JP2012055417A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
機器の稼働時間及び休止時間を配慮し、経年劣化を伴う部品の保守点検にも対応した保守作業や修理作業を支援する制御装置を有する電気機器を提供する事。
【解決手段】
保守点検の時期を報知する機能を有する電気機器において、電気機器は、各部を制御する制御装置と、制御装置と接続され機器の状態や制御に関する情報を記憶する記憶部と、制御部に接続され機器の状態を報知する報知部と、制御装置に接続され機器の各部の状態を検知する安全装置を有し、制御装置は、安全装置を稼動させるために常に通電されており、電気機器への通電が開始されてからの累計通電時間を計測して前記記憶部に書き込み、該累計通電時間が予め設定した値を超えた場合、報知部より保守点検の時期を報知するように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、食器洗浄機や洗濯機などの保守作業や修理作業を支援する制御装置を有する電気機器に関する。
従来から、使用開始又は設置から所定期間経過後に、保守点検を必要とする電気機器として穀物乾燥機がある。
この様な穀物乾燥機は、穀物乾燥機の運転状態を制御する制御装置と、制御装置に接続された記憶手段と、穀物乾燥機に関する情報を表示する表示手段を設け、穀物乾燥機の運転時間を累積して記憶手段に累積稼働時間として記憶させると共に、この記憶手段に記憶された累積稼働時間が、予め設定された保守実施時間に達した場合、表示手段を駆動して保守点検の実施時期であることを表示により報知する電気機器がある。(例えば、特許文献1)。
特開平10−122747号公報
しかしながら、従来技術において、電気機器の累積稼働(運転)時間をカウントする場合、電気機器の運転時間を累積するため、運転動作中以外の時間、つまり、電気機器が稼動(運転)していない休止時間が考慮されてない。
この為、電気機器の運転時間以外の状態を監視する安全装置を搭載し、この安全装置を動作させるために常に通電を継続している電気機器において、上記の累積運転時間をカウントする制御装置の場合、電気機器が運転動作をしている時間しか累積運転時間をカウントしないため、運転中の時間以外の時間(例えば、機器の本来の運転はしていないが、機器の状態を監視する安全装置が働いている時間)を含んだ累計通電時間を計測することができなかった。
従って、電気機器の本来の運転時間には依存しない経年劣化を伴う部品などを保守するといった点においては、十分な配慮がなされていないという課題があった。
また近年、電気機器の長期間の使用に伴う経年劣化による重大事故を未然に防止するため、点検その他の保守を適切に支援する制度(長期使用製品安全点検制度)、及び、経年劣化によるリスクの注意喚起を行う表示により消費者に適切な行動を促す制度(長期使用製品安全表示制度)が創設された。
これより、特定の電気機器については、経年劣化の影響を調査するため、保守点検を受けることが必要となった。
更に、この制度による特定の電気機器についてはもちろんのこと、それ以外の機器についても、使用開始後ある程度時間が経過した場合、保守点検を受ける時期(保守点検実施時期)がきたことを使用者に表示することが望まれている。
上記のような時代背景のなか、設置後に常時通電されている電気機器について、このような従来技術では、運転動作以外の時間を含んだ累積通電時間を計測することが出来ないため、累積通電時間と保守点検実施時間との比較が出来ず、保守点検実施時期であることを報知させることができなかった。
そこで本発明は、機器の稼働時間及び休止時間を配慮し、経年劣化を伴う部品の保守点検にも対応した保守作業や修理作業を支援する制御装置を有する電気機器を提供する事を目的とする。
上記の課題を解決する為には、保守点検の時期を報知する機能を有する電気機器において、各部を制御する制御装置と、該制御装置と接続され機器の状態や制御に関する情報を記憶する記憶部と、前記制御部に接続され機器の状態を報知する報知部と、前記制御装置に接続され機器の各部の状態を検知する安全装置を有し、前記制御装置は、前記安全装置を稼動させるために常に通電されており、前記電気機器への通電が開始されてからの累計通電時間を計測して前記記憶部に書き込み、該累計通電時間が予め設定した値を超えた場合、前記報知部より保守点検の時期を報知するように構成すればよい。
本発明によれば、電気機器の累積稼動時間をカウントする際に、電気機器が運転(稼動)している状態に加え、運転していない休止時間(待機状態の時間)を考慮した累積時間を計数することが可能となるので、経年劣化を伴う部品を配慮した保守作業や修理作業を支援する制御装置を提供することができる。
つまり、本発明の電気機器は、運転していない休止期間によらず、電気機器を設置した後の時間経過をもって、保守実施時期を報知することが可能となる。
第1の実施の形態における食器洗浄機の断面図 同食器洗浄機の正面図 同食器洗浄機の構成を示す背面部分の断面図 同食器洗浄機の設置状態の一例を示すシステムキッチンの斜視図 図4において、洗浄槽が引き出されている状態を示す斜視図 同食器洗浄機の制御装置の電気的な構成を示すブロック図 実施の形態1における設置後の累積経過時間の計測に関する制御に関するフローチャート1 実施の形態2における不揮発性記憶装置のリセット工程を示すフローチャート2 実施の形態2における出荷後の食器洗浄機の動作を示すフローチャート3 実施の形態3の動作を示すフローチャート4 実施の形態4の動作を示すフローチャート5
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
また、本発明における電気機器の例として、ビルトインタイプの食器洗浄機を用いて実施の形態を説明するが、本発明は、食器洗浄機に限定されるものではなく、その他の電気機器にも適用することが可能である。
(実施の形態1)
食器洗浄機は大きく分けると、システムキッチン内部に組み込んで用いるビルトインタイプと、キッチン等の上面に据え置いて用いる卓上タイプとに分かれるが、本実施の形態にて説明するのは、ビルトインタイプである。
一般的にビルトインタイプの食器洗浄機は、水漏れなどの拡大被害を防止するため、常に安全装置を動作させる。この安全装置の動作を継続するため、常に制御装置に通電させる必要がある。
図1に示すように、食器洗浄機1は、前面に前面開口部2aを有する箱状に形成された食器洗浄機本体2と、食器洗浄機本体2の内部に収納され、上方に食器収納口3aを有する箱状に形成された洗浄槽3と、洗浄槽3の前面に一体的に取り付けられ、取っ手4や操作部5が設けられた前扉6と、後述する機能部品から構成されている。
また、食器洗浄機1の内部には、食器洗浄機本体2に対し、洗浄槽3を前後方向にスライド移動可能に支持するスライド手段であるガイド7及びレール8と、食器洗浄機本体2内に収納された洗浄槽3と、前扉6が開閉状態を検出するドア開閉検知装置9と、食器などの被洗浄物98を載置する食器かご10と、噴射される洗浄水や乾燥風が、洗浄槽3外に流出するのを防止するために、洗浄槽3の食器収納口3aを閉塞するための開閉蓋11と、ユーザーからの指示操作の受付や、受け付けた情報や運転状況等を表示する表示部を有する操作部5を備えている。
更に、食器洗浄機1の内部には、洗浄水となる水道水を、洗浄槽3内に供給するための給水手段である主な給水管31、給水バルブ32及び給水機構33と、被洗浄物98の汚れを洗い落とすために、洗浄水を噴射、循環するための洗浄手段である主な回転ノズル12及び洗浄ポンプ13と、洗剤能力を向上させるために、循環する洗浄水を加熱する湯沸しヒーター14と、洗浄に使用された洗浄水を、食器洗浄機1の外部に排水するための排水手段である主な排水ポンプ51、排水機構52及び排水管53と、被洗浄物98を乾燥させるための乾燥風を発生させるための乾燥手段である主な送風機15及び送風路17と、操作部5や各検知装置からの信号に従い、各種電気部品を制御するための制御装置18を備えている。
給水バルブ32は、給水管31の下流側に設けられ、給水管31に供給された洗浄水は給水バルブ32を経て給水機構33である本体側給水連結具34及び洗浄槽側給水連結具35を介して給水接続管43より洗浄槽3内に給水されるようになっている。
この給水機構33は、本体側給水連結具34及び洗浄槽側給水連結具34が、それぞれ連結することにより洗浄槽3へ給水可能に構成されている。
尚、本実施の形態において、給水機構33を用いて給水バルブ32と洗浄槽3を給水可能に接続しているが、給水バルブ32と洗浄槽3との間をホースで浄水が流下可能に接続したものでも良い。
この給水バルブ32には、給水バルブ32からの水漏れを検知する水漏れセンサー32aが取り付けられている。この水漏れセンサー32aには、制御装置18と接続されており、食器洗浄機1の運転状況に関わらず、常に水漏れを監視するように、常に動作している。水漏れセンサー32aは、食器洗浄機1の状態を安全に保つための安全装置の1つである。
このような食器洗浄機の場合、上水道に直接接続されているので、常に一定の水圧が給水バルブ32に作用している。このため、上記のように給水バルブ32aからの水漏れを監視するために水漏れセンサー32aを欠かすことができない。
特に、ビルトインの食器洗浄機の場合、システムキッチンに組み込まれて設置されるため、水漏れを発見し難く、よりこのような安全装置の必要性が高まる。
また同様に、洗浄槽3にも水漏れセンサー3bが取り付けられている。この水漏れセンサー3bも制御装置18に接続されている。
これらの水漏れセンサー3b,32bにより水漏れが検知されると、制御装置18により、外部に水漏れを報知したり、給水を止めるなどの制御を行う。
次に、排水ポンプ51は洗浄槽3の底部外側に設けられており、洗浄に使用された洗浄水を食器洗浄機1の外部に排水するものである。排水ポンプ51によって加圧された洗浄水は、排水接続管57内を導通し、排水機構52である洗浄槽側排水連結具54及び本体側排水連結具55を介して排水管53より外部に排水されるようになっている。
この排水機構52は、洗浄槽側排水連結具54及び本体側排水連結具55が、それぞれ連結することにより洗浄槽3内部からへ排水可能に構成されている。
尚、本実施の形態において、排水機構52を用いて、配水管53と排水接続管57を接続しているが、配水管53と排水接続管57との間をホースで排水が流下可能に接続したものでも良い。
次に、送風機15は食器洗浄機本体2の後方側で洗浄槽3の外側に設けられ、被洗浄物98を乾燥させるための空気を送風させるようになっており、乾燥による排気は前扉6に形成されている排気口22を経て戸外へ放出される。
次に、食器洗浄機本体2の前方側上部には、洗浄槽3が収納されている状態を検出するためのドア開閉検知装置9が設けられている。このドア開閉検知装置9は洗浄槽3の移動を検出した時点でその信号を制御装置18に送るようになっている。
また、食器洗浄機本体2の前方側下部には、洗浄槽3内の洗浄水の位置を検出するための水位検知装置20が設けられている。
そして、これら検知装置の検出情報は、食器洗浄機本体2の前方側に設けられている制御装置18に送られるように構成されている。
この制御装置18は、前扉6と洗浄槽3との間に設けられており、操作部5からのユーザー操作指示や各検知装置からの信号により、洗浄ポンプ13や排水ポンプ51、湯沸しヒーター14、送風機15、給水バルブ32、操作部に設けられた表示部等を制御するように構成されている。
また、図6を参照すると、制御装置18は、マイクロコンピュータを有し、食器洗浄機の各種運転制御に用いる時間を計測するタイマー部18aを備えており、各部と電気的に接続されている。
更に、制御装置18には、食器洗浄機の状態や制御に関する情報を記憶する装置である記憶部18bが接続されている。この記憶部18bには、タイマー部が計測した設置後の累積経過時間が書き込まれる。
尚、記憶部18bは、制御装置18を構成する基板上に設けられたものでも、制御装置18とは別に、食器洗浄機に設けられたものでも良い。
次に、図2に示すように、食器洗浄機1の前扉6の上部には、取っ手4や操作部5の他に、洗浄槽3内の空気を排気するための排気口22が設けられている。
また、操作部5には、ユーザーからの指示を受け付けるための各種のスイッチ、例えば食器洗浄機1への電源供給のON/OFFする電源スイッチ19aや食器洗浄機1の運転をスタートさせたり、一時停止させたりするスタート/一時運転スイッチ19b等が設けられている。
次に、図3に示すように食器洗浄機1を背面から見ると、食器洗浄機本体2内に、洗浄槽3と、開閉蓋11と、送風機15と、乾燥用ヒーター16と、送風機15及び乾燥用ヒーター16を内蔵するケーシング81と、ケーシング81に接続された送風路17と、給水管31と、給水バルブ32と、本体側給水連結具34と、給水接続管38と、排水ポンプ51と、排水管53と、本体側排水連結具55と、排水トラップ56と、排水接続管57と、排水接続管63とが設置されていることがわかる。
排水トラップ56は、排水管53の一部であって、本体側排水連結具55の下流側に形成することにより、この排水トラップ56に常時適量の排水を溜めておき、下水等からの異臭や害虫等の侵入を確実に防止できる。
次に、図4及び図5に示すように、食器洗浄機1はシステムキッチン99の一部に組み込まれて利用することができる。一般的にシステムキッチン99は、食器洗浄機1の他に、引き出しやドア、シンク、流し台などで構成されている。
図5に示すように、洗浄槽3は、その両側面に設けられているレール8が食器洗浄機本体2の両側に固着されたガイド7をスライドすることによって前後方向に移動可能になっている。
このガイド7は食器洗浄機本体2の両側面に取り付けられ、洗浄槽3の両側面に設けられているレール8を摺動自在に支持している。レール8は洗浄槽3の両側面に取り付けられ、ガイド7に沿って前後方向に移動可能になっている。
従って、食器洗浄機1の引き出し操作は、前扉6に設けられている取っ手4を掴み、洗浄槽3を前方に引き出すことにより行われる。
以上のような食器洗浄機1は、ユーザーが洗浄槽3を前方に引き出し、引き出された洗浄槽3の上面に形成された食器収納口3aより、汚れた被洗浄物98を洗浄槽3に装着された食器かご10に載置し、洗浄槽3を食器洗浄機本体2内に押し込み、洗浄槽3を食器洗浄機本体2に収納する。
次に、操作手段で被洗浄物98の種類や量に応じた運転コースを選択し、最後に運転開始の動作を行う。すると食器洗浄機は制御装置18の指令に基づいて運転を実施し、被洗浄物98の洗浄・乾燥を行う。
このとき、洗浄槽3が確実に食器洗浄機本体1に収納され、前扉6が閉められたかどうかを検知するドア開閉検知装置9が食器洗浄機本体2に設けられていて、洗浄槽3が食器洗浄機本体1に収納され、前扉6が閉められたかを確認している。
尚、ドア開閉検知装置9は洗浄槽3の前扉6に設けてもよい。
ドア開閉検知装置9は、上記でも触れたが、洗浄槽3が確実に収納されて前扉6が閉じらされていることを検出するためのもので、この機能を満たせさえすれば、配置位置に関して特段制限の多いものではなく、本実施の形態1では、ドア開閉検知装置9を食器洗浄機本体2の前方側上部に取り付け、前扉6の後方側上部の位置で、洗浄槽3の位置を検出するものとした。
尚、安全性を確保する観点から、ドア開閉検知装置9の収納状態検知範囲は、狭く設定するのが普通である。これにより、取っ手4を手で掴み、洗浄槽3の引き出し操作が行われた直後、即ちわずかスライド移動した段階で、各種電気部品の動作を停止することができる。
以上のように構成された食器洗浄機において、設置後の累積経過時間の計測に関する制御方法について、図7のフローチャート1を用いて示す。
まず、家庭のキッチンなどに食器洗浄機1の設置をするのと同時に、制御装置18への通電を行う(S10)。
尚、この制御装置18は、洗浄槽3からの水漏れや、給水バルブ32からのスローリーク(水漏れ)を検知する安全装置である水漏れセンサー3b,32aを動作させている。これらの水漏れセンサー3b,32aは、水漏れの拡大被害防止のためにも、常に動作させる必要があるので、制御装置18は常に通電した状態である。
図7を参照すると、まず、制御装置18に通電する。当然ながら、通電直後の累積経過時間はゼロである(S11)。ここから、設置後の累積経過時間の計測を開始する(S12)。
この累積経過時間が、予め設定された保守点検実施時間を越えるまでは、この累積経過時間の測定を継続し(S100)、累積経過時間が予め設定された保守点検実施時間を越えた場合(S13)は、使用者に保守点検実施時期が来たことを報知して、使用者に点検の実施を促す(S14)。
これら報知方法は、報知部となる操作部5に設けられた表示部5a(例えば、点検ランプの点灯や液晶表示機による点検報知表示)を通じて行ったり、また、別途設けられたスピーカーから音声により報知を行っても良い。
以上のように、実施の形態1に記載の食器洗浄機1は、動作状態に関係なく、常に設置後の累積時間を計測しているため、食器洗浄機本来の機能としての運転動作時以外、例えば、安全装置のみ動作している待機状態の時間も含めた累積経過時間として計測できる。
また、この累積経過時間が予め設定した保守点検実施時期を越えた場合には、使用者に保守点検実施時期が来たことを報知し、使用者に保守点検の実施を促すことができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2は、制御装置18に接続された記憶部が不揮発性記憶部28bである食器洗浄機について、その制御の方法について示す。
まず、初めて通電した時に、確実にゼロから累積通電時間をスタートさせるため、工場出荷時には、図8のフローチャート2に示すような不揮発性記憶部28bのリセット工程を実施する。
まず、不揮発性記憶部28bをリセットするため、工場にて食器洗浄機への通電を行い(S20)、その後リセット工程を実施し(S21)、電源を切ることにより通電をストップする(S22)。
このようにして、確実に食器洗浄機の累計通電時間をゼロにしてから各家庭などに向けて出荷する。
次に、出荷後の動作を図9のフローチャート3に基づき説明する。
実施の形態2の場合においても、スローリーク(水漏れ)を検知する安全装置である水漏れセンサー3b,32aを常に動作させるために、キッチンへの設置と同時に、制御装置1への通電を実施し(S30)、この通電を常に継続させる。
通電後、制御装置18は、不揮発性記憶装置28bから経過時間情報を読み出す(S31)。その後、制御装置18は、経過時間の計測を実施し(S32)、この経過時間を不揮発性記憶部28bに記憶させる(S33)。記憶された経過時間が予め設定された保守点検実施時間を超えるまでは、この経過時間の計測、不揮発性記憶部28bへの記憶を継続する(S300)。
経過時間が予め設定された保守点検実施時間を超えたら(S34)、表示手段に保守点検実施時期である旨の表示を実施し(S35)、使用者に食器洗浄機が保守実施時間を経過した旨を報知し、点検の実施を促す。
以上のように、実施の形態2の食器洗浄機1は、常に経過時間を計測し、不揮発性記憶部28bに記憶している。不揮発性記憶部28bは、電源がOFFになった場合でも、記憶されたデータは保持することから、経過時間の累積データが消去されることが無い。
つまり、停電などが発生し、通電が遮断されてしまった場合においても、経過時間がリセットされないことから、通電が回復した後の通電時間を通電が遮断された前の経過時間に累積して計測することができる。
従って、停電復帰後に、再度計測を再開することができ、経過時間と保守点検実施時間との比較ができ、経過時間が保守点検実施時期を越えた場合には、使用者に保守点検実施時期が来た旨を報知し、使用者に点検実施を促すことができる。
また、引越しやリフォームなどの工事などにより、あえて通電を遮断する場合でも、累積経過時間がリセットされないため、引越し先で再度使用する場合においても、前回までの累積経過時間からの続きとして計測ができ、引越し前に使用した時間も含めた累積経過時間として記憶ができる。
当然、保守点検実施の報知も引越しの有無に係わらず同様にできる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の第3の実施の形態の動作を示すフローチャート4である。このフローチャート4に基づき、実施の形態3の食器洗浄機について説明する。尚、実施の形態3においても、実施の形態2と同様、工場出荷時に実行する不揮発性記憶部28bのリセット工程(図8・フローチャート2)は実施する。
実施の形態3の場合においても、水漏れやスローリークを検知する安全装置である水漏れセンサー3b,32aを常に動作させるために、キッチンへの設置と同時に、制御装置18への通電を実施し(S40)、この通電を常に継続させる。
通電後に、所定時間経過回数を不揮発性記憶装置28bから読み出す(S41)。尚、工場出荷時に不揮発性記憶装置28bのリセット工程を実施しているため、新品(工場出荷直後)の場合は読み出される所定時間経過回数はゼロとなり、引越しなどでこれまで使用していた食器洗浄機を新居などに設置する場合は、これまでの所定時間経過回数が読み出させる。
通電後、又は、(S46)にて経過時間情報をリセットした後の経過時間をカウントする(S42)。この経過時間が、予め設定された所定時間を越えるまでは、経過時間のカウントを繰り返す(S400)。
例えば、経過時間は、1秒を1カウントすることとし、所定時間を12時間とした場合は、43200カウントを超えた場合、所定時間を経過したことになる。
そして、経過時間が予め設定された所定時間を越えたら(S43)、所定時間経過回数に1カウントを加えて更新し(S44)、更新された所定時間経過回数を不揮発性記憶部28bへ書込む(S45)。
ここで、所定時間経過回数は、上記の例の場合、12時間で1カウントずつ累積して更新されるので、1日→2カウント、1年→730カウント、のカウント数が累積される。
不揮発性記憶部28bへ書込みした後、経過時間情報をリセットとし(S46)、再びゼロから経過時間をカウントする。(S45)で不揮発性記憶部28bに記憶された所定時間経過回数が、予め設定された保守点検実施時間に対応する値を越えるまでは、この経過時間と所定時間経過回数のカウントを繰り返す(S401)。
そして、不揮発性記憶装置28bに記憶された所定時間経過回数が保守点検実施時間に対応する値を越えたら、(S47)表示手段に保守点検実施時期である旨の表示を実施することにより(S48)、使用者に保守実施時間を経過した旨を操作手段に備えられた表示手段等から伝え、保守点検の実施を促す。
不揮発性記憶部28bは、記憶容量に物理的な限界があることから、情報を書き込み可能な容量に限界がある。
しかしながら、実施の形態3の食器洗浄機の制御装置によると、制御装置18への通電後、予め設定された所定時間が経過したら、不揮発性記憶部28bへの書込みを実施するよう制御する。
つまり、一定時間通電されたことを1単位としてカウントし、不揮発性記憶部28bに回数データとして書き込んでいる。これにより、不揮発性記憶28bへの書込み回数及び容量が非常に少なくすることができる。
上記の例で説明すると、1年の間、通電時間をカウントし続けた場合、本実施の形態の場合、730カウント分の情報を記憶部28bに書き込めば済む。これに対して、1秒1カウントで1年間カウントした場合、31,536,000カウント分の情報を記憶部28bに書き込む必要がある。
従って、最終的には非常に長期になる累積経過時間の測定においても、不揮発性記憶手段13への書込み回数及び容量の制限を越えることなく、不揮発性記憶部28bへの書込みを行うことが出来る。
また、容量の小さい不揮発性記憶部28bを用いることができるので、コスト低減を実現できる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4の動作について、図11のフローチャート5に基づき説明する。実施の形態1及び実施の形態2の食器洗浄機では、累積通電時間を不揮発性記憶部28bに記憶している。
これを踏まえ、実施の形態3においては、使用者が待機状態において(S51)、電源キーを入力すると(S52)、コース選択モードに移行する(S53)。このコース選択モードにて、累計時間表示を実施するキー入力をすると(S54)、前記表示手段に累積通電時間を表示する累積経過時間表示モードへと移行し(S55)、使用者に通電してからの累積経過時間を知らせる。
もちろん、コース選択モード(S53)にて、累計時間表示をするキー入力をしない場合は(S52)、通常に使用する場合と同様、スタートキーの入力により(S56)、選択されたコースでの食器洗浄を実施する。
本発明の実施の形態4によると、食器洗浄機を通電してから、つまりは食器洗浄機を設置してからどの程度時間が経過したかを使用者が容易に知ることが出来るため、保守実施時間までの残り時間が分かり、点検などを実施する目安になる。
ここでは、コース選択モードにて累計時間表示をするキー入力をした場合に表示モードに移行したが、表示モードに移行するための入力は、いつ実施されてもよいものとする。また、使用者が累計時間表示をするキー入力をするという記載をしたが、サービス時にのみ行うような、使用者が操作できない隠しモードとしてもよい。
1 食器洗浄機
3 洗浄槽
3b 水漏れセンサー
5 操作部
5a 表示部
18 制御装置
18a タイマー部
18b 記憶部
28b 不揮発性記憶部
32 給水弁
32a 水漏れセンサー

Claims (6)

  1. 保守点検の時期を報知する機能を有する電気機器において、
    前記電気機器は、各部を制御する制御装置と、該制御装置と接続され機器の状態や制御に関する情報を記憶する記憶部と、前記制御部に接続され機器の状態を報知する報知部と、前記制御装置に接続され機器の各部の状態を検知する安全装置を有し、
    前記制御装置は、前記安全装置を稼動させるために常に通電されており、前記電気機器への通電が開始されてからの累計通電時間を計測して前記記憶部に書き込み、該累計通電時間が予め設定した値を超えた場合、前記報知部より保守点検の時期を報知することを特徴とする電気機器。
  2. 前記記憶部は、不揮発性の記憶手段であることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記累積通電時間は、一定時間通電されたことを1カウントとして計数し、カウントの積算数が所定の数を超えた場合、前記報知部より保守点検の時期を報知することを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  4. 前記電気機器は、機器の運転状況や状態を表示する表示手段を有し、該表示手段に前記累計通電時間を表示することを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  5. 前記電気機器は、機器の運転状況や状態を表示する表示手段を有し、該表示手段に前記カウントの積算数を表示することを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  6. 前記電気機器は、食器洗浄機であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の電気機器。
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