JP2012092639A - コンクリート部材の製造方法、及び、棒状部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】芯材と、前記芯材の外側に設けられ吸水性を有する吸水材とを備えた棒状部材を、型枠内に配置する配置工程と、前記棒状部材が配置された前記型枠内にコンクリートを打設する打設工程と、を有することを特徴とするコンクリート部材の製造方法。
【選択図】図3
Description
芯材と、前記芯材の外側に設けられ吸水性を有する吸水材とを備えた棒状部材を、型枠内に配置する配置工程と、
前記棒状部材が配置された前記型枠内にコンクリートを打設する打設工程と、を有することを特徴とする。
前記棒状部材は、前記吸水材の外側に設けられ外部から浸入する水を遮断する遮水材を備えることを特徴とする。
前記遮水材は、当該遮水材の外側にて硬化した前記コンクリートのひび割れに伴って、前記遮水材にて水の浸入が遮断された遮水状態が損なわれることを特徴とする。
前記遮水材の内側の面は撥水性を有し、前記遮水材の外側に親水性を有する親水材が一体に設けられていることを特徴とする。
前記吸水材と、前記遮水材とは、積層されてシート状をなしていることを特徴とする。
前記遮水材は、前記吸水材の外側に塗布された樹脂系接着剤の塗膜であることを特徴とする。
前記吸水材の外側に遮水材が設けられていないことを特徴とする。
前記吸水材は、水を吸収して膨張する部材であることを特徴とする。
前記吸水材は、ノニオン型の吸水性ポリマーであることを特徴とする。
前記棒状部材は、前記コンクリート部材に形成される目地部に対応する位置に配置されることを特徴とする。
芯材と、前記芯材の外面に設けられた吸水材とを備えたことを特徴とする。
前記吸水材の外側に設けられ外部からの水の浸入を遮断する遮水材を備えたことを特徴とする。
また、コンクリートに埋設された後には、コンクリートのひび割れと伴に遮水材が裂けることにより吸水材をひび割れに露出させることが可能である。
前記吸水材の外側に遮水材が設けられていないことを特徴とする。
前記吸水材は、ノニオン型の吸水性ポリマーであることを特徴とする。
前記芯材は、棒状に形成されたコンクリート組成物であることを特徴とする。
前記芯材は、パイプ材であることを特徴とする。
前記パイプ材の中空部にセメント組成物が充填されていることを特徴とする。
図1は、第1実施形態のコンクリート部材の製造方法で製造されるコンクリート壁10の断面図である。つまり、この第1実施形態では、コンクリート部材の一例としてコンクリート壁10が製造される。
この第1実施形態のコンクリート壁10の製造方法では、コンクリート壁10の施工の前に、まず、図2に示すように、塩化ビニル製パイプ24の内部に無収縮モルタル22を充填するとともに、塩化ビニル製パイプ24の外周に保護シート26を巻き付けた棒状部材20を予め製造しておく。棒状部材20の製造は、予め工場等にて製造して現場に搬入してもよいし、現場で製造してもよい。
このコンクリート壁10の製造方法では、図3の上段図に示すように、まず、コンクリート壁10の形状に合わせて型枠32を片側のみ組み立てる。このとき、化粧目地14を設ける位置に化粧目地14を形成するための目地用型材33を配置しておく。次に、縦筋30aと横筋30bとで格子状に形成された鉄筋30を一列配置する。そして、棒状部材20を化粧目地14が形成される位置に、即ち、目地用型材33と、壁厚方向に並ぶように鉄筋30に添えて配置する。さらに、格子状の鉄筋30を壁厚方向に互いに間隔を隔てて2列目を配置し、型枠32のもう片側を組み立てる(配置工程)。鉄筋30の縦筋30aは、目地用型材33及び棒状部材20と壁幅方向に位置を違えて配置する。このとき、横筋30bの、目地用型材33及び棒状部材20の近傍に位置する部位には、形成される化粧目地14の幅より十分に広い範囲において防錆剤を塗布したりステンレス材を巻き付けるなどの防錆処理18を施しておく。
図4の上段図に示すように、コンクリート壁10は、養生時の乾燥収縮によりひび割れ10aが発生する。このとき、コンクリート壁10内に埋設した棒状部材20が断面欠損部となるため、ひび割れ10aは化粧目地14に選択的に発生する。また、このとき、コンクリート壁10を形成するコンクリート12は、棒状部材20の外周部に設けられた親水シート29により保護シート26と一体をなしている。このため、コンクリート壁10の化粧目地14にひび割れ10aが発生すると、コンクリート12のひび割れ10aの発生に伴って、ひび割れた部位と一体となった部位が引っ張られて親水シート28と一体をなしている遮水シート28に裂け目が生じ、吸水性ポリマー27がひび割れ10aの部分に現れる。このとき、遮水シート28の吸水性ポリマー27側は撥水性を有しているので、コンクリート12側の遮水シート28と吸水性ポリマー27とは確実に縁切りされており、遮水シート28が引っ張られても吸水性ポリマー27は移動しない。
図5は、第2実施形態のコンクリート部材の製造方法で製造されるコンクリート壁10の断面図である。
前述の第1実施形態では、棒状部材20に係る塩化ビニル製パイプ24の外周を保護シート26で覆い、これにより、同外周には三層構造の被覆層として、吸水性ポリマー層27Lと、遮水層28Lと、親水層29Lとが順次内側から外側にかけて形成されていたが(図1)、この点につき、図5の第2実施形態では、パイプ24の外周には単層の被覆層として吸水性ポリマー層27Lだけが形成されており、遮水層28Lや親水層29Lは、吸水性ポリマー層27Lの外側に隣り合って設けられていない点で主に相違する。つまり、この第2実施形態の棒状部材20aにあっては、その外周面に、吸水材としての吸水性ポリマー27が略全面に亘って露出している。そして、このような棒状部材20aによれば、遮水層28Lや親水層29Lを省略できるので、棒状部材20aの製造手順の簡素化や部品点数の削減を図れて、結果、棒状部材20aを廉価に製造可能となる。
先ず、図7の上段図に示すように、型枠32、目地用型材33、縦筋30a、横筋30b、棒状部材20aをそれぞれ所定の設計位置に配置する(配置工程)。次に、図7の下段図に示すように、型枠32内に、コンクリート12を打設する(打設工程)。そして、コンクリート12の硬化後に、型枠32や目地用型材33等を取り外し、以上をもってコンクリート壁10が完成する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
10b セメント組成物、12 コンクリート、
14 化粧目地(目地部)、18 防錆処理、
20 棒状部材、20a 棒状部材、
21 芯材、
22 無収縮モルタル(セメント組成物)、24 塩化ビニル製パイプ(パイプ材)、
26 保護シート、
27 吸水性ポリマー(吸水材)、27L 吸水性ポリマー層(吸水材)、
28 遮水シート(遮水材)、28L 遮水層(遮水材)、
29 親水シート(親水材)、29L 親水層(親水材)、
30 鉄筋、30a 縦筋、30b 横筋、
32 型枠、33 目地用型材
Claims (17)
- 芯材と、前記芯材の外側に設けられ吸水性を有する吸水材とを備えた棒状部材を、型枠内に配置する配置工程と、
前記棒状部材が配置された前記型枠内にコンクリートを打設する打設工程と、を有することを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1に記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記棒状部材は、前記吸水材の外側に設けられ外部から浸入する水を遮断する遮水材を備えることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項2に記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記遮水材は、当該遮水材の外側にて硬化した前記コンクリートのひび割れに伴って、前記遮水材にて水の浸入が遮断された遮水状態が損なわれることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項2又は3に記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記遮水材の内側の面は撥水性を有し、前記遮水材の外側に親水性を有する親水材が一体に設けられていることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項2乃至4のいずれかに記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記吸水材と、前記遮水材とは、積層されてシート状をなしていることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項2乃至5のいずれかに記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記遮水材は、前記吸水材の外側に塗布された樹脂系接着剤の塗膜であることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1に記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記吸水材の外側に遮水材が設けられていないことを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記吸水材は、水を吸収して膨張する部材であることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項7に記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記吸水材は、ノニオン型の吸水性ポリマーであることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記棒状部材は、前記コンクリート部材に形成される目地部に対応する位置に配置されることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - コンクリート部材に埋設される棒状部材であって、
芯材と、前記芯材の外面に設けられた吸水材とを備えたことを特徴とする棒状部材。 - 請求項11に記載の棒状部材であって、
前記吸水材の外側に設けられ外部からの水の浸入を遮断する遮水材を備えたことを特徴とする棒状部材。 - 請求項11に記載の棒状部材であって、
前記吸水材の外側に遮水材が設けられていないことを特徴とする棒状部材。 - 請求項13に記載の棒状部材であって、
前記吸水材は、ノニオン型の吸水性ポリマーであることを特徴とする棒状部材。 - 請求項11乃至14のいずれかに記載の棒状部材であって、
前記芯材は、棒状に形成されたコンクリート組成物であることを特徴とする棒状部材。 - 請求項11乃至14のいずれかに記載の棒状部材であって、
前記芯材は、パイプ材であることを特徴とする棒状部材。 - 請求項16に記載の棒状部材であって、
前記パイプ材の中空部にセメント組成物が充填されていることを特徴とする棒状部材。
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