JP2010223529A - 浴室換気乾燥機の情報記憶システム - Google Patents
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Abstract
【課題】部品毎の適切なメンテナンスができ、機器の寿命がきたときに異常発熱を起すリスクをなくした浴室換気乾燥機を提供することを目的としている。
【解決手段】加熱装置1、循環用送風機2、換気用送風機4、ダンパー駆動用モーター8の運転制御と、商用電源の入力を検知する検知手段14と、浴室換気乾燥機6Aの運転を遠隔操作する遠隔操作手段9Aからの信号を受けるマイクロコンピューター10Aを搭載した制御装置11Aが備えられ、制御装置11A内には電気的に情報を記憶可能なで取り外し可能な記憶装置12を装着する記憶装置装着部13Aがマイクロコンピューター10Aと電気的に接続され、検知手段14で検知した電源通電時間の積算、および各アクチュエーターの動作積算時間を記憶装置12に記憶し、制御装置交換時にも記憶装置12の記憶情報の引き継ぎができる浴室換気乾燥機を提供できる。
【選択図】図2
【解決手段】加熱装置1、循環用送風機2、換気用送風機4、ダンパー駆動用モーター8の運転制御と、商用電源の入力を検知する検知手段14と、浴室換気乾燥機6Aの運転を遠隔操作する遠隔操作手段9Aからの信号を受けるマイクロコンピューター10Aを搭載した制御装置11Aが備えられ、制御装置11A内には電気的に情報を記憶可能なで取り外し可能な記憶装置12を装着する記憶装置装着部13Aがマイクロコンピューター10Aと電気的に接続され、検知手段14で検知した電源通電時間の積算、および各アクチュエーターの動作積算時間を記憶装置12に記憶し、制御装置交換時にも記憶装置12の記憶情報の引き継ぎができる浴室換気乾燥機を提供できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、家庭用浴室内に設置され、長期間使用時に機器のアクチュエーターや制御装置に不安全箇所がないか点検を必要とする浴室換気乾燥機の情報記憶システムに関する。
近年、一般家庭において浴室の換気装置の設置が多くなるに伴い、浴室を利用して洗濯物を乾燥させる乾燥機能を有した浴室換気乾燥機が普及してきている。また、建築基準法が改正され新築住宅にあっては常時換気の機能を有する換気装置の設置が義務付けられ、ますます浴室換気乾燥機の普及が拡大してきている。浴室乾燥機は、設備商品としての傾向が強く、浴室を新規にする時に一緒に交換するケースが非常に多い。そのため、一旦設置されると、浴室が壊れる、もしくは汚れが著しくなる20〜30年近く使用、設置されることが多い。
従来の浴室換気乾燥機の一例として、図4に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その構成について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、浴室の天井に設置された本体101に浴室内の空気を換気する換気手段102と、浴室内の空気を循環させる循環手段103と、循環手段103により生成される循環空気を加熱する加熱手段104が設けられており、換気手段102は、本体101を構成するハウジング下部に開港した吸気口105と、吸気口105より浴室の空気を吸引する換気ファン106と、換気ファン106の駆動源である換気用モーター107と、本体101内に設けた隔壁によって構成した換気風路108とから構成され、換気風路108の出口は屋外に開口した図示しないダクトに接続される排気口109となっている。
また、循環手段103は換気手段102と同様に本体101を構成するハウジングの下部に開口した吸気口105と、吸気口105から吸気した浴室の空気をハウジングの下部に開口している吐出口110から吐出することを繰り返すことによって浴室内の空気を循環させる循環ファン111と、循環ファン111の駆動源である循環用モーター112と、本体101内に設けた隔壁によって構成した循環風路113と、循環風路113の出口を構成する吐出口110とを備えている。
また、加熱手段104は、循環風路113中に設けた3個のヒーター114a、114b、114cを備えており、換気用モーター107の駆動、すなわち換気ファン106の作動、循環用モーター112の駆動、すなわち循環ファン111の動作、ヒーター114a、114b、114cの動作を各々選択的に操作し、浴室内の暖房、換気等を行うものである。
特開2004−93008号公報
浴室換気乾燥機は、浴室内に設置されるために、高湿度の空気にさらされる時間が非常に長く、さらに加熱装置を搭載しているため大電流が流れており、部品自体も高温下にさらされるため劣化しやすくなる。そして、特許文献1に記載の浴室換気乾燥機の構成からもわかるように多くの部品が使用され、これらの使用部品も長期間使用されると経年劣化をし、しかも、高湿度空間で使用され、かつ大電流使用機器のため、異常発熱を起こす恐れがあるという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、異常発熱を起すリスクをなくした浴室換気乾燥機を提供することを目的としている。
本発明の情報記憶システムは、上記目的を達成するために、電気的に情報を記憶可能で取り外し可能な情報記憶装置を搭載した制御装置を搭載したことを特徴としたものである。
この手段により、情報を記憶した情報記憶装置を必要に応じて取り外して、メンテ交換後制御装置に載せ換えることができる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、機械的あるいは電気的に寿命を有する部品の運転積算時間を記憶することを特徴としたものである。
この手段により、部品毎の運転積算時間が引継げる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、制御装置のサービス、メンテナンス時に交換前の制御装置に搭載されている情報記憶装置を交換後の制御装置に取り付け可能にしたことを特徴としたものである。
この手段により、制御装置を交換しても情報記憶装置に記憶した情報を引き継げる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、情報記憶装置に記憶された運転積算情報を浴室換気乾燥機の遠隔操作手段にて表示できるようにしたこととを特徴としたものである。
この手段により、遠隔操作手段に情報記憶装置に記憶された情報を表示できる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、機械的あるいは電気的に寿命を有する部品をサービス、メンテナンス時に交換した場合に、遠隔操作手段から各部品毎に情報記憶装置に記憶した積算情報を初期化するようにしたことを特徴としたものである。
この手段により、サービス、メンテナンス時に交換した部品の積算情報を初期化できる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、浴室換気乾燥機の設定情報で使用者や、施工者が設定した情報を情報記憶装置に記憶できるようにしたことを特徴としたものである。
この手段により、積算情報以外の浴室換気乾燥機の各種設定情報を記憶できる浴室換気乾燥機が得られる。
また、他の手段は、浴室換気乾燥機本体の各種情報を記憶する情報記憶装置を遠隔操作手段の制御装置に搭載したことを特徴としたものである。
この手段により、情報記憶装置の取り外しが容易にできる浴室換気乾燥機が得られる。
そして、異常発熱を起すというリスクをなくした浴室換気乾燥機を提供するという所期の目的を達成することができる。
本発明によれば、電気的に情報を記憶可能で取り外し可能な情報記憶装置を搭載した制御装置を搭載し、情報を記憶した情報記憶装置を必要に応じて取り外し、メンテ交換後の制御装置に載せ換えて部品毎の適切なメンテナンスができる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、機械的あるいは電気的に寿命を有する部品の運転積算時間を記憶し、部品毎の運転積算時間が引継げる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、制御装置のサービス、メンテナンス時に交換前の制御装置に搭載されている情報記憶装置を交換後の制御装置に取り付け可能にし、制御装置を交換しても情報記憶装置に記憶した情報を引き継げる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、情報記憶装置に記憶された運転積算情報を浴室換気乾燥機の遠隔操作手段にて表示できるようにし、遠隔操作手段に情報記憶装置に記憶された情報を表示できる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、機械的あるいは電気的に寿命を有する部品をサービス、メンテナンス時に交換した場合に、遠隔操作手段から各部品毎に情報記憶装置に記憶した積算情報を初期化するようにし、サービス、メンテナンス時に交換した部品の積算情報を初期化できる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、浴室換気乾燥機の設定情報で使用者や、施工者が設定した情報を情報記憶装置に記憶できるようにし、積算情報以外の浴室換気乾燥機の各種設定情報を記憶できる浴室換気乾燥機を提供できる。
また、浴室換気乾燥機本体の各種情報を記憶する情報記憶装置を遠隔操作手段の制御装置に搭載し、情報記憶装置の取り外しが容易にできる浴室換気乾燥機を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、電気的に情報を記憶可能で取り外し可能な情報記憶装置を搭載した制御装置を搭載したことを特徴としたものであり、情報を記憶した情報記憶装置を必要に応じて取り外し、メンテ交換後の制御装置に載せ変えるとうい作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、機械的あるいは電気的に寿命を有する部品の運転積算時間を記憶することを特徴としたものであり、部品毎の運転積算時間が引継げるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、制御装置のサービス、メンテナンス時に交換前の制御装置に搭載されている情報記憶装置を交換後の制御装置に取り付け可能にしたことを特徴としたものであり、制御装置を交換しても情報記憶装置に記憶した情報を引き継げるとうい作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、情報記憶装置に記憶された運転積算情報を浴室換気乾燥機の遠隔操作手段にて表示できるようにしたこととを特徴としたものであり、遠隔操作手段に情報記憶装置に記憶された情報を表示できるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、 機械的あるいは電気的に寿命を有する部品をサービス、メンテナンス時に交換した場合に、遠隔操作手段から各部品毎に情報記憶装置に記憶した積算情報を初期化するようにしたことを特徴としたものであり、サービス、メンテナンス時に交換した部品の積算情報を初期化できるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、浴室換気乾燥機の設定情報で使用者や、施工者が設定した情報を情報記憶装置に記憶できるようにしたことを特徴としたものであり、積算情報以外の浴室換気乾燥機の各種設定情報を記憶できるとうい作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、浴室換気乾燥機本体の各種情報を記憶する情報記憶装置を遠隔操作手段の制御装置に搭載したことを特徴としたものであり、情報記憶装置の取り外しが容易にできるとうい作用を有する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明の実施の形態1の浴室換気乾燥機は、浴室内の空気を吸込み、その浴室から吸い込んだ空気を加熱装置1に流し、加熱装置1で熱交換を行い加温した空気を再び浴室内に吹出す循環用送風機2と過熱装置を連結してなる循環風路3と、換気用送風機4により浴室内の空気を吸込み、その浴室から吸込んだ空気を屋外に排出する換気風路5とを浴室換気乾燥機6A内に形成し、換気風路5における浴室からの通風をなくすために閉にしたり、浴室からの吸込み空気を多くするために開にしたりすることが可能なダンパー7を換気用送風機4の上流側に配置し、ダンパー7をダンパー駆動用モーター8を用いてその開度を調整することにより、換気用送風機4に吸込まれる屋外に排出する空気の量を調整している。
図1に示すように、本発明の実施の形態1の浴室換気乾燥機は、浴室内の空気を吸込み、その浴室から吸い込んだ空気を加熱装置1に流し、加熱装置1で熱交換を行い加温した空気を再び浴室内に吹出す循環用送風機2と過熱装置を連結してなる循環風路3と、換気用送風機4により浴室内の空気を吸込み、その浴室から吸込んだ空気を屋外に排出する換気風路5とを浴室換気乾燥機6A内に形成し、換気風路5における浴室からの通風をなくすために閉にしたり、浴室からの吸込み空気を多くするために開にしたりすることが可能なダンパー7を換気用送風機4の上流側に配置し、ダンパー7をダンパー駆動用モーター8を用いてその開度を調整することにより、換気用送風機4に吸込まれる屋外に排出する空気の量を調整している。
循環用送風機2と換気用送風機4は、交流電源を電源として利用する電動機や、直流電源を電源として利用する電動機があり、直流電源を利用する電動機には電動機内部に電動機の駆動を制御する制御装置を搭載したものがある。
また、加熱装置1は、輻射熱を放出するハロゲンヒーターや遠赤外線ヒーター、PTCヒーターなどの電気的なヒーターや、温水を利用する温水コイルがある。
また、ダンパー駆動用モーター8は任意の回転角度に移動、停止が可能なモーターであり、パルス駆動モーターなどがある。
また、図2に示すように、浴室換気乾燥機6A内には、加熱装置1、循環用送風機2、換気用送風機4、ダンパー駆動用モーター8の運転制御と、浴室換気乾燥機6Aの運転を遠隔操作する遠隔操作手段9Aからの信号を受けるマイクロコンピューター10Aを搭載した制御装置11Aが備えられ、制御装置11Aには加熱装置1、循環用送風機2、換気用送風機4、ダンパー駆動用モーター8とが接続され、さらに制御装置11Aの動作用電源生成用として商用電源が入力されている。
また、制御装置11A内には電気的に情報を記憶可能な情報記憶装置としての記憶装置12を装着する記憶装置装着部13Aと、商用電源の入力を検知する検知手段14がマイクロコンピューター10Aと電気的に接続されている。
記憶装置12は例えばSDカードや、コンパクトフラッユなどの電気的に情報を記憶または、消去可能なメモリーがある。
上記構成により、浴室換気乾燥機6Aに商用電源が入力されると、検知手段14が電源入力を検知し、その情報をマイクロコンピューター10Aに送り、マイクロコンピューター10Aは内部のタイマーを使用して商用電源が入力されている時間を積算していく。そして、積算時間が所定の時間、例えば1時間に達すると記憶装置装着部13Aに装着された記憶装置12にこの積算時間を情報として記憶するように信号を送り、記憶装置12はこの積算時間を加算してあらたな通電積算時間に更新記憶され、更に所定の時間が経過すると、マイクロコンピューター10Aからの信号で記憶装置12に記憶された通電積算時間の情報を更新していくことになる。
また、浴室換気乾燥機6Aの通電後、設置場所に応じた各種設定を遠隔操作手段9Aを利用して行うが、設定した情報はマイクロコンピューター10Aからの信号で記憶装置12に設定情報として記憶する。設置場所に応じた各種設定とは、浴室乾燥装置の使い勝手を使用環境に合わせて設定する設定内容であって、例えば、乾燥運転の運転時間設定値や、あらかじめ浴室内を暖めておく予備暖房の運転時間設定値のような設定内容を言いい、この情報を各種設定の情報と言う。
また、遠隔操作手段9Aから浴室換気乾燥機6Aの運転信号が入力され、マイクロコンピューター10Aがその運転信号の情報を受け、この運転信号に応じて必要なアクチュエーター、例えば乾燥運転の運転信号が入力された場合は、加熱装置1と循環用送風機2と換気用送風機4とダンパー駆動用モーター8が動作することになり、遠隔操作手段9Aから停止信号または、運転状態切換信号が入力されるまでマイクロコンピューター10Aは内部のタイマーを使用して動作状態にあるアクチュエーターの運転時間を積算していく。そして積算時間が所定の時間、あるいはアクチュエーターを停止する信号が遠隔操作手段9Aから入力されるまでの積算時間を商用電源が入力されている時間の積算と同様に各アクチュエーター毎に運転積算時間の情報として記憶装置装着部13Aに装着された記憶装置12に情報を記憶するように信号を送り、記憶装置12に各アクチュエーター毎の積算時間が記憶され、その後異なる運転信号(例えば換気運転等)により運転した場合、記憶装置12に記憶されたアクチュエーター毎の運転積算時間の情報は、動作するアクチュエーターの運転積算時間を所定時間、あるいは停止する信号が入力されるまでの積算時間加算しアクチュエーター毎に更新を行うことになる。そして、マイクロコンピューター10Aは記憶装置12に記憶された商用電源への通電積算時間および各アクチュエーター毎の運転積算時間とマイクロコンピューター10Aに予め記憶された点検時期の目安とする商用電源への通電積算時間および各アクチュエーター毎の運転積算時間に達すると遠隔操作手段9Aに点検時期に到達したことおよび点検が必要はアクチュエーターを表す記号を表示し、点検を促す。
また、寿命ではないが制御装置11Aが不慮の故障により交換が必要となった場合、制御装置11Aを交換することになるが、他の浴室換気乾燥機6A内の各アクチュエーターは交換されない。このため、交換後の制御装置11Aには交換前の制御装置11Aに搭載されていた記憶装置12を交換後の制御装置11Aの記憶装置装着部13Aに装着する(載せ換える)ことでアクチュエーター毎の運転積算時間の情報や、設置場所に応じた各種設定の情報の引継ぎが行われ、交換時に遠隔操作手段9Aから制御装置11Aの交換時期を入力することで制御装置11Aの通電積算時間が初期化される。同様に他のアクチュエーター、例えば加熱装置1を交換した場合、交換時に遠隔操作手段9Aからマイクロコンピューター10Aを経由して記憶装置12に記憶された加熱装置1の運転積算時間のみを初期化する。
なお、本実施例でのアクチュエーター毎の点検時間の目安としては、例えば循環用送風機2や換気用送風機4の場合、機械的寿命を有する部品として管理する軸受け部の寿命を目安としたり、制御装置11Aの場合、電気的に寿命を有する部品として管理するアルミ電解コンデンサーや、機械的寿命を有する部品として管理するリレーの寿命を目安として点検時期を決定することができる。
(実施の形態2)
図3に示すように、本発明の実施の形態2の浴室換気乾燥機は、記憶装置12を遠隔操作手段9Bに装着するように記憶装置装着部13Bを遠隔操作手段9Bに備えている。
図3に示すように、本発明の実施の形態2の浴室換気乾燥機は、記憶装置12を遠隔操作手段9Bに装着するように記憶装置装着部13Bを遠隔操作手段9Bに備えている。
すなわち、浴室換気乾燥機本体の各種情報を記憶する情報記憶装置としての記憶装置12を遠隔操作手段9Bの制御装置に搭載したものである。各種情報とは、実施の形態1で説明した商用電源が入力されている時間を積算して通電積算時間とアクチュエーター毎の運転積算時間と。設置場所に応じた各種設定の情報を言う。
上記構成において、実施の形態1と同様に浴室換気乾燥機6Bに商用電源が入力されると、検知手段14が電源入力を検知し、その情報をマイクロコンピューター10Bに送り、マイクロコンピューター10Bは内部のタイマーを使用して商用電源が入力されている時間を積算していく。そして、積算時間が所定の時間に達すると遠隔操作手段9Bとの通信を利用し、遠隔操作手段9Bの記憶装置装着部13Bに装着された記憶装置12に情報を記憶するように信号を送り、記憶装置12に通電積算時間が記憶され、順次所定時間毎に情報を更新していくことになる。
また、浴室換気乾燥機6Bの通電後、設置場所に応じた各種設定を遠隔操作手段9Bを利用して行うが、設定した情報はマイクロコンピューター10Bに記憶されるとともに遠隔操作手段9Bとの通信を利用して記憶装置12に設定情報として記憶する。
また、各アクチュエーターの運転積算時間に関しても同様にマイクロコンピューター10Bの内部タイマーを利用して積算を行い、所定の時間毎に遠隔操作手段9Bとの通信を利用し、記憶装置12に情報を記憶し、予め記憶された点検時期の目安とする商用電源および各アクチュエーター毎の運転積算時間に達すると遠隔操作手段9Bに点検時期に到達したことおよび点検が必要はアクチュエーターを表す記号を表示し、点検を促す。
さらに、不慮の故障により制御装置11Bの交換が必要となった場合でも、記憶装置12は遠隔操作手段9Bに搭載されているため、情報引継ぎのための取り外し、取り付けを行う必要がない。
長期間設置、運転され電気的または機械的寿命を有する部品を使用し点検、部品交換が必要な電気機器へも利用も可能である。
1 加熱装置
2 循環用送風機
3 循環風路
4 換気用送風機
5 換気風路
6A 浴室換気乾燥機
6B 浴室換気乾燥機
7 ダンパー
8 ダンパー駆動用モーター
9A 遠隔操作手段
9B 遠隔操作手段
10A マイクロコンピューター
10B マイクロコンピューター
11A 制御装置
11B 制御装置
12 記憶装置
13A 記憶装置装着部
13B 記憶装置装着部
14 検知手段
2 循環用送風機
3 循環風路
4 換気用送風機
5 換気風路
6A 浴室換気乾燥機
6B 浴室換気乾燥機
7 ダンパー
8 ダンパー駆動用モーター
9A 遠隔操作手段
9B 遠隔操作手段
10A マイクロコンピューター
10B マイクロコンピューター
11A 制御装置
11B 制御装置
12 記憶装置
13A 記憶装置装着部
13B 記憶装置装着部
14 検知手段
Claims (7)
- 電気的に情報を記憶可能で取り外し可能な情報記憶装置を搭載した制御装置を搭載したことを特徴とする浴室換気乾燥機。
- 機械的あるいは電気的に寿命を有する部品の運転積算時間を記憶することを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥機。
- 制御装置のサービス、メンテナンス時に交換前の制御装置に搭載されている情報記憶装置を交換後の制御装置に取り付け可能にしたことを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥機。
- 情報記憶装置に記憶された運転積算情報を浴室換気乾燥機の遠隔操作手段にて表示できるようにしたこととを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥機。
- 機械的あるいは電気的に寿命を有する部品をサービス、メンテナンス時に交換した場合に、遠隔操作手段から各部品毎に情報記憶装置に記憶した積算情報を初期化するようにしたことを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥機。
- 浴室換気乾燥機の設定情報で使用者や、施工者が設定した情報を情報記憶装置に記憶できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の浴室換気乾燥機。
- 浴室換気乾燥機本体の各種情報を記憶する情報記憶装置を遠隔操作手段の制御装置に搭載したことを特徴とする請求項1から5記載の浴室換気乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073321A JP2010223529A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 浴室換気乾燥機の情報記憶システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073321A JP2010223529A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 浴室換気乾燥機の情報記憶システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=43040899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009073321A Pending JP2010223529A (ja) | 2009-03-25 | 2009-03-25 | 浴室換気乾燥機の情報記憶システム |
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JP (1) | JP2010223529A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012055417A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器 |
CN105465879A (zh) * | 2014-08-15 | 2016-04-06 | 国家电网公司 | 一种基于电热储能装置的供暖系统及其控制方法 |
JP2016125735A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 浴室暖房システム |
CN106440018A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-02-22 | 东北农业大学 | 一种串联式供暖节能控制系统和方法 |
CN109539359A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-03-29 | 国网辽宁省电力有限公司 | 分工况pid+自适应前馈补偿的相变电蓄热供暖系统及方法 |
-
2009
- 2009-03-25 JP JP2009073321A patent/JP2010223529A/ja active Pending
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