JP2007329988A - 回転電機の排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングの内部に残水可能なスペースを出来るだけ小さくすることにより、残水による錆の発生を抑制できるスタータの排水構造を提供する。
【解決手段】排水チューブ1に組み付けられる取付け腕2は、一対の脚部2cが排水チューブ1の突辺部に形成された孔部に挿通されて、排水チューブ1の周方向に回転規制されている。また、排水チューブ1には、取付け腕2に設けられる爪部2bの位置を外部から特定できる様に、一対の突辺部が設けられている。これにより、排水チューブ1のリップ部1bがケーシングに噛み込んだ場合に、排水チューブ1を回転させて手直しした後、取付け腕2の爪部2bがケーシングのボス部に干渉しない位置に配置することが可能である。その結果、ボス部と排水孔との距離を可能な限り小さく設定できるので、ケーシングの内部に水が入り込んだ場合に、残水を無くす、あるいは少なくできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーシングに開けられた排水孔にゴム製の排水チューブを取り付けた回転電機の排水構造に関する。
従来、自動車用エンジンを始動するためのスタータには、モータや電磁スイッチのケーシング内部に浸入した水を排出するために、例えば、ゴム製の排水チューブがケーシングの底部に取り付けられている(特許文献1参照)。
排水チューブは、図11に示す様に、排水チューブ100と別体の取付け腕110が予め組み付けられ、この取付け腕110を介してケーシング120(図12参照)に取り付けられる。
取付け腕110は、排水チューブ100の内周に形成された環状溝130に嵌合するリング状の台座部140と、この台座部140より排水チューブ100の上方へ突き出る一対の爪部150とが設けられ、この爪部150がケーシング120に開けられた排水孔160(図12参照)よりケーシング120の内部に挿入されて、ケーシング120の内面に係止される。
実用新案登録第2522876号公報
ところで、上記の排水チューブ100をケーシング120に取り付ける際に、排水チューブ100のシール部170(図11参照)がケーシング120に噛み込むことがある。この場合、噛み込んだシール部170を正常な状態に戻すために排水チューブ100を回転させて手直しすると、図12に示す様に、ケーシング120の内側に突出するボス部180に爪部150が干渉して、爪部150の掛かりが浅くなることにより、排水チューブ100が脱落する恐れがある。
このため、従来のスタータは、排水チューブ100を回転させた場合でも、爪部150がボス部180に干渉しない様に、排水孔160の位置を予めボス部180より離して設定している(図13参照)。
しかし、ケーシング120の地方向にボス部180が設けられるスタータでは、排水孔160をボス部180から離して設定すると、ボス部180と排水孔160との間に地方向に窪んだスペースが生じる。この構造では、ケーシング120の内部に水が入り込んだ場合に、図13に示す様に、排水孔160から排出されない水が前記スペースに残水として溜まり、その残水がスタータの内部部品に錆を発生させる要因となっている。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、ケーシングの内部に残水可能なスペースを出来るだけ小さくすることにより、残水による錆の発生を抑制できる回転電機の排水構造を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、地方向の内側に肉厚部が突出して設けられ、この肉厚部に近接して排水孔が形成されたケーシングと、このケーシングに取付け腕を介して取り付けられるゴム製の排水チューブとを備え、取付け腕は、排水チューブと別体に設けられ、排水チューブの内周に形成される環状溝に嵌合する台座部と、この台座部と一体に設けられる複数の爪部とを有し、排水チューブは、複数の爪部を排水孔よりケーシングの内部に挿入してケーシングの内面に係止させることによりケーシングに取り付けられる回転電機の排水構造において、取付け腕は、排水チューブの周方向に回転規制された状態で排水チューブに組み付けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、排水チューブの周方向に取付け腕が回転規制されているので、排水チューブをケーシングに取り付けた後、排水チューブを回転させた場合でも、ケーシングの内部に挿入されている爪部の位置を容易に特定できる。このため、排水チューブをケーシングに取り付ける際に、排水チューブの一部がケーシングに噛み込んだ場合に、排水チューブを回転させて手直しした後、爪部がケーシングの肉厚部に干渉しない位置に配置することが可能である。これにより、ケーシングの肉厚部と排水孔との間に必要以上のスペースを確保する必要がなく、肉厚部と排水孔との距離を可能な限り小さく設定できるので、ケーシングの内部に水が入り込んだ場合に、前記スペースに溜まる残水を無くす、あるいは少なくできる。その結果、残水により回転電機の内部部品に生じる錆の進行を抑制できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載した回転電機の排水構造において、取付け腕は、台座部と一体に設けられた凸部を有し、排水チューブには、凸部に対応する凹部または孔部が形成され、凸部と凹部または孔部との嵌合により、取付け腕が排水チューブの周方向に回転規制されることを特徴とする。
取付け腕を排水チューブに組み付ける際に、両者の凸部と凹部または凸部と孔部とを嵌合させることにより、取付け腕を排水チューブの周方向に回転規制された状態で組み付けることができる。
(請求項3の発明)
請求項2に記載した回転電機の排水構造において、取付け腕の凸部は、台座部の反爪部側に突き出て設けられ、排水チューブは、ケーシングの内部に浸入した水を排出するための排水通路を有すると共に、環状溝に嵌合する台座部の反爪部側で排水通路の内径側に突き出る突辺部が設けられ、この突辺部に凹部または孔部が形成されていることを特徴とする。
この場合、取付け腕を排水チューブに組み付ける際に、排水チューブの突辺部に形成された凹部または孔部の位置を排水通路から確認できるので、取付け腕の凸部と突辺部に形成された凹部または孔部との嵌合を容易に行うことができる。
(請求項4の発明)
請求項3に記載した回転電機の排水構造において、排水チューブには、孔部が突辺部を肉厚方向に貫通して形成され、取付け腕の凸部は、孔部を挿通して突辺部の反台座部側に突き出る先端部を有し、この先端部の形状が先端に向かって次第に幅が小さくなるテーパ状に設けられていることを特徴とする。
この場合、突辺部に形成された凹部または孔部への凸部の挿入性が向上するため、排水チューブへの取付け腕の組み付けを容易に行うことが可能である。
(請求項5の発明)
請求項4に記載した回転電機の排水構造において、取付け腕の凸部は、先端部の後端に鉤状の顎部が形成され、この顎部が突辺部の反台座部側の端面に当接していることを特徴とする。
この場合、先端部の顎部が突辺部の端面に係止することにより、排水チューブと取付け腕との固定力が増大するため、取付け腕の抜け防止に寄与する。
(請求項6の発明)
請求項2に記載した回転電機の排水構造において、位置決め用の凸部は、台座部の径方向外側に突き出て設けられ、排水チューブには、環状溝の一部に凹部または孔部が形成されていることを特徴とする。
この場合、凸部と凹部または凸部と孔部とを径方向に嵌合させる構成であるため、排水チューブと取付け腕との固定力が増大して、取付け腕の抜け防止に寄与する。
(請求項7の発明)
請求項2〜6に記載した何れかの回転電機の排水構造において、排水チューブには、この排水チューブに組み付けられた取付け腕の周方向位置を特定できる識別部が設けられていることを特徴とする。
これにより、排水チューブをケーシングに取り付けた後、排水チューブを回転させた場合でも、排水チューブに設けられた識別部によって取付け腕の位置、即ち爪部の位置を容易に特定できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1は排水チューブ1と取付け腕2の断面図であり、図4は排水チューブ1を取り付けたスタータ3の半断面図、図5は軸方向後方から見たスタータ3の後面図である。
実施例1に示す排水チューブ1は、自動車用エンジンを始動するためのスタータ3に使用される。スタータ3は、図4及び図5に示す様に、エンジンを始動するために必要な回転力を発生するモータ4と、モータ回路のメイン電流をON/OFFする電磁スイッチ5とを有し、モータ4のエンドフレーム6と、電磁スイッチ5のケーシング7にそれぞれゴム製の排水チューブ1が取り付けられている。
以下、本発明に係る電磁スイッチ5の排水構造について説明する。
電磁スイッチ5は、図4に示す様に、ケーシング7の後端開口部がエンドプレート8によって閉塞され、複数本のボルト9によりフロントハウジング10に固定されている。
ケーシング7には、図6に示す様に、地方向(図示下方向)の内側にボルト9を通すためのボス部7a(本発明の肉厚部)が円弧状に突出して設けられると共に、このボス部7aに近接して排水孔7b(換気用の孔)が形成されている。
排水チューブ1は、予め取付け腕2が組み付けられ、この取付け腕2を介してケーシング7に取り付けられる。この排水チューブ1は、図2に示す様に、外周にフランジ部1aを有する略円筒形状に設けられ、その内部に排水通路11が形成されている。
フランジ部1aは、排水チューブ1の上部側に設けられ、例えば、ロボットによる自動組み付けを行う際に、安定してチャック(把持)できる様に、排水チューブ1の肉厚より厚く設けられている。
排水通路11は、図2(b)に示す様に、排水チューブ1の図示上端に開口する入口11aと、排水チューブ1の下端部の径方向両側面に開口する出口11bとの間を連通して形成され、排水チューブ1の内部に設けられる邪魔板12と小孔13によりラビリンス構造に形成されている。
また、排水チューブ1の上端部には、排水チューブ1をケーシング7に取り付けた時に、ケーシング7の外面に密着して、ケーシング7との間を液密にシールするリップ部1bが設けられている。
排水チューブ1の上部内周には、排水チューブ1に組み付けられる取付け腕2を保持するための環状溝1cが形成されている。
環状溝1cの下側には、図2(a)に示す様に、排水通路11の内径側に突き出る一対の突辺部1dが設けられている。この突辺部1dは、排水チューブ1の長さ方向〔図2(b)の上下方向〕にフランジ部1aと略同じ高さに位置し、且つ排水通路11の径方向に対向する位置に2か所設けられている。また、突辺部1dには、矩形状の孔部1eが肉厚方向に貫通して形成されている。
さらに、排水チューブ1には、フランジ部1aの下側に凸肉部1fが設けられている。この凸肉部1fは、排水チューブ1に組み付けられる取付け腕2の周方向位置を外部から特定できる様に、一対の突辺部1dが設けられる径方向の両側に2箇所設けられている〔図2(c)参照〕。
取付け腕2は、例えば、樹脂製であり、図3に示す様に、リング状の台座部2aと、この台座部2aの一方の端面より直立する爪部2bと、台座部2aの他方の端面(裏面と呼ぶ)より反爪部方向へ突き出る脚部2cとが設けられている。
台座部2aは、図3(a)に示す様に、外形が円形であり、中央部に長孔2dが形成されている。この台座部2aは、取付け腕2を排水チューブ1に組み付けた時に、排水チューブ1の環状溝1cに嵌合して保持される。
爪部2bは、台座部2aの径方向に対向する位置に2か所設けられ、排水チューブ1をケーシング7に取り付ける際に、排水孔7bよりケーシング7の内部に挿入されてケーシング7の内面に係止される。
脚部2cは、一対の爪部2bが設けられる径方向の両側に2か所設けられている。この脚部2cは、取付け腕2を排水チューブ1に組み付ける際に、排水チューブ1の突辺部1dに形成された孔部1eに挿入され、脚部2cの先端部2eが孔部1eより突辺部1dの裏側へ突き出ている(図1参照)。
また、脚部2cの先端部2eは、図3(b)に示す様に、先端に向かって次第に幅が狭くなるテーパ形状に設けられている。さらに、脚部2cの先端部2eには、孔部1eに挿入される部位から鉤状に拡大する顎部2fが形成され、この顎部2fが突辺部1dの裏面に当接して係止されることにより、孔部1eに対する脚部2cの抜け止めが行われる。
次に、本実施例の作用及び効果を説明する。
上記の排水チューブ1は、予め組み付けられた取付け腕2をケーシング7の排水孔7bよりケーシング7の内部に挿入して、取付け腕2に設けられた一対の爪部2bをケーシング7の内面に係止させることにより、ケーシング7に取り付けられる。
ここで、取付け腕2は、一対の脚部2cが排水チューブ1の突辺部1dに形成された孔部1eに挿通されることにより、排水チューブ1の周方向に回転規制される。また、排水チューブ1には、取付け腕2に設けられる爪部2bの位置を外部から特定できる様に、一対の突辺部1dが設けられている。つまり、一対の突辺部1dと同一径方向に一対の爪部2bが配置されているので、突辺部1dの位置によって爪部2bの位置を特定できる。
これにより、排水チューブ1をケーシング7に取り付ける際に、排水チューブ1のリップ部1bがケーシング7に噛み込んだ場合に、排水チューブ1を回転させて手直しした後、図6に示す様に、取付け腕2の爪部2bがケーシング7のボス部7aに干渉しない位置に配置することが可能である。この場合、ケーシング7のボス部7aと排水孔7bとの間に必要以上のスペースを確保する必要がなく、ボス部7aと排水孔7bとの距離を可能な限り小さく設定できるので、ケーシング7の内部に水が入り込んだ場合に、前記スペースに溜まる残水を無くす、あるいは少なくできる。その結果、残水により電磁スイッチ5の内部部品(例えばモータ回路のメイン接点)に生じる錆の進行を抑制できる。
排水チューブ1に組み付けられる取付け腕2は、脚部2cの先端部2eがテーパ形状に設けられているので、突辺部1dに形成された孔部1eへ脚部2cを挿入する際に、挿入性が向上する。
また、脚部2cを挿入する孔部1eは、排水通路11の内径側に突き出る突辺部1dに形成されているので、脚部2cを孔部1eに挿入する際に、孔部1eの位置を排水通路11の入口11aより確認できる。その結果、孔部1eの位置を確認しながら脚部2cを孔部1eに容易に挿入できる。
さらに、孔部1eに挿入された脚部2cは、先端部2eが孔部1eより突辺部1dの裏側まで突き出ると共に、先端部2eの顎部2fが突辺部1dの裏面に当接して係止されることにより、孔部1eに対する脚部2cの抜け止めが行われる。これにより、排水チューブ1と取付け腕2との固定力が増大して、取付け腕2の脱落を防止できる。
図7は排水チューブ1と取付け腕2の断面図である。
この実施例2は、排水チューブ1に対する取付け腕2の位置決め構造が実施例1の場合と異なる。つまり、実施例2に示す取付け腕2には、実施例1に記載した脚部2cに代えて凸部2gが設けられている。一方、排水チューブ1の突辺部1dには、実施例1に記載した孔部1eに代えて凹部1gが形成されている。上記の凸部2gと凹部1gとの凹凸嵌合により、取付け腕2が排水チューブ1の周方向に回転規制される。
この実施例2の構成では、取付け腕2を排水チューブ1に組み付ける際に、凸部2gと凹部1gとの凹凸嵌合を容易にできるメリットがある。
図8は排水チューブ1と取付け腕2の断面図である。
この実施例3は、排水チューブ1と取付け腕2とを径方向に係合させて位置決めする一例である。
取付け腕2には、図9に示す様に、台座部2aの径方向両側に一対の凸部2hが設けられ、排水チューブ1には、図10に示す様に、環状溝1cの径方向両側にそれぞれ孔部1h(または凹部でも良い)が形成されている。
取付け腕2を排水チューブ1に組み付ける際に、上記の凸部2hを孔部1hに嵌め合わせることにより、取付け腕2が排水チューブ1の周方向に回転規制される。
本実施例の構成によれば、凸部2hと孔部1hとを径方向に嵌め合わせることで、孔部1hから凸部2hが抜け難くなるため、排水チューブ1と取付け腕2との固定力が増大して、取付け腕2の脱落を防止できる。
(変形例)
実施例1では、電磁スイッチ5の排水構造を一例として説明したが、モータ4の排水構造にも本発明を適用できることは言うまでもない。
排水チューブと取付け腕の断面図である(実施例1)。 (a)排水チューブの上面図、(b)排水チューブの断面図、(c)排水チューブの下面図である(実施例1)。 (a)取付け腕の上面図、(b)取付け腕の側面図、(c)取付け腕の下面図である(実施例1)。 排水チューブを取り付けたスタータの半断面図である。 スタータの軸方向後方から見た後面図である。 排水チューブの取付け状態を示す断面図である(実施例1)。 排水チューブと取付け腕の断面図である(実施例2)。 排水チューブと取付け腕の断面図である(実施例3)。 (a)取付け腕の上面図、(b)取付け腕の側面図である(実施例3)。 (a)排水チューブの上面図、(b)排水チューブの断面図である(実施例3)。 排水チューブの断面図である(従来技術の説明)。 排水チューブの取付け状態を示す断面図である(従来技術の説明)。 排水チューブの取付け状態を示す断面図である(従来技術の説明)。
符号の説明
1 排水チューブ
1c 環状溝
1d 突辺部
1e 突辺部に形成された孔部(実施例1)
1f 凸肉部(識別部)
1g 突辺部に形成された凹部(実施例2)
1h 環状溝に形成された孔部(実施例3)
2 取付け腕
2a 取付け腕の台座部
2b 取付け腕の爪部
2c 取付け腕の脚部(凸部)
2e 脚部の先端部
2f 先端部の顎部
2g 取付け腕の凸部(実施例2)
2h 取付け腕の凸部(実施例3)
3 スタータ(回転電機)
7 ケーシング
7a ボス部(肉厚部)
7b 排水孔
10 排水通路

Claims (7)

  1. 地方向の内側に肉厚部が突出して設けられ、この肉厚部に近接して排水孔が形成されたケーシングと、
    このケーシングに取付け腕を介して取り付けられるゴム製の排水チューブとを備え、
    前記取付け腕は、前記排水チューブと別体に設けられ、前記排水チューブの内周に形成される環状溝に嵌合する台座部と、この台座部と一体に設けられる複数の爪部とを有し、 前記排水チューブは、前記複数の爪部を前記排水孔より前記ケーシングの内部に挿入して前記ケーシングの内面に係止させることにより前記ケーシングに取り付けられる回転電機の排水構造において、
    前記取付け腕は、前記排水チューブの周方向に回転規制された状態で前記排水チューブに組み付けられていることを特徴とする回転電機の排水構造。
  2. 請求項1に記載した回転電機の排水構造において、
    前記取付け腕は、前記台座部と一体に設けられた凸部を有し、
    前記排水チューブには、前記凸部に対応する凹部または孔部が形成され、
    前記凸部と前記凹部または前記孔部との嵌合により、前記取付け腕が前記排水チューブの周方向に回転規制されることを特徴とする回転電機の排水構造。
  3. 請求項2に記載した回転電機の排水構造において、
    前記取付け腕の凸部は、前記台座部の反爪部側に突き出て設けられ、
    前記排水チューブは、前記ケーシングの内部に浸入した水を排出するための排水通路を有すると共に、前記環状溝に嵌合する前記台座部の反爪部側で前記排水通路の内径側に突き出る突辺部が設けられ、この突辺部に前記凹部または孔部が形成されていることを特徴とする回転電機の排水構造。
  4. 請求項3に記載した回転電機の排水構造において、
    前記排水チューブには、前記孔部が前記突辺部を肉厚方向に貫通して形成され、
    前記取付け腕の凸部は、前記孔部を挿通して前記突辺部の反台座部側に突き出る先端部を有し、この先端部の形状が先端に向かって次第に幅が小さくなるテーパ状に設けられていることを特徴とする回転電機の排水構造。
  5. 請求項4に記載した回転電機の排水構造において、
    前記取付け腕の凸部は、前記先端部の後端に鉤状の顎部が形成され、この顎部が前記突辺部の反台座部側の端面に当接していることを特徴とする回転電機の排水構造。
  6. 請求項2に記載した回転電機の排水構造において、
    前記位置決め用の凸部は、前記台座部の径方向外側に突き出て設けられ、
    前記排水チューブには、前記環状溝の一部に前記凹部または孔部が形成されていることを特徴とする回転電機の排水構造。
  7. 請求項2〜6に記載した何れかの回転電機の排水構造において、
    前記排水チューブには、この排水チューブに組み付けられた前記取付け腕の周方向位置を特定できる識別部が設けられていることを特徴とする回転電機の排水構造。
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