JP2003116241A - 絶縁部材を備えたコア及びその製造方法 - Google Patents

絶縁部材を備えたコア及びその製造方法

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JP2003116241A JP2001310209A JP2001310209A JP2003116241A JP 2003116241 A JP2003116241 A JP 2003116241A JP 2001310209 A JP2001310209 A JP 2001310209A JP 2001310209 A JP2001310209 A JP 2001310209A JP 2003116241 A JP2003116241 A JP 2003116241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い絶縁性を有する絶縁部材を、信頼性の高
い製造方法によってステータコアに密着して固定し、か
つスロット占積率及びコイルの挿入性を確保すると共に
軸方向のコンパクト化も図る。 【解決手段】 コアスロット23内に絶縁紙26を嵌入
する。該絶縁紙の嵌入部26aの両端は、先端に向って
広い台形上のエッジ部26bが形成され、該エッジ部
は、上型29及び下型30とコア端面20aと間のキャ
ビティs内に位置する。該キャビティに樹脂材料27’
を充填して、樹脂モールドを成形する。絶縁紙26及び
樹脂モールド27はインサート成形されて、互いに一体
化し、ステータコア20に密着保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータ等のコア
にマグネットコイルを巻付けて構成される回転電機(モ
ータ及びジェネレータを含む)における、上記コイルを
絶縁する絶縁部材を備えたコア及びその製造方法に係
り、詳しくは絶縁紙及び合成樹脂により一体に形成され
たコア絶縁部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、誘導モータ、直流モータ(ジェ
ネレータを含む)等の回転電機は、産業用、車両用等の
動力源等として広く使用されている。
【0003】回転電機の、例えば、分布巻きステータ1
1は、図7(a)、(b)に示すように、コア12とコ
イル13とコア絶縁部材17とを有している。コア12
は、ヨーク14と、ヨーク14から突出した多数のティ
ース15と、このティース15間に形成されて開口部が
内部より狭い多数のスロット16を有している。コイル
13は、スロット16に設けられている。
【0004】コイル13とコア12は、断面U字状の絶
縁紙製のコア絶縁部材17によって絶縁されている。コ
ア絶縁部材17は、コア12のスロット16内に取り付
けられて、スロット16の内面とコイル13との間に介
在して、スロット16の内面とコイル13とを絶縁して
いる。また、コア絶縁部材17は、両端に、鍔状に突設
されて折り返されたカフス18を有している。このカフ
ス18は、先端がティース15の端面15aとヨーク1
4の端面14aとからなるコア12の端面12aに接触
して、コイル13をコア12の側面12aから浮き上が
らせて沿面距離lをかせぐことにより、コア側面12a
とコイル13との絶縁を確保している。
【0005】しかし、このような絶縁構造であると、折
り返されたカフス18によって、ステータ11の軸方向
長さ(図6(b)の左右方向長さ)が長くなるため、特
に、ハイブリッド車等の車輌の駆動源として電気モータ
(回転電機)を用いる場合、上記ステータ11の軸方向
長さは、車輌搭載上の問題を生じ、コア側面に絶縁部材
を密着し得るようにすることが望ましい。
【0006】ハイブリッド車等の車輌駆動用の電気モー
タは、限られたスペースにおいて最大の出力が求めら
れ、マグネットワイヤのスロット内占積率が高くするこ
とが求められており、上記コア端面に絶縁部材を密着す
ることと相俟って、絶縁部材の少なくとも端面部分を合
成樹脂により成形(モールド)することが考えられる。
【0007】従来、上記モールド成形したコア絶縁部材
として、特開2000−125524号公報及び特開平
8−70544号公報のものがある。
【0008】特開2000−125524号公報(前
者)のものは、多数のケイ素鋼板を積層した固定子鉄心
(ステータ)と、該固定子鉄心のスロット内に嵌挿する
外形を有する中子金型ブロックと、可動金型ブロック
と、位置決め用の金型ブロックと、固定金型ブロック
と、で絶縁層被覆用金型を形成し、該金型に樹脂を射出
注入して、樹脂製の絶縁層を一体成形するものにおい
て、固定子鉄心のティース中央に対応する金型ブロック
支持部を設けて、固定子鉄心を該支持部に支持し、該金
型ブロックと固定子鉄心の端面とのクリアランスを均一
に確保して、樹脂の肉厚を均一にすると共に未充填部分
をなくし、絶縁層の厚さを薄くしようとするものであ
る。
【0009】特開平8−70544号(後者)のもの
は、スロットに絶縁紙を用い、またコア端面に樹脂被覆
材を用いて、上記絶縁紙の端縁にフランジを曲折成形す
ると共に該フランジを上記樹脂被覆材のエッジの曲面に
沿って係着するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者のもの
は、固定子鉄心(ステータ)を金型の一部として、該固
定子鉄心のスロット周面及びコア端面に樹脂モールドに
より均一な厚さの薄い絶縁層が形成されるが、特にハイ
ブリッド車等の車輌駆動源となる電気モータにあって
は、コア(ステータ)径が大きくなり、上記均一な厚さ
の薄い絶縁層と相俟って、コアの全長に亘り確実に樹脂
を充填することが困難となる。
【0011】一方、後者のものは、ステータコアの両端
面を被覆する樹脂被覆材がステータコアに貫通形成した
貫通孔を通して一体にモールド成形してあり、樹脂被覆
材の位置ずれ及び離脱の防止を図っているが、このため
ステータコアに貫通孔を形成する必要があり、該貫通孔
を通すモールド成形と相俟って、製造が面倒なコスト高
の製品になっている。
【0012】そこで、本発明は、コア端面部の絶縁部材
を、スロット部の絶縁紙をインサート成形することによ
り一体に形成し、スロット占積率及びコイルの挿入性を
確保しつつ、合成樹脂によるコア端面部を確実に固定
し、もって上述した課題を解決した絶縁部材を備えたコ
ア及びその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、ヨーク(21)から突出した多数のティース(2
2)間に形成された多数のスロット(23)を有するコ
ア(20)と、前記スロットを覆うスロット部(25
a)及び前記コア端面(20a)を覆うコア端面部(2
5b)を有する絶縁部材(25)と、を備えてなる絶縁
部材を備えたコアにおいて、前記絶縁部材(25)は、
前記スロット(23)に嵌入されて前記スロット部(2
5a)を構成する絶縁紙(26)と、前記コア端面部
(25b)を構成する樹脂モールド(27)と、を有
し、前記絶縁紙(26)は、予め一体に成形されると共
に、前記スロットに密着して嵌入する嵌入部(26a)
と、その両端が前記コア端面から突出しかつ外方に拡が
る多数のエッジ部(26b)とを有し、前記樹脂モール
ド(27)は、前記エッジ部(26b)をインサート成
形して前記コアの両端に密着して形成されてなる、こと
を特徴とする絶縁部材を備えたコアにある。
【0014】なお、上記コアは、ステータコアでもロー
タリコアでもよく、またティースが外径方向に延びるも
のも、内径方向に延びるものも含む概念である。また、
上記絶縁紙は、必ずしも材料として紙を用いることを意
味するものではなく、絶縁性の合成樹脂等の他の材料を
も含む概念である。
【0015】請求項2に係る本発明は、前記コア(2
0)は、ヨーク(21)から内径方向に突出した多数の
ティース(22)間に形成されて開口部(23a)より
奥側が広い多数のスロット(23)を有するステータコ
ア(20)である、請求項1記載の絶縁部材を備えたコ
アにある。
【0016】請求項3に係る本発明は(例えば図3参
照)、前記絶縁紙のエッジ部(26b)は、前記嵌入部
(26a)側から先端に向って幅広になるように形成さ
れてなる、請求項1又は2記載の絶縁部材を備えたコア
にある。
【0017】請求項4に係る本発明は(例えば図6
(a),(d)参照)、前記絶縁紙(26)は薄く形成
され、かつ前記樹脂モールド(27)は、肉厚に構成さ
れると共に、前記ティースとコア端面との稜線部分
(g)が、大きな曲率半径のアール形状又は面取り形状
としたコーナ部分(c)からなる、請求項1ないし3の
いずれか記載の絶縁部材を備えたコアにある。
【0018】請求項5に係る本発明は(例えば図6
(d)参照)、前記樹脂モールド(27)は、前記コー
ナ部(c)に対して前記ティースの幅方向中央部分が薄
肉となるように凹状(37)に形成されてなる、請求項
4記載の絶縁部材を備えたコアにある。
【0019】請求項6に係る本発明は(例えば図4参
照)、前記コア(20)を金型の一部として、該コアの
両端面(20a)と、前記スロット(23)に入り込む
突出部(29a,30a)を有する金型(29,30)
との間にキャビティを形成し、予め一体成形された絶縁
紙(26)を前記コア(20)のスロット(23)内に
嵌入して、該絶縁紙の嵌入部(26a)を前記金型(2
9,30)の突出部(29a,30a)に密接した状態
で、該絶縁紙の両端部に多数形成されたエッジ部(26
b)をインサートして前記キャビティ(s)内に流動化
した絶縁樹脂(27’)を注入し、前記絶縁紙のエッジ
部(26b)をインサート成形して前記コア両端部に樹
脂モールド(27)を成形してなる、請求項1ないし3
のいずれか記載の絶縁部材を備えたコアを製造する方法
にある。
【0020】請求項7に係る本発明は(例えば図5参
照)、前記コア(20)を金型の一部として、前記ティ
ース(22)とコア端面(20a)との稜線(g)に対
応する部分が広い間隔となる凹部を有する金型との間に
キャビティを形成し、該キャビティに、流動化した絶縁
樹脂材料を注入して、前記凹部に対応するコア端面部分
に肉厚部(35,36)を形成し、該肉厚部を加熱しつ
つ押圧して、請求項5又は6記載のコーナ部分を成形す
ることを特徴とする、請求項6記載の絶縁部材を備えた
コアを製造する方法にある。
【0021】請求項8に係る本発明は、前記コア(2
0)を金型の一部として、該コア端面に対向する金型と
の間に、前記請求項4又は5記載のコーナ部(c)に対
応するキャビティを形成し、該キャビティに、流動化し
た絶縁樹脂材料を注入して、請求項4又は5記載のコー
ナ部分(c)を成形することを特徴とする、請求項6記
載の絶縁部材を備えたコアを製造する方法にある。
【0022】なお、上記カッコ内の符号は、図面を対照
するためのものであるが、これは、本発明の各構成要素
と実施例を示す図面との対応を容易にして本発明の理解
の迅速化を図る便宜的なものであって、これにより特許
請求の範囲記載の構成に何等影響を及ぼすものではな
い。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、絶縁部
材のスロット部は、予め成形されて薄く形成することが
可能な絶縁紙からなり、従ってティースに切り欠き等を
形成せずに断面積の大きな磁束路を確保できると共に、
該絶縁紙がスロットに密着して、充分なスロット占積率
及びコイルの挿入性を確保でき、更にコア両端部は、樹
脂モールドからなり、コーナ部の絶縁性能を確保できる
と共に、絶縁紙両端面のエッジ部をインサート成形し
て、コア両端面に容易かつ確実に位置決め・固定され
て、軸方向の増加を招くことなく、絶縁性を確実に保持
することができる。
【0024】請求項2に係る本発明によると、ヨークの
内径方向にティースを突出し、かつスロットの奥側が開
口部より広く形成されているので、絶縁紙の嵌入・保持
が確実になると共に、該絶縁紙による、スロット占積率
及びコイルの挿入性への影響を小さく抑えることができ
る。
【0025】請求項3に係る本発明によると、絶縁紙の
エッジ部は、先端に向って末広がり形状からなり、該形
状のエッジ部が樹脂モールド内にインサート成形される
ことにより、両コア端の樹脂モールドは確実に絶縁紙に
固定されて、これら両樹脂モールドは、絶縁紙を介して
コア端面に確実に位置決めして密着される。
【0026】請求項4に係る本発明によると、絶縁紙
は、薄く形成されて大きな占積率を保持すると共に、絶
縁性を維持し、また、コア端面の樹脂モールドは、肉厚
に形成され、かつそのティースとコア端面との稜線部分
に対応する部分は、大きな曲率半径のアール形状又は面
取り形状からなるコーナ部分を形成したので、上記稜線
に接する部分のマグネットワイヤを上記コーナ部分で保
護して、回転電機の信頼性を向上することができる。
【0027】請求項5に係る本発明によると、コア端面
部におけるティースの幅方向中央部分は、上述したコイ
ル保護及び絶縁樹脂流路として不必要であり、この部分
を凹状として絶縁材料の使用量の低減を図ることができ
る。
【0028】請求項6に係る本発明によると、コアを金
型の一部として、該コアの両端面と、スロットに入り込
む突出部を有する金型との間にキャビティを形成し、ま
た絶縁紙をコアスロット内に嵌入すると共に、その両端
のエッジ部をインサートして、上記キャビティ内に樹脂
材料を充填して、コア端面に樹脂モールドを成形するの
で、樹脂モールド部分及び絶縁紙が互いに一体に楔着し
て、コアに固着され、コンパクトで絶縁性の高い絶縁部
材を備えたコアを、簡単な装置でもって、高い信頼性に
より容易かつ安価に製造することができる。
【0029】請求項7に係る本発明によると、ティース
とコア端面との稜線部分に対応するキャビティ部分を広
い間隔として、ティース部分のコア端面部への樹脂流動
を確保し、かつこれによる稜線部分の肉厚部を加熱しつ
つ押圧して上記コーナ部を成形するので、コーナ部を有
する絶縁部材のコア端面部を確実かつ正確に成形するこ
とができる。
【0030】請求項8に係る本発明によると、金型によ
りコーナ部分を直接成形するので、加熱成形等の追加工
程を必要としない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係る電気
絶縁部材を装着したステータコアの全体を示す図であ
り、図2は、その一部を示す拡大図である。該ステータ
は、例えば特開2001−163071号公報に示され
るハイブリッド車用駆動装置のモータ・ジェネレータに
用いて好適であるが、これに限らず、例えば特開200
1−187535号公報に示されるハイブリッド車用駆
動装置のジェネレータ又はモータでもよく、更に運輸機
械以外の回転電機にも適用できる。
【0032】上記ステータコア20は、環状のヨーク2
1と、該ヨークから内径方向に等間隔で多数突出するテ
ィース22とを一体に形成して有しており、これら多数
のティースの間で、開口部23aが内部より狭い多数の
スロット23が形成されている。前記ティース22は、
その幅方向の中心線がステータコア20の中心点に向う
ように延びていると共に、その両側が中心線と平行に延
びており、従ってティース22は、同一幅からなり、か
つ上記スロット23は、開口部分(入口)23aから奥
側に向って幅方向が広くなっている。
【0033】該スロット23の両側面23b,23b及
び底面23c並びにコアの両端面20a,20aには、
電気絶縁部材25が装着されている。即ち、絶縁部材2
5は、電気絶縁性の紙又は合成樹脂により一体に形成さ
れており、スロット23部分に接合するスロット部25
a及びコア端面23a部分、即ちティース22の側端面
及びヨーク21の側端面の内径部分に接合する端面部2
5bを有する。詳しくは、図2に示すように、絶縁部材
スロット部25aは、開口部23aのティース22を一
部22a露出する長さからなり、また端面部25aも、
ヨークの外周部分21aを一部露出する長さからなる。
【0034】図3(a)に示すように、絶縁部材のスロ
ット部25aは、板紙又は合成樹脂で予め成形されてい
る薄い絶縁紙26(必ずしも材料が紙であることを意味
しない)からなり、該絶縁紙26は、コアスロット23
に嵌合するU字状の嵌入部26aと、該嵌入部の両端に
おいて外側方向に曲折する複数個のエッジ部26bと、
を有する。該エッジ部26b…は、コア両側面23aに
それぞれ対応して3個耳状に突出しており、またコア底
面23cに対応して1個耳状に突出しており、かつこれ
ら突出したエッジ部26bは、その両側面eが嵌入部か
ら先端に向って幅広となるように台形状に形成されてい
る。なお、スロット開口部側のエッジ部26b1の内径
側面は、略々直角状に延びている。
【0035】そして、図3(b)(c)に示すように、
絶縁部材の端面25bは、絶縁性の合成樹脂により上記
絶縁紙のエッジ部26bをインサート成形して樹脂モー
ルド27からなる。該樹脂モールド27は、上記エッジ
部26bを被覆する厚さtからなり、かつそのコーナ部
cが比較的曲率半径の大きいアール面又は面取りにより
形成されている。また、樹脂モールド27は、上記絶縁
紙26と異なる材料から成形されてもよいが、同種の合
成樹脂材料から成形されることが好ましく、また上記末
広り状のエッジ部26bをインサート成形することによ
り、絶縁部材の両端面部25bは、該エッジ部の楔状の
係合に基づく絶縁紙26との一体化により、コア端面2
0bに位置決め・固定される。
【0036】ついで、図4に沿って、上記絶縁部材25
の製造・装着方法について説明する。特開平8−705
44号公報と同様に、上記ステータコア20を金型内に
セットして、該コア自体が金型の一部を構成する。
【0037】まず、図4(a)に示すように、上記ステ
ータコア20のスロット23内に、スロット部絶縁部2
5aを構成する絶縁紙26が嵌入して取付けられる。該
絶縁紙26は、その嵌入部26aがスロット23の内周
面に密接するように予め成形されていると共に所定の可
撓性を有しており、スロット23が奥側に向って幅広と
なっているが、一例として、スロット開口部23a側か
ら挿入されて、上記可撓性に基づき変形しつつスロット
23内に嵌入されて、該嵌入部26aの底面がスロット
底面23cに着座した状態で、その復元力に基づきスロ
ット23内に密着する。また、他の例として、絶縁紙2
6は、そのエッジ部26bを伸ばした状態で、コア20
の一端面20aから挿入されて、該エッジ部26bがコ
アの他端面から突出した状態で外方に拡げられると共
に、前記嵌入部26aの底面がスロット底面23cに密
着する。
【0038】この際、絶縁性26のエッジ部26bは、
予め外側に拡がるように成形されているが、上記嵌入部
26aのスロット23への挿入時、一旦立ち上がるよう
に変形し、上記着座した状態では、略々予め成形された
角度で拡がっている。そして、スロット23の形状に略
々合致する(正確には、スロット23の内周から、絶縁
紙26の厚さ及び所定クリアランスを差引いた形状)突
出部29a,30aを有する上型29及び下型30が、
ステータコア20を挟むように移動する。
【0039】図4(b)及び(c)に示すように、上型
29及び下型30は、その突出部29a,30bが絶縁
紙26に接触しつつ互いに近づくように移動し、これら
突出部の先端が互いに接触して、型締めの工程が終了す
る。この状態では、前記突出部29a,30aの外周面
は、前記絶縁紙嵌入部26aに密接すると共に、コア端
面20aと上型29及び上型30の面29b,30bと
の間に所定隙間sを形成し、該隙間が合成樹脂充填用の
キャビティsとなる。なお、絶縁紙26のエッジ部26
bの先端は、上型及び下型の面29b,30bに当接し
て、広がる方向に変形するが、この状態では、嵌入部2
6aは上記突出部29a,30aとコアスロット23と
の間で挟持されて、上記エッジ部26bの変形に影響さ
れて動くことなく保持されている。
【0040】ついで、上記型締めされた状態(図4
(c))で、図4(d)に示すように、射出成形機等に
より、コア両端面20bの上記キャビティs,sに、加
熱して可塑化された電気絶縁性の合成樹脂材料27が注
入され、該コア両端面に、前記絶縁紙のエッジ部26b
を埋め込んだ状態でのインサート成形される。そして、
該樹脂材料27’は、冷却して固形化されると共に、上
記上型29及び下型30が外されて(離型)、上述した
ように、薄い絶縁紙26の嵌入部26aがスロット23
内に密着し、かつ該絶縁紙26により連結されてコア両
端面20aに樹脂モールド27が成形・密着された絶縁
部材25が形成される。また、樹脂モールド27は、末
広りのエッジ部26bがインサートされていることによ
り、アンカー状に強固に絶縁紙26と固定されて、コア
両端面20aに密着・保持される。これにより、絶縁部
材付きのステータコアが製造される。なお、金型は、ス
テータコア20、上型29、下型30だけではなく、コ
ア内径面に嵌合する内型及び各金型を位置決め・セット
する軸又は枠等を備えている。
【0041】図5は、絶縁部材のコア端面部25bの一
部を示す図であり、図5(a)に示すように、コア端面
部25bのヨーク21部分25b1は、環状に広がって
いるが、該端面部25bを構成する樹脂モールド部分2
7自体が肉厚に形成されている。そして、図5(b)に
示すように、ティース21とコア端面20aとの稜線g
部分のコーナ部cが、同一肉厚から形成されると、絶縁
部材のコーナ部cが薄入となって、スロットにマグネッ
トワイヤを挿入する際等に絶縁不良となる可能性があ
る。
【0042】図6は、図5と同様に、図2のV−V線に
沿ったティース22部分の断面図である。図6(a)に
示すように、ティース22とコア端面20aとの稜線部
分gの絶縁部材25(樹脂モールド27)に、曲率中心
を該稜線からティース内方向にオフセットして、樹脂モ
ールド25の肉厚より大きな曲率半径からなるR形状又
は面取りしたコーナ部cを設ける。コア端面部絶縁部材
25b(樹脂モールド)27は、スロット部絶縁紙26
と上記コーナ部cを介して接続し、かつスロット部より
所定量肉厚に形成されている。これにより、ティース2
2を挟むようにしたスロット23に挿入される際のマグ
ネットワイヤ、又はマグネットワイヤのスロット部分と
コイルエンド部との接続部が、前記大きなコーナ部cに
接触して該マグネットワイヤを保護し得る。
【0043】上記コーナ部分cは、上述した射出成形等
の絶縁部材成形時に、該コーナ部分に合うような上型及
び下型にて成形してもよいが、以下のように成形しても
よい。上型及び下型におけるティース22とコア端面2
0aとの稜線部分gの対応部分が、段付き平坦形状又は
台形断面形状の凹状に形成されている。これにより、該
金型による射出成形等による樹脂モールド成形時に、上
記コーナ部cは、図6(b)に示すように矩形断面形状
35、又は図6(c)に示すように3角断面形状36に
突出するよう成形される。この状態で、加熱したローラ
又は型を、上記突出している矩形断面形状又は3角断面
形状の肉厚部に押し付けて、該コーナ部分cを上述した
曲率半径の大きなR形状又は面取りに成形する。
【0044】これにより、図6(d)に示すように、コ
ア端面樹脂モールド27は、ティース22の中央部分が
凹んだ形状となる。該凹部37により、上述したコーナ
部cによるマグネットワイヤの保護機能を何等損うこと
なく、絶縁樹脂材料の使用量を低減することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁部材を備えたステータコアの全体を示す図
で、(a)は中央断面図、(b)は正面図。
【図2】絶縁部材を備えたステータコアの一部を示す拡
大図で、(a)は断面図、(b)は正面図。
【図3】絶縁部材のスロット部を示す図で、(a)は絶
縁紙を示す斜視図、(b)は絶縁紙をインサート成形し
た状態の絶縁部材を示す斜視図、(c)は(b)のC−
C断面図。
【図4】絶縁部材を備えたステータコアの製造方法を示
す図で、(a)ないし(d)はそれぞれ異なる状態を示
す。
【図5】ティースとコア端部の稜線部分を示す図で、
(a)は斜視図、(b)は図2のV−V線による端面
図。
【図6】図2(a)のV−V線による端面を示す図で、
(a)は、ティースとコア端面との稜線部分における絶
縁部材のコーナ部を示し、(b)及び(c)は、金型に
よる成形時とコーナ部分を示すそれぞれ異なる実施の形
態を示し、(d)は、異なる実施の形態によるコーナ部
分を示す。
【図7】従来の技術による絶縁部材及びコアの一部を示
す図で、(a)は正面図、(b)は断面図。
【符号の説明】
20 (ステータ)コア 20a コア端面 21 ヨーク 22 ティース 23 スロット 23a 開口(入口)部 25 絶縁部材 25a スロット部 26 絶縁紙 26a 嵌入部 26b エッジ部 27 樹脂モールド c コーナ部 s キャビティ 29,30 金型(上型、下型) 29a,30a 突出部 37 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA00 AB06 AE06 AE07 5H604 AA05 AA08 BB01 BB03 BB14 CC01 CC05 CC13 CC16 DB01 DB15 DB26 PB03 PB04 5H615 AA01 BB01 BB02 BB14 BB16 PP01 PP08 PP13 PP14 QQ02 QQ19 RR02 RR04 SS04 SS09 SS10 SS13 SS19 SS44 TT26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークから突出した多数のティース間に
    形成された多数のスロットを有するコアと、前記スロッ
    トを覆うスロット部及び前記コア端面を覆うコア端面部
    を有する絶縁部材と、を備えてなる絶縁部材を備えたコ
    アにおいて、 前記絶縁部材は、前記スロットに嵌入されて前記スロッ
    ト部を構成する絶縁紙と、前記コア端面部を構成する樹
    脂モールドと、を有し、 前記絶縁紙は、予め一体に成形されると共に、前記スロ
    ットに密着して嵌入する嵌入部と、その両端が前記コア
    端面から突出しかつ外方に拡がる多数のエッジ部とを有
    し、 前記樹脂モールドは、前記エッジ部をインサート成形し
    て前記コアの両端に密着して形成されてなる、 ことを特徴とする絶縁部材を備えたコア。
  2. 【請求項2】 前記コアは、ヨークから内径方向に突出
    した多数のティース間に形成されて開口部より奥側が広
    い多数のスロットを有するステータコアである、 請求項1記載の絶縁部材を備えたコア。
  3. 【請求項3】 前記絶縁紙のエッジ部は、前記嵌入部側
    から先端に向って幅広になるように形成されてなる、 請求項1又は2記載の絶縁部材を備えたコア。
  4. 【請求項4】 前記絶縁紙は薄く形成され、かつ前記樹
    脂モールドは、肉厚に構成されると共に、前記ティース
    とコア端面との稜線部分が、大きな曲率半径のアール形
    状又は面取り形状としたコーナ部分からなる、 請求項1ないし3のいずれか記載の絶縁部材を備えたコ
    ア。
  5. 【請求項5】 前記樹脂モールドは、前記コーナ部に対
    して前記ティースの幅方向中央部分が薄肉となるように
    凹状に形成されてなる、 請求項4記載の絶縁部材を備えたコア。
  6. 【請求項6】 前記コアを金型の一部として、該コアの
    両端面と、前記スロットに入り込む突出部を有する金型
    との間にキャビティを形成し、予め一体成形された絶縁
    紙を前記コアのスロット内に嵌入して、該絶縁紙の嵌入
    部を前記金型の突出部に密接した状態で、該絶縁紙の両
    端部に多数形成されたエッジ部をインサートして前記キ
    ャビティ内に流動化した絶縁樹脂を注入し、 前記絶縁紙のエッジ部をインサート成形して前記コア両
    端部に樹脂モールドを成形してなる、 請求項1ないし3のいずれか記載の絶縁部材を備えたコ
    アを製造する方法。
  7. 【請求項7】 前記コアを金型の一部として、前記ティ
    ースとコア端面との稜線に対応する部分が広い間隔とな
    る凹部を有する金型との間にキャビティを形成し、 該キャビティに、流動化した絶縁樹脂材料を注入して、
    前記凹部に対応するコア端面部分に肉厚部を形成し、 該肉厚部を加熱しつつ押圧して、請求項4又は5記載の
    コーナ部分を成形することを特徴とする、 請求項6記載の絶縁部材を備えたコアを製造する方法。
  8. 【請求項8】 前記コアを金型の一部として、該コア端
    面に対向する金型との間に、前記請求項4又は5記載の
    コーナ部に対応するキャビティを形成し、 該キャビティに、流動化した絶縁樹脂材料を注入して、
    請求項4又は5記載のコーナ部分を成形することを特徴
    とする、 請求項6記載の絶縁部材を備えたコアを製造する方法。
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