JP2012080226A - 色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象マークが複雑な形状を有する場合であっても、前記対象マークの形状の違いによる視覚的効果の影響度を低減し、色調整の作業効率を向上可能である色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】印刷見本40の中から抽出された、印刷で色再現しようとする対象マーク46の形状を入力する。そして、対象マーク46の形状を模擬した複数のカラーパッチ50を備えるカラーチャート36cを印刷する。
【選択図】図3

Description

この発明は、複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷し、前記カラーチャートの中から選択されたカラーパッチに応じた色値を取得する色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
近時、インクジェット技術の飛躍的進歩に伴い、インクジェット方式の印刷機による高速・高画質を両立したカラー大判印刷が可能になりつつある。この印刷機は、個人的・家庭的用途だけでなく、最近では、特にサイン・ディスプレイ用途において幅広い分野で用いられている。この印刷機を用いることにより、例えば、店頭POP(Point of Purchase)や壁面ポスターのみならず、屋外広告・看板等の大サイズメディア、ロールメディア、厚手の硬質メディアに対しても印刷が可能である。
広告用の印刷物には需要者の視覚を通じてその購買意欲を喚起させる効果が期待されることから、印刷物の色の仕上がりは特に重要である。従来から、印刷物の色管理手段としてのカラーマッチング技術、例えば、ICC(International Color Consortium)プロファイルの作成方法あるいはスポットカラー(以下、指定色という。)の調整方法について種々提案されている。
ここで、「指定色の調整方法」とは、カラーチップ等の色見本により、印刷で色再現しようとする指定色と略一致するように、カラー画像の注目領域の色を微調整する方法である。具体的には、色見本の実際の色値と、印刷機を用いて指定色を再現するための色値とを取得し、両者の色値の差分量に基づいて印刷色を補正するものである。
例えば、特許文献1には、表示装置の画面上(表示窓)に指定色が表示されるように設定し、印刷されたカラーチャートを目視観察し、27色のカラーパッチの中から前記指定色に最も近い色を選択し、画面を介してその色の番号を入力する方法が開示されている。これにより、表示装置上に表示した指定色と、印刷機から印刷される色との色感を厳密に近似させる旨が記載されている。
特許文献2には、複数のカラーパッチをそれぞれ囲繞する背景領域(以下、「囲繞領域」という。)を所定の色に着色したカラーチャートが開示されている。特に、囲繞領域の色の違いにより、作業者の視覚的効果が異なってくるため、色の選択結果がわずかに異なる場合があることを示唆している。
特開2000−217007号公報([0027]〜[0033]、図4〜図6) 特開2003−134349号公報([0027]〜[0028]、図5、図6)
ところで、同一の背景色であっても、色調整の対象であるマーク(以下、対象マークという場合がある。)の形状の違いによって、対象マークの色の見え方が変化する場合がある。この視覚的効果は、面積効果、フォン・ベゾルト効果等として知られている。
上記した理由により、ロゴマークや漢字等のように対象マークが複雑な形状を有する場合、色調整された印刷物上での注目領域の色と、指定色との一致感が得られない可能性が高いことが経験的に見出されていた。
しかしながら、特許文献1及び2に開示されたカラーチャートにおいて、比較観察されるカラーパッチはいずれも一定形状(矩形状)であるので、前記視覚的効果の影響度は対象マークの形状に応じて変動する。この場合、作業者の経験と勘に基づいて、試行錯誤で色を合わせ込まなければならず、その結果、膨大な作業工数を要することがあった。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、対象マークが複雑な形状を有する場合であっても、前記対象マークの形状の違いによる視覚的効果の影響度を低減し、色調整の作業効率を向上可能である色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る色値取得方法は、印刷見本の中から抽出された、印刷物上で色再現しようとする対象マークの形状を入力する入力ステップと、入力された前記対象マークの形状を模擬した複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷する印刷ステップと、印刷された前記カラーチャートの中から色再現しようとする指定色に近い色として、選択されたカラーパッチに応じた色値を取得する色値取得ステップとを備えることを特徴とする。
また、前記カラーパッチ毎のデータ領域サイズを前記印刷見本の出力解像度に応じて決定するサイズ決定ステップと、決定された前記データ領域サイズに基づいて、前記カラーチャートを印刷するための画像データを作成する作成ステップとをさらに備えることが好ましい。
さらに、前記サイズ決定ステップでは、前記カラーチャート上の各前記カラーパッチのサイズが前記印刷見本上の前記対象マークのサイズに一致するように、前記データ領域サイズを決定することが好ましい。
さらに、前記サイズ決定ステップでは、前記カラーチャート上の各前記カラーパッチのサイズが前記出力解像度に関わらず一定の値になるように、前記データ領域サイズを決定することが好ましい。
さらに、前記対象マークを内包するオブジェクトを前記印刷見本の中から抽出する抽出ステップをさらに備え、前記カラーチャートは、抽出された前記オブジェクトから前記対象マークを切り出した残余部と、前記複数のカラーパッチとしての色違いの対象マークとをそれぞれ結合して得られる複数の色違いオブジェクトを備えることが好ましい。
さらに、前記入力ステップでは、前記印刷見本を表すデータの一部を抽出し、前記対象マークの形状として入力することが好ましい。
さらに、前記入力ステップでは、前記対象マークの色情報をさらに入力し、入力された前記対象マークの色情報に基づいて前記複数のカラーパッチの色を決定する決定ステップをさらに備えることが好ましい。
前記カラーチャート上での前記カラーパッチのサイズと、前記印刷見本上での前記対象マークのサイズとの差異に応じて前記基準色を補正する基準色補正ステップをさらに備えることが好ましい。
さらに、前記入力ステップでは、前記対象マークの背景部の色情報をさらに入力し、入力された前記背景部の色情報に基づいて、前記複数のカラーパッチをそれぞれ囲繞する囲繞領域の色を決定する領域色決定ステップをさらに備えることが好ましい。
さらに、前記入力ステップでは、前記背景部の領域内における複数の箇所を測色して得られる複数の色値を入力し、前記領域色決定ステップでは、入力された前記複数の色値に対し統計的手法を用いて前記囲繞領域の色を決定することが好ましい。
本発明に係る画像処理方法は、上記した色値取得方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1取得ステップと、前記指定色の色値である第2色値を取得する第2取得ステップと、取得された前記第1色値と前記第2色値とに基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う色調整ステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る色値取得装置は、上記した色値取得方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得部を有することを特徴とする。
また、前記色値取得部により取得された前記選択色値に関する色情報を表示する表示部をさらに有することが好ましい。
さらに、前記印刷物を印刷するための印刷機のプロファイルを用いて、前記選択色値を前記印刷機のデバイス依存データに変換するデータ変換部をさらに有し、前記表示部は、前記データ変換部により変換された前記デバイス依存データをさらに表示することが好ましい。
本発明に係る画像処理装置は、上記した色値取得方法のいずれかを用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1色値取得部と、前記指定色の色値である第2色値を取得する第2色値取得部と、前記第1及び第2色値取得部により取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う印刷色調整部とを有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、印刷見本の中から抽出された、印刷物上で色再現しようとする対象マークの形状を入力する入力部、入力された前記対象マークの形状を模擬した複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷機に印刷させる印刷制御部、印刷された前記カラーチャートの中から色再現しようとする指定色に近い色として、選択されたカラーパッチに応じた色値を取得する色値取得部として機能させることを特徴とする。
本発明に係る色値取得方法、画像処理方法、色値取得装置、画像処理装置及びプログラムによれば、印刷見本の中から抽出された、印刷物上で色再現しようとする対象マークの形状を入力し、入力された前記対象マークの形状を模擬した複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷するようにしたので、印刷見本の描画内容に類似したカラーチャートの中から、指定色に近い色のカラーパッチを選択可能である。すなわち、対象マークが複雑な形状を有する場合であっても、前記対象マークの形状の違いによる視覚的効果の影響度が低減される。これにより、色調整の作業効率を向上できる。
本実施の形態に係る画像処理装置(又は色値取得装置)が組み込まれた印刷システムの斜視説明図である。 図1の印刷システムを用いて印刷しようとする印刷見本の概略正面図である。 図3Aは、図1に示すカラーチャートの基本的構成を表す概略説明図である。図3Bは、図3Aの各カラーパッチの色値の設計例を表す説明図である。 図1に示す画像処理装置の機能ブロック図である。 図1の印刷システムを用いて適切な色の印刷物を得るためのフローチャートである。 図5に示す色の微調整(ステップS3)を行う際の、図1の画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。 指定色の入力画面の一例を表す図である。 カラーチャート印刷・色選択画面の一例を表す図である。 図8に示す選択画面の第1変化図である。 図8に示す選択画面の第2変化図である。 色選択結果の表示画面の一例を表す図である。 図12A及び図12Bは、図3Aに示すカラーチャートの第1変形例である。図12Cは、図3Aに示すカラーチャートの第2変形例である。 図3Aに示すカラーチャートの第3変形例である。 図3Aに示すカラーチャートの第4変形例である。 図3Aに示すカラーチャートの第4変形例である。
以下、本発明に係る画像処理方法(又は色値取得方法)についてそれを実施する画像処理装置(又は色値取得装置)及び印刷システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置16(色値取得装置、画像処理装置)が組み込まれた印刷システム10の斜視説明図である。
印刷システム10は、ネットワーク12と、編集装置14と、画像処理装置16と、印刷機18と、測色計20(測色部)とを基本的に備える。
ネットワーク12は、イーサネット(登録商標)等の通信規格に基づいて構築されている。編集装置14と、画像処理装置16と、データベースDBとは、前記ネットワーク12を介して有線又は無線により相互に接続されている。
編集装置14は、文字、図形、絵柄や写真等から構成されるカラー画像の配置をページ毎に編集が自在であり、ページ記述言語(以下、PDLという。)による電子原稿(印刷データ)、例えば、4色(CMYK)あるいは3色(RGB)のカラーチャンネルからなる8ビット画像データを生成する。
ここで、PDLとは、印刷や表示等の出力単位である「ページ」内で文字、図形等の書式情報、位置情報、色情報(濃度情報を含む。)等の画像情報を記述する言語である。例えば、PDF(Portable Document Formatの略で、ISO32000−1:2008に規定)、AdobeSystems社のPostScript(登録商標)やXPS(XML Paper Specification)等が知られている。
画像処理装置16は、PDL形式の電子原稿をラスタ形式(例えば、ビットマップやTIFF)に展開し、所望の画像処理(例えば、色変換処理、画像拡縮処理や配置処理等)を行い、印刷機18に適した印刷制御信号に変換し、又は前記印刷機18に前記印刷制御信号を送信する各機能を有している。
また、画像処理装置16は、CPU・メモリ等を有する本体22と、カラー画像を表示する表示装置24と、本体22側に種々のデータ又は動作指示を入力自在である入力装置26(入力部;キーボード28及びマウス30)とを備えている。ポインティングデバイスとしてのマウス30に代替し、トラックパッドやトラックボールを用いてもよい。
さらに、画像処理装置16には、電子データの記録・消去が自在な可搬型メモリ32や測色計20が接続されている。
印刷機18は、C、M、Y、Kの各色(プロセスカラー)からなる標準インクと、LC、LM等の淡色やW(白色)等のオプションインクとを組み合わせてカラー画像を形成するインクジェット方式の印刷装置である。この印刷機18は、外部(例えば、画像処理装置16)から受信した印刷制御信号に基づいて各色のインクの射出制御を行うことにより、印刷媒体としてのメディア34(図1では、ロール状の未印刷のメディア34)上にカラー画像を印刷し、印刷物36(印刷物36の一種であるカラーチャート36cが含まれる。)を形成する。
メディア34の基材には、合成紙・厚紙・アルミ蒸着紙等の紙類、塩化ビニル・PET等の樹脂やターポリン等を用いることができる。
測色計20は、所定の測色操作に応じて、測定対象物から色値を取得する。ここで色値とは、三刺激値XYZ、均等色空間の座標値L等のデバイス非依存データのみならず、波長に対する光学物理量の分布(以下、「分光データ」という。)が含まれる。分光データとして、例えば、分光放射分布、分光感度分布、分光反射率又は分光透過率等が挙げられる。
データベースDBは、電子原稿のジョブチケット{例えば、JDF(Job Difinition Format)ファイル}、色見本データ、目標プロファイル(ターゲットプロファイル)又は各メディア34に適したプロファイル等のデータ管理を行うデータベースサーバである。
図2は、図1の印刷システム10を用いて印刷しようとする印刷見本40の概略正面図である。印刷見本40の中央部には、円筒形状のコーヒー缶を斜投影図法で表したオブジェクト42が描画されている。印刷見本40の左上隅には、扇形状の対象領域44が描画されている。対象領域44は、「F」と太字で表示されたロゴマーク(以下、対象マーク46という。)と、「コーヒー」と表示された商品名47と、所定の色で均一に着色された背景部48とから構成される。
ここで、本明細書における「背景部」とは、対象マーク46の外側の画像領域を意味し、通常の方法で対象マーク46を視認する際、少なくとも視覚的に影響を与える画像領域に相当する。したがって、背景部48は、対象マーク46の外周すべてに密接する場合に限られず、対象マーク46の外周に概ね密接(又は近接)する場合もある。
印刷見本40の右上隅には、扇形状の第1領域44aが描画されている。第1領域44aは、対象マーク46aと、商品名47aと、第1色で均一に着色された背景部48aとから構成される。印刷見本40の左下隅には、扇形状の第2領域44bが描画されている。第2領域44bは、対象マーク46bと、商品名47bと、第2色で均一に着色された背景部48bとから構成される。印刷見本40の右下隅には、扇形状の第3領域44cが描画されている。第3領域44cは、対象マーク46cと、商品名47cと、第3色で均一に着色された背景部48cとから構成される。
オブジェクト42の中央部には、対象マーク46dが描画されている。オブジェクト42の周囲には、第4色で均一に着色された背景部48dを有する。
なお、対象マーク46、46a〜46dはいずれも同一の形状及び色彩を有している。また、背景部48、48a〜48dの色彩(所定の色、第1〜第4色)は、それぞれ異なっている。
図3Aは、図1に示すカラーチャート36cの基本的構成を表す概略説明図である。
カラーチャート36cは、メディア34上に印刷された、27個のカラーパッチ50と、各カラーパッチ50をそれぞれ囲繞する背景領域に相当する囲繞領域52と、カラーパッチ50の行方向及び列方向の配列位置を特定する行番号54l及び列番号54cと、カラーチャート36cの印刷条件を識別する情報からなる印刷情報56とから構成される。
各カラーパッチ50は、F字の形状(いずれも略同形状)を有している。メディア34の左側部、中央部及び右側部に、縦方向及び横方向に3個ずつ、所定間隔の隙間を設けるように配置されている。各カラーパッチ50の色は、CMYK値の各信号レベルの範囲(百分率では0%〜100%、8ビット階調である場合は0〜255)の所定の値が設定されている。
囲繞領域52は、左領域52L、中央領域52C、及び右領域52Rとから構成されている。図3A例では、左領域52L、中央領域52C、及び右領域52Rは、いずれも所定の色で均一に着色されている。
行番号54l(識別情報)は、上から順番に(1)、(0)、(−1)からなり、それぞれ各カラーパッチ50の左方にその位置に対応するように設けられている。一方、列番号54c(識別情報)は、左から順番に(1’)、…、(−1”)からなり、各カラーパッチ50の上方にその位置に対応するように設けられている。以下、行番号54l及び列番号54cを総称して識別番号54という。
印刷情報56には、印刷機18の機種、シリアル番号若しくは登録名、後述する印刷モード、メディア34の種類、印刷日時等が印刷されている。
図3Bは、図3Aに示す各カラーパッチ50の色値の設計例を表す説明図である。
複数のカラーパッチ50を二次元的に配置する際、カラーパッチ50の位置毎に色を徐々に変化させる方法を採ることができる。例えば、均等色空間CIELAB系の3つの変数(L,a,b)において、各カラーパッチ50に対応する色値を、(1)〜(3)式のように決定することができる。
=L +ΔL×i (iは整数) …(1)
=a +Δa×j (jは整数) …(2)
=b +Δb×k (kは整数) …(3)
図3Bに示す表の左方側、上方側に示される番号は、行番号54l、列番号54cにそれぞれ対応している。そして、この表の各欄の上段、中段及び下段はそれぞれ(1)式に示す「i」の値、(2)式に示す「j」の値及び(3)式に示す「k」の値を示す。
以下、各カラーパッチ50の平均的な色{例えば、中央値(L ,a ,b )}を「基準色」という。また、囲繞領域52の色を「領域色」という。さらに、隣接するカラーパッチ50間の色差(ΔL,Δa,Δb)を「色間隔」という。さらに、カラーチャート36c上に二次元的に配置されたカラーパッチ50の、一辺当たりの個数(図3A例では3個)を「パッチ個数」という。さらに、図3Bに例示した各カラーパッチ50の配設位置と各色値との対応関係を「色対応付け」という。本明細書では、カラーチャート36cの基準色、領域色間隔及び色対応付けを総称して「カラーチャート条件」という。
図4は、図1に示す画像処理装置16の機能ブロック図である。
本体22は、RIP処理部60と、制御部62と、表示制御部64と、印刷制御部66と、メモリ68と、チャート出力データ作成部70と、色値取得部72と、色値表示データ作成部74(データ変換部)と、印刷色調整部76と、5つのI/F78、80、82、84、86とを備えている。
RIP処理部60は、PDL形式の電子原稿をラスタ形式のデバイス依存データに変換するラスタライズ処理部90と、入力プロファイルを用いてデバイス依存データをデバイス非依存データに変換する入力プロファイル処理部92と、出力プロファイルを用いてデバイス非依存データをデバイス依存データに変換する出力プロファイル処理部94とを備える。
制御部62は、RIP処理部60、表示制御部64、チャート出力データ作成部70等の本体22の各部を制御する。制御部62は、CPU等のプロセッサによって構成してもよい。
表示制御部64は、制御部62の制御に従って、表示装置24を駆動制御する制御回路である。表示制御部64が表示制御信号をI/F82を介して表示装置24に出力することで、表示装置24が駆動する。これにより、表示装置24は、画像を表示することができる。
印刷制御部66は、制御部62の制御に従って、印刷機18を駆動制御する制御回路である。印刷制御部66が印刷制御信号をI/F86を介して印刷機18に出力することで、印刷機18が駆動する。これにより、印刷機18は、印刷物36を印刷することができる。
メモリ68は、制御部62が各部を制御するのに必要なプログラム及びデータ(例えば、チャート出力データ作成部70の処理に必要なデータ)等を記憶している。メモリ68は、不揮発性のメモリ、ハードディスク等の記録媒体であってよい。
チャート出力データ作成部70は、カラーチャート36cを印刷機18で印刷するための印刷データを作成する。また、チャート出力データ作成部70は、カラーチャート36cを模擬したチャート模擬画像202(図8で後述する。)を表示装置24で表示するための表示データを作成する。
なお、前記印刷データ又は前記表示データの形式は、TIFFやビットマップ等のラスタ形式データに限られず、PDFやPostScript(登録商標)等のPDL形式の画像データであってもよい。
チャート出力データ作成部70は、カラーチャート36cを印刷する際のカラーチャート条件を決定するカラーチャート条件決定部96と、印刷見本40から抽出した対象マーク46及びオブジェクト42の形状を取得する見本形状取得部98と、カラーチャート36cを印刷(又はチャート模擬画像202を表示)するための画像データを作成する画像データ作成部100と、人間の視覚応答特性に応じてカラーチャート36cの基準色を補正する基準色補正部102とを備えている。
カラーチャート条件決定部96は、印刷しようとするカラーチャート36cの基準色を決定する基準色決定部104と、囲繞領域52の色を決定する領域色決定部106と、カラーパッチ50の色間隔を決定する色間隔決定部108と、カラーチャート36cのパッチ個数を決定するパッチ個数決定部110と、カラーチャート36cの色対応付けを決定する色対応付け決定部112とをさらに備えている。
見本形状取得部98は、印刷見本40の中から抽出された対象マーク46の形状を取得する対象マーク取得部114と、抽出されたオブジェクト42の形状を取得するオブジェクト取得部116と、カラーパッチ50毎のデータ領域サイズを印刷見本40の出力解像度に応じて決定するサイズ決定部117とをさらに備えている。
色値取得部72は、カラーチャート36cの中から最終的に選択されたカラーパッチ50の色値を第1色値(選択色値という場合がある。)として取得する第1色値取得部118と、指定色の色値を第2色値として取得する第2色値取得部120とを備えている。
色値表示データ作成部74は、色値取得部72で取得した各色値を表示するための各種データを作成する。ここで、表示させる色値として、印刷機18により色再現されるカラーパッチ50に応じたデバイス非依存データ及び/又はデバイス依存データ(第1色値、第2色値)等が挙げられる。
印刷色調整部76は、印刷機18のプロファイルが備える色変換テーブルを補正して新たなプロファイルを得るプロファイル補正部122と、電子原稿の一部について適切な色値に補正する印刷データ補正部124とを備えている。
入力装置26は、後述する色選択画面200等(図8〜図10参照)を介して、印刷見本40に関する各種情報を入力する見本情報入力部126としての機能を有する。また、入力装置26は、色選択画面200等(同参照)を介して、カラーチャート条件を入力するカラーチャート条件入力部128としての機能を有する。さらに、入力装置26は、色選択画面200等(同参照)を介して、カラーパッチ50の識別番号54を入力する識別情報入力部130としての機能を有する。
なお、カラーパッチ50の識別情報は、カラーチャート36c上に設けられた各カラーパッチ50を一意に識別するための情報であればよく、種類は問わない。識別情報には、カラーパッチ50の配置情報(識別符号や位置関係等)又は色情報(測色で得た色値等)が含まれる。
本実施の形態に係る画像処理装置16は以上のように構成され、上述した各画像処理機能は、基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)上で動作する、メモリ68に記憶された応用ソフトウェア(プログラム)を用いて実現することができる。
なお、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、図1の可搬型メモリ32)に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行させてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
本実施の形態に係る印刷システム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について図5のフローチャート及び図4の機能ブロック図を参照しながら説明する。
先ず、作業者は、印刷物36に関する印刷条件を決定する(ステップS1)。ここで、印刷条件には、印刷に使用する印刷機18の種類、メディア34の種類、上述した印刷モード等が含まれる。
次いで、作業者は、図2に示す印刷見本40を入手する(ステップS2)。その際、クライアント(印刷業務依頼者)は、作業者(印刷業者)に対して、印刷見本40のうち、「F」の文字からなるロゴマーク(対象マーク46)の色を精度良く再現するように指示したとする。このとき、印刷見本40上での対象マーク46の色は、指定色に相当する。
次いで、作業者は、印刷しようとする印刷物36の色の微調整を行う(ステップS3)。画像処理装置16の動作の詳細については後述する。
次いで、作業者は、入力装置26を用いた所定の操作指示をすることで、印刷機18に印刷物36を印刷させる(ステップS4)。画像処理装置16による画像処理の流れについて、図4の機能ブロック図を参照しながら説明する。
画像処理装置16は、ネットワーク12及びI/F78を介して、編集装置14から供給された電子原稿(PDL形式)を受信する。この電子原稿は、印刷見本40を表すページ記述言語データである。
ラスタライズ処理部90は、ラスタライズ処理部90から取得した電子原稿(PDL形式)をラスタ形式のデバイス依存データ(例えば、8ビットのCMYK値)に変換する。そして、入力プロファイル処理部92は、ラスタライズ処理部90から取得したデバイス依存データをデバイス非依存データ(例えば、L値)に変換する。そして、出力プロファイル処理部94は、入力プロファイル処理部92から取得したデバイス非依存データをデバイス依存データ(例えば、CMYK値)に変換する。そして、印刷制御部66は、出力プロファイル処理部94から取得したデバイス依存データを印刷制御信号(インク射出制御データ)に変換する。そして、印刷制御部66は、I/F86を介して前記印刷制御信号を印刷機18に出力することで、印刷機18に所望の印刷物36を印刷させる。
次いで、図5に戻って、作業者は、印刷物36のカラー画像の色を評価し(ステップS5)、印刷物36上での対象マーク46と、印刷見本40上での対象マーク46(指定色の画像領域)との色の見え方が略一致するか否かを判断する(ステップS6)。色の見え方が一致するか否かについての評価方法としては、画像の全体的外観又は部分的外観に着目し、作業者等の目視により良否を判断する方法、あるいは、測色計20を用いて印刷物36の所定の箇所を測色し、その値が所望の範囲内に収まるか否かで判断する方法等が使用される。
この画像評価の結果、印刷物36と印刷見本40との色の見え方が一致しないと判断された場合は、色の微調整を再度行う(ステップS3)。以下、印刷と評価を繰り返すことにより(ステップS3〜S6)、所望の色の印刷物36が得られる。
続いて、図5に示す色の微調整(ステップS3)を行う際の、図1及び図4の画像処理装置16の動作について、図6のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
先ず、印刷見本40の中から、対象マーク46及び背景部48を抽出する(ステップS31)。ここで、図2の対象マーク46及び背景部48は、対象領域44から抽出される各画像領域である。例えば、印刷見本40自体に境界線等を記載することで、前記画像領域を抽出してもよい。あるいは、印刷見本40の画像を表示装置24に表示させた上で、作業者の所定の操作により、前記画像領域の範囲を切り出してもよい。
切り出した画像領域に対して公知の画像処理(例えば、閾値処理)を施すことにより、対象マーク46及び背景部48を抽出できる。閾値処理の例として、切り出した画像領域の平均色値からの色差Δeが5以内の範囲である領域を抽出してもよい。
次いで、作業者による所定の操作に応じて、画像処理装置16は、対象マーク46の色情報を入力する(ステップS32)。
なお、色情報とは、色を特定するための各種情報であり、色見本の現物のみならず、その色値又は種類等が含まれる。色見本の色値には、デバイス非依存データあるいはデバイス依存データが含まれる。色見本の種類には、製造業者名、色見本番号等が含まれる。
この入力動作に先立ち、表示制御部64(図4参照)は、図7に示す入力画面150を表示装置24に表示させる。
作業者は、指定色に関する色情報の入力方法(図7例では6通り)のうち1つを選択する。そして、作業者は、マウス30(図1参照)を用いて、表示装置24に表示された入力画面150上に設けられたラジオボタン152a〜152fのいずれか1つをクリックする。
ラジオボタン152aに対応する「Lで指定」とは、既知の指定色のL値を直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28(図1参照)を用いて、3個のテキストボックス154に、入力画面150の左側からL、a、bの配列順に各色値を入力する。
ラジオボタン152bに対応する「RGBで指定」とは、既知の指定色のRGB値を数字列として直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28を用いて、3個のテキストボックス156に、入力画面150の左側からR、G、Bの配列順に各色値を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー158を介して、印刷目的等に応じた適切な目標プロファイル(図7例では、「sRGB」)を選択する。そうすると、本体22は、選択された目標プロファイルに対応するRGB−L変換式に基づいて、RGB値(テキストボックス158への入力値)をL値に変換する。
ラジオボタン152cに対応する「CMYKで指定」とは、既知の指定色のCMYK値を数字列として直接入力する方法である。具体的には、作業者は、キーボード28を用いて、4個のテキストボックス160に、入力画面150の左側からC、M、Y、Kの配列順に各色値を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー162を介して、印刷目的等に応じた適切な目標プロファイル(図7例では、「ISO coated」)を選択する。そうすると、本体22は、選択された目標プロファイルに対応するCMYK−L変換式に基づいて、CMYK値(テキストボックス160への入力値)をL値に変換する。
ラジオボタン152dに対応する「測色計で測定」とは、カラーチップ等の色見本を測色計20により測色し、そのL値を入力する方法である。具体的には、作業者は、測色計20で測色可能な状態となるように色見本をセットする。そして、作業者は、マウス30を用いて、プルダウンメニュー164を介して測色計20に応じた機種名を入力した後、[測色]ボタン166をクリックする。そうすると、本体22は、I/F84(図4参照)を介して、測色計20からの色値を取得する。
ラジオボタン152eに対応する「特色名で指定」とは、メモリ68やデータベースDB等に記憶・管理されている特色名(プルダウンメニュー168を介して選択可能である。)を参照することにより、該特色名に対応するL値を取得する方法である。
ラジオボタン152fに対応する「カラーホイールで指定」とは、カラーホイール170を用いてL値を取得する方法である。具体的には、作業者は、マウス30のドラッグ操作により、カラーパレット172上の環状ポインタ174を移動させる。そうすると、横方向は彩度(C)、縦方向は明度(L)を変数として指定色を変化させることができる。また、作業者は、マウス30のドラッグ操作により、カラーバー176上の三角ポインタ178を上下方向に移動させる。そうすると、縦方向は色相(H)を変数として指定色を変化させることができる。なお、環状ポインタ174及び三角ポインタ178が現在指示する色と同一の色を、矩形状の参照パッチ180に表示させてもよい。
作業者による[OK]ボタン182のクリック操作に応じて、本体22は、指定色の色情報を入力し、該色情報に基づいてL値を取得する。
次いで、作業者の所定の操作に応じて、画像処理装置16は、対象マーク46の形状を入力する(ステップS33)。この入力動作に先立ち、表示制御部64は、図8に示す色選択画面200を表示装置24に表示させる。
色選択画面200の中央上部には、カラーチャート36c上における各カラーパッチ38の配置を模擬したチャート模擬画像202(模擬画像)が設けられている。
チャート模擬画像202の上方には、左右方向に延在するカラーバー204が設けられている。カラーバー204の右端から左端にかけてL値が線形的に増加するように連続階調の色で表示されている。チャート模擬画像202の左方には、上下方向に延在するカラーバー206が設けられている。カラーバー206の下端から上端にかけてb値が線形的に増加するように連続階調の色で表示されている。チャート模擬画像202の左下方には、左右方向に延在するカラーバー208が設けられている。カラーバー208の左端から右端にかけてa値が線形的に増加するように連続階調の色で表示されている。
また、チャート模擬画像202は、27個のパッチ画像210と、各パッチ画像210をそれぞれ囲繞する背景画像212とから構成されている。
チャート模擬画像202の下方には、所定のタブのクリック操作に応じて表示内容の変更が自在である設定欄214が設けられている。設定欄214の右方には、上から順番に、[基準色の更新]、[印刷]、[確定]、[戻る]及び[中止]と表示されたボタン216、218、220、222及び224がそれぞれ設けられている。
作業者は、設定欄214を介して、「テキスト入力」又は「イメージ入力」のいずれかの方法を選択した上で、対象マーク46の形状を入力する。
テキスト入力の場合、作業者は、マウス30を用いて、ラジオボタン226a、226bのうち、ラジオボタン226aを選択しクリックする。そして、作業者は、キーボード28及びマウス30を用いて、テキストボックス228に文字(図8例では「F」)を入力し、プルダウンメニュー230を介してフォント(図8例では「MSゴシック」)を入力し、プルダウンメニュー232を介してスタイル(図8例では「太字」)を入力し、プルダウンメニュー234を介してサイズ(図8例では「36ポイント」)を入力する。そうすると、現在入力されている各種設定に従って、プレビュー欄236内に「F」の形状が即時に表示される。
イメージ入力の場合、作業者は、マウス30を用いて、ラジオボタン226a、226bのうち、ラジオボタン226bを選択しクリックする。そして、作業者は、テキストボックス238にファイル名を入力する。そうすると、入力されたファイル名のイメージデータがプレビュー欄236内に即時に表示される。なお、ファイル名の入力は、キーボード28を用いて直接入力してもよいし、マウス30を用いて[参照]ボタン240をクリックし、所定のウィンドウから選択してもよい。また、印刷見本40の印刷データの一部(対象マーク46の箇所)を切り出したイメージデータのファイルを予め作成しておき、このファイルを読み出してもよい。
次いで、作業者の所定の操作に応じて、画像処理装置16は、背景部48の色情報を入力する(ステップS34)。ステップS33に続いて、表示制御部64は、図9に示す色選択画面200を表示装置24に表示させる。
図9は、図8に示す色選択画面200の第1変化図である。作業者は、設定欄214(図8参照)上方部にあるタブをクリックすることで、表示制御部64は、設定欄214内の表示態様を変化させる。ここで、参照符号214aは、新たな表示態様の設定欄を表す。
作業者は、設定欄214aを介して、「カラーパレットで指定」、「測色で指定」のいずれかの方法を選択し、背景部48の色情報を入力する。
カラーパレットで指定する場合、作業者は、マウス30を用いて、ラジオボタン242a、242bのうち、ラジオボタン242aを選択しクリックする。そして、作業者は、マウス30を用いて、カラーパレット244で選択可能な色群から、印刷見本40に最も近い色を選択し入力する。そうすると、入力された色(カラーパレット244に現在表示されている色)がプレビュー欄246内に即時に表示される。
一方、測色で指定する場合、作業者は、マウス30を用いて、ラジオボタン242a、242bのうち、ラジオボタン242bを選択しクリックする。そして、作業者は、プルダウンメニュー248を介して測色回数(図9例では「3」回)を入力し、印刷見本40を測色可能な状態になるように測色計20をセットし、[開始]ボタン250をクリックする。そして、作業者は、図2例のように、背景部48のうち所定の3箇所(位置P1〜P3)に対してそれぞれ測色する。測色の都度、測色計20からの各色値が欄252に表示されるとともに、その色値に相当する色がプレビュー欄246内に即時に表示される。
測色回数が複数の場合は、各回で取得した色値を用いて、統計的手法により算出された色値を表示してもよい。統計的手法を用いることで、測色位置や機器等に起因する色値のばらつきの影響を低減できる。具体的には、平均値のみならず、メジアン、モード、加重平均等の種々の演算方法を用いることができる。
なお、背景部48の色情報を入力する方法は、上記した方法に限られない。図7に示した種々の方法を適用して、色情報を入力できるようにしてもよい。
次いで、作業者の操作に応じて、画像処理装置16は、基準色、色間隔及びパッチ個数を決定する(ステップS35)。ステップS34に続いて、表示制御部64は、図10に示す色選択画面200を表示装置24に表示させる。
図10は、図8に示す色選択画面200の第2変化図である。作業者は、設定欄214a(図9参照)上方部にあるタブをクリックすることで、表示制御部64は、設定欄214a内の表示態様をさらに変化させる。ここで、参照符号214bは、新たな表示態様の設定欄を表す。
作業者は、設定欄214bにあるプルダウンメニュー254を介してL軸側のパッチ個数(図10例では「3」個)を入力し、プルダウンメニュー256を介してa軸及びb軸側のパッチ個数(図10例では「3」個)を入力する。そして、作業者は、プルダウンメニュー258を介してL軸側の色間隔(図10例では色差Δe=「8」)を入力し、プルダウンメニュー260を介してa軸及びb軸側の色間隔(図10例ではΔe=「8」)を入力する。
次いで、表示制御部64は、色選択画面200を更新表示させる(ステップS36)。作業者による[更新]ボタン262(図10参照)のクリック操作に応じて、図4のカラーチャート条件決定部96は、カラーチャート条件入力部128からI/F80を介して、現在設定されているカラーチャート条件を取得する。
基準色決定部104は、表示しようとするチャート模擬画像202の基準色を決定する。領域色決定部106は、チャート模擬画像202の背景画像212の色を決定する。色間隔決定部108は、チャート模擬画像202の色間隔を決定する。パッチ個数決定部110は、チャート模擬画像202のパッチ個数を決定する。色対応付け決定部112は、チャート模擬画像202上における各パッチ画像210の配置と色との対応関係を決定する。
その後、画像データ作成部100は、カラーチャート条件決定部96から取得したカラーチャート条件に基づいて、チャート模擬画像202を表示するための表示データを作成し、該表示データを表示制御部64に供給する。そして、表示制御部64は、I/F82を介して前記表示データを出力し、表示装置24に色選択画面200(チャート模擬画像202)を表示させる。
このように、図8〜図10の色選択画面200上において、現在入力されているカラーチャート条件に従って、チャート模擬画像202内のパッチ画像210の表示色及び個数が即時に更新表示される(ステップS36)。
次いで、作業者は、所定の操作指示をすることで、印刷機18にカラーチャート36cを印刷させる(ステップS37)。
作業者による[印刷]ボタン218(図8〜図10参照)のクリック操作に応じて、図4のカラーチャート条件決定部96は、カラーチャート条件入力部128からI/F80を介して、現在設定されているカラーチャート条件を取得する。
より詳細には、基準色決定部104は、入力画面150(図7参照)での入力値をカラーパッチ50の基準色として決定する。領域色決定部106は、設定欄214aでの入力値(図9のプレビュー欄246の色)をカラーチャート36cの領域色として決定する。色間隔決定部108は、設定欄214bでの入力値(図10のプルダウンメニュー258、260)をカラーパッチ50の色間隔として決定する。パッチ個数決定部110は、設定欄214bでの入力値(図10のプルダウンメニュー254、256)をカラーチャート36cのパッチ個数として決定する。色対応付け決定部112は、カラーチャート36c上における各カラーパッチ50の配置と色との対応関係(図3B参照)を決定する。
対象マーク取得部114は、色選択画面200で入力した形状(図8のプレビュー欄236に表示された形状)を、対象マーク46の形状として取得する。サイズ決定部117は、カラーパッチ50毎のデータ領域サイズを印刷見本40の出力解像度に応じて決定する。サイズ決定部117は、例えば、図3Aに示す矩形状のカラーパッチ50のサイズが前記出力解像度に関わらず一定の値になるように、前記データ領域サイズを決定する。
一方、基準色補正部102は、基準色決定部104から取得した基準色を必要に応じて補正するとともに、補正後の基準色(色値)を基準色決定部104に供給する。基準色補正部102は、カラーパッチ50のサイズと、対象マーク46のサイズとの差異に応じて、基準色を補正する。例えば、面積効果、フォン・ベゾルト効果(同化現象)等が考慮される。また、基準色補正部102は、対象マーク46及び背景部48の色の組合せに応じて基準色を補正してもよい。例えば、明度対比効果、彩度対比効果、色相対比効果、補色対比効果等が考慮される。さらに、基準色補正部102は、これらの視覚的効果を総合的に勘案して、基準色を補正してもよい。
そして、画像データ作成部100は、カラーチャート条件決定部96から取得した領域色を用いて、カラーチャート36cの囲繞領域52内の色値を決定する。その後、画像データ作成部100は、カラーチャート条件決定部96から取得したパッチ個数、並びに見本形状取得部98から取得した対象マーク46の形状及びデータ領域サイズを用いて、各カラーパッチ50の位置に応じたアドレスデータを決定する。その後、画像データ作成部100は、カラーチャート条件決定部96から取得した基準色、色間隔及び色対応付けを用いて、各カラーパッチ50内の色値を決定する。
画像データ作成部100は、囲繞領域52内の色値、各カラーパッチ50のアドレスデータ及び色値に基づいて、カラーチャート36cを印刷するための印刷データを作成し、該印刷データをRIP処理部60に供給する。ここで、印刷データがPDL形式のデータである場合、RIP処理部60は、ラスタライズ処理部90及び出力プロファイル処理部94を介して、前記印刷データに対して処理を施す。また、印刷データがラスタ形式のデータである場合、RIP処理部60は、出力プロファイル処理部94を介して、前記印刷データに対して処理を施す。
そして、RIP処理部60は、前記印刷データに対して適切な処理を施し、処理後の印刷データを印刷制御部66に供給する。
そして、印刷制御部66は、I/F86を介して前記処理後の印刷データを出力し、印刷機18にカラーチャート36c(図3A参照)を印刷させる。
次いで、図6に戻って、画像処理装置16は、カラーパッチ50の識別情報の入力の有無について判別する(ステップS38)。画像処理装置16は、作業者による入力指示がなされるまで、ステップS38を繰り返す。
作業者は、ステップS37で印刷されたカラーチャート36cと、印刷機18で色再現しようとする印刷見本40(対象領域44)とを比較・評価する。そして、カラーチャート36cの中から、対象マーク46に最も近い色のカラーパッチ50を選択する。例えば、目視による比較観察を行うことで、作業者の主観に基づいてカラーパッチ50を選択してもよい。また、作業者は、測色計20を用いて各カラーパッチ50を直接測色し、その色値を手掛かりに指定色に最も近い色であるカラーパッチ50を選択してもよい。
なお、本明細書中での「最も近い色」とは、主観的又は客観的な基準に従って判断されるものである。すなわち、このカラーパッチ50の選択にあたって、結果として、色見本(指定色)との色差が最小である色を選択できたか否かは問題としない。
例えば、図9に示すように、チャート模擬画像202内にポインタ270を配置した状態下で、マウス30のクリック操作を行う。そうすると、図10に示すように、ポインタ270の指示位置に十字形のマーク272が重畳して表示される。このとき、1つのパッチ画像274{行番号54lが(1)、列番号54cが(1’)のカラーパッチ50}が現在選択されている状態を表す。
なお、図8〜図10の色選択画面200では、パッチ画像210を矩形状として表示しているが、カラーパッチ50の形状(図3A例では「F」字状)と一致させて表示させてもよい。
なお、識別情報は、カラーチャート36c上に設けられた各カラーパッチ50を一意に識別するための情報であればよく、種類は問わない。識別情報には、カラーパッチ50の配置情報(識別番号54等)又は色情報(測色で得た色値等)が含まれる。
また、カラーパッチ50の選択に関して、指定色との近似性が極めて高い場合は1個を選択してもよい。さらに、カラーホイール等のGUIコントロールを用いて、隣接するカラーパッチ50の中間的な色を入力してもよい。さらに、27個のカラーパッチ50が提示する色のいずれにも該当しない場合は、その範囲外であるとの選択をしてもよい。さらに、テキストボックス等を介して、選択されたカラーパッチ50の色に対応する色見本番号や色値等を直接入力してもよい。
作業者は、チャート模擬画像202内の所定の箇所をマーク272で指示した状態下で、[基準色の更新]ボタン216、又は[確定]ボタン220(図8〜図10参照)のいずれか一方をクリックする。すると、次のステップ(S39)に移行する。ここで、作業者は、色を確定して選択作業を終了する場合に[確定]ボタン220をクリックし、色を確定しない場合に[基準色の更新]ボタン216をクリックする。
次いで、図6に戻って、画像処理装置16は、色の確定があったか否かを判別する(ステップS39)。色を確定しない場合、すなわち、[基準色の更新]ボタン216のクリック操作を受けて、カラーチャート条件決定部96は、カラーチャート条件入力部128からカラーチャート条件を取得し、基準色、色間隔及びパッチ個数の各値を更新する(ステップS40)。なお、カラーチャート条件決定部96は、識別情報入力部130から入力された識別番号54(識別情報)をも考慮して、基準色、色間隔及びパッチ個数の各値を更新してもよい。
その後、図8〜図10の色選択画面200を更新し(ステップS36)、以降、ステップS36〜S40を繰り返す。
次いで、作業者は、カラーチャート36cの印刷ステップ、カラーパッチ50の選択ステップを少なくとも1回順次行う(ステップS36〜S40)。そして、色を確定した場合は、次のステップ(S41)に移行する。以下、ステップS31〜S40の間に、最後に選択されたカラーパッチ50(すなわち、確定されたカラーパッチ50)が有する色値は、選択色値(第1色値)に相当する。
次いで、第1色値取得部118は、選択色値を第1色値として取得する(ステップS41)。色選択画面200(図8〜図10参照)の[確定]ボタン220のクリック操作に応じて、第1色値取得部118は、識別情報入力部130からI/F80を介して、識別番号54及びカラーチャート条件を取得する。そして、第1色値取得部118は、基準色、色間隔、色対応付け及び識別番号54に基づいて、最後に選択されたカラーパッチ50に応じた色値(選択色値)を算出・取得する。
なお、第1色値取得部118は、基準色補正部102での演算処理と同様に、取得した第1色値を必要に応じて補正してもよい。第1色値取得部118は、カラーパッチ50のサイズと、対象マーク46のサイズとの差異に応じて第1色値を補正してもよいし、対象マーク46及び背景部48の色の組合せに応じて第1色値を補正してもよい。
あわせて、第2色値取得部120は、入力画面150(図7参照)を介して、指定色として入力された色値を第2色値として取得する。ここで、第2色値は、デバイス依存データ又はデバイス非依存データのいずれでもよい。
最後に、画像処理装置16は、電子原稿の色補正を行う(ステップS42)。
電子原稿(印刷データ)のうち所定の色値を、適切な色値に置換する第1の補正方法について以下説明する。ステップS41の実行後、色値表示データ作成部74は、色値取得部72から第1及び第2色値を取得し、メモリ68等から印刷機18のプロファイルを取得する。そして、色値表示データ作成部74は、印刷機18を用いて色再現する際に適切な色情報を、表示装置24に表示させるための各種データ(デバイス非依存データ及び/又はデバイス依存データ)を作成する。
そして、表示制御部64は、図11に示す色選択の結果画面300(前記各種データを含む。)を表示装置24に表示させる。
作業者は、結果画面300に表示された色情報を参照しながら、電子原稿の色補正をすることができる。
結果画面300の上方部には、入力画面150(図7参照)で入力された指定色の色情報(第2色値を含む。)を表示する欄302が設けられている。
例えば、特色名(図7のプルダウンメニュー168)が入力された場合は、小欄304にその特色名が表示される。あわせて、前記特色名に対応するL値が小欄306に表示され、前記特色名に対応するRGB値が小欄308に表示され、前記特色名に対応するCMYK値が小欄310に表示される。さらに、その色値の指定方法が「特色名で指定」する旨も小欄312に表示される。
結果画面300の左下部には、印刷機18を用いて指定色を色再現する際の色値(電子原稿の修正値)を表示する欄314が設けられている。
例えば、選択色値である第1色値(デバイス非依存データ)、具体的にはL値が、1組の小欄316にそれぞれ表示される。
また、任意のプロファイルを用いて前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはRGB値が、1組の小欄318に表示される。プルダウンメニュー158(図7参照)からのプロファイルの選択操作に応じて、色値表示データ作成部74は、該プロファイルが備えるL−RGB変換テーブルに従って、前記第1色値をRGB値に変換する。得られたRGB値は、1組の小欄318に即時に更新表示される。なお、小欄318の右方に付設されたプルダウンメニュー320を用いて、プロファイルを再度選択できるようにしてもよい。
さらに、任意のプロファイルを用いて前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはCMYK値が、1組の小欄322に表示される。プルダウンメニュー162(図7参照)からのプロファイルの選択操作に応じて、色値表示データ作成部74は、該プロファイルが備えるL−CMYK変換テーブルに従って、前記第1色値をCMYK値に変換する。得られたCMYK値は、1組の小欄322に即時に更新表示される。なお、小欄322の右方に付設されたプルダウンメニュー324を用いて、プロファイルを再度選択できるようにしてもよい。
結果画面300の右下部には、特色データベースの修正値を表示する欄326が設けられている。例えば、選択色値である第1色値(デバイス非依存データ)、具体的にはL値が、1組の小欄328にそれぞれ表示される。また、プルダウンメニュー162(図7参照)で入力されたプロファイルを用いて、前記第1色値をデバイス依存データに変換した値、具体的にはCMYK値が、1組の小欄330に表示される。
さらに、自動又は手動により、画像処理装置16内部又はその外部装置(例えば、データベースDB)が管理する特色データベースの管理情報(L又はCMYK)を上述した修正値に更新することができる。この更新された特色データを用いることにより、印刷物36の色を調整することができる。
また、第2の補正方法として、プロファイルが備える色変換テーブルを補正する方法を採ってもよい。具体的には、プロファイル補正部122は、色値取得部72から、指定色に最も近い色として選択・取得された第1色値と、前記指定色の色値である第2色値とを取得する。そして、プロファイル補正部122は、前記第1及び第2色値の差分量に基づいて色調整するように色変換テーブルを補正し、プロファイルを補正する。
以上のようにして、印刷物36の色の微調整が完了する(ステップS3)。
このように、印刷見本40の中から抽出された、印刷で色再現しようとする指定色からなる対象マーク46の形状を入力し、入力された対象マーク46の形状を模擬した複数のカラーパッチ50を備えるカラーチャート36cを印刷するようにしたので、印刷見本40の描画内容に類似したカラーチャート36cの中から、指定色に近い色のカラーパッチ50を選択可能である。すなわち、対象マーク46が複雑な形状を有する場合であっても、対象マーク46の形状の違いによる視覚的効果の影響度が低減される。これにより、色調整の作業効率を向上できる。
なお、「対象マーク46の形状を各カラーパッチ50の形状とする」とは、同一の形状(同サイズ)にする場合は勿論のこと、サイズが異なる相似形にすることや、実質的に同一(又は相似)にすることも含まれる。
また、対象マーク46の背景部48の色情報をさらに入力し、背景部48の色情報に基づいて複数のカラーパッチ50をそれぞれ囲繞する囲繞領域52の色を決定するようにしたので、明度対比効果、彩度対比効果、色相対比効果、補色対比効果等の視覚的効果の影響度がさらに低減される。これにより、色調整の作業効率を一層向上できる。
ところで、図3Aに示すカラーチャート36cの描画内容を種々変更してもよい。以下、その第1〜第4変形例について図12A〜図15を参照しながら説明する。
図12A及び図12Bは、第1変形例に係るカラーチャート36ca、36cbの一部省略正面図である。
図12Aのカラーチャート36caは、印刷見本40(図2参照)の中から、第1領域44a内にある対象マーク46a及びその背景部48aを抽出して得られたものである。図12Aに示すように、カラーチャート36caの囲繞領域52b(左領域52aL、中央領域52aC、及び右領域52aR)の色を、背景部48bの色(背景部48とは異なる色)と近似させてもよい。
また、図12Bのカラーチャート36cbは、図12Aと同様に、印刷見本40(図2参照)の中から、第2領域44b内にある対象マーク46b及びその背景部48bを抽出して得られたものである。
図12Cは、第2変形例に係るカラーチャート36ccの一部省略正面図である。カラーチャート36ccは、印刷見本40(図2参照)の中から、第3領域44c内にある対象マーク46c及びその背景部48cを抽出して得られたものである。図12Cに示すように、カラーチャート36cc上の各カラーパッチ50cのサイズが、印刷見本40上の対象マーク46cのサイズに一致するようにしてもよい。この場合、カラーチャート36ccの観察距離を印刷見本40の観察距離に合わせることで、カラーパッチ50cと対象マーク46cとの色の見え方の一致感が高まる。
図13は、第3変形例に係るカラーチャート36cdの概略正面図である。カラーチャート36cdは、印刷見本40(図2参照)の中から、オブジェクト42内にある対象マーク46d及びその背景部48dを抽出して得られたものである。図13に示すように、カラーパッチ50等に代替して、色違いオブジェクト400を配置してもよい。色違いオブジェクト400は、抽出されたオブジェクト42から対象マーク46dを切り出した残余部402と、複数のカラーパッチ50dとしての色違いの対象マーク46dとをそれぞれ結合して得られる。これにより、印刷見本40に一層類似した態様で比較観察できる。
図14及び図15は、第4変形例に係るカラーチャート36ce、36cfの概略正面図である。以下、これらのカラーチャート36ce、36cfを用いながら、指定色に最も近い色を選択する方法例について説明する。
先ず、画像処理装置16は、ステップS31〜S37(図6参照)と同様の動作を経て、図14のカラーチャート36ceを印刷機18に印刷させる。このカラーチャート36ceは、多数色(例えば27色)の中から少数の候補色を抽出するためのカラーチャートである。
図14に示すカラーチャート36ceは、図3Aのカラーチャート36cと同様の構成である。27個のカラーパッチ(以下、矩形パッチ404という。)がいずれも矩形状である点が、本実施の形態(カラーパッチ50)と異なる。なお、矩形パッチ404の各色及び個数は、本実施の形態と同様、自由に変更できることはいうまでもない。
次いで、作業者は、比較観察・測色等の評価手段を用いて、カラーチャート36ce上の矩形パッチ404の中から、複数の矩形パッチ404を仮に選択する。以下、選択された前記複数の矩形パッチ404のことを候補パッチ群という。ここでは、候補パッチ群として、6個の矩形パッチ404が仮に選択されたとする。
次いで、作業者による入力装置26の操作に応じて、画像処理装置16は、識別情報入力部130、I/F80を介して、候補パッチ群の識別情報(行番号54l及び列番号54c)及びパッチ個数を入力する。
次いで、画像処理装置16は、ステップS31〜S37(図6参照)と同様の動作を経て、図15のカラーチャート36cfを印刷機18に印刷させる。このカラーチャート36cfは、本実施の形態(図3Aのカラーチャート36c)と同様に、指定色に最も近い色のカラーパッチ406を選択するためのカラーチャートである。
図15に示すカラーチャート36cfは、6個の略同形状のカラーパッチ406と、カラーパッチ406を囲繞する囲繞領域408と、カラーパッチ406の配列位置を特定する識別番号410と、印刷情報56とから構成される。
ここで、6個のカラーパッチ406は、候補パッチ群として仮に選択された6個の矩形パッチ404と同色である。また、各カラーパッチ406は、印刷見本40上の対象マーク46と略同サイズを有している。作業者は、対象マーク46と略同サイズである6個のカラーパッチ406のうち、指定色に最も近い色を選択する。
このように、カラーチャート36ce及びカラーチャート36cfを順次印刷することで、より現物に近い状態下でカラーパッチ406を選択できる。特に、対象マーク46の実際のサイズが大きい場合であって、且つ、多数のカラーパッチ406を同時に印刷することが困難な場合(例えばメディア34のサイズ上の制約がある場合)に有効である。また、記録材(メディア34、インク等)の消費も低減できる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
本実施の形態では、印刷機18がインクジェット方式である構成を採っているがこれに限定されることなく、電子写真、感熱方式等であっても本発明の作用効果を得ることができる。また、出力形態はハードコピーに限定されず、ソフトコピー、すなわち、画像表示装置(あるいは種々の表示方式)にも本発明が適用できることはいうまでもない。
また、本実施の形態では、カラーパッチ50等の模様は、均一色を中心に説明したが、これに限定されることなく、対象マーク46の模様に合わせて種々変更してもよい。例えば、縞模様、水玉模様、地模様、又はテクスチャを含む周期/非周期パターンを適用できる。
10…印刷システム 16…画像処理装置
18…印刷機 20…測色計
22…本体 24…表示装置
26…入力装置 36…印刷物
36c(ca〜cd)…カラーチャート 40…印刷見本
42…オブジェクト 46(a〜d)…対象マーク
48(a〜d)…背景部 50、406…カラーパッチ
52(a〜d)、408…囲繞領域 54…識別番号
62…制御部 64…表示制御部
66…印刷制御部 68…メモリ
70…チャート出力データ作成部 72…色値取得部
74…色値表示データ作成部 76…印刷色調整部
96…カラーチャート条件決定部 98…見本形状取得部
100…画像データ作成部 102…基準色補正部
104…基準色決定部 106…領域色補正部
114…対象マーク取得部 116…オブジェクト取得部
117…サイズ決定部 118…第1色値取得部
120…第2色値取得部 200…色選択画面
400…色違いオブジェクト 402…残余部
404…矩形パッチ

Claims (16)

  1. 印刷見本の中から抽出された、印刷物上で色再現しようとする対象マークの形状を入力する入力ステップと、
    入力された前記対象マークの形状を模擬した複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷する印刷ステップと、
    印刷された前記カラーチャートの中から色再現しようとする指定色に近い色として、選択されたカラーパッチに応じた色値を取得する色値取得ステップと
    を備えることを特徴とする色値取得方法。
  2. 請求項1記載の色値取得方法において、
    前記カラーパッチ毎のデータ領域サイズを前記印刷見本の出力解像度に応じて決定するサイズ決定ステップと、
    決定された前記データ領域サイズに基づいて、前記カラーチャートを印刷するための画像データを作成する作成ステップと
    をさらに備えることを特徴とする色値取得方法。
  3. 請求項2記載の色値取得方法において、
    前記サイズ決定ステップでは、前記カラーチャート上の各前記カラーパッチのサイズが前記印刷見本上の前記対象マークのサイズに一致するように、前記データ領域サイズを決定することを特徴とする色値取得方法。
  4. 請求項2記載の色値取得方法において、
    前記サイズ決定ステップでは、前記カラーチャート上の各前記カラーパッチのサイズが前記出力解像度に関わらず一定の値になるように、前記データ領域サイズを決定することを特徴とする色値取得方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の色値取得方法において、
    前記対象マークを内包するオブジェクトを前記印刷見本の中から抽出する抽出ステップをさらに備え、
    前記カラーチャートは、抽出された前記オブジェクトから前記対象マークを切り出した残余部と、前記複数のカラーパッチとしての色違いの対象マークとをそれぞれ結合して得られる複数の色違いオブジェクトを備える
    ことを特徴とする色値取得方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の色値取得方法において、
    前記入力ステップでは、前記印刷見本を表すデータの一部を抽出し、前記対象マークの形状として入力することを特徴とする色値取得方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の色値取得方法において、
    前記入力ステップでは、前記対象マークの色情報をさらに入力し、
    入力された前記対象マークの色情報に基づいて前記複数のカラーパッチの色を決定する決定ステップをさらに備える
    ことを特徴とする色値取得方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の色値取得方法において、
    前記カラーチャート上での前記カラーパッチのサイズと、前記印刷見本上での前記対象マークのサイズとの差異に応じて前記基準色を補正する基準色補正ステップをさらに備えることを特徴とする色値取得方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の色値取得方法において、
    前記入力ステップでは、前記対象マークの背景部の色情報をさらに入力し、
    入力された前記背景部の色情報に基づいて、前記複数のカラーパッチをそれぞれ囲繞する囲繞領域の色を決定する領域色決定ステップをさらに備える
    ことを特徴とする色値取得方法。
  10. 請求項9記載の色値取得方法において、
    前記入力ステップでは、前記背景部の領域内における複数の箇所を測色して得られる複数の色値を入力し、
    前記領域色決定ステップでは、入力された前記複数の色値に対し統計的手法を用いて前記囲繞領域の色を決定する
    ことを特徴とする色値取得方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の色値取得方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1取得ステップと、
    前記指定色の色値である第2色値を取得する第2取得ステップと、
    取得された前記第1色値と前記第2色値とに基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う色調整ステップと
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の色値取得方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である選択色値を取得する色値取得部を有することを特徴とする色値取得装置。
  13. 請求項12記載の色値取得装置において、
    前記色値取得部により取得された前記選択色値に関する色情報を表示する表示部をさらに有することを特徴とする色値取得装置。
  14. 請求項13記載の色値取得装置において、
    前記印刷物を印刷するための印刷機のプロファイルを用いて、前記選択色値を前記印刷機のデバイス依存データに変換するデータ変換部をさらに有し、
    前記表示部は、前記データ変換部により変換された前記デバイス依存データをさらに表示する
    ことを特徴とする色値取得装置。
  15. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の色値取得方法を用いて、前記指定色に最も近い色として選択されたカラーパッチに応じた色値である第1色値を取得する第1色値取得部と、
    前記指定色の色値である第2色値を取得する第2色値取得部と、
    前記第1及び第2色値取得部により取得された前記第1及び第2色値に基づいて、印刷しようとする前記印刷物の色調整を行う印刷色調整部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  16. コンピュータを、
    印刷見本の中から抽出された、印刷物上で色再現しようとする対象マークの形状を入力する入力部、
    入力された前記対象マークの形状を模擬した複数のカラーパッチを備えるカラーチャートを印刷機に印刷させる印刷制御部、
    印刷された前記カラーチャートの中から色再現しようとする指定色に近い色として、選択されたカラーパッチに応じた色値を取得する色値取得部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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