JP6285170B2 - 風量制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、換気風量などを制御する風量制御装に関する。
この種の風量制御装置として、例えば、特許文献1には、浴室や脱衣室等の換気を行う換気ファンを駆動するファンモータへの印加電圧を、予め求めた前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印加電圧との関係に基づいて制御することによって、換気風量を、設定風量に制御する浴室暖房換気装置が記載されている。
特開2013−181683号公報
上記特許文献1のように、浴室、脱衣室、及び、トイレといった多室の換気を行う浴室暖房換気装置では、換気ファンが収納された換気ユニットのケーシングには、換気対象室や屋外排出口の配置などに応じて、換気対象室に連通する吸気ダクト及び屋外排出口に連通する排気ダクトを配置接続できるように、複数の接続口が設けられている。
すなわち、換気ユニットのケーシングの複数の接続口に対して、前記吸気ダクト及び前記排気ダクトを、異なる複数の配置形態で接続することが可能となっており、浴室暖房換気装置を設置する際には、換気対象室等の配置などに応じて複数の配置形態の内の何れかの配置形態を選択して、前記両ダクトを前記ケーシングの接続口に接続すると共に、使用しない接続口は閉塞するように構成されている。
このように吸気ダクトや排気ダクトといった換気ダクトは、換気ファンが収納されたケーシングに対して、浴室暖房換気装置が設置される換気対象室等の配置などに応じて、異なる配置形態で接続される場合がある。
一般的に、浴室暖房換気装置などの風量制御装置は、そこに用いられるファン及びこのファンに装着されるファンモータが同一であっても、上記の換気ダクトの配置形態によって、風量制御装置による通風量Qに対する、風量制御装置の排気位置における静圧と吸気位置における静圧との差圧Pの特性、いわゆるP−Q特性が異なったものとなる。
したがって、従来の風量制御装置において、換気ユニットにおける換気ダクトの配置形態として、複数の配置形態が可能である場合に、選択する配置形態によっては、上記のように予め求めたファンモータの目標回転速度とファンモータへの印加電圧との関係からずれてしまう場合があり、換気風量が、所望の設定風量からずれてしまう虞があった。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、換気ダクト等の配置形態が異なっても、配置形態に応じて、所望の換気風量が得られるようにすることを目的とする。
(1)本発明の風量制御装置は、通気用のファンが収納されたファンケーシングの複数の接続口に対して、吸気用及び排気用の各通風路が、複数の異なる配置形態で接続可能であり、前記ファンを駆動するファンモータと、前記ファンモータへの電気的入力値によって、前記ファンモータの回転速度を制御する制御手段とを備える風量制御装置であって、
前記複数の配置形態のそれぞれに対応する、前記ファンモータの回転速度と前記電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶される記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定すると共に、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御するものであり、
前記制御手段は、前記ファンケーシングの前記複数の接続口に対する前記各通風路の接続が完了する前の試運転モードでは、前記何れの配置形態の接続であるかを判定し、前記各通風路の前記接続が完了した後の通常運転モードでは、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御する
本発明によると、ファンケーシングの複数の接続口に対して吸気用及び排気用の各通風路を接続する際の複数の配置形態にそれぞれ対応して、ファンモータの回転速度と電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶手段に記憶され、制御手段は、複数の配置形態の何れの配置形態が選択されているかを判定し、判定した配置形態に対応する前記設定情報に基づいて、ファンモータの回転速度を制御するので、複数の配置形態の何れの配置形態が選択されても、風量が所望の風量からずれてしまうことが抑制され、適切な風量にて通風が行われる。
本発明によると、複数の配置形態の何れの配置形態による接続であるかを判定する試運転モードは、ファンケーシングに対する通風路の接続が完了する前の判定に好適な状態、例えば、ファンケーシングの接続口に、ダクト継ぎ手のみが接続されて吸気ダクトや排気ダクトが接続されていない状態、すなわち、配置形態毎の通風抵抗が略一定の状態で実行することができるので、精度よく配置形態を判定することができる。
)本発明の風量制御装置は、通気用のファンが収納されたファンケーシングの複数の接続口に対して、吸気用及び排気用の各通風路が、複数の異なる配置形態で接続可能であり、前記ファンを駆動するファンモータと、前記ファンモータへの電気的入力値によって、前記ファンモータの回転速度を制御する制御手段とを備える風量制御装置であって、
前記複数の配置形態のそれぞれに対応する、前記ファンモータの回転速度と前記電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶される記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定すると共に、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御するものであり、
前記ファンケーシングの前記複数の接続口に対する前記各通風路の接続の有無を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、前記検出手段の検出出力に基づいて、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定する。
前記検出手段は、例えば、マイクロスイッチやフォトインタラプタ等の機械式や光学式のセンサを備えるのが好ましい。
本発明によると、検出手段によって、ファンケーシングの複数の接続口に対する各通風路の接続の有無を検出するので、制御手段では、その検出出力に基づいて、配置形態を判定することができ、試運転モードを実行する必要がない。
)本発明の他の実施態様では、前記ファンモータへの電気的入力値が、前記ファンモータへの印可電圧である。
この実施態様によると、ファンモータへの電気的入力値がファンモータへの印加電圧であるので、ファンモータを制御する制御手段の構成が簡単になる。
)本発明の別の実施態様では、前記ファンモータへの電気的入力値が、前記ファンモータへの印可電力である。
この実施態様によると、風量と密接な相関性を有するファンモータへの印加電力をファンモータへの電気的入力値とすることで、ファンモータのモータ特性のバラツキに起因して、風量が所望の風量からずれてしまうことが抑制される。
本発明によれば、ファンケーシングに対して吸気用及び排気用の各通風路を接続する際の複数の配置形態にそれぞれ対応して、ファンモータの回転速度と電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶され、前記複数の配置形態の何れの配置形態が選択されているかを判定し、判定した配置形態に対応する前記設定情報に基づいて、ファンモータの回転速度を制御するので、複数の配置形態の何れの配置形態が選択されても、風量が所望の風量からずれてしまうことが抑制され、適切な風量にて通風が行われる。
本発明の一実施形態の風量制御装置としての浴室暖房換気装置の概略平面図である。 図1の浴室暖房換気装置の概略側面図である。 リモコンの正面図である。 換気ファン用ケーシングに対する吸気継ぎ手及び排気継ぎ手の接続の配置形態を示す図である。 ファンモータのPQ特性と通風路の負荷特性との関係を示す図である。 ファンモータの回転速度と印加電圧との関係を示す図である。 配置形態の異なる場合のファンモータの回転速度と印加電圧との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この実施形態では、風量制御装置として浴室暖房換気装置に適用して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る風量制御装置としての浴室暖房換気装置の概略平面図であり、図2は、浴室暖房換気装置の概略側面図である。
この浴室暖房換気装置は、浴室Aの天井部に設置されて浴室Aの乾燥や換気を行う浴室ユニットBと、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを換気するための換気ファン12を備えた換気ユニットE、浴室ユニットB内に設けられ、浴室ユニットBおよび換気ユニットEの運転を制御する制御手段に相当する制御部H、その制御部Hに対して運転指令などを指令するリモコンRなどから構成されている。
浴室ユニットBは、下方側が開口し、一側面に換気空気排出用の排気用接続口2を備えたケーシング1と、吸込み部3および吹出し部4を備えてケーシング1の下方側を閉じるように配置されるグリル板5などを備えて構成されている。
そして、ケーシング1の内部には、吸込み部3と吹出し部4とを接続する循環路6が区画形成され、吸込み部3から吹出し部4に至る循環路6の経路の途中で、循環路6に連通するように、排気用接続口2が形成され、その排気用接続口2を開閉する開閉体20が設けられている。
なお、開閉体20は、電磁石20bに対して通電状態と非通電状態に切り換えることによって、シャッタ体20aを開閉させて、開閉作動されるように構成されている。
また、循環路6内に、吸込み部3に吸気作用するとともに、吸込み空気を吹出し部4および排気用接続口2に送るように通風作用する循環ファン7、循環路6を通流する空気を加熱する熱交換器8が設けられている。
前記熱交換器8には、外部熱源機(図示せず)から温水を循環供給する温水循環路9が接続され、その温水循環路9に、熱交換器8への温水の供給を断続する熱動弁10が設けられている。
前記換気ユニットEは、換気ファン用ケーシング11内に通風用のファンである換気ファン12を収納して構成され、この例では、換気ファン用ケーシング11の一側面が、2個の他室用の吸気口13とされ、他側面が、排気口14とされている。なお、他側面にも吸気口として使用可能な接続口を有しているが、この例では使用しないため、閉塞板27によって閉塞されている。
そして、換気ファン12が、ファンモータ12aの駆動により、換気用ファンケーシング11内に吸気作用させるとともに、吸引空気を排気口14から排出するように、換気ファン12の吐出口を排気口14に接続するようにしている。
他室用の吸気口13の夫々には、他室用の吸気口13の開口量を調整するダンパ15が、上下移動操作自在に設けられ、ダクト接続部である筒状の吸気継ぎ手16を介して、トイレCおよび脱衣室Dの夫々に連通する通風路を形成する吸気ダクト17を接続するように構成されており、吸気口13は、吸気ダクト17を接続する接続口となっている。
排出口14には、ダクト接続部である筒状の排気継ぎ手18を介して、屋外に延設される通風路を形成する排気ダクト19を接続するように構成されており、排出口14は、排気ダクト19を接続する接続口となっている。
このようにして、ファンモータ12aを駆動させて、換気ファン12を通風作動させて、浴室ユニットBを介して浴室A内の空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するとともに、吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内の空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するように構成されている。
制御部Hは、リモコンRからの指令に基づいて、開閉体20を開閉制御するとともに、循環ファン7および換気ファン12の通風作動を制御するなどして、浴室A内を乾燥する乾燥運転、浴室A内の空気を循環させる涼風運転、浴室A内を暖房する暖房運転、浴室A内やトイレCおよび脱衣室D内を通常設定換気量にて換気する通常換気運転、浴室A内やトイレCおよび脱衣室D内を24時間設定換気量にて換気する24時間換気運転などの各種の運転を実行するように構成されている。
図3に示すように、リモコンRには、乾燥運転を指令する乾燥運転スイッチ21、涼風運転を指令する涼風運転スイッチ22、暖房運転を指令する暖房運転スイッチ23、通常換気運転を指令する通常換気運転スイッチ24、24時間換気運転を指令する24時間換気運転スイッチ25、表示部26などが設けられている。
乾燥運転は、循環ファン7を作動させ、かつ、浴室A内の温度が乾燥用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁10の開閉を制御して熱交換器8に温水を循環供給するとともに、開閉体20を開作動させた状態で、設定風量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気の一部を、排気用接続口2を通して換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して屋外に排出させながら、熱交換器8により加熱された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
涼風運転は、循環ファン7を作動させるとともに、開閉体20を開作動させた状態で、設定風量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気の一部を、排気用接続口2を通して換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して屋外に排出させながら、吸込み部3から吸引された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
暖房運転は、循環ファン7を作動させ、かつ、浴室A内の温度が暖房用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁10の開閉を制御して熱交換器8に温水を循環供給させるとともに、開閉体20を閉作動させて、浴室A内から吸引した空気の全量を熱交換器8により加熱し、その加熱された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
通常換気運転は、開閉体20を開作動させた状態で、通常設定換気量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気および吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内から吸引した空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するようにして、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを同時に換気するようにしている。
ちなみに、上述の暖房運転中など、浴室Aの換気を行いたくないときには、リモコンRにて指令して、開閉体20を閉作動させた状態で、換気ファン12を作動させて、トイレCおよび脱衣室Dのみ換気するようにしている。
24時間換気運転は、24時間設定換気量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気および吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内から吸引した空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するようにして、24時間継続して、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを同時に換気するようにしている。
ちなみに、上述の暖房運転中など、浴室Aの換気を行いたくないときには、リモコンRにて指令して、開閉体20を閉作動させた状態で、換気ファン12を作動させて、トイレCおよび脱衣室Dのみ換気するようにしている。
この実施形態の浴室暖房換気装置は、上記のように、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dの3室の換気を行うことが可能であり、換気対象である各室の配置や屋外排出口の配置などに応じて、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11の接続口である、吸気口13及び排気口14に対する吸気ダクト17及び排気ダクト19の配置形態を、複数の異なる配置形態から選択して接続することが可能である。
図4は、この複数の配置形態を例示するものであって、上記浴室ユニットB及び換気ユニットEのダクト接続部16,18を示す図である。
上記図1に対応する配置形態が、図4(d)であり、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11の一側面(右側面)の2個の吸気口に、吸気継ぎ手16がそれぞれ接続され、他側面(左側面)の排気口に排気継ぎ手18が接続されている。図4(c)の配置形態は、図4(d)の配置形態の左右を反転させたもの、すなわち、浴室ユニットBに対して換気ユニットEを左右反転させて装着したものである。
図4(b)の配置形態は、図4(c)の配置形態において、前記他側面(左側面)に接続されている一方の吸気継ぎ手16を、排気継ぎ手18が接続されている前記一側面(右側面)に接続して排気継ぎ手18に隣接させたものである。図示していないが、この図4(b)の配置形態の左右を反転させた配置形態もある。
図4(a)の配置形態は、図4(c)の配置形態において、前記他側面(左側面)に接続されている他方の吸気継ぎ手16を、排気継ぎ手18が接続されている前記一側面(右側面)に接続して排気継ぎ手18に隣接させたものである。図示していないが、この図4(a)の配置形態の左右を反転させた配置形態もある。
つまり、この実施形態では、6通りの配置形態が可能であって、浴室暖房換気装置が設置される換気対象室や屋外排出口の配置などに応じて、何れかの配置形態が選択される。
なお、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11の使用されない吸気口は、上記ように閉塞板等によって閉塞される。
次に、この浴室暖房換気装置における、制御部Hによる換気ファン12の制御について説明する。
換気ファン12に装着されるファンモータ12aと制御部Hとは、コネクタ(不図示)および電線(不図示)を介して接続され、制御部Hは、電線を通して、ファンモータ12aの回転速度の情報を得るとともに、ファンモータ12aに電圧を与えるように構成されている。
そして、制御部Hは、該制御部Hの記憶部に予め記憶されている、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印加電圧(電気的入力値)との関係を示す設定情報に基づいて、通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印加電圧を制御するように構成されている。
ここで、制御部Hがファンモータ12aへの印加電圧を制御するための、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印加電圧との設定関係について説明する。
例えば、設定風量がQ1(例えば100m3 /h)であるとする。
図5は、換気ファン12に装着されるファンモータ12aに印加する電圧がV1、V2、V3、V4、V5(V1<V2<V3<V4<V5)であるときの浴室暖房換気装置の、換気ファン12によって通風する通風量Qに対する、排気部における静圧と吸気部における静圧との差圧Pの特性を示すPQ特性(V1〜V5で指示される曲線)、および、換気ファン12によって通風する通風路の通風抵抗がL1、L2、L3、L4、L5(通風抵抗L1<L2<L3<L4<L5)であるときの通風路における圧力損失Pと通風量Qとの関係を示すPQ特性(L1〜L5で示される右上がりの曲線)を示している。
図5において、破線は風量がQ1(例えば100m3 /h)で一定である線を表しており、通風路の通風抵抗が種々異なる場合であっても、通風路の通風抵抗に応じてファンモータ12aへの印加電圧を調節することで下記に示すように、換気ファン12によって通風する通風量をQ1に合致させることができる。
(1)通風路の通風抵抗がL1のときには、通風路の通風抵抗がL1のときの通風路のPQ特性の曲線と破線との交点、つまり、数字1の丸で囲んだ点において、通風路の通風抵抗がL1のときの通風路のPQ特性の曲線と、換気ファン12のPQ特性の曲線とが交差すれば、通風抵抗がL1の通風路にQ1の通風量で通風されることになるから、ファンモータ12aへの印加電圧をV1に調節することで通風量はQ1となる。
(2)同様に、風路の通風抵抗がL2のときにはファンモータ12aへの印加電圧をV2に調節することで、また、風路の通風抵抗がL3のときにはファンモータ12aへの印加電圧をV3に調節することで、また、風路の通風抵抗がL4のときにはファンモータ12aへの印加電圧をV4に調節することで、また、風路の通風抵抗がL5のときにはファンモータ12aへの印加電圧をV5に調節することで、通風量はQ1となる。
一方、ファンモータ12aに印加する電圧がV1のときにQ1の通風量で通風されている場合のファンモータ12aの回転速度N1は、換気ファン12固有の値であり、同様に、ファンモータ12aに印加する電圧がV2のときにQ1の通風量で通風されている場合のファンモータ12aの回転速度N2、および、ファンモータ12aに印加する電圧がV3のときにQ1の通風量で通風されている場合のファンモータ12aの回転速度N3、および、ファンモータ12aに印加する電圧がV4のときにQ1の通風量で通風されている場合のファンモータ12aの回転速度N4、および、ファンモータ12aに印加する電圧がV5のときにQ1の通風量で通風されている場合のファンモータ12aの回転速度N5も、夫々換気ファン12固有の値である。
したがって、Q1の通風量で通風されている場合には、ファンモータ12aの回転速度Nとファンモータ12aに印加する電圧Vとの関係は、N=N1のときにはV=V1、N=N2のときにはV=V2、N=N3のときにはV=V3、N=N4のときにはV=V4、N=N5のときにはV=V5となる関係が成立する。
換言すれば、N=N1のときにはV=V1、N=N2のときにはV=V2、N=N3のときにはV=V3、N=N4のときにはV=V4、N=N5のときにはV=V5となる関係を満たすように、ファンモータ12aに印加する電圧Vを調節することで、通風路の通風抵抗が未知であってもQ1の通風量で通風できることになる。
ここで、一般に、浴室暖房換気装置などの換気装置によって通風換気される通風路の通風抵抗は、上記L1〜L5のように離散的な値をとるのではなく、種々の値をとり得るものであるが、通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量毎に、ファンモータ12aの回転速度Nとファンモータ12aに印加する電圧Vとの関係を予め求めておき、ファンモータ12aの回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係が、この関係を満足するように、ファンモータ12aへの印加電圧Vを制御すれば、浴室暖房換気装置によって通風換気される通風量が通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に調節されることになる。
これを換言すると、前述の、制御部Hは、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印加電圧との関係に基づいて、通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印加電圧を制御するように構成すればよい、ということになる。
本実施形態における浴室暖房換気装置においては、図6に示すように、制御部Hの記憶部には、通風量に応じて、ファンモータ12aの目標回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係S1を示す設定情報が、予め求められて記憶されている。なお、この図6の関係S1は、図4(d)に示す吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18の配置形態に対応するファンモータ12aの目標回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係を示すものであって、通風量Q1に対応するものである。
そして、上記図4の吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18の複数の配置形態にそれぞれ対応して、ファンモータ12aの目標回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係を示す設定情報が、通風量に応じて、予め複数求められて、制御部Hの記憶部に記憶されている。
例えば、図4(a)、図4(b)、図4(c)の各配置形態にそれぞれ対応して、図7に示すように、通風量Q1に応じたファンモータ12aの目標回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係S2、S3、S4を示す設定情報が、予め記憶されている。
この実施形態では、制御部Hは、複数の配置形態のうちの何れの配置形態で接続されているかを判定する配置形態判定モードを実行する。
すなわち、制御部Hに設けられた試運転開始指令スイッチ(不図示)の操作によって試運転モードを実行し、試運転モードでは、配置形態判定モードを実行して判定結果を記憶する。
本実施形態の浴室暖房換気装置の設置工事説明書には、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11に、吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18を接続した後、吸気ダクト及び排気ダクトを接続しない状態、すなわち、吸気用及び排気用の通風路の接続が完了していない状態で、試運転開始指令スイッチ(不図示)の操作を行うように記載してあり、吸気ダクト及び排気ダクトを接続しない状態で試運転モードが実行され、配置形態判定モードが実行されて、その判定結果が記憶されることになる。
吸気ダクト及び排気ダクトを接続しない状態で、例えば、ファンモータ12aに所定電圧を印加したときのファンモータ12aの回転数によって、吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18の配置形態が、例えば、図4(a)〜(d)の何れの配置形態であるかを次のように判定する。
すなわち、例えば、上記図6及び図7に示す複数の配置形態にそれぞれ対応するファンモータ12aの目標回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係S1、S2、S3、S4を示す設定情報に基づいて、吸気ダクト及び排気ダクトを接続しない状態に対応するように、印加電圧が最も低い電圧近傍、例えば、電圧10Vを印加したときの回転速度を検出し、その回転速度が、何れの関係S1、S2、S3、S4に最も近い値であるかによって配置形態を判定するものである。
このようにして配置形態が判定され、その判定結果が制御部Hに記憶されて、試運転モードが自動的に終了する。
このように、試運転モードにおいては、吸気部および排気部に接続されるダクト等の状態を、配置形態判定モードに好都合な、吸気ダクト及び排気ダクトを接続しない状態、すなわち、配置形態毎の通風抵抗が略一定の状態で判定可能であるから、配置形態判定モードにおける誤判定が抑制される。
試運転モードが終了した後は、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11の吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18に、吸気ダクト及び排気ダクトを接続して吸気用及び排気用の通風路の接続を完了させた後、リモコンRの操作によって浴室暖房換気装置の運転を行う通常運転モードを実行することになる。
通常運転モードでは、配置形態判定モードの判定結果に応じて、予め複数設定された関係S1〜S4を示す設定情報のうちから、吸気継ぎ手16及び排気継ぎ手18の配置形態に対応する関係を示す設定情報の一つ選択して、ファンモータ12aの回転速度Nとファンモータ12aへの印加電圧Vとの関係が選択された関係を満足するように、ファンモータ12aへの印加電圧Vが制御されて、浴室暖房換気装置によって通風換気される通風量が通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に調節される。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、試運転モードを実行して配置形態を判定したけれども、本発明の他の実施形態として、換気ユニットEの換気ファン用ケーシング11の吸気口等の複数の接続口の何れの接続口に、吸気継ぎ手16や排気継ぎ手18が接続されているか否か、及び、浴室ユニットBに対する換気ユニットEの左右の装着方向を検出する検出手段を設け、この検出手段の検出出力に基づいて、制御部Hで配置形態を判定するようにしてもよい。
具体的には、換気ファン用ケーシング11の接続口の近傍には、例えば、マイクロスイッチやフォトインタラプタ等の機械接触式や光学式のセンサを配設し、吸気継ぎ手16や排気継ぎ手18には、前記接続口への着脱に応じて、前記センサを作動させる作動片、突起、あるいは、切欠き等を設ければよい。また、浴室ユニットBの換気ユニットEが装着される部分には、前記センサを配設し、換気ユニットの装着方向に応じて前記センサを作動させる前記作動片等を設ければよい。
前記センサの検出出力を、制御部Hに与えるように構成することによって、制御部Hでは、何れの配置形態が選択されているかを正確に判定することができる。また、配置形態を判定するための試運転モードの実行が不要となる。
上記実施形態では、ファンモータ12aへの電気的入力値を印加電圧として構成してあるが、ファンモータ12aへの電気的入力値を印加電力として構成し、制御部Hが、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印加電力(電気的入力値)との関係に基づいて、通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印加電力を制御するように構成してもよい。
このように構成した場合、制御部Hは、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印加電力との関係に基づいて、通常設定換気量、および、24時間設定換気量などの設定風量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印加電力を制御することになる。
また、このように構成した場合、ファンモータ12aへの印加電力を知るためには、ファンモータ12aへの印加電圧に加えて、ファンモータ12aへの通電電流を知る必要があるあるので、ファンモータ12aへの印加電圧をファンモータ12aへの電気的入力値とする場合に較べて、制御部の構成が複雑になるが、浴室暖房換気装置(風量制御装置)の風量と密接な相関性を有するファンモータ12aへの印加電力をファンモータ12aへの電気的入力値とすることで、ファンモータ12aへの印加電圧をファンモータ12aへの電気的入力値とする場合に較べて、ファンモータ12aのバラツキに起因して風量制御装置の風量が所望の風量からずれてしまうことが抑制される。
11 換気ファン用ケーシング
12 換気ファン
12a ファンモータ
13 吸気口
14 排気口
16 吸気継ぎ手
17 吸気ダクト
18 排気継ぎ手
19 排気ダクト
A 浴室
B 浴室ユニット
C トイレ
D 脱衣室
E 換気ユニット

Claims (4)

  1. 通気用のファンが収納されたファンケーシングの複数の接続口に対して、吸気用及び排気用の各通風路が、複数の異なる配置形態で接続可能であり、前記ファンを駆動するファンモータと、前記ファンモータへの電気的入力値によって、前記ファンモータの回転速度を制御する制御手段とを備える風量制御装置であって、
    前記複数の配置形態のそれぞれに対応する、前記ファンモータの回転速度と前記電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶される記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定すると共に、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御するものであり、
    前記制御手段は、前記ファンケーシングの前記複数の接続口に対する前記各通風路の接続が完了する前の試運転モードでは、前記何れの配置形態の接続であるかを判定し、前記各通風路の前記接続が完了した後の通常運転モードでは、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御する、
    ことを特徴とする風量制御装置。
  2. 通気用のファンが収納されたファンケーシングの複数の接続口に対して、吸気用及び排気用の各通風路が、複数の異なる配置形態で接続可能であり、前記ファンを駆動するファンモータと、前記ファンモータへの電気的入力値によって、前記ファンモータの回転速度を制御する制御手段とを備える風量制御装置であって、
    前記複数の配置形態のそれぞれに対応する、前記ファンモータの回転速度と前記電気的入力値との関係を示す設定情報が、予め通風量に応じて記憶される記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定すると共に、判定した配置形態に対応する前記記憶手段の前記設定情報に基づいて、前記ファンモータの回転速度を制御するものであり、
    前記ファンケーシングの前記複数の接続口に対する前記各通風路の接続の有無を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出出力に基づいて、前記ファンケーシングに対する前記各通風路の接続が、前記複数の配置形態の何れの配置形態の接続であるかを判定する、
    ことを特徴とする風量制御装置。
  3. 前記ファンモータへの電気的入力値が、前記ファンモータへの印可電圧である、
    請求項1または2に記載の風量制御装置。
  4. 前記ファンモータへの電気的入力値が、前記ファンモータへの印可電力である、
    請求項1または2に記載の風量制御装置。
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