JP2012060883A - Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの制御回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御回路11aは、PWM方式で駆動するときには、Lレベルの動作切替信号CSに基づいて、第1MOSトランジスタT1と第2MOSトランジスタT2とを相補的にオンオフさせる同期整流方式にて動作する。また、制御回路11aは、PFM方式で駆動するときには、Hレベルの動作切替信号CSに基づいて、第2コンパレータ30により第2MOSトランジスタを理想ダイオードとして動作させるダイオード整流方式にて動作する。
【選択図】図1
Description
近年、パーソナルコンピュータ等の電子機器には、電源としてDC−DCコンバータが用いられている。このDC−DCコンバータでは、電力供給量の多い重負荷から電力供給量の少ない軽負荷までの広範囲の負荷領域において高い変換効率が求められている。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、DC−DCコンバータ10aは、PWM方式又は擬似PFM方式による駆動により入力電圧Viを降圧変換して、所望の電圧値の出力電圧Voを生成する。
まず、電力供給量の多い重負荷時におけるDC−DCコンバータ10aの動作について説明する。重負荷時には、負荷電流のピーク値が高くなり、誤差増幅器21から出力される誤差信号S1の電圧が常に第2基準電圧Vr2よりも高くなるため、第1コンパレータ24からは常時Lレベルの動作制御信号CTが発振器25に出力される。発振器25は、Lレベルの動作制御信号CTに応答して発振動作を常時行う。これにより、制御回路11aがPWM方式で駆動することとなる。このとき、PWM方式の駆動に応じて外部からLレベルの動作切替信号CSが第1オア回路29及び第2オア回路31に出力される。第1オア回路29は、Lレベルの動作切替信号CSが入力されると、第1ドライバ回路26からの第1駆動信号DHを信号S5として第2ドライバ回路28に出力する。第2オア回路31は、Lレベルの動作切替信号CSに応答してインバータ回路32からHレベルの信号が入力されると、第2コンパレータ30からの検出信号S6に関わらず、常時Hレベルの信号S7を第2ドライバ回路28に出力し、第2コンパレータ30の検出信号S6を無効にする。これらのことから、制御回路11aは、重負荷時には、第1コンパレータ24からのLレベルの動作制御信号CTによりPWM方式で駆動するとともに、該PWM方式の駆動に応じて入力されるLレベルの動作切替信号CSにより図2に示す回路のように擬似的に変化する。以下、重負荷時におけるDC−DCコンバータ10aの動作を図2及び図5に従って説明する。
(1)PWM方式及びPFM方式が切り替わるときに信号レベルが変化する動作切替信号CSによって、PWM方式時及びPFM方式時のそれぞれにおいて、制御回路11aの回路構成を擬似的に図2及び図4の回路のように切り替えるようにした。すなわち、PWM方式で駆動するときには、Lレベルの動作切替信号CSが入力されることにより、制御回路11aの回路構成が擬似的に図2の回路のように切り替わるとともに、PFM方式で駆動するときには、Hレベルの動作切替信号CSが入力されることにより、制御回路11aの回路構成が擬似的に図4の回路のように切り替わる。また、PWM方式時には常に電流連続モードで動作するように設定した。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図10及び図11に従って説明する。この実施形態では、動作切替信号CSが第2コンパレータ40に入力される点が上記第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の制御回路11aは、図1に示す第1実施形態の制御回路11aと略同様の構成を備えている。先の図1〜図5に示した部材と同一の部材にはそれぞれ同一の符号を付して示し、それら各要素についての詳細な説明は省略する。
(3)PWM方式で駆動するときに、Lレベルの動作切替信号CSを第2コンパレータ40に出力して、第2コンパレータ40の動作を停止するようにした。これにより、PWM方式で駆動するときに検出信号S6が無効とされる第2コンパレータ40による無駄な消費電力を低減することができる。ひいては、DC−DCコンバータ10b全体の消費電力を低減することができる。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図12に従って説明する。この実施形態は、第2コンパレータ50の回路構成が上記第2実施形態と異なっている。以下、第2実施形態との相違点を中心に説明する。
(4)PWM方式で駆動するときに、Lレベルの動作切替信号CSを第2コンパレータ50に出力して、第2コンパレータ50を低消費電流にて動作させるようにした。これにより、低消費電流にて動作するときには第2コンパレータ50が通常動作時の略1/2の電流にて動作するため、PWM方式で駆動するときに検出信号S6が無効とされる第2コンパレータ50による無駄な消費電力を低減することができる。さらに、第2コンパレータ50は、上記1/2の電流にて動作し、差動増幅器55及び出力トランジスタT28の出力レベルを維持する。これにより、低消費電力モードから通常動作に移行する際のレスポンスを、第2コンパレータ50を停止する場合に比べて向上することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・図13に示されるように、PFM方式にて駆動するときに第2ドライバ回路28から出力される第2駆動信号DLを無効とする駆動信号無効回路60を設けるようにしてもよい。この駆動信号無効回路60は、例えばアンド回路により構成され、上記第2駆動信号DLと動作切替信号CSの反転レベルが入力される。そして、PWM方式のときには、Lレベルの動作切替信号CSに基づいて、第2駆動信号DLを第1ドライバ回路26に出力する。一方、PFM方式のときには、Hレベルの動作切替信号CSに基づいて、第2駆動信号DLの信号レベルに関わらず、常時Lレベルの信号を第1ドライバ回路26に出力して、第2駆動信号DLを無効にする。
・上記第2実施形態における第2オア回路31及びインバータ回路32を省略してもよい。
・上記各実施形態では、入力電圧Viを降圧した出力電圧Voを生成するDC−DCコンバータに具体化したが、入力電圧Viを昇圧した出力電圧Voを生成するDC−DCコンバータに具体化してもよい。
(付記1)
重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータであって、
前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成する制御回路と、
前記第2トランジスタの両端子における電位差により該第2トランジスタに流れる電流を検出して該第2トランジスタをオンオフ制御する検出信号を生成する逆流検出回路を含む理想ダイオードと、
前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、前記逆流検出回路から出力される前記検出信号を無効とする検出信号無効回路と、を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記2)
重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータであって、
前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成する制御回路と、
前記第2トランジスタの両端子における電位差により該第2トランジスタに流れる電流を検出して該第2トランジスタをオンオフ制御する検出信号を生成する逆流検出回路を含む理想ダイオードと、を備え、
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、動作を停止することを特徴とするDC−DCコンバータ。
(付記3)
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、低消費電力モードにて動作することを特徴とする付記1に記載のDC−DCコンバータ。
(付記4)
前記PWM方式と前記PFM方式との切替点が、前記PWM方式で駆動するときに常に電流連続モードで動作するように設定されることを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載のDC−DCコンバータ。
(付記5)
前記制御回路は、前記PFM方式で駆動するときに、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタのオン時間又はオフ時間を制御するとともに、前記PWM方式で駆動するときに、前記動作切替信号に応答して、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載のDC−DCコンバータ。
(付記6)
前記制御回路は、
前記出力電圧又は該出力電圧の分圧電圧と、前記出力電圧に応じて設定された第1基準電圧とを比較して誤差信号を生成する誤差増幅回路と、
前記誤差信号に応じたパルス幅を持つパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
前記第1トランジスタに前記第1駆動信号を供給する第1ドライバ回路と、
前記第2トランジスタに前記第2駆動信号を供給する第2ドライバ回路と、
前記PWM方式で駆動するときに入力される信号レベルとは異なる信号レベルの前記動作切替信号がPFM方式で駆動するときに入力されて、該動作切替信号に基づいて、前記第1ドライバ回路から前記第2ドライバ回路に出力される前記第1駆動信号を無効とする駆動信号無効回路と、を含んで構成され、
前記PWM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号及び前記第2駆動信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記第1駆動信号に基づいて前記第2駆動信号を生成するとともに、
前記PFM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記逆流検出回路からの前記検出信号に基づいて前記第2駆動信号を生成することを特徴とすることを特徴とする付記5に記載のDC−DCコンバータ。
(付記7)
前記制御回路が、前記PFM方式で駆動するときに前記第1トランジスタをオンするタイミングの前後において前記第2トランジスタを所定期間オフするようパルス幅信号を生成する貫通防止パルス発生回路を含むことを特徴とする付記5又は6に記載のDC−DCコンバータ。
(付記8)
前記制御回路は、所定周期のクロック信号を生成する発振器を含み、
前記貫通防止パルス発生回路は、前記クロック信号に同期して前記第2トランジスタをオフするための所定のパルス幅を有するパルス幅信号を生成することを特徴とする付記7に記載のDC−DCコンバータ。
(付記9)
重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータに備えられ、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成するDC−DCコンバータの制御回路において、
前記第2トランジスタの両端子における電位差により該第2トランジスタに流れる電流を検出して該第2トランジスタをオンオフ制御する検出信号を生成する逆流検出回路を含む理想ダイオードと、
前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、前記逆流検出回路から出力される前記検出信号を無効とする検出信号無効回路と、
を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
(付記10)
重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータに備えられ、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成するDC−DCコンバータの制御回路において、
前記第2トランジスタの両端子における電位差により該第2トランジスタに流れる電流を検出して該第2トランジスタをオンオフ制御する検出信号を生成する逆流検出回路を含む理想ダイオードを備え、
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、動作を停止することを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
(付記11)
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、低消費電力モードにて動作することを特徴とする付記9に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記12)
前記PWM方式と前記PFM方式との切替点が、前記PWM方式で駆動するときに常に電流連続モードで動作するように設定されることを特徴とする付記9〜11のいずれか1つに記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記13)
駆動方式が前記PWM方式から前記PFM方式あるいは前記PFM方式から前記PWM方式に切り替わるときに、前記動作切替信号の信号レベルが切り替わることを特徴とする付記9〜12のいずれか1つに記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記14)
前記PFM方式で駆動するときに、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタのオン時間又はオフ時間を制御するとともに、前記PWM方式で駆動するときに、前記動作切替信号に応答して、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成することを特徴とする付記9〜13のいずれか1つに記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記15)
前記出力電圧又は該出力電圧の分圧電圧と、前記出力電圧に応じて設定された第1基準電圧とを比較して誤差信号を生成する誤差増幅回路と、
前記誤差信号に応じたパルス幅を持つパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
前記第1トランジスタに前記第1駆動信号を供給する第1ドライバ回路と、
前記第2トランジスタに前記第2駆動信号を供給する第2ドライバ回路と、
前記PWM方式で駆動するときに入力される信号レベルとは異なる信号レベルの前記動作切替信号がPFM方式で駆動するときに入力されて、該動作切替信号に基づいて、前記第1ドライバ回路から前記第2ドライバ回路に出力される前記第1駆動信号を無効とする駆動信号無効回路と、を備え、
前記PWM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号及び前記第2駆動信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記第1駆動信号に基づいて前記第2駆動信号を生成するとともに、
前記PFM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記逆流検出回路からの前記検出信号に基づいて前記第2駆動信号を生成することを特徴とすることを特徴とする付記14に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
11a,11b DC−DCコンバータの制御回路
21 誤差増幅回路
22 パルス信号生成回路を構成する電流比較器
23 パルス信号生成回路を構成するFF回路
26 第1ドライバ回路
28 第2ドライバ回路
29 駆動信号無効回路
30,40,50 逆流検出回路
31 検出信号無効回路
T1 第1トランジスタ
T2 第2トランジスタ
Claims (6)
- 重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータであって、
前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成する制御回路と、
PFM方式での駆動時において前記第2トランジスタの両端子における電位差を検出し、該電位差が前記負荷から前記低電位電源に向かって電流が流れる電位差である場合に前記第2トランジスタをオフに制御するための検出信号を生成する逆流検出回路とを備え、
前記第2トランジスタ及び前記逆流検出回路は、PFM方式での駆動時において理想ダイオードとして機能し、
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、動作を停止することを特徴とするDC−DCコンバータ。 - 前記PWM方式と前記PFM方式との切替点が、前記PWM方式で駆動するときに常に電流連続モードで動作するように設定されることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータ。
- 前記制御回路は、前記PFM方式で駆動するときに、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタのオン時間又はオフ時間を制御するとともに、前記PWM方式で駆動するときに、前記動作切替信号に応答して、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のDC−DCコンバータ。
- 前記制御回路は、
前記出力電圧又は該出力電圧の分圧電圧と、前記出力電圧に応じて設定された第1基準電圧とを比較して誤差信号を生成する誤差増幅回路と、
前記誤差信号に応じたパルス幅を持つパルス信号を生成するパルス信号生成回路と、
前記第1トランジスタに前記第1駆動信号を供給する第1ドライバ回路と、
前記第2トランジスタに前記第2駆動信号を供給する第2ドライバ回路と、
前記PWM方式で駆動するときに入力される信号レベルとは異なる信号レベルの前記動作切替信号がPFM方式で駆動するときに入力されて、該動作切替信号に基づいて、前記第1ドライバ回路から前記第2ドライバ回路に出力される前記第1駆動信号を無効とする駆動信号無効回路と、を含んで構成され、
前記PWM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号及び前記第2駆動信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記第1駆動信号に基づいて前記第2駆動信号を生成するとともに、
前記PFM方式で駆動するときには、前記第1ドライバ回路が前記パルス信号に基づいて前記第1駆動信号を生成し、前記第2ドライバ回路が前記逆流検出回路からの前記検出信号に基づいて前記第2駆動信号を生成することを特徴とすることを特徴とする請求項3に記載のDC−DCコンバータ。 - 前記制御回路が、前記PFM方式で駆動するときに前記第1トランジスタをオンするタイミングの前後において前記第2トランジスタを所定期間オフするようパルス幅信号を生成する貫通防止パルス発生回路を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載のDC−DCコンバータ。
- 重負荷時にPWM方式で駆動し、軽負荷時にPFM方式で駆動するとともに、入力電圧が供給される第1トランジスタと、該第1トランジスタと低電位電源との間に接続された第2トランジスタとをオンオフ制御することにより、前記入力電圧を電圧変換して、チョークコイルを介して負荷に供給する出力電圧を生成するDC−DCコンバータに備えられ、前記出力電圧を一定に維持するように前記第1トランジスタと前記第2トランジスタとを相補的にオンオフ制御する第1駆動信号及び第2駆動信号を生成するDC−DCコンバータの制御回路において、
PFM方式での駆動時において前記第2トランジスタの両端子における電位差を検出し、該電位差が前記負荷から前記低電位電源に向かって電流が流れる電位差である場合に前記第2トランジスタをオフに制御するための検出信号を生成する逆流検出回路を備え、
前記第2トランジスタ及び前記逆流検出回路は、PFM方式での駆動時において理想ダイオードとして機能し、
前記逆流検出回路は、前記PWM方式で駆動するときに入力される動作切替信号に基づいて、動作を停止することを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
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