JP2012091327A - 印刷物製造方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルム28に接着層29が形成されるとともに、この接着層28に、微小な粒子31が樹脂に敷き詰められたようにされて形成されたコーティング層30が形成された印刷シート17に、輪郭用紫外線硬化型インクを用いて印刷しようとする図柄33の輪郭の形状に形成されたベース32を印刷するとともに印刷したベース32に紫外線を照射してベース32を硬化する。次に硬化したベース32に図柄用紫外線硬化型インクを用いて図柄33を印刷するとともに印刷した図柄33に紫外線を照射して図柄33を硬化する。次にフィルム28からベース32を剥がすことにより、輪郭を有する図柄33が形成された印刷物36が得られる。
【選択図】図3
Description
もに裁断機を不要にすることができる。しかも、印刷する図柄のデータに対する処理を不要にできるとともに、図柄の輪郭と裁断機の裁断位置とをメモリに記憶させる必要もなくなる。その結果、所望の輪郭を有する図柄の印刷物を安価に製造することが可能となる。
更に、コーティング層に微小な粒子を敷き詰めるように設けることで、印刷シートを上下に重ねても、上下の印刷シートは容易に剥離することが可能となる。
図1は、本発明にかかる印刷物製造方法の実施の形態の一例に用いられる印刷物製造装置の一例を模式的に示すブロック図、図2はこの例の印刷物製造装置を模式的にかつ部分的に示す図である。
印刷ヘッドユニット4は、印刷シート17の移動方向と直交する左右方向(印刷シート17の幅方向)に往復移動可能なキャリッジユニット6に設けられる。したがって、印刷ヘッドユニット4はキャリッジユニット6と一体的に往復移動する。この印刷ヘッドユニ
ット4は、図示しないが各インク毎にキャリッジユニット6の移動方向にシリアルに配設されてそれぞれ対応するインクを噴射するインク噴射ヘッドとして構成される。各インク噴射ヘッドにはそれぞれノズル(不図示)が設けられるとともに、各ノズルにはそれぞれインクが収納された圧力室が設けられる。各圧力室内のインクがそれぞれ個別に加圧されて対応するノズルから噴射される。そして、印刷ヘッドユニット4が前述のように往復移動しながら各ノズルからそれぞれインクを搬送ユニット3上の印刷シート17に噴射することで、印字が行われる。
り、これらの第1および第2の紫外線照射ユニット5a,5bは、ともにキャリッジユニ
ット6に設けられる。その場合、第1および第2の紫外線照射ユニット5a,5bはそれ
ぞれ印刷ヘッドユニット4をその移動方向に挟んで配設されている。そして、第1および第2の紫外線照射ユニット5a,5bは、それぞれ印刷ヘッドユニット4から噴射されて
印刷シート17に付着したUVインクに対して紫外線を照射する。
制御部9は、インターフェース(I/F)23、中央処理装置(CPU)24、メモリ25、およびユニット制御回路26を有する。そして、制御部9は、外部装置であるコンピュータ等の入力装置27から印刷データが入力されると、CPU24がこのデータをメモリ25に格納されているプログラムにしたがって演算処理する。更に、CPU24による演算処理の結果に基づいて、ユニット制御回路26が各ユニット2,3,4,5,6,7を
制御してすることで、印刷シート17に印刷データが印字される。
UVインクを用いてベース32が印刷される。このベース32は印刷しようとする図柄の輪郭を形成するものである。すなわち、入力装置27から印刷しようとする図柄とその輪郭が制御部9に入力されると、印刷物製造装置1は印刷ヘッドユニット4を作動して印刷シート17にその輪郭形状のベース32を印刷するとともに、第1および第2の紫外線照射ユニット5a,5bの少なくとも一方を作動して印刷したベース32に紫外線を照射す
る。これにより、印刷シート17に印刷されたベース32が硬化される。このベース32は輪郭を形成する部分であるため、ある程度の厚みを有するようにして強度を確保する必要がある。
り、ベース32に印刷された図柄33が硬化される。最後に、印刷ヘッドユニット4が、クリアーインク(CL)を用いて図柄33およびベース32の図柄33以外の部分をコーティングすることで、クリア層34が形成される。このクリア層34により、図柄33およびベース32の図柄33以外の部分の光沢性が高められる。こうして、コーティング層30の表面に所望の輪郭のベース32が形成されるとともに、このベース32に図柄33が印刷された印刷物基材35が製造される。なお、このクリアーインク(CL)のコーティングは、図柄33等の光沢性をそれほど求められない場合には省略することができる。
更に、コーティング層30に微小な粒子31を敷き詰めるように設けることで、印刷シート17が上下に重ねられても、上下の印刷シート17は接着層28が設けられても容易に剥がすことが可能となる。
Claims (3)
- フィルムに接着層が形成されるとともに前記接着層にコーティング層が形成された印刷シートに、輪郭用紫外線硬化型インクを用いて印刷しようとする図柄の輪郭の形状に形成されたベースを印刷するとともに印刷した前記ベースに紫外線を照射して前記ベースを硬化し、
次に硬化した前記ベースに図柄用紫外線硬化型インクを用いて前記図柄を印刷するとともに印刷した前記図柄に紫外線を照射して前記図柄を硬化し、
次に前記フィルムから前記ベースを剥がすことにより、前記輪郭を有する前記図柄が形成された印刷物を得る
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 前記コーティング層に微小な粒子が敷き詰められるように設けられている請求項1に記載の印刷物製造方法。
- 輪郭用紫外線硬化型インクおよび図柄用紫外線硬化型インクを供給するインク供給ユニットと、
前記インク供給ユニットから供給された前記輪郭用紫外線硬化型インクおよび前記図柄用紫外線硬化型インクを用いて、フィルムに接着層が形成されるとともに前記接着層にコーティング層が形成された印刷シートに図柄の輪郭の形状にされたベースを印刷するとともに前記ベースに図柄を印刷する印刷ヘッドユニットと、
前記印刷ヘッドユニットにより前記印刷シートに印刷された前記ベースおよび前記図柄に紫外線を照射して前記ベースおよび前記図柄を硬化する紫外線照射ユニットと、
前記印刷シートを搬送する搬送ユニットと、
前記インク供給ユニット、前記印刷ヘッドユニット、前記紫外線照射ユニット、および前記搬送ユニットを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする印刷物製造装置。
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KR20210119395A (ko) | 2019-01-24 | 2021-10-05 | 스미토모 세이카 가부시키가이샤 | 지방족 폴리카보네이트 |
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2010
- 2010-10-25 JP JP2010238254A patent/JP5640641B2/ja not_active Expired - Fee Related
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