JP2003281200A - 車両用灯具の解析方法、及び解析システム - Google Patents

車両用灯具の解析方法、及び解析システム

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JP2003281200A
JP2003281200A JP2002079351A JP2002079351A JP2003281200A JP 2003281200 A JP2003281200 A JP 2003281200A JP 2002079351 A JP2002079351 A JP 2002079351A JP 2002079351 A JP2002079351 A JP 2002079351A JP 2003281200 A JP2003281200 A JP 2003281200A
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analysis parameter
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lamp
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Akio Nakanishi
昭夫 中西
Hidenori Otsuka
秀憲 大塚
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
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    • G06F30/15Vehicle, aircraft or watercraft design
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/23Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2119/00Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
    • G06F2119/08Thermal analysis or thermal optimisation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくとも高精度で、且つスピーディ
に解析を行うことが可能な車両用灯具の解析方法、及び
解析システムを提供する。 【解決手段】 車両用灯具の解析方法は、(1)車両用
灯具のCADデータから解析を行う領域を表す点群デー
タを生成する点群データ生成ステップと、(2)解析に
必要な解析パラメータを記憶装置から抽出する解析パラ
メータ抽出ステップと、(3)解析パラメータの入力を
受け付ける解析パラメータ受付ステップと、(4)生成
された点群データ及び受け付けられた解析パラメータに
基づいて、車両用灯具の構造に対応したプログラムに従
って解析を実行する解析実行ステップと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いた車両用灯具の解析方法、及び解析システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上で車両用灯具の熱
解析を行う際には、熟練者が自らCADデータを解析に
使えるよう種々の工程を経て簡易化し、メッシュを切っ
てメッシュモデルを作成して、これに解析パラメータを
与えて解析を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、CADデータから解析に用いられる
メッシュモデルを作成するまでの工数が非常に多かった
ため、解析に時間がかかる一因となっていた。また、解
析パラメータの設定は解析精度に影響するものである
が、この解析パラメータの設定は熟練者においても難し
い作業であるため、熟練者でない者が解析を行うときに
はその難易度が増し、解析スピードの低下や解析精度の
低下を招くおそれがあった。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、熟練者でなくとも高精度で、且つ
スピーディに解析を行うことが可能な車両用灯具の解析
方法、及び解析システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用灯具
の解析方法は、(1)車両用灯具のCADデータから解
析を行う領域を表す点群データを生成する点群データ生
成ステップと、(2)解析に必要な解析パラメータを記
憶装置から抽出する解析パラメータ抽出ステップと、
(3)解析パラメータの入力を受け付ける解析パラメー
タ受付ステップと、(4)生成された点群データ及び受
け付けられた解析パラメータに基づいて、車両用灯具の
構造に対応したプログラムに従って解析を実行する解析
実行ステップと、を備える。
【0006】この方法では、CADデータから解析を行
う領域を表す点群データを生成し、これを解析モデル用
のデータとして用いていることができる。従って、熟練
者が種々の工程を経てCADデータの簡易化を行ってい
た従来の方法と比べて、簡易化を容易且つスピーディに
行うことができる。また、解析パラメータを記憶装置か
ら抽出するようにしているため、熟練者が最適なパラメ
ータを記憶装置に予め記憶させておくことで、熟練者で
ない者であってもこの解析パラメータを利用して精度の
高い解析を行うことができる。更に、車両用灯具の構造
に対応したプログラムに従って解析を行うことができる
ため、より精度の高い解析を行うことができる。
【0007】本発明に係る車両用灯具の解析方法は、記
憶装置から抽出した解析パラメータを表示させる解析パ
ラメータ表示ステップを更に備えることができる。この
ようにすれば、使用する解析パラメータを確認すること
ができる。
【0008】本発明に係る車両用灯具の解析方法におい
て、解析パラメータ受付ステップでは、解析パラメータ
表示ステップで表示された解析パラメータ、あるいはこ
れに基づいて修正された解析パラメータを受け付けるこ
とができる。このようにすれば、解析パラメータの修正
が必要なときは、解析パラメータを修正することができ
る。そして、この修正においては表示された解析パラメ
ータに基づいて修正することができるため、解析の精度
は高く維持することができる。更に、このように解析パ
ラメータの修正を容易に行うことができるため、異なる
解析パラメータを利用して複数の解析結果を得ること
で、複数案の検討を容易に行うことができる。
【0009】本発明に係る車両用灯具の解析方法は、解
析の結果を表示する結果表示ステップを更に備えること
ができる。このようにすれば、解析の結果を確認するこ
とができる。
【0010】本発明に係る車両用灯具の解析方法は、車
両用灯具の解析として熱解析を行うのに好適である。
【0011】本発明に係る車両用灯具の解析システム
は、(1)車両用灯具のCADデータから解析を行う領
域を表す点群データを生成する点群データ生成手段と、
(2)解析に必要な解析パラメータを記憶装置から抽出
する解析パラメータ抽出手段と、(3)解析パラメータ
の入力を受け付ける解析パラメータ受付手段と、(4)
生成された点群データ及び受け付けられた解析パラメー
タに基づいて、車両用灯具の構造に対応したプログラム
に従って解析を実行する解析実行手段と、を備える。
【0012】本発明に係る車両用灯具の解析システム
は、記憶装置から抽出した解析パラメータを表示させる
解析パラメータ表示手段を更に備えることができる。
【0013】本発明に係る車両用灯具の解析システムに
おいて、解析パラメータ受付手段は、解析パラメータ表
示手段により表示された解析パラメータ、あるいはこれ
に基づいて修正された解析パラメータを受け付けること
ができる。
【0014】本発明に係る車両用灯具の解析システム
は、解析の結果を表示する結果表示手段を更に備えるこ
とができる。
【0015】本発明に係る車両用灯具の解析システム
は、車両用灯具の解析として熱解析を行うのに好適であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面と共に本発明
の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明
において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を
省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ず
しも一致していない。
【0017】まず、本発明の具体的な実施形態について
説明する前に、車両用灯具について説明する。図1は、
車両用灯具の構成の一例を示す斜視図である。また、図
2は、図1に示す車両用灯具の断面を模式的に示す図で
ある。
【0018】この車両用灯具10は、例えば自動車のテ
ールランプなどの標識灯に適用されるものであり、図1
及び図2に示すように、ボディ12とレンズ14と光源
バルブ16とを備えている。ボディ12の内面はアルミ
が蒸着されており、光源バルブ16からの光を反射する
リフレクタ18として機能している。
【0019】本発明に係る車両用灯具の解析方法、及び
解析システムは、上記に例示したような構成を備える車
両用灯具の特性をコンピュータ上で解析するためのもの
である。以下、その具体的な実施形態について説明す
る。
【0020】図3は、本実施形態に係る車両用灯具の熱
解析システムの構成を示すブロック図である。図3に示
すように、熱解析システム20は、種々のデータを記憶
したデータベース30と、種々の演算処理を行う演算処
理装置40と、表示装置50と、入力装置60と、を備
えている。
【0021】データベース30は、車両用灯具(以下、
単に灯具ともいう)のCADデータを記憶するCADデ
ータ記憶部31と、熱解析に必要な解析パラメータを記
憶する解析パラメータ記憶部(記憶装置)32と、熱解
析の結果を記憶する解析結果記憶部33とを有してい
る。
【0022】CADデータ記憶部31には、複数の灯具
のCADデータが構造別に分類されて記憶されている。
解析パラメータ記憶部32には、灯具の形状に関する解
析パラメータや、灯具を構成する各部品の属性に関する
解析パラメータや、規格に関する解析パラメータや、モ
デリングに関する解析パラメータが記憶されている。形
状に関する解析パラメータとしては、ボディ抜き方向、
ランプの光軸方向、光源バルブ取付方向、及びフィラメ
ント方向などが挙げられる。属性に関する解析パラメー
タとしては、レンズ肉厚、レンズ材質、レンズ熱伝導
率、レンズ色、ボディ肉厚、ボディ材質、ボディ熱伝導
率、及びリフレクタ表面処理などが挙げられる。規格に
関する解析パラメータとしては、作動条件、点灯電圧、
雰囲気温度、及び送風の有無などが挙げられる。モデリ
ングに関する解析パラメータとしては、メッシュ粗さな
どが挙げられる。これらの解析パラメータは、様々の構
造の灯具の熱解析ができるように、熟練者が予め生成し
て記憶させておいた最適なパラメータである。
【0023】解析結果記憶部33には、複数の灯具につ
いての熱解析の結果が記憶されている。
【0024】演算処理装置40は、CAD画像生成部4
1と、点群データ生成部(点群データ生成手段)42
と、解析パラメータ取得部(解析パラメータ抽出手段、
解析パラメータ受付手段)43と、熱解析実行部(解析
実行手段)44とを有している。
【0025】CAD画像生成部41は、CADデータ記
憶部31から読み出した灯具のCADデータに基づい
て、灯具の3次元CAD画像を生成する。そして、生成
した3次元CAD画像を表示装置50に表示させるため
の信号を生成する。なお、表示装置50に表示された3
次元CAD画像は、入力装置60から入力される情報に
基づいて修正することができ、CAD画像生成部41
は、この修正情報に基づいてCADデータを修正する。
【0026】点群データ生成部42は、CADデータ記
憶部31から読み出した灯具のCADデータ、あるいは
CAD画像生成部31で修正されたCADデータに基づ
いて、熱解析を行う領域を表す点群データを自動生成す
る。より詳細には、CADデータからボディ及びレンズ
内面を取り出して熱解析を行うための閉空間領域を特定
し、この領域の外形を3次元座標で表される複数の点で
表して、これら複数の点から構成される点群データをテ
キストファイル形式で生成する。
【0027】解析パラメータ取得部43は、その灯具の
熱解析に必要な解析パラメータを、データベース30の
解析パラメータ記憶部32から自動抽出する。そして、
抽出した解析パラメータを表示する表示画面(図7参
照)を表示装置50に表示させるための信号を生成す
る。この表示画面は、抽出した解析パラメータをデフォ
ルトとして初期値で表示するものであり、この初期値と
して表示された解析パラメータは、入力装置60から入
力される情報に基づいて修正可能に構成されている。よ
って、解析パラメータ取得部43は、解析パラメータの
修正がなかったときは初期値としてのパラメータを、修
正があったときは修正後のパラメータを、解析パラメー
タとして受け付けて、解析パラメータをテキストファイ
ル形式で取得する。
【0028】熱解析実行部44は、記憶部45と演算部
46とを含んでいる。記憶部45には、灯具の構造に応
じた複数の熱解析用のプログラムが記憶されている。例
えば、標識灯であるか前照灯であるか、単一構造である
か複合構造であるか、標識灯であれば更に直射タイプで
あるか反射タイプであるかなど、細かく分類された構造
ごとに複数の熱解析用のプログラムが記憶されている。
これらのプログラムは、様々の構造の灯具の熱解析がで
きるように、熟練者が予め生成して記憶させておいたも
のである。演算部46は、点群データ生成部42におい
て生成された点群データ及び解析パラメータ取得部43
において受け付けられた解析パラメータに基づいて、当
該灯具の構造に対応した解析プログラムに従って熱解析
を実行する。そして、熱解析の結果を表示装置50に表
示させるための信号を生成する。
【0029】表示装置50としては、例えば、CRTデ
ィスプレイや液晶ディスプレイなどを用いることがで
き、入力装置60としては、例えば、マウスなどのポイ
ンティングデバイスやキーボードなどを用いることがで
きる。
【0030】次に、上記した構成の熱解析システム20
を用いた本実施形態に係る熱解析方法について、図4の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0031】まず、CAD画像生成部41は、入力装置
60を介した設計者からの指示に基づいて、CADデー
タ記憶部41から一の灯具のCADデータを読み出し、
当該灯具の3次元CAD画像を生成する。そして、生成
した3次元CAD画像を表示装置50に表示させるため
の信号を生成し、表示装置50は、その信号に基づい
て、図5に示すように当該灯具の3次元CAD画像を表
示する。このとき、設計者は、表示装置50に表示され
た3次元CAD画像を入力装置60を介して修正するこ
とができ、CAD画像生成部41は、入力装置60を介
して入力される修正情報に基づいて、CADデータを修
正する。
【0032】次に、表示装置50に表示された灯具の熱
解析を開始するときは、入力装置60を介して表示装置
50に表示された画面上にある熱解析スタートボタン5
1をクリックする。すると、点群データ生成部42は、
CADデータ記憶部31から読み出した灯具のCADデ
ータ、あるいはCAD画像生成部41で修正されたCA
Dデータに基づいて、図6に示すように、熱解析を行う
領域を表す点群データを生成する。より詳細には、CA
Dデータからボディ及びレンズ内面を取り出して熱解析
を行うための閉空間領域を特定し、この領域の外形を3
次元座標で表される複数の点で表して、これら複数の点
から構成される点群データをテキストファイル形式で生
成する(点群データ生成ステップ:ステップS1)。
【0033】これと同時に、解析パラメータ取得部43
は、その灯具の品番を基に熱解析に必要な解析パラメー
タを、データベース30の解析パラメータ記憶部32か
ら抽出する(解析パラメータ抽出ステップ:ステップS
2)。そして、抽出した解析パラメータを表示する表示
画面を表示装置50に表示させるための信号を生成し、
表示装置50は、図7に示すように、この信号に基づい
て表示画面を表示する(解析パラメータ表示ステップ:
ステップS3)。これにより、設計者は解析パラメータ
を確認することができる。この表示画面は、解析パラメ
ータ記憶部32から抽出した解析パラメータをデフォル
トとして初期値で表示しており、この初期値として表示
された解析パラメータは、入力装置60から入力される
情報に基づいて修正可能である。
【0034】次に、設計者が図7に示す表示画面中の解
析実行ボタン52をクリックすることにより、解析パラ
メータ取得部43は、解析パラメータの修正がなかった
ときは初期値としてのパラメータを、修正があったとき
は修正後のパラメータを、解析パラメータとして受け付
けて、解析パラメータをテキストファイル形式で取得す
る(解析パラメータ受付ステップ:ステップS4)。
【0035】次に、熱解析実行部44は、記憶部45に
記憶された複数のプログラムの中から当該灯具の構造に
対応した解析プログラムを選択する。そして、演算部4
6において、点群データ生成部42で生成された点群デ
ータ、及び解析パラメータ取得部で受け付けられた解析
パラメータに基づいて、選択されたプログラムに従って
熱解析を実行する(解析実行ステップ:ステップS
5)。
【0036】次に、熱解析実行部44は、熱解析の結果
としての温度分布を、例えば色彩の濃度分布で表し、こ
れを表示装置50に表示させるための信号を生成する。
表示装置50は、図8に示すように、この信号に基づい
て解析結果を表示する(結果表示ステップ:ステップS
6)。これにより、設計者は解析結果を確認することが
できる。そして、熱解析実行部44は設計者の指示によ
り最新の解析結果を解析結果記憶部33に保存する。
【0037】次に、本実施形態に係る熱解析方法及び熱
解析システムの作用及び効果について説明する。
【0038】本実施形態では、点群データ生成部42に
おいて灯具のCADデータから解析を行う領域を表す点
群データを自動生成し、これを解析モデル用のデータと
して用いることができる。従って、熟練者が種々の工程
を経て簡易化を行っていた従来の方法と比べて、CAD
データの簡易化を容易、且つスピーディに行うことがで
きる。また、解析パラメータをデータベース30の解析
パラメータ記憶部32から抽出するようにしているた
め、熟練者が最適なパラメータを解析パラメータ記憶部
に予め記憶させておくことで、熟練者でない者であって
もこの解析パラメータを利用して精度の高い解析を容易
に行うことができる。更に、熟練者が予め作成しておい
た車両用灯具の構造に対応したプログラムに従って解析
を行うことができるため、より精度の高い解析を行うこ
とが可能となる。その結果、解析の熟練者でない設計者
でも精度の高い熱解析を簡易に行うことができるように
なり、解析の結果に基づいてその都度CADデータの修
正を行うことが可能となって、灯具の開発期間の短縮を
図ることが可能となる。
【0039】また本実施形態では、解析パラメータ取得
部43は解析パラメータ記憶部32から抽出され表示装
置50に表示された解析パラメータ、あるいはこれに基
づいて修正された解析パラメータを受け付けることがで
きるため、解析パラメータの修正が必要なときは、解析
パラメータを修正することが可能となる。そして、この
修正は表示装置50に表示された解析パラメータに基づ
いて行うことができるため、解析の精度は高く維持する
ことができる。更に、このように解析パラメータの修正
を容易に行うことができるため、異なる解析パラメータ
を利用して複数の解析結果を得ることで、複数案の検討
を容易に行うことが可能となる。
【0040】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れることなく、種々の変更が可能である。
【0041】例えば、上記した実施形態では灯具として
標識灯の解析について説明したが、本発明は前照灯など
他の構造の灯具の解析についても適用することができ
る。
【0042】また、上記した実施形態では解析パラメー
タ記憶部32から抽出した解析パラメータを表示装置5
0に表示してから解析を実行していたが、解析パラメー
タの確認や修正が全く必要ない場合は、解析パラメータ
記憶部32から抽出した解析パラメータを解析パラメー
タ取得部43において直接受け付け、解析を実行するよ
うにしてもよい。
【0043】また、上記した実施形態では灯具の熱解析
を行う場合について説明したが、本発明は構造解析など
他の解析についても適用することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、熟練者でなくとも高精
度で、且つスピーディに解析を行うことが可能な車両用
灯具の解析方法、及び解析システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用灯具の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す車両用灯具の断面を模式的に示す図
である。
【図3】本実施形態に係る熱解析システムの構成を示す
ブロック図である。
【図4】本実施形態に係る熱解析方法を示すフローチャ
ートである。
【図5】CADデータに基づいて画面上に車両用灯具が
表示されている様子を示す図である。
【図6】CADデータに基づいて生成された熱解析を行
う領域の外形を表す点群データが画面上に表示されてい
る様子を示す図である。
【図7】解析パラメータの表示画面を示す図である。
【図8】熱解析の結果が画面上に表示されている様子を
示す図である。
【符号の説明】
20…熱解析システム、30…データベース、31…C
ADデータ記憶部、32…解析パラメータ記憶部、33
…解析結果記憶部、40…演算処理装置、41…CAD
画像生成部、42…点群データ生成部、43…解析パラ
メータ取得部、44…熱解析実行部、45…記憶部、4
6…演算部、50…表示装置、60…入力装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用灯具のCADデータから解析を行
    う領域を表す点群データを生成する点群データ生成ステ
    ップと、 解析に必要な解析パラメータを記憶装置から抽出する解
    析パラメータ抽出ステップと、 解析パラメータの入力を受け付ける解析パラメータ受付
    ステップと、 生成された前記点群データ及び受け付けられた前記解析
    パラメータに基づいて、前記車両用灯具の構造に対応し
    たプログラムに従って解析を実行する解析実行ステップ
    と、を備える車両用灯具の解析方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置から抽出した解析パラメー
    タを表示させる解析パラメータ表示ステップを更に備え
    る請求項1に記載の車両用灯具の解析方法。
  3. 【請求項3】 前記解析パラメータ受付ステップでは、
    前記解析パラメータ表示ステップで表示された解析パラ
    メータ、あるいはこれに基づいて修正された解析パラメ
    ータを受け付ける請求項2に記載の車両用灯具の解析方
    法。
  4. 【請求項4】 解析の結果を表示する結果表示ステップ
    を更に備える請求項1〜3のいずれかに記載の車両用灯
    具の解析方法。
  5. 【請求項5】 前記車両用灯具の解析として熱解析を行
    う請求項1〜4のいずれかに記載の車両用灯具の解析方
    法。
  6. 【請求項6】 車両用灯具のCADデータから解析を行
    う領域を表す点群データを生成する点群データ生成手段
    と、 解析に必要な解析パラメータを記憶装置から抽出する解
    析パラメータ抽出手段と、 解析パラメータの入力を受け付ける解析パラメータ受付
    手段と、 生成された前記点群データ及び受け付けられた前記解析
    パラメータに基づいて、前記車両用灯具の構造に対応し
    たプログラムに従って解析を実行する解析実行手段と、 を備える車両用灯具の解析システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置から抽出した解析パラメー
    タを表示させる解析パラメータ表示手段を更に備える請
    求項6に記載の車両用灯具の解析システム。
  8. 【請求項8】 前記解析パラメータ受付手段は、前記解
    析パラメータ表示手段により表示された解析パラメー
    タ、あるいはこれに基づいて修正された解析パラメータ
    を受け付ける請求項7に記載の車両用灯具の解析システ
    ム。
  9. 【請求項9】 解析の結果を表示する結果表示手段を更
    に備える請求項6〜8のいずれかに記載の車両用灯具の
    解析システム。
  10. 【請求項10】 前記車両用灯具の解析として熱解析を
    行う請求項6〜9のいずれかに記載の車両用灯具の解析
    システム。
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