JP2012079969A - インプリント方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インプリント装置のマスクと基板との間隙に、短時間で、マスク付近のガスを減少させる性質を有する気体を満たすことできるようにする。
【解決手段】基板上に樹脂を塗布する工程と、前記樹脂が塗布された基板を基板ステージによって、マスク直下のパターンのショット位置に移動させる工程と、前記樹脂を塗布した位置から前記ショット位置までの移動経路上で前記基板上に、少なくとも、前記樹脂に対して高可溶性または高拡散性のいずれか一方の性質を有する気体を供給する工程とを有し、前記樹脂が塗布された基板のショット領域が前記気体の供給位置を通過する前から前記気体の供給を開始するインプリント方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は マスクに施されたナノスケールの微細なパターンを基板上に塗布した樹脂に転写するインプリント方法に関する。
インプリント技術は、ナノスケ−ルの微細パタ−ンの転写を可能にする技術であり、磁気記憶媒体や半導体デバイスの量産向けナノリソグラフィ技術の1つとして実用化されつつある。インプリント技術では、電子線描画装置等の装置を用いて微細なパタ−ンが形成された型(マスク)を原版として、シリコン基板やガラスプレ−ト等の基板上に上記パタ−ンを転写する。このパタ−ンの転写は、基板上に樹脂を塗布し、その上からマスクのパタ−ンを接触させた状態で樹脂を硬化させることによって行われる。現時点において実用化されているインプリント技術としては、熱サイクル法及び光硬化法がある。熱サイクル法では、熱可塑性樹脂をガラス転移温度以上の温度に加熱し、樹脂の流動性を高めた状態で基板上の樹脂とマスクとを接触させ、冷却した後に樹脂からマスクを引き離すことによりパタ−ンが転写される。光硬化法では、紫外線硬化樹脂を使用し、基板上の樹脂とマスクとを接触させた状態で紫外線を照射して樹脂を硬化させた後、硬化した樹脂からマスクを引き離すことによりパタ−ンが転写される。熱サイクル法は、温度制御による転写時間の増大及び温度変化による寸法精度の低下を伴うが、光硬化法には、そのような問題が存在しないため、現時点においては、光硬化法がナノスケ−ルの半導体デバイスの量産において有利である。
これまで樹脂の硬化方法や用途に応じて多様なインプリント装置が実現されてきた。半導体デバイス等の量産向け装置を前提とした場合、ステップアンドフラッシュ式インプリントリソグラフィ(以下、SFIL)を応用した装置が有効である(特許文献1参照。)。
SFILにおいて、マスクと基板上の樹脂とを接触させた際に、マスク付近にガスが残っているとパターンが歪んでしまう懸念があった。従来、基板に付着した樹脂層に存在するガスポケットを大幅に減少させることによって、前記パターンの歪みを低減させる方法が提案されていた(特許文献2参照。)。具体的には、上記ガスに対して、少なくとも、高可溶性又は高拡散性のいずれか一方の性質を有するヘリウムなどの気体で飽和状態にすればよい。
特許第4185941号公報 特表2007−509769号公報
上記従来技術では、前記気体に乱流を生じさせることによってガスポケットを減少させる確率が高まるとしている。しかしながら、一般に、インプリント装置のマスクと基板の距離は数mm程度と狭い。このため、圧力損失が大きく前記気体を良好に流せないため、必ずしも、その狭いスペースを所定の気体で満たせないという懸念があった。また、上記従来技術による前記気体の流入を繰り返し行うか、相応の時間をかけて継続的に前記気体を流入させれば、狭いスペースに気体を満たすことができる可能性はある。しかし、この場合、前記気体を満たすために必要な処理の時間が長くなる結果、インプリント装置全体の生産性を著しく落としてしまう懸念があった。
そこで、本発明は、マスクと基板との間隙を前記気体で短時間に満たすことのできるインプリント方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、基板上に塗布された樹脂と、パターンを有するマスクとを接触させて、前記パターンを前記基板に転写するインプリント方法であって、
前記基板上に前記樹脂を塗布する工程と、前記樹脂が塗布された基板を基板ステージによって、前記マスク直下のパターンのショット位置に移動させる工程と、前記樹脂を塗布した位置から前記ショット位置までの移動経路上で前記樹脂が塗布された基板上に、少なくとも、前記樹脂に対して高可溶性または高拡散性のいずれか一方の性質を有する気体を供給する工程とを有し、前記樹脂が塗布された基板のショット領域が前記気体の供給位置を通過する前から前記気体の供給を開始することを特徴とする。
本発明によれば、インプリント装置のマスクと基板との間隙に、短時間で、マスク付近のガスを減少させる性質を有する気体を満たすことができる。
本発明にかかるインプリント方法を実行することが可能なインプリント装置の構成を示す概略図である。 樹脂塗布装置とノズルとショット位置の関係を示した図である。 ツインステージ型の場合のシーケンスを説明する概略図である。 実施例1のインプリント方法のシーケンスを説明する概略図である。 実施例2のインプリント方法のシーケンスを説明する概略図である。 実施例3のインプリント方法のシーケンスを説明する概略図である。 実施例4のインプリント方法のシーケンスを説明する概略図である。
以下、本発明にかかるインプリント方法について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施例は、本発明のインプリント方法における好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もある。しかし、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下実施例で示す構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施例の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。なお、各図において、同一の構成要素については同一の番号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照して、10は、本発明にかかるインプリント方法を実行することが可能なインプリント装置である。インプリント装置10は、基板20のショット領域110に樹脂塗布装置60から樹脂30を塗布する。樹脂30が塗布された基板20は、基板20を保持する基板ステージ70によって駆動方向120に向かってショット位置に移動する。このショット位置は、インプリント装置10のインプリントヘッド50に保持されたマスク40直下に位置する。樹脂30が塗布された基板20のショット領域110が、マスク40直下のショット位置に移動すると、マスク40と樹脂30とを接触させる。この状態で樹脂30を硬化させてマスク40を樹脂30から引き離すと基板40上にパターンが転写される。
マスク40と樹脂30とを接触させたときに、マスク40付近にガスが残っているとパターンが歪む可能性がある。このガスを減少させるには、樹脂30が塗布された基板20に、少なくとも、樹脂30に対して高可溶性又は高拡散性のいずれか一方の性質を有する気体Hを供給し飽和状態にすればよい。このような性質を有する気体Hとしては、例えば、ヘリウムなどがある。この気体をマスク40とショット位置に移動した基板20との間隙dに供給するために、インプリント装置10は、気体供給ノズル80を有する。なお、気体Hを供給する間隙dの距離は、例えば、0.1〜10mm程度である。
図2を使用して、インプリント装置10の気体供給ノズル80の設置位置、気体Hの供給を開始するタイミング、サイズ及び形状について説明する。気体供給ノズル80は、基板20のショット領域110に樹脂30を塗布した位置から、マスク直下のショット位置に移動するまでの移動経路上に設置される。また、気体Hの供給を開始するタイミングは、基板20のショット領域110が、前記移動経路上に配置された気体供給ノズル80を通過する前である。上記のような設置位置及び上記のようなタイミングにより、気体Hは、その粘性により、基板上で基板20の移動に伴って引きずれられる。基板20は、上記の通り、基板ステージ70によってマスク直下のショット位置に移動されるので、間隙dに気体Hを良好に供給することができる。
インプリント装置10のスループットを考慮すると、本発明にかかるインプリント方法において、気体Hが供給された基板20が前記ショット位置まで移動する距離は短い方が良い。従って、基板ステージ70の駆動方向120、即ち、樹脂塗布装置60により樹脂30を塗布する位置から気体供給ノズル80の供給位置を介して前記ショット位置までの経路は、通常直線となる。ところが、気体供給ノズル80の供給幅がショット領域110の幅よりも小さいと、ショット領域110に気体Hが直接供給されないエリアが存在する。そこで、気体供給ノズル80のサイズは、ショット領域110よりも大きくしておくことが望ましい。なお、気体供給ノズル80の供給口の形状は、複数の開口を設けたもの、例えば、スリット状、多孔板などであればよい。
ところで、基板20の移動に伴う気体の流れは、二つの平行平板間で一方を固定し他方を移動させたときに見られる、いわゆるクウェット流れで近似されると思われる。そうすると、基板20を保持した基板ステージ70の移動に伴って、クウェット流れから想定される程度の気体Hがマスク40と基板20の間隙dに満たされることになる。しかしながら、気体Hの供給流量が十分でないと、基板ステージ70の上記移動に伴って、周囲の大気を巻き込んでしまい、
気体Hで満たされるべき間隙dに大気が流入する可能性がある。このため、気体Hの供給流量Q(m/s)は、ショット幅をs(m)、マスク40と基板20との間隙をd(m)、基板ステージ70の駆動距離をL(m)、基板ステージ70の駆動時間t(s)とした場合、
Figure 2012079969
なる式を満たすことが望ましい。このような式を満足するように気体Hを供給すれば、基板ステージ70の移動に伴って、大気を巻き込むことなく、間隙dに気体Hのみを満たすことができる。
なお、本発明にかかるインプリント方法は、特表2000−505958号公報などに開示されているツインステージ型のインプリント露光装置にも適用可能である。
以下、図3を使用して、ツインステージ型のインプリント露光装置について説明する。ツインステージ型露光装置は、基板20を保持する基板ステージ70を近接させて形成する。ツインステージを駆動させることで、ショット領域110がマスク直下のショット位置に到達するまでに、気体供給ノズル80直下の基板20が移動する距離を略2倍にすることができる。基板ステージ70を一つしか持たないシングルステージ型の装置の場合、同様のことを行うには基板ステージ70をおよそ2倍に大型化する必要があるが、本実施例ではこの不利益を伴うことなく、容易にマスク直下の気体Hの濃度を高くすることが可能となる。
(実施例1)
図4を使用して、実施例1のインプリント方法について説明する。気体供給ノズル80から供給される気体Hは、マスク40と基板20との間の間隙dにおいて高い濃度で供給されることが好ましい。
ところで、気体Hの流れは、前記の通り、固定されたマスク40と基板ステージ70との間で、クウェット流れによって近似される。従って、気体Hは、基板20のショット領域110に気体Hが供給された後、直ちに間隙dに流入し、ショット領域110の前記ショット位置通過後の移動距離が長い方が間隙dの濃度は高くなる。そこで、実施例1では、気体供給ノズル80を極力マスク40に近い位置に設置した。
(実施例2)
図5を使用して実施例2のインプリント方法について説明する。実施例2では、基板20のショット領域110が駆動方向120に向かって前記ショット位置を通過した後、逆方向130に向かって再び前記ショット位置に戻るようにしている。このような工程を経ることにより、ショット位置通過後の移動距離が長くなり、間隙dにおける気体Hの濃度を上げることが可能になる。
(実施例3)
図6を使用して、実施例3のインプリント方法について説明する。実施例3では、図2のように、気体供給ノズル80のサイズをショット領域110よりも大きくすることができない場合の方法について説明する。気体供給ノズル80の幅が、ショット領域110の幅よりも小さいと、直接気体Hが供給されない領域が生じる。その結果、気体Hの供給直後の濃度にむらが生じ、間隙dにおける気体Hの濃度を上げることが困難になる。そこで、実施例3では、基板20のショット領域110が、前記ショット位置に移動した後、駆動方向120に対して90度向きを変えて、ショット領域110を移動させるようにした。このように基板20のショット領域110を移動させることで、気体供給ノズル80の幅がショット領域110の幅よりも大きくできない場合でも、ショット位置における間隙dに十分な濃度の気体Hを満たすことができる。
なお、駆動方向120に対して、90度向きを変える方向は2方向あるが、いずれの方向に向きを変えるかは、気体供給ノズル80の設置位置に対応して決定すればよい。例えば、気体供給ノズル80が、前記ショット位置のいずれか一方の端部側に偏在して気体Hを供給するような位置に設置されている場合は、前記端部と反対側の端部に向かって90度向きを変えればよい。
(実施例4)
図7を使用して、実施例4のインプリント方法について説明する。実施例1乃至3では、気体供給ノズル80を基板ステージ70の駆動方向120の経路上に、基板20に対して上部から気体Hを供給する位置に設けた。実施例4では、この気体供給ノズル80を基板ステージ70に設けた点が前記各実施例と異なる。
一般に、ショット位置は、所定のサイズを有するマスク40の中心部分に存在する。実施例1のように、気体供給ノズル80をマスク40近づけようとしても、マスク40の前記所定のサイズが制約となって一定以上、近づけることができない。このような場合、例えば、マスク40のパターンが形成されている部分以外に気体Hの供給口を開口することで、前記サイズの制約を克服することは可能である。しかし、このような加工を施すと、マスク40が高コストになるという問題がある。
そこで、実施例4では、気体供給ノズル80を基板ステージ70に設けることで、マスク40のサイズの制約を受けずに、気体供給ノズル80をマスク40に近づけるようにした。気体供給ノズル80は、基板20に樹脂30を塗布した位置からショット位置まで基板20のショット領域110を移動させる途中に、基板ステージ70に設けられた気体供給ノズル80から基板上に気体Hを供給することができる。実施例4の場合、特に基板20の外周に近いショット領域でインプリントする際に、ショット領域での気体Hの濃度を容易に高める必要性がある場合に有効である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(物品の製造方法)
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述したインプリント方法を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)にパターンを形成する工程を含む。更に、該製造方法は、パターンが形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子等の他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりに、パターンが形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
10 インプリント装置
20 基板
30 樹脂
40 マスク
50 インプリントヘッド
60 樹脂塗布装置
70 基板ステージ
80 気体供給ノズル
100 経路
110 ショット領域
120 駆動方向

Claims (6)

  1. 基板上に塗布された樹脂と、パターンを有するマスクとを接触させて、前記パターンを前記基板に転写するインプリント方法であって、
    前記基板上に前記樹脂を塗布する工程と、前記樹脂が塗布された基板を基板ステージによって、前記マスク直下のパターンのショット位置に移動させる工程と、前記樹脂を塗布した位置から前記ショット位置までの移動経路上で前記樹脂が塗布された基板上に、少なくとも、前記樹脂に対して高可溶性または高拡散性のいずれか一方の性質を有する気体を供給する工程とを有し、前記樹脂が塗布された基板のショット領域が前記気体の供給位置を通過する前から前記気体の供給を開始することを特徴とするインプリント方法。
  2. 前記気体を供給された基板のショット領域が、前記ショット位置を通過した後、前記ショット位置に戻るように前記基板ステージを移動させることを特徴とする請求項1記載のインプリント方法。
  3. 前記気体を供給された基板のショット領域を前記ショット位置に移動させた後、前記移動させた方向に対して、90度向きを変えて、前記基板のショット領域を移動させることを特徴とする請求項1記載のインプリント方法。
  4. 基板上に塗布された樹脂とパターンを有するマスクとを接触させて、前記パターンを前記基板に転写するインプリント方法であって、
    前記基板上に前記樹脂を塗布する工程と、前記樹脂が塗布された基板を基板ステージによって、前記マスク直下のパターンのショット位置に移動させる工程と、前記樹脂を塗布した位置から前記ショット位置まで前記基板のショット領域を移動させる途中に、前記基板ステージに設けられた供給口から基板上に、少なくとも、前記樹脂に対して高可溶性または高拡散性のいずれか一方の性質を有する気体を供給する工程と、を有することを特徴とするインプリント方法。
  5. 前記供給される気体の流量Q(m/s)が、前記パターンのショット幅をs(m)、前記マスクと前記基板との間隙をd(m)、前記基板ステージの駆動距離をL(m)、前記基板ステージの駆動時間をt(s)とするとき、
    Figure 2012079969
    なる式を満たすことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のインプリント方法。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のインプリント方法を用いて基板に樹脂のパターンを形成する工程と、前記工程で前記パターンを形成された基板を加工する工程と、を有することを特徴とする物品の製造方法。
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