JP2014057466A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

【課題】従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供する。
【解決手段】バッファ回路61は入力電圧Vinで動作し、バッファ回路62は出力電圧Voutで動作する。PWM論理回路51Aは、出力電圧Voutが入力電圧Vin未満であることを示す電源切替信号S20に応答して、制御信号Sn及びSpが、バッファ回路61からスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25にそれぞれ出力されるように制御する一方、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であるであることを示す電源切替信号S20に応答して、制御信号Sn及びSpが、バッファ回路62からスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25にそれぞれ出力されるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチングレギュレータに関し、特に、同期整流用トランジスタを備えた昇圧型スイッチングレギュレータに関する。
まず始めに、従来技術に係る昇圧型スイッチングレギュレータを説明する。図14は、従来技術に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。図14において、従来技術に係るスイッチングレギュレータは、スイッチング制御回路であるパルス幅変調(以下、PWM(Pulse width Modulation)という。)論理回路51と、バッファ回路52と、その他の内部回路50と、コンパレータ20と、インバータ21及び27と、コイル23と、NMOS電界効果トランジスタであるスイッチングトランジスタ24と、PMOS電界効果トランジスタである同期整流用トランジスタ25と、イネーブル回路26と、コンデンサ28と、電源切替スイッチSW1及びSW2と、バックゲートスイッチSB1及びSB2と、入力端子T1と、出力端子T2とを備えて構成される。
ここで、コイル23とスイッチングトランジスタ24とは、入力端子T1と接地との間に接続点Lxを介して直列に接続され、接続点Lxは、同期整流用トランジスタ25を介して出力端子T2に接続される。また、コンデンサ28は出力端子T2と接地との間に接続される。さらに、バックゲートスイッチSB1は同期整流用トランジスタ25のバックゲートと接続点Lxとの間に接続され、バックゲートスイッチSB2は同期整流用トランジスタ25のバックゲートと出力端子T2との間に接続される。イネーブル回路26は、スイッチングレギュレータがスタンバイ状態であるときはローレベルのイネーブル信号S26を発生する一方、スイッチングレギュレータがアクティブ状態であるときはハイレベルのイネーブル信号S26を発生する。イネーブル信号S26は、バックゲートスイッチSB2に直接出力されるとともに、インバータ27を介してバックゲートスイッチSB1に出力される。ハイレベルのイネーブル信号S26に応答して、バックゲートスイッチSB1はオフされ、バックゲートスイッチSB2はオンされる。一方、ローレベルのイネーブル信号S26に応答して、バックゲートスイッチSB1はオンされ、バックゲートスイッチSB2はオフされる。
PWM論理回路51は、出力端子T2から出力される出力電圧Voutが所定の電圧になるように、スイッチングトランジスタ24と同期整流用トランジスタ25とを相補的にオンするための制御信号Sn51及びSp51を発生して、バッファ回路52に出力する。また、バッファ回路52は、入力される制御信号Sn51及びSp51を、制御信号Sn52及びSp52として、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25の各ゲートにそれぞれ出力する。
また、入力電圧Vinはコンパレータ20の非反転入力端子に出力される一方、出力電圧Voutはコンパレータ20の反転入力端子に出力される。コンパレータ20は、出力電圧Voutが入力電圧Vin未満であるときはハイレベルの電源切替信号S20を発生する一方、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であるときはローレベルの電源切替信号S20を発生する。電源切替信号S20は、スイッチSW2に直接出力されるとともに、インバータ21を介してスイッチSW1に出力される。出力電圧Voutが入力電圧Vin未満であるときは、スイッチSW1がオンし且つスイッチSW2がオフし、入力電圧Vinは、スイッチングレギュレータのIC内部の電源電圧Vddiとして、PWM論理回路51と、バッファ回路52と、その他の内部回路50とに供給される。また、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であるときは、スイッチSW1がオフし且つスイッチSW2がオンし、出力電圧Voutは、スイッチングレギュレータのIC内部の内部電源電圧Vddiとして、PWM論理回路51と、バッファ回路52と、その他の内部回路50とに供給される。PWM論理回路51と、バッファ回路52と、その他の内部回路50とは、内部電源電圧Vddiにより動作する。
従って、図14の昇圧型スイッチングレギュレータの起動後、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上になると、入力電圧Vin以上の高い出力電圧VoutでPWM論理回路51と、バッファ回路52と、その他の内部回路50とを動作させることができる。このため、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25のオン抵抗の低下による効率向上を図ることができる。また、入力電圧Vinが起動時より低くなっても、出力電圧Voutによりスイッチングレギュレータを安定して動作させることができる。
また、スイッチングレギュレータがアクティブ状態の場合、バックゲートスイッチSB2はオンし、バックゲートスイッチSB1はオフし、同期整流用トランジスタ25のバックゲートの電圧は、実質的に出力電圧Voutになる。従って、同期整流用トランジスタ25の寄生ダイオードのアノードは接続点Lxに接続され、カソードは出力端子T2に接続され、出力端子T2から入力端子T1までの電流パスはカットされる。一方、スイッチングレギュレータがスタンバイ状態の場合、バックゲートスイッチSB2はオフし、バックゲートスイッチSB1はオンし、同期整流用トランジスタ25のバックゲートの電位は、実質的に接続点Lxの電位になる。従って、同期整流用トランジスタ25の寄生ダイオードのアノードは出力端子T2に接続され、カソードは接続点Lxに接続され、入力端子T1から出力端子T2までの電流パスはカットされる。
しかしながら、上述した従来技術に係るスイッチングレギュレータは、以下の2つの課題を有しており、動作条件によっては効率が悪化し、出力電圧Voutに歪みが発生する可能性がある。
第1の課題.
図14において、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25を駆動するバッファ回路52は内部電源電圧Vddiで動作するが、トランジスタ24及び25の駆動時にバッファ回路52にはスイッチング電流が流れる。トランジスタ24及び25のサイズが比較的小さい場合は、当該トランジスタ24及び25を駆動するバッファ回路52のサイズも比較的小さいため、スイッチング電流はそれほど問題にならない。しかしながら、トランジスタ24及び25のオン抵抗を小さくし、トランジスタ24及び25を大電流に対応させるためにサイズを大きくすると、バッファ回路52のサイズもそれに伴い大きくなり、スイッチング電流も大きくなる。その結果、内部電源電圧Vddiは、スイッチSW1又はSW2のオン抵抗の影響を受けて大きく低下する。そして、スイッチングトランジスタ24のオン時に、ハイレベルの制御信号Sp52の電圧レベルが低下して、ハイレベルの制御信号Sp52に応答してオフされるべき同期整流用トランジスタ25がオンしてしまい、出力端子T2から同期整流用トランジスタ25とスイッチングトランジスタ24とを介して接地に電流が逆流し効率が悪化する。
この課題を解決するために、特許文献1記載の昇圧型スイッチングレギュレータは、スイッチングトランジスタを駆動する第1のバッファに接続された第1のスイッチと、同期整流用トランジスタを駆動する第2のバッファに接続された第2のスイッチとを備え、入力電圧及び出力電圧のうち高い方の電圧を、電源電圧として第1のスイッチを介して第1のバッファに供給するとともに第2のスイッチを介して第2のバッファに供給する。従って、スイッチングトランジスタの駆動時の突入電流は同期整流用トランジスタには影響を与えない。しかしながら、同期整流用トランジスタには、第2のスイッチのオン抵抗が影響を与え、同期整流用トランジスタのゲートに出力されるハイレベルの制御信号の電圧レベルは、一瞬低下してしまう。スイッチングトランジスタ及び同期整流用トランジスタを、ともにオフするタイミングを有するように制御するとき、同期整流用トランジスタのゲート電圧の低下は同期整流用トランジスタのオンを引き起こし、その結果、効率が悪くなる。この事態を回避するためには、第2のスイッチのサイズを大きくして当該スイッチのオン抵抗を小さくし、内部電源電圧の出力部と接地との間に比較的大きい容量を有する安定化のためのキャパシタを搭載すればよいが、レイアウト面積が非常に大きくなってしまう。
第2の課題.
昇圧型スイッチングレギュレータをスタンバイ状態から起動するとき、出力電圧Voutは接地レベルから上昇する。このため、スイッチングレギュレータは、出力電圧Voutが入力電圧Vinに到達するまでは降圧状態であり、入力電圧Vinに到達した後は昇圧状態になる。図14の従来技術に係るスイッチングレギュレータでは、上述したように、スタンバイ時はバックゲートスイッチSB2をオフし、バックゲートスイッチSB1をオンすることにより、入力端子T1から出力端子T2までの電流パスをカットしている。しかしながら、スイッチングレギュレータが起動してアクティブ状態になると、バックゲートスイッチSB2がオンし、バックゲートスイッチSB1がオフするので、出力電圧Voutが入力電圧Vinに到達するまでの間に、同期整流用トランジスタ25の寄生ダイオードを介して入力端子T1から出力端子T2に大電流が流れてしまう。
第2の課題を解決するために、特許文献2記載の昇圧型スイッチングレギュレータは、昇圧型スイッチングレギュレータの昇圧停止状態から昇圧動作状態に遷移する起動期間に、スイッチングトランジスタをオフした状態で、同期整流用トランジスタを徐々にオンする。また、特許文献3記載の昇圧型DC−DCコンバータは、DC−DCコンバータの起動時に、同期整流用トランジスタが徐々にオンされるように、同期整流用トランジスタのゲートに供給されるゲート電圧を徐々に変動させる。さらに、特許文献4記載の昇圧型スイッチングレギュレータは、スイッチングレギュレータの昇圧停止状態から昇圧動作状態に遷移する間の第1期間に、スイッチングトランジスタをオフさせて同期整流トランジスタをスイッチングさせ、又はスイッチングトランジスタ及び同期整流用トランジスタをオフさせてバックゲートスイッチ(例えば、図14のバックゲートスイッチSB2)をスイッチングさせる。
しかしながら、特許文献2及び特許文献3記載のスイッチングレギュレータによれば、突入電流が抑制はされるが、入力電圧Vinが設定された出力電圧Vout以上の場合は、入力電圧Vinが同期整流用トランジスタ25の寄生のダイオードを通って出力端子T2から出力されるという新たな課題が発生する。また、特許文献2、3及び4記載の各スイッチングレギュレータでは、起動時にスイッチングトランジスタがオフしているため、突入電流を抑制するために、同期整流用トランジスタ側に過電流保護回路を設ける必要がある。通常、昇圧時(出力電圧Vout≧入力電圧Vin)の突入電流を抑制するために、スイッチングトランジスタ24側に過電流保護を設けるので、特許文献2、3及び4記載の各スイッチングレギュレータによれば、余分に過電流保護回路を設けることになる。また、一定の傾きで出力電圧を増加させるためのソフトスタート回路も同期整流用トランジスタに対して追加で設ける必要があるので、回路構成が非常に複雑になる。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供することにある。
第1の発明に係るスイッチングレギュレータは、
入力端子に接続された一端を有するコイルと、
上記コイルの他端と接地との間に接続され、入力される第1の制御信号により駆動されるスイッチングトランジスタと、
上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続され、入力される第2の制御信号により駆動される同期整流用トランジスタと、
上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
上記出力電圧を上記入力電圧と比較し、当該比較結果を示す電源切替信号を発生する比較器とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
上記入力電圧で動作する第1のバッファ回路と、
上記出力電圧で動作する第2のバッファ回路とをさらに備え、
上記スイッチング制御回路は、上記出力電圧が上記入力電圧未満であることを示す電源切替信号に応答して、上記第1及び第2の制御信号が、上記第1のバッファ回路から上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御する一方、上記出力電圧が上記入力電圧以上であることを示す電源切替信号に応答して、上記第1及び第2の制御信号が、上記第2のバッファ回路から上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御することを特徴とする。
第2の発明に係るスイッチングレギュレータは、
入力端子に接続された一端を有するコイルと、
上記コイルの他端と接地との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続された同期整流用トランジスタと、
上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記接続点との間に接続された第1のバックゲートスイッチと、
上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記出力端子との間に接続された第2のバックゲートスイッチと、
上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
上記第1及び第2のバックゲートスイッチを制御するバックゲート制御回路とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
上記バックゲート制御回路は、
上記出力電圧が上記入力電圧未満であり、かつ上記スイッチングトランジスタがオンしているときは、上記第1のバックゲートスイッチをオフしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオフし、
上記出力電圧が上記入力電圧未満であり、かつ上記スイッチングトランジスタがオフしているときは、上記第1のバックゲートスイッチをオンしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオフし、
上記出力電圧が上記入力電圧以上であるときは、上記第1のバックゲートスイッチをオフしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオンし、
上記出力電圧が上記入力電圧未満であるときは、上記同期整流トランジスタは常にオフするように制御される一方、上記出力電圧が上記入力電圧以上であるときは、上記同期整流トランジスタは上記スイッチングトランジスタと相補的にオンするように制御されることを特徴とする。
第3の発明に係るスイッチングレギュレータは、
入力端子に接続された一端を有するコイルと、
上記コイルの他端と接地との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続された同期整流用トランジスタと、
上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記接続点との間に接続された第1のバックゲートスイッチと、
上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記出力端子との間に接続された第2のバックゲートスイッチと、
上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
上記第1及び第2のバックゲートスイッチを制御するバックゲート制御回路とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
上記バックゲート制御回路は、上記同期整流用トランジスタがオフしているときに、上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えることを特徴とする。
第1の発明に係るスイッチングレギュレータによれば、スイッチング制御回路は、出力電圧が入力電圧未満であることを示す電源切替信号に応答して、第1及び第2の制御信号が、第1のバッファ回路からスイッチングトランジスタ及び同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御する一方、出力電圧が入力電圧以上であるであることを示す電源切替信号に応答して、第1及び第2の制御信号が、第2のバッファ回路からスイッチングトランジスタ及び同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御するので、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
第2の発明に係るスイッチングレギュレータによれば、バックゲート制御回路は、出力電圧が入力電圧未満であり、かつスイッチングトランジスタがオンしているときは、第1のバックゲートスイッチをオフしかつ第2のバックゲートスイッチをオフし、出力電圧が入力電圧未満であり、かつスイッチングトランジスタがオフしているときは、第1のバックゲートスイッチをオンしかつ第2のバックゲートスイッチをオフし、出力電圧が入力電圧以上であるときは、第1のバックゲートスイッチをオフしかつ第2のバックゲートスイッチをオンするので、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
第3の発明に係るスイッチングレギュレータによれば、上記同期整流用トランジスタがオフしているときに、上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えるので、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
本発明の第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルに切り替わるときの図1のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルに切り替わるときの図2のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルからハイレベルに切り替わるときの図2のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 図6のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 図6のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 図8のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第5の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 図11のセット信号監視回路90及び出力回路100の構成を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。 従来技術に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、昇圧型のスイッチングレギュレータである。図1において、本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、スイッチング制御回路であるPWM論理回路51Aと、バッファ回路61及び62と、その他の内部回路50と、コンパレータ20と、インバータ21及び27と、コイル23と、NMOS電界効果トランジスタであるスイッチングトランジスタ24と、PMOS電界効果トランジスタである同期整流用トランジスタ25と、イネーブル回路26と、コンデンサ28と、電源切替スイッチSW1及びSW2と、バックゲートスイッチSB1及びSB2と、スイッチSW3及びSW4と、入力端子T1と、出力端子T2とを備えて構成される。なお、本実施形態及び以下の各実施形態において、図14の従来技術に係るスイッチングレギュレータと同様の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。以下、図14のスイッチングレギュレータとの間の相違点を説明する。
図1において、PWM論理回路51A及びその他の内部回路50には、図14のスイッチングレギュレータと同様に、電源切替スイッチSW1又はSW2を介して内部電源電圧Vddiが供給される。また、バッファ回路61には、入力電圧Vinが電源電圧として直接供給される一方、バッファ回路62には、出力電圧Voutが電源電圧として直接供給される。PWM論理回路51Aは、出力電圧Voutが入力電圧Vin未満であるとき、ハイレベルの電源切替信号S20に応答して、スイッチングトランジスタ24をオンオフするための制御信号Sn1と、同期整流用トランジスタ25をオフするためのハイレベルの制御信号Sp1とを発生してバッファ回路61に出力する。また、PWM論理回路51Aは、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であるとき、ローレベルの電源切替信号S20に応答して、スイッチングトランジスタ24と同期整流用トランジスタ25とを相補的にオンするための制御信号Sn2及びSp2を発生して、バッファ回路62に出力する。
バッファ回路61は入力電圧Vinを電源電圧として供給され、入力される制御信号Sn1を制御信号Sn61としてスイッチSW3に出力する一方、入力される制御信号Sp1を制御信号Sp61としてスイッチSW4に出力する。また、バッファ回路62は出力電圧Voutを電源電圧として供給され、入力される制御信号Sn2を制御信号Sn62としてスイッチSW3に出力する一方、入力される制御信号Sp2を制御信号Sp62としてスイッチSW4に出力する。PWM論理回路51Aは、スイッチSW3及びSW4を、ハイレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路61側に連動して切り替える一方、ローレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路62側に連動して切り替える。そして、制御信号Sn61又はSn62は、スイッチSW3を介して、制御信号Snとしてスイッチングトランジスタ24のゲートに出力され、制御信号Sp61又はSp62は、スイッチSW4を介して、制御信号Spとして同期整流用トランジスタ25のゲートに出力される。なお、スイッチSW3及びSW4は、それぞれ1対のトランスミッションゲートを備えて構成される。
本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、図14のスイッチングレギュレータに比較して、入力電圧Vinで動作してスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25を駆動するバッファ回路61と、出力電圧Voutで動作してスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25を駆動するバッファ回路62とを備えた点が異なる。PWM論理回路51Aは、電源切替信号S20に基づいて、これらの2つのバッファ回路61及び62のうちの一方に制御信号Sn1及びSp1又は制御信号Sn2及びSp2を出力する。さらに、バッファ回路61及び62のうち、動作しているバッファ回路からの制御信号Sn61及びSp61又は制御信号Sn62及びSp62は、制御信号Sn及びSpとしてスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25のゲートにそれぞれ出力される。このとき、入力電圧Vin及び出力電圧Voutはそれぞれ、スイッチを介することなくバッファ回路61及び62に出力されるので、バッファ回路61及び62に突入電流が流れても、各バッファ回路61及び62からのハイレベルの制御信号Sn61,Sp61,Sn62,Sp62の電圧レベルは低下しない。このため、例えば同期整流用トランジスタ25をオフすべきタイミングで同期整流用トランジスタ25がオンしてしまうことはなく、従来技術に比較して効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
なお、図14のスイッチングレギュレータに比較して、本実施形態に係るスイッチングレギュレータではバッファ回路の数が2倍になるが、大きいサイズを有するスイッチ及び安定化のためのキャパシタが不要であるため、スイッチングレギュレータ全体のレイアウト面積は小さくなる。また、その他の内部回路50及びPWM論理回路51Aには、内部電源電圧Vddiを供給する必要があるので、図14のスイッチングレギュレータと同様に、スイッチSW1及びSW2を設ける必要がある。しかしながら、一般に、スイッチSW1及びSW2を介してPWM論理回路51A及びその他の内部回路50に流れる電流は数10μA程度であるため、スイッチSW1及びSW2のサイズは非常に小さくてよく、スイッチSW1及びSW2は、スイッチングレギュレータのサイズの増大にはつながらない。
また、本実施形態において、PWM論理回路51Aは、電源切替信号S20に基づいて、これらの2つのバッファ回路61及び62のうちの一方に制御信号Sn1及びSp1又は制御信号Sn2及びSp2を出力したが、本発明はこれに限られない。PWM論理回路51Aは、ハイレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路61のみを動作させ、ローレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路62のみを動作させてもよい。また、PWM論理回路51Aは、電源切替信号S20に関わらずバッファ回路61及び62を常に動作させ、スイッチSW3及びSW4を、ハイレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路61側に連動して切り替える一方、ローレベルの電源切替信号S20に応答してバッファ回路62側に連動して切り替えてもよい。PWM論理回路51Aは、出力電圧Voutが入力電圧Vin未満であることを示す電源切替信号S20に応答して、バッファ回路61からの制御信号Sn61及びSp61が、制御信号Sn及びSpとしてスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25にそれぞれ出力され、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であることを示す電源切替信号S20に応答して、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62が、制御信号Sn及びSpとしてスイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25それぞれ出力されるように、バッファ回路61、62及びスイッチSW3及びSW4のうちの少なくとも1つを制御すればよい。
第2の実施形態.
図3は、電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルに切り替わるときの図1のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。第1の実施形態において説明したように、図1のPWM論理回路51Aは、電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルになるタイミングにおいて、バッファ回路61からの制御信号Sn61及びSp61に代えて、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62を制御信号Sn及びSpとして出力するように制御する。しかしながら、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62の出力タイミングは、バッファ回路62内部の論理回路の動作遅延及びレイアウトに起因する寄生素子による遅延によって、電源切替信号S20の電圧レベルの切り替えタイミングから遅れる場合がある。例えば図3に示すように、タイミングt1において電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルになっているが、タイミングt1から遅延時間Δt12だけ遅れたタイミングt2において、制御信号Sn62は立ち上がっている。このため、タイミングt1において、ローレベルの制御信号Snが出力されている。従って、タイミングt1においてハイレベルの制御信号Snに応答してオンすべきスイッチングトランジスタ24は、タイミングt1ではオンしない。一方、ローレベルの電源切替信号S20に応答して、スイッチングトランジスタ24と相補的にオンするように制御される同期整流用トランジスタ25は、タイミングt1でオンしてしまう。その結果、出力電圧Voutが不安定になる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。図2において、本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、上述した問題を解決するために、図1のPWM論理回路51Aに代えて、遅延回路51d及び制御信号発生回路51cを備えたスイッチング制御回路であるPWM論理回路51Bを備えて構成される。ここで、遅延回路51dは、電源切替信号S20を所定の遅延時間Δt51だけ遅延させて遅延電源切替信号S20dを発生し、制御信号発生回路51cに出力する。なお、遅延時間Δt51は上述したΔt12より長いように設定される。
図4は、電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルに切り替わるときの図2のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。制御信号発生回路51cは、電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルであるときは、制御信号Sn1及びSp1を発生してバッファ回路61に出力するとともに、スイッチSW3及びSW4をバッファ回路61側に切り替える。バッファ回路61は、制御信号Sn1及びSp1を、それぞれ制御信号Sn61及びSp61としてスイッチSW3及びSW4に出力する。さらに、制御信号Sn61及びSp61は、制御信号Sn及びSpとして出力される。次に、タイミングt1において、電源切替信号S20の電圧レベルがハイレベルからローレベルに切り替わると、制御信号発生回路51cは、制御信号Sn2及びSp2を発生して、バッファ回路62に出力する。バッファ回路62は、制御信号Sn2及びSp2を、それぞれ制御信号Sn62及びSp62としてスイッチSW3及びSW4に出力する。このとき、バッファ回路62内部の論理回路の動作遅延及びレイアウトに起因する寄生素子による遅延によって、制御信号Sn62及びSp62の出力タイミングは、タイミングt1からΔt12だけ遅延したタイミングt2となる。次に、制御信号発生回路51cは、タイミングt1から遅延時間Δt51だけ遅れたタイミングt3において、制御信号Sn1及びSp1の発生を停止し、スイッチSW3及びSW4をバッファ回路62側に切り替える。
従って、制御信号Sn62及びSp62の出力タイミングがタイミングt1から遅れたタイミングt2になっても、タイミングt3において、制御信号Snを制御信号Sn61から制御信号Sn62にスムーズに切り替えることができる。
図5は、電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルからハイレベルに切り替わるときの図2のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。制御信号発生回路51cは、電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルであるときは、制御信号Sn2及びSp2を発生してバッファ回路62に出力するとともに、スイッチSW3及びSW4をバッファ回路62側に切り替える。バッファ回路62は、制御信号Sn2及びSp2を、それぞれ制御信号Sn62及びSp62としてスイッチSW3及びSW4に出力する。さらに、制御信号Sn62及びSp62は、制御信号Sn及びSpとして出力される。次に、タイミングt4において、電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルからハイレベルに切り替わると、制御信号発生回路51cは、制御信号Sn1及びSp1を発生して、バッファ回路61に出力する。バッファ回路61は、制御信号Sn1及びSp1を、それぞれ制御信号Sn61及びSp61としてスイッチSW3及びSW4に出力する。このとき、バッファ回路61内部の論理回路の動作遅延及びレイアウトに起因する寄生素子による遅延によって、制御信号Sn61及びSp61の出力タイミングは、タイミングt4からΔt45だけ遅延したタイミングt5となる。次に、制御信号発生回路51cは、タイミングt4から遅延時間Δt51だけ遅れたタイミングt6において、制御信号Sn2及びSp2の発生を停止し、スイッチSW3及びSW4をバッファ回路61側に切り替える。
従って、制御信号Sn61及びSp61の出力タイミングがタイミングt4から遅れたタイミングt5になっても、タイミングt6において、制御信号Snを制御信号Sn62から制御信号Sn61にスムーズに切り替えることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、制御信号発生回路51cは、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上になった第1のタイミングにおいて、制御信号Sn62及びSp62を発生するようにバッファ回路62を制御し、第1のタイミングから所定の遅延時間Δt51だけ後のタイミングにおいて、バッファ回路61からの制御信号Sn61及びSp61から、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62に切り替える。さらに、制御信号発生回路51cは、出力電圧Voutが入力電圧Vin未満になった第2のタイミングにおいて、制御信号Sn61及びSp61を発生するようにバッファ回路61を制御し、第2のタイミングから所定の遅延時間Δt51だけ後のタイミングにおいて、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62から、第1のバッファ回路からの制御信号Sn61及びSp61に切り替える。従って、第1の実施形態に比較して、制御信号Snを制御信号Sn61とSn62との間でスムーズに切り替えることができ、スイッチングレギュレータを安定して動作させることができる。
なお、バッファ回路61からのハイレベルの制御信号Sn61及びSp61の電圧レベルは入力電圧Vinであり、バッファ回路62からのハイレベルの制御信号Sn62及びSp62の電圧レベルは出力電圧Voutであり、互いに異なる。しかしながら、電源切替信号S20の電圧レベルが切り替わるタイミングにおいて、出力電圧Voutは入力電圧Vinと実質的に等しいので、スイッチングレギュレータの動作に問題は生じない。
第1及び第2の実施形態の変形例.
第1及び第2の実施形態において、PWM論理回路51A及び51Bは、スイッチングトランジスタ24のオンタイミングに関係なくスイッチSW3及びSW4を制御したが、本発明はこれに限られない。PWM論理回路51A及び51Bは、スイッチングトランジスタ24がオンするタイミングを表す所定のセット信号に同期して、バッファ回路61からの制御信号Sn61及びSp61から、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62に切り替えるように制御し、もしくは、バッファ回路62からの制御信号Sn62及びSp62から、バッファ回路61からの制御信号Sn61及びSp61に切り替えるように制御してもよい。この場合、具体的には、上述したセット信号を発生する発振回路をバッファ回路61及び62に設け、バッファ回路61及び62は、セット信号に同期して制御信号Sn61,Sp61,Sn62及びSp62を発生する。さらに、PWM論理回路51A及び51Bは、バッファ回路61又は62からのセット信号に同期してスイッチSW3及びSW4を切り替える。これにより、第1及び第2の実施形態に比較して、出力電圧Voutをさらに安定させることができる。
第3の実施形態.
図6は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、図14のスイッチングレギュレータに比較して、バッファ回路52に代えてバッファ回路52Aを備え、バックゲート制御回路30と、ナンドゲート201と、インバータ202とをさらに備えた点が異なる。ここで、バックゲート制御回路30は、バックゲート制御信号発生回路70を備えて構成される。以下、図14のスイッチングレギュレータとの間の相違点を説明する。
図6において、バッファ回路52Aは、所定の周期を有するパルス信号であるセット信号S53を発生する発振回路53を備えて構成される。バッファ回路52Aは、PWM論理回路51から入力される制御信号Sn51及びSp51を、制御信号Sn52及びSp52として、セット信号S53に同期して、スイッチングトランジスタ24のゲート及びナンドゲート201の第1の入力端子にそれぞれ出力する。具体的には、バッファ回路52Aは、セット信号S53の各立ち上がりタイミングにおいて立ち上がるように、制御信号Sn52を発生する。また、制御信号Sn52はスイッチングトランジスタ24のゲートと、バックゲート制御信号発生回路70とに出力される。バックゲート制御信号発生回路70は、電源切替信号S20と、制御信号Sn52と、イネーブル信号S26とに基づいて、詳細後述するようにバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生し、バックゲートスイッチSB1及びSB2にそれぞれ出力する。さらに、電源切替信号S20は、インバータ202を介してナンドゲート201の第2の入力端子に出力され、ナンドゲート201からの出力信号は、制御信号S201として同期整流用トランジスタ25のゲートに出力される。
図7は、図6のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。図7の各期間T1〜T5における図6のスイッチングレギュレータの動作を説明する。
(1)期間T1.
期間T1において、図6のスイッチングレギュレータはスタンバイ状態にあり、ローレベルのイネーブル信号S26が発生されている。バックゲート制御信号発生回路70は、ローレベルのイネーブル信号S26に応答して、ハイレベルのバックゲート制御信号S70aと、ローレベルのバックゲート制御信号S70bとを発生する。これに応答して、バックゲートスイッチSB1はオンする一方、バックゲートスイッチSB2はオフする。従って、入力端子T1から出力端子T2までの電流パスはカットされる。また、出力電圧Voutのレベルは接地レベルである。さらに、コンパレータ20は動作していないので、電源切替信号S20の電圧レベルはローレベルである。
(2)期間T2.
期間T2において、スイッチングレギュレータがアクティブ状態になって動作を開始すると、ハイレベルのイネーブル信号S26が出力される。また、出力電圧Voutは入力電圧Vinより低いので、コンパレータ20はハイレベルの電源切替信号S20を発生し、内部電源電圧Vddiは入力電圧Vinと実質的に等しくなる。さらに、制御信号Sn52の電圧レベルはローレベルである。また、出力電圧Voutが入力電圧Vinより低いので、ハイレベルの電源切替S20に応答してハイレベルの制御信号S201が発生され、これに応答して、同期整流用トランジスタ25はオフする。バックゲート制御信号発生回路70は、ハイレベルのイネーブル信号S26と、ハイレベルの電源切替信号S20と、ローレベルの制御信号Sn52とに応答して、ハイレベルのバックゲート制御信号S70aと、ローレベルのバックゲート制御信号S70bとを発生する。これに応答して、バックゲートスイッチSB1はオンする一方、バックゲートスイッチSB2はオフする。従って、期間T1と同様に、入力端子T1から出力端子T2までの電流パスはカットされる。
(3)期間T3.
次に、期間T3において、スイッチングトランジスタ24は、セット信号S53に同期する、制御信号Sn52のハイレベルの電圧レベルに応答してオンする。このため、接続点Lxの電圧レベルは実質的に接地レベルになる。また、バックゲート制御信号発生回路70は、ハイレベルのイネーブル信号S26と、ハイレベルの電源切替信号S20と、ハイレベルの制御信号Sn52とに応答して、ローレベルのバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生する。これに応答して、バックゲートスイッチSB1及びSB2はオフする。期間T3において、期間T1と同様に、バックゲートスイッチSB1をオンしかつバックゲートスイッチSB2をオフすると、出力端子T2から同期整流用トランジスタ25の寄生ダイオードと、接続点24と、スイッチングトランジスタ24とを介して接地まで電流が流れてしまうが、本実施形態によれば、期間T3において、バックゲートスイッチSB1及びSB2をオフするので、出力端子T2から接地への電流の逆流を防止できる。
(4)期間T4.
次に、期間T4において、ローレベルの制御信号Sn52に応答して、スイッチングトランジスタ24はオフする。また、出力電圧Voutが入力電圧Vinより低いので、ハイレベルの制御信号S201が発生され、期間T3と同様に、同期整流用トランジスタ25はオフしている。期間T2と同様に、バックゲート制御信号発生回路70は、ハイレベルのイネーブル信号S26と、ハイレベルの電源切替信号S20と、ローレベルの制御信号Sn52とに応答して、ハイレベルのバックゲート制御信号S70aと、ローレベルのバックゲート制御信号S70bとを発生する。これに応答して、バックゲートスイッチSB1はオンする一方、バックゲートスイッチSB2はオフする。このとき、コイル23にはエネルギーが残っているので、コイル23は電流を流そうとする。しかしながら、同期整流用トランジスタ25への制御信号S201の電圧レベルはハイレベル(入力電圧Vinのレベルである。)であり、これに応答して同期整流用トランジスタ25はオフしている。この結果、接続点Lxの電圧レベルは上昇する。接続点Lxは同期整流用トランジスタ25のソースに接続されているので、接続点Lxの電圧が上昇し、同期整流用トランジスタ25のゲートソース間電圧(接続点Lxの電圧−入力電圧Vin)が同期整流用トランジスタ25のしきい値電圧Vthより大きくなると、同期整流用トランジスタ25がオンし、接続点Lxから出力端子T2に電流が流れ、出力電圧Voutが上昇する。
(5)期間T5.
出力電圧Voutが上昇して入力電圧Vin以上になると、コンパレータ20はローレベルの電源切替信号S20を発生し、内部電源電圧Vddiは実質的に出力電圧Voutになる。また、バックゲート制御信号発生回路70は、ハイレベルのイネーブル信号S26と、ローレベルの電源切替信号S20とに応答して、ローレベルのバックゲート制御信号S70aと、ハイレベルのバックゲート制御信号S70bとを発生する。これに応答して、バックゲートスイッチSB1はオフし、バックゲートスイッチSB2はオンする。従って、出力端子T2から入力端子T1への電流の逆流は防止される。また、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25は、相補的にオンするように制御される。
以上説明したように、出力電圧Voutが入力電圧未満Vinであるときは、同期整流トランジスタ25は常にオフするように制御される一方、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上であるときは、同期整流トランジスタはスイッチングトランジスタ24と相補的にオンするように制御される。
上述したように、特許文献2、3及び4記載の各スイッチングレギュレータでは、起動時にスイッチングトランジスタがオフしているため、突入電流を抑制するために、同期整流用トランジスタ側に過電流保護回路を設ける必要がある。一方、本実施形態に係るスイッチングレギュレータにおいて、スイッチングレギュレータの起動時から、出力電圧Voutが入力電圧Vin以上になった後まで、スイッチングトランジスタ24はスイッチング動作をしている。従って、スイッチングトランジスタ24に流れる電流を監視する過電流保護回路を設けるだけで、スイッチングレギュレータの全状態における過電流を監視して突入電流を抑制できる。さらに、ソフトスタート回路もスイッチングトランジスタ24のみを制御すればよく、同期整流用トランジスタ25を制御する必要がないので、特許文献2、3及び4記載の各スイッチングレギュレータに比較して構成が非常に簡単になる。従って、本実施形態によれば、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
なお、本実施形態において、出力電圧Voutが入力電圧Vinより大きくなる昇圧動作を行うスイッチングレギュレータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、出力電圧Voutが入力電圧Vinより小さい所定の電圧になるように降圧動作を行うスイッチングレギュレータであってもよい。この場合、図7のタイミングチャートにおいて期間T5がなくなるが、出力電圧Voutは入力電圧Vinまで上昇せずに所定の電圧に維持される。
また、本実施形態では、コンパレータ20はスイッチングレギュレータがアクティブであるときに動作し、スイッチングレギュレータがスタンバイ状態であるかアクティブ状態であるかを示すイネーブル信号S26は、バックゲート制御信号発生回路70に出力されたが、本発明はこれに限られない。スイッチングレギュレータがスタンバイ状態であるかアクティブ状態であるかに関わらずコンパレータ20が動作する場合は、イネーブル信号S26をバックゲート制御信号発生回路70に出力する必要はない。この場合、バックゲート制御信号発生回路70は、スイッチングレギュレータがスタンバイ状態であっても、コンパレータ20からの電源切替信号S20に基づいてバックゲートスイッチSB1及びSB2を制御できる。従って、例えば、スタンバイ状態において、出力端子T2に電圧を印加されたとしても、出力端子T2から入力端子T1に電流が逆流しない。
さらに、本実施形態において、制御信号Sn52をバックゲート制御信号発生回路70に出力したが、本発明はこれに限られず、例えば、制御信号Sn51などのスイッチングトランジスタ24を駆動する所定の信号をバックゲート制御信号発生回路70に出力してもよい。
第4の実施形態.
第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータでは、バックゲートスイッチSB2の切り替えは、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25のスイッチングと無関係に行われる。スイッチングトランジスタ24がオンしており、同期整流用トランジスタ25がオフしているときに、バックゲートスイッチSB2を切り替える場合、出力電圧Voutに歪みは生じない。しかしながら、バックゲートスイッチSB2の切り替えタイミング又は負荷条件によっては出力電圧Voutに歪みが発生する可能性がある。
図9は、図6のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。図9において、タイミングt7において、電源切替信号S20の電圧レベルはローレベルからハイレベルに切り替わる。一方、タイミングt7において、制御信号Sn52の電圧レベルはローレベルであり、これに応答してスイッチングトランジスタ24はオフしている。また、同期整流用トランジスタ25は、電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルであり、かつスイッチングトランジスタ24がオフしているときはオンしている。すなわち、図9において、バックゲートスイッチSB2は、同期整流用トランジスタ25がオンしているタイミングt7において、切り替えられている。またタイミングt7において電源切替信号S20の電圧レベルがローレベルからハイレベルに切替ると、同期整流用トランジスタ25はスイッチングトランジスタ24のオンオフに無関係にオフする。図7の期間T4について上述したように、接続点Lxの電圧は、入力電圧Vinから同期整流用トランジスタ25のしきい値電圧Vth以上の電圧まで上昇する。このため、タイミングt7において、接続点Lxの電圧波形にオーバーシュートが発生し、その結果、同期整流用トランジスタ25の動作が非常に不安定になり、出力電圧Voutに歪みが発生する。
特に、スイッチングレギュレータを電流連続モードで動作させている場合など、同期整流用トランジスタ25に比較的大きい電流が流れている場合、出力電圧Voutの歪みは顕著になる。さらに、バックゲートスイッチSB2の切り替えタイミングにおいて、貫通電流防止のためにバックゲートスイッチSB1及びSB2がともにオフする期間を設けた場合、当該期間において、同期整流用トランジスタ25のバックゲートがハイインピーダンスになるため、出力電圧Vout歪みはさらに顕著になる。数アンペアの大電流を流せるスイッチングレギュレータでは、出力電圧Voutの歪みにより、最悪の場合、同期整流用トランジスタ25が破壊される。
図8は、本発明の第4の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、上述した問題を解決するために、第3の実施形態に係るスイッチングレギュレータに比較して、バックゲート制御回路30に代えてバックゲート制御回路30Aを備えた点が異なる。ここで、バックゲート制御回路30Aは、バックゲート制御信号発生回路70と、Dフリップフロップ80とを備えて構成される。以下、第3の実施形態との間の相違点を説明する。バッファ回路52Aは、第3の実施形態と同様に、PWM論理回路51から入力される制御信号Sn51及びSp51を、制御信号Sn52及びSp52として、セット信号S53に同期して、スイッチングトランジスタ24及び同期整流用トランジスタ25の各ゲートにそれぞれ出力する。具体的には、バッファ回路52Aは、セット信号S53の各立ち上がりタイミングにおいて立ち上がるように、制御信号Sn52を発生する。すなわち、セット信号S53の立ち上がりタイミングは、スイッチングトランジスタ24がオンしかつ同期整流用トランジスタ25がオフするタイミングを表す。
セット信号S53は、Dフリップフロップ80のクロック入力端子CLKに出力される。また、電源切替信号S20は、Dフリップフロップ80のデータ入力端子Dに出力される。Dフリップフロップ80は、電源切替信号S20の立ち上がりタイミング及び立ち下がりタイミングをセット信号S53の立ち上がりタイミングに同期させ、電源切替信号S80としてバックゲート制御信号発生回路70及びインバータ202に出力する。バックゲート制御信号発生回路70は、電源切替信号S20に代えて、電源切替信号S80を用いて、第3の実施形態と同様にバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生し、バックゲートスイッチSB1及びSB2にそれぞれ出力する。また、ナンドゲート201は、電源切替信号S20に代えて、電源切替信号S80に基づいて制御信号S201を発生する。一般に、同期整流用トランジスタ25を備えたスイッチングレギュレータでは、スイッチングトランジスタ24がオンしているとき、同期整流用トランジスタ25はオフするように制御されるので、本実施形態によれば、バックゲート制御回路30Aは、同期整流用トランジスタ25がオフしているときに、バックゲートスイッチSB2をオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替える。
図10は、図8のスイッチングレギュレータの動作を示すタイミングチャートである。図10において、タイミングt7において電源切替信号S20の電圧レベルはローレベルからハイレベルに切り替わる。そして、タイミングt7の次のセット信号S53の立ち上がりタイミングt8において、電源切替信号S80の電圧レベルはローレベルからハイレベルに切り替わる。また、タイミングt8において、ハイレベルの制御信号Sn52に応答してスイッチングトランジスタ24はオンし、ローレベルの制御信号Sp52に応答して同期整流用トランジスタ25はオフする。さらに、バックゲート制御信号発生回路70は、ハイレベルの制御信号Sn52と、ハイレベルの電源切替信号S80とに応答して、ローレベルのバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生する。このため、バックゲートスイッチSB2は、同期整流用トランジスタ25がオフしているときに、セット信号S53に同期して、オフからオンに切り替えられ、もしくはオンからオフに切り替えられ、接続点Lxの電圧波形においてオーバーシュートは起きない。従って、第3の実施形態に比較して、バックゲートスイッチSB2をスムーズに切り替えてスイッチングレギュレータを安定して動作させ、同期整流用トランジスタ25の破壊を防止できる。
また、本実施形態によれば、同期整流用トランジスタ25は、スイッチングトランジスタ24がオンするタイミングを表すセット信号S53に同期して、常にオフするように制御される第1の状態から、スイッチングトランジスタと相補的にオンするように制御される第2の状態に遷移し、もしくは、第2の状態から第1の状態に遷移する。従って、同期整流用トランジスタ25がオフしているときに、同期整流用トランジスタ25は、第1の状態から第2の状態に遷移し、もしくは、第2の状態から第1の状態に遷移する。従って、第3の実施形態に比較して、出力電圧Voutを安定させることができる。
なお、本実施形態では、電源切替信号S20に基づいて、セット信号S53に同期した電源切替信号S80を発生したが、電源切替信号S20そのものをセット信号S53に同期させて、インバータ21及びスイッチSW2に出力してもよい。
第5の実施形態.
負荷電流が所定のしきい値電流より小さい軽負荷時に、消費電力を削減して効率を向上するために、スイッチングレギュレータの動作に必要がない余分な回路の動作を停止させる低消費電力モードでスイッチングレギュレータを動作させることがある。ここで、低消費電力モードは、パルス周波数変調制御を行うパルス周波数変調モードを含む。このようなスイッチングレギュレータにおいて、低消費電力モードで動作中に発振回路53を停止してセット信号S53を発生しないように制御すると、第4の実施形態における電源切替信号S80の電圧レベルは変化しなくなり、バックゲートスイッチSB1及びSB2を切り替えることができない。
図11は、本発明の第5の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。図11において、本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、上述した問題を解決するために、第4の実施形態に係るスイッチングレギュレータに比較して、バックゲート制御回路30Aに代えてバックゲート制御回路30Bを備えた点が異なる。ここで、バックゲート制御回路30Bは、バックゲート制御信号発生回路70と、Dフリップフロップ80と、セット信号監視回路90と、出力回路100とを備えて構成される。以下、第4の実施形態との間の相違点を説明する。
図12は、図11のセット信号監視回路90及び出力回路100の構成を示す回路図である。図12において、セット信号監視回路90は、遅延回路93と、ノアゲート91と、ナンドゲート92とを備えて構成され、遅延回路93は、PMOS電界効果トランジスタ(以下、pMOSトランジスタという。)94と、NMOS電界効果トランジスタ(以下、nMOSトランジスタという。)96と、抵抗95と、コンデンサ97と、インバータ98,99とを備えて構成される。また、出力回路100は、インバータ101,105,106と、ノアゲート102,103,104とを備えて構成される。
pMOSトランジスタ94とnMOSトランジスタ96とは、入力端子Vinと接地との間に直列に接続され、インバータ回路を構成する。また、抵抗95は、pMOSトランジスタ94のソースと、nMOSトランジスタ96のドレインとの間に接続される。nMOSトランジスタ96のドレインは、コンデンサ97を介して接地されるとともに、インバータ98及び99を介してノアゲート91の第1の入力端子に接続される。発振回路53からのセット信号S53は、pMOSトランジスタ94とnMOSトランジスタ96とからなるインバータ回路に出力される。セット信号S53の電圧レベルがローレベルであるとき、pMOSトランジスタはオンし、nMOSトランジスタはオフし、抵抗95及びコンデンサ97はRC積分回路を構成し、コンデンサ97は充電される。一方、セット信号S53の電圧レベルがハイレベルであるとき、pMOSトランジスタはオフし、nMOSトランジスタはオンし、コンデンサはnMOSトランジスタ96を介して放電される。そして、コンデンサ97の両端電圧は、インバータ98及び99を介して遅延セット信号S93としてノアゲート91の第1の入力端子に出力される。
ここで、抵抗95及びコンデンサ97からなるRC積分回路の時定数は、セット信号S53が周期的に発生されているときの所定の発生間隔しきい値よりも長いように設定される。従って、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値以下であるときは、ローレベルの遅延セット信号S93が発生される一方、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いときはハイレベルの遅延セット信号S93が発生される。
図12において、モード切替信号Smは、スイッチングレギュレータ内のモード切替回路によって発生され、ノアゲート91の第2の入力端子に出力される。ここで、モード切替回路は、スイッチングトランジスタ24に流れる又は出力電圧Voutを所定の基準電圧と比較する誤差増幅器の出力レベルに基づいて、負荷電流が所定のしきい値電流より小さい軽負荷状態であるか否かを判断し、軽負荷状態であるときはハイレベルのモード切替信号Smを発生する一方、負荷電流がしきい値電流以上である重負荷時はローレベルのモード切替信号Smを発生する。なお、ハイレベルのモード切替信号Smに応答してPFM(Pulse Frequency Modulation)制御が行われ、ローレベルのモード切替信号Smに応答してPWM制御が行われる。
さらに、ノアゲート91からの出力信号はナンドゲート92の第1の入力端子に出力され、イネーブル回路26からのイネーブル信号S26はナンドゲート92の第2の入力端子に出力される。そして、ナンドゲート92からの出力信号は、セット信号監視信号S90としてノアゲート103の第1の入力端子に出力されるとともに、インバータ101を介してノアゲート102の第1の入力端子に出力される。また、Dフリップフロップ80からの電源切替信号S80はノアゲート103の第2の入力端子に出力され、電源切替信号S20はノアゲート102の第2の入力端子に出力される。さらに、ノアゲート102及び103からの各出力信号は、ノアゲート104に出力され、ノアゲート104からの出力信号は、インバータ105及び106を介して、電源切替信号S100として、バックゲート制御信号発生回路70及びインバータ202に出力する。
図12のセット信号監視回路90によれば、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値以下であるときは、遅延セット信号S93の電圧レベルはローレベルである。また、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値以下であるときはPWM制御が行われているので、モード切替信号Smの電圧レベルはローレベルであり、イネーブル信号S26の電圧レベルはハイレベルである。従って、セット信号監視信号S90の電圧レベルはローレベルになり、出力回路100は、Dフリップフロップ80からの電源切替信号S80を、電源切替信号S100としてバックゲート制御信号発生回路70に出力する。
また、セット信号監視回路90は、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いことを示すハイレベルの遅延セット信号S93と、スタンバイ状態を示すローレベルのイネーブル信号S26と、軽負荷状態を示すハイレベルのモード切替信号Smとのうちの少なくとも1つに応答して、ハイレベルのセット信号監視信号S90を発生する。これに応答して、出力回路100は、コンパレータ20からの電源切替信号S20を、電源切替信号S100としてバックゲート制御信号発生回路70に出力する。
バックゲート制御信号発生回路70は、電源切替信号S80に代えて、電源切替信号S100を用いて、第3の実施形態と同様にバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生し、バックゲートスイッチSB1及びSB2にそれぞれ出力する。
本実施形態によれば、バックゲート制御回路30Bは、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いときは、セット信号S53を用いることなく、電源切替信号S20に基づいてバックゲートスイッチSB2をオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替える。なお、このような場合は、軽負荷状態であるため、同期整流用トランジスタ25に流れる電流は比較的少なく、図9を参照して説明した出力電圧Voutの歪みは実質的に発生しない。従って、バックゲートスイッチSB2が切り替わっても同期整流用トランジスタ25は破壊されない。また、低消費電力モードで動作しているときは、出力電圧Voutのリップルは比較的大きいため、バックゲートスイッチSB2の切り替えに伴う出力電圧Voutの歪みも大きな問題にはならない。
また、本実施形態によれば、また、ナンドゲート201は、電源切替信号S80に代えて、電源切替信号S100に基づいて制御信号S201を発生する。従って、同期整流用トランジスタ25は、セット信号S53の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いときは、セット信号S53に関係なく、電源切替信号S20に基づいて、上述した第1の状態から上述した第2の状態に遷移し、もしくは、第2の状態から第1の状態に遷移する。従って、第4の実施形態に比較して出力電圧Voutを安定させることができる。
第6の実施形態.
図13は、本発明の第6の実施形態に係るスイッチングレギュレータの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るスイッチングレギュレータは、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータに比較して、PWM論理回路51Bに代えてスイッチング制御回路であるPWM論理回路51Cを備え、バックゲート制御信号発生回路30Bをさらに備えた点が異なる。なお、バックゲート制御信号発生回路30Bは、第5の実施形態に係るバックゲート制御信号発生回路30Bと同様に動作する。以下、第2及び第5の実施形態との間の相違点を説明する。
図13において、PWM論理回路51Cは、PWM論理回路51Bに比較して、発振回路53をさらに備えた点が異なる。発振回路53は、所定の周期を有するパルス信号であるセット信号S53を発生して、制御信号発生回路51cと、セット信号監視回路90と、Dフリップフロップ80とに出力する。制御信号発生回路51cは、セット信号S53に同期して、第2の実施形態と同様に制御信号Sn1及びSp1と、制御信号Sn2及びSp2とを発生する。また、スイッチSW3からの制御信号Snは、スイッチングトランジスタ24のゲートと、バックゲート制御信号発生回路70とに出力される。バックゲート制御信号発生回路70は、制御信号Snと、イネーブル信号S26と、電源切替信号S100とに基づいて、第5の実施形態と同様にバックゲート制御信号S70a及びS70bを発生する。
従って、本実施形態によれば、第2の実施形態と同様に、例えば同期整流用トランジスタ25をオフすべきタイミングで同期整流用トランジスタ25がオンしてしまうことはなく、制御信号Snを制御信号Sn61とSn62との間でスムーズに切り替えることができるので、従来技術に比較して効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。また、第5の実施形態と同様に、従来技術に比較して簡単な回路構成で、効率及び安定性の優れたスイッチングレギュレータを提供できる。
なお、第2の実施形態に係るスイッチングレギュレータにバックゲート制御回路30又は30Aを設けてもよい。また、第1の実施形態に係るスイッチングレギュレータにバックゲート制御回路30、30A又は30Bを設けてもよい。
また、上記第4乃至第6の実施形態において、バックゲートスイッチSB2をセット信号S53に同期して切り替えたが、本発明はこれに限られず、スイッチSW1及びSW2もセット信号S53に同期して切り替えてもよい。
20…コンパレータ、
24…スイッチングトランジスタ、
25…同期整流用トランジスタ、
26…イネーブル回路、
30,30A,30B…バックゲート制御回路、
51,51A,51B,51C…PWM論理回路(スイッチング制御回路)、
52A,61,62…バッファ回路、
70…バックゲート制御信号発生回路、
80…Dフリップフロップ、
90…セット信号監視回路、
100…出力回路、
SW1,SW2,SW3,SW4…スイッチ、
SB1,SB2…バックゲートスイッチ。
特開2008−193866号公報 特許第4652918号公報 特開2010−81748号公報 特開2009−178033号公報

Claims (9)

  1. 入力端子に接続された一端を有するコイルと、
    上記コイルの他端と接地との間に接続され、入力される第1の制御信号により駆動されるスイッチングトランジスタと、
    上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続され、入力される第2の制御信号により駆動される同期整流用トランジスタと、
    上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
    上記出力電圧を上記入力電圧と比較し、当該比較結果を示す電源切替信号を発生する比較器とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
    上記入力電圧で動作する第1のバッファ回路と、
    上記出力電圧で動作する第2のバッファ回路とをさらに備え、
    上記スイッチング制御回路は、上記出力電圧が上記入力電圧未満であることを示す電源切替信号に応答して、上記第1及び第2の制御信号が、上記第1のバッファ回路から上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御する一方、上記出力電圧が上記入力電圧以上であることを示す電源切替信号に応答して、上記第1及び第2の制御信号が、上記第2のバッファ回路から上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力されるように制御することを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 上記スイッチング制御回路は、
    上記出力電圧が上記入力電圧以上になった第1のタイミングにおいて、上記第1及び第2の制御信号を発生するように上記第2のバッファ回路を制御した後に、上記第1のタイミングから所定の遅延時間だけ後のタイミングにおいて、上記第1のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号から、上記第2のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号に切り替えて上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力するように制御し、
    上記出力電圧が上記入力電圧未満になった第2のタイミングにおいて、上記第1及び第2の制御信号を発生するように上記第1のバッファ回路を制御した後に、上記第2のタイミングから所定の遅延時間だけ後のタイミングにおいて、上記第2のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号から、上記第1のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号に切り替えて上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタにそれぞれ出力するように制御することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 上記スイッチング制御回路は、上記スイッチングトランジスタがオンするタイミングを表す所定のセット信号に同期して、上記第1のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号から、上記第2のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号に切り替えるように制御し、もしくは、上記第2のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号から、上記第1のバッファ回路からの第1及び第2の制御信号に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 入力端子に接続された一端を有するコイルと、
    上記コイルの他端と接地との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
    上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続された同期整流用トランジスタと、
    上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記接続点との間に接続された第1のバックゲートスイッチと、
    上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記出力端子との間に接続された第2のバックゲートスイッチと、
    上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
    上記第1及び第2のバックゲートスイッチを制御するバックゲート制御回路とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
    上記バックゲート制御回路は、
    上記出力電圧が上記入力電圧未満であり、かつ上記スイッチングトランジスタがオンしているときは、上記第1のバックゲートスイッチをオフしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオフし、
    上記出力電圧が上記入力電圧未満であり、かつ上記スイッチングトランジスタがオフしているときは、上記第1のバックゲートスイッチをオンしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオフし、
    上記出力電圧が上記入力電圧以上であるときは、上記第1のバックゲートスイッチをオフしかつ上記第2のバックゲートスイッチをオンし、
    上記出力電圧が上記入力電圧未満であるときは、上記同期整流トランジスタは常にオフするように制御される一方、上記出力電圧が上記入力電圧以上であるときは、上記同期整流トランジスタは上記スイッチングトランジスタと相補的にオンするように制御されることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  5. 上記バックゲート制御回路は、上記スイッチングトランジスタがオンするタイミングを表す所定のセット信号に同期して、上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えることにより、上記同期整流用トランジスタがオフしているときに、上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えることを特徴とする請求項4記載のスイッチングレギュレータ。
  6. 上記スイッチングレギュレータは、
    上記出力電圧を上記入力電圧と比較し、当該比較結果を示す電源切替信号を発生する比較器をさらに備え、
    上記バックゲート制御回路は、上記セット信号の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いときは、上記セット信号を用いることなく、上記電源切替信号に基づいて上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えることを特徴とする請求項5記載のスイッチングレギュレータ。
  7. 上記同期整流用トランジスタは、上記スイッチングトランジスタがオンするタイミングを表す所定のセット信号に同期して、常にオフするように制御される第1の状態から、上記スイッチングトランジスタと相補的にオンするように制御される第2の状態に遷移し、もしくは、上記第2の状態から上記第1の状態に遷移することにより、上記同期整流用トランジスタがオフしているときに、上記第1の状態から上記第2の状態に遷移し、もしくは、上記第2の状態から上記第1の状態に遷移することを特徴とする請求項4乃至6のうちのいずれか1つに記載のスイッチングレギュレータ。
  8. 上記スイッチングレギュレータは、
    上記出力電圧を上記入力電圧と比較し、当該比較結果を示す電源切替信号を発生する比較器をさらに備え、
    上記同期整流用トランジスタは、上記セット信号の発生間隔が所定の発生間隔しきい値より長いときは、上記セット信号に関係なく、上記電源切替信号に基づいて、上記第1の状態から上記第2の状態に遷移し、もしくは、上記第2の状態から上記第1の状態に遷移することを特徴とする請求項7記載のスイッチングレギュレータ。
  9. 入力端子に接続された一端を有するコイルと、
    上記コイルの他端と接地との間に接続されたスイッチングトランジスタと、
    上記コイルと上記スイッチングトランジスタとの間の接続点と出力端子との間に接続された同期整流用トランジスタと、
    上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記接続点との間に接続された第1のバックゲートスイッチと、
    上記同期整流用トランジスタのバックゲートと上記出力端子との間に接続された第2のバックゲートスイッチと、
    上記入力端子を介して入力された入力電圧を所定の出力電圧に変換して上記出力端子から出力するように、上記スイッチングトランジスタ及び上記同期整流用トランジスタを制御するスイッチング制御回路と、
    上記第1及び第2のバックゲートスイッチを制御するバックゲート制御回路とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、
    上記バックゲート制御回路は、上記同期整流用トランジスタがオフしているときに、上記第2のバックゲートスイッチをオフからオンに切り替え、もしくはオンからオフに切り替えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
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