JP2012086461A - 印刷媒体作成方法、印刷装置及びカッティング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷された記録媒体を任意形状にカットして印刷媒体を作成することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る印刷媒体作成方法は、画像情報に基づいて第1インクを記録媒体に印刷すると共に、カット情報に基づいて可視光では不可視の第2インクを記録媒体に印刷する印刷工程と、記録媒体に印刷された第2インクの位置を読み取って、カット位置を決定する読取工程と、読み取り工程で決定したカット位置にて記録媒体をカットするカット工程を行うことを特徴としている。
【選択図】図14
【解決手段】本発明に係る印刷媒体作成方法は、画像情報に基づいて第1インクを記録媒体に印刷すると共に、カット情報に基づいて可視光では不可視の第2インクを記録媒体に印刷する印刷工程と、記録媒体に印刷された第2インクの位置を読み取って、カット位置を決定する読取工程と、読み取り工程で決定したカット位置にて記録媒体をカットするカット工程を行うことを特徴としている。
【選択図】図14
Description
本発明は、紙、シート材などの記録媒体に印刷を行うとともに、カットすることで印刷媒体を作成する印刷媒体作成方法、及び、この印刷媒体作成方法において記録媒体に印刷を行う印刷装置、並びに、記録媒体をカットするカッティング装置に関するものである。
従来、印刷の分野では、所定形状を有する定形の印刷媒体のみならず、印刷された記録媒体を任意の形状にカット(裁断、切り抜き)する印刷媒体が用いられている。このような任意形状にカットされた印刷媒体は、各種商品や、看板などに貼付するステッカーなどに用いられている。
このような任意形状を有する印刷媒体の作成方法として、特許文献1には、図柄の輪郭内に形成される印刷部のデータに基づいてシート材に印刷を実行し、前記印刷部のデータの該輪郭に対する位置データに基づいてシート材の裁断を実行するグラフィック製品作成方法について開示されている。このグラフィック製品作成方法では、印刷と裁断を1台の機械で行うこともできるし、それぞれ独立したプリンタと裁断機で行うことも可能となっている。
印刷と裁断を独立したプリンター、裁断機にて行う場合には、シート材の印刷位置と裁断位置を合わせることが必要とされる。そのため特許文献1では、シート材上に基準トラックを印刷し、裁断機にて基準トラックを読み込み、印刷位置と裁断位置を合わせることが可能とされている。
特許文献1に開示されるグラフィック製品作成方法によれば、印刷されたシート材を位置データに基づいて裁断することで、所望形状のグラフィック製品を作成することが可能である。しかしながら、プリンターにおける印刷と裁断機による裁断の位置合わせを行う必要があり、シート材に基準トラックを印刷しなければならない。基準トラックを利用した位置合わせにおいては、プリンターと裁断機の間にて、基準トラックについて共通の取り決めが必要とされ、メーカーや機種が異なった場合などにおいて、印刷位置と裁断位置の位置合わせを行うことは簡単にはできない。
また、プリンターと裁断機が独立している場合、裁断機に対し印刷したシート材のみならず、裁断位置を示す位置データを供給する必要がある。そのため、裁断機を使用するユーザーは、印刷したシート材と位置データとを対応させる作業が必要となり、複数種類のグラフィック製品を作成する場合、ユーザーの作業は複雑になる。
前述の課題を解決するために、本発明に係る印刷媒体作成方法は、画像情報に基づいて第1インクを記録媒体に印刷すると共に、カット情報に基づいて可視光では不可視の第2インクを前記記録媒体に印刷する印刷工程と、前記記録媒体に印刷された前記第2インクの位置を読み取って、カット位置を決定する読取工程と、前記読み取り工程で決定したカ
ット位置にて前記記録媒体をカットするカット工程を行うことを特徴とするものである。
ット位置にて前記記録媒体をカットするカット工程を行うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る印刷装置は、第1インクを記録媒体に印刷する第1印刷部と、可視光では不可視の第2インクを前記記録媒体に印刷する第2印刷部と、画像情報に基づいて前記第1印刷部に印刷させるとともに、カット位置を決定するためのカット情報に基づいて前記第2印刷部に印刷させる制御部と、を有することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る印刷装置において、前記第2インクは、所定帯域光を反射するインクとするものである。
さらに、本発明に係る印刷装置において、前記第2インクは、磁気インクとするものである。
さらに、本発明に係る印刷装置において、前記第1インク、前記第2インクの少なくとも一方は、紫外線硬化型のインクとするものである。
また、本発明に係るカッティング装置は、記録媒体に印刷された可視光では不可視のインクの位置を読み取る読取部と、前記記録媒体をカットするカット部と、前記読取部で読み取ったインクの位置に基づいてカット位置を決定し、決定したカット位置にて、前記カット部に前記記録媒体をカットさせることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るカッティング装置において、前記可視光では不可視のインクは、所定帯域光を反射するインクであり、前記読取部は、前記所定帯域光を照射し、その反射光を検出することで不可視インクの位置を読み取ることとしている。
さらに、本発明に係るカッティング装置において前記可視光では不可視のインクは、磁気インクであり、前記読取部は、磁気を読みとることで不可視インクの位置を読み取ることとしている。
以上、本発明の印刷媒体作成方法によれば、印刷装置とカッティング装置とがそれぞれ独立した装置である場合においても、第2インクにてカッティング位置を直接示すカッティング情報を印刷しておくことで、カッティング装置では、記録媒体の位置合わせを行う必要もなく、また、カッティング位置を示す情報を別途必要とすることなく、記録媒体をカットすることが可能となる。さらに、印刷された第2インクは、可視光では不可視状態となっているため、出来上がった印刷媒体の美観を損なうこともない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の実施形態に係る液体噴射装置が用いられた印刷装置10(プリンター)の概要を示す図であり、シリアルヘッド方式のインクジェット記録装置である。また、図2は印刷装置10の全体構成のブロック図である。図3は印刷装置10におけるキャリッジ14に搭載されるヘッドユニット150及び紫外線照射ユニット160を説明する図である。また、図4は印刷装置10のインクの流路を示す図である。
印刷装置10は、図1に示すように、棒状のガイドレール12を有しており、このガイドレール12には、キャリッジ14が支持されている。このキャリッジ14は、キャリッジ駆動ユニット140(図2参照)によって主走査方向(第1の方向)をガイドレール12に沿って往復移動するようになっている。
キャリッジ14の中央部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の色インク、並びに、カット用インク(Cut)を記録媒体Sに吐出するノズルを形成してなるヘッドユニット150が搭載されている。ヘッドユニット150で吐出されるインクのうちイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色インクは、主として画像記録用インクとして、上位装置であるコンピューター1等から受信した画像情報に基づいた所定画像の描画のために用いられる。一方、ヘッドユニット150で吐出されるカット用インク(Cut)は、上位装置であるコンピューター1等から受信したカット情報、もしくは、受信した画像情報に基づいて生成されるカット情報に基づいて、カット位置を描画するために用いられる。
なお、画像記録用インクであるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の色インクを「第1インク」と、また、カット位置を描画するインクであるカット用インク(Cut)インクを「第2インク」と定義する。また、以下において、イエローやイエローインクのこと「Y」などと略記することがある。さらに、第1インクを印刷する諸構成を第1印刷部、第2インクを印刷する諸構成を第2印刷部と定義する。
コンピューター1は、印刷を行う画像に応じた画像情報を、プリンタドライバを介して印刷装置10に送る。画像情報には、媒体の各画素についてインク色毎にインクを吐出するか否かを示す画素データが含まれている。
なお、本実施形態で使用する各インクは、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化型のUVインクである。紫外線硬化型のインクとしては、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インク、カチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インク、及びラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクが適用可能である。なお、インクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光、例えば電子線、X線、赤外線等で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用されてもよい。
画像記録用インクである第1インクは、各色に対応する顔料にて着色されている。また、カット用インクである第2インクは、無色透明のインクであって、記録媒体に印刷され
たときには可視光では不可視な状態となる。また、カット時において各種センサーにて読み取り可能となるものが使用され、所定の帯域の光を反射するインク、記録媒体や他のインクとは異なる反射率を有するインク、あるいは、磁性体を混入させた磁気インクなどが用いられる。例えば、紫外光を反射するインクを用いた場合には、紫外光照射し反射光をセンサーで検出することで記録媒体から直接、カット位置を読み取ることが可能となる。他の形態のインクを使用する場合にも、当該インクに応じた各種センサーが使用される。
たときには可視光では不可視な状態となる。また、カット時において各種センサーにて読み取り可能となるものが使用され、所定の帯域の光を反射するインク、記録媒体や他のインクとは異なる反射率を有するインク、あるいは、磁性体を混入させた磁気インクなどが用いられる。例えば、紫外光を反射するインクを用いた場合には、紫外光照射し反射光をセンサーで検出することで記録媒体から直接、カット位置を読み取ることが可能となる。他の形態のインクを使用する場合にも、当該インクに応じた各種センサーが使用される。
また、本発明による印刷装置10に用いられる記録媒体Sしては、普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の材質からなる記録媒体Sが適用可能であるが、本実施形態では、特に、所謂軟包装に用いられる透明又は半透明の非吸収性の樹脂製フィルムが好適に用いられる。
記録媒体Sとしての樹脂製フィルムが透明又は半透明媒体である場合、表刷りのみならず裏刷りも可能となる。なお、樹脂製フィルムの樹脂としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PS(ポリエステル)、PP(ポリプロピレン)等が好適に用いられる。
上記のようなヘッドユニット150は、コントローラー110及び駆動信号生成回路117に接続されており、ヘッドユニット150に対しては、駆動信号COM、インクの吐出を制御するための信号などが送られる。
キャリッジ14におけるヘッドユニット150の両側部には、ノズルから記録媒体Sに吐出されたインクに対して紫外線を照射する光照射装置としての紫外線照射ユニット160が、ヘッドにおける主走査方向(第1の方向)と直交し記録媒体Sを搬送する副走査方向(第2の方向)の上流側端部から下流側端部にわたってそれぞれ設けられている。
キャリッジ14の移動可能範囲の中央部分は、記録媒体Sに記録を行う記録領域とされており、この記録領域には、記録媒体Sを非記録面側から水平に支持するプラテン9が設けられている。
また、印刷装置10には、複数の搬送ローラー13等により構成され、副走査方向(第2の方向)に記録媒体Sを送るための記録媒体搬送ユニット130(図2参照)が設けられている。記録媒体搬送ユニット130は、画像記録時において、キャリッジ14の動作に合わせて、記録媒体Sの搬送と停止とを繰り返して記録媒体Sを間欠的に搬送する。
また、印刷装置10の筐体上面(不図示)には、例えばタッチパネルにより構成され、ユーザーが各種設定を行うことのできる入力操作ユニット120が設けられている。
図2は、本実施形態における印刷装置10を制御するブロック図を示したものである。コントローラー110は、たとえば、CPU111、ROM112、RAM113からなり、ROM112に記録された処理プログラムをRAM113に展開してCPU111によりこの処理プログラムを実行するようになっている。また、印刷装置10のコントローラー110とコンピューター1を接続するためインターフェイス105が設けられている。
コントローラー110は、前述の処理プログラムに従い、記録媒体搬送ユニット130、キャリッジ駆動ユニット140、ヘッドユニット150、紫外線照射ユニット160等の動作状況等のステータスに基づいて各部材の動作を制御する。また、キャリッジ位置検出器180は、キャリッジ14の原点位置を検出する位置検出センサ(不図示)等から構成されており、これによる検出情報はコントローラー110に入力されるように構成され
、キャリッジ駆動ユニット140の駆動処理に利用される。
、キャリッジ駆動ユニット140の駆動処理に利用される。
駆動信号生成回路117は、ヘッドユニット150を駆動する駆動信号を生成する。駆動信号生成回路117は、コントローラー110から、駆動信号COMの波形に関するデータを取得する。そして、この波形に関するデータに基づいて電圧信号を生成し、これを電力増幅することでヘッドユニット150を駆動するための駆動信号を生成する。
紫外線照射ユニット160は、媒体に吐出されたUVインクに対して紫外線を照射してUVインクを硬化させるための装置である。紫外線照射ユニット160の光源としては、例えば、紫外線を発生するUV−LED(Ultra Violet Light Emitting Diode)などによって構成される。そして、コントローラー110からの制御により紫外線の照射率が制御できるようになっている。このようにすることで、記録媒体Sの各位置おいて紫外線を照射する量を変化させることもできるようになっている。なお、前記光源としては他にメタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等が利用可能である。
次に、印刷装置10のキャリッジ14に搭載されるヘッドユニット150について図3を参照して説明する。図3はキャリッジ14の底面(記録媒体Sと対向する面)を概略的に示している。図示するように、ヘッドユニット150は、副走査方向に複数のノズルが並んで形成されたノズル列151〜155を備えている。本実施例では、各ノズル列は、180個のノズルから形成されている。なお、ノズル列におけるノズル数については、図では略記している。ノズル列151〜154は、ヘッドユニット150から吐出されるインク(第1インク)のインク色に対応している。すなわち、ノズル列151〜154は、シアンインク吐出用ノズル列151、マゼンタインク吐出用ノズル列152、イエローインク吐出用ノズル列153、ブラックインク吐出用ノズル列154から構成されている。また、これらノズル列151〜154に隣接してカット用インク吐出ノズル列155が配置されている。
なお、本実施例では、各インク色に対応するノズル列は、ノズルが1列に並んで構成されるが、1つのノズル列におけるノズルの配置は、特に限定するものではなく、例えば、ノズルが複数列に並び、かつ、複数列のノズルが千鳥状となるように構成されてもよい。
また、図3に示すヘッドユニット150においては単一のヘッド構造体にノズル列151乃至155の全てのノズル列が設けられた構成であるが、ノズル列151乃至155の各ノズルをそれぞれ異なったヘッド構造体として、これらをキャリッジ14に搭載するような構成とすることもできる。このような異なったヘッド構造体を構成する際には、1つのノズル列に対応して1つのヘッド構造体を構成するようにしてもよいし、複数のノズル列に対応して1つのヘッド構造体を構成するようにしてもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る印刷装置のインクの流路を示す図である。この図では、インクカートリッジ171からヘッドユニット150に対するインクの供給、並びに、ヘッドユニットから廃液タンク177へのインクの回収経路が記載されている。
図3にて説明したヘッドユニット150には、インクカートリッジ171に格納された各インクタンクから固定流路172、インク供給チューブ173を介してインクが供給される。図面の関係上、インクカートリッジ171と固定流路172の間の流路は省略している。固定流路172とヘッドユニット150の間は、可撓性のあるインク供給チューブ173にて接続される。なお、固定流路172、インク供給チューブ173内では、インク毎にヘッドユニット150に供給することが可能となっている。印刷時には、キャリッジ14がガイドレール12上を移動することとなるが、インク供給経路を妨げることなく
インク供給チューブ173が柔軟に曲がることで各種インクの供給が可能となっている。
インク供給チューブ173が柔軟に曲がることで各種インクの供給が可能となっている。
また、本実施形態の印刷装置には、ヘッドユニット150に設けられたノズルの目詰まりを防止するため、印刷用とは別途、ヘッドユニット150から吐出されるインクの回収経路が設けられている。吸引キャップ174は、印刷休止時にヘッドユニット150に付着するインクを取り除くための機構である。この吸引キャップ174は、印刷休止時にヘッドユニットが待避する位置(図の位置)に設けられ、昇降することでヘッドユニット150を覆うように構成されている。印刷休止時に吸引キャップ174がヘッドユニット150を覆い、吸引ポンプ176にて吸引することで、ヘッドユニット150、特にノズルに残っているインクを取り除き、廃液タンク177に回収する。
さらに、本実施形態の印刷装置には、フラッシングを行うためのフラッシングボックス175が設けられている。ここで、フラッシングとは、インクのノズル付近の増粘したインクを強制的にノズルから吐出して打ち捨てることによって、ノズル付近に適正な粘性を有するインクを供給させる動作である。フラッシングを行うことによって、ノズルの目詰まりなどを防止し、適切な印刷が行えるようになる。ヘッドユニット150は、コントローラー110からの指令に基づき、フラッシングボックス175上方に移動してこのフラッシングを実行する。
フラッシングボックス175には、このようにヘッドユニット150のノズルからうち捨てられたインクを貯留する部材であり、適宜タイミングで貯留するインクを吸引ポンプ176で吸引し、廃液タンク177に回収する。
次に、以上のように構成される本発明の実施形態に係る印刷装置10における印刷動作を説明する。コンピューター1から画像情報とともに印刷開始の指令が入力されると、コントローラー110は、図5に示すような印刷動作を各ユニットに実行させるような制御を行う。なお、カット位置を示すカット情報は、画像情報と一緒にコンピューター1から入力されるものであってもよいし、印刷装置10のコントローラー110において、画像情報に基づいて生成することとしてもよい。カット情報を生成する場合には、コントローラー110にて画像情報の輪郭を抽出し、当該輪郭に応じたカット情報が生成される。
図5は、本発明の実施形態に係る印刷動作を説明する図であり、キャリッジ14と記録媒体Sを主走査方向からみた模式図である。図5において、紙面に垂直な方向が主走査方向(第1の方向)であり、紙面の左側から右側に向かう方向が副走査方向(第2の方向)である。また、キャリッジ14が紙面の奥側から手前側に進む方向を往方向、紙面の手前側から奥側に進む方向を復方向として定義する。
キャリッジ14が往方向又は副方向に移動するのに伴い、キャリッジ14に搭載されたヘッドユニット150のノズル列151〜155からインクが選択的に吐出される。これによって、記録媒体S上(或いは、既に記録媒体S上に形成されたドット群上)に新たなドット群が形成される。このような動作が繰り返されることによって、記録媒体S上には、所定の画像が印刷されるようになっている。
以下、「画像ドット群」、「カット位置ドット群」なるドット群の概念に基づいて説明を行うが、「画像ドット群」は画像情報に基づいてヘッドユニット150のノズル列151〜154からインクを噴射させて形成されるものであり、印刷物を参照した際、文字や絵として認識されるドット群である。また、「カット位置ドット群」は、コンピューター1から直接入力されたカット情報、あるいは、入力された画像情報に基づいて生成されたカット情報に基づいてヘッドユニット150のノズル列155からカット用インクを噴射させて形成されるものであり、記録媒体Sのカット位置を直接示すドット群である。
図5(A)は、キャリッジ14を往方向に移動させながら、Y、M、C、Kの画像記録用インクノズル列151〜154から画像情報に基づいてインク(第1インク)を噴射し、画像ドット群を形成している状態を示している。形成された画像ドット群は、UV照射ユニット160から照射される紫外線にて硬化(記録媒体Sに定着)される。
図5(B)は、キャリッジ14を往方向に移動させながら、カット用インク吐出ノズル列155からカット情報に基づいてカット用インク(第2インク)を噴射し、記録媒体S上にカット位置ドット群を形成している様子を示している。本実施形態では、このカット用インク(第2インク)も先の第1インクと同様、紫外線硬化型のインクを使用したものとなっており、第1インクと同様、UV照射ユニット160から照射される紫外線にて硬化される。このように第2インクを第1インクと同タイプの硬化型インクを使用することで、インク硬化のための手段を兼用することが可能となる。
図5(C)はノズル列の長さに相当する分、キャリッジ駆動ユニット140によって記録媒体Sを搬送させている状態を示している。図5(D)は、先の図5(A)と同様に、画像記録用インクノズル列151〜154から画像情報に基づいてインク(第1インク)を噴射し、画像ドット群を形成している状態を示している。このように、図5(A)〜図5(D)の動作を繰り返すことで、記録媒体S上にフラッシングドット群、カット位置ドット群が形成される。なお、この図では、印刷の動作を説明するため、画像ドット群、カット位置ドット群が記録媒体S上で積層されて示されているが、実際の記録媒体S上での印刷状態は、画像情報そしてカット情報に対応したものとなる。
図6は、図5の動作によって記録された印刷状態を模式的に示す図である。本実施形態では、記録媒体Sについて画像ドット群、カット位置ドット群が印刷された側から観察する表刷りタイプの印刷となっている。図中、EPは観察者の視点を示している。この場合、カット位置ドット群は、画像ドット群よりもEP側に位置することとなるが、カット位置ドット群は、可視光では不可視の状態であるため、積層された場合においても画像ドット群が観察されることとなる。さらに、記録媒体Sをカットする場合には、EP側から第2インクを読み取ることのできるセンサーにてカット位置ドット群を読み取ることが可能となる。
図7は、本発明の実施形態に係る印刷後の記録媒体を模式的に示した図である。図7(a)は、記録媒体Sの上面模式図を、図7(b)は、上面図に記載されたA−A’間の断面模式図を示している。説明のため、画像情報として1つの星形を用いているが、複雑な図形そして1つの記録媒体S上に複数の図形を設けることも可能である。本実施形態では、画像ドット群の外側にカット位置ドット群が線上に設けられている。図では破線で示されているが、実際には連続したラインであって不可視の状態で印刷される。カット位置ドット群は、カット情報に基づいて印刷されることとなるが、このカット情報は、コンピューター1から直接入力されるものであってもよいし、印刷装置10側で画像情報に基づいて生成させるものであってもよい。この場合、画像情報の輪郭に対して所定のマージンを加算することでカット情報を生成することができる。マージンの設定は、印刷装置10の入力操作ユニット120から設定可能としてもよい。
図8は、図7と同様、本発明の実施形態に係る印刷後の記録媒体を模式的に示した図である。この場合、カット位置ドット群は、画像ドット群の内側に対して設定されており、図では白の破線(実際には、連続したラインであって不可視の状態)で示されている。この場合においても、カット情報は、コンピューター1から入力されるものであってもよいし、画像情報に基づいて生成されるものであってもよい。この場合、画像情報の輪郭に対して所定のマージンを減算することでカット情報を生成することができる。本実施形態で
は、画像ドット群の内側にカット位置ドット群を設定しているため、カット位置にてカットするときにずれが生じた場合においても、周囲に非印刷領域のない印刷媒体を作成することが可能となる。
は、画像ドット群の内側にカット位置ドット群を設定しているため、カット位置にてカットするときにずれが生じた場合においても、周囲に非印刷領域のない印刷媒体を作成することが可能となる。
図9は、図8と同様、画像ドット群の内側にカット位置ドット群を設定した場合における印刷後の記録媒体を模式的に示した図である。図7、図8ではカット位置ドット群をライン状に形成したのに対し、本実施形態では、面状に形成している点で異なっている。すなわち、図9(a)においてカット位置ドット群は、白の破線内部を埋めるように形成される。この実施形態では、カット位置ドット群の輪郭位置がカット位置として認識されることとなる。また、本実施形態では、カット位置ドット群を形成する第2インクとして、透明インク(CL:クリア)を用いることで、カット位置の検出と画質向上を両立させることが可能となる。すなわち、透明インクを画像ドット群の表面に印刷することで、下側に位置する画像ドット群の平滑感や光沢感、或いは高解像感の視覚的向上を図ることが可能となる。
図10は、本発明の他の実施形態に係る印刷後の記録媒体を模式的に示す図である。図6〜図9の実施形態は、画像ドット群が印刷された側から観察される表刷りタイプであったのに対し、図10の実施形態では、記録媒体Sに樹脂製フィルムなど透明もしくは半透明の記録媒体Sを用いた裏刷りタイプとなっている。このような裏刷りタイプの印刷媒体では、画像ドット群の擦過に対し耐久性を保持することが可能となる。この場合、印刷媒体を商品などに添着し、記録媒体S側から画像ドット群が観察される。この裏刷りタイプの印刷では、表刷りタイプの場合とは逆の順番、すなわち、カット位置ドット群、画像ドット群の順に印刷される。
以上、本発明の実施形態に係る記録媒体の印刷について、記録ヘッドが記録媒体Sに対して移動するシリアル方式の印刷装置を例に取って説明したが、インクを噴射する記録ヘッドが記録媒体Sの搬送方向と異なる幅方向にわたって固定されたラインヘッド方式など他の方式の印刷装置を用いるものであってもよい。
次に、印刷された記録媒体Sをカット(裁断)するカッティング装置について図11〜図14を用いて説明する。図11は、本発明の実施形態に係るカッティング装置の概要を示す図である。また、図12は、本発明の実施形態に係るカッティング装置の制御構成を示すブロック図。図13は、本発明の実施形態に係るカッティング装置の処理を示すフロー図である。図14は、カッティング装置にて形成される印刷媒体を示す図である。
本実施形態に係るカッティング装置20は、記録媒体搬送ユニット230、カッティングヘッド24、読取ユニット260を主な構成として備えている。
記録媒体搬送ユニット230は、その表面に記録媒体を固定するとともに、図に示す記録媒体搬送方向(副走査方向)に移動可能となっている。本実施形態では、副走査方向に記録媒体Sが移動すると共に、それと直交する主走査方向にカッティングヘッド24が移動することで、記録媒体Sを適宜形状にカットする(切り抜く)ことができる。カット時における位置ずれを防ぐため、記録媒体Sは静電吸着手段、空気吸着手段または爪など機械的固定手段を用いて記録媒体搬送ユニット230上に固定される。なお、本実施形態では、第2インクを用いたカット情報が印刷されているため、記録媒体Sに対して記録媒体搬送ユニット230上における正確な位置合わせを行う必要がない。
カッティングヘッド24は、棒状のガイドレール2上を移動可能とされている。また、記録媒体Sをカットするためのカッター25が設けられている。カッター25は、カッター昇降ユニット250にて昇降可能とされており、下降状態では記録媒体Sのカットを行
うと共に、上昇状態では任意のカット位置に移動可能となっている。カッター25には、刃物で構成されたスイベルナイフ方式あるいは回転方式の他、超音波カッター、レーザーカッター、ヒートカッターなど任意のものを採用することができる。
うと共に、上昇状態では任意のカット位置に移動可能となっている。カッター25には、刃物で構成されたスイベルナイフ方式あるいは回転方式の他、超音波カッター、レーザーカッター、ヒートカッターなど任意のものを採用することができる。
読取ユニット260は、記録媒体Sに印刷されたカット位置ドット群を読み取る読取部として機能する。カット位置ドット群は、可視光では不可視の状態となっているため、カット位置ドット群を印刷した第2インクに対応する読取部が設けられることとなる。ここでは、第2インクに所定の帯域の光を反射するインクを用いた実施形態となっており、所定帯域光を含む照射光を照射すると共に、その反射光を受光センサーで検出することで第2インクにて印刷されたカット位置ドット群の位置、すなわち、カット位置を検出することが可能となっている。
本実施形態の読取ユニット260は、記録媒体Sの幅方向にわたって延在した形態となっており、記録媒体搬送ユニット230にて記録媒体Sを副走査方向に移動させることで、カット位置ドット群の位置を検出することが可能となっている。
図12は、本発明の実施形態に係るカッティング装置の制御構成を示すブロック図である。コントローラー210は、たとえば、CPU211、ROM212、RAM213からなり、ROM212に記録された処理プログラムをRAM213に展開してCPU211によりこの処理プログラムを実行するようになっている。また、カッティング装置20のコントローラー210とコンピューター2を接続するためインターフェイス205が設けられている。カッティング装置を制御するコンピューター2は、前述した印刷装置10を制御するコンピューター1と同じものであっても、異なるものであっても構わない。
コントローラー210は、前述の処理プログラムに従い、記録媒体搬送ユニット230、カッティングヘッド駆動ユニット240、カッター昇降ユニット250、読取ユニット260等の動作状況等のステータスに基づいて各部材の動作を制御する。また、カッティングヘッド位置検出器280は、カッティングヘッド24の原点位置を検出する位置検出センサ(不図示)等から構成されており、これによる検出情報はコントローラー210に入力されるように構成され、カッティングヘッド駆動ユニット240の駆動処理に利用される。
コントローラー210は、読取ユニット260にて読み取ったカット位置ドット群に基づいてカッティング位置を決定し、記録媒体搬送ユニット230、カッティングヘッド駆動ユニット240にてカッター25をカット位置に移動させる。カット位置に移動した後、カッター昇降ユニット250にてカッター25を下降させ、再び、記録媒体搬送ユニット230、カッティングヘッド駆動ユニット240にてカット位置に追従するようカッター25を移動させ、記録媒体Sをカットする。
入力操作ユニット220は、カッティング装置20に対して各種設定を行うことのできる入力手段である。例えば、読取ユニット260にて読み取ったカット位置と、カッター25にてカットされた位置とがずれていた場合の補正量を指定したり、読み取ったカット位置ドット群に対する実際のカット位置のマージン量を指定することが可能となっている。
図13は、本発明の実施形態に係るカッティング装置の処理を示すフロー図である。本実施形態では、記録媒体S上のカット位置を決定する読取工程を行った後、記録媒体Sをカットするカット工程を実行することとしている。処理プログラムによる処理が開始されると、まず、記録媒体搬送ユニット230にて記録媒体Sを移動させ、読取ユニット260にて記録媒体S全域にわたるカット位置ドット群が読み取られる(S103〜S104
)。
)。
読取が終了すると、読み取ったカット位置ドット群に基づきカット位置が決定される。図7、図8で説明したように、カット位置ドット群がライン状に形成されている場合には、当該ラインがカット位置となる。また、図9で説明したようにカット位置ドット群が面状に形成されている場合には、面の輪郭部分がカット位置として決定される。なお、入力操作ユニット220等にてマージン量が指定されている場合には、ラインあるいは面の輪郭部分からマージン量の分だけ内側あるいは外側のラインがカット位置とされる。このようにして決定されたカット位置は、S106にてRAM213に一時的に記憶される。
このように読取工程が終了すると、記憶したカット位置に基づくカット工程(S107〜S108)が開始される。カット工程では、記録媒体搬送ユニット230、カッティングヘッド駆動ユニット240、カッター昇降ユニット250を駆動して、カット位置に基づき記録媒体Sをカットする。
図14は、カッティング装置20にて形成される印刷媒体を示す図である。この図では、図7で説明した記録媒体Sをカットした状態が示されている。このようにカッティング装置では、カット位置ドット群を読み取って記録媒体Sをカット(切り抜く)ことで、所望形状の印刷媒体を得ることが可能となる。また、カット位置を示す情報が、カット位置ドット群として記録媒体Sに印刷されているため、別途カットするための情報をカッティング装置20に供給する必要もない。さらに、カット位置ドット群は、可視光では不可視の状態とされているため、例えば、カット位置ドット群上をカットし、印刷媒体周囲にカット位置ドット群が残っている場合においても出来上がった印刷媒体の美観を損なうことがない。
本実施形態では、記録媒体Sの幅方向にわたる読取ユニット260を使用することとしたが、読取ユニット260は、カッティングヘッド24に併設することとしてもよい。図15は、本発明の他の実施形態に係るカッティング装置の概要を示す図である。本実施形態において読取ユニット260は、カッティングヘッド24と一体になって構成されており、ガイドレール22上を移動可能とされている。このような実施形態では、読取ユニット260にてカット位置ドット群を読み取りつつ、カッター25による記録媒体Sのカットを行うことも可能となる。すなわち、前実施形態では、読取工程とカット工程とを分けて行っていたのに対し、両工程を同時に行うことが可能となる。
以上、本実施形態では、印刷装置とは独立したカッティング装置について説明したが、印刷装置にて印刷された記録媒体を、カッティング装置に供給する場合においても、印刷媒体を供給するだけで、記録媒体をカットして印刷媒体を作成することが可能となる。なお、本実施形態で説明した印刷装置とカッティング装置の機能を備えた1つの装置にて実現するものであってもよい。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…コンピューター、10…印刷装置、12…ガイドレール、13…搬送ローラー、14…キャリッジ、19…プラテン、105…インターフェイス、110…コントローラー、111…CPU、112…ROM、113…RAM、117…駆動信号生成回路、120…入力操作ユニット、130…記録媒体搬送ユニット、140…キャリッジ駆動ユニット、150…ヘッドユニット、151…(シアンインク)ノズル列、152…(マゼンタインク)ノズル列、153…(イエローインク)ノズル列、154…(ブラックインク)ノ
ズル列、155…(カット用インク)ノズル列、160…紫外線照射ユニット、171…インクカートリッジ、172…固定流路、173…インク供給チューブ、174…吸引キャップ、175…フラッシングボックス、176…吸引ポンプ、177…廃液タンク、180…キャリッジ位置検出器、2…コンピューター、20…カッティング装置、22…ガイドレール、24…カッティングヘッド、25…カッター、205…インターフェイス、210…コントローラー、211…CPU、212…ROM、213…RAM、220…入力操作ユニット、230…記録媒体搬送ユニット、240…カッティングヘッド駆動ユニット、250…カッター昇降ユニット、260…読取ユニット、280…カッティングヘッド位置検出器
ズル列、155…(カット用インク)ノズル列、160…紫外線照射ユニット、171…インクカートリッジ、172…固定流路、173…インク供給チューブ、174…吸引キャップ、175…フラッシングボックス、176…吸引ポンプ、177…廃液タンク、180…キャリッジ位置検出器、2…コンピューター、20…カッティング装置、22…ガイドレール、24…カッティングヘッド、25…カッター、205…インターフェイス、210…コントローラー、211…CPU、212…ROM、213…RAM、220…入力操作ユニット、230…記録媒体搬送ユニット、240…カッティングヘッド駆動ユニット、250…カッター昇降ユニット、260…読取ユニット、280…カッティングヘッド位置検出器
Claims (8)
- 画像情報に基づいて第1インクを記録媒体に印刷すると共に、カット情報に基づいて可視光では不可視の第2インクを前記記録媒体に印刷する印刷工程と、
前記記録媒体に印刷された前記第2インクの位置を読み取って、カット位置を決定する読取工程と、
前記読み取り工程で決定したカット位置にて前記記録媒体をカットするカット工程を行うことを特徴とする
印刷媒体作成方法。 - 第1インクを記録媒体に印刷する第1印刷部と、
可視光では不可視の第2インクを前記記録媒体に印刷する第2印刷部と、
画像情報に基づいて前記第1印刷部に印刷させるとともに、カット位置を決定するためのカット情報に基づいて前記第2印刷部に印刷させる制御部と、を有することを特徴とする
印刷装置。 - 前記第2インクは、所定帯域光を反射するインクである
請求項2に記載の印刷装置。 - 前記第2インクは、磁気インクである
請求項2に記載の印刷装置。 - 前記第1インク、前記第2インクの少なくとも一方は、紫外線硬化型のインクである
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の印刷装置。 - 記録媒体に印刷された可視光では不可視のインクの位置を読み取る読取部と、
前記記録媒体をカットするカット部と、
前記読取部で読み取ったインクの位置に基づいてカット位置を決定し、決定したカット位置にて、前記カット部に前記記録媒体をカットさせることを特徴とする
カッティング装置。 - 前記可視光では不可視のインクは、所定帯域光を反射するインクであり、
前記読取部は、前記所定帯域光を含む光を照射し、その反射光を検出することで不可視インクの位置を読み取る
請求項6に記載のカッティング装置。 - 前記可視光では不可視のインクは、磁気インクであり、
前記読取部は、磁気を読みとることで不可視インクの位置を読み取る
請求項6に記載のカッティング装置。
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-
2010
- 2010-10-20 JP JP2010235236A patent/JP2012086461A/ja active Pending
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