JP4695307B2 - 風量制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外に設けられて、ファンを通風作動させるためのファンモータと、そのファンモータへの印可電圧を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、予め設定された前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印可電圧との設定関係に基づいて、前記ファンモータの回転速度が前記目標回転速度になるように、前記ファンモータへの印可電圧を制御するように構成されている風量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような風量制御装置は、例えば、換気ファンを通風作動させるためのファンモータへの印可電圧を制御する制御手段が設けられ、その制御手段が、予め設定された設定関係に基づいて、ファンモータの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータへの印可電圧を制御することによって、所望の風量での換気を行うものである。
【0003】
そして、この種の風量制御装置においては、設定関係が、ある設定温度におけるファンモータの目標回転速度とファンモータへの印可電圧との関係として設定され、制御手段が、その設定関係に基づいて、ファンモータへの印可電圧を制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の風量制御装置では、制御手段が、外気温度がどのような温度であっても、設定関係に基づいて、ファンモータへの印可電圧を制御するようにしているので、外気温度が設定温度から外れたときに、所望の風量を得ることができない虞があった。
【0005】
すなわち、外気温度が変化すると、モータ巻線抵抗、ロータに使用されるマグネットなどの磁束密度、および、ベアリングのグリスの粘性などが変化するので、ファンモータに同一電圧を与えても、外気温度が変化すると、ファンモータのモータトルクが変化することになる。
したがって、制御手段が、設定関係に基づいて、ファンモータの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータへの印可電圧を制御しても、外気温度が設定温度から外れた温度になると、ファンモータのモータトルクの変化によって、所望の風量を得られないことになる。
【0006】
説明を加えると、例えば、設定温度を20℃とし、その設定温度による設定関係に基づいて、100m3 /hの設定風量が得られるように制御したときには、図11の風量特性のグラフに示されているように、ファンモータに同一電圧を与えても、外気温度が設定温度よりも低い温度(5℃)になると、得られる風量が設定風量よりも小さい風量(80m3 /h)となり、外気温度が設定温度よりも高い温度(35℃)になると、得られる風量が設定風量よりも大きい風量(120m3 /h)となり、外気温度が設定温度から外れると、所望の風量を得られなくなる。
【0007】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、外気温度の変化にかかわらず、所望の風量を得ることが可能となる風量制御装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、室外に設けられて、ファンを通風作動させるためのファンモータと、そのファンモータへの印可電圧を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、予め設定された前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印可電圧との設定関係に基づいて、前記ファンモータの回転速度が前記目標回転速度になるように、前記ファンモータへの印可電圧を制御するように構成されている風量制御装置において、
前記設定関係が、設定温度における前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印可電圧との関係として設定され、
前記ファンに装着される前記ファンモータの前記目標回転速度と前記印加電圧との固有の関係であるモータ特性に応じた固有情報を保持する固有情報保持手段が設けられ、
前記制御手段が、前記固有情報保持手段が保持している固有情報に基づいて、前記設定関係が前記ファンに装着される前記ファンモータの前記モータ特性に対応する設定関係となるように、前記設定関係を補正する初期補正処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、外気温度検出手段による外気温度と前記設定温度との偏差に基づいて、前記初期補正処理にて補正された前記設定関係を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、前記ファンモータへの印可電圧を制御するように構成されている。
【0009】
すなわち、制御手段が、外気温度検出手段による外気温度と設定温度との偏差に基づいて、設定温度を基に設定された設定関係を、実際の外気温度に対応するように補正した補正関係を求めて、その補正関係に基づいて、ファンモータの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータへの印可電圧を制御することが可能となるので、制御手段が、外気温度が設定温度から外れた温度となっても、その外気温度に対応した補正関係に基づいて、ファンモータへの印可電圧を制御することが可能となる。
したがって、外気温度が設定温度から外れた温度となっても、所望の風量が得られるように、ファンモータに電圧を与えることが可能となって、外気温度の変化にかかわらず、所望の風量を得ることが可能となる風量制御装置を提供できるに到った。
【0011】
また、ファンモータの夫々には、そのファンモータ固有のモータ特性があるので、ファンに装着されるファンモータによっては、設定温度における目標回転速度と印可電圧との関係が設定関係から多少ずれてしまうことがある。
したがって、制御手段が、どのファンモータでも、設定関係に基づいて、ファンモータへの印可電圧を制御することになると、所望の風量を得られない虞がある。
【0012】
しかしながら、請求項1に記載の発明によれば、ファンに装着されるファンモータには、そのファンモータのモータ特性に応じた固有情報が固有情報保持手段にて保持され、制御手段が、その固有情報保持手段にて保持されている固有情報に基づいて、ファンに装着されるファンモータのモータ特性に対応するように、設定関係を補正する初期補正処理を実行するように構成されているので、制御手段が、ファンに装着されるファンモータがどのファンモータでも、そのファンモータのモータ特性に応じて設定関係を補正し、その補正された設定関係に基づいて、ファンモータへの印可電圧を制御することが可能となる。
したがって、制御手段が、ファンに装着されるファンモータがどのファンモータであっても、そのファンモータによる設定関係からのずれ度合いに対応した状態で、ファンモータへの印可電圧を制御することが可能となって、ファンに装着されるファンモータがどのファンモータであっても、所望の風量を得ることが可能となる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、前記ファンモータが、前記固有情報保持手段を備えるように構成され、前記制御手段が、前記ファンモータを装着した状態で、前記固有情報保持手段が保持している固有情報を読み込んで、前記初期補正処理を実行するように構成されている。
【0014】
すなわち、固有情報保持手段を備えたファンモータを、ファンに装着した状態で、制御手段と接続することによって、制御手段が、固有情報保持手段が保持している固有情報を読み込んで、初期補正処理を実行することが可能となるので、ファンに装着するファンモータを交換する場合には、固有情報保持手段を備えたファンモータのみを交換するだけで、そのファンモータに対応するように初期補正処理を実行することが可能となり、メンテナンス作業の容易化を図ることが可能となる。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、前記制御手段が、前記ファンモータへの印可電圧が、給排気抵抗が適正なときには、前記ファンモータに与える電圧値が収まるように設定された設定範囲内であるか否かを判別し、その判別結果を報知する判別報知処理を実行するように構成されている。
【0016】
すなわち、ファンにファンモータを装着して、実際に、制御手段が、ファンモータへの印可電圧を制御した状態で、所望の風量が得られているか否かを検査する必要があり、従来、風量測定器を導入し、実際の風量を測定するなどして、所望の風量が得られているか否かを検査している。
上記従来のものでは、風量測定器自体が高価であり、また、その風量測定器を設置する作業が必要となり、所望の風量が得られているか否かを検査するために時間およびコストが多大にかかり、大きな手間を要するものとなっている。
【0017】
しかしながら、請求項3に記載の発明によれば、制御手段が、ファンモータへの印可電圧が設定範囲内であるか否かを判別し、その判別結果を、例えば、リモコンなどに表示して報知する判別報知処理を実行するように構成されているので、ファンにファンモータを装着して、実際に、制御手段が、ファンモータへの印可電圧を制御したときに、リモコンなどに表示された判別結果を確認するだけで、所望の風量が得られているか否かを検査することが可能となり、その検査のための作業の容易化、および、コストの低減を図ることが可能となる。
【0018】
請求項4に記載に発明によれば、前記ファンが、浴室用の換気ファンである。
すなわち、請求項1との協働作用により、制御手段が、浴室用の換気ファンに装着されるファンモータへの印可電圧を制御し、外気温度の変化にかかわらず、所望の風量を得ることが可能となるので、風量の変化が換気量に直接的に影響を及ぼすという理由から、所望の風量を得ることがとくに要望されている浴室用の換気ファンにおいて、所望の風量を得ることが可能となる。
したがって、外気温度の変化にかかわらず、所望の風量を得ることが可能となるという効果が顕著なものとなり、所望の換気量にて適正な換気を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる風量制御装置を浴室暖房換気装置に適応した例を図面に基づいて説明する。
この浴室暖房換気装置は、図1および図2に示すように、浴室Aの天井部に設置されて浴室Aの乾燥や換気を行う浴室ユニットBと、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを換気するための換気ファン12を備えた換気ユニットE、浴室ユニットB内に設けられ、浴室ユニットBおよび換気ユニットEの運転を制御する制御手段に相当する制御部H、その制御部Hに対して運転指令などを指令するリモコンRなどから構成されている。
【0020】
前記浴室ユニットBは、下方側が開口し、一側面に換気空気排出用の排気用接続口2を備えたケーシング1と、吸込み部3および吹出し部4を備えてケーシング1の下方側を閉じるように配置されるグリル板5などを備えて構成されている。
そして、ケーシング1の内部には、吸込み部3と吹出し部4とを接続する循環路6が区画形成され、吸込み部3から吹出し部4に至る循環路6の経路の途中で、循環路6に連通するように、排気用接続口2が形成され、その排気用接続口2を開閉する開閉体20が設けられている。
なお、開閉体20は、電磁石20bに対して通電状態と非通電状態に切り換えることによって、シャッタ体20aを開閉させて、開閉作動されるように構成されている。
【0021】
また、循環路6内に、吸込み部3に吸気作用するとともに、吸込み空気を吹出し部4および排気用接続口2に送るように通風作用する循環ファン7、循環路6を通流する空気を加熱する熱交換器8が設けられている。
前記熱交換器8には、外部熱源機(図示せず)から温水を循環供給する温水循環路9が接続され、その温水循環路9に、熱交換器8への温水の供給を断続する熱動弁10が設けられている。
【0022】
前記換気ユニットEは、換気ファン用ケーシング11内に換気ファン12を収納して構成され、換気ファン用ケーシング11には、一側面に2個の他室用吸気口13が形成され、他側面に排気口14が形成されている。
そして、換気ファン12が、ファンモータ12aの駆動により、換気用ファンケーシング11内に吸気作用させるとともに、吸引空気を排気口14から排出するように、換気ファン12の吐出口を排気口14に接続するようにしている。
【0023】
前記他室吸気口13の夫々には、上下方向の移動操作により、他室用吸気口13の開口量を調整するダンパ15を上下移動操作自在に設けられ、筒状のダクト接続部16を介して、トイレCおよび脱衣室Dの夫々に接続される吸気ダクト17を接続するように構成されている。
前記排出口14には、筒状のダクト接続部18を介して、屋外に延設される排気ダクト19を接続するように構成されている。
【0024】
このようにして、ファンモータ12aを駆動させて、換気ファン12の通風作動させて、浴室ユニットBを介して浴室A内の空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するとともに、吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内の空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するように構成されている。
【0025】
前記制御部Hは、リモコンRからの指令に基づいて、開閉体20を開閉制御するとともに、循環ファン7および換気ファン12の通風作動を制御するなどして、浴室A内を乾燥する乾燥運転、浴室A内の空気を循環させる涼風運転、浴室A内を暖房する暖房運転、浴室A内やトイレCおよび脱衣室D内を通常設定換気量にて換気する通常換気運転、浴室A内やトイレCおよび脱衣室D内を24時間設定換気量にて換気する24時間換気運転などの各種の運転を実行するように構成されている。
【0026】
前記リモコンRには、図3に示すように、乾燥運転を指令する乾燥運転スイッチ21、涼風運転を指令する涼風運転スイッチ22、暖房運転を指令する暖房運転スイッチ23、通常換気運転を指令する通常換気運転スイッチ24、24時間換気運転を指令する24時間換気運転スイッチ25、表示部26などが設けられている。
【0027】
前記乾燥運転は、循環ファン7を作動させ、かつ、浴室A内の温度が乾燥用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁10の開閉を制御して熱交換器8に温水を循環供給するとともに、開閉体20を開作動させた状態で、設定風量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気の一部を、排気用接続口2を通して換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して屋外に排出させながら、熱交換器8により加熱された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
【0028】
前記涼風運転は、循環ファン7を作動させるとともに、開閉体20を開作動させた状態で、設定風量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気の一部を、排気用接続口2を通して換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して屋外に排出させながら、吸込み部3から吸引された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
【0029】
前記暖房運転は、循環ファン7を作動させ、かつ、浴室A内の温度が暖房用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁10の開閉を制御して熱交換器8に温水を循環供給させるとともに、開閉体20を閉作動させて、浴室A内から吸引した空気の全量を熱交換器8により加熱し、その加熱された循環空気を吹出し部4から浴室A内に吹出すようにしている。
【0030】
前記通常換気運転は、開閉体20を開作動させた状態で、通常設定換気量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気および吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内から吸引した空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するようにして、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを同時に換気するようにしている。
ちなみに、上述の暖房運転中など、浴室Aの換気を行いたくないときには、リモコンRにて指令して、開閉体20を閉作動させた状態で、換気ファン12を作動させて、トイレCおよび脱衣室Dのみ換気するようにしている。
【0031】
前記24時間換気運転は、24時間設定換気量となるように換気ファン12を作動させて、浴室A内から吸引した空気および吸気ダクト17を通してトイレCおよび脱衣室D内から吸引した空気を換気ファン用ケーシング11内に吸引して、排気ダクト19を通して換気するようにして、24時間継続して、浴室A、トイレC、および、脱衣室Dを同時に換気するようにしている。
ちなみに、上述の暖房運転中など、浴室Aの換気を行いたくないときには、リモコンRにて指令して、開閉体20を閉作動させた状態で、換気ファン12を作動させて、トイレCおよび脱衣室Dのみ換気するようにしている。
【0032】
以下、制御部Hによる換気ファン12の制御について説明を加える。
前記換気ファン12に装着されるファンモータ12aと制御部Hとは、図4に示すように、コネクタ27を介して、電線28にて接続され、制御部Hは、その電線28を通して、ファンモータ12aの回転速度の情報を得るとともに、ファンモータ12aに電圧を与えるように構成されている。
そして、制御部Hは、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印可電圧との関係に基づいて、設定風量、通常設定換気量、および、24時間設定換気量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するように構成されている。
【0033】
前記制御部Hが、ファンモータ2aへの印可電圧を制御するための、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印可電圧との関係について説明を加える。
前記制御部Hには、図5に示すように、設定温度(例えば、20℃)におけるファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印可電圧との関係として、設定関係S1が予め設定されている。
そして、制御部Hは、後述する初期補正処理の実行によって、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に対応するように、設定関係S1を補正するように構成されている。
また、制御部Hは、後述する外気温補正処理の実行によって、外気温度検出手段による外気温度と設定温度との偏差に基づいて、設定関係S1を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、ファンモータ12aの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するように構成されている。
【0034】
すなわち、制御部Hは、まず、初期補正処理の実行により、設定関係S1を補正し、次に、外気温補正処理の実行により、初期補正処理の実行にて補正された設定関係S1を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、ファンモータ12aの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するように構成されている。
【0035】
前記初期補正処理について説明する。
前記換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に応じた固有情報を保持する固有情報保持手段が設けられ、前記制御部Hは、浴室暖房換気装置を設置したときに、固有情報保持手段に保持されている固有情報に基づいて、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に対応するように、設定関係を補正する初期補正処理を実行するように構成されている。
【0036】
すなわち、図4に示すように、固有情報保持手段としての抵抗器29が設けられ、出荷検査のときに、設定風量(例えば、100m3 /h)になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御した状態で、実際の風量を測定し、その測定した風量が設定風量からどの程度ばらついているかの度合いに応じて抵抗値を定めて、その定められた抵抗値の抵抗器29をファンモータ12aに備えるように構成されている。
そして、ファンモータ12aに備えられた抵抗器29を、ファンモータ12aと同一のコネクタ27を介して、制御部Hと接続されると、制御部Hが、換気ファン12にファンモータ12aを装着した状態で、抵抗器29の抵抗値を読み込んで、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に対応するように、設定関係を補正するようにしている。
【0037】
説明を加えると、制御部Hには、図6に示すように、ファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印可電圧との関係として、最大モータトルク用の最大関係S2、センターモータトルク用の中間関係S3、最小モータトルク用の最小関係S4の夫々に相当する補正式が設定され、最大関係S2、中間関係S3、最小関係S4の夫々に対応する抵抗値が設定されている。
そして、制御部Hは、抵抗器29の抵抗値を読み込んで、その抵抗値と最大関係S2、中間関係S3、最小関係S4の夫々に対応する抵抗値との偏差に基づいて補正幅を決定し、その補正幅と最大関係S2、中間関係S3、最小関係S4の夫々に対応する補正式とに基づいて、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に対応するように設定関係を補正するようにしている。
【0038】
このようにして、制御部Hが、換気ファン12に装着されるファンモータ12aにおけるバラツキ度合いに基づいて、設定関係を補正し、そのファンモータ12aのモータ特性に対応した状態で、ファンモータ12aへの印可電圧を制御することによって、換気ファン12に装着されるファンモータ12aがどのファンモータでもあっても、所望の風量を得ることができることとなる。
また、固有情報保持手段としての抵抗器29をファンモータ12aに備え、ファンモータ12aと同一のコネクタ27を介して制御部Hと接続するように構成しているので、ファンモータ12aを交換するときには、ファンモータ12aとそのファンモータ12aに対応する抵抗器29を交換するだけでよく、その交換作業の容易化を図ることも可能となる。
【0039】
前記外気温補正処理について説明する。
前記制御部Hは、外気温度検出手段による外気温度と設定温度との偏差に基づいて、設定関係を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するように構成されている。
なお、この外気温補正処理における設定関係とは、上述の初期補正処理の実行により補正された設定関係のことを示している。
【0040】
具体的に説明すると、外気温度検出手段としての外気温サーミスタ30が、浴室暖房換気装置外でかつ浴室A外に設けられ、図4に示すように、制御部Hにて外気温サーミスタ30の検出情報を読み込まれるように、制御部Hに接続されている。
そして、制御部Hには、図7に示すように、最大温度(例えば、外気温度35℃)、および、最小温度(例えば、外気温度5℃)の夫々に対応する補正式が設定され、外気温サーミスタ30による外気温度が設定温度(例えば、20℃)よりも高いときには、その外気温度と設定温度との偏差が大きいほど、設定関係における目標回転速度が高回転速度側になるように設定関係を補正し、外気温サーミスタ30による外気温度が設定温度(例えば、20℃)よりも低いときには、その外気温度と設定温度との偏差が大きいほど、設定関係における目標回転速度が低回転速度側になるように設定関係を補正した補正関係を求めるようにしている。
また、制御部Hは、その求めた補正関係に基づいて、ファンモータ12aの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するようにしている。
【0041】
説明を加えると、制御部Hが、外気温サーミスタ30による外気温度と設定温度(例えば、20℃)との偏差に基づいて補正幅を決定し、その補正幅および最大温度(例えば、35℃)、および、最小温度(例えば、5℃)の夫々に対応する補正式に基づいて、設定関係を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、ファンモータ12aへの印可電圧を制御するようにしている。
【0042】
このようにして、制御部Hが、外気温サーミスタ30による外気温度と設定温度との偏差に基づいて、設定温度を基に設定された設定関係を、実際の外気温度に対応するように補正した補正関係を求めて、その補正関係に基づいて、ファンモータ12aの回転速度が目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を制御することによって、外気温度が設定温度から外れた温度となっても、所望の風量を得ることができることとなる。
【0043】
上述の外気温補正処理の実行により、外気温度が設定温度から外れても、所望の風量が得られることについて、実験結果に基づいて説明する。
前記外気温補正処理を実行しない場合には、例えば、設定温度を20℃とし、その設定温度による設定関係に基づいて、100m3 /hの設定風量が得られるように制御したときに、図11の風量特性のグラフに示されているように、ファンモータに同一電圧を与えても、外気温度が設定温度よりも低い温度(5℃)になると、得られる風量が設定風量よりも小さい風量(80m3 /h)となり、外気温度が設定温度よりも高い温度(35℃)になると、得られる風量が設定風量よりも大きい風量(120m3 /h)となり、所望の風量を得られないことが確認されている。
【0044】
そして、外気温補正処理を実行した場合には、100m3 /hの設定風量が得られるように制御したときに、図10の(イ)の風量特性を示す表に示されているように、外気温度が設定温度よりも低い温度(5℃)において、設定風量(100m3 /h)に近い風量が得られることが確認されおり、図10の(ハ)の風量特性を示す表に示されているように、外気温度が設定温度よりも高い温度(35℃)においても、設定風量(100m3 /h)に近い風量が得られることが確認されている。
ちなみに、図10の(ロ)の表では、設定温度(20℃)における風量特性を示しており、図10の(イ)および(ハ)よりも広範囲の静圧について値が示されている。
【0045】
以上のことから、外気温補正処理を実行することによって、外気温度が設定温度から外れても、所望の風量が得られるということが言えることになる。
なお、図示はしないが、設定風量を、100m3 /h以外の、例えば、60m3 /hや120m3 /hとしたときにも、100m3 /hのときと同様の結果が確認されている。
【0046】
また、制御部Hは、リモコンRにて検査モードを指令されると、設定風量になるように、ファンモータ12aの回転速度とファンモータ12aへの印可電圧を制御して、そのファンモータ12aへの印可電圧が設定範囲内であるか否かを判別し、その判別結果を報知する判別報知処理を実行するように構成されている。
すなわち、浴室暖房換気装置の設置初期などには、換気ファン12を作動させた状態で、所望の風量が得られるか否かを検査する必要があり、その検査のときに、制御部Hが、上述の判別報知処理を実行するように構成されている。
【0047】
前記判別報知処理は、図8に示すように、複数の設定風量のうち、ある設定風量(例えば、100m3 /h)を選択し、その風量における静圧と風量との関係になるように、ファンモータ12aへの印可電圧とファンモータ12aの回転速度を調整する。
そして、そのときのファンモータ12aへの印可電圧が設定範囲(例えば、35V未満)内であるか否かを判別し、設定範囲内であると、図4に示すように、リモコンRの表示部26にファンモータ12aへの印可電圧を点灯する状態で表示し、設定範囲外であると、リモコンRの表示部26にファンモータ12aへの印可電圧を点滅する状態で表示するようにしている。
【0048】
すなわち、給排気抵抗が適正なときには、所望の風量を得られるように、ファンモータ12aに与える電圧値は設定範囲内に収まるが、排気筒の詰りなどによって、給排気抵抗が不良なときには、ファンモータ12aへの印可電圧が設定範囲から外れることとなるので、制御部Hが、実際に、所望の風量が得られるようにファンモータ12aに電圧を与えた状態で、そのときの電圧値が設定範囲にあるか否かに基づいて、給排気抵抗の良否を判別し、その判別結果をリモコンRの表示部26に表示することによって、リモコンRの表示部26を確認するだけで、所望の風量が得られているか否かを検査して、その検査のための作業の容易化、および、コストの低減を図るように構成されている。
【0049】
ちなみに、図8中のAは、給排気抵抗が適正なときのものを示し、図8中のBは、排気筒の詰りなどによって、給排気抵抗が不良なときのものを示し、設定風量として、100m3 /hを選択した場合には、給排気抵抗が適正なときに、ファンモータ12aの印可電圧は10V程度であり、給排気抵抗が不良なときに、ファンモータ12aの印可電圧が35Vまで上昇することになる。
【0050】
前記乾燥運転、涼風運転、通常換気運転、および、24時間換気運転における制御部Hによる換気ファン12の制御動作について、図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、抵抗器29の抵抗値を読み込んで、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に応じた固有情報の読み込みを行い、上述の初期補正処理を実行して、換気ファン12に装着されるファンモータ12aのモータ特性に対応するように、設定関係を補正する(ステップ1,2)。
その後、外気温サーミスタ30による外気温度の読み込みを行い、上述の外気温補正処理を実行して、設定温度と外気温度との偏差に基づいて、初期補正処理の実行により補正された設定関係を補正した補正関係を求める(ステップ3,4)。
そして、ファンモータ12aの回転速度を読み込み、外気温補正処理の実行にて求めた補正関係に基づいて、設定風量、通常設定換気量、および、24時間設定換気量に対応するファンモータ12aの目標回転速度になるように、ファンモータ12aへの印可電圧を調整する印可電圧調整処理を実行する(ステップ5,6)。
【0051】
このようにして、初期補正処理、外気温補正処理、印可電圧調整処理を順次実行し、換気ファン12を通風作動させて、設定風量、通常設定換気量、および、24時間設定換気量になるようにしている。
そして、外気温補正処理および印可電圧調整処理による換気ファン12の通風作動は、リモコンRなどによる運転停止指令や運転の開始から設定時間が経過して、運転停止タイミングになるまで実行され、運転停止指令や運転の開始から設定時間が経過して、運転停止タイミングになると、ファンモータ12aへの電圧の供給を停止して停止処理を実行するようにしている(ステップ7,8)。
【0052】
〔別実施形態〕
【0053】
(1)上記実施形態では、換気ファン12におけるファンモータ12aへの印可電圧が設定範囲内であるか否かを判別し、その判別結果を報知する判別報知処理を実行する例を示したが、この判別報知処理を実行しなくてもよい。
【0054】
(2)上記実施形態では、固有情報保持手段としての抵抗器29をファンモータ12aに備えるように構成したが、制御部Hに固有情報保持手段としての記憶手段を備えるように構成して実施することも可能である。
【0055】
(3)上記実施形態では、20℃を設定温度としたが、設定温度は20℃に限るものではなく、例えば、35℃や5℃など適宜変更が可能である。
なお、例えば、設定温度を35℃とした場合には、35℃におけるファンモータ12aの目標回転速度とファンモータ12aへの印可電圧との関係が設定関係として設定されることになる。
【0056】
(4)上記実施形態では、判別報知処理において、ファンモータ12aへの印可電圧が設定範囲内であるか否かの判別結果を、リモコンRの表示部26に表示して報知する例を示したが、例えば、音声やブザーなどにより報知することも可能であり、各種の報知手段が適応可能である。
【0057】
(5)上記実施形態では、換気運転として、通常換気運転と24時間換気運転の2種類の換気運転を実行可能な浴室暖房換気装置を例示したが、通常換気運転および24時間換気運転のどちらか一方のみ運転するものでもよい。
また、上記実施形態では、浴室Aに加えて、トイレCおよび脱衣室Dを換気可能な浴室暖房換気装置を例示したが、浴室Aのみを換気可能に構成して実施することも可能である。
【0058】
(6)上記実施形態では、本発明にかかる風量制御装置のファンを浴室用の換気ファンであるとして、浴室暖房換気装置に適応した例を示したが、例えば、本発明にかかる風量制御装置のファンを、単なる換気ファンであるとして、居間などを換気する換気装置や、換気ファンに限らず、その他各種のファンであるとして、各種の装置に適応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室暖房換気装置の概略平面図
【図2】浴室暖房換気装置の概略側面図
【図3】リモコンを示す図
【図4】制御部とファンモータとの配線を示す図
【図5】ファンモータの回転速度と印可電圧との設定を示すグラフ
【図6】ファンモータの回転速度と印可電圧との設定を示すグラフ
【図7】ファンモータの回転速度と印可電圧との設定を示すグラフ
【図8】風量特性を示すグラフ
【図9】換気ファンにおける制御動作を示すフローチャート
【図10】風量特性を示す実験結果
【図11】風量特性を示すグラフ
【符号の説明】
12 換気ファン
12a ファンモータ
29 固有情報保持手段
30 外気温度検出手段
H 制御手段
Claims (4)
- 室外に設けられて、ファンを通風作動させるためのファンモータと、そのファンモータへの印可電圧を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、予め設定された前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印可電圧との設定関係に基づいて、前記ファンモータの回転速度が前記目標回転速度になるように、前記ファンモータへの印可電圧を制御するように構成されている風量制御装置であって、
前記設定関係が、設定温度における前記ファンモータの目標回転速度と前記ファンモータへの印可電圧との関係として設定され、
前記ファンに装着される前記ファンモータの前記目標回転速度と前記印加電圧との固有の関係であるモータ特性に応じた固有情報を保持する固有情報保持手段が設けられ、
前記制御手段が、前記固有情報保持手段が保持している固有情報に基づいて、前記設定関係が前記ファンに装着される前記ファンモータの前記モータ特性に対応する設定関係となるように、前記設定関係を補正する初期補正処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、外気温度検出手段による外気温度と前記設定温度との偏差に基づいて、前記初期補正処理にて補正された前記設定関係を補正した補正関係を求めて、その求めた補正関係に基づいて、前記ファンモータへの印可電圧を制御するように構成されている風量制御装置。 - 前記ファンモータが、前記固有情報保持手段を備えるように構成され、
前記制御手段が、前記ファンモータを装着した状態で、前記固有情報保持手段が保持している固有情報を読み込んで、前記初期補正処理を実行するように構成されている請求項1に記載の風量制御装置。 - 前記制御手段が、前記ファンモータへの印可電圧が、給排気抵抗が適正なときには、前記ファンモータに与える電圧値が収まるように設定された設定範囲内であるか否かを判別し、その判別結果を報知する判別報知処理を実行するように構成されている請求項1又は2に記載の風量制御装置。
- 前記ファンが、浴室用の換気ファンである請求項1〜3のいずれか1項に記載の風量制御装置。
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