが必要となり、ステータ構造201の組み立て工程が複雑になってしまい、また材料のコストが大きくなってしまう。
また、嵌合手段を設けて機械的に結合する方法に関しては、嵌合部分に引張力が作用する場合に、その力に十分耐えることができないおそれがある。
次に、従来技術3については、付着状態を目視により確認し接続状態を監視することで、バスバー301とバスバー302との間で安定した接続状態を維持させることができるとするが、付着状態を目視により確認することが必要であり手間がかかるとともに、その接続部分に荷重が加わったときに耐久性を有しないおそれがある。これをステータ構造における分割されたコイル間の接合部分に適用して考えてみる。すると、一旦ステータ構造を組み立てると付着状態を目視により確認することが困難なので、ステータ構造を有する回転電機を車両に搭載しコイル間の接合部分に外部から荷重が加わったときに、接合状態を維持できないおそれがある。
また、バスバー301に形成される凹部304とバスバー302に形成される凸部305との嵌合部分に対して、横方向から溶融金属粒303を噴出または滴下させている。すなわち、バスバー301に形成される凹部304とバスバー302に形成される凸部305とを嵌合させる方向と溶融金属粒303を噴出または滴下させる方向が異なる。そのため、複数のバスバーを接続する際には、バスバー1本ごとに嵌合させる方向と溶融金属粒303を噴出または滴下させる方向とを変える必要があり手間がかかる。
そこで本発明は以上のような課題を解消するためになされたものであり、ステータ構造の小型化が図れ、ステータ構造の組み立て工程が簡易になり、外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、コイルの品質確保が図れ、ステータ構造の組み立ての際には導体セグメント同士の高精度の位置決めができるステータ構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下のような特徴を有する。
(1)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造において、軸方向に対して傾斜する端面を備え直線状の直線部導体セグメントと、軸方向に対して傾斜する端面を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤とを有することを特徴とする。
(2)(1)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面が形成されることを特徴とする。
(3)(2)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する窪みが形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する出っ張りが形成されることを特徴とする。
(4)スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤とを有することを特徴とする。
(5)(4)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部に凹断面が形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部に凸断面が形成されることを特徴とする。
(6)スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、直線状の直線部導体セグメントと両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、直線部導体セグメントの先端部に形成されるカシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入し、加圧してコイルエンド部導体セグメントの先端部を変形させることにより、直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部とをカシメにより接合することを特徴とする。
(7)(6)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、カシメ孔は軸方向に対して傾斜する方向に形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部は軸方向に形成されることを特徴とする。
(8)(6)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、カシメ孔は入口部分に対して奥行き部分の内径が大きく形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部はカシメ孔の深さよりも長く形成されることを特徴とする。
(9)(8)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入させる前においては、コイルエンド部導体セグメントの先端部にはスリット形状が形成されることを特徴とする。
(10)スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを拡散接合することを特徴とする。
(11)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、導電性接合剤をステータコア部の軸方向から直線部導体セグメントの端面に塗布する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程とを有することを特徴とする。
(12)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程と、ステータエンド部を加圧することにより直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面をカシメにより接合する工程とを有することを特徴とする。
(13)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程と、ステータエンド部を加圧することにより直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を拡散接合する工程とを有することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明により、以下のような作用・効果が得られる。
(1)本発明は、スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造において、軸方向に対して傾斜する端面を備え直線状の直線部導体セグメントと、軸方向に対して傾斜する端面を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤により直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、導電性接合剤による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(2)本発明は、(1)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面が形成されるので、(1)に記載する効果よりもさらに、導電性接合剤による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(3)本発明は、(2)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する窪みが形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する出っ張りが形成されるので、(2)の効果よりもさらに、セグメント同士の高精度の位置決めが容易になりステータ構造の組み立て工程が簡易になる効果が得られる。
(4)本発明は、スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでセグメント同士の高精度の位置決めをしつつステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤により直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、導電性接合剤による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(5)(4)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメントの先端部に凹断面が形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部に凸断面が形成されるので、(4)の効果よりもさらに、セグメント同士の高精度の位置決めが容易になりステータ構造の組み立て工程が簡易になる効果が得られる。
(6)スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、直線状の直線部導体セグメントと両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、直線部導体セグメントの先端部に形成されるカシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入し、加圧してコイルエンド部導体セグメントの先端部を変形させることにより、直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部とをカシメにより接合するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでセグメント同士の高精度の位置決めをしつつステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、部材を変形させて部材同士を接合させるので接合力が大きく強度も確保でき、一般的に高価なものとされる導電性接合剤34を使用しなくても接合ができるので、ステータ構造の製作コストが軽減される効果が得られる。
(7)(6)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、カシメ孔は軸方向に対して傾斜する方向に形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部は軸方向に形成されるので、(6)に記載する効果よりもさらに、導体セグメント同士の接合が容易となりステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(8)(6)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、カシメ孔は入口部分に対して奥行き部分の内径が大きく形成され、コイルエンド部導体セグメントの先端部はカシメ孔の深さよりも長く形成されるので、(6)に記載する効果よりもさらに、導体セグメント同士の接合が容易となりステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(9)(8)に記載するステータ構造において、カシメ孔にコイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入させる前においては、コイルエンド部導体セグメントの先端部にはスリット形状が形成されるので、(8)に記載する効果に加えて、加える圧力を軽減させることができステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(10)スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを拡散接合するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、接合抵抗値の軽減が図れ、接合部分における軸方向の強度を高めることができる効果が得られる。
(11)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、導電性接合剤をステータコア部の軸方向から直線部導体セグメントの端面に塗布する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤により直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
(12)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程と、ステータエンド部を加圧することにより直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面をカシメにより接合する工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、カシメにより直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
(13)スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメントをステータコア部の軸方向からスロットに挿入する工程と、直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部をステータコア部の軸方向からステータコア部に取り付ける工程と、ステータエンド部を加圧することにより直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面を拡散接合する工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部とステータエンド部を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とを拡散接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメントやコイルエンド部導体セグメントを高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明は、直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33で構成されるコイルの分割部分の形状に特徴を有するものであり、この特徴については後に述べることとし、まずはステータ構造の概要として、実施例1のステータ構造1の構成および組み立て方法について説明する。
まず、図1から図5をもとにステータ構造1の構造について説明する。
ここで、図1はステータ構造1の構成を示す外観図を、図2はステータ構造1を構成する部品についての分解図を示しており、図2(a)は全体の外観図を示し、図2(b)はステータエンド部12から突出したコイルエンド部導体セグメント33の概要図(図2(a)の点線で囲まれた部分)を示している。図3はステータコア部11の外観図を、図4はステータエンド部12について示しており、図4(a)は外観図(一部は透視図)を図4(b)はコイルエンド部導体セグメント33の外観図を示している。図5はステータ構造1におけるコイルの外観図を示しており、図5(a)はコイルが3分割される様子を示し、図5(b)はコイルの分割部分(図5(a)の点線で囲まれた部分)の詳細を示している。
図1や図2に示すようにステータ構造1は、その外観がステータコア部11の両面にステータエンド部12が配置されるように構成されている。図3に示すようにステータコア部11は、円周にわたって放射状に形成された「スロット(21)」と呼ばれる溝を複数備えている。なお、実施例1ではその一例として48個のスロット21を備えることとしている。そして、後で述べるように、この各スロット21内には絶縁インシュレータ31が挿入されることになる。
また、図5(a)に示すように、ステータ構造1におけるコイルは3分割されている。1つは直線形状の直線部導体セグメント32であり、残り2つは略Uの字型や略Vの字型など両先端部33aが同じ方向に向いた形状のコイルエンド部導体セグメント33である。そして、図5(b)に示すように、この直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33は、導電性接合剤34にて接合されている。
なお、図4(a)や図4(b)に示すように、コイルエンド部導体セグメント33は円周状に配線された状態で、プレス成形などによりステータエンド部12と成形・樹脂モールドして一体化されている。
次に、図6から図9をもとにステータ構造1の組み立て方法について説明する。
ここで、図6は図3に示すステータコア部12の一部分においてスロット21に絶縁インシュレータ31を挿入する様子を示す図を、図7は絶縁インシュレータ31の外観図を、図8は絶縁インシュレータ31の挿入孔41に直線部導体セグメント32を挿入する様子を示す図を、図9は絶縁インシュレータ31の挿入孔41内において、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面の接合する位置と導電性接合剤34による接合状況を示す断面図を示している。
まず、図6に示すように、ステータコア部11に形成されるスロット21に絶縁インシュレータ31を挿入する。図7に示すように、絶縁インシュレータ31はツバ31aが形成されており、このツバ31aの部分がスロット21の両脇の部分に引っ掛かるので、絶縁インシュレータ31はスロット21内に保持される。
次に、図8に示すように、絶縁インシュレータ31に形成される挿入孔41内に直線部導体セグメント32を挿入する。挿入孔41は、絶縁インシュレータ31の1つ当たりに複数個形成され、本実施例では12個形成されている。この挿入孔41によって直線部導体セグメント32は径方向に位置決めがなされる。一方、挿入孔41内における軸方向については、後で説明するようにコイルエンド部導体セグメント33によって押圧することにより位置決めがなされる。なお、挿入孔41の内径は直線部導体セグメント32が圧入されるような大きさに設定されており、直線部導体セグメント32は挿入孔41内で保持される。
また、直線部導体セグメント32の断面の形状は四角形や円形など様々な形状にできるが、本実施例では、限られた挿入孔41内で最大限の断面積を確保できるように、四角形に形成されている。
さらに、絶縁インシュレータ31により直線部導体セグメント32同士の絶縁が図れるので、直線部導体セグメント32として絶縁皮膜を持たない導体表面からなるものを使用することができる。
次に、直線部導体セグメント32の両端面に導電性接合剤34を塗布する。この導電性接合剤34としては、例えば銀ペーストで銀の重量含有率が80%のものを使用する。
次に、ステータコア部11の両面にステータエンド部12を組み付ける。ここで、図4(a)に示すように、ステータエンド部12にはコイルエンド部導体セグメント33が円周状に配線された状態でモールドされ一体化されている。そして、図2(a)、(b)に示すように、コイルエンド部導体セグメント33の両端面をステータエンド部12から所定量突出させている。これにより、ステータコア部11の両面にステータエンド部12を組み付けることにより、コイルエンド部導体セグメント33の両端面が絶縁インシュレータ31に形成された挿入孔41内に挿入され、直線部導体セグメント32の端面に塗布された導電性接合剤34を押圧することになる。さらに、この状態で所定の温度のもと所定時間加熱することにより導電性接合剤34が硬化して、コイルエンド部導体セグメント33の端面と直線部導体セグメント32の端面とが接合する。なお、具体的な接合条件として、直線部導体セグメント32およびコイルエンド部導体セグメント33の断面積が6mmの場合、導電性接合剤34の塗布量を約16mg、加圧力を8.5g/mmとし、150℃の温度のもと30分間加熱する。ここで、絶縁インシュレータ31の材質はPPS樹脂であり、融点が約280℃であるため、上記接合条件下でも問題が生じることはない。
以上より、ステータ構造1が組み立てられる。従って、ステータコア部11に対し一方向から絶縁インシュレータ31、直線部導体セグメント32、導電性接合剤34、ステータエンド部12などの部品を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になる。
なお、図9に示すように、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面との接合は、導電性接合剤34が挿入孔41から溢れ出ない位置(図9において挿入孔41の入口から深さdの位置より深い位置)で行なう。そのため、直線部導体セグメント32同士やコイルエンド部導体セグメント33同士の間で必要な絶縁性を確保することができる。
次に、本発明の特徴点である直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33で構成されるコイルの分割部分について、その形状や効果などを以下に説明する。
まず、一般的な原理として導体の抵抗値は断面積に反比例する。また、引張応力は断面積に反比例する。そこで、部材同士を導電性接合剤34にて接合するときには、その接合部分の断面積の大きさによって接合部分の抵抗(以下、接合抵抗という)の値や接合部分に生ずる引張応力の値が異なる。すなわち、接合部分の断面積が大きくなるほど接合抵抗の値や接合部分に生ずる引張応力の値は小さくなるものと考えられる。
この原理をもとに、本発明のステータ構造について検討する。図5(b)に示すように、直線部導体セグメント32の先端部32aにはV字型の凹断面(窪み)が形成され、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aはV字型の凸断面(出っ張り)が形成され嵌合し、これらの端面同士は導電性接合剤34により接合している。ここで、直線部導体セグメント32の先端部32aやコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aはV字型の断面に形成されていることから、これらの先端部が平断面に形成されている場合に比べて接合部分の断面積は大きくなっている。従って、上記原理をもとに考えると、先端部が平断面に形成されている場合に比べて接合抵抗の値は小さくなるものと考えられる。また、同様に接合部分に生ずる引張応力の値は小さくなるので、引張強さは大きくなるものと考えられる。
そこで、本出願にかかる発明者はこの原理を確認するために実験により検証を行ない、図10と図11に示すような結果を得た。図10は、直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33と同じ材質および寸法の導体セグメントを使用し、導体セグメントの先端部が平断面の場合とV字型断面の場合について、それぞれ導体セグメント間に同じ量の導電性接合剤34を投入し接合抵抗の値の比較を示している。一方、図11は、同じ条件下での引張強度の値の比較を示している。
この実験結果より明らかなように、導体セグメントの先端部がV字型断面の場合には、接合部分の断面積が平断面の場合に比べて大きくなるので、接合抵抗の値は小さくなる一方で、引張強度は大きくなるという効果が得られることがわかる。そして、その効果は顕著に表れている。
次に、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33の接合部分における荷重に対する耐久性を検討する。
まず、一般的な例として、図12(a)に示すように先端部に平断面が形成された部材同士が、その平断面において導電性接合剤34により接合する直線状の梁を考える。なお、この梁の両端は、自由端からなる支点により支えられている。そして、この梁の接合部分に梁の軸方向と垂直な方向から荷重を加える。すると、荷重点から荷重方向に離れるに従い、梁に生じる引張り歪が大きくなり、接合部分に生じる引張応力が大きくなる。そのため、図12(a)に示す接合部分の端部に大きな引張応力が発生し、接合力より大きな引張応力が発生したときには、図示した支点(荷重点)を中心に梁が破断してしまうおそれがある。
この状況について、ステータ構造で検討する。例えば、直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33の先端部を平断面に形成し、導電性接合剤34にて接合した場合を考える。そして、この接合部分に上記セグメントの軸方向と垂直な方向から荷重を加える。すると、上記梁において説明したように、荷重点から荷重方向に離れるに従い、接合部分に生じる引張り歪が大きくなり、接合部分に生じる引張応力が大きくなる。そのため、接合部分の端部に大きな引張応力が発生し、導電性接合剤34による接合力より大きな引張応力が発生したときには、荷重点を中心に破断してしまうおそれがある。
実際にステータ構造を回転電機に組み込んで車両などに搭載し、車両を加減速させたり、車両が路面からの振動を受けて上下動する時には、ステータ構造内の直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33には、その軸方向と垂直な方向に荷重を受けやすくなる。
そこで、本発明では、直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33の先端部をV字型断面に形成して接合している。V字型断面に形成することで接合部分の断面積が大きくなるため、図12(b)に示すように引張応力が分散され、その値が小さくなる。従って、導電性接合剤34による接合力より大きな引張応力が生じるおそれが軽減され、上記のような破断を防ぐことができる。
なお、直線部導体セグメント32の先端部32aとコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを図13や図14のように凹凸断面や斜め断面にすることによっても、接合部分の断面積が大きくなるため、上記のような破断を防ぐことができる。特に、凹凸断面にするとV字型断面に比べて接合部分の断面積が大きくなるため、引張応力がより分散され上記のような破断を防ぐことができる。
次に、絶縁インシュレータ31の挿入孔41内における直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33の詳しい接合状況について図9をもとに説明する。
直線部導体セグメント32の端面に導電性接合剤34を塗布してコイルエンド部導体セグメント33の端面により押圧されると、塗布された導電性接合剤34の一部は直線部導体セグメント32と挿入孔41の隙間、およびコイルエンド部導体セグメント33と挿入孔41の隙間に流れ込む。そのため、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面の端面同士が接合するのみならず、図9に示すように、直線部導体セグメント32の側面と挿入孔41の内周面の部分、およびコイルエンド部導体セグメント33の側面と挿入孔41の内周面の部分においても接合する。従って、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33と挿入孔41との間で、接合部分の面積が広くとれ接合力が大きくなる。また、導電性接合剤34の部分の断面積が大きくとれ、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間に生じる引張り力が分散され、引張応力が小さくなる。従って、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間の接合状態を維持して、外部からの力にも耐え得る丈夫なコイルを有するステータ構造を実現することができる。
なお、前記したように実際には挿入孔41の内径は直線部導体セグメント32が圧入されるような大きさに設定されているが、図9は説明の便宜上、直線部導体セグメント32と挿入孔41の隙間、およびコイルエンド部導体セグメント33と挿入孔41の隙間を極端に大きくして示している。
以上のような実施例1により、以下の効果が得られる。
(1)本発明は、スロット21を備える円筒状のステータコア部11を有するステータ構造において、軸方向に対して傾斜する端面を備え直線状の直線部導体セグメント32と、軸方向に対して傾斜する端面を備え両先端部33aが同方向に向くコイルエンド部導体セグメント33と、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面を接合する導電性接合剤34とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤34により直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、導電性接合剤34による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(2)本発明は、(1)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメント32の先端部32aとコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aにはV字型断面が形成されるので、(1)に記載する効果よりもさらに、導電性接合剤34による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(3)本発明は、(2)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメント32の先端部32aにはV字型断面を形成する窪みが形成され、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aにはV字型断面を形成する出っ張りが形成されるので、(2)の効果よりもさらに、セグメント同士の高精度の位置決めが容易になりステータ構造の組み立て工程が簡易になる効果が得られる。
(4)本発明は、スロット21が配置される円筒状のステータコア部11を備えるステータ構造において、凹凸断面の先端部32aを備え直線状の直線部導体セグメント32と、凹凸断面の先端部33aを備え両先端部33aが同方向に向くコイルエンド部導体セグメント33と、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面を接合する導電性接合剤34とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでセグメント同士の高精度の位置決めをしつつステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤34により直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、導電性接合剤34による接合部分に生じる引張応力が分散されて軸方向と垂直な方向からの荷重にも耐久性を有する効果が得られる。
(5)本発明は、(4)に記載するステータ構造において、直線部導体セグメント32の先端部32aに凹断面が形成され、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aに凸断面が形成されるので、(4)の効果よりもさらに、セグメント同士の高精度の位置決めが容易になりステータ構造の組み立て工程が簡易になる効果が得られる。
(6)本発明は、スロット21を備える円筒状のステータコア部11を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメント32をステータコア部11の軸方向からスロット21に挿入する工程と、導電性接合剤34をステータコア部11の軸方向から直線部導体セグメント32の端面に塗布する工程と、直線部導体セグメント32の数量および位置と相等しく配置される先端部33aを備えるコイルエンド部導体セグメント33と一体化しているステータエンド部12をステータコア部11の軸方向からステータコア部11に取り付ける工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、導電性接合剤34により直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
次に、実施例2のステータ構造2について図15、図16、図17をもとに説明する。
部材の接合方法のひとつにカシメによる接合がある。このカシメによる接合とは一般に、加熱または加圧のもと部材を変形させて屈曲部や膨大部を形成することにより部材同士を固定する接合をいう。
ステータ構造2は、このカシメによる接合を応用したものである。なお、全体の構造や作用は実施例1のステータ構造1と共通するため、それらの説明は省略する。そのため、ここでは本発明の特徴点である直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間におけるカシメによる接合の具体的な方法について説明する。
図15、図16、図17は、カシメによる接合を行なう点では共通するが、それぞれ部材の接合部分の形状が異なるものであり、その概要図を示している。
図15では、接合前においては、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aが軸方向に形成されているのに対して、直線部導体セグメント32のカシメ孔32bは軸方向に対し傾斜させた方向に形成されている。そこで、先端部33aを加圧しながらカシメ孔32b内に挿入していくと、先端部33aがカシメ孔32b内で屈曲する。これにより、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間でカシメによる接合を行なう。
また、図16では、接合前においては、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aが軸方向に同じ外径により形成されているのに対して、直線部導体セグメント32のカシメ孔32bは入口の部分の内径よりも奥の部分の内径が大きく形成されている。そこで、先端部33aを加圧しながらカシメ孔32b内に挿入していくと、先端部33aがカシメ孔32b内で膨張して変形する。これにより、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間でカシメによる接合を行なう。
また、図17では、接合前においては、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aが軸方向に同じ外径により形成され、かつその中心軸あたりに軸方向に小さな径の孔(以下、スリットという)が形成されている。これに対して、直線部導体セグメント32のカシメ孔32bは入口の部分の内径よりも奥の部分の内径が大きく形成されている。そこで、先端部33aを加圧しながらカシメ孔32b内に挿入していくと、先端部33aがカシメ孔32b内で膨張して変形する。これにより、直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間でカシメによる接合を行なう。ここで、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aにはスリットが形成されているので、図16に示した仕様の場合に比べて加える圧力を軽減させることができる。
以上のような実施例2により、以下の効果が得られる。
(1)本発明は、スロット21が配置される円筒状のステータコア部11を備えるステータ構造において、直線状の直線部導体セグメント32と両先端部33aが同方向に向くコイルエンド部導体セグメント33とを有し、直線部導体セグメント32の先端部32aに形成されるカシメ孔32bにコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを挿入し、加圧してコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを変形させることにより、直線部導体セグメント32の先端部32aとコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aとをカシメにより接合するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでセグメント同士の高精度の位置決めをしつつステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保が図れ、部材を変形させて部材同士を接合させるので接合力が大きく強度も確保でき、一般的に高価なものとされる導電性接合剤34を使用しなくても接合ができるので、ステータ構造の製作コストが軽減される効果が得られる。
(2)本発明は、(1)に記載するステータ構造において、カシメ孔32bにコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを挿入する前においては、カシメ孔32bは軸方向に対して傾斜する方向に形成され、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aは軸方向に形成されるので、(1)に記載する効果よりもさらに、導体セグメント同士の接合が容易となりステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(3)本発明は、(1)に記載するステータ構造において、カシメ孔32bにコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを挿入する前においては、カシメ孔32bは入口部分に対して奥行き部分の内径が大きく形成され、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aはカシメ孔32bの深さよりも長く形成(L1>L2)されるので、(1)に記載する効果よりもさらに、導体セグメント同士の接合が容易となりステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(4)本発明は、(3)に記載するステータ構造において、カシメ孔32bにコイルエンド部導体セグメント33の先端部33aを挿入させる前においては、コイルエンド部導体セグメント33の先端部33aにはスリット形状が形成されるので、(3)に記載する効果に加えて、加える圧力を軽減させることができステータ構造の組み立て工程が簡易となる効果が得られる。
(5)本発明は、スロット21を備える円筒状のステータコア部11を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメント32をステータコア部11の軸方向からスロット21に挿入する工程と、直線部導体セグメント32の数量および位置と相等しく配置される先端部33aを備えるコイルエンド部導体セグメント33と一体化しているステータエンド部12をステータコア部11の軸方向からステータコア部11に取り付ける工程と、ステータエンド部12を加圧することにより直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面をカシメにより接合する工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、カシメにより直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを確実に接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
次に、実施例3のステータ構造3について図18をもとに説明する。
部材の接合方法のひとつに拡散接合がある。この拡散接合とは一般に、接合材を加熱または加圧し原子の拡散を利用して接合するものである。
ステータ構造3は、この拡散接合を応用したものである。なお、全体の構造や作用は実施例1のステータ構造1と共通するため、それらの説明は省略する。そのため、ここでは本発明の特徴点である直線部導体セグメント32とコイルエンド部導体セグメント33との間における拡散接合の具体的な方法について説明する。
図18は、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面における拡散接合の概要図を示す。
本発明においては図18に示すように、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面に予め金メッキ35を施しておき、両端面を付き合わした後、所定の圧力で所定時間加圧することにより拡散の現象を発生させて接合させている。
以上のような実施例3により、以下の効果が得られる。
(1)本発明は、スロット21が配置される円筒状のステータコア部11を備えるステータ構造において、凹断面の先端部32aを備え直線状の直線部導体セグメント32と、凸断面の先端部33aを備え両先端部33aが同方向に向くコイルエンド部導体セグメント33とを有し、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを拡散接合するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを拡散接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
(2)本発明は、スロット21を備える円筒状のステータコア部11を有するステータ構造の製造方法において、直線状の直線部導体セグメント32をステータコア部11の軸方向からスロット21に挿入する工程と、直線部導体セグメント32の数量および位置と相等しく配置される先端部33aを備えるコイルエンド部導体セグメント33と一体化しているステータエンド部12をステータコア部11の軸方向からステータコア部11に取り付ける工程と、ステータエンド部12を加圧することにより直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面を拡散接合する工程とを有するので、コイルエンド部分の高さを小さくすることによってステータ構造の小型化が図れ、ステータコア部11とステータエンド部12を組み付けるだけでステータ構造を完成できることからステータ構造の組み立て工程が簡易になり、直線部導体セグメント32の端面とコイルエンド部導体セグメント33の端面とを拡散接合して外部からの力にも耐え得る丈夫なコイル構造を持ち、溶接作業は不要であり直線部導体セグメント32やコイルエンド部導体セグメント33を高温にさらすことがなくコイルの品質確保を図ることができる効果が得られる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。
本発明のステータ構造の構成を示す外観図である。 本発明のステータ構造を構成する部品についての分解図である。 本発明のステータコア部の外観図である。 ステータエンド部について示しており、(a)は外観図(一部は透視図)であり、(b)はコイルエンド部導体セグメントの外観図である。 本発明のステータ構造におけるコイルについて示しており、(a)はコイルが3分割される様子を示す図であり、(b)はコイルの分割部分((a)に示す点線で囲まれた部分)の詳細図である。 図3に示すステータコア部の一部分において、スロットに絶縁インシュレータを挿入する様子を示す図である。 絶縁インシュレータの外観図である。 絶縁インシュレータの挿入孔に直線部導体セグメントを挿入する様子を示す図である。 絶縁インシュレータの挿入孔内において、直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面の接合する位置と導電性接合剤による接合状況を示す図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面が、平断面の場合およびV字型断面の場合における接合抵抗の実験値を示す図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面が、平断面の場合およびV字型断面の場合における引張強度の実験値を示す図である。 接合面が平断面の場合およびV字型断面の場合において、軸方向と垂直な方向に荷重が加わったときの応力の比較を示した図である。 直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部が、凹凸断面の場合の接合部分の拡大図である。 直線部導体セグメントの先端部とコイルエンド部導体セグメントの先端部が、斜め断面の場合の接合部分の拡大図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とをかしめにより接合する場合の接合部分の拡大図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とをかしめにより接合する場合の接合部分の拡大図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面とをかしめにより接合する場合の接合部分の拡大図である。 直線部導体セグメントの端面とコイルエンド部導体セグメントの端面における拡散接合の概要図である。 特許文献1の回転電機のステータ構造の分解図である。 特許文献1の一体型積層コイル片間の接続概要図である。 特許文献2の回転電機のステータ構造を示しており、(a)は正面図であり、(b)は断面図である。 特許文献3におけるバスバーの接続構造の概要を示した斜視図である。
符号の説明
1 ステータ構造
11 ステータコア部
12 ステータエンド部
21 スロット
31 絶縁インシュレータ
31a ツバ
32 直線部導体セグメント
33 コイルエンド部導体セグメント
34 導電性接合剤
35 金メッキ
41 挿入孔

Claims (13)

  1. スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造において、
    軸方向に対して傾斜する端面を備え直線状の直線部導体セグメントと、
    軸方向に対して傾斜する端面を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、
    前記直線部導体セグメントの端面と前記コイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤と、
    を有することを特徴とするステータ構造。
  2. 請求項1に記載するステータ構造において、
    前記直線部導体セグメントの先端部と前記コイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面が形成されることを特徴とするステータ構造。
  3. 請求項2に記載するステータ構造において、
    前記直線部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する窪みが形成され、前記コイルエンド部導体セグメントの先端部にはV字型断面を形成する出っ張りが形成されることを特徴とするステータ構造。
  4. スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、
    凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、
    凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントと、
    前記直線部導体セグメントの端面と前記コイルエンド部導体セグメントの端面を接合する導電性接合剤と、
    を有することを特徴とするステータ構造。
  5. 請求項4に記載するステータ構造において、
    前記直線部導体セグメントの先端部に凹断面が形成され、前記コイルエンド部導体セグメントの先端部に凸断面が形成されることを特徴とするステータ構造。
  6. スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、
    直線状の直線部導体セグメントと
    両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、
    前記直線部導体セグメントの先端部に形成されるカシメ孔に前記コイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入し、加圧して前記コイルエンド部導体セグメントの先端部を変形させることにより、前記直線部導体セグメントの先端部と前記コイルエンド部導体セグメントの先端部とをカシメにより接合することを特徴とするステータ構造。
  7. 請求項6に記載するステータ構造において、
    前記カシメ孔に前記コイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、
    前記カシメ孔は軸方向に対して傾斜する方向に形成され、前記コイルエンド部導体セグメントの先端部は軸方向に形成されることを特徴とするステータ構造。
  8. 請求項6に記載するステータ構造において、
    前記カシメ孔に前記コイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入する前においては、前記カシメ孔は入口部分に対して奥行き部分の内径が大きく形成され、前記コイルエンド部導体セグメントの先端部は前記カシメ孔の深さよりも長く形成されることを特徴とするステータ構造。
  9. 請求項8に記載するステータ構造において、
    前記カシメ孔に前記コイルエンド部導体セグメントの先端部を挿入させる前においては、前記コイルエンド部導体セグメントの先端部にはスリット形状が形成されることを特徴とするステータ構造。
  10. スロットが配置される円筒状のステータコア部を備えるステータ構造において、
    凹凸断面の先端部を備え直線状の直線部導体セグメントと、
    凹凸断面の先端部を備え両先端部が同方向に向くコイルエンド部導体セグメントとを有し、
    前記直線部導体セグメントの端面と前記コイルエンド部導体セグメントの端面とを拡散接合することを特徴とするステータ構造。
  11. スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、
    直線状の直線部導体セグメントを前記ステータコア部の軸方向から前記スロットに挿入する工程と、
    導電性接合剤を前記ステータコア部の軸方向から前記直線部導体セグメントの端面に塗布する工程と、
    前記直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部を前記ステータコア部の軸方向から前記ステータコア部に取り付ける工程と、
    を有することを特徴とするステータ構造の製造方法。
  12. スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、
    直線状の直線部導体セグメントを前記ステータコア部の軸方向から前記スロットに挿入する工程と、
    前記直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部を前記ステータコア部の軸方向から前記ステータコア部に取り付ける工程と、
    前記ステータエンド部を加圧することにより前記直線部導体セグメントの端面と前記コイルエンド部導体セグメントの端面をカシメにより接合する工程と、
    を有することを特徴とするステータ構造の製造方法。
  13. スロットを備える円筒状のステータコア部を有するステータ構造の製造方法において、
    直線状の直線部導体セグメントを前記ステータコア部の軸方向から前記スロットに挿入する工程と、
    前記直線部導体セグメントの数量および位置と相等しく配置される先端部を備えるコイルエンド部導体セグメントと一体化しているステータエンド部を前記ステータコア部の軸方向から前記ステータコア部に取り付ける工程と、
    前記ステータエンド部を加圧することにより前記直線部導体セグメントの端面と前記コイルエンド部導体セグメントの端面を拡散接合する工程と、
    を有することを特徴とするステータ構造の製造方法。
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