JP2012059655A - レンズおよびレンズの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配光パターンの形成に光源の発光部の形状を有効に利用することができ、且つ設計自由度の高いレンズを提供する。
【解決手段】投影レンズの入射面の形状を決定するため、まず第1発光点S1、第2発光点S2、および第1投影点r1を定義する。次に、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面SF1上の入射点Piへ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が入射点Piへ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、入射点Piにおける仮想入射面SF1の入射点法線ベクトルniを算出する。投影レンズの入射面は、複数の入射点Piにおいて算出された入射点法線ベクトルniを用いて定義される形状となるよう形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、レンズおよびレンズの製造方法に関し、特に、ある設計方法により決定された形状の入射面を持つレンズおよびレンズの製造方法に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子の開発が進み、その用途が拡大している。このような半導体発光素子は一般的に平面状の発光部を有する。ここで、このような光源の発光部の形状を有効に利用して所望の配光パターンを形成することが可能なレンズを得るため、入射面および出射面の各々に相互依存する多数のスパンポイントを定義することにより入射面および出射面の各々の形状を決定するレンズの設計方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。一方、まず入射面の形状を決定し、その後出射面の形状を決定する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
米国特許出願公開第2005/0086032号明細書 特開平3−174109号公報
上述の特許文献1に記載される技術では、入射面の形状と出射面の形状とが同時に決定される。しかしながら、例えばスペースやデザインを考慮して出射面の形状を決定するなどは困難であり、レンズ設計において高い設計自由度を実現するという観点では改善の余地がある。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、配光パターンの形成に光源の発光部の形状を有効に利用することができ、且つ設計自由度の高いレンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のレンズの製造方法は、第1発光点S1、第2発光点S2、および第1投影点r1を定義し、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面上の複数の入射点Piの各々へ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、複数の入射点Piの各々における仮想入射面の法線方向niを算出する工程と、複数の入射点Piにおいて算出された法線方向niを用いて仮想入射面の形状を定義する工程と、定義された仮想入射面の形状となるよう入射面を形成する工程と、を備える。
この態様によれば、レンズの入射面の形状をまず決定することができる。このため、例えばスペースやデザインを考慮して出射面の形状をその後決定することができるなど、レンズ設計において高い設計自由度を実現することができる。
第1発光点S1から発せられ複数の入射点Piの各々へ入射した光が出射される仮想出射面上の複数の第1出射点Po1の各々において、出射した光が第1投影点r1に投影されるよう仮想出射面の法線方向no1を算出し、第2発光点S2から発せられ複数の入射点Piの各々へ入射した光が出射される仮想出射面上の複数の第2出射点Po2の各々における仮想出射面の法線方向no2が、複数の第2出射点Po2の各々に対し光の入射源である入射点Piが共通する第1出射点Po1の法線方向no1と平行であるとして、複数の入射点Piの各々における仮想入射面の法線方向niを算出してもよい。
本来、光の入射源である入射点Piが共通しても、異なる2つの発光点から発せられた光がレンズを通過して出射する2つの出射点では、レンズ表面の法線方向が異なる可能性がある。しかしながらこの態様のように、2つの出射点におけるレンズ表面の法線方向を同じとみなすことにより、出射面の形状を決定することなく入射面の形状をまず決定することができる。
法線方向niを算出すべき、ある入射点Piの位置を定義し、その入射点Piを含み且つその入射点Piについて算出された法線方向niを持つ平面上に、法線方向niを算出すべき次の入射点Piの位置を定義する、という工程を繰り返すことにより、複数の入射点Piの各々の位置を定義してもよい。この態様によれば、複数の入射点Piの位置を簡易に定義することができる。このため、入射面の形状もまた簡易に決定することができる。
第1発光点S1および第2発光点S2は、光源の発光面における同一の端縁上に位置するよう定義され、第1投影点r1は、形成すべき投影像のカットオフライン上に位置するよう定義され、複数の入射点Piの各々における仮想入射面の法線方向niは、第2発光点S2から発せられた光が複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1からカットオフラインの延在方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう算出されてもよい。この態様によれば、発光面の端縁の投影像としてカットオフラインを形成することが可能なレンズを簡易に製造することができる。
本発明の別の態様は、レンズである。このレンズは、第1発光点S1、第2発光点S2、および第1投影点r1を定義し、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面上の複数の入射点Piの各々へ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、複数の入射点Piの各々における仮想入射面の法線方向niを算出し、複数の入射点Piにおいて算出された法線方向niを用いて定義される仮想入射面の形状となるよう形成された入射面を備える。
この態様によれば、レンズの入射面の形状をまず決定することができるため、高い設計自由度でレンズを設計することが可能となる。
本発明によれば、配光パターンの形成に光源の発光部の形状を有効に利用することができ、且つ設計自由度の高いレンズを提供することができる。
本実施形態に係る投影レンズを搭載した車両用灯具の構成を示す斜視図である。 車両用灯具の鉛直断面図である。 本実施形態に係る車両用灯具によって形成されるロービーム用配光パターンPLを示す図である。 第1発光点S1および第2発光点S2の定義方法を説明するための図である。 第1投影点r1および第2投影点r2の定義方法を説明するための図である。 入射点法線ベクトルniの算出方法を説明するための図である。 入射点法線ベクトルniを示す図である。 (a)は、ある入射点Piにおいて入射点法線ベクトルni(φ,θ)のφまたはθを変化させたときの、第2発光点S2から発せられた光がスクリーンに到達する点の軌跡を示すことにより、等φ線および等θ線の分布を表した図である。(b)は、ある別の入射点Piにおいて入射点法線ベクトルni(φ,θ)のφまたはθを変化させたときの、第2発光点S2から発せられた光がスクリーンに到達する点の軌跡を示すことにより、等φ線および等θ線の分布を表した図である。 複数の入射点Piの定義方法を説明するための図である。 (a)、(b)、(c)は、定義された仮想入射面SF1の形状に形成された投影レンズの一例の上面図、右側面図、および斜視図である。 本実施形態に係る投影レンズを用いて実際に形成されたHZ用配光パターンPL2の形状を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る投影レンズ14を搭載した車両用灯具10の構成を示す斜視図である。車両用灯具10は、光源ユニット12、投影レンズ14、およびリフレクタユニット16を有する。投影レンズ14は、第1レンズ部14aおよび第2レンズ部14bが一体的に形成され構成されている。図2は、この第1レンズ部14aの断面を含む車両用灯具10の鉛直断面図である。
光源ユニット12は、半導体発光素子20、基板22、およびヒートシンク24を有する。半導体発光素子20は、LED(Light Emitting Diode)を含む光源であり、矩形に形成された発光面を有する。本実施形態においては、発光面の長辺の長さは短辺の約4倍の長さとされている。なお、半導体発光素子20の発光面の形状がこの形状に限られないことは勿論である。例えば半導体発光素子20は、正方形に形成された発光面を有していてもよく、また、正方形に形成された発光面を各々が有する個別発光素子を一列または複数列に並べてユニット化されたものであってもよい。
半導体発光素子20は、発光面の長辺が水平となり、また、発光面が灯具前方より斜め下方に向くよう配置される。本実施形態では、半導体発光素子20の主光軸、すなわち発光面の垂線が灯具前方から下方に45度傾くように光源ユニット12が配置されている。なお、光源ユニット12の傾斜角度がこれに限られないことは勿論である。
半導体発光素子20は、実装基板(図示せず)を介してプリント回路基板である基板22の表面に実装される。基板22の裏面にはヒートシンク24が取り付けられている。ヒートシンク24は、半導体発光素子20によって発せられた熱を回収し放熱することによって半導体発光素子20を冷却する。
リフレクタユニット16は、半導体発光素子20の下方に配置される。リフレクタユニット16は、中央リフレクタ30、左リフレクタ32、および右リフレクタ34を含む。中央リフレクタ30は、半導体発光素子20の直下から、灯具前方に進むにしたがって下がるよう傾斜して配置される。左リフレクタ32は、中央リフレクタ30の左側において、中央リフレクタ30と同様に灯具前方に進むにしたがって下がるよう傾斜して配置される。右リフレクタ34は、中央リフレクタ30の右側において、同じく灯具前方に進むにしたがって下がるよう傾斜して配置される。
投影レンズ14は、半導体発光素子20より灯具前方に配置される。以下、入射面14cおよび出射面14dは、第1レンズ部14aの入射面および出射面を示すものとする。投影レンズ14は、入射面14cが半導体発光素子20の発光面に対向するよう配置される。半導体発光素子20から発せられた光は、入射面14cから入射し、出射面14dから出射して灯具前方に照射される。
図3は、本実施形態に係る車両用灯具10によって形成されるロービーム用配光パターンPLを示す図である。ロービーム用配光パターンPLは、第1カットオフラインCL1および第2カットオフラインCL2を有する。以下、水平線(以下、「H−H線」という)と、灯具前方の中央を通過する鉛直線(以下、「V−V線」という)との交点は「HV」として説明する。
第1カットオフラインCL1は、HVより右側において、H−H線上に延在する。第2カットオフラインCL2は、HVから左側において、HVから左上がりに傾斜するよう直線的に延在する。
ロービーム用配光パターンPLは、広域配光パターンPL1と、第1ホットゾーン用配光パターン(以下、「HZ用配光パターン」という)PL2と、中央配光パターンPL3とが重なり合うことによって形成される。広域配光パターンPL1は、半導体発光素子20によって発せられた光がリフレクタユニット16によって灯具前方に反射されることにより形成される。HZ用配光パターンPL2は、半導体発光素子20によって発せられた光が投影レンズ14の第1レンズ部14aによって集光され灯具前方に出射されることにより形成される。中央配光パターンPL3は、半導体発光素子20によって発せられた光が投影レンズ14の第2レンズ部14bによって集光され灯具前方に出射されることにより形成される。
広域配光パターンPL1は、H−H線から下方において水平方向に広がるよう形成される。中央配光パターンPL3は、H−H線から下方において、広域配光パターンPL1よりもV−V線寄りの狭い範囲において水平方向に広がるように形成される。広域配光パターンPL1および中央配光パターンPL3のうち、V−V線よりも右側の部分の上端によって第1カットオフラインCL1が形成される。このような広域配光パターンPL1を形成するリフレクタは公知であるため、リフレクタユニット16の構成についての説明は省略する。また、このような中央配光パターンPL3を形成するレンズもまた公知であるため、第2レンズ部14bの構成についての説明もまた省略する。
HZ用配光パターンPL2は、細長い矩形に形成される。HZ用配光パターンPL2は、右上のコーナー部がHVに位置し、第2カットオフラインCL2の傾斜方向と平行に傾斜して延在するよう形成される。したがってHZ用配光パターンPL2の上縁部によって第2カットオフラインCL2が形成される。
ここで、本実施形態では、半導体発光素子20の発光面の形状が、HZ用配光パターンPL2と同様に細長い矩形であることから、半導体発光素子20の発光面を光源像としてそのまま利用して車両前方に投影しHZ用配光パターンPL2を形成する。本実施形態では、こうした投影が可能な投影レンズ14の形状を決定するために、まず入射面14cの形状を決定する。その後、決定された入射面14cの形状を利用して出射面14dの形状を決定する。このように出射面14dの形状を決定する前に入射面14cの形状を決定することにより、スペースやデザインなどの設計条件に応じた出射面14dを決定することが可能となる。
このように入射面14cの形状を最初に決定するため、本実施形態では、まず発光面上に第1発光点S1および第2発光点S2を定義し、さらにロービーム用配光パターンPLを形成すべき仮想鉛直スクリーン(以下、「スクリーン」という)上に第1投影点r1を定義する。本実施形態に係るスクリーンは、半導体発光素子20から25m灯具前方において、灯具光軸と垂直且つ鉛直方向に延びるものをいう。ただし、スクリーンがこれに限られないことは勿論であり、例えば路面上をスクリーンと定義してもよい。
次に、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面SF1上の複数の入射点Piの各々へ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、複数の入射点Piの各々における仮想入射面SF1の入射点法線ベクトルniを算出する。最後に、複数の入射点Piにおいて算出された入射点法線ベクトルniを用いて仮想入射面SF1の形状を定義する。投影レンズ14における実際の入射面14cは、このように定義された仮想入射面SF1の形状となるよう形成される。
以下、この入射面14cの形状の設計方法について、図4〜図10に関連して詳細に説明する。
図4は、第1発光点S1および第2発光点S2の定義方法を説明するための図である。第1発光点S1および第2発光点S2は、半導体発光素子20の発光面20aにおける同一の端縁上に位置するよう定義される。具体的には、半導体発光素子20の右下のコーナー部が、投影レンズ14によって投影されてHZ用配光パターンPL2のHVのコーナー部となる。また、発光面20aの右下のコーナー部から水平に延びる下縁部が、投影レンズ14によって投影されてHZ用配光パターンPL2の第2カットオフラインCL2となる。このため、第1発光点S1の位置を、発光面20aのうちHVに対応する右下のコーナー部に定義する。次に第2発光点S2の位置を、第2カットオフラインCL2上に対応する下縁部上に定義する。
このとき第2発光点S2を、第1発光点S1から微小距離εだけ離れた位置に定義する。この微小距離εは、発光面20aの下縁部の半分以下の距離であり、例えば発光面20aの下縁部の100分の1程度の距離であってもよい。
こうして第1発光点S1および第2発光点S2は、同一の下縁部上に位置するよう定義される。なお、第1発光点S1および第2発光点S2が定義される位置がこれに限られないことは勿論であり、例えば第1発光点S1がコーナー部以外の縁部に位置するよう定義されてもよい。また、第1発光点S1および第2発光点S2が他の縁部上に位置するよう定義されてもよい。
図5は、第1投影点r1および第2投影点r2の定義方法を説明するための図である。第1投影点r1は、形成すべきHZ用配光パターンPL2の第2カットオフラインCL2上に位置するよう定義される。本実施形態では、第1発光点S1を発光面20aのコーナー部上に定義しているため、第1投影点r1は第2カットオフラインCL2の右端部、すなわちHV上に定義される。
第2投影点r2は、第1投影点r1から第2カットオフラインCL2の延在方向に位置するよう定義される。これにより第2投影点r2は、第2カットオフラインCL2上に定義される。第2カットオフラインCL2の傾斜角度θcは、H−H線に対し15度とされている。なお、第2カットオフラインCL2の傾斜角度θcがこの角度に限定されないことは勿論である。
このとき第2投影点r2は、第2カットオフラインCL2上且つHV近傍ということだけが決められ、この時点では詳細な位置は定義されない。第1発光点S1が第1投影点r1に投影され、第2発光点S2が第2カットオフラインCL2上且つHV近傍に投影されれば、発光面20aの投影像によってHZ用配光パターンPL2を概ね形成することができるからである。
図6は、入射点法線ベクトルniの算出方法を説明するための図である。まず、任意の位置に入射点Piを定義する。この入射点Piは、入射面14cが位置すると概ね想定される仮想入射面SF1上に定義される。
ここで、図7に示すように、入射点Piにおける仮想入射面SF1の単位法線ベクトルである入射点法線ベクトルniの方向を極座標(φ,θ)で表現する。以下、「ベクトル」とは、方向のみを表すための単位ベクトルを示すものとする。投影レンズ14を形成する材料の屈折率と、第1発光点S1から入射点Piへ向かう第1入射ベクトルq10(φ,θ)と、入射点法線ベクトルni(φ,θ)とを用いて、入射点Piからの光の進行方向である第1透過ベクトルq11(φ,θ)を表すことができる。
ここで、第1透過ベクトルq11の先端が仮想出射面SF2上にあると仮定すると、第1透過ベクトルq11(φ,θ)の先端が、投影レンズ14から光が出射する第1出射点Po1となる。なお、投影レンズ14の厚みは第1透過ベクトルq11の長さよりも長いが、投影レンズ14の大きさに対してHZ用配光パターンPL2は非常に大きく、第1透過ベクトルq11の先端が仮想出射面SF2上にあると仮定しても入射面14cの形状の決定に特に問題とはならない。なお、仮想出射面SF2の位置は第1透過ベクトルq11の先端に限られず、第1透過ベクトルq11の先端よりも入射点Piから遠くに仮想出射面SF2が存在すると仮定してもよい。このとき、想定される投影レンズ14の厚みを考慮して入射点Piから仮想出射面SF2への距離が設定されてもよい。
第1出射点Po1から出射される光は第1投影点r1へと向かうことから、第1出射点Po1から第1投影点r1へ向かう単位ベクトルが第1出射ベクトルq12となる。このため、投影レンズ14を形成する材料の屈折率と、第1透過ベクトルq11(φ,θ)と、第1出射ベクトルq12(φ,θ)とを用いて、第1出射点Po1における仮想出射面SF2の単位法線ベクトルである第1出射点法線ベクトルno1(φ,θ)を表すことができる。
次に、投影レンズ14を形成する材料の屈折率と、第2発光点S2から入射点Piに向かう第2入射ベクトルq20(φ,θ)と、入射点法線ベクトルni(φ,θ)とを用いて、入射点Piからの光の進行方向である第2透過ベクトルq21(φ,θ)を表すことができる。
このとき再び、第2透過ベクトルq21の先端が仮想出射面SF2上にあると仮定し、第2透過ベクトルq21の先端を、投影レンズ14から光が出射する第2出射点Po2とする。ここで、第1発光点S1と第2発光点S2との間隔は微小であり第1出射点Po1と第2出射点Po2との間隔も微小であることから、第2出射点Po2における仮想出射面SF2の単位法線ベクトルである第2出射点法線ベクトルno2が、光の入射源である入射点Piが第2出射点Po2と共通する第1出射点Po1の第1出射点法線ベクトルno1と平行、すなわち第2出射点法線ベクトルno2が第1出射点法線ベクトルno1と同一であるとみなす。
このため、第2透過ベクトルq21(φ,θ)と、投影レンズ14を形成する材料の屈折率と、第1出射点法線ベクトルno1(φ,θ)とを用いて、第2出射ベクトルq22(φ,θ)を表すことができる。第2出射点Po2から出射される光は第2投影点r2へと向かうことから、第2出射点Po2から第2投影点r2へ向かう単位ベクトルが第2出射ベクトルq22(φ,θ)となる。
図8(a)は、ある入射点Piにおいて入射点法線ベクトルni(φ,θ)のφまたはθを変化させたときの、第2発光点S2から発せられた光がスクリーンに到達する点の軌跡を示すことにより、等φ線および等θ線の分布を表した図である。図8(b)は、ある別の入射点Piにおいて入射点法線ベクトルni(φ,θ)のφまたはθを変化させたときの、第2発光点S2から発せられた光がスクリーンに到達する点の軌跡を示すことにより、等φ線および等θ線の分布を表した図である。具体的には、図8(a)は、入射点Pi(0,10,10)における等φ線と等θ線の分布を示している。双方の図は、共に実線が等φ線を表し、破線が等θ線を表す。また、図8(b)は、入射点Pi(0,10,10)における等φ線と等θ線の分布を示している。この入射点Piの座標は、第1発光点S1を原点とした座標であり、単位はミリメートとなっている。
これらの等φ線および等θ線は、図7に関連して説明した入射点法線ベクトルni(φ,θ)と第2出射ベクトルq22(φ,θ)との関係に基づいて図示されている。例えば、入射点法線ベクトルni(φ,θ)のφを一定にしてθを変化させたときの第2出射ベクトルq22とスクリーンの交点をプロットすることにより、その値のφでの等φ線が表される。このように様々なφの値について、θを変化させたときの等φ線をスクリーン上に表すことができる。同様に、様々なθの値について、φを変化させたときの等θ線をスクリーン上に表すことができる。
図8(a)、図8(b)におけるラインL1、ラインL2は、HVから第2カットオフラインCL2の延在方向に延びるラインを示している。なお、図8(a)および図8(b)は、スクリーンを灯具後方に見ているため、ラインL1およびラインL2の傾斜方向は、図3や図5に示す第2カットオフラインCL2の傾斜方向と逆方向となっている。
第2出射ベクトルq22(φ,θ)が遠方のスクリーンと交差する点の位置は、入射点Piの座標と入射点法線ベクトルni(φ,θ)の値により様々に変動する。このため、例えばPi(0,10,10)であればラインL1上の座標(φ,θ)のいずれかを、Pi(0,10,0)であればラインL2上の座標(φ,θ)のいずれかを、入射点法線ベクトルni(φ,θ)として決定する。こうして、第2発光点S2から、決定された入射点法線ベクトルni(φ,θ)を仮想入射面SF1の入射点Piにおいて持つ単位面積の面(面素)を通過し、さらに第2出射点Po2から出射された光は、第2カットオフラインCL2上の第2投影点r2に投影される。
なお、ラインL1やラインL2上の座標(φ,θ)は複数存在する。ここで、どの座標に決定するかは、例えば、θを所定値としてφを決定する、φを所定値としてθの解を求め、θの解が複数存在する場合は値が最小の(または最大の)方を選択してθを決定する、θまたはφの値を入射点Piの座標に応じて変化させ、所定条件を満たすφおよびθを決定する、などの方法で、入射点法線ベクトルni(φ,θ)として採用する座標(φ,θ)を決定する。
図9は、複数の入射点Piの定義方法を説明するための図である。上記までは、単一の入射点Piについての入射点法線ベクトルni(φ,θ)の算出方法について説明したが、これを複数の入射点Piについて同様に実施し、各々の入射点Piについて入射点法線ベクトルni(φ,θ)を算出する。ここで、滑らかな仮想入射面SF1の形状を定義するために、以下の手法で、入射点法線ベクトルni(φ,θ)の算出対象となる次の入射点Piを決定する。
まず、入射点法線ベクトルniを算出すべき、ある最初の入射点Piの位置を定義し、上述の方法でその入射点Piにおける入射点法線ベクトルni(φ,θ)を算出する。次に、その入射点Piを含み且つその入射点Piについて算出された入射点法線ベクトルniを持つ平面上に、入射点法線ベクトルni(φ,θ)を算出すべき次の入射点Piの位置を定義する。この工程を繰り返すことにより、複数の入射点Piの各々の位置を定義する。
図9に示す例では、入射点Pi0について、まず入射点法線ベクトルni0(φ,θ)を算出する。次に、入射点Pi0を含み且つ入射点法線ベクトルni0(φ,θ)を持つ平面F0上に入射点Pi11を定義し、この入射点Pi11について入射点法線ベクトルni11(φ,θ)を算出する。このとき入射点Pi0と入射点Pi11との間隔は、任意に設定できる。この間隔が大きいほど精度は落ちるが計算は簡易となり、逆にこの間隔が小さいほど計算の負荷が大きくなるが精度が向上する。さらに入射点Pi11を含み且つ入射点法線ベクトルni11(φ,θ)を持つ平面F11上に入射点Pi12を定義する。
一方、これではライン状にしか入射点Piを定義することができない。このため、平面F0上に、入射点Pi11とは別に入射点Pi21を定義し、この入射点Pi21について入射点法線ベクトルni21(φ,θ)を算出する。さらに入射点Pi21を含み且つ入射点法線ベクトルni21(φ,θ)を持つ平面F21上に入射点Pi22を定義する。このような工程を繰り返すことにより、広範囲に広がる複数の入射点Piの位置を仮想出射面SF2上に定義することができる。
図10(a)、図10(b)、図10(c)は、定義された仮想入射面SF1の形状に形成された投影レンズ14の一例の上面図、右側面図、および斜視図である。このように上述の方法を用いて投影レンズ14の形状を決定することができる。
なお、仮想入射面SF1の形状を決定するために、算出された複数の入射点Piの位置と、各々の入射点Piにおいて算出された入射点法線ベクトルni(φ,θ)とを用いてカーブフィッティングを実行してもよい。このようなカーブフィッティングの方法は公知であるため説明を省略する。また、第1発光点S1から発せられた光が第1投影点r1に投影されるような出射面14dの形状は、入射面14cの形状が決定されていれば、その入射面14cの形状に基づいて決定することができる。このように入射面14cの形状に基づいた出射面14dの形状の決定方法は公知であるため説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る投影レンズ14を用いて実際に形成されたHZ用配光パターンPL2の形状を示す図である。破線は目標とするHZ用配光パターンPL2の形状を示し、実線は、上記方法によって定義された形状の入射面14cを有する投影レンズ14によって発光面20aが投影されて形成されたHZ用配光パターンPL2を示している。実際のHZ用配光パターンPL2はコーナー部が非直角となるが、第2カットオフラインCL2はほぼ目標通りに形成することができている。
また、上記のように、スクリーン上におけるHVに対応する発光面20aの右下コーナー部に第1発光点S1を定義することによって、HV付近に強い集光部を設けることができる。このため、適切なロービーム用配光パターンPLを形成する車両用灯具10を提供することができる。また、第1発光点S1を、発光面20aの右下コーナー部から離れた下端部に定義することにより、第2カットオフラインCL2のうち第1発光点S1に対応する箇所に強い集光部を設け、左右端部に近づくほど緩やかに暗部に移行する第2カットオフラインCL2を形成する車両用灯具10を提供することができる。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そのような例をあげる。
ある変形例ではリフレクタユニット16が削除され、これに代えて広域配光パターンPL1を形成するためのレンズが設けられる。このレンズは、HZ用配光パターンPL2を形成するためのレンズと一体的に設けられてもよく、別体に設けられていてもよい。これにより、光源ユニット12とレンズのみによって、ロービーム用配光パターンPLを形成することが可能となる。
10 車両用灯具、 12 光源ユニット、 14 投影レンズ、 14c 入射面、 14d 出射面、 16 リフレクタユニット、 20 半導体発光素子、 22 基板。

Claims (5)

  1. 第1発光点S1、第2発光点S2、および第1投影点r1を定義し、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面上の複数の入射点Piの各々へ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が前記複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、前記複数の入射点Piの各々における前記仮想入射面の法線方向niを算出する工程と、
    前記複数の入射点Piにおいて算出された法線方向niを用いて前記仮想入射面の形状を定義する工程と、
    定義された前記仮想入射面の形状となるよう入射面を形成する工程と、
    を備えることを特徴とするレンズの製造方法。
  2. 第1発光点S1から発せられ前記複数の入射点Piの各々へ入射した光が出射される仮想出射面上の複数の第1出射点Po1の各々において、出射した光が第1投影点r1に投影されるよう前記仮想出射面の法線方向no1を算出し、
    第2発光点S2から発せられ前記複数の入射点Piの各々へ入射した光が出射される前記仮想出射面上の複数の第2出射点Po2の各々における前記仮想出射面の法線方向no2が、複数の第2出射点Po2の各々に対し光の入射源である入射点Piが共通する第1出射点Po1の法線方向no1と平行であるとして、前記複数の入射点Piの各々における前記仮想入射面の法線方向niを算出することを特徴とする請求項1に記載のレンズの製造方法。
  3. 法線方向niを算出すべき、ある入射点Piの位置を定義し、その入射点Piを含み且つその入射点Piについて算出された法線方向niを持つ平面上に、法線方向niを算出すべき次の入射点Piの位置を定義する、という工程を繰り返すことにより、前記複数の入射点Piの各々の位置を定義することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズの製造方法。
  4. 第1発光点S1および第2発光点S2は、光源の発光面における同一の端縁上に位置するよう定義され、
    第1投影点r1は、形成すべき投影像のカットオフライン上に位置するよう定義され、
    前記複数の入射点Piの各々における前記仮想入射面の法線方向niは、第2発光点S2から発せられた光が前記複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から前記カットオフラインの延在方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう算出されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のレンズの製造方法。
  5. 第1発光点S1、第2発光点S2、および第1投影点r1を定義し、第1発光点S1から発せられた光が仮想入射面上の複数の入射点Piの各々へ入射して第1投影点r1に投影され、第2発光点S2から発せられた光が前記複数の入射点Piの各々へ入射して、第1投影点r1から所定の方向に位置する第2投影点r2に投影されるよう、前記複数の入射点Piの各々における前記仮想入射面の法線方向niを算出し、前記複数の入射点Piにおいて算出された法線方向niを用いて定義される前記仮想入射面の形状となるよう形成された入射面を備えることを特徴とするレンズ。
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