JP2006300363A - 浴室換気乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常運転中は誤動作なく安定して動作し、ファンの停止時やフィルタの目詰まり時に確実に安全動作を行う浴室換気乾燥機を提供する。
【解決手段】PTCセラミックヒータ91をその通風面を垂直にして、上面のヒータケース92と下面のヒータカバー93とで挟着して保持し、通風面の上流側の通風路でかつ、PTCセラミックヒータ91よりも上部において、PTCセラミックヒータの通電を制御するためのサーミスタ94とPTCセラミックヒータの通電を遮断するための温度ヒューズ95とをヒータケース92に設けた。
【選択図】図7
【解決手段】PTCセラミックヒータ91をその通風面を垂直にして、上面のヒータケース92と下面のヒータカバー93とで挟着して保持し、通風面の上流側の通風路でかつ、PTCセラミックヒータ91よりも上部において、PTCセラミックヒータの通電を制御するためのサーミスタ94とPTCセラミックヒータの通電を遮断するための温度ヒューズ95とをヒータケース92に設けた。
【選択図】図7
Description
本発明は、浴室や、脱衣室、洗面所、あるいはトイレなどのいわゆるサニタリーゾーンを利用して洗濯物を乾燥したり、暖房や換気などを行う浴室換気乾燥機に関する。
近年、浴室を利用して洗濯物を乾燥させる乾燥機能を有した浴室換気乾燥機が普及してきている。また、建築基準法が改正され新築住宅にあっては常時換気の機能を有する換気装置の設置が義務付けられ、ますますこの種の装置の普及が拡大してきている。
従来、この種の換気乾燥機は熱源に温水を利用するものと電熱を利用するものがあり、電熱を利用するものにあっては例えば図8に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8の換気乾燥機について説明すると、浴室乾燥機100は、ケーシング110とこれに取り付けた蓋体111とで箱形を形成している。蓋体111には吸込グリル112と吹出グリル113が着脱自在に取り付けられている。
ケーシング110には送風用ファン114を装着した送風用ファンモータ115が取り付けられている。また、送風用ファン114の送風出口にダンパ116が、吹出グリル113と対向する位置にPTCセラミックヒータなどのヒータ117が取り付けられている。
ヒータ117の側面にサーミスタ118と温度ヒューズ119が取り付けられている。
送風用ファン114が駆動されると矢示のように室内の空気は吸込グリル112から吸い込まれ、ダンパ116で直角に偏向されヒータ117で加熱され吹出グリル113から下方の浴室に排出される。以上により室内の衣類は乾燥され、あるいは室内が暖房される。
この乾燥もしくは暖房の運転状態においては、サーミスタ118と温度ヒューズ119は送風用ファン114が吹き出す空気流の一部で冷却されていて作動状態にはない。
送風用ファン114の故障や吸込グリル112に装着したフィルタ(図示せず)の目詰まりにより、空気流が極端に少なくなると、ヒータ117の温度が上昇するため、サーミスタ118と温度ヒューズ119も温度が上昇し、まず、サーミスタ118の検知動作で制御回路(図示せず)がヒータ117の通電を停止し、ヒータ117の温度上昇を抑え、ヒータ117近傍の吹出グリル113などの樹脂製の構造物が
変形や破損することから保護している。
変形や破損することから保護している。
温度ヒューズ119は、前記の保護動作が何らかの原因で不動作の場合の、特に火災の防止を目的に、サーミスタ118の動作温度よりやや上位の作動温度のものを用い、その動作時にヒータ117への通電を遮断するよう設けられている。
特開2004−3722号公報(図2(a)、(b))
しかしながら、以上説明した従来の乾燥機は次のような課題がある。
サーミスタ118がヒータ117に近接しているため、通常の運転状態とファン停止時のサーミスタ近傍の温度の差が小さく、正常運転時にもサーミスタがファン停止と誤判断するおそれがあった。
また、サーミスタ118の取り付け位置の製造ばらつきで、前述の制御回路の動作時のヒータ118の温度や周辺の温度にばらつきが生じ、場合によっては、吹出グリル113などの樹脂製の構造物が変形や破損するなどの不安全動作が発生するおそれがあった。
温度ヒューズ119についても同様であり、かつ、サーミスタ118と温度ヒューズ119のヒータ117との近接度の差によっては、サーミスタ118より先に温度ヒューズ119が作動する可能性があった。
この温度ヒューズの早切れを避けるためには、温度ヒューズ119の作動温度をサーミスタ118による作動温度より、十分に余裕を持った高位に設定する必要があり、このようにすると、温度ヒューズ119が動作したときに樹脂製の構造物が変形するなどの課題を有していた。
本発明は、PTCセラミックヒータを熱源とする浴室換気乾燥機において前述のような課題を解決することを目的としている。
本発明の浴室換気乾燥機は上記の目的を達成するために、PTCセラミックヒータをその通風面を垂直にして、上面のヒータケースと下面のヒータカバーとで挟着して保持し、通風面の上流側でかつ、PTCセラミックヒータよりも上部において、PTCセラミックヒータの通電を制御するためのサーミスタとPTCセラミックヒータの通電を遮断するための温度ヒューズとをヒータケースに設けたこと特徴としている。
この手段により、サーミスタと温度ヒューズは通常運転時には、ほぼ室温であり、ファン停止時との温度差が大きくなり通常運転時の誤動作を防止できる。またPTCセラミックヒータとサーミスタと温度ヒューズとの位置を正確に安定して確保できるため、製造ばらつきも小さく、従ってサーミスタと温度ヒューズの動作温度のばらつきが低減し、樹脂部品の変形などを引き起こすことを防止できる。
本発明によれば、フィルタの目詰まりやファンの停止に対して確実に動作し、また誤動作の少ない浴室換気乾燥機を提供できる。
本発明の請求項1記載の浴室換気乾燥機は、ケーシング内に設けた循環ファンケーシングでカバーされた循環ファンの駆動で吸込グリルから空気を取り込み、前記空気を前記循環ファンの下流側に設けたPTCセラミックヒータにより加熱し、吹出グリルから吹き出す構造の浴室換気乾燥機であって、前記PTCセラミックヒータをその通風面を垂直にして、上面のヒータケースと下面のヒータカバーとで挟着して保持し、前記通風面の上流側の通風路でかつ、前記PTCセラミックヒータよりも上部において、前記PTCセラミックヒータの通電を制御するためのサーミスタと前記PTCセラミックヒータの通電を遮断するための温度ヒューズとを前記ヒータケースに設けたことを特徴としている。
この手段により、サーミスタと温度ヒューズは通常運転時には、ほぼ室温であり、ファン停止時との温度差が大きくなり通常運転時の誤動作を防止できる。またPTCセラミックヒータとサーミスタと温度ヒューズとの位置を正確に安定して確保できるため、製造ばらつきも小さく、従ってサーミスタと温度ヒューズの動作温度のばらつきが低減し、樹脂部品の変形などを引き起こすことを防止できる。
本発明の請求項2記載の浴室換気乾燥機は、請求項1の発明において、温度ヒューズをサーミスタよりも上流側に設けたことを特徴としている。
この手段により、温度ヒューズの早切れを防止できる。
本発明の請求項3記載の浴室換気乾燥機は、請求項1の発明において、ヒータケースに穴を設け、前記穴にサーミスタと温度ヒューズをヒータケースの外面から取り付け、前記穴をヒータケースに取り付けた絶縁板で覆う構造としたものである。
この手段により、サーミスタと温度ヒューズの取り付けが外側からでき、従って、取り付けの寸法精度が確保できる。
本発明の請求項4記載の浴室換気乾燥機は、請求項1の発明において、サーミスタと温度ヒューズ間に、温度ヒューズの放射熱を遮断する隔壁をヒータケースに設けたものである。
この手段により、温度ヒューズの放射熱によるサーミスタの誤検知をなくすことができる。
本発明の請求項5記載の浴室換気乾燥機は、請求項3の発明において、サーミスタはそのリード線部がヒータカバーに設けた溝付きのリブに挿入して保持されたものである。
この手段により、サーミスタの取付位置のばらつきをなくすことができ、より正確な吸込温度を検知することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、全体構成と動作について説明する。
まず、全体構成と動作について説明する。
図1は本発明の実施の形態における全体構成を示す、浴室の天井に取り付けられる状態での一部断面側面図である。
ケーシング1の下面に取り付けた蓋体2とで構成される箱状の内部空間を仕切板3で仕切って上部空間が換気、下部空間が空気循環に利用される。
前記下部空間では、蓋体2に吸込グリル4と吹出グリル5がそれぞれ着脱自在に取り付けられている。仕切板3に取り付けた循環ファンモータ6により駆動される循環ファン7は同じく仕切板3に取り付けた循環ファンケーシング8で覆われ、この循環ファンケーシング8の吹出口にヒータ組9が仕切板3に取り付けられている。
前記上部空間には、ケーシング1の天面に取り付けた排気ファンモータ10により駆動される排気ファン11が設けられている。また、ケーシング1には洗面所など他室の空気を取り込む吸気アダプタ12(図示せず)と屋外に排気するための排気アダプタ13が設けられている。電動ダンパ14(図示せず)を開くことにより浴室内の空気を屋外に排気できるよう仕切板3の一部に設けられている。制御回路基板15(図示せず)は、ケーシング1内に収納されている。
上記構成において、図2を参照しながら動作を説明する。
図2は本発明の実施の形態における電気系の回路図である。
100Vもしくは200Vの商用電源aに漏電ブレーカ(図示せず)を介して接続される端子bと端子cに制御回路基板15に収納された制御回路が接続されている。
この制御回路はヒータ組9に収納されたPTCセラミックヒータ91の通電を制御するヒータ開閉器15b、循環モータ6を制御する循環モータ開閉器15c、および排気ファンモータ10を制御する排気ファンモータ開閉器15dを有している。
また、リモコン15aが入力として接続され、出力として電動ダンパ14を制御する電動ダンパモータ14a(ステッピングモータ)が接続されている。
また、サーミスタ94が入力として接続され、このサーミスタ94は温度ヒューズ95とともにヒータ組9に取り付けられている。
サーミスタ94の温度が45℃を超えると制御回路はヒータ開閉器15bを開路してPTCセラミックヒータ91の通電を停止する。
温度ヒューズ95は、動作温度が略75℃に設定されている。
ここで、リモコン15aの暖房スイッチを押した場合は、ヒータ開閉器15bと循環ファンモータ開閉器15cが閉路し、これにより循環ファン7が回転し吸込グリル4から取り込んだ浴室の空気がヒータ組9で加熱され吹出グリル5から浴室内に吹き出されることにより浴室内の空気が加温される。このとき電動ダンパモータ14aは電動ダンパ14を閉に制御している。
また、このとき、リモコン15aの他のスイッチとは独立して設けられている常時換気スイッチが押されていると排気ファンモータ開閉器15dが閉路して換気ファンモータ10が駆動し他室(洗面所や脱衣所)の換気を行う。
リモコン15aの乾燥スイッチを押した場合は、ヒータ開閉器15bと循環ファンモータ開閉器15cおよび排気ファンモータ開閉器15dとが閉路し、温風が浴室内を循環するとともに、電動ダンパモータ14aが電動ダンパ14を開いて、多湿空気の一部は屋外に排出される。これにより浴室内に吊り下げた衣類を乾燥することができる。
リモコン15aの換気スイッチを押した場合は、換気ファンモータ開閉器15dが閉路し、換気ファンモータ10が駆動され、かつ、電動ダンパモータ14aが電動ダンパ14を開いて、浴室内の空気は屋外に排出される。これにより浴室内の換気を行うことができる。
以上説明した動作を停止する場合は、リモコン15aの切スイッチを押すことで行うことができる。また、動作状態か停止状態かは、それぞれのスイッチの近傍に設けた表示ランプで知ることができるが図示を省略している。
次に、以上説明した動作のうち、暖房と乾燥の動作におけるサーミスタ94と温度ヒューズ95の動作について説明する。
暖房もしくは乾燥の運転状態にあるとき、PTCセラミックヒータ91は通電状態にあり、後述するヒータ組9の内部は温度の高い状態にある。
PTCセラミックヒータ91は約100℃で、このヒータを通過する空気は約80〜90℃に加熱される。
また、PTCセラミックヒータ91の入り口の空気は25〜40℃である(季節により異なる)。
前述のサーミスタ94は、後述するようにPTCセラミックヒータ91の入り口に設けられているので制御回路が動作してPTCセラミックヒータ91の通電が遮断されることはない。
また温度ヒューズ95も同様の位置に設けられているので動作しない。
しかし、吸込グリル4に装着したフィルタの目詰まりや、循環ファンモータ6の故障などで循環風量が減少するとPTCセラミックヒータ91の近傍の温度が上昇し、これをサーミスタ94がたとえば45℃で感知し、制御回路がPTCセラミックヒータ91の通電を停止し、循環ファンケーシング8などの樹脂製の構造物の変形や損傷を防止する。
温度ヒューズ95は、サーミスタ94の断線やヒータ開閉器15bの溶着などの場合の安全装置として動作し、回路を遮断してPTCセラミックヒータ91の通電を遮断する。
以上が全体の構成と動作である。
最後にヒータ組9の詳細について図3〜図7を用いて説明する。
図3(a)はヒータ組の場所を示す斜視図であり、天井に取り付けられる状態での下面から見た図で、図1の蓋体2を取り外した状態での図である。
図において、ヒータ組9は循環ファンケーシング8の吹出部に隣接して設けられている。
図3(b)は図3(a)から取り外した状態でのヒータ組9の斜視図である。
図4はヒータ組9の分解斜視図である。図3(b)の天地を逆にした図であり、図の上面が床面の方向である。
図において、ヒータ組9は耐熱樹脂のヒータケース92に通風面を通風方向(矢示)に垂直にして収納され、同じく耐熱樹脂のヒータカバー93で挟み込む形でカバーされる。
ヒータケース92にはサーミスタ用穴92aと温度ヒューズ用穴92bを設けている。
これらの2つの穴の裏側にそれぞれ、後述するサーミスタ94と温度ヒューズ95が取り付けられる。
これらの2つの穴の裏側にそれぞれ、後述するサーミスタ94と温度ヒューズ95が取り付けられる。
ヒータケース92とヒータカバー93とは、ヒータケース92の長径方向の側面の2カ所において、ネジにより締結されている。
図5(a)は図4のヒータ組9を組み立てた状態で裏からみた斜視図であり、図5(b)は図(a)のサーミスタ94近傍を拡大した上面図である。
図5(b)において、ヒータケース92のサーミスタ用穴92aと温度ヒューズ用穴92bにサーミスタ94と温度ヒューズ95が取り付けられている。この両者の間に隔壁92cがヒータケース92の一部として設けてある。
サーミスタ94はそのリード線部がヒータケース92に設けた溝付きのサーミスタ保持用リブ92eの溝に挿入して保持されている。
このためサーミスタ94はその計測中心部が穴92aの略中央に浮いた形になり、穴の周囲温度を敏感にとらえる。
温度ヒューズ95もサーミスタ94と同様に、その端子部が溝付きのリブ(記号表示を省略)に挿入して保持されおり、その計測中心部も穴92bに浮いた形になっている。
温度ヒューズ95にはPTCセラミックヒータ91に通電する電流(20A程度)が流れており温度ヒューズ95自身が発熱しており、その表面の温度は周囲温度より高い(たとえば10℃)。
前述した隔壁92cは、この温度ヒューズ95の熱放射からの影響をサーミスタ94が受けないように設けたものである。この隔壁によりサーミスタ94が温度ヒューズ95の発熱の影響を受けることが避けられる。
図で明らかなように、サーミスタ94および温度ヒューズ95は、ヒータケース92に穴92a、92bを設けることにより、取り付け作業を外部から簡単に行うことができる。
図6は図5(a)で示した状態に、熱および電気の絶縁板96がサーミスタ94と温度ヒューズ95を覆う形でヒータケース92に取り付けられる状態を示している。
この構成により、サーミスタ94と温度ヒューズ95はヒータケース92の内側に取り付けた場合と熱的に等価になる。
図7は、前記の絶縁板96が取り付けられた状態でのヒータ組9の断面図である。
この図は、図の上面が天井方向で浴室換気乾燥機が正規に取り付けられる状態での断面図である。矢示は空気の流れを示している。
この図は、図の上面が天井方向で浴室換気乾燥機が正規に取り付けられる状態での断面図である。矢示は空気の流れを示している。
PTCセラミックヒータ91は、上面のヒータケース92の内面に設けた断面コ字状のヒータ保持用リブ92dと下面のヒータカバー93の内面に設けた断面コ字状のヒータ保持用リブ93aとにより挟着されている。
PTCセラミックヒータ91の通風の入り口の上部のヒータケース92に設けたサーミスタ用穴92aにサーミスタ94が、温度ヒューズ用穴92bに温度ヒューズ95が取り付けられ、このサーミスタ94と温度ヒューズ95との間には隔壁92cがある。
また、サーミスタ用穴92aと温度ヒューズ用穴92bは絶縁板96で覆われている。
図で明らかなように、PTCセラミックヒータ91とサーミスタ94と温度ヒューズ95とはヒータケース92上で位置が固定されるため、3者の相対位置が安定し、3者の位置の製造ばらつきが少ない。
図で明らかなように、PTCセラミックヒータ91とサーミスタ94と温度ヒューズ95とはヒータケース92上で位置が固定されるため、3者の相対位置が安定し、3者の位置の製造ばらつきが少ない。
また、サーミスタ94と温度ヒューズ95はPTCセラミックヒータ91の上面にあり、循環ファン7の停止などによる通風の停止時の熱応答が早い。
また、温度ヒューズ95はサーミスタ94よりも上流側にある。循環ファン11が停止した場合、PTCセラミックヒータ91の表面温度は暫時上昇して略200℃に達する。
この過程において、サーミスタ94と温度ヒューズ95の温度も上昇するが、熱伝達はサーミスタ94の方が優位側であり、従って、温度ヒューズの早切れが防止できる。
この過程において、サーミスタ94と温度ヒューズ95の温度も上昇するが、熱伝達はサーミスタ94の方が優位側であり、従って、温度ヒューズの早切れが防止できる。
本発明の浴室換気乾燥機は、通常の運転で誤動作がなく、かつ、フィルタの目詰まり時やファン停止時に確実に安全動作を行ので、家庭用の用途にとどまらずホテルや旅館などの業務用の建物や公民館や集会所など公共の施設の用途にも適用できる。
1 ケーシング
4 吸込グリル
5 吹出グリル
7 循環ファン
8 循環ファンケーシング
91 PTCセラミックヒータ
92 ヒータケース
92b 温度ヒューズ用穴
92c 隔壁
93 ヒータカバー
94 サーミスタ
95 温度ヒューズ
96 絶縁板
4 吸込グリル
5 吹出グリル
7 循環ファン
8 循環ファンケーシング
91 PTCセラミックヒータ
92 ヒータケース
92b 温度ヒューズ用穴
92c 隔壁
93 ヒータカバー
94 サーミスタ
95 温度ヒューズ
96 絶縁板
Claims (5)
- ケーシング内に設けた循環ファンケーシングでカバーされた循環ファンの駆動で吸込グリルから空気を取り込み、前記空気を前記循環ファンの下流側に設けたPTCセラミックヒータにより加熱し、吹出グリルから吹き出す構造の浴室換気乾燥機であって、前記PTCセラミックヒータをその通風面を垂直にして、上面のヒータケースと下面のヒータカバーとで挟着して保持し、前記通風面の上流側の通風路でかつ、前記PTCセラミックヒータよりも上部において、前記PTCセラミックヒータの通電を制御するためのサーミスタと前記PTCセラミックヒータの通電を遮断するための温度ヒューズとを前記ヒータケースに設けたこと特徴とする浴室換気乾燥機。
- 温度ヒューズをサーミスタよりも上流側に設けた請求項1の浴室換気乾燥機。
- ヒータケースに穴を設け、前記穴にサーミスタと温度ヒューズをヒータケースの外面から取り付け、前記穴をヒータケースに取り付けた絶縁板で覆う構造とした請求項1の浴室換気乾燥機。
- サーミスタと温度ヒューズ間に、温度ヒューズの放射熱を遮断する隔壁をヒータケースに設けた請求項1の浴室換気乾燥機。
- サーミスタはそのリード線部がヒータカバーに設けた溝付きのリブに挿入して保持された請求項3の浴室換気乾燥機。
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