JP2000152544A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2000152544A
JP2000152544A JP10316286A JP31628698A JP2000152544A JP 2000152544 A JP2000152544 A JP 2000152544A JP 10316286 A JP10316286 A JP 10316286A JP 31628698 A JP31628698 A JP 31628698A JP 2000152544 A JP2000152544 A JP 2000152544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、単一の部品で鉄心の表側及び裏側
からのいずれでも歯に装着できるように表用及び裏用の
部品を同一形状とし、1個の金型で作製でき、しかも鉄
心の複数種類の積厚に対応できる絶縁部材を有するモー
タを提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明に係わるモータは、歯2を有する
鉄心1が備えられ、絶縁領域に対して絶縁被覆するため
の絶縁部材3が該絶縁領域に装着され、該絶縁部材3上に
巻線が施されてなるモータにおいて、絶縁部材3が同一
形状の2個の部品3aからなり、しかも、2個の部品3aの
うちの1個が鉄心1の表側から歯2に装着され他の1個が
鉄心1の裏側から歯2に装着されるとき互いに対向する2
個の部品3aのそれぞれの先端部が、該先端部同士を相互
に重ね合せ得るように重ね合せ部7として形成されてな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線が施されるた
めの歯部を有する鉄心が備えられたモータに関する。さ
らに詳しくは、これらのモータの鉄心において歯部の表
面及び該歯部に隣接する鉄心の表面のうち巻線に対して
絶縁被覆を要する領域である絶縁領域を絶縁被覆するた
めの絶縁部材に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの回転特性を向上させるため、鉄
心内の磁束の流れを良くし、効率良く磁束の道筋を設定
するため、鉄心に歯部という凸形状部分(以下、「歯」
という)を設けるとともに歯を取り巻くようにして巻線
を施す技術が従来から知られている。
【0003】このように鉄心に歯が付設されているか否
かによってモータの種類を大別すると、例えば、コアレ
スモータやフラットモータにはその鉄心に歯が付設され
ることはないが、その他のモータは、固定子又は回転子
の鉄心に歯が付設されていることが多い。
【0004】図4は、歯2を有する鉄心1を固定子として
備えた従来のモータの主要部51を示す斜視説明図であ
る。図示したように、鉄心1には、巻線(図示せず)が
施されるための歯2が複数個付設されており、互いに隣
接する2個の歯2の間がスロット4とされている。
【0005】同図において、鉄心1は、かかる歯2を有す
る形状に形成された同一形状のけい素鋼板等を複数枚積
層して作製した例を示したものである。また、同図に
は、6個の歯2を有する例を示したが、歯2の個数はモー
タの機種に応じて多種存在する。尚、鉄心1の上面側を
表といい、鉄心1の下面側を裏という。
【0006】このように歯2を有する鉄心1を固定子とし
て備えた従来のモータにおいては、この歯2のそれぞれ
に例えば、エナメル線等の、絶縁材料によって被覆され
た導線を巻いて巻線とする。このとき、「歯2の表面と
該歯2に隣接する鉄心1の表面とのうち歯2に対する巻線
に対して絶縁被覆を要する領域」(以下、「絶縁領域」
という)と、巻線とが直接接することがないように、絶
縁領域に絶縁部材(以下、「インシュレータ」という)
が配設される。同図においては、インシュレータ31は、
歯2の1個分のみ部分的に図示されているが、実際には
複数個の歯2のすべてにわたって形成されている。
【0007】前記絶縁領域についてさらに説明する。図
5は、図4に示した従来の鉄心1を厚さT方向に垂直な
一平面において切断してみた平面断面説明図である。従
って、同図においては、インシュレータ31が鉄心1上面
の内周側端部表面1cをも覆う部分を含む先端部31xは図
示されず、また、説明のため2箇所でインシュレータ31
の図示が省略されている。
【0008】同図5において、前記絶縁領域とは、歯2
の表面のうち上面(下面)2a、側面2b及び2d並びにこの
歯2に隣接する鉄心1の表面のうち、歯2の側面2dに対向
する部分1b及び上面の内周側端部表面1cを合わせた領域
をいう。ただし、モータの機種によっては、巻線に対す
る絶縁性の要件が異なるため、歯2の側面2dを含まずに
インシュレータが形成されることもある。また、歯2
の、回転子に接近している側面2cには、絶縁被覆は不要
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記インシュレータ31
は、合成樹脂等を利用する樹脂成形によって作製される
ことが多い。その作製手法としては、鉄心1形状に合わ
せて専用に設計された金型を利用して絶縁領域に絶縁材
料を形成するインサート成形法(一体成形)によって前
記絶縁材料を鉄心1及び歯2に一体に成形する手法や、表
裏別形状で形成した部分部材(以下、単に「部品」とい
う)を組合せて鉄心1及び歯2に配設して構成するという
組合せ部品を利用する手法が一般的である。以下、それ
らの手法の特徴と問題点とを説明する。
【0010】まず、前者のインサート成形法の場合につ
いて説明する。図6は、インサート成形法の場合の鉄心
1及び歯2にインシュレータ31を配設した構造を、図5に
示したAA線断面から、歯2の側面2bを覆うインシュレ
ータ31の面31bをその上面からみて模式的に示した断面
説明図である。
【0011】このインサート成形法の場合には、鉄心1
全体を内包する形態の金型を用いて、絶縁領域に絶縁材
料を被覆してインシュレータ31とすることになるので、
絶縁材料を全体として均一な厚さに被覆でき、インシュ
レータ31を作製することができるという特徴がある。
【0012】このようなインサート成形法の場合は、組
合せ部品を利用する場合のようにインシュレータ32(図
7参照)を歯2に装着してモータの主要部51を組み立て
るための組立工程を要しないので、量産に適している
が、異なるモータの機種(形状)ごとにインシュレータ
31作製用の金型を起こす必要があるという問題がある。
【0013】しかもインサート成形法用の金型は、鉄心
1全体を内包する形態であるため、モータの機種によっ
ては相当大型化することが避けられない。この場合、金
型費用が極めて高価なものとなっている。さらに、大型
の金型は、インシュレータ31の製造工程における取扱い
も容易ではない。
【0014】次に、後者の表裏別形状の組合せ部品を利
用する場合について説明する。図7は、表裏別形状の組
合せ部品33及び34を利用するインシュレータ32を、歯2
に装着して絶縁領域を覆った構造を、図6と同様に、図
5に示したAA線断面から、歯2の側面2bを覆う部品33
の面33b及び部品34の面34bをその上面からみて模式的に
示した断面説明図である。
【0015】この場合では、表裏別形状の組合せ部品33
及び34は、図4に示したインシュレータ31を、鉄心1の
上面を含む平面によって切断し、切断された両側が、そ
れぞれを歯2に装着したとき、接続され得るように形成
して2個の部品33及び34としたものである。従って、部
品34は歯2の下面2a、側面2b及び2d(図5参照)を抱え
込むように覆う形状とされ、部品33は、歯2の上面2aを
覆い、且つ、部品34の先端部Aと嵌合するような形状と
されている。
【0016】このとき、部品34の先端部A(図7参照)
は、図示したように、絶縁領域がインシュレータ32によ
ってすべて覆われるように、部品33の先端部Bに突き合
わせる構造とされている。以下、このような表裏別形状
の組合せ部品33及び34を利用するインシュレータ32を作
製する手法の特徴について説明する。
【0017】第1に、表裏別形状の組合せ部品33及び34
を利用するインシュレータ32の場合は、インサート成形
法の場合のような鉄心1全体を内包する金型は不要であ
り、歯2の1個分という最低単位でインシュレータ32を
作製できるという特徴を有する。しかし、この場合、前
述したように、部品33及び34を歯2に装着するための組
立工程が必要である。
【0018】かかる組合わせ部品33及び34を利用する手
法においては、図5に示した鉄心1の厚さT(以下、
「積厚」という)の種類に対応するために、一方の部品
33を複数の機種に共通にしておいて、他方の部品34の長
さLを複数種類(L1、L2、L3、……)作製し、鉄心1の
積厚Tによって部品の組み合わせを変えてインシュレー
タ32を構成するということができる特徴がある。
【0019】例えば、ある積厚Tに対して部品33と部品
34L1とを組み合わせるようにし、別の積厚に対して部品
33と部品34L2とを組み合わせるようにして複数種類の鉄
心1の積厚Tに適合できるように構成することができ
る。しかし、組合わせ部品を利用する手法は、このよう
に部品33を複数種類に対して共通にできる特徴を有する
が、一般には表用の部品と裏用の部品とにそれぞれ別の
金型が必要である。
【0020】第2に、組立工程が必要であるという点に
関しては、インサート成形法の場合に比べると不利であ
るが、前述した部品33又は部品34を、歯2の複数個分を
まとめた単位で1個として作製し、その部品の何個分か
を組み合わせて歯2に装着してインシュレータとするこ
とが可能である。
【0021】従って、歯2の何個分をまとめるかという
意味の、いわゆる取数を小さくすれば、部品を小さくで
きるので金型費用を小さくすることができる。また、逆
に、歯2の取数を大きくすれば、装着するべき部品の点
数が減るので、組立工程を短くすることができる。しか
し、これらの場合も表側用の部品と裏側用の部品とにそ
れぞれ別の金型が必要である。
【0022】以上説明したように、いずれにしても部品
33及び部品34に対してそれぞれ金型が必要であり、しか
も部品33及び部品34を組み立てるための組立工程が必要
であり、さらに部品の管理が複雑化するという問題もあ
る。
【0023】本発明は、かかる問題点を解消すべくなさ
れたものであり、単一の部品で鉄心の表側及び裏側から
のいずれでも歯に装着できるように表用及び裏用の部品
を同一形状とし、1個の金型で作製でき、しかも複数種
類の積厚に対応できるインシュレータを有するモータを
提供することを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に係わるモータは、巻線が施され
るための歯部2を有する鉄心1が備えられ、前記歯部2に
対して巻線が施されるときに前記歯部2の表面と前記歯
部2に隣接する前記鉄心1の表面とのうち当該巻線に対し
て絶縁被覆を要する領域である絶縁領域に対して絶縁被
覆するための絶縁部材3が該絶縁領域に装着され、該絶
縁部材3上に前記巻線が施されてなるモータにおいて、
前記絶縁部材3が同一形状の2個の部分部材3aからな
り、しかも、該2個の部分部材3aのうちの1個が前記鉄
心1の表側から前記歯部2に装着され他の1個が前記鉄心
1の裏側から前記歯部2に装着されるとき互いに対向する
前記2個の部分部材3aのそれぞれの先端部が、該先端部
同士を相互に重ね合せ得るように重ね合せ部7として形
成されてなることを特徴とする。
【0025】従って、2個の部品3aを同一形状とし、重
ね合せ部7aを設けて構成したことにより、部品3aを作製
するために1個の金型のみを用意すればよいので、生産
コストが低減でき且つ生産管理が簡素化できる。
【0026】本発明の請求項2に係わるモータは、前記
重ね合せ部7が、相欠き状7aに形成されているものであ
る。従って、金型による設計の容易な重ね合せ部7とす
ることができる。
【0027】本発明の請求項3に係わるモータは、前記
重ね合せ部7が、そぎ継ぎ状7cに形成されているもので
ある。従って、2個の部品3aを歯2(図3においては省
略)に装着する際に、重ね合せ部7の先端を、突き当た
ることなく容易に重ならせることができ、組立工程の作
業を効率良く容易にできる。
【0028】本発明の請求項4に係わるモータは、前記
2個の部分部材3aが、互いに隣接する複数個の歯部2に
対する絶縁領域を覆うように形成されているものであ
る。従って、インシュレータ3の作製に際して1個の鉄
心1に対して必要な部品点数を減らすことができるの
で、組立工程の作業工程数を減らすことができる効果を
奏する。
【0029】本発明の請求項5に係わるモータは、前記
互いに隣接する複数個の歯部2における歯部2の個数が、
前記歯部2の全部の個数についての約数であるので、部
品形状を共通化でき、部品及び金型の管理を簡素化でき
る。
【0030】本発明の請求項6に係わるモータは、前記
鉄心1の厚さが前記重ね合せ部7の長さD1の範囲内で厚
く形成されてなるとき、それぞれの前記重ね合せ部7を
重ね合わせる重ね寸法が短く設定されて前記2個の部分
部材3aが前記歯部2に装着されて巻線が施されているの
で、厚さが複数種類異なる鉄心に対しても部品を共通に
使用できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0032】実施の形態1 図1は、本発明の一実施の形態に係わる歯2が設けられ
た鉄心1を備えたモータの主要部11を示す斜視説明図で
ある。図1において、図4に示した要素と同一の要素に
は同一の参照符号を付して示した(以下の図においても
同様)。ただし、インシュレータ3は、同一形状の部品3
aが2個装着されたものであるが、表側から装着するこ
とと、裏側から装着することを区別するため別々の参照
符号(3a及び3b)を付して示した。
【0033】同図1に示したように、インシュレータ3
は2個の部品3a及び3bからなり、このうちの1個3aを鉄
心1の表側から歯2に装着し、他の1個3bを裏側から歯2
に装着してインシュレータ3として一体となるように構
成されている。従って、両部品3a及び3bは、いずれも、
歯2の側面2b及び2d並びに上面(又は下面)2aにわたっ
て歯2を抱え込み且つ鉄心1の内周側端部表面1cにも及ん
でこれらを覆うような形状とされている。そして、各部
品3a及び3bを、鉄心1の表側から及び裏側からそれぞれ
歯2にはめ込むようにして装着し、両部品3a及び3bによ
り、前記絶縁領域を覆うようにして配設する。
【0034】しかも、2個の部品3a及び3bは同一形状
(すなわち、同一部品3aが2個ということ)であり、且
つ、2個の部品3a及び3bは、のちに詳細に説明するよう
に、これらが歯2に装着されたとき、それぞれの先端部
同士を相互に重ね合わせ得るように先端部が重ね合せ部
となるようにして形成されている。
【0035】そして、このようなインシュレータ3が鉄
心1に付設されているすべての歯2にわたって装着され
る。このとき、隣り合う歯2同士の間では、絶縁領域を
覆ってインシュレータ3が装着され、鉄心1の内側表面ほ
ぼすべてがインシュレータ3、すなわち、絶縁材料で覆
われる。しかし、巻線と鉄心1及び歯2との絶縁性が保持
されていれば、インシュレータ3同士は必ずしも厳密に
密接して鉄心1の内側表面すべてを覆うものでなくても
よい。
【0036】この同一形状であることと重ね合せ部を有
することとの2つの点以外の点(例えば、巻線の施し方
等)は従来の表裏別形状の組合せ部品32を利用する場合
と同様であるので、その説明を省略する。以下、この重
ね合せ部についてさらに詳細に説明する。
【0037】図2の(a)は、本発明の一実施の形態に係
わるインシュレータ3の重ね合せ部7を詳細に示した斜視
説明図であり、また、図2の(b)は重ね合せ部7として一
体となる構成の7a及び7bを重ね合せる過程の途中の段階
を示している。尚、重ね合せ部7a及び7bは、いずれも同
一形状の部品3aの一部であるから、当然両者は同一形状
であるが、重ね合せの説明をわかりやすくするため、別
々の符号を付した。また、図3は、かかる重ね合せ部7
の他の形態を示した断面説明図である。
【0038】図2の(a)に示したように、2個の部品3a
は、これらが歯2(図2においては図示を省略)に装着
されたとき、それぞれの先端部同士が相互に重ね合せ得
るように、いわゆる相欠き状に形成された重ね合せ部7a
及び7bを有している。すなわち、2個の部品3aの先端部
をそれぞれ、その厚さ方向にほぼ半分ずつ欠き取って、
組合せたときにいわゆる継ぎ手となるようにして構成し
たものである。
【0039】図2の(a)に示した本実施の形態1では、
重ね合せ部7a及び7bのそれぞれの肉厚は、他の部分の約
半分に形成されている。しかしながら、前記重ね合せ部
7a及び7bとして相欠き状に形成する点に関し、前記重ね
合せ部7a及び7bの肉厚が他の部分の約半分であることに
は限定されるものではなく、2個の部品3aを歯2に装着
してインシュレータ3として構成した際、その絶縁性及
び装着する際の機械的強度を保持できれば、一方を厚く
他方を薄く形成してもよい。
【0040】このように、相欠き状に重ね合せ部7a及び
7bを形成したことにより、金型による設計の容易な重ね
合せ部を得る効果を奏する。
【0041】また、部品3a中に重ね合せ部7a及び7bが設
けられる位置関係は、2個の部品3aを図2の(a)に示し
たように配置した場合(すなわち、歯2に装着するとき
の位置関係)に、相欠きを設けた位置が互い違いの関係
となる位置関係であり、従って、このとき2個の部品3a
は、図2の(a)に示した点Pに関して互いに点対称とな
っている。尚、図3の(c)に示した形状に形成すると、
2個の部品が同一形状にならないので、本発明に係わる
モータには適用できない。
【0042】このような部品3aの材料は、鉄心1の表面
及び歯2の表面のうちの絶縁領域と巻線との絶縁性を保
つことができ、任意の形状に成形でき、歯2に装着する
際のハンドリングに耐えるための機械的強度を有する材
料であれば何でも用いることができる。その材料の例と
しては、合成樹脂等をあげることができる。また、この
ような部品3aを形成するためには従来と同様に部品3a形
状を得る金型を用いて成形することができる。
【0043】また、本実施の形態1においては、2個の
部品3a及び3bは、図5に示した歯2の表面のうち上面2
a、側面2b及び2d並びにこの歯2に隣接する鉄心1の表面
のうち、歯2の側面2dに対向する部分1b及び内周側端部
表面1cを覆うように形成されているが、従来と同様、モ
ータの機種によって歯2の側面2dを除いてその他の絶縁
領域を覆うように形成されることもある。
【0044】この他、2個の部品3aを鉄心1及び歯2に装
着する場合、部品3aが鉄心1の上面又は下面から突出す
る部分3xは、歯2に対して巻線を施した場合に巻線同士
を接続する配線のために必要な構造を備えているが、か
かる構造はモータの機種ごとに任意に設計されるもので
あり、本発明には直接関係するものではないので、その
説明を省略する。
【0045】以上説明したように2個の部品3aを同一形
状とし、重ね合せ部7a及び7bを設けて構成したことによ
り、部品3aを作製するために1個の金型のみを用意すれ
ばよいので、生産コストの低減及び生産管理の簡素化と
いう効果を奏する。
【0046】実施の形態2 図3は、前記重ね合せ部7の形状を模式的に示した説明
図であり、図2の(b)に示した方向VPからみた場合の
重ね合せ部7の形状のうち、互いの位置関係の特徴を示
す部分のみを誇張して示している。尚、比較のため、実
施の形態1の場合を図3の(b)に示した。
【0047】図3の(a)に示したように、同一形状の2
個の部品からなるインシュレータ3は、重ね合せ部7の肉
厚を鉄心1の中心方向に向かって次第に薄くなるよう
に、いわゆる「そぎ継ぎ状」に形成したものである。す
なわち、かかる2個の部品の先端部をそれぞれ、斜めに
切り取り、組合せたときに継ぎ手となるようにして構成
したものである。
【0048】例えば、図3の(a)に示した例では、t1、
t2及びt3をそれぞれ0.2mmとし、重ね合せ部7c及
び7dの長さすべてにわたってその肉厚を鉄心1の中心方
向に向かって次第に薄く形成したものである。ただし、
その最先端だけは機械的強度を考慮して切り落として形
成されている。また、2個の部品にそれぞれ重ね合せ部
7c及び7dが設けられる位置関係は、実施の形態1の場合
と同様である。
【0049】尚、前記重ね合せ部7c及び7dをそぎ継ぎ状
に薄くする形状は、2個の部品を重ね合せることができ
れば、図3の(a)に示した例の形状に限定されるもので
はない。
【0050】このように重ね合せ部7c及び7dをそぎ継ぎ
状に形成するには実施の形態1の場合と同様に成形用金
型の被成形形状を、前述したそぎ継ぎ状に設計変更する
だけでよい。
【0051】以上説明したように、その肉厚を鉄心1の
中心方向に向かって次第に薄くしてそぎ継ぎ状に形成す
ることにより、2個の部品を歯2(図3においては省
略)に装着する際に、重ね合せ部7c及び7dの先端を、互
いに突き当たることなく容易に重ならせることができ、
組立工程の作業を効率良く容易にできるという効果を奏
する。
【0052】この他、同一形状の2個の部品からなるイ
ンシュレータ3を歯2に装着する際に、重ね合せ部7によ
って2個の部品を容易に重ね合わせることができる形状
であれば、実施の形態1及び2に示した形状をその形状
に変更して作製し、同じ効果を得ることができる。
【0053】実施の形態3 前述した実施の形態1又は2においては、2個の部品3a
を、重ね合せ部7a及び7b(又は7c及び7d)を、互いにす
べて重ね合せて歯2に装着したが、重ね合わせる長さを
短くして重ね合せて歯2に装着することができる。すな
わち、図2の(b)に示したように、重ね合せ部7a及び7b
(又は7c及び7d)の長さD1に対して、長さD2は重なら
せず、長さD2の部分は一方の部品の重ね合せ部の肉厚
だけで構成することができる。
【0054】このように、重ね合せ部7a及び7b(又は7c
及び7d)の長さを長さD2だけ短くして歯2に装着する
ことにより、重ね合せ部7a及び7b(又は7c及び7d)を互
いにすべて重ならせて装着した実施の形態1の場合より
も鉄心1の積厚Tを大きく採ったモータ(積厚の大きい
分の差が長さD2に相当)に対しても本発明に係わるイ
ンシュレータ3を適用することができる。
【0055】前述したように、一方の部品の重ね合せ部
の肉厚だけで構成する部分(長さD2の部分)を設定す
るにあたっては、鉄心1及び歯2に対する巻線の絶縁性を
保持できるインシュレータ3の肉厚条件のもとで任意に
設定してインシュレータ3を歯2に装着することができ
る。このように、重ね合せ部7を、重ね寸法を短く設定
してインシュレータ3を歯2に装着することができ、鉄心
1の厚さの異なる複数種類のモータに対しても同一のイ
ンシュレータ3を採用することができる効果を奏する。
【0056】実施の形態4 以上の実施の形態1〜3においては部品3aを、1個の歯
2についての絶縁領域に装着するように構成したが、1
個の歯2分の部品3aを複数個連結したように構成して部
品(以下、「集合部品」という)を作製し、互いに隣接
した複数個の歯2についての絶縁領域にわたって覆うよ
うにした集合部品を鉄心の表側からと裏側からとであわ
せて2個、この前記複数個の歯2に装着することができ
る。このように複数個の歯2に装着するように実施の形
態1〜3の部品を集合部品として構成した点以外は実施
の形態1〜3と同様である。
【0057】この場合、鉄心1に付設されている歯2の個
数が12であれば、例えば部品3aを3個連結して構成し
て集合部品とし、かかる集合部品を表側用及び裏側用に
それぞれ4個用いてインシュレータ3を構成できる。同
様に、例えば部品3aを4個連結して構成して集合部品と
し、かかる集合部品を表側用及び裏側用にそれぞれ3個
用いてインシュレータ3を構成してもよく、また、部品3
aを6個連結して構成して集合部品とし、かかる集合部
品を表側用及び裏側用にそれぞれ2個用いてインシュレ
ータ3を構成してもよい。
【0058】このように1個の歯2分の部品3aを複数個
連結したように構成した集合部品を用いることにより、
インシュレータ3の作製に際して1個の金型のみを用意
すればよいので、生産コストの低減及び生産管理の簡素
化という効果を奏するとともに、1個の鉄心1に対して
必要な部品点数を減らすことができるので、組立工程の
作業工程数を減らすことができる効果を奏する。
【0059】また、前記互いに隣接する複数個の歯2に
おける歯2の個数が、前記歯2の全部の個数についての約
数であるとすることにより、部品形状を共通化でき、部
品及び金型の管理を簡素化できる。
【0060】実施の形態5 以上の実施の形態1〜4では、鉄心1がモータの固定子
に用いられる場合について説明したが、鉄心1が回転子
に用いられる場合についても同様に実施でき、同様の効
果を得る。また、歯を有する鉄心を備える装置であれ
ば、モータに限らず、他の装置全般に本発明を適用する
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるモータは、絶縁領域を覆うべき絶縁部材が同一
形状の2個の部品からなり、しかも、該2個の部品のう
ちの1個が鉄心の表側から歯に装着され他の1個が鉄心
の裏側から歯に装着されるとき互いに対向する前記2個
の部品のそれぞれの先端部が、該先端部同士を相互に重
ね合せ得るように重ね合せ部として形成されているの
で、2個の部品を作製するために1個の金型のみを用意
すればよいので、生産コストが低減でき且つ生産管理が
簡素化できる。
【0062】本発明の請求項2に係わるモータは、前記
重ね合せ部が、相欠き状に形成されているものであるの
で、金型による設計の容易な重ね合せ部とすることがで
きる。
【0063】本発明の請求項3に係わるモータは、前記
重ね合せ部が、そぎ継ぎ状に形成されているものである
ので、2個の部品を歯に装着する際に、重ね合せ部の先
端を、互いに突き当たることなく容易に重ならせること
ができ、組立工程の作業を効率良く容易にできる。
【0064】本発明の請求項4に係わるモータは、前記
2個の部品が、互いに隣接する複数個の歯に対する絶縁
領域を覆うように形成されているものである。従って、
インシュレータの作製に際して1個の鉄心に対して必要
な部品点数を減らすことができるので、組立工程の作業
工程数を減らすことができる効果を奏する。
【0065】本発明の請求項5に係わるモータは、前記
互いに隣接する複数個の歯における歯の個数が、前記歯
の全部の個数についての約数であるので、部品形状を共
通化でき、部品及び金型の管理を簡素化できる。
【0066】本発明の請求項6に係わるモータは、前記
2個の部品が前記歯に装着される際、それぞれの重ね合
せ部を重ね合わせる重ね寸法が短く設定されて前記2個
の部品が前記歯に装着されて巻線が施されているので、
厚さが複数種類異なる鉄心に対しても部品を共通に使用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるモータの主要部
を示す斜視説明図。
【図2】本発明の一実施の形態に係わるインシュレータ
を示した説明図であり、(a)は部品を2個対置した斜視
説明図であり、(b)は部品を重ね合せる途中の状態の斜
視説明図。
【図3】本発明の一実施の形態に係わるインシュレータ
の重ね合せ部を示した説明図であり、(a)は実施の形態
2に係わる重ね合せ部を示す上面説明図、(b)は実施の
形態1に係わる重ね合せ部を示す上面説明図、(c)は比
較の例を示す上面説明図。
【図4】従来のモータの主要部を示した斜視説明図。
【図5】従来のモータの主要部を示した平面断面説明
図。
【図6】従来のインシュレータを示した説明図。
【図7】従来のインシュレータを示した説明図。
【符号の説明】
1 …鉄心、2…歯、3…インシュレータ
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月1日(1999.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に係わるモータは、巻線が施され
るための複数個の歯部2を有する鉄心1が備えられ、前記
歯部2に対して巻線が施されるときに前記歯部2の表面と
前記歯部2に隣接する前記鉄心1の表面とのうち当該巻線
に対して絶縁被覆を要する領域である絶縁領域に対して
絶縁被覆するための絶縁部材3が該絶縁領域に装着さ
れ、該絶縁部材3上に前記巻線が施されてなるモータに
おいて、前記絶縁部材3が、1個の前記歯部2に装着され
同一形状の2個の部分部材3aからなり、しかも、該2
個の部分部材3aのうちの1個が前記鉄心1の表側から前
記歯部2に装着され他の1個が前記鉄心1の裏側から前記
歯部2に装着されるとき互いに対向する前記2個の部分
部材3aのそれぞれの先端部が、該先端部同士を相互に重
ね合せ得るように重ね合せ部7として形成され、前記絶
縁部材3が前記歯部2のそれぞれに装着されてなることを
特徴とする。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月29日(1999.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本発明の請求項4に係わるモータは、前
分部材3aが複数個連結したように構成されてなる集合
部品が、互いに隣接した複数個の歯部2についての絶縁
領域にわたって覆うように形成され、前記集合部品が、
前記互いに隣接した複数個の歯部2に前記鉄心1の表側と
裏側とから2個装着されてなるものである。従って、イ
ンシュレータ3の作製に際して1個の鉄心1に対して必要
な部品点数を減らすことができるので、組立工程の作業
工程数を減らすことができる効果を奏する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】本発明の請求項5に係わるモータは、前記
互いに隣接した複数個の歯部2における歯部2の個数が、
前記歯部2の全部の個数についての約数であるので、部
品形状を共通化でき、部品及び金型の管理を簡素化でき
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線が施されるための歯部(2)を有する
    鉄心(1)が備えられ、前記歯部(2)に対して巻線が施され
    るときに前記歯部(2)の表面と前記歯部(2)に隣接する前
    記鉄心(1)の表面とのうち当該巻線に対して絶縁被覆を
    要する領域である絶縁領域に対して絶縁被覆するための
    絶縁部材(3)が該絶縁領域に装着され、該絶縁部材(3)上
    に前記巻線が施されてなるモータにおいて、前記絶縁部
    材(3)が同一形状の2個の部分部材(3a)からなり、しか
    も、該2個の部分部材(3a)のうちの1個が前記鉄心(1)
    の表側から前記歯部(2)に装着され他の1個が前記鉄心
    (1)の裏側から前記歯部(2)に装着されるとき互いに対向
    する前記2個の部分部材(3a)のそれぞれの先端部が、該
    先端部同士を相互に重ね合せ得るように重ね合せ部(7)
    として形成されてなることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記重ね合せ部(7)が、相欠き状(7a)に
    形成されてなる請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記重ね合せ部(7)が、そぎ継ぎ状(7c)
    に形成されてなる請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記2個の部分部材(3a)が、互いに隣接
    する複数個の歯部(2)に対する絶縁領域を覆うように形
    成されてなる請求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記互いに隣接する複数個の歯部(2)に
    おける歯部(2)の個数が、前記歯部(2)の全部の個数につ
    いての約数である請求項4記載のモータ。
  6. 【請求項6】 前記鉄心(1)の厚さが前記重ね合せ部(7)
    の長さD1の範囲内で厚く形成されてなるとき、それぞ
    れの前記重ね合せ部(7)を重ね合わせる重ね寸法が短く
    設定されて前記2個の部分部材(3a)が前記歯部(2)に装
    着されて巻線が施されてなる請求項1記載のモータ。
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