JP2009232635A - ロータ着脱式モータ - Google Patents

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Masaki Arai
正樹 荒井
Koichiro Saito
向一郎 斎藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

【課題】アウターロータの抜け止め作用を持ちながらステータに対する軸方向の着脱を自由に選択可能なロータ着脱式モータの提供。
【解決手段】ポリゴンスキャナモータは、アウターロータRのロータケース10をステータ板1上に有し、アウターロータRのステータ基板1から軸方向の抜去動に対してロータケース10の外周面から径方向に張り出た外側鍔部Fの上面が当接するロータ抜け止め爪片1aが切り起し成形されている。外側鍔部Fはロータ抜け止め爪片1aが軸方向に通過可能な幅の切り欠き部Cを少なくとも1箇所に有し、ロータ抜け止め爪片1aはアウターロータRのコギング停止状態での切り欠き部Cに臨む位置とは周方向に偏った位置に配置されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ポリゴンスキャナモータやディスク駆動装置などに関し、特に、ロータ抜け止め部材を備えたロータ着脱式モータに関する。
例えば特開平7−15905に開示のファンモータは、ロータケースの周壁部の内周側にロータマグネットを取着してステータ基板上を回転可能なアウターロータを備え、回転軸の係止溝に係り止まる抜け止め爪をスラスト受け部材に設けたものが知られている。この抜け止め爪と係止溝との係合によって、回転軸すなわちアウターロータのステータ基板からの抜けを防止できる。
特開平7−15905(図1、図2)
しかしながら、上記の抜け止め構造においては、抜け止め爪と係止溝とが一度係合すると、完成品の性能テストなどの結果に応じて、不具合のアウターロータを抜き出せなくなるため、正常なアウターロータに交換することができず、モータの歩留まりの向上に支障を生じる。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、アウターロータの抜け止め作用を持ちながらステータに対する軸方向の着脱を自由に選択可能なロータ着脱式モータを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、回転中心の周りに回転するアウターロータの構成要素として外周面又は内周面を持つ回転部材をステータ基板上に有し、アウターロータのステータ基板から軸方向の抜去動に対して回転部材の外周面又は内周面から径方向に張り出た鍔部の上面が当接するロータ抜け止め部材をステータ部材に設けたロータ着脱式モータであって、鍔部はロータ抜け止め部材が軸方向に通過可能な幅の切り欠き部を少なくとも1箇所に有し、ロータ抜け止め部材はアウターロータのコギング停止状態での切り欠き部に臨む位置とは周方向に偏った位置に配置されて成ることを特徴とする。
アウターロータをステータに装着するときは、軸を少し差し込んでからアウターロータを手回しで切り欠き部をロータ抜け止め部材に合わせた後、軸を最後まで差し込めば良い。このため、アウターロータのステータ装着後にロータ抜け止め部材を設けなくても済む。アウターロータの回転停止の終期はコギング停止状態となるが、ロータ抜け止め部材はアウターロータのコギング停止状態での切り欠き部に臨む位置とは周方向に偏った位置に配置されているため、切り欠き部はロータ抜け止め部材とは合致しないので、万が一、アウターロータに抜去力が作用しても、ロータ抜け止め部材が鍔部に当接した状態になるだけであり、アウターロータが抜け止めされている。性能テストなどの結果、アウターロータを抜去する場合は、アウターロータを手回しで切り欠き部をロータ抜け止め部材に合わせた後、抜き取れば良い。
ロータ抜け止め部材としてはステータ基板に樹脂製などの別部品を設けても構わないが、部品点数の削減を図るためには、金属製のステータ基板の一部を切り起して成ることが望ましい。
回転部材としては、回転軸でも構わないが、鍔部の形成の容易さを考慮すると、ロータケースであることが好ましい。この場合、鍔部は外側鍔部に限らず、内側鍔部としても良い。
なお、このロータ着脱式モータはロータケース上にポリゴンミラーを搭載して成るポリゴンスキャナモータなどに適用できる。
本発明は、アウターロータの抜け止め作用を持ちながらステータに対する軸方向の着脱を自由に選択可能なロータ着脱式モータを実現できる。
次に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例に係るポリゴンスキャナモータを示す斜視図、図2は同ポリゴンスキャナモータを示す半縦断面図である。
本例のポリゴンスキャナモータは流体動圧軸受装置を有するブラシレスモータで、この流体動圧軸受装置は、金属製ステータ板1にカシメ固定で起立した軸受ハウジング2と、この軸受ハウジング2の下端側にカシメ固定で中空部2aを塞ぎ、中空部2aの上側から挿入した回転軸5の軸端を受けるスラスト板3と、軸受ハウジング2内に挿入されたラジアル軸受4と、中空部2a内の潤滑流体の流体溜まりLと、回転軸5が通る軸挿通孔6aを有し、中空部2aの上端側を塞ぐ環状シール部材6とを備えて成る。軸受ハウジング2はその外周に積層コア7を有しており、この積層コア7にはコイル巻線8が巻装されている。
一方、アウターロータRは、回転軸5のうち環状シール部材6から軸方向上方へ突出した部分に嵌合固定された切削加工品の回転盤9と、この回転盤9のうち下向き筒状部又は環状突起のミラー載置部9aのカシメ突起Sでカシメ固定されて内周側にマグネットMを持つロータケース(ロータヨーク)10と、ミラー載置部9aの上に載置されたポリゴンミラー11と、回転軸5に螺合する止めネジ12でポリゴンミラー11をミラー載置部9aに押さえ込む押えバネ13とを有する。
ロータケース10は逆カップ状であり、その周壁部10aの外周面の下端から径方向外側に張り出た外側鍔部Fが一体成形されている。この外側鍔部Fにおける周方向90°毎には切り欠き部Cが形成さている。他方、金属製ステータ板1の一部にはロータ抜け止め爪片1aが切り起し形成されており、その頭部Hが外側鍔部Fの上方に位置している。この頭部Hの幅は切り欠き部Cの幅よりも狭くなっている。
本例のマグネットMは磁極数12の環状マグネットであり、ステータのコイル巻線8は3相となっているため、アウターロータRは周方向10°毎の36ポイントでコギング停止位置を持つ。図3はアウターロータのコギング停止状態の一例を示す平面図であるが、ロータ抜け止め爪片1aはコギング停止状態での切り欠き部Cに臨む位置とは周方向に5°偏った位置に配置されている。切り欠き部Cは必ずしも図3に示す状態でコギング停止するものではないが、4箇所の切り欠き部Cの停止位置はロータ抜け止め爪片1aから5°,15°,25°,35°,45°のいずれかの角度でずれた位置に停止する。
アウターロータRをステータに装着するときは、図4に示す如く、回転軸5を少しラジアル軸受4に差し込んでからアウターロータRを手回しで切り欠き部Cをロータ抜け止め爪片1aの頭部Hに合わせた後、回転軸5を最後まで差し込めば良い。このため、アウターロータRのステータ装着後にロータ抜け止め部材を設けなくても済むため、金属製ステータ板1の打ち抜き成形時にロータ抜け止め爪片1aを成形でき、部品点数及び組付工程を削減できる。アウターロータの回転停止の終期はコギング停止状態となり、例えば図3に示す状態で停止するが、ロータ抜け止め爪片1aはアウターロータRのコギング停止状態での切り欠き部Cに臨む位置とは周方向に偏った位置に配置されているため、切り欠き部Cはロータ抜け止め爪片1aとは合致しないので、万が一、アウターロータRに抜去力が作用しても、ロータ抜け止め爪片1aが外側鍔部Fに当接した状態になるだけであり、アウターロータRが抜け止めされている。性能テストなどの結果、アウターロータRを抜去する場合は、図4に示す如く、アウターロータRを手回しで切り欠き部Cをロータ抜け止め爪片1aに合わせた後、抜き取れば良い。
なお、上記実施例では外側鍔部Fに切り欠き部Cを形成してあるが、周壁部10aの内側に内側鍔部を形成し、この内側鍔部に切り欠き部を設けても良い。
本発明の実施例に係るポリゴンスキャナモータを示す外観斜視図である。 同ポリゴンスキャナモータを示す半縦断面図である。 ポリゴンスキャナモータのアウターロータのコギング停止状態の一例を示す平面図である。 同アウターロータを着脱する際のアウターロータ合わせ位置を示す平面図である。
符号の説明
1…金属製ステータ板
1a…ロータ抜け止め爪片
2…軸受ハウジング
2a…中空部
3…スラスト板
4…ラジアル軸受
5…回転軸
6a…軸挿通孔
6…環状シール部材
7…積層コア
8…コイル巻線
9…回転盤
9a…ミラー載置部
10…ロータケース(ロータヨーク)
10a…周壁部
11…ポリゴンミラー
12…止めネジ
13…押えバネ
C…切り欠き部
F…外側鍔部
H…頭部
L…流体溜まり
M…マグネット
R…アウターロータ
S…カシメ突起

Claims (4)

  1. 回転中心の周りに回転するアウターロータの構成要素として外周面又は内周面を持つ回転部材をステータ基板上に有し、前記アウターロータの前記ステータ基板から軸方向の抜去動に対して前記回転部材の外周面又は内周面から径方向に張り出た鍔部の上面が当接するロータ抜け止め部材をステータ部材に設けたロータ着脱式モータであって、
    前記鍔部は前記ロータ抜け止め部材が軸方向に通過可能な幅の切り欠き部を少なくとも1箇所に有し、前記ロータ抜け止め部材は前記アウターロータのコギング停止状態での前記切り欠き部に臨む位置とは周方向に偏った位置に配置されて成ることを特徴とするロータ着脱式モータ。
  2. 請求項1に記載のロータ着脱式モータにおいて、前記ロータ抜け止め部材は金属製の前記ステータ基板の一部を切り起して成ることを特徴とするロータ着脱式モータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のロータ着脱式モータにおいて、前記回転部材はロータケースであることを特徴とするロータ着脱式モータ。
  4. 請求項3に規定するロータ着脱式モータにおいて、前記ロータケース上にポリゴンミラーを搭載して成ることを特徴とするポリゴンスキャナモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013656A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd スキャナモーター
JP2011028203A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd スキャナモーター
CN112688447A (zh) * 2020-12-22 2021-04-20 白贺冰 一种易散热电机及制备方法

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