JP2012072606A - 目隠しキャップの装着構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】目隠しキャップ30は、内装部品20の収容凹部21の開口Aを開閉可能な蓋部31と、蓋部31の裏側から突設されて先端部32aにて収容凹部21の周壁面一側に開設された取付孔22に仮保持可能な板状のヒンジ脚片32と、蓋部31が回転される際に回動先端となる部位の蓋部裏面に設けられて蓋部31の閉塞状態にて収容凹部21の周壁面他側に開設された係止孔に対して弾性的に係合・離脱可能な係止片を備えている。ヒンジ脚片32の先端部32aには弾性変形可能なアンカー部32a1が形成され、取付孔22には、アンカー部32a1を所要量弾性変形させた状態で摺動可能に挟持する所定長さの挟持部22aと、アンカー部32a1と当接してアンカー部32a1の収容凹部側への移動を規制するストッパ部22bが形成されている。
【選択図】 図6
Description
ところで、上記した特許文献1に記載されている目隠しキャップの装着構造では、目隠しキャップにおけるヒンジ脚片の側縁に、内装部品における取付孔の壁面に形成された係止段部に係止して取付孔からの脱離を規制する係止突起が設けられている。この場合において、係止突起が設けられている部分の幅と、係止突起が設けられている部分を収容する取付孔の幅が同じ幅に形成されている。このため、目隠しキャップのヒンジ脚片は、内装部品の取付孔に対して脱離を規制された状態で、自由に移動可能であり、目隠しキャップの蓋部が開放状態であるときにも、ヒンジ脚片は取付孔に対して、係止突起が係止段部から離れる方向に、自由に移動可能である。これにより、目隠しキャップの蓋部は、開放状態から閉塞状態に向けて自由に移動可能であって、開放状態で保持され難く、収容凹部の開口における固定子の脱着作業空間に入り込む(倒れ込む)おそれがある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、取付基体に固定するための固定子の先端部を収容する収容凹部を有する内装部品と、前記収容凹部の開口を開閉可能な蓋部を有する目隠しキャップとを備えていて、前記目隠しキャップが、前記蓋部の裏側から突設されて先端部にて前記収容凹部の周壁面一側に開設された取付孔に仮保持可能であり仮保持状態では前記蓋部が前記収容凹部の開口を開放した開放状態から前記収容凹部の開口を閉塞した閉塞状態までの範囲で回転可能なヒンジ脚片と、前記蓋部が回転される際に回動先端となる部位の蓋部裏面に設けられて前記蓋部の閉塞状態にて前記収容凹部の周壁面他側に開設された係止孔に対して弾性的に係合・離脱可能な係止片を備えている目隠しキャップの装着構造において、前記ヒンジ脚片の先端部に弾性変形可能なアンカー部が形成されるとともに、前記取付孔に、前記アンカー部を所要量弾性変形させた状態にて摺動可能に挟持する所定長さの挟持部と、この挟持部の前記収容凹部側端部に形成されて前記アンカー部と当接して前記アンカー部の前記収容凹部側への移動を規制するストッパ部が形成されていて、前記目隠しキャップの前記蓋部が開放状態であるときには、前記アンカー部が前記挟持部にて挟持された状態で前記ストッパ部に当接し、前記目隠しキャップの前記係止片が前記係止孔に係合するときには、前記アンカー部が前記挟持部による挟持を解かれているように設定されていることに特徴がある。
本発明による目隠しキャップの装着構造では、目隠しキャップの蓋部が開放状態であるとき、アンカー部が挟持部にて挟持された状態(所定の摺動抵抗を付与された状態)でストッパ部に当接しているため、目隠しキャップのアンカー部が内装部品の取付孔内での無用な移動(ガタつき)を的確に規制される。このため、目隠しキャップの蓋部が開放状態にて的確に保持されて、蓋部が収容凹部の開口における固定子の脱着作業空間に入り込む(倒れ込む)ことを防止することが可能である。これにより、固定子の脱着作業に際して、目隠しキャップの蓋部が邪魔にならず、固定子の脱着作業を良好に行うことが可能である。
Claims (3)
- 取付基体に固定するための固定子の先端部を収容する収容凹部を有する内装部品と、前記収容凹部の開口を開閉可能な蓋部を有する目隠しキャップとを備えていて、
前記目隠しキャップが、前記蓋部の裏側から突設されて先端部にて前記収容凹部の周壁面一側に開設された取付孔に仮保持可能であり仮保持状態では前記蓋部が前記収容凹部の開口を開放した開放状態から前記収容凹部の開口を閉塞した閉塞状態までの範囲で回転可能なヒンジ脚片と、前記蓋部が回転される際に回動先端となる部位の蓋部裏面に設けられて前記蓋部の閉塞状態にて前記収容凹部の周壁面他側に開設された係止孔に対して弾性的に係合・離脱可能な係止片を備えている目隠しキャップの装着構造において、
前記ヒンジ脚片の先端部に弾性変形可能なアンカー部が形成されるとともに、
前記取付孔に、前記アンカー部を所要量弾性変形させた状態にて摺動可能に挟持する所定長さの挟持部と、この挟持部の前記収容凹部側端部に形成されて前記アンカー部と当接して前記アンカー部の前記収容凹部側への移動を規制するストッパ部が形成されていて、
前記目隠しキャップの前記蓋部が開放状態であるときには、前記アンカー部が前記挟持部にて挟持された状態で前記ストッパ部に当接し、前記目隠しキャップの前記係止片が前記係止孔に係合するときには、前記アンカー部が前記挟持部による挟持を解かれているように設定されていることを特徴とする目隠しキャップの装着構造。 - 請求項1に記載の目隠しキャップの装着構造において、
前記アンカー部が前記挟持部にて挟持された状態で前記ストッパ部に当接しているときに、前記ヒンジ脚片の中間部と面当たりして前記蓋部の開口開き角を直角以上にする斜面が前記取付孔の上壁部分に形成されていることを特徴とする目隠しキャップの装着構造。 - 請求項2に記載の目隠しキャップの装着構造において、
前記ヒンジ脚片の先端部に前記アンカー部とは別に突起を設けて、前記アンカー部が前記挟持部にて挟持された状態で前記ストッパ部に当接しているときには、前記突起が前記取付孔の上壁に当接するように設定されていることを特徴とする目隠しキャップの装着構造。
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