JP2012070902A - 暖房便座装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】着座部を有する便座と、前記便座に設けられた加熱手段と、前記着座部の温度を検知する温度検知手段と、人体検知手段と、前記便座への着座を検知する着座検知手段と、前記加熱手段の通電を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記人体検知手段により人体を検知すると、予め決められた時間だけ前記加熱手段への電力供給量を前記人体を検知する前に比べて増大させて前記着座部の温度を着座可能温度に到達させる第1の加熱モードを実行し、前記第1の加熱モードを実行した後、前記温度検知手段により検知した前記着座部の温度に基づいて前記加熱手段への電力供給量を制御して前記着座部の温度を適温に到達させる第2の加熱モードを実行する制御を行うことを特徴とする暖房便座装置が提供される。
【選択図】図2
Description
特許文献1、2に記載された暖房便座では、常時便座を加温しておく必要がなく、使用時にのみ便座を暖房するため、省エネルギー化を図ることができる。
着座可能温度とは、使用者が便座に着座したときに冷たさを感じない温度である。
適温とは、着座可能温度よりも高温で、使用者が便座に着座したときに快適な温もりを感じる温度である。
また、人体検知後の急速加熱を、比較的短い固定時間で行うため、急速昇温中の便座への着座を避けることが可能になる。これにより、使用者に急速昇温を体感させる恐れが少なくなり、安心感の高い製品を提供できるようになる。
図1は、実施形態にかかる暖房便座装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
また、図2は、実施形態にかかる暖房便座装置の要部構成を例示するブロック図である。
着座検知センサ420は、使用者の着座を検知した際には、制御部410に着座を検知した旨の信号SG3を出力する。
人体検知センサ430は、人体を検知した際には、制御部410に人体を検知した旨の信号SG1を出力する。
入室検知センサ440は、人体を検知した際には、制御部410に人体を検知した旨の信号SG2を出力する。
これらの人体検知センサ430もしくは入室検知センサ440が、本出願の「人体検知手段」に該当する。
制御部410は、非使用時にはヒータ210への通電を停止あるいは通電量を小さくして便座200の着座部SLを加熱し、使用時にはヒータ210への通電量を大きくして便座200の着座部SLを急速加熱することにより、着座部SLを適温に昇温させる即暖運転モードを実行することができる。
図3は、第1の加熱制御の流れを例示するフローチャートである。
先ず、制御部410は、待機モードM0を実行する(ステップS101)。待機モードは、ヒータ210への電力供給量が非常に少ない状態、またはヒータ210への通電を停止した状態である。
人体検知センサ430は、人体を検知した場合、その旨を示す信号SG1を出力する。一方、人体検知センサ430は、人体を検知していない場合、信号SG1を出力しない。
制御部410は、信号SG1を受信しない場合には待機モードを続行する。一方、制御部410は、信号SG1を受信した場合、第1モードM1での加熱制御を実行する(ステップS103)。
第2モードM2は、第1モードM1を実行した後、温度検知手段220により検知した着座部SLの温度に基づいてヒータ210への電力供給量を制御して、着座部SLの温度を適温に到達させるモード(第2の加熱モード)である。
これにより、第1モードM1の終了後、第2モードM2では、着座部SLの温度がゆっくりと上昇して、適温まで達することになる。
図4において、横軸は時間、縦軸は着座部SLの温度である。
図4では、待機モードM0において着座部SLの温度が温度ST1、ST2の2つの場合の加熱制御を例示している。
ここで、待機モードM0において着座部SLの温度が温度ST1、ST2のいずれの場合であっても、第1時間t1の経過時には着座可能温度HT1に到達している。例えば、温度ST1よりも高い温度ST2の場合には、着座可能温度HT1において、温度ST1の場合の到達温度よりも高い到達温度になっている。
第1時間t1は、例えば、人体検知センサ430によって人体を検知してから使用者が便座200に着座するまでの時間よりも短い時間である。したがって、急速加熱している第1モードM1の間に使用者が便座200に着座する可能性は低い。このため、使用者は、急速昇温を体感せずにすむ。
これにより、着座部SLの温度は適温HT2に到達することになる。
したがって、使用者に着座部SLの温度が上昇していることをあまり感じさせないようにすることができる。これにより、快適さを増すことができる。
図5〜図6は、第2の加熱制御の流れを例示するフローチャートである。
なお、以下の説明において、第1の加熱制御と同じ加熱モードについては同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
先ず、制御部410は、待機モードM0を実行する(ステップS201)。制御部410は、待機モードの最中に、人体を検知したか否かを判断する(ステップS202)。
制御部410は、人体検知センサ430から信号SG1を受信しない場合には待機モードを続行する。一方、制御部410は、人体検知センサ430から信号SG1を受信した場合、第1モードM1での加熱制御を実行する(ステップS203)。
制御部410は、第1モードM1の実行中に着座を検知した場合、ヒータ210への電力供給量を下げる制御を行う。すなわち、制御部410は、第1モードM1を実行している途中で着座を検知した場合、ヒータ210への電力供給量を着座を検知する前の電力供給量に比べて少なくする制御を行う。
これにより、第1モードM1による急速加熱中に使用者が便座200に着座されたとしても、着座前よりも昇温速度が低くなるため、使用者に急速昇温を感じさせずにすむ。したがって、安心感の高い製品になる。
これにより、使用者が直ぐに座らなくても、着座部SLの温度を着座可能温度HT1に保つことができる。したがって、使用者は、便座200に着座した際の冷たさを感じさせずに安心して着座できるようになる。
図7〜図9において、横軸は時間、縦軸は着座部SLの温度である。
図7は、第1の具体例を例示している。図8は、第2の具体例を例示している。図9は、第3の具体例を例示している。
すなわち、制御部410は、人体を検知したタイミングF1で、待機モードM0から第1モードM1へと移行する。そして、第1時間t1が経過して、第1モードM1を終了したタイミングとほぼ一緒に着座を検知している(タイミングF2)。制御部410は、第1時間t1が経過するタイミング及び着座の検知のタイミングF2のいずれか一方により、第2モードM2へ移行する。
すなわち、制御部410は、人体を検知したタイミングF1で、待機モードM0から第1モードM1へと移行する。第1モードM1において、制御部410は、ヒータ210に電力供給量Po1を与える。これにより、着座部SLは急速加熱する。
また、上記実施形態では、暖房便座装置100に便蓋300が設けられた例を説明したが、便蓋300が設けられていないものであっても適用可能である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 着座部を有する便座と、
前記便座に設けられた加熱手段と、
前記着座部の温度を検知する温度検知手段と、
人体検知手段と、
前記便座への着座を検知する着座検知手段と、
前記加熱手段の通電を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記人体検知手段により人体を検知すると、予め決められた時間だけ前記加熱手段への電力供給量を前記人体を検知する前に比べて増大させて前記着座部の温度を着座可能温度に到達させる第1の加熱モードを実行し、
前記第1の加熱モードを実行した後、前記温度検知手段により検知した前記着座部の温度に基づいて前記加熱手段への電力供給量を制御して前記着座部の温度を適温に到達させる第2の加熱モードを実行する制御を行うことを特徴とする暖房便座装置。 - 前記制御部は、
前記第1の加熱モードを実行した後、前記着座部の温度が前記着座可能温度に保持されるように前記加熱手段への電力供給量を制御し、
前記着座検知手段により着座を検知すると前記第2の加熱モードの実行を開始する制御を行うことを特徴とする請求項1の暖房便座装置。 - 前記制御部は、
前記第2の加熱モードの実行において、第1の電力供給量を前記加熱手段に与え、その後、前記第1の電力供給量よりも少ない第2の電力供給量を前記加熱手段に与えて、前記着座部を適温に到達させる制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の暖房便座装置。 - 前記制御部は、
前記第2の加熱モードの実行において、前記第1の加熱モードを終了した時または前記着座検知手段により着座を検知した時の前記着座部の温度に基づいて前記加熱手段への電力供給量を演算して、前記電力供給量を前記加熱手段に与える制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の暖房便座装置。 - 前記制御部は、
前記第1の加熱モードを実行している途中で前記着座検知手段により着座を検知すると、前記加熱手段への電力供給量を前記着座検知手段により着座を検知する前に比べて少なくする制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の暖房便座装置。
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JP2009106568A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Panasonic Corp | 便座装置 |
JP2009240549A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Panasonic Corp | 便座装置およびそれを備えるトイレ装置 |
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2010
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