JP2012083454A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置の温度変化に応じて良好な定着性を確保する。
【解決手段】熱源26を有する加熱ローラ23と、金属芯金29の外周に弾性層30を有する定着ローラ22と、加熱ローラ23と定着ローラ22との間に張架される無端状の定着ベルト24と、定着ベルト24の外周側に配設される加圧ローラ21と、を有し、定着ローラ22と加圧ローラ21との圧接によって形成される定着ベルト24と加圧ローラ21とのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行う定着装置20を有する画像形成装置において、定着ローラ22の芯金29の温度を検知する芯金温度検知部材33と、加熱ローラ23の温度を制御する加熱ローラ制御部と、を有し、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材33の検知温度に基づいて、加熱ローラの温度を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。さらに詳述すると、像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の電子写真式画像形成装置においては、像担持体上に形成した静電潜像を現像装置で現像し、そのトナー像を転写材(用紙、記録媒体ともいう)上に転写し、定着装置によって定着して画像形成を行っている。
定着装置としては、様々な方式のものが提案されており、所定の温度に維持された加熱ローラと、加熱ローラに圧接する加圧ローラとを備え、加圧ローラと加熱ローラとの圧接によって形成されたニップ部により、未定着トナー像を担持した転写材を挟持搬送しつつ加熱し、定着させるローラ定着方式が知られている。
また、加圧ローラに対向配置される定着ローラと、定着ローラと加熱ローラとの間に張架される無端状の定着ベルトとを備え、加圧ローラと定着ベルトとの圧接によって形成されたニップ部にて、定着ベルトを介して加熱ローラの熱を転写材に与えることで、未定着トナー像を転写材に加圧し、定着させるベルト定着方式が知られている。
このようなローラ定着方式やベルト定着方式のように、ニップ部に転写材を導入して、転写材に加熱加圧処理を行う定着装置では、定着ローラや加熱ローラ等の構成部材の温度状態によって、転写材上のトナーの定着性に差が生じることが知られている。
例えば、ベルト定着方式では、定着ローラを回転させることで、定着ベルトを従動回転させつつ、転写材をニップ部に挟持搬送させているが、定着ローラの回転駆動に伴って、加熱された定着ベルトの熱が定着ローラに伝わることによって、定着ローラの温度が上昇して、ゴム材等で形成された定着ローラは、ゴム材が熱膨張し、その外径が大きくなる。
ここで、定着ローラを一定の回転数で駆動させていた場合には、上述のように定着ローラが高温になるにつれて外径が大きくなることで、ニップ幅、食い込み量が増加し、その結果、用紙上のトナーの定着性が良化する。これは、ローラ定着方式においても同様であり、装置の駆動に伴い、定着ローラの外径が大きくなることから、ニップ幅、食い込み量が増加し、定着性が良化する。
また、特に、高速処理がされるカラー画像形成装置に用いるのに好適なベルト定着方式の定着装置においては、熱源を有さず、ゴム層の厚い定着ローラを用いるため、定着装置の定着性の変化が顕著となる。このような定着装置において、定着が良好に行われる動作安定時に定着設定温度を決めてしまうと、電源投入直後に印刷を行う場合等において、良好な定着性が得られず、定着不良(画像不具合)が発生することになってしまう。
このような電源投入直後における定着不良についての問題に対し、特許文献1には、用紙の温度を検出し、定着設定温度にフィードバック制御を行う画像形成装置が開示されている。また、特許文献2には、定着ニップ部近傍に環境センサを設置し、この出力を元に、加圧脱圧機構部で食い込み量を調整する制御を行う画像形成装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、搬送パスで用紙温度を検出することによって、定着ローラの暖まり方を予測し、定着設定温度を決めているため、用紙の暖まり方で定着性が変わってしまう等の誤差が生じやすいという問題がある。このため、本来検出したい対象に対して、高い精度で検出できないという問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、必ずしも環境センサの出力と定着ローラの暖まり方が同じとは限らない為、高い精度で検出できないという欠点がある。また、環境センサと加圧ローラに付けたセンサとを用いてフィードバックする制御についても開示されているが、同様に十分な精度が確保できないという問題があり、また、制御が複雑化するという問題もある。
そこで本発明は、定着ローラの芯金の温度に基づいて、定着ローラの加熱状態を正確に推定して、加熱ローラ温度を制御することにより、定着装置の温度変化に応じて、必要十分な定着性を確保できる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載の画像形成装置は、熱源を有する加熱ローラと、金属芯金の外周に弾性層を有する定着ローラと、加熱ローラと定着ローラとの間に張架される無端状の定着ベルトと、定着ベルトの外周側に配設される加圧ローラと、を有し、定着ローラと加圧ローラとの圧接によって形成される定着ベルトと加圧ローラとのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行う定着装置を有する画像形成装置において、定着ローラの芯金の温度を検知する芯金温度検知部材と、加熱ローラの温度を制御する加熱ローラ制御部と、を有し、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材の検知温度に基づいて、加熱ローラの温度を制御するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、加熱ローラの温度を検知する加熱ローラ温度検知部材を有し、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材および加熱ローラ温度検知部材の検知温度に基づいて、加熱ローラの温度を制御するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、定着ローラの表面温度を検知する定着ローラ表面温度検知部材を有し、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材および定着ローラ表面温度検知部材の検知温度に基づいて、加熱ローラの温度を制御するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Aより低い場合に、加熱ローラの温度を基準温度より上げるものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材および加熱ローラ温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、加熱ローラの温度を基準温度より上げるものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、加熱ローラ対制御部は、芯金温度検知部材および定着ローラ表面温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、加熱ローラの温度を基準温度より上げるものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4から6までのいずれかに記載の画像形成装置において、加熱ローラ制御部は、芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Cより高い場合に、加熱ローラの温度を下げるものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4から7までのいずれかに記載の画像形成装置において、加熱ローラ制御部は、用紙がニップ部を連続して通紙される場合において、通紙枚数の増加に応じて、増加または減少させた加熱ローラの温度を基準温度に戻していくものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項4から8までのいずれかに記載の画像形成装置において、芯金温度検知部材の温度が所定温度Aよりも低い温度である所定温度Dよりも低い場合に画像形成動作を停止するものである。
本発明によれば、熱源を有さず、ゴム層の厚い定着ローラにおいても、定着ローラの芯金の温度に基づいて、定着ローラの加熱状態(すなわち、外径)を正確に推定して、加熱ローラ温度を制御することで、所望の定着性を得るように定着設定温度をコントロールすることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の概略構成図の一例である。 芯金温度と定着性との関係を示すグラフの一例である。 加熱ローラ温度制御処理の一例を示すフローチャートである。 芯金温度および加熱ローラ温度の平均温度と定着性との関係を示すグラフの一例である。 加熱ローラ温度制御処理の他の例を示すフローチャートである。 芯金温度および定着ローラ表面温度の平均温度と定着性との関係を示すグラフの一例である。 加熱ローラ温度制御処理の他の例を示すフローチャートである。 加熱ローラ温度制御処理の他の例を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明に係る構成を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(画像形成装置の構成)
図1は、画像形成装置本体1内に配置された作像装置(画像形成部)2と、定着装置20とを有する画像形成装置の概略構成図である。図1に示した作像装置2は、ドラム状の感光体として構成された第1〜第4の像担持体3Y,3C,3M,3Kを有し、各像担持体上にイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。第1〜第4の像担持体3Y,3C,3M,3Kに対向して中間転写ベルト4が配置され、この中間転写ベルト4は、支持ローラ5,6,7,8に巻き掛けられて矢印方向に回転駆動される。
本実施形態の画像形成装置は、フルカラーモードとモノクロモードを含む複数の印刷モードを有しており、フルカラーモードが選択された際、第1の像担持体3Yが図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電ローラ9によって第1の像担持体3Yが所定の極性に帯電され、次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット10から出射する光変調されたレーザビームが照射される。これによって第1の像担持体3Yに静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置11によってイエロートナー像として可視像化される。
中間転写ベルト4を挟んで、第1の像担持体3Yと反対側に一次転写ローラ12が配置され、この一次転写ローラ12に転写電圧が印加されることにより、第1の像担持体3Y上のトナー像が、矢印方向に走行する中間転写ベルト4上に一次転写される。トナー像転写後の第1の像担持体3Y上に付着する転写残トナーはクリーニング装置13によって除去される。
同様に第2〜第4の像担持体3C,3M,3K上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト4上に順次重ねて一次転写され、中間転写ベルト4上にフルカラートナー像が形成される。
また、図1に示すように、画像形成装置本体1内の下部には、例えば転写紙(記録材)Pを収容した給紙カセット14と、給紙ローラ15を有する給紙装置が配置され、給紙ローラ15の回転によって最上位の転写紙Pが矢印方向に送り出される。送り出された転写紙Pは、レジストローラ対16によって、所定のタイミングで、支持ローラ5に巻き掛けられた中間転写ベルト4の部分と、これに対置された二次転写ローラ17との間に給送される。このとき、二次転写ローラ17には所定の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト4上の重ねトナー像が転写紙Pに二次転写される。
トナー像を二次転写された転写紙Pは、さらに上方に搬送されて定着装置20を通り、このとき転写紙上のトナー像が熱と圧力の作用により定着される。定着装置20を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対27を介して画像形成装置本体1の上部の排紙部18に排出される。定着ローラ22、加圧ローラ21、および加熱ローラ23は、定着装置20の筐体の長手方向に回転可能に軸支され、駆動手段、熱源等は、定着装置20の筐体に固定保持されている。また、トナー像転写後の中間転写ベルト4上に付着する転写残トナーはクリーニング装置19によって除去される。
また、制御部(図示せず)は、画像形成装置全体の制御を司るCPUと、CPUが実行するプログラム、その他の固定データを格納するROMと、各種データ等を一時格納するRAMと、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ(NVRAM)等を備えている。なお、以下の説明では、制御部のうち加熱ローラ23の熱源26を制御して、加熱ローラ23の温度制御を行う制御ブロックを特に、加熱ローラ制御部と呼ぶ。また、装置各部を駆動する駆動手段を備え、駆動手段は、制御部からの制御信号に応じて、像担持体、定着ローラ等を回転駆動させる。
(定着装置の構成)
次に、定着装置20について説明する。図2は、ベルト定着方式である定着装置20の断面図を示しており、熱源26を有する加熱ローラ23と、金属芯金29の外周に弾性層30を有する定着ローラ22と、加熱ローラ23と定着ローラ22との間に張架される無端状の定着ベルト24と、定着ベルト24の外周側に配設される加圧ローラ21と、加圧ローラ21の加圧脱圧を駆動制御する圧接量制御手段34と、を有し、定着ローラ22と加圧ローラ21との圧接によって形成される定着ベルト24と加圧ローラ21とのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行うものである。なお、定着ローラ22、加圧ローラ21及び加熱ローラ23は、定着装置20の不図示の筐体の長手方向に回転可能に軸支され、各ローラの駆動手段、熱源等は、筐体に固定保持されている。
定着ベルト24は、定着ローラ22と加熱ローラ23の周囲に掛けまわされ、テンションローラ25で張力を与え、加熱ローラ23、定着ローラ22に密着している。このように構成した定着ベルト24に、定着ローラ22に対応する箇所に加圧ローラ21を押し当てることで、定着ニップを構成する。
また、定着ベルト24は、例えば、厚さ90μmの耐熱樹脂の無端フィルムであるPIベルトで構成され、表層には、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)などのオフセット防止剤がコーティングされている。
加熱ローラ23の中空内には、熱源26が設けられているが、定着ローラ22は、熱源を有しておらず、金属(鉄やアルミ)などの剛性の高い芯材(芯金29)を、シリコーンゴムなどの厚い弾性層30で覆ったものである。なお、熱源26としては、ハロゲンヒーターや赤外線ヒーター、その他の熱抵抗を用いることができる。また、加圧ローラ21の内側にも、熱源が設けられることが好ましい。
定着ローラ22と加圧ローラ21とは、対向して配置されるゴムローラであり、加圧ローラ21が定着ベルト24を介して定着ローラ22の中心方向に加圧されることにより、加圧ローラ21と定着ベルト24との間でニップ部が形成される。
また、駆動手段は、モータと減速ギア列を備えて、定着ローラ22にギア接続され、図2に示す矢印方向に回転駆動すると、定着ローラ22が矢印方向に回転する。定着ローラ22の回転により、定着ローラ22に圧接する加圧ローラ21および定着ベルト24が同速で矢印方向に回転する。
そして、加熱ローラ23の中空内に配設された熱源26からの熱が、加熱ローラ23を介して定着ベルト24に伝わり、定着ベルト24が加熱され、加圧ローラ21と定着ベルト24の互いの逆回転により、用紙のトナー像をニップ部で加熱溶融させながら、搬送される。
なお、テンションローラ25は、加熱ローラ23と定着ローラ22に掛けられた定着ベルト24のほぼ中間位置に設けられ、ベルトループの外側から図示しないスプリングなどの押し付け部材で加圧されている。テンションローラ25は、芯材に金属(例えば、円筒形のアルミ管)などの剛性の高い材料を使用し、表層を耐熱フェルトやシリコーンゴムなどのある程度の弾性を有した材料で覆っている。なお、テンションローラ25は、定着ベルト24の内側から当てても良い。
次に、温度検知手段としてのサーミスタについて説明する。本実施形態に係る画像形成装置の定着装置20には、サーミスタが3つ備えられている。先ず、サーミスタ(第1のサーミスタ、加熱ローラ温度検知部材とも呼ぶ)31は、定着ベルト24の外側で且つ加熱ローラ表面部分に配置され、接触している定着ベルト24の温度を検知することで、定着ベルト24を介した加熱ローラ23の温度を検知している。
また、サーミスタ(第2のサーミスタ、定着ローラ表面温度検知部材とも呼ぶ)32は、定着ベルト24の外側で且つ定着ローラ表面部分に配置され、定着ベルト24を介した、定着ローラ温度を検知している。さらに、サーミスタ(第3のサーミスタ、芯金温度検知部材とも呼ぶ)33が、定着ローラ22の芯金部分に配置され、定着ローラ22の芯金29の温度を検知している。
各サーミスタ31〜33で検知される温度信号は、制御部に送出され、これを受けた制御部は、当該温度信号に基づいて、定着ベルト24が定着を良好に行える定着可能温度を維持するように、熱源(ヒータランプ)26のオン/オフを制御するものである。
本実施形態に係る定着装置20は、後述のように、これら3つのサーミスタの出力を用いて、加熱ローラ23の制御温度を決定するものであり、例えば、環境温度が低い状態からの立上直後や、連続通紙時における制御温度を変化させることにより、常に安定した定着画質を得ることができるものである。
上記構成の定着装置20によれば、トナー像を形成された用紙は、定着ベルト24の用紙搬送方向の上流側に配された定着前ガイド(図示せず)から、図2に示す矢印方向に搬送され、用紙のトナー像がニップ部で加熱溶融されることによって、トナー像が定着される。その後、用紙は、分離板28により分離され、用紙搬送方向下流側に配された排紙ローラ対27により、排紙部18に排出される。
(画像形成装置の制御)
画像形成装置の制御部は、第3のサーミスタ33の検知温度(芯金温度ともいう)に基づいて、定着ローラ22の蓄熱レベルによらず、ある一定以上の定着性が確保できるように加熱ローラ23の温度を制御するものである。なお、加熱ローラ23の温度制御は、画像形成装置の印刷動作時(すなわち、印刷ジョブを受けた通紙開始時から画像形成動作の終了時まで)に常時なされることが好ましい。
具体的には、例えば、第3のサーミスタ33の検知温度と加熱ローラ温度補正量との対応関係を示す加熱ローラ温度補正テーブルにより、加熱ローラ温度を補正制御するものである。表1に加熱ローラ温度補正テーブルの一例を示す。この加熱ローラ温度補正テーブルは、芯金温度が55℃以下の場合に、所定の基準加熱ローラ温度に対して所定の温度(例えば、5℃)上げる補正を行うものである。なお、加熱ローラ温度補正テーブルは、ROM等に予め記憶させておくものであればよく、また、芯金温度に応じて、段階的に複数の補正量との関係を規定するものであっても良い。
図3は、芯金温度(℃)と定着性(定着性ランク)との関係を示すグラフの一例である。図3に示すように、定着装置における定着性は、芯金温度が低いと定着性は悪く、芯金温度が上昇するにつれ、定着性は良化する傾向にある。これは芯金温度の上昇に伴い、定着ローラ22が熱膨張し、ニップ幅が広くなるため、トナーに与える熱量が大きくなるためである。
本実施形態では、定着性の評価基準として、定着性ランクを5段階で評価している。また、ランク4以上を良好(許容定着性内)と判断し、ランク5を最良(目標定着性)とし、数字が小さくなるに従って、定着性が悪いことを意味している。定着性ランクは、要求される印刷品質等に応じて適宜決定されるものであれば良い。例えば、芯金温度が25℃程度の場合は、定着性はランク2程度であるが、定着ローラ22が加熱されローラが蓄熱すると、定着性は良化することを示している。
図3に示される定着性が狙いの定着性(目標定着性)であり、目標定着性となるように各種用紙の設定温度(基準温度)が決定される。また、記録材が分離板等により擦れることで生じる画像不具合や、ジャムの発生がなく、かつ、十分な定着性が確保できる範囲は、図3の網掛け領域の範囲(許容定着性、ランク4以上)となる。そこで、加熱ローラ制御部は、加熱ローラ温度を調整することで、芯金温度が許容定着性の範囲に収まるようにコントロールするものである。
図4は、加熱ローラ制御部が実行する加熱ローラ温度制御方法の一例を示すフローチャートである。先ず、第3サーミスタ33により芯金温度Tsを検知する(S10)。次に、検知した芯金温度Tsが規定温度A(所定温度A、例えば、55℃)以上であるか否かを判断する(S11)。規定温度A以上の場合(S11:Yes)は、許容定着性内にあるので、加熱ローラ設定温度の変更は行わない(S12)。これに対し、規定温度Aに満たない場合(S11:NO)は、芯金温度と加熱ローラ温度との補正テーブル(表1)に基づいて、加熱ローラ設定温度を上げる補正(表1の例では、5℃)をし、目標定着性に近づけるようにする(S13)。なお、検知した芯金温度Tsに応じて、異なる補正量を補正するようにしても良いのは勿論である。
以上説明した画像形成装置によれば、簡単な装置構成により、熱源を有さず、ゴム層の厚い定着ローラ22においても、定着ローラ22の芯金の温度に基づいて、定着ローラ22の加熱状態(すなわち、外径)を正確に推定して、加熱ローラ温度を制御することで、所望の定着性を得るように定着設定温度をコントロールすることができる。例えば、電源投入直後のように、定着ローラ22が十分に加熱されていない状態であっても、定着不良を起こさせない状態を作り出すことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置のその他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は省略する。
[第2の実施形態]
図3に示すように、加熱ローラ23の温度補正に際し、第3のサーミスタ33のみを用いる場合、加熱時の芯金温度の上昇に対する定着性の変化が急激である。そこで、加熱ローラ制御部は、第3のサーミスタ33による検知温度(芯金温度)に加えて、第1のサーミスタ31による検知温度(加熱ローラ上の定着ベルト表面の温度、加熱温度ともいう)も併せて用いて、定着ローラ22の蓄熱レベルによらず、ある一定以上の定着性が確保できるように加熱ローラ23の温度を制御するものである。例えば、第1のサーミスタ31と第3のサーミスタ33との平均温度を用いて、定着ローラゴム層内部の蓄熱レベルを類推し、最適な定着性を検出するものである。
本実施形態では、第3のサーミスタ33および第1のサーミスタ31の検知温度の平均値と加熱ローラ温度補正量との対応関係を示す加熱ローラ温度補正テーブルにより、加熱ローラ温度を制御する。表2に加熱ローラ温度補正テーブルの一例を示す。この加熱ローラ温度補正テーブルは、平均温度が105℃以下の場合に、基準加熱ローラ温度に対して所定の温度(例えば、5℃)上げる補正を行うものである。
図5は、芯金温度および加熱温度の平均温度(℃)と定着性(定着性ランク)との関係を示すグラフの一例である。本実施形態でも、図3と同様に、図5に示す目標定着性に近づけるべく、補正テーブルに基づく補正量にて加熱ローラ温度を補正し制御するものである。
図6は、加熱ローラ制御部が実行する加熱ローラ温度制御方法の一例を示すフローチャートである。先ず、第3サーミスタ33により芯金温度Tsを、第1サーミスタ31により加熱温度Tpをそれぞれ検知する(S20)。次に、検知した芯金温度Tsおよび加熱温度Tpの平均値が規定温度B(所定温度B、例えば、105℃)以上であるか否かを判断する(S21)。規定温度B以上の場合(S21:Yes)は、許容定着性内にあるので加熱ローラ設定温度の変更は行わない(S22)。これに対し、規定温度Bに満たない場合(S21:NO)は、芯金温度と加熱ローラ温度との補正テーブル(表2)に基づいて、加熱ローラ設定温度を上げる補正(表2の例では、5℃)をし、目標定着性に近づけるようにする(S23)。
以上説明した画像形成装置によれば、2つのサーミスタの検知温度を用いて、すなわち、定着ローラ22の芯金の温度と加熱ローラ23の温度に基づいて、定着ローラ22の加熱状態を正確に推定して、加熱ローラ温度を制御することで、所定の定着性を得るように定着設定温度をコントロールすることができるので、定着不良が発生しない安定した画質を得ることができる。
[第3の実施形態]
また、加熱ローラ制御部は、第3のサーミスタ33による検知温度(芯金温度)に加えて、第2のサーミスタ32による検知温度(定着ローラ表面温度ともいう)も併せて用いて、定着ローラ22の蓄熱レベルによらず、ある一定以上の定着性が確保できるように加熱ローラ23の温度を制御するものである。第2のサーミスタ32は定着ベルト24を介した定着ローラ上に配置しているため、第3のサーミスタ33第2のサーミスタ32の温度を検知し、その平均値を算出することで、定着ローラゴム層内部の蓄熱レベルを類推し最適な定着性を検出するものである。
本実施形態では、第3のサーミスタ33および第2のサーミスタ32の検知温度の平均値と加熱ローラ温度補正量との対応関係を示す加熱ローラ温度補正テーブルにより、加熱ローラ温度を制御する。表3に加熱ローラ温度補正テーブルの一例を示す。この加熱ローラ温度補正テーブルは、平均温度が105℃以下の場合に、基準加熱ローラ温度に対して所定の温度(例えば、5℃)上げる補正を行うものである。
図7は、芯金温度および定着ローラ表面温度の平均温度(℃)と定着性(定着性ランク)との関係を示すグラフの一例である。本実施形態でも、図4および図6と同様に、図7に示す目標定着性に近づけるべく、補正テーブルに基づく補正量にて加熱ローラ温度を補正し制御するものである。
図8は、加熱ローラ制御部が実行する加熱ローラ温度制御方法の一例を示すフローチャートである。先ず、第3サーミスタ33により定着ローラ芯金温度Tsを、第2サーミスタ32により定着ローラ表面温度Tmをそれぞれ検知する(S30)。次に、検知した芯金温度Tsおよび定着ローラ表面温度Tmの平均値が規定温度B(例えば、105℃)以上であるか否かを判断する(S31)。規定温度B以上の場合(S31:Yes)は、許容定着性内にあるので加熱ローラ設定温度の変更は行わない(S32)。これに対し、規定温度Bに満たない場合(S31:NO)は、芯金温度と加熱ローラ温度との補正テーブル(表3)に基づいて、加熱ローラ設定温度を上げる補正(表2の例では、5℃)をし、目標定着性に近づけるようにする(S33)。
以上説明した画像形成装置によれば、2つのサーミスタの検知温度を用いて、すなわち、定着ローラ22の芯金の温度と定着ローラ22の表面温度に基づいて、定着ローラ22の加熱状態を正確に推定して、加熱ローラ温度を制御することで、所定の定着性を得るように定着設定温度をコントロールすることができるので、定着不良が発生しない安定した画質を得ることができる。また、定着ローラ22が停止している状態で、放熱している間も、正確に定着ローラ上の表面温度を検出しているため、長時間にわたり画像形成装置が休止状態から復帰した直後でも正確に定着ローラ22の蓄熱レベルを検知することが可能となる。
[その他の実施形態]
ここで、図3に示したように、芯金温度が規定温度A以上の場合、定着性ランクは、許容定着性内に収まるが、連続通紙によって、定着ローラ22が十分に蓄熱した場合や、厚紙等の比較的設定温度を高い印刷が事前に実施されており、芯金温度が十分に高い状態では、定着ローラ22の蓄熱レベルが通常印刷時よりも大きい場合がある。このような場合に、基準加熱ローラ温度で通紙すると、温度設定値が高すぎることとなり、高光沢な画像となってしまう。そこで、検出した芯金温度が規定温度Aよりも高い規定温度C(所定温度C、例えば、95℃)以上の場合には、基準加熱ローラ温度から低くする補正を行うことが好ましい。
図9は、加熱ローラ制御部が実行する加熱ローラ温度制御方法の一例を示すフローチャートである。先ず、第3サーミスタ33により芯金温度Tsを、第2サーミスタ32により定着ローラ表面温度Tmをそれぞれ検知する(S40)。検知した芯金温度Tsが規定温度Aよりも高い温度である規定温度C(例えば、95℃)以上であるか否かを判断する(S41)。規定温度C以上の場合(S41:Yes)は、加熱ローラ設定温度を下げる補正(例えば、5℃)をし、目標定着性に近づけるようにする(S42)。
一方、規定温度Cに満たない場合(S41:NO)は、検知した芯金温度Tsおよび定着ローラ表面温度Tmの平均値が規定温度B以上であるか否かを判断する(S43)。規定温度B以上の場合(S43:Yes)は、許容定着性内にあるので加熱ローラ設定温度の変更は行わない(S44)。これに対し、規定温度Bに満たない場合(S43:NO)は、加熱ローラ設定温度を上げる補正(例えば、5℃)をし、目標定着性に近づけるようにする(S45)。
なお、図9に示す例では、第3のサーミスタ33および第2のサーミスタ32を用いる例を説明したが、第2のサーミスタ32に替えて第1のサーミスタ31を用いても良いのは勿論である。また、規定温度Cとの判断(S41)においては、芯金温度Tsとの比較判断をしているが、芯金温度と定着ローラ表面温度(または加熱温度)との平均温度に対して、規定温度を設定して、比較判断を行うようにしても良い。
このように、定着ローラ芯金温度が所定温度より高い場合は、十分に定着ローラ22が蓄熱できている状態であるため、加熱ローラ23の温度を低くすることによって、必要以上にトナーに熱を与えすぎないこととして安定した画質を得ることができる。
また、上記実施形態では、印刷動作中、常時、芯金温度を検知して、加熱ローラ23の温度補正を行っているが、用紙がニップ部を連続して通紙される場合に、通紙枚数が増えると、定着ローラ22は定着ベルト24より搬送されてきた熱により蓄熱をするため、通紙枚数に応じて加熱ローラ23の温度を制御することが好ましい。これにより、通紙枚数によらず安定した定着画質を維持することができる。
具体的には、例えば、制御部がニップ部を通過する用紙枚数を計数し、その計数値が所定枚数(例えば、300頁)を超えた場合に、補正した加熱ローラ23の温度設定値を、元の基準加熱ローラ温度に近づける補正をするものである。さらに、用紙枚数の計数値が大きくなった場合(例えば600頁)、基準加熱ローラ温度に固定して制御するようにするものである。
また、画像形成装置の制御部は、芯金温度が、規定温度Aよりも低い温度である規定温度D(所定温度D、例えば、35℃)よりも低い場合においては、印刷動作を停止させて、定着ローラ22を回転させながら、待機状態で温度制御を実施することが好ましい。
例えば、気温の低い冬場の朝における立上げ直後等のように、芯金温度が非常に低い状態のまま、画像形成動作を実行してしまうと、定着不良が発生し、定着ベルト24を傷つけたり、装置内の搬送ローラが汚れてしまうおそれがある。このように芯金温度が、非常に低い場合は、待機状態で定着ローラ22を回転させることにより、加熱ローラ23で暖められた定着ベルト24がベルトを介して定着ローラ22を暖め、定着ローラ22を蓄熱させることで芯金温度高くさせるものである。このように、定着ローラ22の蓄熱レベルを正確に把握し、加熱ローラ温度にフィードバックすることで安定した定着画質を維持することが可能となる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置本体
2 作像装置
3Y,3C,3M,3K 第1〜第4の像担持体
4 中間転写ベルト
5,6,7,8 支持ローラ
9 帯電ローラ
10 レーザ書き込みユニット
11 現像装置
12 一次転写ローラ
13,19 クリーニング装置
14 給紙カセット
15 給紙ローラ
16 レジストローラ対
17 二次転写ローラ
18 排紙部
20 定着装置
21 加圧ローラ
22 定着ローラ
23 加熱ローラ
24 定着ベルト
25 テンションローラ
26 熱源
27 排紙ローラ対
28 分離板
29 芯金
30 弾性層
31 第1のサーミスタ(加熱ローラ温度検知部材)
32 第2のサーミスタ(定着ローラ表面温度検知部材)
33 第3のサーミスタ(芯金温度検知部材)
34 圧接量制御手段
特開2005−242189号公報 特開2010−152402号公報

Claims (9)

  1. 熱源を有する加熱ローラと、
    金属芯金の外周に弾性層を有する定着ローラと、
    前記加熱ローラと前記定着ローラとの間に張架される無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周側に配設される加圧ローラと、を有し、
    前記定着ローラと前記加圧ローラとの圧接によって形成される前記定着ベルトと前記加圧ローラとのニップ部に未定着トナー像を担持した用紙を通紙して加熱定着を行う定着装置を有する画像形成装置において、
    前記定着ローラの芯金の温度を検知する芯金温度検知部材と、
    前記加熱ローラの温度を制御する加熱ローラ制御部と、を有し、
    前記加熱ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材の検知温度に基づいて、前記加熱ローラの温度を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記加熱ローラの温度を検知する加熱ローラ温度検知部材を有し、
    前記加熱ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度に基づいて、前記加熱ローラの温度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着ローラの表面温度を検知する定着ローラ表面温度検知部材を有し、
    前記加熱ローラ制御部は、前記芯金温度検知部材および前記定着ローラ表面温度検知部材の検知温度に基づいて、前記加熱ローラの温度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記加熱ローラ制御部は、
    前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Aより低い場合に、前記加熱ローラの温度を基準温度より上げることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記加熱ローラ制御部は、
    前記芯金温度検知部材および前記加熱ローラ温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記加熱ローラの温度を基準温度より上げることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記加熱ローラ対制御部は、
    前記芯金温度検知部材および前記定着ローラ表面温度検知部材の検知温度の平均値が所定温度Bより低い場合に、前記加熱ローラの温度を基準温度より上げることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記加熱ローラ制御部は、
    前記芯金温度検知部材の検知温度が所定温度Cより高い場合に、前記加熱ローラの温度を下げることを特徴とする請求項4から6までのいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記加熱ローラ制御部は、
    前記用紙が前記ニップ部を連続して通紙される場合において、
    通紙枚数の増加に応じて、増加または減少させた前記加熱ローラの温度を前記基準温度に戻していくことを特徴とする請求項4から7までのいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記芯金温度検知部材の温度が所定温度Aよりも低い温度である所定温度Dよりも低い場合に画像形成動作を停止することを特徴とする請求項4から8までのいずれかに記載の画像形成装置。
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