JPH10334084A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH10334084A
JPH10334084A JP9139588A JP13958897A JPH10334084A JP H10334084 A JPH10334084 A JP H10334084A JP 9139588 A JP9139588 A JP 9139588A JP 13958897 A JP13958897 A JP 13958897A JP H10334084 A JPH10334084 A JP H10334084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
input
processing
keyword
Prior art date
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Pending
Application number
JP9139588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tokuhashi
喜生 徳橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9139588A priority Critical patent/JPH10334084A/ja
Publication of JPH10334084A publication Critical patent/JPH10334084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された情報をどう処理するかを判断し、
その処理を自動的に行うことで、上記のような労力、時
間を軽減する 【解決手段】 操作部3、スキャナ入力部5、通信部7
から得られた入力情報から、キーワードを抽出し、その
キーワードに対応する処理内容を記憶部8に予め記憶さ
れたテーブルから検索し、入力情報に対してその処理内
容を自動的に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサなどの情報処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在、様々な情報を処理するために、様
々な処理装置があり、その処理のために、ユーザーが装
置に指示を入力したり、追加情報を入力したりしてい
る。
【0003】このような手間を軽減させるために、以下
のようなものがある。
【0004】特開平4−153879号公報には、電子
ファイリングシステムなどで、スキャナで読み込んだ文
書を記憶装置に登録する際に、文書中からキーとなる文
字列を読み出し、そのキーに対応する管理情報をデータ
ベースから取り出して、文書に取り出した管理情報を付
加して登録することで、大量に登録された文書の管理を
自動的に行うことが開示されている。
【0005】また、特開昭63−115456号公報に
は、ファクシミリなどで、送付する文書中に相手先の情
報(名前、コード、電話番号など)が書かれている場
合、その文字列を認識し、電話番号であればその番号を
ダイアルし、名前やコードであればその情報をもとにデ
ータベースより相手先の番号を取得し、ダイアルするこ
とで、ユーザーがダイアルすることなく、自動的に送信
することが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】文書を作成したり、F
AXを受け取ったりした際、どのような処理をするべき
かは、ユーザーが入力手段を使用して情報処理装置に指
示するのが一般的であった。
【0007】その処理に必要な情報の入力の手間を省く
ために、特開平4−153879号公報や特開昭63−
115456号公報に記載されたものがあるが、いずれ
も処理すべき内容は予め決まっていた。
【0008】例えば、特開平4−153879号公報で
は、電子ファイリングシステムに文書を登録することが
決まっており、そこに必要な情報の入力の手間を軽減す
るものであり、その文書をファイルに登録するかどうか
はユーザーが判断しなければならない。
【0009】近年、パーソナルコンピュータなどの情報
処理装置の能力が飛躍的に向上し、また、通信路の利用
も一般的になっており、パーソナルコンピュータを通じ
て電子的な情報のやり取りが増えている。そのため、ユ
ーザーが処理すべき情報の形態も多岐にわたってきてお
り、入力される情報の量も多くなり、どの情報をどう処
理すべきか判定することが多くなってきている。
【0010】例えば、電子メールで送られてきた文書
を、部署内に電子メールで送るできか、紙に印刷して回
覧すべきか、共用ファイルに保管すべきか、判断しなけ
ればならない。情報が少ないうちはそれほどの手間でも
ないが、情報量が増えるとそれだけ多大な時間が消費さ
れる。
【0011】そこで、本発明は、入力された情報をどう
処理するかを判断し、その処理を自動的に行うことで、
上記のような労力、時間を軽減することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成させるためになされたものであって、請求項1記載
の発明は、情報を入力する入力手段と、前記入力手段に
よって入力された情報の中からキーワードを抽出する抽
出手段と、キーワードと処理内容とを対応付けたテーブ
ルを記憶したテーブル記憶手段と、前記テーブル記憶手
段を参照して、前記抽出手段によって抽出されたキーワ
ードに対応する処理内容を検索する検索手段と、前記検
索手段によって検索された処理内容を、前記入力手段に
よって入力された情報に対して自動的に実行する実行手
段とを具備すること特徴とする情報処理装置である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、情報を入力
する入力手段と、前記入力手段によって入力された情報
の中からキーワードを抽出する抽出手段と、キーワード
と処理内容と必要情報とを対応付けたテーブルを記憶し
たテーブル記憶手段と、前記テーブル記憶手段を参照し
て、前記抽出手段によって抽出されたキーワードに対応
する処理内容、必要情報を検索する検索手段と、前記入
力手段によって入力された情報に、前記検索手段によっ
て検索された必要情報を付加し、前記検索手段によって
検索された処理内容を自動的に実行する実行手段とを具
備すること特徴とする情報処理装置である。
【0014】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1または2記載の情報処理装置において、前記抽出手段
は、前記入力手段によって入力された情報の中から手書
き入力された情報をキーワードとして抽出することを特
徴とする情報処理装置である。
【0015】また、請求項4記載の発明は、前記請求項
1または2記載の情報処理装置において、前記抽出手段
は、前記入力手段によって入力された情報の中から特定
記号が付された情報をキーワードとして抽出することを
特徴とする情報処理装置である。
【0016】また、請求項5記載の発明は、前記請求項
1または2記載の情報処理装置において、前記抽出手段
は、前記入力手段によって入力された情報の中から下線
が引かれた情報をキーワードとして抽出することを特徴
とする情報処理装置である。
【0017】また、請求項6記載の発明は、前記請求項
1または2記載の情報処理装置において、前記処理内容
とは、ファイル登録、印刷出力、FAX送信、電子メー
ル送信のいずれかであることを特徴とする情報処理装置
である。
【0018】また、請求項7記載の発明は、前記請求項
1または2記載の情報処理装置において、前記実行手段
は、前記検索手段によって検索された処理内容に必要な
情報を他のデータベースから取り出して、当該処理内容
を実行することを特徴とする情報処理装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図をもとに本発明について
説明する。なお、これによって本発明は限定されるもの
ではない。
【0020】図1は本発明を採用した装置のブロック図
である。図1において、本発明を採用した装置は、CP
U1と、表示部2と、操作部3と、印刷部4と、スキャ
ナ入力部5と、通信路6と、通信部7と、記憶部8と、
RAM9と、ROM10とから構成される。
【0021】CPU1は中央処理装置であり、処理を制
御するものである。表示部2は液晶、ブラウン管等によ
り実現され、文字や図形などの各種情報を表示してユー
ザーに情報を伝えるものである。操作部3はキーボー
ド、マウス、ペン等により構成され、ユーザーはこの操
作部3を使って文字列や位置情報などを入力して、各種
処理の指示や情報の入力を行う。
【0022】印刷部4は各種情報を紙などに印字するも
のである。スキャナ入力部5は紙などに印刷された文書
や図形をイメージとして読み取るものであり、読み取ら
れたイメージ情報はROM10または記憶部8に格納さ
れたパターン認識プログラムを実行することで認識さ
れ、文字または図形として入力される。
【0023】通信路6とは電話回線のことであり、音
声、画像、文字などの各種情報を電機信号の形式で通信
する。通信部7はいわゆるモデムなどのことであり、こ
の通信部7を通じて通信路6と接続され、他の情報処理
装置と情報をやり取りを行う。これにより、電子メー
ル、FAXなどの機能が実現できる。
【0024】記憶部8は一般的にハードディスクドライ
ブと呼ばれる磁気記憶装置であり、電源をOFFにして
も記憶情報が消えないため、プログラムや各種情報を保
管しておくのに用いられる。RAM9は読み書き自由な
電気的な記憶装置であり、電源がOFFになると記憶内
容が消えるため、動作に必要な情報やプログラムを一時
的に記憶するのに用いられる。ROM10は読み出し専
用の電気的な記憶装置であり、内容の変更ができないの
で、動作に必要なプログラムやデータベースなどが予め
登録されている。
【0025】図2は記憶部8に記憶され、本発明の処理
に必要なテーブルの記憶内容を示したものであり、キー
ワード、処理内容、必要情報が対応づけられて記憶され
ている。
【0026】以下、図3の本発明の処理のフローチャー
ト図、図4乃至図8の具体例をもとに本発明の処理につ
いて説明する。
【0027】まず、ステップS1では、処理対象となる
文書等の情報を入力し、RAM9に記憶する。
【0028】入力方法としては、スキャナ入力部5を利
用する場合、キーボードなどの操作部3を利用する場
合、通信路6および通信部7を利用する場合がある。
【0029】スキャナ入力部5を利用する場合は、操作
部3からスキャナ入力部5を起動させる指示を行って、
スキャナ入力部5を起動させ、スキャナ入力部5からの
入力を行う。
【0030】操作部3を利用する場合は、直接操作部3
を操作して入力すればよい。
【0031】通信路6および通信部7を利用する場合に
は、FAXのように着信があれば送られた情報の受け取
りを自動的に開始する場合と、電子メールのようにユー
ザーの指示により受け取りを開始する場合とがある。
【0032】また、入力される情報には文字データの場
合とイメージデータの場合とがあり、文字データ(キー
ボード入力、電子メール通信)の場合はそのままRAM
9に記憶し、イメージデータ(スキャナ入力、FAX通
信、ペン入力)の場合は記憶部8またはROM10に格
納されている文字認識プログラムによって、イメージデ
ータよりパターン認識を用いて文字認識を行い、その認
識結果をRAM9に記憶する。
【0033】次に、ステップS2では、ステップS1で
入力された情報の中から、処理種別の判定に用いるキー
ワードを抽出し、RAM9に記憶する。ここでは、他の
文字列から独立している文字列をキーワードとする。
【0034】他の文字列から独立しているとは、他の文
字列が活字で書かれているのに対し、特定の文字列が手
書きで書かれている場合、特定の文字列に下線が引かれ
ている場合、特定の文字列が赤色で書かれている場合、
特定の文字列が特定の記号から始まっている場合、特定
の文字列の位置がユーザーによって指示された場合、特
定の文字列がユーザーによってキーワードから入力され
た場合等がある。
【0035】ここで、特定の文字列が見つからない場合
は、その旨を表示部2に表示して、ユーザーに報知し、
操作部3から入力するように促す。
【0036】また、複数のキーワードが存在する場合
は、すべてをキーワードとして記憶する。
【0037】図4は、操作部3のキーボードから文書を
入力し、その後にペンにて右上に「東京営業所」と手書
き入力した例である。
【0038】ペンにて手書き入力された「東京営業所」
は文字認識され、その認識結果「東京営業所」ととも
に、キーボードから入力された文書がRAM9の本文保
存領域(図示せず)に記憶され、手書き入力された「東
京営業所」はキーワードであると判断され、RAM9の
キーワード保存領域(図示せず)に記憶される。
【0039】また、図6は、通信路6を介して送られて
きた電子メールを表示部2に表示し、操作部3を操作し
て「本部長室」にアンダーラインを引いた例である。
【0040】電子メールから送られてきた文書はそのま
まRAM9の本文保存領域(図示せず)に記憶され、ア
ンダーラインを引いた「本部長室」はキーワードである
と判断され、RAM9のキーワード保存領域(図示せ
ず)に記憶される。
【0041】また、図7は、紙に印刷された文書に、ユ
ーザーが「☆」を手書き入力し、これをスキャナから読
み取った例である。
【0042】スキャナから読み取られ、認識された文書
はRAM9の本文保存領域(図示せず)に記憶され、
「☆」マークから始まる「報告書」はキーワードである
と判断され、RAM9のキーワード保存領域(図示せ
ず)に記憶される。
【0043】次に、ステップS3、S4では、ステップ
S2で抽出したキーワードより、予め記憶部8に記憶さ
れた図2のテーブルを参照して、ステップS1で入力さ
れた文書の処理を判別する。
【0044】詳細には、ステップS2で抽出したキーワ
ードと一致するキーワードが、図2のテーブルのキーワ
ード欄に存在するか否かを調べる。
【0045】一致するキーワードがあれば、それに対応
する処理内容、必要情報を読み出してRAM9に記憶
し、ステップS6に進む。一方、一致するキーワードが
なければ、ステップS5に進む。
【0046】ここでは、テーブルの検索は、文字列の完
全一致としているが、部分一致、先頭一致、意味が同一
の場合であってもかまわない。
【0047】図4の例では、キーワードは「東京営業
所」であるので、図2のテーブルのキーワード欄に「東
京営業所」があるか調べ、「東京営業所」があるので、
その処理内容「電子メール送信」、必要情報「アドレス
×××××@××× 宛名=東京営業所御中」を読み出
し、RAM9の処理内容保存領域(図示せず)、必要情
報保存領域(図示せず)にそれぞれ記憶する。
【0048】また、図6の例では、キーワードは「本部
長室」であるので、図2のテーブルを検索し、処理内容
「印刷」、必要情報「宛名=本部長室」を読み出し、R
AM9の処理内容保存領域(図示せず)、必要情報保存
領域(図示せず)にそれぞれ記憶する。
【0049】また、図7の例では、キーワードは「報告
書」であるので、図2のテーブルを検索し、処理内容
「報告書ファイル登録」を読み出し、RAM9の処理内
容保存領域(図示せず)に記憶する。
【0050】また、複数のキーワードが存在する場合
は、すべてのキーワードについて図2のテーブル検索を
行い、1つだけ一致するものがあれば、その処理内容と
必要情報とを読み出し、RAM9の処理内容保存領域
(図示せず)、必要情報保存領域(図示せず)にそれぞ
れ記憶する。また、2つ以上一致するものがあれば、表
示部2にその旨を表示して、その中からユーザーが選択
するように促す。また、一致するものがなければ、ステ
ップS5に進む。
【0051】ステップS5では、どんな処理をするべき
か判断できなかった旨を表示部2に表示し、処理内容を
指定するように促す。そして、ユーザーから処理内容の
指定があるとステップS7に進む。
【0052】ステップS6では、手書き文字のキーワー
ドがあると、そのキーワードをRAM9から削除する。
そして、ステップS7に進む。
【0053】具体例では、図4の例がキーワード「東京
営業所」が手書き文字であるので、「東京営業所」がR
AM9の本文保存領域(図示せず)から削除される。
【0054】ステップS7では、検索または指定された
処理内容に分岐する。ファイル保存処理であればステッ
プS8に進み、FAX送信または電子メール送信といっ
た通信出力処理であればステップS15に進み、印刷出
力処理であればステップS23に進む。
【0055】まず、図7の例のように、処理内容が報告
書ファイル登録処理である場合をもとに説明する。ここ
では、記憶部8の「報告書」というフォルダーに文書を
ファイルとして登録する処理である。
【0056】ステップS8では、RAM9のキーワード
が保存領域(図示せず)にファイル名を表す文字列が記
憶されているかを調べる。ここで、ファイル名をを表す
文字列であるかの判断に、例えば「英文字で始める8文
字以下の英数字からなる文字列」であれば、その文字列
はファイル名を表すものとする。
【0057】図7の例では、キーワードが保存領域(図
示せず)に「報告書」が記憶されているので、この「報
告書」はファイル名を表す文字列ではないと判断され、
ステップS9に進む。
【0058】図7の例で、ファイル名を指定しておくた
めには、例えば図7の文書をスキャナ入力部5にて読み
込む前に、図8のように、ファイル名「HOUKOU
1」を手書き入力しておけばよい。すると、「☆」の後
の「報告書」とともに「HOUKOU1」がキーワード
であると判断され、キーワード保存領域(図示せず)に
記憶される。そして、ステップS7にて、キーワード保
存領域(図示せず)に「HOUKOU1」という文字列
が記憶されているので、これがファイル名を表す文字列
としてRAM9のファイル名保存領域(図示せず)に記
憶され、ステップS10に進む。
【0059】ステップS9では、ファイル名を入力する
ようにユーザーに促す。ここで、ファイル名が入力され
ると、その文字列をRAM9のファイル名保存領域(図
示せず)に記憶し、ステップS10へ進む。
【0060】ステップS10では、登録処理すべきフォ
ルダー内に、ファイル名保存領域(図示せず)に記憶さ
れたファイル名と同じファイル名が存在するかを調べ
る。
【0061】図8の例では、「報告書」のフォルダー内
に「HOUKOU1」というファイル名のファイルが存
在するか調べる。
【0062】ここで、同じファイル名があれば更新処理
となりステップS12に進み、なければ新規登録処理と
なりステップS13に進む。
【0063】ステップS11では、ファイル名保存領域
(図示せず)の文字列をファイル名として、本文保存領
域(図示せず)に記憶された文書を、指定フォルダー
(図7、図8の例では報告書フォルダー)内に、新規フ
ァイルとして記憶する。そして、一連の処理を終了す
る。
【0064】ステップS12では、既に同じファイル名
のファイルが存在するので、更新してよいか、いけない
かを、ユーザーが操作部3を操作して指示するように、
その旨を表示部2に表示する。更新が許可されなければ
ステップS13に進み、更新が許可されればステップS
14に進む。
【0065】ステップS13では、もとからあるファイ
ルを消してはいけないので、今回保存する文書のファイ
ル名の最後に連番号を付けるなどして、別のファイル名
に変更して、新規ファイルとして指定フォルダーに記憶
する。そして、一連の処理を終了する。
【0066】次に、図4の例のように、処理内容が電子
メール送信である場合をもとに説明する。ここでは、通
信路6を通じて外部の情報処理装置にデータを送信する
処理である。
【0067】なお、FAX送信の場合は、送信先アドレ
スとして相手先のFAX番号を設定し、文字列情報の代
りに文書イメージを送ることもできる。
【0068】ステップS15では、RAM9の必要情報
保存領域(図示せず)またはキーワード保存領域(図示
せず)に送信先のアドレスを示す文字列が存在するかを
調べる。ここでは、アドレスを示す文字列の条件とし
て、「アドレス=」から始まる文字列とする。
【0069】図4の例では、RAM9の必要情報保存領
域(図示せず)に「アドレス=××××××××」が記
憶されているので、送信先のアドレスが存在し、ステッ
プS20に進む。一方、送信先が分らない場合はステッ
プS16に進む。
【0070】ステップS16、S17では、RAM9の
キーワード保存領域(図示せず)に記憶されているすべ
てキーワードについて、データベースに登録されている
か調べる。ここで、データベースとは、電話帳などのよ
うに、個人名や会社名や部署名と、電話番号や住所やメ
ールアドレスとを対応付けて記憶したものであり、予め
記憶部8やROM10に登録されている。
【0071】例えば、キーワードが「大阪営業所」の場
合、電話帳もしくは住所録の名前の欄を検索して、「大
阪営業所」が存在するか調べる。
【0072】もし、キーワードと同じ文字列がデータベ
ースに既に登録されていれば、その文字列に対応するア
ドレスデータを読み出し、RAM9の必要情報保存領域
(図示せず)に記憶し、ステップS20に進む。一方、
データベース検索の結果、キーワードが登録されていな
ければ、送信先アドレスが不明であるので、ステップS
18に進む。
【0073】ステップS18では、送信先アドレスが分
らないので、その旨を表示部2に表示し、対応方法を入
力するように促す。対応方法としては、操作部3より送
信先アドレスを直接入力する、または紙に印刷して郵送
するの2通りがあり、ユーザーが操作部3にて指示す
る。前者であればステップS19に進み、後者であれば
ステップS24に進む。
【0074】ステップS19では、送信先アドレスを入
力するように促し、ユーザーから操作部3を操作して入
力された送信先アドレスをRAM9の必要情報保存領域
(図示せず)に記憶し、ステップS20に進む。
【0075】ステップS20では、送信先の宛名を本文
に加える。このとき、キーワードまたは検索したテーブ
ルの必要情報欄に宛名情報があればそれを宛名とする。
また、キーワードをもとに、データベースを検索して、
宛名情報を抽出することも可能である。ここでは、宛名
であるとの判断には「宛名=」で始まる文字列であると
定めるものとする。
【0076】図4に例では、必要情報保存領域(図示せ
ず)に「宛名=東京営業所御中」が記憶されているの
で、本文に宛名「東京営業所御中」を活字形式で加え
る。すでに、ステップS6で、手書き入力されたキーワ
ードは削除されているので、その結果、図5のようにな
る。
【0077】その後、ステップS21に進み、RAM9
の必要情報保存領域(図示せず)に記憶されている送信
先アドレスに従って送信する。そして、ステップS22
に進む。
【0078】ステップS22では、ステップS21にて
送信した結果、正常に送信が完了したか、送信に失敗し
たかを判断し、正常に送信が完了すれば、一連の処理を
終了する。一方、送信に失敗した場合は、何らかの事情
で相手先に送信できなかったので、その旨を表示部2に
表示し、ステップS24に進む。
【0079】ステップS24では、本文を紙に印刷し、
郵送等の通信手段で送るように、ユーザー指示する内容
を表示部2に表示する。
【0080】最後に、図6の例のように、処理内容が印
刷処理である場合をもとに説明する。
【0081】ステップS23では、ステップS20の処
理と同様に、宛名を本文に加える。そして、ステップS
24に進む。
【0082】図6の例では、必要情報保存領域(図示せ
ず)に「宛名=本部長室」が記憶されているので、本文
に宛名「本部長室」を加える。
【0083】ステップS24では、本文を印刷部4より
印刷し、一連の処理を終了する。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1乃至請求項6
記載の発明では、情報入力の際に、ある特定の文字列を
手書きで追加したり、アンダーラインやマーキングで特
定文字列を指定することで、その情報の処理方法(ファ
イル登録、印刷出力、送信等)を自動的に実行すること
ができる。
【0085】そのため、情報が入力された後に、使用者
が行うべき操作を廃止することが可能となる。このこと
により、情報処理のための一連の作業が高速に行える。
【0086】また、FAX文書内に処理指定情報を加え
て送信することで、離れた場所から装置に対して印刷や
書面管理などの指定を行えることとなり、遠隔操作が可
能になる。
【0087】さらに、請求項7記載の発明では、処理実
行時に処理先の詳細情報、例えばメールアドレスなどが
不明であっても、自動的にデータベースより検索を行
い、必要情報を補完してくれるため、処理指示の簡素
化、効率化も図れる。
【0088】以上にように、本発明では、これまで人手
で操作してきた処理が大幅に自動化されるため、作業効
率が上がり、業務の合理化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した装置のブロック図である。
【図2】本発明の処理に必要なテーブルの記憶内容を示
した図である。
【図3】本発明の処理のフローチャート図である。
【図4】具体例を示す図である。
【図5】具体例を示す図である。
【図6】具体例を示す図である。
【図7】具体例を示す図である。
【図8】具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU1 2 表示部 3 操作部 4 印刷部 5 スキャナ入力部 6 通信路 7 通信部 8 記憶部 9 RAM 10 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された情報の中からキーワー
    ドを抽出する抽出手段と、 キーワードと処理内容とを対応付けたテーブルを記憶し
    たテーブル記憶手段と、 前記テーブル記憶手段を参照して、前記抽出手段によっ
    て抽出されたキーワードに対応する処理内容を検索する
    検索手段と、 前記検索手段によって検索された処理内容を、前記入力
    手段によって入力された情報に対して自動的に実行する
    実行手段とを具備すること特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された情報の中からキーワー
    ドを抽出する抽出手段と、 キーワードと処理内容と必要情報とを対応付けたテーブ
    ルを記憶したテーブル記憶手段と、 前記テーブル記憶手段を参照して、前記抽出手段によっ
    て抽出されたキーワードに対応する処理内容、必要情報
    を検索する検索手段と、 前記入力手段によって入力された情報に、前記検索手段
    によって検索された必要情報を付加し、前記検索手段に
    よって検索された処理内容を自動的に実行する実行手段
    とを具備すること特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載の情報処理装
    置において、 前記抽出手段は、前記入力手段によって入力された情報
    の中から手書き入力された情報をキーワードとして抽出
    することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1または2記載の情報処理装
    置において、 前記抽出手段は、前記入力手段によって入力された情報
    の中から特定記号が付された情報をキーワードとして抽
    出することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または2記載の情報処理装
    置において、 前記抽出手段は、前記入力手段によって入力された情報
    の中から下線が引かれた情報をキーワードとして抽出す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または2記載の情報処理装
    置において、 前記処理内容とは、ファイル登録、印刷出力、FAX送
    信、電子メール送信のいずれかであることを特徴とする
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1または2記載の情報処理装
    置において、 前記実行手段は、前記検索手段によって検索された処理
    内容に必要な情報を他のデータベースから取り出して、
    当該処理内容を実行することを特徴とする情報処理装
    置。
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