JP2006093892A - 画像入出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の所定位置に付与されている画像パターンの色彩を認識することができるようにして、画像パターンに含まれる色彩情報に基づいて、画像の出力先等の出力情報を自動的に判断することができるようにする。
【解決手段】原稿11の画像を画像データとして読み取る読み取り手段と、前記画像データを出力する出力手段と、前記原稿11の所定位置にある画像パターンの色彩を認識する認識手段と、前記画像パターンの色彩と前記画像データの出力先とをあらかじめ対応付けた出力先対応テーブルを登録した登録手段とを有し、前記出力手段は、認識した画像パターンの色彩に基づき、前記出力先対応テーブルを参照して決定される出力先に、前記画像データを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像入出力装置に関するものである。
従来、ファクシミリ(以下「FAX」という。)装置、マルチファンクションプリンタ(以下「MFP」という。)等の画像入出力装置には、画像読み取り部に画像読み取り装置が装着されているが、該画像読み取り装置としては、一般的にモノクロイメージスキャナが使用されている。該モノクロイメージスキャナは、無彩色、すなわち、モノクロームの画像パターンが付与されている読み取り原稿をスキャニングして画像データを読み取ることを目的として開発製造されたものである。
そして、前記画像入出力装置においては、原稿をFAXや電子メールで相手先に送信する場合、原稿の先端部に電話番号又は電子メールアドレスを記載しておくようになっている。これにより、オペレータが電話番号や電子メールアドレスをオペレーションパネル制御部から入力しなくても、前記原稿の先端部に電話番号又は電子メールアドレスが画像読み取り装置によって読み取られ、読み取られた電話番号又は電子メールアドレスに自動的に原稿が送信されるようになっている。なお、電子メールの場合は、読み取られた原稿の画像が添付ファイルとして送信される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−320542号公報
しかしながら、前記従来のFAX装置のMFPのような画像入出力装置においては、有彩色、すなわち、カラーの画像パターンが付与されている原稿を読み取る場合、読み取った画像データから画像パターンを認識することはできても、画像パターンに付与されている色彩情報を認識することができなかった。そのため、画像パターンに含まれる色彩情報を有効に利用することができなかった。
本発明は、前記従来の画像入出力装置の問題点を解決して、原稿の所定位置に付与されている画像パターンの色彩を認識することができるようにして、画像パターンに含まれる色彩情報に基づいて、画像の出力先等の出力情報を自動的に判断することができる画像入出力装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像入出力装置においては、原稿の画像を画像データとして読み取る読み取り手段と、前記画像データを出力する出力手段と、前記原稿の所定位置にある画像パターンの色彩を認識する認識手段と、前記画像パターンの色彩と前記画像データの出力先とをあらかじめ対応付けた出力先対応テーブルを登録した登録手段とを有し、前記出力手段は、認識した画像パターンの色彩に基づき、前記出力先対応テーブルを参照して決定される出力先に、前記画像データを出力する。
本発明によれば、画像入出力装置は、原稿の所定位置に付与されている画像パターンの色彩を認識することができるようになっている。そのため、画像パターンに含まれる色彩情報に基づいて、画像の出力先等の出力情報を自動的に判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における原稿の例を示す図である。
図1において、10は本実施の形態における画像入出力装置であり、例えば、FAX装置、プリンタとファクシミリ機と複写機との機能を併せ持つ複合機としてのMFP等であるが、画像を入力する機能と出力する機能とを有する装置であれば、いかなる種類の装置であってもよい。ここでは、前記画像入出力装置10が読み込んだ画像に対して、電子メール送信機能、ファクシミリ送信機能、コピー機能等を有し、カラー画像の入出力を行うことができるカラーMPFであるものとして説明する。
そして、前記画像入出力装置10は、図1に示されるように、原稿11のカラー画像データを読み取る読み取り手段としてのカラーイメージスキャナ部12、読み取った画像データから色彩情報を認識する認識手段としての色彩認識手段13、認識した色彩情報を格納する第1メモリ18、同様に読み取った画像データから画像パターン情報を認識する画像パターン認識手段14、認識した画像パターン情報を格納する第2メモリ19、読み込んだ画像データを格納する画像メモリ15、あらかじめカラーMPFの機能が付与されている画像データに対する色彩データへの固有情報入力が可能な出力先対応テーブルとしての出力選択テーブル16、読み取った色彩情報及び画像パターン情報を、前記出力選択テーブル16に登録されている内容と比較するコンパレータ制御部17、オペレータが相手先の電子メールアドレスやFAX番号を入力するオペレーションパネル制御部20、画像入出力装置10全体の動作を制御する制御部21、電子写真記録装置等の印刷出力部としてのプリンタ部22、電子メールの添付ファイル形式でデータ送信を行う機能を制御する電子メール送信部としての電子メール制御部23、FAX機能をすべて制御するFAX送信部としてのFAX制御部24、及び、ファイルサーバへのデータ送信を制御するファイリング機能部としてのファイリング制御部25を有する。なお、前記プリンタ部22、電子メール制御部23、FAX制御部24及びファイリング制御部25は、画像データを出力する出力手段の各出力部として機能する。さらに、前記出力選択テーブル16は出力部選択テーブルとしても機能する。
また、前記原稿11には、図2に示されるように、所定位置、すなわち、先端部(図2における上端部)に有彩色、すなわち、カラーの画像パターン11aが付与されている。なお、図2に示される例において、画像パターン11aの形状は、■、▲及び★であるが、他の形状、例えば、◆等であってもよい。また、図2に示される例において、画像パターン11aの色彩は、赤、青及び紫であるが、他の色、例えば、緑、橙(だいだい)等であってもよい。
次に、前記構成の画像入出力装置10の動作について説明する。
まず、前手順として、出力選択テーブル16において、形状に対応してあらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについて、図示されない登録手段が各色彩に対応する固有情報を登録する方法について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における画像パターンの各色彩に対応する固有情報の例を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第1のフローチャート、図5は本発明の第1の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第2のフローチャートである。
まず、画像入出力装置10は、登録意思があるか否かを判断し、登録意思がない場合は処理を終了し、登録意思がある場合は登録を開始する。
そして、電子メール送信機能が対応付けられている画像パターン11aとしての■への登録を希望し、かつ、色彩データとしての赤への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、色彩データとしての緑への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、色彩データとしての青への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、色彩データとしての橙への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、色彩データとしての紫への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力する。
また、FAX送信機能が対応付けられている画像パターン11aとしての★への登録を希望し、かつ、色彩データとしての赤への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、色彩データとしての緑への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、色彩データとしての青への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、色彩データとしての橙への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、色彩データとしての紫への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力する。
さらに、部数指定コピー機能が対応付けられている画像パターン11aとしての▲への登録を希望し、かつ、色彩データとしての赤への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、色彩データとしての緑への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、色彩データとしての青への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、色彩データとしての橙への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、色彩データとしての紫への登録を希望する場合は任意の枚数を入力する。
そして、ファイリング機能が対応付けられている画像パターン11aとしての◆への登録を希望し、かつ、色彩データとしての赤への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、色彩データとしての緑への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、色彩データとしのて青への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、色彩データとしての橙への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、色彩データとしての紫への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力する。
また、入力確認や再入力の場合には、前述された動作を繰り返し行い、登録作業が終了した場合は、処理を終了する。これにより、あらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについての各色彩に対応する固有情報の登録が完了し、図3に示されるように、画像パターン11aの各色彩に対応して、各種の固有情報が登録される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 登録を開始するか否かを判断する。登録を開始する場合はステップS2に進み、登録を開始しない場合はステップS46に進む。
ステップS2 電子メール送信機能が対応付けられている画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS3に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS13に進む。
ステップS3 色彩データ:赤への登録であるか否かを判断する。色彩データ:赤への登録である場合はステップS4に進み、色彩データ:赤への登録でない場合はステップS5に進む。
ステップS4 色彩データ:赤への電子メールアドレスを登録する。
ステップS5 色彩データ:緑への登録であるか否かを判断する。色彩データ:緑への登録である場合はステップS6に進み、色彩データ:緑への登録でない場合はステップS7に進む。
ステップS6 色彩データ:緑への電子メールアドレスを登録する。
ステップS7 色彩データ:青への登録であるか否かを判断する。色彩データ:青への登録である場合はステップS8に進み、色彩データ:青への登録でない場合はステップS9に進む。
ステップS8 色彩データ:青への電子メールアドレスを登録する。
ステップS9 色彩データ:橙への登録であるか否かを判断する。色彩データ:橙への登録である場合はステップS10に進み、色彩データ:橙への登録でない場合はステップS11に進む。
ステップS10 色彩データ:橙への電子メールアドレスを登録する。
ステップS11 色彩データ:紫への登録であるか否かを判断する。色彩データ:紫への登録である場合はステップS12に進み、色彩データ:紫への登録でない場合はステップS3に戻る。
ステップS11A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS3に戻る。
ステップS12 色彩データ:紫への電子メールアドレスを登録する。
ステップS13 FAX送信機能が対応付けられている画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS14に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS24に進む。
ステップS14 色彩データ:赤への登録であるか否かを判断する。色彩データ:赤への登録である場合はステップS15に進み、色彩データ:赤への登録でない場合はステップS16に進む。
ステップS15 色彩データ:赤へのFAX番号を登録する。
ステップS16 色彩データ:緑への登録であるか否かを判断する。色彩データ:緑への登録である場合はステップS17に進み、色彩データ:緑への登録でない場合はステップS18に進む。
ステップS17 色彩データ:緑へのFAX番号を登録する。
ステップS18 色彩データ:青への登録であるか否かを判断する。色彩データ:青への登録である場合はステップS19に進み、色彩データ:青への登録でない場合はステップS20に進む。
ステップS19 色彩データ:青へのFAX番号を登録する。
ステップS20 色彩データ:橙への登録であるか否かを判断する。色彩データ:橙への登録である場合はステップS21に進み、色彩データ:橙への登録でない場合はステップS22に進む。
ステップS21 色彩データ:橙へのFAX番号を登録する。
ステップS22 色彩データ:紫への登録であるか否かを判断する。色彩データ:紫への登録である場合はステップS23に進み、色彩データ:紫への登録でない場合はステップS22Aに進む。
ステップS22A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS14に戻る。
ステップS23 色彩データ:紫へのFAX番号を登録する。
ステップS24 部数指定コピー機能が対応付けられている画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS25に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS35に進む。
ステップS25 色彩データ:赤への登録であるか否かを判断する。色彩データ:赤への登録である場合はステップS26に進み、色彩データ:赤への登録でない場合はステップS27に進む。
ステップS26 色彩データ:赤へのコピー枚数を登録する。
ステップS27 色彩データ:緑への登録であるか否かを判断する。色彩データ:緑への登録である場合はステップS28に進み、色彩データ:緑への登録でない場合はステップS29に進む。
ステップS28 色彩データ:緑へのコピー枚数を登録する。
ステップS29 色彩データ:青への登録であるか否かを判断する。色彩データ:青への登録である場合はステップS30に進み、色彩データ:青への登録でない場合はステップS31に進む。
ステップS30 色彩データ:青へのコピー枚数を登録する。
ステップS31 色彩データ:橙への登録であるか否かを判断する。色彩データ:橙への登録である場合はステップS32に進み、色彩データ:橙への登録でない場合はステップS33に進む。
ステップS32 色彩データ:橙へのコピー枚数を登録する。
ステップS33 色彩データ:紫への登録であるか否かを判断する。色彩データ:紫への登録である場合はステップS34に進み、色彩データ:紫への登録でない場合はステップS33Aに進む。
ステップS33A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS25に戻る。
ステップS34 色彩データ:紫へのコピー枚数を登録する。
ステップS35 ファイリング機能が対応付けられている画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS36に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS46に進む。
ステップS36 色彩データ:赤への登録であるか否かを判断する。色彩データ:赤への登録である場合はステップS37に進み、色彩データ:赤への登録でない場合はステップS38に進む。
ステップS37 色彩データ:赤へのサーバアドレスを登録する。
ステップS38 色彩データ:緑への登録であるか否かを判断する。色彩データ:緑への登録である場合はステップS39に進み、色彩データ:緑への登録でない場合はステップS40に進む。
ステップS39 色彩データ:緑へのサーバアドレスを登録する。
ステップS40 色彩データ:青への登録であるか否かを判断する。色彩データ:青への登録である場合はステップS41に進み、色彩データ:青への登録でない場合はステップS42に進む。
ステップS41 色彩データ:青へのサーバアドレスを登録する。
ステップS42 色彩データ:橙への登録であるか否かを判断する。色彩データ:橙への登録である場合はステップS43に進み、色彩データ:橙への登録でない場合はステップS44に進む。
ステップS43 色彩データ:橙へのサーバアドレスを登録する。
ステップS44 色彩データ:紫への登録であるか否かを判断する。色彩データ:紫への登録である場合はステップS45に進み、色彩データ:紫への登録でない場合はステップS44Aに進む。
ステップS44A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS36に戻る。
ステップS45 色彩データ:紫へのサーバアドレスを登録する。
ステップS46 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS2に戻る。
次に、画像入出力装置10が原稿11を読み取る場合の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図7は本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図8は本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図9は本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図10は本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、カラーイメージスキャナ部12が原稿11の先端部の読み取りを開始する。続いて、原稿11の先端部に図2に示されるような画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、画像パターン11aの有無を検知する。そして、画像パターン11aが確認された場合、画像パターン認識手段14は、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識手段14によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
そして、読み取った画像パターン11aの形状が出力選択テーブル16に登録されている■であるか否かを判断し、■である場合には電子メール送信準備を開始する。また、■でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている★であるか否かを判断し、★である場合にはFAX送信準備を開始する。また、★でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている▲であるか否かを判断し、▲である場合にはコピー準備を開始する。また、▲でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている◆であるか否かを判断し、◆である場合にはファイリング準備を開始する。ここで、カラーイメージスキャナ部12は原稿11の先端部以降の部分に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは画像メモリ15に格納される。
一方、原稿11の先端部に画像パターン11aが付与されていない場合や、この画像パターン11aの形状が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
そして、認識した画像パターン11aの形状が■であると判断された場合、画像入出力装置10は、電子メール送信準備を開始して、有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての■の色彩情報を第1メモリ18に格納する。該第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
まず、色彩情報が赤であるか否かを判断し、赤である場合は、色彩データとしての赤に登録されている電子メールアドレスを宛(あ)て先としてセットする。また、赤でない場合には、前記色彩情報が緑であるか否かを判断し、緑である場合は、色彩データとしての緑に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、緑でない場合には、前記色彩情報が青であるか否かを判断し、青である場合は、色彩データとしての青に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、青でない場合には、前記色彩情報が橙であるか否かを判断し、橙である場合は、色彩データとしての橙に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、橙でない場合には、前記色彩情報が紫であるか否かを判断し、紫である場合は、色彩データとしての紫に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。
一方、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
前述の手順によって電子メールの送信機能が選択され、電子メールの宛て先が決定されたことを検知した電子メール制御部23は、画像メモリ15に格納されたデータを添付ファイル形式に変換した後、電子メールに添付し、該電子メールを送信するための準備を行い、電子メールを送信するための準備が完了した時点で前記電子メールを送信し、動作を終了する。
また、認識した画像パターン11aの形状が★であると判断された場合、画像入出力装置10は、FAX送信準備を開始して、有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての★の色彩情報を第1メモリ18に格納する。該第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
まず、色彩情報が赤であるか否かを判断し、赤である場合は、色彩データとしての赤に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、赤でない場合には、前記色彩情報が緑であるか否かを判断し、緑である場合は、色彩データとしての緑に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、緑でない場合には、前記色彩情報が青であるか否かを判断し、青である場合は、色彩データとしての青に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、青でない場合には、前記色彩情報が橙であるか否かを判断し、橙である場合は、色彩データとしての橙に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、橙でない場合には、前記色彩情報が紫であるか否かを判断し、紫である場合は、色彩データとしての紫に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。
一方、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
前述の手順によってFAXの送信機能が選択され、FAXの宛て先が決定されたことを検知したFAX制御部24は、電話回線に接続し、FAXを送信するための準備を行い、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了する。
さらに、認識した画像パターン11aの形状が▲であると判断された場合、画像入出力装置10は、コピー準備を開始して、有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての▲の色彩情報を第1メモリ18に格納する。該第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
まず、色彩情報が赤であるか否かを判断し、赤である場合は、色彩データとしての赤に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、赤でない場合には、前記色彩情報が緑であるか否かを判断し、緑である場合は、色彩データとしての緑に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、緑でない場合には、前記色彩情報が青であるか否かを判断し、青である場合は、色彩データとしての青に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、青でない場合には、前記色彩情報が橙であるか否かを判断し、橙である場合は、色彩データとしての橙に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、橙でない場合には、前記色彩情報が紫であるか否かを判断し、紫である場合は、色彩データとしての紫に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。
一方、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
前述の手順によって部数指定コピー機能が選択され、指定されたコピー枚数が決定されたことを検知したプリンタ部22は、コピー動作のための準備を行い、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了する。
さらに、認識した画像パターン11aの形状が◆であると判断された場合、画像入出力装置10は、ファイリング準備を開始して、有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての◆の色彩情報を第1メモリ18に格納する。該第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
まず、色彩情報が赤であるか否かを判断し、赤である場合は、色彩データとしての赤に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、赤でない場合には、前記色彩情報が緑であるか否かを判断し、緑である場合は、色彩データとしての緑に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、緑でない場合には、前記色彩情報が青であるか否かを判断し、青である場合は、色彩データとしての青に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、青でない場合には、前記色彩情報が橙であるか否かを判断し、橙である場合は、色彩データとしての橙に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、橙でない場合には、前記色彩情報が紫であるか否かを判断し、紫である場合は、色彩データとしての紫に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。
一方、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
前述の手順によってファイリング機能が選択され、ファイリングの送信先が決定されたことを検知したファイリング制御部25は、画像メモリ15に格納されたデータを特定のフォーマットに変換した後、ファイリング送信のためのデータの転送準備を行い、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で、指定サーバにデータを送信し、動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS51 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS52に進む。
ステップS52 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS53 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS54に進み、画像パターン11aがない場合はステップS124に進む。
ステップS54 画像パターン認識処理を行う。
ステップS55 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS56 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS57に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS73に進む。
ステップS57 電子メール送信準備を開始する。
ステップS58 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS59に進み、有彩色がない場合はステップS124に進む。
ステップS59 色彩認識処理を行う。
ステップS60 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS61 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS62に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS63に進む。
ステップS62 色彩データ:赤に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS63 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS64に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS65に進む。
ステップS64 色彩データ:緑に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS65 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS66に進み、色彩情報が青でない場合はステップS67に進む。
ステップS66 色彩データ:青に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS67 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS68に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS69に進む。
ステップS68 色彩データ:橙に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS69 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS70に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS124に進む。
ステップS70 色彩データ:紫に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS71 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS72 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS73 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS74に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS90に進む。
ステップS74 FAX送信準備を開始する。
ステップS75 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS76に進み、有彩色がない場合はステップS124に進む。
ステップS76 色彩認識処理を行う。
ステップS77 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS78 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS79に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS80に進む。
ステップS79 色彩データ:赤に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS80 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS81に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS82に進む。
ステップS81 色彩データ:緑に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS82 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS83に進み、色彩情報が青でない場合はステップS84に進む。
ステップS83 色彩データ:青に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS84 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS85に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS86に進む。
ステップS85 色彩データ:橙に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS86 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS87に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS124に進む。
ステップS87 色彩データ:紫に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS88 電話回線を接続する。
ステップS89 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS90 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS91に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS107に進む。
ステップS91 コピー準備を開始する。
ステップS92 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS93に進み、有彩色がない場合はステップS124に進む。
ステップS93 色彩認識処理を行う。
ステップS94 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS95 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS96に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS97に進む。
ステップS96 色彩データ:赤に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS97 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS98に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS99に進む。
ステップS98 色彩データ:緑に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS99 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS100に進み、色彩情報が青でない場合はステップS101に進む。
ステップS100 色彩データ:青に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS101 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS102に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS103に進む。
ステップS102 色彩データ:橙に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS103 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS104に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS124に進む。
ステップS104 色彩データ:紫に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS105 コピー動作のための準備を行う。
ステップS106 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS107 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS108に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS124に進む。
ステップS108 ファイリング準備を開始する。
ステップS109 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS110に進み、有彩色がない場合はステップS124に進む。
ステップS110 色彩認識処理を行う。
ステップS111 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS112 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS113に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS114に進む。
ステップS113 色彩データ:赤に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS114 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS115に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS116に進む。
ステップS115 色彩データ:緑に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS116 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS117に進み、色彩情報が青でない場合はステップS118に進む。
ステップS117 色彩データ:青に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS118 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS119に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS120に進む。
ステップS119 色彩データ:橙に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS120 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS121に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS124に進む。
ステップS121 色彩データ:紫に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS122 データ転送のための準備を行う。
ステップS123 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS124 原稿11を排出する。
ステップS125 待機状態にリセットし、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11から画像パターン11aの色彩情報を読み取るカラーイメージスキャナ部12と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、色彩情報を認識する色彩認識手段13と、画像パターン11aを認識する画像パターン認識手段14と、色彩認識手段13と画像パターン認識手段14とによって原稿11の所定領域に記載されている画像パターン11aの形状及び色彩情報を認識した場合、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25とを有する。そのため、オペレータは、原稿11の所定領域(例えば、先端部)に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作を行うことなく、自動的に電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信等を行わせることができる。
また、有彩色の画像パターン11aが付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩(えい)を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、緑、青、橙、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、カラーイメージスキャナ部12の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータが前記電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態においては、原稿11から画像パターン11aの色彩情報を読み込むことによって、該色彩情報を有効に利用することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
本実施の形態において、画像入出力装置10の構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略し、動作について説明する。また、前手順についても前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。さらに、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第1の実施の形態における画像入出力装置10の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図12は本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図13は本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図14は本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図15は本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知して、カラーイメージスキャナ部12が原稿11の先端部の読み取りを開始してから、画像パターン11aの形状が■、★、▲及び◆のいずれであるかに応じて、電子メール送信準備、FAX送信準備、コピー準備及びファイリング準備のいずれかを開始するまでの動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本実施の形態において、原稿11の先端部に画像パターン11aが付与されていない場合や、この画像パターン11aの形状が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合は、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、画像パターン11aの形状が■である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットするまでの動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによって電子メールアドレスが入力されたことを検知した電子メール制御部23は、入力された電子メールアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを添付ファイル形式に変換した後、電子メールに添付し、該電子メールを送信するための準備を行い、電子メールを送信するための準備が完了した時点で前記電子メールを送信し、動作を終了する。
また、画像パターン11aの形状が★である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されているFAX番号を宛て先としてセットするまでの動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってFAX番号が入力されたことを検知したFAX制御部24は、入力されたFAX番号を送信先としてセットし、電話回線に接続し、FAXを送信するための準備を行い、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了する。
さらに、画像パターン11aの形状が▲である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されている指定されたコピー枚数をセットするまでの動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってコピー枚数が入力されたことを検知したプリンタ部22は、入力されたコピー枚数をセットし、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了する。
さらに、画像パターン11aの形状が◆である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットするまでの動作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってサーバアドレスの宛て先が入力されたことを検知したファイリング制御部25は、入力されたサーバアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを特定のフォーマットに変換した後、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS131 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS132に進む。
ステップS132 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS133 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS134に進み、画像パターン11aがない場合はステップS212に進む。
ステップS134 画像パターン認識処理を行う。
ステップS135 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS136 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS137に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS155に進む。
ステップS137 電子メール送信準備を開始する。
ステップS138 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS139に進み、有彩色がない場合はステップS151に進む。
ステップS139 色彩認識処理を行う。
ステップS140 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS141 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS142に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS143に進む。
ステップS142 色彩データ:赤に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS143 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS144に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS145に進む。
ステップS144 色彩データ:緑に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS145 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS146に進み、色彩情報が青でない場合はステップS147に進む。
ステップS146 色彩データ:青に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS147 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS148に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS149に進む。
ステップS148 色彩データ:橙に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS149 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS150に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS151に進む。
ステップS150 色彩データ:紫に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS151 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS152に進む。
ステップS152 電子メールアドレスをセットする。
ステップS153 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS154 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS155 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS156に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS174に進む。
ステップS156 FAX送信準備を開始する。
ステップS157 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS158に進み、有彩色がない場合はステップS170に進む。
ステップS158 色彩認識処理を行う。
ステップS159 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS160 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS161に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS162に進む。
ステップS161 色彩データ:赤に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS162 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS163に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS164に進む。
ステップS163 色彩データ:緑に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS164 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS165に進み、色彩情報が青でない場合はステップS166に進む。
ステップS165 色彩データ:青に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS166 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS167に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS168に進む。
ステップS167 色彩データ:橙に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS168 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS169に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS170に進む。
ステップS169 色彩データ:紫に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS170 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS171に進む。
ステップS171 FAX番号をセットする。
ステップS172 電話回線を接続する。
ステップS173 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS174 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS175に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS193に進む。
ステップS175 コピー準備を開始する。
ステップS176 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS177に進み、有彩色がない場合はステップS189に進む。
ステップS177 色彩認識処理を行う。
ステップS178 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS179 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS180に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS181に進む。
ステップS180 色彩データ:赤に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS181 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS182に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS183に進む。
ステップS182 色彩データ:緑に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS183 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS184に進み、色彩情報が青でない場合はステップS185に進む。
ステップS184 色彩データ:青に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS185 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS186に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS187に進む。
ステップS186 色彩データ:橙に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS187 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS188に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS189に進む。
ステップS188 色彩データ:紫に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS189 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS190に進む。
ステップS190 コピー枚数をセットする。
ステップS191 コピー動作のための準備を行う。
ステップS192 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS193 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS194に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS212に進む。
ステップS194 ファイリング準備を開始する。
ステップS195 有彩色があるか否かを判断する。有彩色がある場合はステップS196に進み、有彩色がない場合はステップS208に進む。
ステップS196 色彩認識処理を行う。
ステップS197 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS198 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS199に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS200に進む。
ステップS199 色彩データ:赤に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS200 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS201に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS202に進む。
ステップS201 色彩データ:緑に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS202 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS203に進み、色彩情報が青でない場合はステップS204に進む。
ステップS203 色彩データ:青に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS204 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS205に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS206に進む。
ステップS205 色彩データ:橙に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS206 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS207に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS208に進む。
ステップS207 色彩データ:紫に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS208 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS209に進む。
ステップS209 サーバアドレスをセットする。
ステップS210 データ転送のための準備を行う。
ステップS211 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS212 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、また、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、又は、ファイリング送信を行うことができる。
なお、本実施の形態におけるその他の効果については、前記第1の実施の形態における効果と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図16は本発明の第3の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図16に示されるように、ローカル又はローカルエリアネットワーク(以下「LAN」という。)によって接続されたパーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)と接続されており、カラーイメージスキャナ部12が読み取った画像データとしてのスキャンデータを前記PCの指定ホルダに格納する機能を制御するPCスキャン機能部としてのPCスキャン制御部26を有する。なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
まず、前手順として、出力選択テーブル16において、形状に対応してあらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能、PCの指定ホルダに格納する機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについて、各色彩に対応する固有情報を登録する方法について説明する。
図17は本発明の第3の実施の形態における色彩データの各画像パターン形状に対応する固有情報の例を示す図、図18は本発明の第3の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第1のフローチャート、図19は本発明の第3の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第2のフローチャートである。
まず、画像入出力装置10は、登録意思があるか否かを判断し、登録意思がない場合は処理を終了し、登録意思がある場合は登録を開始する。
そして、電子メール送信機能が対応付けられている色彩データとしての赤への登録を希望し、かつ、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意の電子メールアドレスを入力する。
また、FAX送信機能が対応付けられている色彩データとしての画像パターン11aとしての黄への登録を希望し、かつ、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意のFAX番号を入力する。
さらに、部数指定コピー機能が対応付けられている色彩データとしての緑への登録を希望し、かつ、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意の枚数を入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意の枚数を入力する。
そして、ファイリング機能が対応付けられている色彩データとしての青への登録を希望し、かつ、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意のサーバアドレスを入力する。
また、PCスキャン機能が対応付けられている色彩データとしての紫への登録を希望し、かつ、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意のPCのホルダを入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意のPCのホルダを入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意のPCのホルダを入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意のPCのホルダを入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意のPCのホルダを入力する。
さらに、入力確認や再入力の場合には、前述された動作を繰り返し行い、登録作業が終了した場合は、処理を終了する。これにより、あらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能、PCの指定ホルダに格納する機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについての各色彩に対応する固有情報の登録が完了し、図17に示されるように、画像パターン11aの各色彩に対応して、各種の固有情報が登録される。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS221 登録を開始するか否かを判断する。登録を開始する場合はステップS222に進み、登録を開始しない場合はステップS277に進む。
ステップS222 電子メール送信機能が対応付けられている色彩データ:赤への登録であるか否かを判断する。色彩データ:赤への登録である場合はステップS223に進み、色彩データ:赤への登録でない場合はステップS233に進む。
ステップS223 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS224に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS225に進む。
ステップS224 画像パターン11a:■への電子メールアドレスを登録する。
ステップS225 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS226に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS227に進む。
ステップS226 画像パターン11a:★への電子メールアドレスを登録する。
ステップS227 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS228に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS229に進む。
ステップS228 画像パターン11a:▲への電子メールアドレスを登録する。
ステップS229 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS230に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS231に進む。
ステップS230 画像パターン11a:◆への電子メールアドレスを登録する。
ステップS231 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS232に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS231Aに進む。
ステップS231A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS223に戻る。
ステップS232 画像パターン11a:▼への電子メールアドレスを登録する。
ステップS233 FAX送信機能が対応付けられている色彩データ:黄への登録であるか否かを判断する。色彩データ:黄への登録である場合はステップS234に進み、色彩データ:黄への登録でない場合はステップS244に進む。
ステップS234 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS235に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS236に進む。
ステップS235 画像パターン11a:■へのFAX番号を登録する。
ステップS236 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS237に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS238に進む。
ステップS237 画像パターン11a:★へのFAX番号を登録する。
ステップS238 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS239に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS240に進む。
ステップS239 画像パターン11a:▲へのFAX番号を登録する。
ステップS240 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS241に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS242に進む。
ステップS241 画像パターン11a:◆へのFAX番号を登録する。
ステップS242 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS243に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS242Aに進む。
ステップS242A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS234に戻る。
ステップS243 画像パターン11a:▼へのFAX番号を登録する。
ステップS244 部数指定コピー機能が対応付けらている色彩データ:緑への登録であるか否かを判断する。色彩データ:緑への登録である場合はステップS245に進み、色彩データ:緑への登録でない場合はステップS255に進む。
ステップS245 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS246に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS247に進む。
ステップS246 画像パターン11a:■へのコピー枚数を登録する。
ステップS247 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS248に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS249に進む。
ステップS248 画像パターン11a:★へのコピー枚数を登録する。
ステップS249 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS250に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS251に進む。
ステップS250 画像パターン11a:▲へのコピー枚数を登録する。
ステップS251 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS252に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS253に進む。
ステップS252 画像パターン11a:◆へのコピー枚数を登録する。
ステップS253 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS254に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS253Aに進む。
ステップS253A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS245に戻る。
ステップS254 画像パターン11a:▼へのコピー枚数を登録する。
ステップS255 ファイリング機能が対応付けられている色彩データ:青への登録であるか否かを判断する。色彩データ:青への登録である場合はステップS256に進み、色彩データ:青への登録でない場合はステップS266に進む。
ステップS256 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS257に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS258に進む。
ステップS257 画像パターン11a:■へのサーバアドレスを登録する。
ステップS158 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS259に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS260に進む。
ステップS259 画像パターン11a:★へのサーバアドレスを登録する。
ステップS260 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS261に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS262に進む。
ステップS261 画像パターン11a:▲へのサーバアドレスを登録する。
ステップS262 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS263に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS264に進む。
ステップS263 画像パターン11a:◆へのサーバアドレスを登録する。
ステップS264 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS265に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS264Aに進む。
ステップS264A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS256に戻る。
ステップS265 画像パターン11a:▼へのサーバアドレスを登録する。
ステップS266 PCスキャン機能が対応付けられている色彩データ:紫への登録であるか否かを判断する。色彩データ:紫への登録である場合はステップS267に進み、色彩データ:紫への登録でない場合はステップS277に進む。
ステップS267 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS268に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS269に進む。
ステップS268 画像パターン11a:■へのPCのホルダを登録(予備)する。
ステップS269 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS270に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS271に進む。
ステップS270 画像パターン11a:★へのPCのホルダを登録(予備)する。
ステップS271 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS272に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS273に進む。
ステップS272 画像パターン11a:▲へのPCのホルダを登録(予備)する。
ステップS273 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS274に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS275に進む。
ステップS274 画像パターン11a:◆へのPCのホルダを登録(予備)する。
ステップS275 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS276に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS275Aに進む。
ステップS275A 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS267に戻る。
ステップS276 画像パターン11a:▼へのPCのホルダを登録(予備)する。
ステップS277 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS222に戻る。
次に、画像入出力装置10が原稿11を読み取る場合の動作について説明する。
図20は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図21は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図22は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図23は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図24は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャート、図25は本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、カラーイメージスキャナ部12が原稿11の先端部の読み取りを開始する。続いて、原稿11の先端部に図2に示されるような有彩色の画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、有彩色の有無を検知する。そして、有彩色の画像パターン11aが確認された場合、色彩認識手段13は、色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第1メモリ18に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの色彩データと、色彩認識手段13によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
そして、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての赤であるか否かを判断し、赤である場合には電子メール送信準備を開始する。また、赤でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての黄であるか否かを判断し、黄である場合にはFAX送信準備を開始する。また、黄でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての緑であるか否かを判断し、緑である場合にはコピー準備を開始する。また、緑でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての青であるか否かを判断し、青である場合にはファイリング準備を開始する。また、青でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての紫であるか否かを判断し、紫である場合にはPCスキャン準備を開始する。
なお、原稿11の先端部に画像パターン11aが付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、認識した色彩情報が赤であると判断された場合、画像入出力装置10は、電子メール送信準備を開始して、画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
まず、画像パターン11aの形状が■であるか否かを判断し、■である場合には、画像パターン11aとしての■に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、■でない場合には、前記画像パターン11aの形状が★であるか否かを判断し、★である場合には、画像パターン11aとしての★に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、★でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▲であるか否かを判断し、▲である場合には、画像パターン11aとしての▲に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、▲でない場合には、前記画像パターン11aの形状が◆であるか否かを判断し、◆である場合には、画像パターンとしての◆に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。また、◆でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▼であるか否かを判断し、▼である場合には、画像パターン11aとしての▼に登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットする。
なお、原稿11の先端部(上端部)に画像パターン11aが付与されていない場合、前記画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状と認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによって電子メールアドレスが入力されたことを検知した電子メール制御部23は、入力された電子メールアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを添付ファイル形式に変換した後、電子メールに添付し、該電子メールを送信するための準備を行い、電子メールを送信するための準備が完了した時点で前記電子メールを送信し、動作を終了する。
また、認識した色彩情報が黄であると判断された場合、画像入出力装置10は、FAX送信準備を開始して、画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
まず、画像パターン11aの形状が■であるか否かを判断し、■である場合には、画像パターン11aとしての■に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、■でない場合には、前記画像パターン11aの形状が★であるか否かを判断し、★である場合には、画像パターン11aとしての★に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、★でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▲であるか否かを判断し、▲である場合には、画像パターン11aとしての▲に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、▲でない場合には、前記画像パターン11aの形状が◆であるか否かを判断し、◆である場合には、画像パターンとしての◆に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。また、◆でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▼であるか否かを判断し、▼である場合には、画像パターン11aとしての▼に登録されているFAX番号を宛て先としてセットする。
なお、原稿11の先端部(上端部)に画像パターン11aが付与されていない場合、前記画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状と認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってFAX番号が入力されたことを検知したFAX制御部24は、入力されたFAX番号を宛先としてセットし、電話回線に接続し、FAXを送信するための準備を行い、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了する。
さらに、認識した色彩情報が緑であると判断された場合、画像入出力装置10は、コピー準備を開始して、画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
まず、画像パターン11aの形状が■であるか否かを判断し、■である場合には、画像パターン11aとしての■に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、■でない場合には、前記画像パターン11aの形状が★であるか否かを判断し、★である場合には、画像パターン11aとしての★に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、★でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▲であるか否かを判断し、▲である場合には、画像パターン11aとしての▲に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、▲でない場合には、前記画像パターン11aの形状が◆であるか否かを判断し、◆である場合には、画像パターンとしての◆に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。また、◆でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▼であるか否かを判断し、▼である場合には、画像パターン11aとしての▼に登録されている指定されたコピー枚数をセットする。
なお、原稿11の先端部(上端部)に有彩色の画像パターン11aが付与されていない場合、前記画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状と認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってコピー枚数が入力されたことを検知したプリンタ部22は、入力されたコピー枚数をセットし、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了する。
さらに、認識した色彩情報が青であると判断された場合、画像入出力装置10は、ファイリング準備を開始して、画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
まず、画像パターン11aの形状が■であるか否かを判断し、■である場合には、画像パターン11aとしての■に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、■でない場合には、前記画像パターン11aの形状が★であるか否かを判断し、★である場合には、画像パターン11aとしての★に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、★でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▲であるか否かを判断し、▲である場合には、画像パターン11aとしての▲に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、▲でない場合には、前記画像パターン11aの形状が◆であるか否かを判断し、◆である場合には、画像パターンとしての◆に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。また、◆でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▼であるか否かを判断し、▼である場合には、画像パターン11aとしての▼に登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットする。
なお、原稿11の先端部(上端部)に画像パターン11aが付与されていない場合、前記画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状と認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってサーバアドレスの宛て先が入力されたことを検知したファイリング制御部25は、入力されたサーバアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを特定のフォーマットに変換した後、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了する。
さらに、認識した色彩情報が紫であると判断された場合、画像入出力装置10は、PCスキャン準備を開始して、画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
まず、画像パターン11aの形状が■であるか否かを判断し、■である場合には、画像パターン11aとしての■に登録されているPCのホルダを宛て先としてセットする。また、■でない場合には、前記画像パターン11aの形状が★であるか否かを判断し、★である場合には、画像パターン11aとしての★に登録されているPCのホルダを宛て先としてセットする。また、★でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▲であるか否かを判断し、▲である場合には、画像パターン11aとしての▲に登録されているPCのホルダを宛て先としてセットする。また、▲でない場合には、前記画像パターン11aの形状が◆であるか否かを判断し、◆である場合には、画像パターンとしての◆に登録されているPCのホルダを宛て先としてセットする。また、◆でない場合には、前記画像パターン11aの形状が▼であるか否かを判断し、▼である場合には、画像パターン11aとしての▼に登録されているPCのホルダを宛て先としてセットする。
なお、原稿11の先端部(上端部)に画像パターン11aが付与されていない場合、前記画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状と認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってPCのホルダの宛て先が入力されたことを検知したPCスキャン制御部26は、このPCのホルダを宛て先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを転送するデータ送信のための準備が完了した時点でこれを送信し、動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS281 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS282に進む。
ステップS282 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS283 有彩色であるか否かを判断する。有彩色である場合はステップS284に進み、有彩色でない場合はステップS381に進む。
ステップS284 色彩認識処理を行う。
ステップS285 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS286 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS287に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS305に進む。
ステップS287 電子メール送信準備を開始する。
ステップS288 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS289に進み、画像パターン11aがない場合はステップS301に進む。
ステップS289 画像パターン認識処理を行う。
ステップS290 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS291 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS292に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS293に進む。
ステップS292 画像パターン11a:■に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS293 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS294に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS295に進む。
ステップS294 画像パターン11a:★に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS295 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS296に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS297に進む。
ステップS296 画像パターン11a:▲に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS297 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS298に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS299に進む。
ステップS298 画像パターン11a:◆に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS299 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS300に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS301に進む。
ステップS300 画像パターン11a:▼に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS301 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS302に進む。
ステップS302 電子メールアドレスをセットする。
ステップS303 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS304 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS305 色彩情報が黄であるか否かを判断する。色彩情報が黄である場合はステップS306に進み、色彩情報が黄でない場合はステップS324に進む。
ステップS306 FAX送信準備を開始する。
ステップS307 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS308に進み、画像パターン11aがない場合はステップS320に進む。
ステップS308 画像パターン認識処理を行う。
ステップS309 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS310 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS311に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS312に進む。
ステップS311 画像パターン11a:■に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS312 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS313に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS314に進む。
ステップS313 画像パターン11a:★に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS314 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS315に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS316に進む。
ステップS315 画像パターン11a:▲に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS316 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS317に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS318に進む。
ステップS317 画像パターン11a:◆に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS318 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS319に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS320に進む。
ステップS319 画像パターン11a:▼に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS320 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS321に進む。
ステップS321 FAX番号をセットする。
ステップS322 電話回線を接続する。
ステップS323 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS324 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS325に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS343に進む。
ステップS325 コピー準備を開始する。
ステップS326 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS327に進み、画像パターン11aがない場合はステップS339に進む。
ステップS327 画像パターン認識処理を行う。
ステップS328 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS329 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS330に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS331に進む。
ステップS330 画像パターン11a:■に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS331 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS332に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS333に進む。
ステップS332 画像パターン11a:★に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS333 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS334に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS335に進む。
ステップS334 画像パターン11a:▲に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS335 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS336に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS337に進む。
ステップS336 画像パターン11a:◆に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS337 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS338に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS339に進む。
ステップS338 画像パターン11a:▼に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS339 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS340に進む。
ステップS340 コピー枚数をセットする。
ステップS341 コピー動作のための準備を行う。
ステップS342 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS343 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS344に進み、色彩情報が青でない場合はステップS362に進む。
ステップS344 ファイリング準備を開始する。
ステップS345 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS346に進み、画像パターン11aがない場合はステップS358に進む。
ステップS346 画像パターン認識処理を行う。
ステップS347 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS348 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS349に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS350に進む。
ステップS349 画像パターン11a:■に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS350 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS351に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS352に進む。
ステップS351 画像パターン11a:★に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS352 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS353に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS354に進む。
ステップS353 画像パターン11a:▲に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS354 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS355に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS356に進む。
ステップS355 画像パターン11a:◆に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS356 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS357に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS358に進む。
ステップS357 画像パターン11a:▼に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS358 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS359に進む。
ステップS359 サーバアドレスをセットする。
ステップS360 データ転送のための準備を行う。
ステップS361 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS362 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS363に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS381に進む。
ステップS363 PCスキャン準備を開始する。
ステップS364 画像パターン11aがあるか否かを判断する。画像パターン11aがある場合はステップS365に進み、画像パターン11aがない場合はステップS377に進む。
ステップS365 画像パターン認識処理を行う。
ステップS366 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS367 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS368に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS369に進む。
ステップS368 画像パターン11a:■に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS369 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS370に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS371に進む。
ステップS370 画像パターン11a:★に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS371 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS372に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS373に進む。
ステップS372 画像パターン11a:▲に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS373 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS374に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS375に進む。
ステップS374 画像パターン11a:◆に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS375 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS376に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS377に進む。
ステップS376 画像パターン11a:▼に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS377 オペレータによる新たなPCのホルダの入力を待機する。PCのホルダが入力された場合はステップS378に進む。
ステップS378 PCのホルダをセットする。
ステップS379 データ転送のための準備を行う。
ステップS380 指定ホルダへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS381 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11から画像パターン11aの色彩情報を読み取るカラーイメージスキャナ部12と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、色彩情報を認識する色彩認識手段13と、画像パターン11aを認識する画像パターン認識手段14と、色彩認識手段13と画像パターン認識手段14によって原稿11の所定領域に記載されている画像パターン11aの形状及び色彩情報を認識した場合、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25と、ローカルやLAN等で接続されたPCに対してスキャンしたデータを転送するPCスキャン制御部26とを有する。そのため、オペレータは、原稿11の所定領域(例えば、先端部)に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作認識を行うことなく、電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン等を行わせることができる。
また、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、さらに、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン送信の機能を行うことができる。
さらに、有彩色の画像パターン11aが付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、黄、緑、青、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、カラーイメージスキャナ部12の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータがこれらの電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図26は本発明の第4の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図、図27は本発明の第4の実施の形態における原稿の例を示す図である。
本実施の形態における画像入出力装置10は、図26に示されるように、読み取り手段としての表面用カラーイメージスキャナ32部及び裏面用カラーイメージスキャナ部33を有し、図27に示されるような画像パターン11aが、読み取るべき画像データが形成されている面、すなわち、表面とは反対側の面、すなわち、裏面に形成された原稿11を取り扱うことができる点に特徴がある。そして、色彩認識手段13は裏面から読み取ったデータから色彩情報を認識し、画像メモリ15は表面から読み込んだ画像データを格納し、コンパレータ制御部17は読み取った有彩色の画像パターン11aの情報を、出力選択テーブル16に登録されている内容と比較する。
なお、前記原稿11には、図27に示されるように、裏面における所定の位置、すなわち、先端部(図27における上端部)に有彩色、すなわち、カラーの画像パターン11aが付与されている。なお、図27に示される例において、画像パターン11aの形状は、■、▲及び★であるが、他の形状、例えば、◆等であってもよい。また、図27に示される例において、画像パターン11aの色彩は、赤、青及び紫であるが、他の色、例えば、緑、橙等であってもよい。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。なお、本実施の形態における前手順については、前記第1の実施の形態における前手順と同様であるので、説明を省略する。また、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第1の実施の形態における画像入出力装置10の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図28は本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図29は本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図30は本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図31は本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図32は本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、該原稿11の両面を同時に読み取ることができる表面用カラーイメージスキャナ部32及び裏面用カラーイメージスキャナ部33によって原稿11の先端部の両面の同時読み取りを開始する。そして、前記裏面用カラーイメージスキャナ部33によって、原稿11の裏面における先端部に図27に示されるような画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、画像パターン11aの有無を検知する。そして、画像パターン11aが確認された場合、画像パターン認識手段14は、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。
そして、読み取った画像パターン11aの形状が出力選択テーブル16に登録されている■であるか否かを判断し、■である場合には電子メール送信準備を開始する。また、■でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている★であるか否かを判断し、★である場合にはFAX送信準備を開始する。また、★でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている▲であるか否かを判断し、▲である場合にはコピー準備を開始する。また、▲でない場合には、読み取った画像パターン11aが出力選択テーブル16に登録されている◆であるか否かを判断し、◆である場合にはファイリング準備を開始する。ここで、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは画像メモリ15に格納される。
一方、原稿11の裏面における先端部に画像パターン11aが付与されていない場合や、この画像パターン11aの形状が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はこれらの動作を中止するために、原稿11を強制的に排出し、待機状態にリセットする。
そして、認識した画像パターン11aの形状が■であると判断された場合、画像入出力装置10は、電子メール送信準備を開始して、原稿11の裏面における有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての■の色彩情報を第1メモリ18に格納する。なお、これ以降、色彩情報に応じた電子メールアドレスを宛先としてセットし、電子メールを送信して動作を終了するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、認識した画像パターン11aの形状が★であると判断された場合、画像入出力装置10は、FAX送信準備を開始して、原稿11の裏面における有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての★の色彩情報を第1メモリ18に格納する。なお、これ以降、色彩情報に応じたFAX番号を宛先としてセットし、FAXを送信して動作を終了するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した画像パターン11aの形状が▲であると判断された場合、画像入出力装置10は、コピー準備を開始して、原稿11の裏面における有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての▲の色彩情報を第1メモリ18に格納する。なお、これ以降、色彩情報に応じたコピー枚数をセットし、指定されたコピー枚数分コピーして動作を終了するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した画像パターン11aの形状が◆であると判断された場合、画像入出力装置10は、ファイリング準備を開始して、原稿11の裏面における有彩色の有無を判断し、有彩色がある場合、色彩認識手段13は色彩認識処理を行い、画像パターン11aとしての◆の色彩情報を第1メモリ18に格納する。なお、これ以降、色彩情報に応じたサーバアドレスを宛先としてセットし、ファイリング送信を行って動作を終了するまでの動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS391 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS392に進む。
ステップS392 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS393 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS394に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS464に進む。
ステップS394 画像パターン認識処理を行う。
ステップS395 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS396 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS397に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS413に進む。
ステップS397 電子メール送信準備を開始する。
ステップS398 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS399に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS464に進む。
ステップS399 色彩認識処理を行う。
ステップS400 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS401 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS402に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS403に進む。
ステップS402 色彩データ:赤に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS403 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS404に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS405に進む。
ステップS404 色彩データ:緑に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS405 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS406に進み、色彩情報が青でない場合はステップS407に進む。
ステップS406 色彩データ:青に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS407 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS408に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS409に進む。
ステップS408 色彩データ:橙に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS409 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS410に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS464に進む。
ステップS410 色彩データ:紫に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS411 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS412 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS413 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS414に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS430に進む。
ステップS414 FAX送信準備を開始する。
ステップS415 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS416に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS464に進む。
ステップS416 色彩認識処理を行う。
ステップS417 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS418 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS419に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS420に進む。
ステップS419 色彩データ:赤に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS420 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS421に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS422に進む。
ステップS421 色彩データ:緑に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS422 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS423に進み、色彩情報が青でない場合はステップS424に進む。
ステップS423 色彩データ:青に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS424 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS425に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS426に進む。
ステップS425 色彩データ:橙に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS426 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS427に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS464に進む。
ステップS427 色彩データ:紫に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS428 電話回線を接続する。
ステップS429 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS430 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS431に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS447に進む。
ステップS431 コピー準備を開始する。
ステップS432 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS433に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS464に進む。
ステップS433 色彩認識処理を行う。
ステップS434 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS435 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS436に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS437に進む。
ステップS436 色彩データ:赤に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS437 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS438に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS439に進む。
ステップS438 色彩データ:緑に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS439 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS440に進み、色彩情報が青でない場合はステップS441に進む。
ステップS440 色彩データ:青に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS441 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS442に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS443に進む。
ステップS442 色彩データ:橙に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS443 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS444に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS464に進む。
ステップS444 色彩データ:紫に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS445 コピー動作のための準備を行う。
ステップS446 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS447 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS448に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS464に進む。
ステップS448 ファイリング準備を開始する。
ステップS449 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS450に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS464に進む。
ステップS450 色彩認識処理を行う。
ステップS451 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS452 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS453に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS454に進む。
ステップS453 色彩データ:赤に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS454 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS455に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS456に進む。
ステップS455 色彩データ:緑に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS456 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS457に進み、色彩情報が青でない場合はステップS458に進む。
ステップS457 色彩データ:青に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS458 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS459に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS460に進む。
ステップS459 色彩データ:橙に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS460 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS461に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS464に進む。
ステップS461 色彩データ:紫に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS462 データ転送のための準備を行う。
ステップS463 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS464 原稿11を排出する。
ステップS465 待機状態にリセットし、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11の表面を読み取る表面用カラーイメージスキャナ部32と、原稿11の裏面の先端部から有彩色の画像パターンを読み取る裏面用カラーイメージスキャナ部33と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、色彩情報を認識する色彩認識手段13と、画像パターン11aを認識する画像パターン認識手段14と、色彩認識手段13と画像パターン認識手段14によって原稿11の所定領域に記載されている画像パターン11aの形状及び色彩情報を認識した場合、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25とを有する。そのため、オペレータは、原稿11の裏面における所定領域(例えば、先端部)に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作を行うことなく、自動的に電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信等を行わせることができる。
また、有彩色の画像パターン11aが裏面に付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の裏面における先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、緑、青、橙、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、裏面用カラーイメージスキャナ部33の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータが前記電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態においては、原稿11から画像パターン11aの色彩情報を読み込むことによって、該色彩情報を有効に利用することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
本実施の形態において、画像入出力装置10の構成は、前記第4の実施の形態と同様であるので説明を省略し、動作について説明する。また、前手順についても前記第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。さらに、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第4の実施の形態における画像入出力装置の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図33は本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図34は本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図35は本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図36は本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図37は本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知して、表面用カラーイメージスキャナ部32及び裏面用カラーイメージスキャナ部33が原稿11の表面及び裏面の読み取りを開始してから、裏面に付与された画像パターン11aの形状が■、★、▲及び◆のいずれであるかに応じて、電子メール送信準備、FAX送信準備、コピー準備及びファイリング準備のいずれかを開始するまでの動作は、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本実施の形態において、原稿11の裏面における先端部に画像パターン11aが付与されていない場合や、この画像パターン11aの形状が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、認識した画像パターン11aの形状とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、画像パターン11aの形状が■である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されている電子メールアドレスを宛て先としてセットするまでの動作は、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによって電子メールアドレスが入力されたことを検知した電子メール制御部23は、入力された電子メールアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを添付ファイル形式に変換した後、電子メールに添付し、該電子メールを送信するための準備を行い、電子メールを送信するための準備が完了した時点で前記電子メールを送信し、動作を終了する。
また、画像パターン11aの形状が★である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されているFAX番号を宛て先としてセットするまでの動作は、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってFAX番号が入力されたことを検知したFAX制御部24は、入力されたFAX番号を送信先としてセットし、電話回線に接続し、FAXを送信するための準備を行い、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了する。
さらに、画像パターン11aの形状が▲である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されている指定されたコピー枚数をセットするまでの動作は、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってコピー枚数が入力されたことを検知したプリンタ部22は、入力されたコピー枚数をセットし、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了する。
さらに、画像パターン11aの形状が◆である場合において、有彩色の有無を判断してから、色彩情報が赤、緑、青、橙及び紫のいずれであるかに応じて、登録されているサーバアドレスを宛て先としてセットするまでの動作は、前記第4の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、前記画像パターン11aに有彩色が付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、また、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータからのオペレーションパネル制御部20へのキー入力を待機する。その後、オペレータによってサーバアドレスの宛て先が入力されたことを検知したファイリング制御部25は、入力されたサーバアドレスを送信先としてセットし、画像メモリ15に格納されたデータを特定のフォーマットに変換した後、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS471 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS472に進む。
ステップS472 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS473 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS474に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS552に進む。
ステップS474 画像パターン認識処理を行う。
ステップS475 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS476 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS477に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS495に進む。
ステップS477 電子メール送信準備を開始する。
ステップS478 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS479に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS491に進む。
ステップS479 色彩認識処理を行う。
ステップS480 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS481 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS482に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS483に進む。
ステップS482 色彩データ:赤に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS483 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS484に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS485に進む。
ステップS484 色彩データ:緑に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS485 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS486に進み、色彩情報が青でない場合はステップS487に進む。
ステップS486 色彩データ:青に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS487 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS488に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS489に進む。
ステップS488 色彩データ:橙に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS489 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS490に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS491に進む。
ステップS490 色彩データ:紫に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS491 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS492に進む。
ステップS492 電子メールアドレスをセットする。
ステップS493 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS494 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS495 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS496に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS514に進む。
ステップS496 FAX送信準備を開始する。
ステップS497 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS498に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS510に進む。
ステップS498 色彩認識処理を行う。
ステップS499 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS500 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS501に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS502に進む。
ステップS501 色彩データ:赤に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS502 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS503に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS504に進む。
ステップS503 色彩データ:緑に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS504 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS505に進み、色彩情報が青でない場合はステップS506に進む。
ステップS505 色彩データ:青に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS506 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS507に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS508に進む。
ステップS507 色彩データ:橙に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS508 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS509に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS510に進む。
ステップS509 色彩データ:紫に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS510 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS511に進む。
ステップS511 FAX番号をセットする。
ステップS512 電話回線を接続する。
ステップS513 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS514 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS515に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS533に進む。
ステップS515 コピー準備を開始する。
ステップS516 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS517に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS529に進む。
ステップS517 色彩認識処理を行う。
ステップS518 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS519 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS520に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS521に進む。
ステップS520 色彩データ:赤に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS521 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS522に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS523に進む。
ステップS522 色彩データ:緑に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS523 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS524に進み、色彩情報が青でない場合はステップS525に進む。
ステップS524 色彩データ:青に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS525 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS526に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS527に進む。
ステップS526 色彩データ:橙に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS527 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS528に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS529に進む。
ステップS528 色彩データ:紫に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS529 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS530に進む。
ステップS530 コピー枚数をセットする。
ステップS531 コピー動作のための準備を行う。
ステップS532 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS533 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS534に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS552に進む。
ステップS534 ファイリング準備を開始する。
ステップS535 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS536に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS548に進む。
ステップS536 色彩認識処理を行う。
ステップS537 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS538 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS539に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS540に進む。
ステップS539 色彩データ:赤に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS540 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS541に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS542に進む。
ステップS541 色彩データ:緑に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS542 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS543に進み、色彩情報が青でない場合はステップS544に進む。
ステップS543 色彩データ:青に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS544 色彩情報が橙であるか否かを判断する。色彩情報が橙である場合はステップS545に進み、色彩情報が橙でない場合はステップS546に進む。
ステップS545 色彩データ:橙に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS546 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS547に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS548に進む。
ステップS547 色彩データ:紫に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS548 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS549に進む。
ステップS549 サーバアドレスをセットする。
ステップS550 データ転送のための準備を行う。
ステップS551 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS552 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、また、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、又は、ファイリング送信を行うことができる。
なお、本実施の形態におけるその他の効果については、前記第4の実施の形態における効果と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、第1〜第5の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第5の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図38は本発明の第6の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図38に示されるように、ローカル又はLANによって接続されたPCと接続されており、スキャンデータを前記PCの指定ホルダに格納する機能を制御するPCスキャン制御部26を有する。なお、その他の点の構成については、前記第4の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
本実施の形態においては、前手順として、図17に示されるような出力選択テーブル16において、形状に対応してあらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能、PCの指定ホルダに格納する機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについて、各色彩に対応する固有情報を登録するようになっている。なお、前記前手順は、前記第3の形態における前手順と同様であるので、説明を省略する。さらに、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第4の実施の形態における画像入出力装置10の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図39は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図40は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図41は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図42は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図43は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャート、図44は本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、該原稿11の両面を同時に読み取ることができる表面用カラーイメージスキャナ部32及び裏面用カラーイメージスキャナ部33によって原稿11の先端部の両面の同時読み取りを開始する。そして、前記裏面用カラーイメージスキャナ部33によって、原稿11の裏面における先端部に図27に示されるような画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、画像パターン11aの有無を検知する。そして、画像パターン11aが確認された場合、色彩認識手段14は、色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第1メモリ18に格納する。このとき、該第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの色彩データと、色彩認識手段14によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
そして、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての赤であるか否かを判断し、赤である場合には電子メール送信準備を開始する。また、赤でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての黄であるか否かを判断し、黄である場合にはFAX送信準備を開始する。また、黄でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての緑であるか否かを判断し、緑である場合にはコピー準備を開始する。また、緑でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての青であるか否かを判断し、青である場合にはファイリング準備を開始する。また、青でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての紫であるか否かを判断し、紫である場合にはPCスキャン準備を開始する。
なお、原稿11の裏面における先端部に画像パターン11aが付与されていない場合、有彩色が何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、認識した色彩情報が赤であると判断された場合、画像入出力装置10は、電子メール送信準備を開始して、原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。なお、これ以降、電子メールを送信するための準備が完了した時点で電子メールを送信して動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、認識した色彩情報が黄であると判断された場合、画像入出力装置10は、FAX送信準備を開始して、原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が緑であると判断された場合、画像入出力装置10は、コピー準備を開始して、原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が青であると判断された場合、画像入出力装置10は、ファイリング準備を開始して、原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が紫であると判断された場合、画像入出力装置10は、PCスキャン準備を開始して、原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を判断し、画像パターン11aがある場合、画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報としての画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、画像メモリ15に格納されたデータを転送するデータ送信のための準備が完了した時点でこれを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS561 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS562に進む。
ステップS562 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS563 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS564に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS661に進む。
ステップS564 色彩認識処理を行う。
ステップS565 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS566 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS567に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS585に進む。
ステップS567 電子メール送信準備を開始する。
ステップS568 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS569に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS581に進む。
ステップS569 画像パターン認識処理を行う。
ステップS570 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS571 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS572に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS573に進む。
ステップS572 画像パターン11a:■に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS573 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS574に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS575に進む。
ステップS574 画像パターン11a:★に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS575 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS576に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS577に進む。
ステップS576 画像パターン11a:▲に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS577 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS578に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS579に進む。
ステップS578 画像パターン11a:◆に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS579 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS580に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS581に進む。
ステップS580 画像パターン11a:▼に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS581 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS582に進む。
ステップS582 電子メールアドレスをセットする。
ステップS583 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS584 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS585 色彩情報が黄であるか否かを判断する。色彩情報が黄である場合はステップS586に進み、色彩情報が黄でない場合はステップS604に進む。
ステップS586 FAX送信準備を開始する。
ステップS587 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS588に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS600に進む。
ステップS588 画像パターン認識処理を行う。
ステップS589 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS590 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS591に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS592に進む。
ステップS591 画像パターン11a:■に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS592 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS593に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS594に進む。
ステップS593 画像パターン11a:★に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS594 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS595に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS596に進む。
ステップS595 画像パターン11a:▲に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS596 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS597に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS598に進む。
ステップS597 画像パターン11a:◆に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS598 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS599に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS600に進む。
ステップS599 画像パターン11a:▼に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS600 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS601に進む。
ステップS601 FAX番号をセットする。
ステップS602 電話回線を接続する。
ステップS603 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS604 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS605に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS623に進む。
ステップS605 コピー準備を開始する。
ステップS606 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS607に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS619に進む。
ステップS607 画像パターン認識処理を行う。
ステップS608 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS609 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS610に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS611に進む。
ステップS610 画像パターン11a:■に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS611 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS612に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS613に進む。
ステップS612 画像パターン11a:★に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS613 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS614に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS615に進む。
ステップS614 画像パターン11a:▲に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS615 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS616に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS617に進む。
ステップS616 画像パターン11a:◆に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS617 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS618に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS619に進む。
ステップS618 画像パターン11a:▼に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS619 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS620に進む。
ステップS620 コピー枚数をセットする。
ステップS621 コピー動作のための準備を行う。
ステップS622 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS623 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS624に進み、色彩情報が青でない場合はステップS642に進む。
ステップS624 ファイリング準備を開始する。
ステップS625 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS626に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS638に進む。
ステップS626 画像パターン認識処理を行う。
ステップS627 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS628 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS629に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS630に進む。
ステップS629 画像パターン11a:■に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS630 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS631に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS632に進む。
ステップS631 画像パターン11a:★に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS632 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS633に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS634に進む。
ステップS633 画像パターン11a:▲に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS634 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS635に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS636に進む。
ステップS635 画像パターン11a:◆に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS636 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS637に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS638に進む。
ステップS637 画像パターン11a:▼に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS638 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS639に進む。
ステップS639 サーバアドレスをセットする。
ステップS640 データ転送のための準備を行う。
ステップS641 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS642 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS643に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS661に進む。
ステップS643 PCスキャン準備を開始する。
ステップS644 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS645に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS657に進む。
ステップS645 画像パターン認識処理を行う。
ステップS646 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS647 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS648に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS649に進む。
ステップS648 画像パターン11a:■に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS649 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS650に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS651に進む。
ステップS650 画像パターン11a:★に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS651 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS652に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS653に進む。
ステップS652 画像パターン11a:▲に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS653 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS654に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS655に進む。
ステップS654 画像パターン11a:◆に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS655 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS656に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS657に進む。
ステップS656 画像パターン11a:▼に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS657 オペレータによる新たなPCのホルダの入力を待機する。PCのホルダが入力された場合はステップS658に進む。
ステップS658 PCのホルダをセットする。
ステップS659 データ転送のための準備を行う。
ステップS660 指定ホルダへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS661 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11の表面を読み取る表面用カラーイメージスキャナ部32と、原稿11の裏面の先端部から有彩色の画像パターンを読み取る裏面用カラーイメージスキャナ部33と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、色彩情報を認識する色彩認識手段13と、画像パターン11aを認識する画像パターン認識手段14と、色彩認識手段13と画像パターン認識手段14によって原稿11の所定領域に記載されている画像パターン11aの形状及び色彩情報を認識した場合、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25と、ローカルやLAN等で接続されたPCに対してスキャンしたデータを転送するPCスキャン制御部26とを有する。そのため、オペレータは、原稿11の裏面における所定領域(例えば、先端部)に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作認識を行うことなく、電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン等を行わせることができる。
また、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、さらに、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン送信の機能を行うことができる。
さらに、有彩色の画像パターン11aが付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の裏面における先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、黄、緑、青、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、裏面用カラーイメージスキャナ部33の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータがこれらの電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、前記第1〜第6の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第6の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図45は本発明の第7の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図45に示されるように、原稿11の表面から読み取ったデータから色彩情報を認識する認識手段としての表面用色彩認識手段34、原稿11の表面から認識した色彩情報を格納する第1メモリ18、原稿11の表面から読み取ったデータから画像パターン11aを認識する表面用画像パターン認識手段35、原稿11の表面から認識した画像パターン11aの形状を格納する第2メモリ19、原稿11の表面から読み込んだ画像データを格納する表面用画像メモリ36、原稿11の裏面から読み取ったデータから色彩情報を認識する認識手段としての裏面用色彩認識手段37、原稿11の裏面から認識した色彩情報を格納する第3メモリ40、原稿11の裏面から読み取ったデータから画像パターン11aを認識する裏面用画像パターン認識手段38、原稿11の裏面から認識した画像パターン11aの形状を格納する第4メモリ41、及び、原稿11の裏面から読み込んだ画像データを格納する裏面用画像メモリ39を有する。なお、その他の点の構成については、前記第6の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
本実施の形態においては、前手順として、図17に示されるような出力選択テーブル16において、形状に対応してあらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能、PCの指定ホルダに格納する機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについて、各色彩に対応する固有情報を登録するようになっている。なお、前記前手順は、前記第3の形態における前手順と同様であるので、説明を省略する。さらに、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第4及び第6の実施の形態における画像入出力装置10の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図46は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図47は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図48は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図49は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図50は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャート、図51は本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、該原稿11の両面を同時に読み取ることができる表面用カラーイメージスキャナ部32及び裏面用カラーイメージスキャナ部33によって原稿11の先端部の両面の同時読み取りを開始する。そして、前記表面用カラーイメージスキャナ部32によって、原稿11の表面における先端部に有彩色の画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、有彩色の有無を検知する。そして、有彩色の画像パターン11aが確認された場合、表面用色彩認識手段34は、色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第1メモリ18に格納する。また、原稿11の表面における先端部に有彩色の画像パターン11aが確認されなかった場合、前記裏面用カラーイメージスキャナ部33によって、原稿11の裏面における先端部に有彩色の画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、有彩色の有無を検知する。そして、有彩色の画像パターン11aが確認された場合、裏面用色彩認識手段37は、色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第3メモリ40に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18及び第3メモリ40に格納されている色彩情報とを比較する。
そして、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての赤であるか否かを判断し、赤である場合には電子メール送信準備を開始する。また、赤でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての黄であるか否かを判断し、黄である場合にはFAX送信準備を開始する。また、黄でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての緑であるか否かを判断し、緑である場合にはコピー準備を開始する。また、緑でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての青であるか否かを判断し、青である場合にはファイリング準備を開始する。また、青でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての紫であるか否かを判断し、紫である場合にはPCスキャン準備を開始する。
なお、表面に有彩色の画像パターン11aが確認された場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は、原稿11の裏面に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは裏面用画像メモリ39に格納される。同様に、裏面に有彩色の画像パターン11aが確認された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は、原稿11の表面に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは表面用画像メモリ36に格納される。なお、前提として、図27に示されるように、原稿11には画像パターン11aと読み取るべき画像データとが互いに反対面に形成されているものとする。
また、原稿11の両面における先端部に有彩色の画像パターン11aが付与されていない場合、この有彩色の画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、認識した色彩情報が赤であると判断された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面における画像パターン11aの有無を検知する。ここで、表面に画像パターン11aが認識された場合、表面用画像パターン認識手段35は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。また、表面に画像パターン11aが認識されなかった場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を検知し、裏面に画像パターン11aが認識された場合、裏面用画像パターン認識手段38は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第4メモリ41に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19及び第4メモリ41に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、電子メールを送信するための準備が完了した時点で電子メールを送信して動作を終了するまでの動作については、前記第6の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、認識した色彩情報が黄であると判断された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面における画像パターン11aの有無を検知する。ここで、表面に画像パターン11aが認識された場合、表面用画像パターン認識手段35は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。また、表面に画像パターン11aが認識されなかった場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を検知し、裏面に画像パターン11aが認識された場合、裏面用画像パターン認識手段38は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第4メモリ41に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19及び第4メモリ41に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が緑であると判断された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面における画像パターン11aの有無を検知する。ここで、表面に画像パターン11aが認識された場合、表面用画像パターン認識手段35は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。また、表面に画像パターン11aが認識されなかった場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を検知し、裏面に画像パターン11aが認識された場合、裏面用画像パターン認識手段38は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第4メモリ41に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19及び第4メモリ41に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が青であると判断された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面における画像パターン11aの有無を検知する。ここで、表面に画像パターン11aが認識された場合、表面用画像パターン認識手段35は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。また、表面に画像パターン11aが認識されなかった場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を検知し、裏面に画像パターン11aが認識された場合、裏面用画像パターン認識手段38は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第4メモリ41に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19及び第4メモリ41に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が紫であると判断された場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は原稿11の表面における画像パターン11aの有無を検知する。ここで、表面に画像パターン11aが認識された場合、表面用画像パターン認識手段35は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。また、表面に画像パターン11aが認識されなかった場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は原稿11の裏面における画像パターン11aの有無を検知し、裏面に画像パターン11aが認識された場合、裏面用画像パターン認識手段38は画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第4メモリ41に格納する。
このとき、第1メモリ18、第2メモリ19、第3メモリ40及び第4メモリ41のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像パターン11aの形状を示す情報と、画像パターン認識によって第2メモリ19及び第4メモリ41に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、画像メモリ15に格納されたデータを転送するデータ送信のための準備が完了した時点でこれを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS671 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS672に進む。
ステップS672 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS673 原稿11の表面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の表面に有彩色がある場合はステップS674に進み、原稿11の表面に有彩色がない場合はステップS676に進む。
ステップS674 色彩認識処理を行う。
ステップS675 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS676 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS677に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS789に進む。
ステップS677 色彩認識処理を行う。
ステップS678 色彩情報を第3メモリ40に格納する。
ステップS679 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS680に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS701に進む。
ステップS680 電子メール送信準備を開始する。
ステップS681 原稿11の表面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の表面に画像パターン11aがある場合はステップS682に進み、原稿11の表面に画像パターン11aがない場合はステップS684に進む。
ステップS682 画像パターン認識処理を行う。
ステップS683 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS684 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS685に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS697に進む。
ステップS685 画像パターン認識処理を行う。
ステップS686 画像パターン情報を第4メモリ41に格納する。
ステップS687 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS688に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS689に進む。
ステップS688 画像パターン11a:■に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS689 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS690に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS691に進む。
ステップS690 画像パターン11a:★に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS691 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS692に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS693に進む。
ステップS692 画像パターン11a:▲に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS693 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS694に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS695に進む。
ステップS694 画像パターン11a:◆に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS695 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS696に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS697に進む。
ステップS696 画像パターン11a:▼に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS697 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS698に進む。
ステップS698 電子メールアドレスをセットする。
ステップS699 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS700 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS701 色彩情報が黄であるか否かを判断する。色彩情報が黄である場合はステップS702に進み、色彩情報が黄でない場合はステップS723に進む。
ステップS702 FAX送信準備を開始する。
ステップS703 原稿11の表面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の表面に画像パターン11aがある場合はステップS704に進み、原稿11の表面に画像パターン11aがない場合はステップS706に進む。
ステップS704 画像パターン認識処理を行う。
ステップS705 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS706 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS707に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS719に進む。
ステップS707 画像パターン認識処理を行う。
ステップS708 画像パターン情報を第4メモリ41に格納する。
ステップS709 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS710に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS711に進む。
ステップS710 画像パターン11a:■に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS711 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS712に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS713に進む。
ステップS712 画像パターン11a:★に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS713 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS714に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS715に進む。
ステップS714 画像パターン11a:▲に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS715 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS716に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS717に進む。
ステップS716 画像パターン11a:◆に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS717 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS718に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS719に進む。
ステップS718 画像パターン11a:▼に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS719 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS720に進む。
ステップS720 FAX番号をセットする。
ステップS721 電話を接続する。
ステップS722 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS723 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS724に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS745に進む。
ステップS724 コピー準備を開始する。
ステップS725 原稿11の表面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の表面に画像パターン11aがある場合はステップS726に進み、原稿11の表面に画像パターン11aがない場合はステップS728に進む。
ステップS726 画像パターン認識処理を行う。
ステップS727 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS728 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS729に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS741に進む。
ステップS729 画像パターン認識処理を行う。
ステップS730 画像パターン情報を第4メモリ41に格納する。
ステップS731 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS732に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS733に進む。
ステップS732 画像パターン11a:■に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS733 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS734に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS735に進む。
ステップS734 画像パターン11a:★に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS735 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS736に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS737に進む。
ステップS736 画像パターン11a:▲に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS737 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS738に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS739に進む。
ステップS738 画像パターン11a:◆に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS739 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS740に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS741に進む。
ステップS740 画像パターン11a:▼に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS741 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS742に進む。
ステップS742 コピー枚数をセットする。
ステップS743 コピー動作のための準備を行う。
ステップS744 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS745 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS746に進み、色彩情報が青でない場合はステップS767に進む。
ステップS746 ファイリング準備を開始する。
ステップS747 原稿11の表面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の表面に画像パターン11aがある場合はステップS748に進み、原稿11の表面に画像パターン11aがない場合はステップS750に進む。
ステップS748 画像パターン認識処理を行う。
ステップS749 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS750 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS751に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS763に進む。
ステップS751 画像パターン認識処理を行う。
ステップS752 画像パターン情報を第4メモリ41に格納する。
ステップS753 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS754に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS755に進む。
ステップS754 画像パターン11a:■に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS755 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS756に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS757に進む。
ステップS756 画像パターン11a:★に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS757 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS758に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS759に進む。
ステップS758 画像パターン11a:▲に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS759 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS760に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS761に進む。
ステップS760 画像パターン11a:◆に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS761 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS762に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS763に進む。
ステップS762 画像パターン11a:▼に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS763 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS764に進む。
ステップS764 サーバアドレスをセットする。
ステップS765 データ転送のための準備を行う。
ステップS766 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS767 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS768に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS789に進む。
ステップS768 PCスキャン準備を開始する。
ステップS769 原稿11の表面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の表面に画像パターン11aがある場合はステップS770に進み、原稿11の表面に画像パターン11aがない場合はステップS772に進む。
ステップS770 画像パターン認識処理を行う。
ステップS771 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS772 原稿11の裏面に画像パターン11aがあるか否かを判断する。原稿11の裏面に画像パターン11aがある場合はステップS773に進み、原稿11の裏面に画像パターン11aがない場合はステップS785に進む。
ステップS773 画像パターン認識処理を行う。
ステップS774 画像パターン情報を第4メモリ41に格納する。
ステップS775 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS776に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS777に進む。
ステップS776 画像パターン11a:■に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS777 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS778に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS779に進む。
ステップS778 画像パターン11a:★に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS779 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS780に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS781に進む。
ステップS780 画像パターン11a:▲に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS781 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS782に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS783に進む。
ステップS782 画像パターン11a:◆に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS783 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS784に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS785に進む。
ステップS784 画像パターン11a:▼に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS785 オペレータによる新たなPCのホルダの入力を待機する。PCのホルダが入力された場合はステップS786に進む。
ステップS786 PCのホルダをセットする。
ステップS787 データ転送のための準備を行う。
ステップS788 指定ホルダへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS789 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11の表面を読み取る表面用カラーイメージスキャナ部32と、原稿11の裏面の先端部から有彩色の画像パターンを読み取る裏面用カラーイメージスキャナ部33と、原稿11の表面から読み取ったデータから色彩情報を認識する表面用色彩認識手段34と、原稿11の表面から認識した色彩情報を格納する第1メモリ18と、原稿11の表面から読み取ったデータから画像パターン11aを認識する表面用画像パターン認識手段35と、原稿11の表面から認識した画像パターン11aの形状を格納する第2メモリ19と、原稿11の表面から読み込んだ画像データを格納する表面用画像メモリ36と、原稿11の裏面から読み取ったデータから色彩情報を認識する裏面用色彩認識手段37と、原稿11の裏面から認識した色彩情報を格納する第3メモリ40と、原稿11の裏面から読み取ったデータから画像パターン11aを認識する裏面用画像パターン認識手段38と、原稿11の裏面から認識した画像パターン11aの形状を格納する第4メモリ41と、原稿11の裏面から読み込んだ画像データを格納する裏面用画像メモリ39と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25と、ローカルやLAN等で接続されたPCに対してスキャンしたデータを転送するPCスキャン制御部26とを有する。そのため、オペレータは原稿11の表裏いずれかの所定領域(例えば、先端部)に有彩色の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作認識を行うことなく、電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン等を行わせることができる。また、原稿11をセットする際に、表面であるか裏面であるかを意識することなくセットしても、読み取るべき面を自動的に判断して読み取りを実行させることができる。
また、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、さらに、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン送信の機能を行うことができる。
さらに、有彩色の画像パターン11aが付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の両面における先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の両面における任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、黄、緑、青、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、表面用カラーイメージスキャナ部32又は裏面用カラーイメージスキャナ部33の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータがこれらの電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第1〜第7の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第7の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図52は本発明の第8の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図52に示されるように、前記第7の実施の形態における表面用色彩認識手段34と裏面用色彩認識手段37とを統合した色彩認識手段13、表面用画像パターン認識手段35と裏面用画像パターン認識手段38とを統合した画像パターン認識手段14、及び、内部にビットエリアを有する読み取り面決定手段42を有する。なお、該読み取り面決定手段42は表面用カラーイメージスキャナ部32と裏面用カラーイメージスキャナ部33との中間に配置されている。
前記読み取り面決定手段42は、有彩色の画像パターンが表面に確認されたときはビットを0とする。この場合、画像読み取り面は裏面である。また、前記読み取り面決定手段42は、有彩色の画像パターン11aが裏面に確認されたときはビットを1とする。この場合、画像読み取り面は表面である。
なお、前記第7の実施の形態と同様に、前提として、図27に示されるように、読み取るべき原稿11は、画像パターン11aと読み取り画像とが互いに反対の面に形成されているものとする。そして、前記第7の実施の形態と異なる点は、画像パターン11aがいずれの面にあるのかを判断した上で読み取り面を決定する点である。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
本実施の形態においては、前手順として、図17に示されるような出力選択テーブル16において、形状に対応してあらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング機能、PCの指定ホルダに格納する機能等の各種機能が対応付けられている各種の画像パターン11aについて、各色彩に対応する固有情報を登録するようになっている。なお、前記前手順は、前記第3の形態における前手順と同様であるので、説明を省略する。さらに、原稿11を読み取る場合の動作についても、基本的には前記第4及び第6の実施の形態における画像入出力装置10の動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図53は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャート、図54は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャート、図55は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャート、図56は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャート、図57は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャート、図58は本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。
まず、図示されない原稿検出センサが画像入出力装置10に原稿11がセットされたことを検知すると、該原稿11の両面を同時に読み取ることができる表面用カラーイメージスキャナ部32及び裏面用カラーイメージスキャナ部33によって原稿11の先端部の両面の同時読み取りを開始する。そして、前記表面用カラーイメージスキャナ部32によって、原稿11の表面における先端部に有彩色の画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、有彩色の有無を検知する。そして、表面に有彩色の画像パターン11aが確認された場合、読み取り面決定手段42はあらかじめ内部に準備されている優先ビットを0とし、色彩認識手段13は表面の色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第1メモリ18に格納する。また、原稿11の表面における先端部に有彩色の画像パターン11aが確認されなかった場合、前記裏面用カラーイメージスキャナ部33によって、原稿11の裏面における先端部に有彩色の画像パターン11aが付与されているか否か、すなわち、有彩色の有無を検知する。そして、有彩色の画像パターン11aが確認された場合、読み取り面決定手段42はあらかじめ内部に準備されている優先ビットを1とし、色彩認識手段13は裏面の色彩認識処理を行い、画像パターン11aの色彩情報を第1メモリ18に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている色彩データと、色彩認識によって第1メモリ18に格納されている色彩情報とを比較する。
そして、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての赤であるか否かを判断し、赤である場合には電子メール送信準備を開始する。また、赤でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての黄であるか否かを判断し、黄である場合にはFAX送信準備を開始する。また、黄でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての緑であるか否かを判断し、緑である場合にはコピー準備を開始する。また、緑でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての青であるか否かを判断し、青である場合にはファイリング準備を開始する。また、青でない場合には、読み取った色彩情報が出力選択テーブル16に登録されている色彩データとしての紫であるか否かを判断し、紫である場合にはPCスキャン準備を開始する。
なお、優先ビットが0である場合、裏面用カラーイメージスキャナ部33は、原稿11の裏面に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは裏面用画像メモリ39に格納される。同様に、優先ビットが1である場合、表面用カラーイメージスキャナ部32は、原稿11の表面に対して読み取りを継続して行い、この読み取りデータは表面用画像メモリ36に格納される。
また、原稿11の両面の先端部のいずれにも有彩色の画像パターン11aが付与されていない場合、有彩色の画像パターン11aが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、出力選択テーブル16にあらかじめ登録されている色彩データと、認識した色彩情報とが一致しない場合、画像入出力装置10はオペレータに対してカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能及びファイリング送信機能のいずれかの機能を選択することを要求する。
そして、認識した色彩情報が赤であると判断された場合、優先ビットを確認し、優先ビットが0であるときは、画像パターン認識手段14は表面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。一方、優先ビットが1である場合、画像パターン認識手段14は裏面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像データと、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、電子メールを送信するための準備が完了した時点で電子メールを送信して動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、認識した色彩情報が黄であると判断された場合、優先ビットを確認し、優先ビットが0であるときは、画像パターン認識手段14は表面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。一方、優先ビットが1である場合、画像パターン認識手段14は裏面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像データと、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、FAXを送信するための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が緑であると判断された場合、優先ビットを確認し、優先ビットが0であるときは、画像パターン認識手段14は表面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。一方、優先ビットが1である場合、画像パターン認識手段14は裏面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像データと、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、コピー動作のための準備が完了した時点で、画像メモリ15に格納されたデータを指定されたコピー枚数分コピーし、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が青であると判断された場合、優先ビットを確認し、優先ビットが0であるときは、画像パターン認識手段14は表面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。一方、優先ビットが1である場合、画像パターン認識手段14は裏面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像データと、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。これ以降、ファイリング送信のためのデータの転送準備が完了した時点で指定サーバにデータを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
さらに、認識した色彩情報が紫であると判断された場合、優先ビットを確認し、優先ビットが0であるときは、画像パターン認識手段14は表面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。一方、優先ビットが1である場合、画像パターン認識手段14は裏面の画像パターン認識処理を行い、画像パターン11aの形状を示す情報を第2メモリ19に格納する。
このとき、第1メモリ18及び第2メモリ19のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、出力選択テーブル16に登録されている画像データと、画像パターン認識によって第2メモリ19に格納されている画像パターン情報とを比較する。なお、これ以降、画像メモリ15に格納されたデータを転送するデータ送信のための準備が完了した時点でこれを送信し、動作を終了するまでの動作については、前記第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS791 原稿11がセットされるのを待機する。原稿11がセットされた場合はステップS792に進む。
ステップS792 原稿11の先端部の読み取りを開始する。
ステップS793 原稿11の表面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の表面に有彩色がある場合はステップS794に進み、原稿11の表面に有彩色がない場合はステップS796に進む。
ステップS794 優先ビットに0をセットする。
ステップS795 表面の色彩認識処理を行う。
ステップS796 原稿11の裏面に有彩色があるか否かを判断する。原稿11の裏面に有彩色がある場合はステップS797に進み、原稿11の裏面に有彩色がない場合はステップS905に進む。
ステップS797 優先ビットに1をセットする。
ステップS798 裏面の色彩認識処理を行う。
ステップS799 色彩情報を第1メモリ18に格納する。
ステップS800 色彩情報が赤であるか否かを判断する。色彩情報が赤である場合はステップS801に進み、色彩情報が赤でない場合はステップS821に進む。
ステップS801 電子メール送信準備を開始する。
ステップS802 優先ビットが0であるか否かを判断する。優先ビットが0である場合はステップS803に進み、優先ビットが0でない場合はステップS804に進む。
ステップS803 表面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の裏面全体を読み取って裏面用画像メモリ39への格納を開始する。
ステップS804 優先ビットが1であるか否かを判断する。優先ビットが1である場合はステップS805に進み、優先ビットが1でない場合はステップS817に進む。
ステップS805 裏面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の表面全体を読み取って表面用画像メモリ36への格納を開始する。
ステップS806 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS807 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS808に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS809に進む。
ステップS808 画像パターン11a:■に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS809 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS810に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS811に進む。
ステップS810 画像パターン11a:★に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS811 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS812に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS813に進む。
ステップS812 画像パターン11a:▲に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS813 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS814に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS815に進む。
ステップS814 画像パターン11a:◆に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS815 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS816に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS817に進む。
ステップS816 画像パターン11a:▼に登録されている電子メールアドレスをセットする。
ステップS817 オペレータによる新たな電子メールアドレスの入力を待機する。電子メールアドレスが入力された場合はステップS818に進む。
ステップS818 電子メールアドレスをセットする。
ステップS819 画処理データを電子メールに添付する。
ステップS820 電子メールを送信し、処理を終了する。
ステップS821 色彩情報が黄であるか否かを判断する。色彩情報が黄である場合はステップS822に進み、色彩情報が黄でない場合はステップS842に進む。
ステップS822 FAX送信準備を開始する。
ステップS823 優先ビットが0であるか否かを判断する。優先ビットが0である場合はステップS824に進み、優先ビットが0でない場合はステップS825に進む。
ステップS824 表面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の裏面全体を読み取って裏面用画像メモリ39への格納を開始する。
ステップS825 優先ビットが1であるか否かを判断する。優先ビットが1である場合はステップS826に進み、優先ビットが1でない場合はステップS838に進む。
ステップS826 裏面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の表面全体を読み取って表面用画像メモリ36への格納を開始する。
ステップS827 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS828 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS829に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS830に進む。
ステップS829 画像パターン11a:■に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS830 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS831に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS832に進む。
ステップS831 画像パターン11a:★に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS832 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS833に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS834に進む。
ステップS833 画像パターン11a:▲に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS834 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS835に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS836に進む。
ステップS835 画像パターン11a:◆に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS836 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS837に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS838に進む。
ステップS837 画像パターン11a:▼に登録されているFAX番号をセットする。
ステップS838 オペレータによる新たなFAX番号の入力を待機する。FAX番号が入力された場合はステップS839に進む。
ステップS839 FAX番号をセットする。
ステップS840 電話回線を接続する。
ステップS841 FAXデータを送信し、処理を終了する。
ステップS842 色彩情報が緑であるか否かを判断する。色彩情報が緑である場合はステップS843に進み、色彩情報が緑でない場合はステップS863に進む。
ステップS843 コピー準備を開始する。
ステップS844 優先ビットが0であるか否かを判断する。優先ビットが0である場合はステップS845に進み、優先ビットが0でない場合はステップS846に進む。
ステップS845 表面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の裏面全体を読み取って裏面用画像メモリ39への格納を開始する。
ステップS846 優先ビットが1であるか否かを判断する。優先ビットが1である場合はステップS847に進み、優先ビットが1でない場合はステップS859に進む。
ステップS847 裏面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の表面全体を読み取って表面用画像メモリ36への格納を開始する。
ステップS848 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS849 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS850に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS851に進む。
ステップS850 画像パターン11a:■に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS851 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS852に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS853に進む。
ステップS852 画像パターン11a:★に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS853 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS854に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS855に進む。
ステップS854 画像パターン11a:▲に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS855 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS856に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS857に進む。
ステップS856 画像パターン11a:◆に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS857 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS858に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS859に進む。
ステップS858 画像パターン11a:▼に登録されているコピー枚数をセットする。
ステップS859 オペレータによるコピー操作の要求を待機する。コピー操作が要求された場合はステップS860に進む。
ステップS860 コピー枚数をセットする。
ステップS861 コピー動作のための準備を行う。
ステップS862 指定枚数のコピーを行い、処理を終了する。
ステップS863 色彩情報が青であるか否かを判断する。色彩情報が青である場合はステップS864に進み、色彩情報が青でない場合はステップS884に進む。
ステップS864 ファイリング準備を開始する。
ステップS865 優先ビットが0であるか否かを判断する。優先ビットが0である場合はステップS866に進み、優先ビットが0でない場合はステップS867に進む。
ステップS866 表面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の裏面全体を読み取って裏面用画像メモリ39への格納を開始する。
ステップS867 優先ビットが1であるか否かを判断する。優先ビットが1である場合はステップS868に進み、優先ビットが1でない場合はステップS880に進む。
ステップS868 裏面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の表面全体を読み取って表面用画像メモリ36への格納を開始する。
ステップS869 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS870 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS871に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS872に進む。
ステップS871 画像パターン11a:■に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS872 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS873に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS874に進む。
ステップS873 画像パターン11a:★に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS874 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS875に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS876に進む。
ステップS875 画像パターン11a:▲に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS876 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS877に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS878に進む。
ステップS877 画像パターン11a:◆に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS878 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS879に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS880に進む。
ステップS879 画像パターン11a:▼に登録されているサーバアドレスをセットする。
ステップS880 オペレータによる新たなサーバアドレスの入力を待機する。サーバアドレスが入力された場合はステップS881に進む。
ステップS881 サーバアドレスをセットする。
ステップS882 データ転送のための準備を行う。
ステップS883 指定サーバへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS884 色彩情報が紫であるか否かを判断する。色彩情報が紫である場合はステップS885に進み、色彩情報が紫でない場合はステップS905に進む。
ステップS885 PCスキャン準備を開始する。
ステップS886 優先ビットが0であるか否かを判断する。優先ビットが0である場合はステップS887に進み、優先ビットが0でない場合はステップS888に進む。
ステップS887 表面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の裏面全体を読み取って裏面用画像メモリ39への格納を開始する。
ステップS888 優先ビットが1であるか否かを判断する。優先ビットが1である場合はステップS889に進み、優先ビットが1でない場合はステップS901に進む。
ステップS889 裏面の画像パターン認識処理を行うとともに、原稿11の表面全体を読み取って表面用画像メモリ36への格納を開始する。
ステップS890 画像パターン情報を第2メモリ19に格納する。
ステップS891 画像パターン情報が■であるか否かを判断する。画像パターン情報が■である場合はステップS892に進み、画像パターン情報が■でない場合はステップS893に進む。
ステップS892 画像パターン11a:■に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS893 画像パターン情報が★であるか否かを判断する。画像パターン情報が★である場合はステップS894に進み、画像パターン情報が★でない場合はステップS895に進む。
ステップS894 画像パターン11a:★に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS895 画像パターン情報が▲であるか否かを判断する。画像パターン情報が▲である場合はステップS896に進み、画像パターン情報が▲でない場合はステップS897に進む。
ステップS896 画像パターン11a:▲に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS897 画像パターン情報が◆であるか否かを判断する。画像パターン情報が◆である場合はステップS898に進み、画像パターン情報が◆でない場合はステップS899に進む。
ステップS898 画像パターン11a:◆に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS899 画像パターン情報が▼であるか否かを判断する。画像パターン情報が▼である場合はステップS900に進み、画像パターン情報が▼でない場合はステップS901に進む。
ステップS900 画像パターン11a:▼に登録されているPCのホルダをセットする。
ステップS901 オペレータによる新たなPCのホルダの入力を待機する。PCのホルダが入力された場合はステップS902に進む。
ステップS902 PCのホルダをセットする。
ステップS903 データ転送のための準備を行う。
ステップS904 指定ホルダへのデータ送信を行い、処理を終了する。
ステップS905 カラーMFP機能の選択を要求し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、画像入出力装置10は、あらかじめ画像パターン11aの形状に対応付けられている機能及び色彩データに対応付けて固有情報を入力することが可能な出力選択テーブル16と、原稿11の表面を読み取る表面用カラーイメージスキャナ部32と、原稿11の裏面の先端部から有彩色の画像パターンを読み取る裏面用カラーイメージスキャナ部33と、原稿11の表面及び裏面から読み取ったデータから色彩情報を認識する色彩認識手段13と、原稿11の表面から認識した色彩情報を格納する第1メモリ18と、原稿11の表面及び裏面から読み取ったデータから画像パターン11aを認識する画像パターン認識手段14と、原稿11の表面から認識した画像パターン11aの形状を格納する第2メモリ19と、原稿11の表面から読み込んだ画像データを格納する表面用画像メモリ36と、原稿11の裏面から読み込んだ画像データを格納する裏面用画像メモリ39と、画像を記録紙に記録するプリンタ部22と、あらかじめ指定された相手先に電子メールを送信する電子メール制御部23と、あらかじめ指定された相手先にFAX送信するFAX制御部24と、あらかじめ指定された部数指定コピー枚数を印刷するプリンタ部22と、あらかじめ指定されたファイルサーバにファイリング送信するファイリング制御部25と、ローカルやLAN等で接続されたPCに対してスキャンしたデータを転送するPCスキャン制御部26とを有する。そのため、オペレータは原稿11の表裏いずれかの所定領域(例えば、先端部)に有彩色の画像パターン11aを付与しておくことによって、煩わしい操作認識を行うことなく、電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン等を行わせることができる。また、原稿11をセットする際に、表面であるか裏面であるかを意識することなくセットしても、読み取るべき面を自動的に判断して読み取りを実行させることができる。
また、画像パターン11aの形状を認識することができない場合は、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、さらに、画像パターン11aの色彩情報を認識することができない場合も、画像入出力装置10が初期状態に戻ることなく、オペレータからの新たな入力指示を待機し、オペレータによる入力が行われると、速やかに電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン送信の機能を行うことができる。
また、前記第7の実施の形態における表面用色彩認識手段34、裏面用色彩認識手段37、表面用画像パターン認識手段35、裏面用画像パターン認識手段38、第3メモリ40及び第4メモリ41を削除することができるので、低価格での装置構成を実現することができる。
さらに、二つの画像メモリ、すなわち、表面用画像メモリ36及び裏面用画像メモリ39の一方に格納されている画像データを読み出す際にも、読み取り面決定手段42のビットを確認することによって、速やかに格納されている画メモリを選択することができるので、より高速での処理を行うことができる。
さらに、有彩色の画像パターン11aが付与された原稿11は、第三者からどのような機能を有しているのか判別することができないので、相手先の電子メールアドレスやFAX番号の情報漏洩を防止することとなり、情報の保守性を高めることができる。
なお、本実施の形態においては、原稿11の両面における先端部に所定の形状及び色彩の画像パターン11aを付与するようになっているが、画像パターン11aの位置は先端部に限定されるものではなく、原稿11の両面における任意の位置に付与することができる。
また、前記画像パターン11aの色彩は、赤、黄、緑、青、紫の五色としたが、色彩の数はこれに限定されるものではない。色彩の数はスキャナの色彩情報に対する読み取り能力に依存するものであり、表面用カラーイメージスキャナ部32又は裏面用カラーイメージスキャナ部33の読み取り能力を超えない範囲で色彩の数を決定することができる。
さらに、本実施の形態においては、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能を自動的に起動させたが、これに限定されるものではなく、オペレータがこれらの電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能、PCスキャン機能をマニュアルで設定することができることは言うまでもない。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。なお、第1〜第8の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第8の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
本実施の形態においては、画像パターン11aが付与された原稿11の印刷を行う場合について説明する。
図59は本発明の第9の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図59に示されるように、あらかじめ準備されている画像パターン11aに対するIPアドレス入力が可能なIPアドレス確認テーブル54、PCのIPアドレスを格納するメモリ53、及び、該メモリ53の内容とIPアドレス確認テーブル54に登録されている内容とを比較するコンパレータ制御部17を有する。そして、前記画像入出力装置10は、LANによって接続され、あらかじめIPアドレスが付与されたIPアドレス付きPC55に接続されている。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
本実施の形態においては、前手順として、第1の前手順、第2の前手順及び第3の前手順を有するものであるが、第1の前手順は、前記第3の形態における前手順と同様であるので、説明を省略する。そして、まず、第2の前手順として、IPアドレス確認テーブル54における、あらかじめ準備されている画像データに対するIPアドレスの登録方法について説明する。
図60は本発明の第9の実施の形態における第2の前手順として固有情報を登録する動作を示すフローチャートである。
まず、画像入出力装置10は、登録意思があるか否かを判断し、登録意思がない場合は処理を終了し、登録意思がある場合は登録を開始する。
そして、画像パターン11aとしての■への登録を希望する場合は任意のIPアドレスを入力し、画像パターン11aとしての★への登録を希望する場合は任意のIPアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▲への登録を希望する場合は任意のIPアドレスを入力し、画像パターン11aとしての◆への登録を希望する場合は任意のIPアドレスを入力し、画像パターン11aとしての▼への登録を希望する場合は任意のIPアドレスを入力する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS911 登録を開始するか否かを判断する。登録を開始する場合はステップS912に進み、登録を開始しない場合はステップS922に進む。
ステップS912 画像パターン11a:■への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:■への登録である場合はステップS913に進み、画像パターン11a:■への登録でない場合はステップS914に進む。
ステップS913 IPアドレスを登録する。
ステップS914 画像パターン11a:★への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:★への登録である場合はステップS915に進み、画像パターン11a:★への登録でない場合はステップS916に進む。
ステップS915 IPアドレスを登録する。
ステップS916 画像パターン11a:▲への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▲への登録である場合はステップS917に進み、画像パターン11a:▲への登録でない場合はステップS918に進む。
ステップS917 IPアドレスを登録する。
ステップS918 画像パターン11a:◆への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:◆への登録である場合はステップS919に進み、画像パターン11a:◆への登録でない場合はステップS920に進む。
ステップS919 IPアドレスを登録する。
ステップS920 画像パターン11a:▼への登録であるか否かを判断する。画像パターン11a:▼への登録である場合はステップS921に進み、画像パターン11a:▼への登録でない場合はステップS922に進む。
ステップS921 IPアドレスを登録する。
ステップS922 登録が終了したか否かを判断する。登録が終了した場合は処理を終了し、登録が終了していない場合はステップS912に戻る。
次に、第3の前手順として、電子メール送信、FAX送信、部数指定コピー、ファイリング送信、PCスキャン送信等の機能が付与されている有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定する動作について説明する。
図61は本発明の第9の実施の形態における第3の前手順として画像パターンの印刷要否を設定する動作を示すフローチャートである。
まず、電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定し、印刷を行う場合は有効にセットし、印刷を行わない場合は無効にセットする。次に、FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定し、印刷を行う場合は有効にセットし、印刷を行わない場合は無効にセットする。続いて、部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定し、印刷を行う場合は有効にセットし、印刷を行わない場合は無効にセットする。そして、ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定し、印刷を行う場合は有効にセットし、印刷を行わない場合は無効にセットする。また、PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を設定し、印刷を行う場合は有効にセットし、印刷を行わない場合は無効にセットする。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS931 電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行うか否かを判断する。電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行う場合はステップS932に進み、電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行わない場合はステップS933に進む。
ステップS932 電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を有効にセットする。
ステップS933 電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を無効にセットする。
ステップS934 FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行うか否かを判断する。FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行う場合はステップS935に進み、FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行わない場合はステップS936に進む。
ステップS935 FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を有効にセットする。
ステップS936 FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を無効にセットする。
ステップS937 部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行うか否かを判断する。部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行う場合はステップS938に進み、部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行わない場合はステップS939に進む。
ステップS938 部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を有効にセットする。
ステップS939 部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を無効にセットする。
ステップS940 ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行うか否かを判断する。ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行う場合はステップS941に進み、ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行わない場合はステップS942に進む。
ステップS941 ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を有効にセットする。
ステップS942 ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を無効にセットする。
ステップS943 PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行うか否かを判断する。PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行う場合はステップS944に進み、PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を行わない場合はステップS945に進む。
ステップS944 PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を有効にセットし、処理を終了する。
ステップS945 PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷を無効にセットし、処理を終了する。
次に、画像パターン11aを印刷する動作について説明する。
図62は本発明の第9の実施の形態における画像パターンを印刷する動作を示すフローチャートである。
まず、画像入出力装置10は、あらかじめIPアドレスが付与されたIPアドレス付きPC55からの印刷要求を常時監視していて、印刷要求を検知すると画像入出力装置10は印刷準備を開始する。次に、あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を確認し、有効である場合は画像パターン11aとしての■を印刷準備する。そして、無効である場合は、FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を確認し、有効である場合は画像パターン11aとしての★を印刷準備する。また、無効である場合は、部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を確認し、有効である場合は画像パターン11aとしての▲を印刷準備する。そして、無効である場合は、ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を確認し、有効である場合は画像パターン11aとしての◆を印刷準備する。また、無効である場合は、PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否を確認し、有効である場合は画像パターン11aとしての▼を印刷準備する。
そして、無効である場合、制御部21はIPアドレスを検知すると、これをメモリ53に格納する。続いて、該メモリ53のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとを確認し、一致した場合は、あらかじめカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能及びPCスキャン機能のいずれかの機能が付与された色彩情報、並びに、検知したIPアドレスに割り当てられている画像パターン11aをセットし、媒体の先端部の表面にこれを印刷し、続けて、同一面上に印刷要求に対応する画像データ、すなわち、印刷要求データを印刷し、処理を終了する。なお、本実施の形態においては、前記第1〜第8の実施の形態に適用される原稿11とは異なり、画像パターン11aと印刷要求データとは同一面上に形成される。
一方、有彩色の画像パターン11aの印刷要求がない場合、IPアドレスが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致しない場合、画像入出力装置10は媒体の先端部に有彩色の画像パターン11aを印刷することなく、印刷要求データを媒体の表面に印刷し、処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS951 印刷要求を待機し、印刷要求がある場合はステップS952に進む。
ステップS952 印刷準備を開始する。
ステップS953 あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS954に進み、あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS955に進む。
ステップS954 画像パターン11a:■を印刷準備する。
ステップS955 FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS956に進み、FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS957に進む。
ステップS956 画像パターン11a:★を印刷準備する。
ステップS957 部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS958に進み、部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS959に進む。
ステップS958 画像パターン11a:▲を印刷準備する。
ステップS959 ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS960に進み、ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS961に進む。
ステップS960 画像パターン11a:◆を印刷準備する。
ステップS961 PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS962に進み、PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS963に進む。
ステップS962 画像パターン11a:▼を印刷準備する。
ステップS963 IPアドレスがあるか否かを判断する。IPアドレスがある場合はステップS964に進み、IPアドレスがない場合はステップS968に進む。
ステップS964 IPアドレスをメモリ53に格納する。
ステップS965 IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致するか否かを判断する。IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致する場合はステップS966に進み、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致しない場合はステップS968に進む。
ステップS966 有彩色の画像パターン11aをセットする。
ステップS967 媒体の先端部の表面に印刷する。
ステップS968 同一面上に印刷要求データを印刷し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、あらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能及びPCスキャン機能のいずれかの機能が付与された有彩色の画像パターン11aが、ワープロの文章、表計算、電子メールの受信内容等の様々な印刷要求データの内容にかかわらず、常に印刷要求データと同一面上に印刷される。
また、本実施の形態における機能は、前記第1〜第3の実施の形態における画像入出力装置10における機能に速やかに適用することができ、前記第1〜第3の実施の形態で説明した機能と併用することによって、より使い勝手のよい画像入出力装置10を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、媒体の表面における先端部に有彩色の画像パターン11aを印刷する場合について説明したが、前記画像パターン11aを印刷する位置は媒体の表面における先端部に限定されるものではなく、媒体の表面における任意の位置を指定することができるようにしてもよい。
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。なお、第1〜第9の実施の形態と同じ構成を有するものは、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第9の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図63は本発明の第10の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、画像入出力装置10は、図63に示されるように、両面印刷ユニット56を有する。なお、その他の点の構成については、前記第9の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態における画像入出力装置10の動作について説明する。
なお、本実施の形態においては、前手順として、第1の前手順、第2の前手順及び第3の前手順を有するものであるが、第1の前手順は、前記第3の形態における前手順と同様であり、第2の前手順及び第3の前手順は、前記第9の形態における第2の前手順及び第3の前手順と同様であるので、説明を省略する。
また、本実施の形態における画像パターン11aを印刷する動作については、基本的には前記第9の実施の形態における画像パターン11aを印刷する動作とほぼ同様であるので、相違点だけを説明する。
図64は本発明の第10の実施の形態における画像パターンを印刷する動作を示すフローチャートである。
ここで、制御部21がIPアドレスを検知してメモリ53に格納するまでの動作については、前記第9の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。そして、IPアドレスがメモリ53に格納されると、該メモリ53のデータの有無を常時監視しているコンパレータ制御部17は、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとを確認し、一致した場合は、あらかじめカラーMFP機能、すなわち、電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能及びPCスキャン機能のいずれかの機能が付与された色彩情報、並びに、検知したIPアドレスに割り当てられている画像パターン11aをセットする。
次に、印刷要求に対応する画像データ、すなわち、印刷要求データを媒体の表面に印刷した後、両面印刷ユニット56によって前記媒体の表裏を反転する。続いて、前記媒体の裏面における先端部に、有彩色の画像パターン11a、及び、検知したIPアドレスに割り当てられている画像データを印刷し、処理を終了する。なお、本実施の形態においては、前記第9の実施の形態とは異なり、画像パターン11aを印刷要求データの印刷面の反対側に形成する。
一方、有彩色の画像パターン11aの印刷要求がない場合、IPアドレスが何らかの理由によって認識することができない場合、又は、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致しない場合、画像入出力装置10は媒体の先端部に有彩色の画像パターン11aを印刷することなく、印刷要求データを媒体の表面に印刷し、処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS971 印刷要求を待機し、印刷要求がある場合はステップS972に進む。
ステップS972 印刷準備を開始する。
ステップS973 あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS974に進み、あらかじめ電子メール送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS975に進む。
ステップS974 画像パターン11a:■を印刷準備する。
ステップS975 FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS976に進み、FAX送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS977に進む。
ステップS976 画像パターン11a:★を印刷準備する。
ステップS977 部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS978に進み、部数指定コピー機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS979に進む。
ステップS978 画像パターン11a:▲を印刷準備する。
ステップS979 ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS980に進み、ファイリング送信機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS981に進む。
ステップS980 画像パターン11a:◆を印刷準備する。
ステップS981 PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効であるか否かを判断する。PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が有効である場合はステップS982に進み、PCスキャン機能が付与された有彩色の画像パターン11aの印刷要否が無効である場合はステップS983に進む。
ステップS982 画像パターン11a:▼を印刷準備する。
ステップS983 IPアドレスがあるか否かを判断する。IPアドレスがある場合はステップS984に進み、IPアドレスがない場合はステップS990に進む。
ステップS984 IPアドレスをメモリ53に格納する。
ステップS985 IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致するか否かを判断する。IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致する場合はステップS986に進み、IPアドレス確認テーブル54に登録されているIPアドレスとメモリ53に格納されているIPアドレスとが一致しない場合はステップS990に進む。
ステップS986 有彩色の画像パターン11aをセットする。
ステップS987 印刷要求データを媒体の表面に印刷する。
ステップS988 媒体の表裏を反転する。
ステップS989 媒体の裏面の先端部に有彩色の画像パターン11aを印刷し、処理を終了する。
ステップS990 印刷要求データを媒体の表面に印刷し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、あらかじめ電子メール送信機能、FAX送信機能、部数指定コピー機能、ファイリング送信機能及びPCスキャン機能のいずれかの機能が付与された有彩色の画像パターン11aが、ワープロの文章、表計算、電子メールの受信内容等の様々な印刷要求データの内容にかかわらず、常に印刷要求データと反対側の面、すなわち、裏面に印刷される。
また、本実施の形態における機能は、前記第1〜第3の実施の形態における画像入出力装置10における機能に速やかに適用することができ、前記第1〜第3の実施の形態で説明した機能と併用することによって、より使い勝手のよい画像入出力装置10を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、媒体の裏面における先端部に有彩色の画像パターン11aを印刷する場合について説明したが、前記画像パターン11aを印刷する位置は媒体の裏面における先端部に限定されるものではなく、媒体の裏面における任意の位置を指定することができるようにしてもよい。
ところで、前記第1の実施の形態等においては、色彩に赤、緑、青、橙、紫の五色の色彩を用いたが、これだけに限定されることは言うに及ばず、JISで規定されている物体色の色名を筆頭に、PCCS、ISCC−NBSシステム、オストワルトシステム、NCS(スウェーデン工業規格)、DIN色票(ドイツ工業規格9)、カラーハーモニーマニュアル、XYZ表色系等によって生成される有彩色の全色から選択可能な色彩とする。同様に、画像パターン11aを◆、★、▲、◆等としたが、これだけに限定されることは言うに及ばず、カラーイメージスキャナが読み取ることができる図形であれば、いかなる模様やパターンでもこれに適用することができる。
また、赤い◆と青い★によるコンビネーション等の有彩色の画像パターン11aも適用することができる。
さらに、この機能を有する画像入出力装置10に対し、オペレータが任意に入力した模様やパターンを画像パターン11aとして登録することも、機能として拡張可能である。
さらに、前記第1〜第10の実施の形態は、タンデム方式のカラー画像を取り扱う画像入出力装置10に限定されることなく、インクジェット方式を筆頭とするタンデム方式以外のカラー画像を取り扱う画像入出力装置10にも適用することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における原稿の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像パターンの各色彩に対応する固有情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における色彩データの各画像パターン形状に対応する固有情報の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における固有情報を登録する動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における原稿の例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。 発明の第7の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第3のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第4のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第5のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態における原稿を読み取る場合の動作を示す第6のフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施の形態における第2の前手順として固有情報を登録する動作を示すフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態における第3の前手順として画像パターンの印刷要否を設定する動作を示すフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態における画像パターンを印刷する動作を示すフローチャートである。 本発明の第10の実施の形態における画像入出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第10の実施の形態における画像パターンを印刷する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像入出力装置
11 原稿
11a 画像パターン
12 カラーイメージスキャナ部
13 色彩認識手段
16 出力選択テーブル
22 プリンタ部
23 電子メール制御部
24 FAX制御部
25 ファイリング制御部
26 PCスキャン制御部
32 表面用カラーイメージスキャナ部
33 裏面用カラーイメージスキャナ部
34 表面用色彩認識手段
37 裏面用色彩認識手段

Claims (18)

  1. (a)原稿の画像を画像データとして読み取る読み取り手段と、
    (b)前記画像データを出力する出力手段と、
    (c)前記原稿の所定位置にある画像パターンの色彩を認識する認識手段と、
    (d)前記画像パターンの色彩と前記画像データの出力先とをあらかじめ対応付けた出力先対応テーブルを登録した登録手段とを有し、
    (e)前記出力手段は、認識した画像パターンの色彩に基づき、前記出力先対応テーブルを参照して決定される出力先に、前記画像データを出力することを特徴とする画像入出力装置。
  2. 前記出力先対応テーブルは画像パターンの色彩と電子メールアドレスとを対応付けるものであり、前記出力手段は、前記出力先対応テーブルを参照して決定された電子メールアドレスを指定し、前記画像データを電子メールとして送信する請求項1に記載の画像入出力装置。
  3. 前記出力先対応テーブルは画像パターンの色彩とファクシミリ番号とを対応付けるものであり、前記出力手段は、前記出力先対応テーブルを参照して決定されたファクシミリ番号を指定し、前記画像データをファクシミリ手順に従って送信する請求項1に記載の画像入出力装置。
  4. 前記出力先対応テーブルは画像パターンの色彩とコピー枚数とを対応付けるものであり、前記出力手段は、前記出力先対応テーブルを参照して決定されたコピー枚数を指定し、前記画像データを印刷手順に従って印刷する請求項1に記載の画像入出力装置。
  5. 前記出力先対応テーブルは画像パターンの色彩とファイリングサーバとを対応付けるものであり、前記出力手段は、前記出力先対応テーブルを参照して決定されたファイリングサーバを指定し、前記画像データをファイリング手順に従って送信する請求項1に記載の画像入出力装置。
  6. 前記出力手段は機能の異なる複数の出力部を備え、前記登録手段は複数の画像パターンと前記出力部とをあらかじめ対応付けた出力部選択テーブルを登録し、前記出力手段は、認識した画像パターンに基づき、前記出力部選択テーブルを参照して決定される出力部から前記画像データを出力する請求項1に記載の画像入出力装置。
  7. 前記画像パターンに欠落する情報をオペレータが入力する操作部を有し、前記画像パターン又は該画像パターンの色彩が認識されない場合、前記操作部から入力される情報に基づいて出力先又は出力部が決定される請求項1又は6に記載の画像入出力装置。
  8. (a)原稿の画像を画像データとして読み取る読み取り手段と、
    (b)前記画像データを出力する機能の異なる複数の出力部を備える出力手段と、
    (c)前記原稿の所定位置にある画像パターンの色彩を認識する認識手段と、
    (d)前記画像パターンの色彩と出力部とをあらかじめ対応付けた出力部選択テーブルを登録した登録手段とを有し、
    (e)前記出力手段は、認識した画像パターンの色彩に基づき、前記出力部選択テーブルを参照して決定される出力部から、前記画像データを出力することを特徴とする画像入出力装置。
  9. 前記出力部は、前記画像データを電子メールに添付して送信する電子メール送信部、前記画像データをファクシミリ手順に従って送信するファクシミリ送信部、前記画像データを印刷出力する印刷出力部、前記画像データをファイリング手順に従って送信するファイリング機能部、又は、読み取った画像データをPCスキャン手順に従ってデータ転送するPCスキャン機能部である請求項6又は8に記載の画像入出力装置。
  10. 前記登録手段は前記画像パターンと前記画像データの出力先とをあらかじめ対応付けた出力先対応テーブルを登録し、前記出力手段は、認識した画像パターンに基づき、前記出力先対応テーブルを参照して決定される出力先に、前記画像データを出力する請求項8に記載の画像入出力装置。
  11. 前記画像パターンに欠落する情報をオペレータが入力する操作部を有し、前記画像パターン又は該画像パターンの色彩が認識されない場合、前記操作部から入力される情報に基づいて出力先又は出力部が決定される請求項8又は10に記載の画像入出力装置。
  12. 前記画像パターンは、前記原稿における読み取るべき画像データと反対の面に形成される請求項1に記載の画像入出力装置。
  13. 前記原稿の両面の所定位置における画像パターンの有無を判断する請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像入出力装置。
  14. 前記画像パターンが前記原稿のいずれの面において検出されたかに基づいて、前記原稿における画像を読み取る面を決定する請求項13に記載の画像入出力装置。
  15. (a)画像データを出力する出力手段と、
    (b)印刷要求のあったホストを検出する手段と、
    (c)印刷要求されたデータを印刷する手段と、
    (d)前記印刷要求されたデータを印刷する際に、前記ホストに固有の有彩色による画像パターンを印刷する手段と、
    (e)複数の有彩色の画像パターンと前記ホストとをあらかじめ対応付けたテーブルを登録した登録手段とを有し、
    (f)検出したホストの情報に基づき、前記テーブルを参照して決定される有彩色の画像パターンを印刷することを特徴とする画像入出力装置。
  16. 前記有彩色の画像パターンを、印刷要求されたデータと同一面に印刷する請求項15に記載の画像入出力装置。
  17. 前記有彩色の画像パターンを、印刷要求されたデータと反対の面に印刷する請求項15に記載の画像入出力装置。
  18. (a)画像データを出力する出力手段と、
    (b)ホストから印刷要求されたデータを印刷する手段と、
    (c)前記印刷要求されたデータを印刷する際に、前記ホストに固有の画像パターンを印刷する手段とを有し、
    (d)前記印刷要求されたデータと前記画像パターンとを反対の面に印刷することを特徴とする画像入出力装置。
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