JP2017153685A - 電気機器 - Google Patents

電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017153685A
JP2017153685A JP2016039151A JP2016039151A JP2017153685A JP 2017153685 A JP2017153685 A JP 2017153685A JP 2016039151 A JP2016039151 A JP 2016039151A JP 2016039151 A JP2016039151 A JP 2016039151A JP 2017153685 A JP2017153685 A JP 2017153685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
water
dishwasher
storage unit
energization time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016039151A
Other languages
English (en)
Inventor
大貴 元芳
Daiki Motoyoshi
大貴 元芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2016039151A priority Critical patent/JP2017153685A/ja
Publication of JP2017153685A publication Critical patent/JP2017153685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、通電時間だけでなく運転回数に伴う部品劣化も考慮して保守点検の実施を促すことができる電気機器を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る電気機器は、電気部品の動作を制御する制御装置37と、制御装置37に接続され、制御装置37に通電されている間は動作を継続する安全装置と、制御装置37の累計通電時間及び制御装置37により制御される電気部品の動作に関連した回数を記憶する記憶部37bと、情報を報知する報知部と、を備え、制御装置37は、記憶部37bに記憶されている累計通電時間が予め設定された値を超えた場合及び記憶部37bに記憶されている回数が予め設定された値を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させるものである。【選択図】図7

Description

本発明は、電気機器に関する。
下記特許文献1には、累計通電時間に基づいて保守点検の時期が来たことを報知する電気機器が記載されている。
特開2012−55417号公報
特許文献1に記載の電気機器は、運転回数を重ねることによる部品劣化を考慮して保守点検の実施を促すことができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、通電時間だけでなく運転回数に伴う部品劣化も考慮して保守点検の実施を促すことができる電気機器を提供することである。
本発明に係る電気機器は、電気部品の動作を制御する制御装置と、制御装置に接続され、制御装置に通電されている間は動作を継続する安全装置と、制御装置の累計通電時間及び制御装置により制御される電気部品の動作に関連した回数を記憶する記憶部と、情報を報知する報知部と、を備え、制御装置は、記憶部に記憶されている累計通電時間が予め設定された値を超えた場合及び記憶部に記憶されている回数が予め設定された値を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させるものである。
本発明に係る電気機器において、制御装置は、記憶部に記憶されている累計通電時間が予め設定された値を超えた場合及び記憶部に記憶されている回数が予め設定された値を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる。このため、本発明によれば、通電時間だけでなく運転回数に伴う部品劣化も考慮して保守点検の実施を促す電気機器を提供することができる。
本発明の実施の形態1における食器洗浄機の側面側から見た垂直断面図である。 本発明の実施の形態1における食器洗浄機の正面図である。 本発明の実施の形態1における食器洗浄機の背面側から見た垂直断面図である。 本発明の実施の形態1における食器洗浄機の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における食器洗浄機の設置状態の一例を示す斜視図である。 図5における食器洗浄機の洗浄槽が引き出されている状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における累計通電時間及び運転回数に基づく制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における不揮発性記憶部のリセット工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における累計通電時間及び運転回数に基づく制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
以下、電気機器の一例として、食器洗浄機について説明する。なお、本発明は、食器洗浄機に限定されるものではなく、例えば、洗濯機及びその他の電気機器にも適用することが可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における食器洗浄機の側面側から見た垂直断面図である。図2は、実施の形態1における食器洗浄機の正面図である。図3は、実施の形態1における食器洗浄機の背面側から見た垂直断面図である。
図2は、図1における左側から見た食器洗浄機1の外観を示している。図3は、図1における右側から見た食器洗浄機1の断面を示している。以下、図1における左を前方、図1における右側を後方として、食器洗浄機1の前後方向を指定する。
図1に示すように、食器洗浄機1は、本体2、洗浄槽3及び前扉4を備えている。本体2及び洗浄槽3は、箱状に形成されている。本体2の前面には、前面開口部2aが形成されている。洗浄槽3の上面には、食器収納口3aが形成されている。洗浄槽3の内部には、食器かご5が設けられている。食器かご5には、食器等の被洗浄物100が載置される。洗浄槽3は、本体2の内部に収納可能に形成されている。前扉4は、洗浄槽3の前面に一体的に取り付けられている。
図2に示すように、前扉4の上部には、排気口6が形成されている。また、前扉4の上部には、操作部7及び取っ手8が設けられている。排気口6は、洗浄槽3の内部に通じている。操作部7は、電源スイッチ7a及び運転スイッチ7b等を含む各種スイッチを有している。また、操作部7は、表示部7cを有している。表示部7cは、例えば、点検ランプ及び液晶画面等である。取っ手8は、例えば、人の手で掴めるように凹んだ形状に形成されている。
図1及び図3に示すように、本体2の上部には、ドア開閉検知装置9及び開閉蓋10が設けられている。ドア開閉検知装置9は、例えば、本体2の前方側上部に設けられている。ドア開閉検知装置9は、例えば、洗浄槽3が本体2の内部に収納された状態で前扉4の上部の内壁と接触する位置に配置される。開閉蓋10は、洗浄槽3が本体2の内部に収納された状態で食器収納口3aを閉塞する位置に設けられている。
なお、ドア開閉検知装置9は、例えば、前扉4の上部の内壁に設けられてもよい。この場合、ドア開閉検知装置9は、例えば、洗浄槽3が本体2の内部に収納された状態で本体2の前方側上部と接触する位置に配置される。
図1及び図3に示すように、本体2の後部には、給水管11、給水バルブ12、第1給水接続管13、給水機構14及び第2給水接続管15が設けられている。給水機構14は、本体側給水連結具16及び洗浄槽側給水連結具17を有している。
給水管11は、上水道に接続されている。給水バルブ12は、給水管11の下流側に設けられている。給水バルブ12は、第1給水接続管13、給水機構14及び第2給水接続管15を介して洗浄槽3に通じる。給水機構14は、第1給水接続管13に本体側給水連結具16が連結され、第2給水接続管15に洗浄槽側給水連結具17が連結されることで、給水バルブ12から洗浄槽3までの経路を形成する。給水管11、給水バルブ12、第1給水接続管13、給水機構14及び第2給水接続管15は、洗浄水となる水道水を洗浄槽3内に供給する給水手段として働く。なお、給水手段は、例えば、給水機構14を用いずに、給水バルブ12から洗浄槽3の間を洗浄水が流下可能となるようホース等で接続したものでもよい。
図1に示すように、食器洗浄機1の下部には、洗浄ポンプ18、回転ノズル19及び湯沸しヒーター20が設けられている。回転ノズル19は、洗浄槽3が本体2の内部に収納された状態で食器かご5の下方に位置する。洗浄ポンプ18及び回転ノズル19は、洗浄槽3の内部で洗浄水を噴射及び循環させることで被洗浄物100の汚れを洗い落とす洗浄手段として働く。湯沸しヒーター20は、洗浄能力を向上させるために洗浄水の温度を上げる加熱手段として働く。
図1及び図3に示すように、本体2の下部及び後部には、排水ポンプ21、第1排水接続管22、排水機構23、第2排水接続管24及び排水管25が設けられている。排水機構23は、洗浄槽側排水連結具26及び本体側排水連結具27を有している。排水管25の一部は、排水トラップ28として形成されている。
排水ポンプ21は、洗浄槽3の底部に接続されている。排水ポンプ21は、第1排水接続管22、排水機構23及び第2排水接続管24を介して排水管25に通じる。排水管25は、食器洗浄機1の外部に通じる。排水機構23は、第1排水接続管22に洗浄槽側排水連結具26が連結され、第2排水接続管24に本体側排水連結具27が連結されることで、排水ポンプ21から排水管25までの経路を形成する。排水ポンプ21、第1排水接続管22、排水機構23、第2排水接続管24及び排水管25は、洗浄に使用された洗浄水を食器洗浄機1の外部に排出する排水手段として働く。なお、排水手段は、例えば、排水機構23を用いずに、第1排水接続管22と排水管25との間を排水が流下可能となるようホース等で接続したものでもよい。
図3に示すように、排水トラップ28は、本体側排水連結具27の下流側に形成されている。排水トラップ28に常時適量の排水が溜まっていることで、下水等からの異臭及び害虫等の侵入が防止される。
図1及び図3に示すように、本体2の後部には、ケーシング29、送風機30及び乾燥用ヒーター31が設けられている。送風機30及び乾燥用ヒーター31は、ケーシング29に内蔵されている。ケーシング29には、送風路32が接続されている。送風路32は、洗浄槽3の内部に通じている。送風機30、乾燥用ヒーター31及び送風路32は、洗浄された被洗浄物100を乾燥させるための乾燥風を発生させる乾燥手段として働く。
図1に示すように、食器洗浄機1には、第1水漏れセンサー33、第2水漏れセンサー34、水位検知装置35及び温度検知装置36が設けられている。第1水漏れセンサー33は、給水バルブ12に取り付けられている。第2水漏れセンサー34は、洗浄槽3の底部に取り付けられている。水位検知装置35は、前扉4と洗浄槽3との間の下部に設けられている。温度検知装置36は、湯沸しヒーター20の下方に設けられている。
図1に示すように、食器洗浄機1は、制御装置37を備えている。制御装置37は、前扉4と洗浄槽3との間に設けられている。
図4は、実施の形態1における食器洗浄機の電気的な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御装置37は、操作部7、ドア開閉検知装置9、給水バルブ12、洗浄ポンプ18、湯沸しヒーター20、排水ポンプ21、送風機30、乾燥用ヒーター31、第1水漏れセンサー33、第2水漏れセンサー34、水位検知装置35及び温度検知装置36と電気的に接続されている。また、制御装置37は、図4に図示しない回転ノズル19と電気的に接続されている。
制御装置37は、マイクロコンピュータを有している。図4に示すように、制御装置37は、タイマー部37a及び記憶部37bを有している。記憶部37bは、例えば、制御装置37を構成する基板上に設けられている。なお、記憶部37bは、制御装置37を構成する基板とは別個に設けられ、当該基板と電気的に接続されたものでもよい。
図5は、実施の形態1における食器洗浄機の設置状態の一例を示す斜視図である。図6は、図5における食器洗浄機の洗浄槽が引き出されている状態を示す斜視図である。
図5及び図6における食器洗浄機1は、システムキッチン200に組み込まれたビルトインタイプの装置として用いられる。システムキッチン200は、食器洗浄機1の他に、例えば、引き出し、ドア、シンク及び流し台等から構成されている。
図6に示すように、食器洗浄機1は、ガイド38及びレール39を備えている。ガイド38は、本体2の内側の両側面に取り付けられている。レール39は、洗浄槽3の外側の両側面に取り付けられている。ガイド38は、レール39を支持する。レール39は、ガイド38に沿って前後方向に移動可能である。洗浄槽3は、レール39がガイド38に沿ってスライドすることで前後方向に移動可能である。つまり、ガイド38及びレール39は、洗浄槽3を本体2に対して前後方向にスライド可能に支持するスライド手段として働く。
上記スライド手段が設けられているため、ユーザーは、取っ手8を前方に引くことで、前面開口部2aを介して、本体2から洗浄槽3を引き出す。ユーザーは、洗浄槽3が引き出された状態で、食器収納口3aを介して、汚れた被洗浄物100を食器かご5に載置する。その後、ユーザーは、前扉4を後方に押すことで、洗浄槽3を本体2の内部に収納する。洗浄槽3が本体2の内部に収納されると、開閉蓋10により、洗浄槽3の外に洗浄水及び乾燥風が流出することが防止される。
ドア開閉検知装置9は、前扉4の開閉状態を検知する。ドア開閉検知装置9は、例えば、前扉4が閉じていることを検知する。ドア開閉検知装置9は、例えば、前扉4の上部の内壁と接触した場合に制御装置37へ信号を送信してもよい。ドア開閉検知装置9は、例えば、前扉4の上部の内壁と接触しなくなった場合に制御装置37へ信号を送信してもよい。なお、ドア開閉検知装置9は、洗浄槽3が確実に収納されて前扉4が閉じていることを検知可能なものであれば、配置に関して特段の制限はない。
操作部7の各種スイッチは、ユーザーによる操作を受け付ける。電源スイッチ7aは、例えば、食器洗浄機1への電源供給を開始又は停止させる操作を受け付ける。運転スイッチ7bは、例えば、食器洗浄機1の運転を開始又は一時停止させる操作を受け付ける。運転スイッチ7b又は図示しない他のスイッチは、例えば、被洗浄物100の種類及び量に応じた運転コースを選択する操作等を受け付けてもよい。表示部7cは、例えば、文字、記号及び画像等で情報を表示する。また、表示部7cは、例えば、ランプの点灯及び点滅等で情報を表示する。
給水管11が上水道に接続されていると、給水バルブ12には常に一定の水圧が作用する。給水バルブ12は、開閉することで、洗浄槽3への給水を開始又は停止する。洗浄ポンプ18は、回転ノズル19に洗浄水を送り込む。回転ノズル19は、回転しながら洗浄槽3の内部に洗浄水を噴射する。湯沸しヒーター20は、洗浄槽3の内部の洗浄水を加熱する。
排水ポンプ21は、洗浄槽3の内部の洗浄水を第1排水接続管22側に送り出す。排水ポンプ21によって加圧された洗浄水は、第1排水接続管22、排水機構23、第2排水接続管24及び排水管25を通って外部に排出される。つまり、排水ポンプ21は、洗浄に使用された洗浄水を食器洗浄機1の外部に排水する。
送風機30は、洗浄槽3の内部へ送風する。乾燥用ヒーター31は、送風機30によって洗浄槽3に送られる空気を加熱する。送風機30によって洗浄槽3に送られた空気は、排気口6から食器洗浄機1の外部へ放出される。
第1水漏れセンサー33は、給水バルブ12からの水漏れを検知する。第2水漏れセンサー34は、洗浄槽3からの水漏れを検知する。水位検知装置35は、洗浄槽3内の洗浄水の水位を検知する。温度検知装置36は、洗浄槽3内の洗浄水の水温を検知する。第1水漏れセンサー33、第2水漏れセンサー34、水位検知装置35及び温度検知装置36による検知結果を示す信号は、制御装置37に送信される。
制御装置37は、食器洗浄機1が備える各種電気部品の動作を制御する。食器洗浄機1の電気部品には、操作部7、給水バルブ12、洗浄ポンプ18、湯沸しヒーター20、排水ポンプ21、送風機30及び乾燥用ヒーター31が含まれる。制御装置37は、操作部7の各種スイッチが受け付けた操作に基づいて、各種電気部品の動作を制御する。制御装置37は、ドア開閉検知装置9、第1水漏れセンサー33、第2水漏れセンサー34、水位検知装置35及び温度検知装置36からの信号に基づいて、各種電気部品の動作を制御する。
制御装置37は、ドア開閉検知装置9により前扉4が閉じていることが検知されている状態で、各種電気部品を動作させる。制御装置37は、ドア開閉検知装置9により前扉4が閉じていることが検知されなくなった場合に、例えば、操作部7を除く各種電気部品の動作を停止させる。なお、ドア開閉検知装置9による検知範囲は、例えば、本体2の前面と接触しなくなった時点で前扉4が閉じていると検知されなくなるように、狭く設定される。つまり、制御装置37は、洗浄槽3の引き出し操作が始まって前扉4がわずかにスライドした段階で、操作部7以外の各種電気部品の動作を停止させる。
制御装置37は、第1水漏れセンサー33及び第2水漏れセンサー34の少なくとも一方により水漏れが検知された場合に、例えば、給水バルブ12を閉じることで給水を停止させる。つまり、第1水漏れセンサー33及び第2水漏れセンサー34は、食器洗浄機1の状態を正常に保つための安全装置として働く。第1水漏れセンサー33及び第2水漏れセンサー34は、食器洗浄機1の運転状況に関係なく、制御装置37に通電されている間は動作を継続する。例えば、ビルトインタイプの食器洗浄機1では、水漏れが発見され難いため、水漏れ被害の拡大を防止するためにも、これらの安全装置を常に動作させる必要性が高い。このため、例えば、ビルトインタイプの食器洗浄機1において、制御装置37は、運転状況に関係なく常に通電された状態となる。
制御装置37は、例えば、各種スイッチが受け付けた操作に基づく情報及び食器洗浄機1の運転状況等を表示部7cに表示させる。運転状況には、例えば、制御装置37によって動作を制御される各種電気部品の駆動状態が含まれる。また、制御装置37は、例えば、水漏れが検知された場合等に、警告を示す情報を表示部7cに表示させる。つまり、表示部7cは、食器洗浄機1の状態を報知する報知部として働く。なお、報知部としては、表示部7cとは別個に設けられたスピーカーを用いてもよい。スピーカーからの報知は、例えば、アラーム音又は音声アナウンス等によって行われる。
タイマー部37aは、時間を計測する。タイマー部37aは、例えば、食器洗浄機1の1回ごとの運転時間、累計運転時間及び累計通電時間等を計測する。累計通電時間とは、運転時間だけでなく休止時間も含めた現在までの通電時間を合計したものである。通電時間とは、例えば、制御装置37に通電された時間である。食器洗浄機1が設置された時点から制御装置37への通電が継続している場合、累計通電時間は、食器洗浄機1が設置されてから現在までの経過時間と同等である。
記憶部37bは、食器洗浄機1の状態及び制御に関する情報を記憶する。記憶部37bは、タイマー部37aにより計測された時間を記憶する。記憶部37bは、少なくとも累計通電時間を記憶する。
制御装置37は、食器洗浄機1の運転回数を記憶部37bに記憶させる。記憶部37bに記憶される運転回数は、例えば、食器洗浄機1が設置されてから現在までの累計である。運転回数とは、制御装置37により制御される電気部品の動作に関連した回数である。運転回数は、例えば、給水バルブ12、洗浄ポンプ18、回転ノズル19、湯沸しヒーター20、排水ポンプ21、送風機30及び乾燥用ヒーター31等の一部又は全部が駆動した回数に基づいて計測されてもよい。運転回数は、例えば、操作部7の電源スイッチ7a、運転スイッチ7b及び図示しない各種スイッチが操作された回数に基づいて計測されてもよい。なお、運転回数の計測とは、カウントすること及び予め設定された数式から算出すること等を含む。
累計通電時間の計測及び運転回数の計測は、互いに独立して行われる。累計通電時間の計測結果は、運転回数の計測結果に影響を与えない。制御装置37は、運転回数とは別個に、累計通電時間を記憶部37bに書き込む。運転回数の計測結果は、累計通電時間の計測結果に影響を与えない。制御装置37は、累計通電時間とは別個に、運転回数を記憶部37bに書き込む。
制御装置37は、記憶部37bに記憶されている累計通電時間が予め設定された基準時間を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる。制御装置37は、記憶部37bに記憶されている運転回数が予め設定された基準回数を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる。つまり、制御装置37は、累計通電時間及び運転回数の少なくとも一方が基準値を超えた時点で、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる。
図7は、実施の形態1における累計通電時間及び運転回数に基づく制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。図7において、累計通電時間はAで表され、運転回数はBで表されている。
食器洗浄機1がキッチン等に設置され、電源に接続されると、制御装置37への通電が開始される(ステップS101)。制御装置37への通電開始時において、累計通電時間Aはゼロである(ステップS102)。また、制御装置37への通電開始時において、運転回数Bはゼロである(ステップS103)。
制御装置37は、累計通電時間Aの計測及び書き込みを行う(ステップS104)。制御装置37は、運転回数Bの計測及び書き込みを行う(ステップS105)。なお、ステップS105の処理は、ステップS104よりも先に行われてもよい。
ステップS105に続いて、制御装置37は、累計通電時間Aが基準時間を超えているか否かを判定する(ステップS106)。ステップS106で累計通電時間Aが基準時間を超えていないと判定された場合、制御装置37は、運転回数Bが基準回数を超えているか否かを判定する(ステップS107)。ステップS107で運転回数Bが基準回数を超えていないと判定された場合、制御装置37は、累計通電時間A及び運転回数Bの計測及び書き込みを継続する。なお、ステップS106及びステップS107の処理は、内容を互いに入れ替えてもよい。
ステップS106で累計通電時間Aが基準時間を超えていると判定された場合、制御装置37は、ステップS108の処理を行う。また、ステップS107で運転回数Bが基準回数を超えていると判定された場合も、制御装置37は、ステップS108の処理を行う。ステップS108において、制御装置37は、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる(ステップS108)。
実施の形態1において、記憶部37bは、制御装置37の累計通電時間及び運転回数を記憶する。制御装置37は、記憶部37bに記憶されている累計通電時間が予め設定された値を超えた場合及び記憶部37bに記憶されている回数が予め設定された値を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を報知部から報知させる。実施の形態1によれば、例えば、設置されてから日が浅い電気機器であっても、高い頻度で使用されたために運転回数が基準値を超えたものは、保守点検の実施を促す情報を報知する。このため、通電時間だけでなく運転回数に伴う部品劣化も考慮して、電気機器の保守点検を実施することをユーザーに促すことができる。その結果、基本性能を低下させることなく、且つ安全に電気機器を使用し続けることが可能となる。
実施の形態2.
以下、実施の形態1との相違点を中心に、電気機器の一例である食器洗浄機1の構成及び動作を説明する。実施の形態1と同一又は相当する部分には同一の符号を付して、一部の説明を省略する。
実施の形態2における記憶部37bは、不揮発性のメモリ又は記憶装置として構成されている。以下、実施の形態2における記憶部37bを「不揮発性記憶部」とも呼ぶ。
図8は、実施の形態2における不揮発性記憶部のリセット工程を示すフローチャートである。図8において、累計通電時間はCで表され、運転回数はDで表されている。
例えば製造工場等において、出荷前の食器洗浄機1が電源に接続されると、制御装置37への通電が開始される(ステップS201)。制御装置37に通電されている状態で、不揮発性記憶部の初期化処理が行われる(ステップS202)。初期化処理により、不揮発性記憶部に記憶されている累計通電時間C及び運転回数Dは、ゼロとなる。初期化処理は、例えば、操作部7に対して特定の操作を行うことで実行される。不揮発性記憶部の初期化処理が終了した後、食器洗浄機1が電源から切断されることで、制御装置37への通電がストップする(ステップS203)。その後、食器洗浄機1は、各家庭等に向けて出荷される。
図9は、実施の形態2における累計通電時間及び運転回数に基づく制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。図9において、累計通電時間はCで表され、運転回数はDで表されている。
ステップS301の処理は、図7におけるステップS101の処理と同様である。制御装置37は、不揮発性記憶部から累計通電時間Cを呼び出す(ステップS302)。制御装置37は、不揮発性記憶部から運転回数Dを呼び出す(ステップS303)。なお、ステップS303の処理は、ステップS302よりも先に行われてもよい。
ステップS303に続いて、制御装置37は、累計通電時間Cの計測(ステップS304)及び不揮発性記憶部への書き込み(ステップS305)を行う。制御装置37は、運転回数Dの計測(ステップS306)及び不揮発性記憶部への書き込み(ステップS307)を行う。なお、ステップS306及びステップS307の処理は、ステップS304及びステップS305の処理よりも先に行われてもよい。
ステップS307に続いて、制御装置37は、累計通電時間Cが基準時間を超えているか否かを判定する(ステップS308)。ステップS308で累計通電時間Cが基準時間を超えていないと判定された場合、制御装置37は、運転回数Dが基準回数を超えているか否かを判定する(ステップS309)。ステップS309で運転回数Dが基準回数を超えていないと判定された場合、制御装置37は、累計通電時間C及び運転回数Dの計測及び書き込みを継続する。なお、ステップS308及びステップS309の処理は、内容を互いに入れ替えてもよい。
ステップS308で累計通電時間Cが基準時間を超えていると判定された場合、制御装置37は、ステップS310の処理を行う。また、ステップS309で運転回数Dが基準回数を超えていると判定された場合も、制御装置37は、ステップS310の処理を行う。ステップS310の処理は、図7におけるステップS108の処理と同様である。
実施の形態2において、記憶部37bは、不揮発性のメモリ又は記憶装置として構成された不揮発性記憶部である。不揮発性記憶部は、電源供給が遮断されても記憶したデータを保持する。実施の形態2によれば、累計通電時間及び運転回数の累積データは、意図的にリセットしなければ消去されない。つまり、電気機器への電源供給が一時的に遮断されたとしても、直前の状態から継続する形で累計通電時間及び運転回数の計測及び記憶が再開される。このため、例えば、停電等により予期せず電源供給が遮断された場合であっても、累積された通電時間及び運転回数に基づいて、電気機器の保守点検を実施することをユーザーに促すことができる。また、例えば、引越し又は建物のリフォーム等のため敢えて電源供給を遮断する場合であっても、同様である。その結果、基本性能を低下させることなく、且つ安全に電気機器を使用し続けることが可能となる。
実施の形態1及び2における食器洗浄機1は、キッチンの流し台等の上面に据え置いて用いる卓上タイプであってもよい。この場合も、制御装置37が常に通電された状態であれば、通電時間及び運転回数に基づいて、保守点検を実施することをユーザーに促すことができる。
1 食器洗浄機
2 本体
2a 前面開口部
3 洗浄槽
3a 食器収納口
4 前扉
5 食器かご
6 排気口
7 操作部
7a 電源スイッチ
7b 運転スイッチ
7c 表示部
8 取っ手
9 ドア開閉検知装置
10 開閉蓋
11 給水管
12 給水バルブ
13 第1給水接続管
14 給水機構
15 第2給水接続管
16 本体側給水連結具
17 洗浄槽側給水連結具
18 洗浄ポンプ
19 回転ノズル
20 湯沸しヒーター
21 排水ポンプ
22 第1排水接続管
23 排水機構
24 第2排水接続管
25 排水管
26 洗浄槽側排水連結具
27 本体側排水連結具
28 排水トラップ
29 ケーシング
30 送風機
31 乾燥用ヒーター
32 送風路
33 第1水漏れセンサー
34 第2水漏れセンサー
35 水位検知装置
36 温度検知装置
37 制御装置
37a タイマー部
37b 記憶部
38 ガイド
39 レール
100 被洗浄物
200 システムキッチン

Claims (3)

  1. 電気部品の動作を制御する制御装置と、
    前記制御装置に接続され、前記制御装置に通電されている間は動作を継続する安全装置と、
    前記制御装置の累計通電時間及び前記制御装置により制御される電気部品の動作に関連した回数を記憶する記憶部と、
    情報を報知する報知部と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記記憶部に記憶されている累計通電時間が予め設定された値を超えた場合及び前記記憶部に記憶されている回数が予め設定された値を超えた場合に、保守点検の実施を促す情報を前記報知部から報知させる電気機器。
  2. 前記記憶部は、不揮発性のメモリ又は記憶装置である請求項1に記載の電気機器。
  3. 被洗浄物が載置される洗浄槽と、
    前記洗浄槽に洗浄水を供給する給水手段と、
    を備え、
    前記安全装置は、水漏れセンサーであり、
    食器洗浄機として形成された請求項1又は2に記載の電気機器。
JP2016039151A 2016-03-01 2016-03-01 電気機器 Pending JP2017153685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016039151A JP2017153685A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016039151A JP2017153685A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017153685A true JP2017153685A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59807380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016039151A Pending JP2017153685A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 電気機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017153685A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7430130B2 (ja) 2020-09-16 2024-02-09 リンナイ株式会社 食器洗浄機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087204A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Rinnai Corp 食器洗浄機
JP2004194695A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い機
JP2007125165A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗浄機
JP2007268163A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Ltd 家庭電化機器およびその制御方法
JP2012055417A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Mitsubishi Electric Corp 電気機器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087204A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Rinnai Corp 食器洗浄機
JP2004194695A (ja) * 2002-12-16 2004-07-15 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い機
JP2007125165A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗浄機
JP2007268163A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Ltd 家庭電化機器およびその制御方法
JP2012055417A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Mitsubishi Electric Corp 電気機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7430130B2 (ja) 2020-09-16 2024-02-09 リンナイ株式会社 食器洗浄機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4980430B2 (ja) 食器洗浄機
JP2007298250A (ja) 自動洗浄給湯装置
JP2017133243A (ja) 手洗装置
JP2009112487A (ja) 食器洗浄機
JP5974301B2 (ja) 食器洗い機
JP2017153685A (ja) 電気機器
US20190159652A1 (en) Dishwasher appliance having a pressure sensor for flood detection
JP5656523B2 (ja) 電気機器
JP4697019B2 (ja) 食器洗い機
JP2011024943A (ja) 浴槽自動洗浄装置
JP2004194695A (ja) 食器洗い機
JP2008258090A (ja) リモートコントロール装置
JP2014209968A (ja) 浴槽洗浄システム
JP2020114526A (ja) 食器洗浄機
JP4760528B2 (ja) 食器洗い機
JP2000083886A (ja) 食器洗浄機
JP6855810B2 (ja) 電気機器
JP4765989B2 (ja) 機器の制御装置およびこれを備えた食器洗い機
JP4347232B2 (ja) 食器洗浄機
JPH11290258A (ja) 洗浄機
JP4676368B2 (ja) 食器洗い機
JP2007202876A (ja) 食器洗い機
JP2006274710A (ja) 洗浄装置
JP6333212B2 (ja) 食器洗浄機
JP2008183055A (ja) 浴槽洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191105