JP2012061963A - クローラ型走行装置及び段差乗り越え方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
走行装置は、本体1と、この本体1の前部および後部に配置されたクローラユニット2を備えている。クローラユニット2は、移動体と、この移動体の左右に支持された一対のクローラ20と、このクローラ20の駆動輪22を回転させてクローラベルト24を回す第1駆動手段と、クローラ20全体を駆動輪の軸線を中心として揺動させる第2駆動手段とを備えている。更に走行装置は、上記移動体を本体1に対して前後方向にスライド可能に支持するガイド手段50と、この移動体を本体1に対して前後方向に移動させ、これによりクローラユニット2全体を本体1に対して前後方向に位置調節する移動手段とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本体と、この本体の前部および後部にそれぞれ配置された左右一対のクローラとを備え、各クローラが、前後に離れて配置された駆動輪および従動輪と、これら駆動輪および従動輪に掛け渡されたクローラベルトとを有し、上記クローラの駆動輪を回転させてクローラベルトを回す第1駆動手段と、クローラ全体を駆動輪の軸線を中心として揺動させる第2駆動手段とを備えた走行装置において、
上記本体の前部、後部の少なくとも一方に移動体が配置され、この移動体に上記左右一対のクローラとこれらクローラのための上記第1、第2の駆動手段が支持されることにより、クローラユニットが構成され、さらに、上記移動体を上記本体に対して前後方向にスライド可能に支持するガイド手段と、上記移動体を上記本体に対して前後方向に移動させ、これにより上記クローラユニット全体を上記本体に対して前後方向に位置調節する移動手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、本体側に長尺のロッドと第1係合部材を固定したので、クローラユニットの前後方向寸法を増大させずに済む。
これによれば、クローラの接地機能を確保しつつ、走行装置の小型化を図ることができる。
ア.進行方向の前側のクローラユニットを最前位置にスライドさせるとともに、進行方向の前側のクローラを斜め上方に回動させ、進行方向の後側のクローラを本体から後方に向けて突出させた状態で、走行装置を段差に近づける工程と、
イ.次に、進行方向の前側のクローラを段差に当てて段差の段鼻部に乗り上げさせ、さらにこれら前側のクローラを下方に回動させて上記段鼻部を超えさせる工程と、
ウ.次に、進行方向の後側のクローラを下方に回動させることにより本体における進行方向の後側の部位を持ち上げるとともに、進行方向の前側のクローラユニットを上記本体に対して相対的に後方にスライドさせることにより、本体の重心を進行方向に移動させる工程と、
を実行する特徴とする。
最初に走行装置の基本構成を簡単に説明する。図1〜図6には理解を容易にするために、前後左右を矢印で示す。このロボットは、長い本体1と、この本体1の前後に設けられた一対のクローラユニット2とを備えている。
図1、図5、図6に最も良く示すように、クローラユニット2は、左右方向に延びる細長い移動体10と、この移動体10の左右端に支持されたクローラ20とを有している。
上記ベースフレーム11は、左右方向に延び前後に離間した長板11aの左右端に端板11bを固定することにより中空に構成されている。これら長板11aと端板11bは垂直をなしている。端板11bは長板11aから下方に突出している。
左右のサポート12は、端板11bに順に固定されたブロック12a,支持板12b、ブラケット12cを有している。この支持板12bは垂直をなして上方に突出し、その上部が本体1の左右側面に近接して配置されている。
このガイド手段50は、前後のクローラユニット2に共通の、左右一対のガイドロッド51を有している。これらガイドロッド51は前後方向に延び、その両端が本体1のベースフレーム1aの前辺部と後辺部に固定され、その中央がベースフレーム1aに固定されたサポート52に支持されている。
上記ガイドロッド51の前部が前側のクローラユニット2のガイドに提供され、後部が後側のクローラユニット2のガイドに提供される。
上記段差乗り越えは、遠隔操作により行っているが、これをコントロールユニットでの自動制御により行ってもよい。
本発明は、陸上走行用の走行装置にも適用できる。
2、2L、2R クローラユニット
10,10L、10R 移動体
20 クローラ
30 第1駆動手段
31 モータ
40 第2駆動手段
41 モータ
50 ガイド手段
51 ガイドロッド
55 スライダ
60 移動手段
61 ラック(第1係合部材)
62 ピニオン(第2係合部材)
63 モータ(第3駆動手段)
Claims (6)
- 本体と、この本体の前部および後部にそれぞれ配置された左右一対のクローラとを備え、各クローラが、前後に離れて配置された駆動輪および従動輪と、これら駆動輪および従動輪に掛け渡されたクローラベルトとを有し、
上記クローラの駆動輪を回転させてクローラベルトを回す第1駆動手段と、クローラ全体を駆動輪の軸線を中心として揺動させる第2駆動手段とを備えた走行装置において、
上記本体の前部、後部の少なくとも一方に移動体が配置され、この移動体に上記左右一対のクローラとこれらクローラのための上記第1、第2の駆動手段が支持されることにより、クローラユニットが構成され、
さらに、上記移動体を上記本体に対して前後方向にスライド可能に支持するガイド手段と、上記移動体を上記本体に対して前後方向に移動させ、これにより上記クローラユニット全体を上記本体に対して前後方向に位置調節する移動手段とを備えたことを特徴とする走行装置。 - 本体と、この本体の前部および後部にそれぞれ配置された左右一対のクローラとを備え、各クローラが、前後に離れて配置された駆動輪および従動輪と、これら駆動輪および従動輪に掛け渡されたクローラベルトとを有し、
上記クローラ毎に、その駆動輪を回転させてクローラベルトを回す第1駆動手段と、クローラ全体を駆動輪の軸線を中心として揺動させる第2駆動手段とを備えた走行装置において、
上記本体の前部、後部の少なくとも一方に左右一対の移動体が配置され、これら移動体のそれぞれに、上記クローラとこのクローラのための上記第1、第2の駆動手段が支持されることにより、左右一対のクローラユニットが構成され、
さらに、上記移動体を上記本体に対して前後方向にスライド可能に支持するガイド手段と、上記移動体を上記本体に対して前後方向に移動させ、これにより上記クローラユニット全体を上記本体に対して前後方向に位置調節する移動手段とを備えたことを特徴とする走行装置。 - 上記ガイド手段が上記本体に固定されて前後方向に延びるロッドと、上記移動体に固定されこのロッドに案内されて走行するスライダとを有し、
上記移動手段が、上記本体に固定されて前後方向に延びる細長い第1係合部材と、上記移動体に回転可能に支持されて上記第1係合部材に係合する第2係合部材と、上記移動体に支持されて上記第2係合部材を回転させる第3駆動手段とを備え、上記第2係合部材を回転させることにより、上記第2係合部材の上記第1係合部材に対する係合位置を変え、ひいては上記クローラユニットの上記本体に対する前後位置を調節することを特徴とする請求項1または2に記載の走行装置。 - 上記移動体は上方に延びる支持板を有し、上記第1、第2駆動手段がそれぞれモータを含み、これらモータが上記支持板の上部に固定されるとともに中空をなす本体内に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の走行装置。
- 上記クローラユニットが上記本体の前部および後部の両方に装備されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の走行装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の走行装置を制御して段差を乗り越える方法において、全てのクローラのクローラベルトを同方向に回して走行装置を走行させ、この走行の過程で、
ア.進行方向の前側のクローラユニットを最前位置にスライドさせるとともに、進行方向の前側のクローラを斜め上方に回動させ、進行方向の後側のクローラを本体から後方に向けて突出させた状態で、走行装置を段差に近づける工程と、
イ.次に、進行方向の前側のクローラを段差に当てて段差の段鼻部に乗り上げさせ、さらにこれら前側のクローラを下方に回動させて上記段鼻部を超えさせる工程と、
ウ.次に、進行方向の後側のクローラを下方に回動させることにより本体における進行方向の後側の部位を持ち上げるとともに、進行方向の前側のクローラユニットを上記本体に対して相対的に後方にスライドさせることにより、本体の重心を進行方向に移動させる工程と、
を実行することを特徴とする段差乗り越え方法。
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