JP2012092685A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料タンク2のタンク内圧を検出するタンク内圧センサPS2と、大気圧を検出する大気圧センサPS1と、キャニスタ15と燃料タンク2を連通するベーパ通路14に設けられるベーパ制御弁14aと、所定の状態のときに、タンク内圧センサPS2の検出値と大気圧センサPS1の検出値と予め学習された補正値に基づいてベーパ制御弁14aを開閉制御する制御装置10と、を有する蒸発燃料処理装置1とする。そして、制御装置10は、大気圧を基準とするタンク内圧のゲージ圧を補正値で補正した補正ゲージ圧に基づいてベーパ制御弁14aを開閉制御することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば給油口が開かれるときに燃料タンク内の内圧が高いと、給油口からベーパが大気中に放出されて大気汚染の要因となることから、給油口が開かれるときは燃料タンクに発生しているベーパを蒸発燃料処理装置で回収して大気への放出を防止するように構成される。
特許文献1に開示されている蒸発燃料放出防止装置によると、燃料タンク内の圧力と大気圧に応じて制御弁を制御し、燃料タンク内の圧力を負圧に維持することができる。
さらに、制御装置は、タンク内圧検出手段がタンク内圧を検出するときの検出値と大気圧検出手段の検出値と学習された補正値に基づいて、ベーパ通路に備わる制御弁を開閉制御できる。
以下、本発明を実施するための第1の実施形態について、適宜図を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置は、例えば内燃機関と駆動用モータが備わるハイブリッド車両の内燃機関に燃料を供給する燃料供給系統に備わっている。
図1に示すように、図示しないハイブリッド車両の燃料供給系統は、燃料タンク2に貯留される燃料を燃料ポンプP1で汲み上げて燃料供給管9に流通させ、内燃機関であるエンジンEに供給する系である。
給油口3aには図示しないフュエルキャップが備わり、このフュエルキャップは、給油口3aを開閉可能に備わるフュエルリッド3bが開いたときに取り付けおよび取り外しが可能になるように構成される。フュエルリッド3bは、通常状態で開くことが不可能にロックされた状態(ロック状態)になるように構成される。例えば、運転者が操作するリッドスイッチSW1から出力される開指令を検出したときに制御装置10が出力する制御信号(例えば、電気信号)でロック状態が解除され、フュエルリッド3bを例えば運転者が開くことが可能な状態になり、さらに、フュエルキャップの取り外しが可能となる。または、制御装置10が開指令を検出したときに出力する制御信号で駆動する図示しないモータ等のアクチュエータで自動的に開く電動式であってもよい。
または、図示しないフュエルキャップに、リッドスイッチSW1から出力される開指令に基づいて制御装置10が出力する制御信号で開錠されるロック機構が備わる構成であってもよい。この場合、フュエルキャップが給油口3aに取り付けられたことを検出するキャップモニタから閉指令が出力されると、制御装置10がフュエルキャップをロックするようにロック機構を制御する構成が好ましい。
そこで、ハイブリッド車両には、燃料タンク2に発生するベーパを燃料タンク2の外部に排出するとともに燃料タンク2から排出されたベーパがハイブリッド車両の外部(大気中)に放出されることを防止する蒸発燃料処理装置1が備わっている。
また、キャニスタ15には、ドレインパイプ16を介してキャニスタフィルタ15aが接続され、ベーパが吸着されて除去された後の浄化された空気がキャニスタフィルタ15aを通過して大気に放出される。
キャニスタフィルタ15aではベーパが除去された後の空気に含まれる塵芥等が除去される。
具体的にベーパ制御弁14aは、リッドスイッチSW1からフュエルリッド3bの開指令が出力すると、その開指令を検出した制御装置10から出力される制御信号で開弁し、図示しないリッドモニタから閉指令が出力すると、その閉指令を検出した制御装置10から出力される制御信号で閉弁するように構成される。
なお、ベーパ制御弁14aは、フュエルリッド3bの開閉に同期して開閉する構成であってもよい。
また、ベーパ制御弁14aは、開度を調節可能な開度調節弁であってもよく、例えば制御装置10によって開閉制御されて、開閉および開度が調節される構成としてもよい。
この構成によって、エンジンEの駆動中には燃料タンク2内に発生しているベーパを燃料タンク2から排出し、エンジンEに供給(パージ)して燃焼することができる。
この場合のパージ量は、例えば、インテークマニホールド22の負圧から求める構成とすることができる。つまり、インテークマニホールド22の負圧が大きいときは燃料タンク2からキャニスタ15を経由してインテークマニホールド22に吸引される空気の量が増え、それにともなってキャニスタ15からインテークマニホールド22に送られるベーパの量も増える。したがって、燃料タンク2からのベーパのパージ量が増える。
このときに制御装置10が所定の状態と判定するパージ量の所定量は、例えば、エンジンEが駆動してハイブリッド車両が走行しているときのパージ量とすることができ、ハイブリッド車両やエンジンEなどの構成によって決定される特性値として実験計測等で決定することができる。
そこで、制御装置10は、給油時にベーパ制御弁14aを開弁して燃料タンク2に発生しているベーパをキャニスタ15に吸着させる。
また、タンク内圧が大気圧よりも高い場合に運転者が図示しないフュエルキャップを取り外すと、燃料タンク2内で発生した蒸発燃料が大気に放出されたり、燃料がフィラパイプ3を通って漏れ出したりする虞がある。そのため、制御装置10は、タンク内圧が減圧して大気圧と等しくなるまで、フュエルリッド3bの開指令が出力されてもフュエルリッド3bを開かないように構成される。
例えばトグル動作するリッドスイッチSW1から電圧の高低が操作信号として出力される構成とし、制御装置10は、一方の電圧値(例えば、低電圧)を開指令と認識し、他方の電圧値(例えば、高電圧)を閉指令と認識するように構成される。
そして制御装置10は、リッドスイッチSW1から開指令が入力されたとき、フュエルリッド3b(の駆動部)に、必要に応じて制御信号を送信してフュエルリッド3bのロック状態を解除する。
開度調節弁からなるベーパ制御弁14aが備わる場合、制御装置10は、タンク内圧が高いほどベーパ制御弁14aの開度を小さくし、タンク内圧が低くなるにしたがってベーパ制御弁14aの開度を大きくする。
以上のように、開度調節弁からなるベーパ制御弁14aが備わる場合、制御装置10はベーパ制御弁14aの開度を設定することができる。
タンク内圧センサPS2は、例えば、燃料タンク2と常時連通しているベーパ通路14に備わって燃料タンク2内の絶対圧力を検出する圧力センサであり、制御装置10は、タンク内圧を絶対圧力として検知することができる。
タンク内圧センサPS2が備わる部位は限定するものではないが、図1には、燃料タンク2とベーパ制御弁14aの間から伸びるタンク側圧力管30aにタンク内圧センサPS2が備わる構成例が図示されている。
また、大気圧センサPS1をキャニスタ15に備える構成のほか、図示しないパージ流量センサ(PAセンサ)や吸気圧センサ(MAPセンサ)を備える構成であってもよい。
そして、制御装置10は、このように算出する補正値Prevを図示しない記憶部(例えば不揮発性メモリ)に記憶する。このように補正値Prevを算出し、算出した補正値Prevを記憶する一連の動作を、制御装置10による補正値の学習と称する。
具体的に、制御装置10は、次式(1)で算出される圧力値を補正ゲージ圧とする。
補正ゲージ圧=(PTANK−PA)+Prev ・・・(1)
このように、補正ゲージ圧は、大気圧センサPS1の検出値PAとタンク内圧センサPS2の検出値PTANKに基づいて算出される、大気圧を基準とするタンク内ゲージ圧を、補正値Prevで補正した圧力値である。
また、開度調節弁からなるベーパ制御弁14aが備わる場合、制御装置10は、補正値Prevで補正された補正ゲージ圧に基づいてベーパ制御弁14aの開度を設定する。
つまり、補正ゲージ圧が正のときはタンク内圧が高い場合があるので、補正ゲージ圧が正のときには、ベーパ制御弁14aの開度や開速度を大きく設定することで、タンク内のベーパを速やかにキャニスタ15で吸着することができる。
この構成によって、制御装置10は、大気圧センサPS1とタンク内圧センサPS2の少なくとも一方に誤差が発生している場合であっても、その誤差を吸収して正確に補正ゲージ圧を算出でき、さらに、正確な補正ゲージ圧に基づいてベーパ制御弁14aを精度よく開閉制御できる。したがって、燃料タンク2から排気される空気がベーパ通路14を流れるときの流速を、タンク内ゲージ圧に応じた好適な流速に設定することができ、ベーパ通路14を流れる空気に含まれるベーパをキャニスタ15で好適に吸着(回収)できる。
また、燃料タンク2内のベーパを速やかにキャニスタ15で吸着するためにベーパ通路14を流れる空気の流速は高いほうが好ましい。
このことから、ベーパを含んでベーパ通路14からキャニスタ15に流れ込む空気の流速であって、ベーパを確実にキャニスタ15に吸着できる流速の最高速度を好適な流速とすることが好ましい。このような好適な流速は、蒸発燃料処理装置1の設計値としてキャニスタ15の吸着能力等に基づいて決定される。
具体的に制御装置10は、大気圧センサPS1の検出値PAとタンク内圧センサPS2の検出値PTANKから算出される、大気圧を基準とするタンク内ゲージ圧を補正値Prevで補正して補正ゲージ圧を算出し、算出した補正ゲージ圧に基づいてベーパ制御弁14aの開閉を制御する。
また、開度調節弁からなるベーパ制御弁14aが備わる場合、制御装置10は、補正ゲージ圧に基づいてベーパ制御弁14aの開度を設定する。
例えば、給油のためフュエルリッド3bを開くように、運転者によってリッドスイッチSW1が操作されてリッドスイッチSW1が出力するフュエルリッド3bの開指令を、制御装置10が検出すると(ステップS1)、制御装置10は補正値学習手順を開始し、大気圧センサPS1の検出値PAを取得する(ステップS2)。
そして、制御装置10は、大気圧センサPS1の検出値PAとタンク内圧センサPS2の検出値PTANKからタンク内ゲージ圧を算出し、ベーパ制御弁14aを開弁する(ステップS4)。なお、開度調節弁からなるベーパ制御弁14aの場合、制御装置10は、算出したタンク内ゲージ圧に応じたベーパ制御弁14aの開度を設定し、ベーパ制御弁14aを設定した開度で開弁することもできる。
このとき、学習した補正値Prevを有する場合、制御装置10は、前記した式(1)で算出される補正ゲージ圧をタンク内ゲージ圧とし、補正ゲージ圧に応じてベーパ制御弁14aの開度を設定する。
または、図示しないアクチュエータで自動的に開閉するフュエルリッド3bの場合、制御装置10はアクチュエータに制御信号を送信してフュエルリッド3bを開く。
このときの閾値は、タンク内圧センサPS2の検出感度等に基づいて適宜決定される値である。
このように、本実施形態に係る制御装置10は、パージ制御弁14aが開弁した後で、タンク内圧センサPS2の検出値PTANKの変動量が予め設定された閾値より小さくなったときに、タンク内圧が大気圧と等しくなったと判定する。
また、制御装置10は、フュエルリッド3bのロック状態が解除した状態を、タンク内圧と大気圧が等しくなった状態と判定する構成であってもよい。
この場合、制御装置10は、例えば、ベーパ制御弁14aが閉弁した状態でタンク内圧センサPS2の検出値PTANKが上昇したときや、図示しない油量計が検出する燃料タンク2内の燃料量が増加したときに、給油作業が開始されたと判定する構成とすればよい。
図3を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。
図3に示すように、第2の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1aは、図1に示す第1の実施形態に係る蒸発燃料処理装置1と異なって切替手段(三方弁30)を備え、タンク内圧センサPS2が燃料タンク2のタンク内圧を検出する状態と大気圧を検出する状態を切り替えることを可能にする。
その他、図3に示す燃料供給系統は図1に示す燃料供給系統と同じ構成である。そして、図3に示す燃料供給系統の構成要素のうち、図1に示す燃料供給系統の構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明は適宜省略する。
タンク内圧検出状態は、タンク内圧センサPS2がタンク内圧を検出する状態であって特許請求の範囲に記載される第1状態に相当し、大気圧検出状態は、タンク内圧センサPS2が大気圧を検出する状態であって特許請求の範囲に記載される第2状態に相当する。
そして、タンク内圧センサPS2の検出値PA2を大気圧センサPS1の検出値PAから減算した値、すなわち、「PA−PA2」を補正値Prevとする。
この構成によると、制御装置10は、所定の時間間隔で補正値を学習する。この場合、最後に算出した最新の補正値Prevを記憶する構成としてもよいし、時系列で実行される学習で求められる複数の補正値Prevを平均した値(移動平均値)を記憶する構成としてもよい。
制御装置10は、三方弁30を大気圧検出状態に切り替え(ステップS20)、大気圧センサPS1の検出値PAを取得する(ステップS21)。
ステップS25で制御装置10が待機する所定時間は、前記した適宜設定可能な所定の時間間隔とする。
なお、開度調節弁からなるベーパ制御弁14aの場合、制御装置10は、算出したタンク内ゲージ圧に応じたベーパ制御弁14aの開度を設定し、ベーパ制御弁14aを設定した開度で開弁することもできる。このとき、学習した補正値Prevを有する場合、制御装置10は、前記した式(1)で算出される補正ゲージ圧をタンク内ゲージ圧とし、補正ゲージ圧に応じてベーパ制御弁14aの開度を設定する。
そして制御装置10は、図示しないリッドモニタが出力するフュエルリッド3bの閉指令を検出しない間は(ステップS32→No)、フュエルリッド3bのロックを開錠した状態で待機し、図示しないリッドモニタが出力する閉指令を検出したときに(ステップS32→Yes)、フュエルリッド3bをロックする(ステップS33)。さらに制御装置10は、ベーパ制御弁14aを閉弁して(ステップS34)、手順をステップS20に戻す。
そして、ベーパ通路14を流れる空気に含まれるベーパをキャニスタ15で好適に吸着(回収)して、大気中へのベーパの放出を確実に防止できる。
このように、第2の実施形態に係る燃料供給系統に、トリガ動作するリッドスイッチSW1を備えることもできる。
例えば、ハイブリッド車両が駆動用モータで走行している場合、エンジンE(図1参照)は停止した状態であるため、ベーパ制御弁14aを開弁するとエンジンEでベーパを燃焼することができずベーパはキャニスタ15の吸着剤に吸着される。したがって、当該地域においては、ハイブリッド車両が駆動用モータで走行している場合にベーパ制御弁14aを開弁できない。
本発明は、このような地域において、特に優れた効果を奏するものである。
例えば、制御装置10は、フューエルリッド3b(図1参照)が開いていない場合にタンク内圧が大気圧と等しいとき、燃料タンク2から燃料がリークしていると判定できる。
しかしながら、大気圧センサPS1(図1参照)とタンク内圧センサPS2(図1参照)に誤差がある場合、燃料タンク2から燃料がリークしていてもタンク内圧センサPS2の検出値PTANKと大気圧センサPS1の検出値PAが等しくならず、制御装置10は燃料タンク2からの燃料のリークを正確に検出できない。
このように、大気圧センサPS1とタンク内圧センサPS2に誤差がある場合であっても、制御装置10は、補正値Prevを利用して燃料タンク2からの燃料のリークを判定できる。
2 燃料タンク
3b フュエルリッド
10 制御装置
14 ベーパ通路
14a ベーパ制御弁(制御弁)
15 キャニスタ
30 三方弁(切替手段)
E エンジン(内燃機関)
PS1 大気圧センサ(大気圧検出手段)
PS2 タンク内圧センサ(タンク内圧検出手段)
Claims (7)
- 内燃機関に供給する燃料を貯留する燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出手段と、
大気圧を検出する大気圧検出手段と、
前記燃料タンクに発生する蒸発燃料を吸着して回収するキャニスタと前記燃料タンクを連通するベーパ通路の途中に設けられる制御弁と、
所定の状態のときに、前記タンク内圧検出手段の検出値と前記大気圧検出手段の検出値と予め学習された補正値に基づいて前記制御弁を開閉制御する制御装置と、を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置。 - 前記制御装置は、
前記タンク内圧検出手段の検出値と前記大気圧検出手段の検出値に基づいて大気圧を基準とする前記タンク内圧のゲージ圧を算出するとともに、算出した前記タンク内圧のゲージ圧を前記補正値で補正した補正ゲージ圧に基づいて前記制御弁を開閉制御することを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。 - 前記制御装置は、前記タンク内圧が大気圧と等しくなる状態のときの前記タンク内圧検出手段の検出値と前記大気圧検出手段の検出値の差に基づいて前記補正値を学習することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記タンク内圧が大気圧と等しくなる状態は、前記燃料タンクの給油口を開閉可能に備わるフュエルリッドのロック状態が解除された状態であることを特徴とする請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記タンク内圧が大気圧と等しくなる状態は、前記制御弁が開弁した後に、前記タンク内圧検出手段の検出値の変動量が予め設定された閾値より小さい状態であることを特徴とする請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記タンク内圧検出手段が前記タンク内圧を検出する第1状態と、前記タンク内圧検出手段が大気圧を検出する第2状態と、を切り替える切替手段を備え、
前記制御装置は、前記所定の状態のときに前記切替手段を前記第1状態に切り替えて、前記タンク内圧検出手段の検出値と前記大気圧検出手段の検出値と前記補正値に基づいて前記制御弁を開閉制御し、
前記所定の状態以外のときに前記切替手段を前記第2状態に切り替えて、前記補正値を学習することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。 - 前記制御装置は、
前記切替手段を前記第2状態に切り替えたときの前記タンク内圧検出手段の検出値と前記大気圧検出手段の検出値の差に基づいて前記補正値を学習することを特徴とする請求項6に記載の蒸発燃料処理装置。
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