JP6511641B2 - 浴室換気乾燥機 - Google Patents

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本発明は、浴室の乾燥を行う浴室換気乾燥機の乾燥運転方法に関するものである。
浴室内のカビの発生を防止するには浴室内を乾燥状態に保つことが有効である。よって、決められた時間以内に浴室を乾燥させることが必要である。
その手段として、浴室換気乾燥機が普及している。
従来、この種の浴室換気乾燥機は、浴室内の空気を温めながら循環送風すると同時に、浴室内の空気を浴室外に排気することにより、浴室内の乾燥を行うように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その浴室換気乾燥機について図2を参照しながら説明する。
浴室内の天井に設置された本体101に浴室内の空気を換気する換気ファン102と換気ファン102の駆動源である換気モータ103とを備える。
また、浴室内の空気を循環させる循環ファン104と、循環ファン104の駆動源である循環モータ105と、循環ファン104により生成される循環空気を加熱するヒータ106とを備えている。
以上のように構成された浴室乾燥機の乾燥運転方法について説明する。
浴室乾燥モードの運転開始後、換気モータ103の駆動により換気ファン102が回転し浴室内の空気が換気される。
そして、それと同時に、循環モータ105の駆動とヒータ106とへの通電により温められた空気が浴室内に循環されるので、結果、浴室を乾燥させる。
さらに、所定の時間が経過した後、すなわち、浴室が充分温められた後、ヒータ106の出力を落とす、または、停止することにより、ヒータ106を最大出力にて運転し続けた場合に比べ時間はかかるが少ないエネルギー消費量で浴室を乾燥させるものである。
特開2004−93008号公報
このような従来の浴室換気乾燥機においては浴室内の水滴を乾燥させる場合必ず最初に加熱手段を作動させるため決められた時間内に浴室内を乾燥させようとした場合ランニングコスト(電気代)が高い、という課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、決められた時間内に浴室内を乾燥させてもランニングコストの上昇を抑制することができる浴室換気乾燥機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、本体に、浴室の空気を循環または換気する送風機と、前記送風機により前記浴室の空気である浴室空気が吸い込まれる吸込口と、前記送風機から循環空気を吹き出す吹出口と、前記浴室空気を換気と循環とに振り分けるダンパーと、前記浴室空気の温度と相対湿度とを測定する温度センサおよび湿度センサと、前記循環空気を加熱する加熱手段と、前記送風機と前記ダンパーと前記加熱手段との作動時間の組み合わせを制御する制御部とを備え、前記浴室を決められた時間内で乾燥させる浴室乾燥モードは最初に前記浴室空気を換気する換気段階となり、次に前記浴室空気の一部を前記加熱手段により加熱し循環空気として前記浴室に吹き出し、残りの前記浴室空気は換気させる加熱段階となり、前記換気段階と前記加熱段階との運転時間の組み合わせを、前記浴室の乾きやすさの指標として外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を用いて決定し、前記外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を、前記換気段階の最初の一定時間内で前記温度センサおよび前記湿度センサより取得した前記浴室内の温度や相対湿度で推定することとしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、本体に、浴室の空気を循環または換気する送風機と、前記送風機により前記浴室の空気である浴室空気が吸い込まれる吸込口と、前記送風機から循環空気を吹き出す吹出口と、前記浴室空気を換気と循環とに振り分けるダンパーと、前記浴室空気の温度と相対湿度とを測定する温度センサおよび湿度センサと、前記循環空気を加熱する加熱手段と、前記送風機と前記ダンパーと前記加熱手段との作動時間の組み合わせを制御する制御部とを備え、前記浴室を決められた時間内で乾燥させる浴室乾燥モードは最初に前記浴室空気を換気する換気段階となり、次に前記浴室空気の一部を前記加熱手段により加熱し循環空気として前記浴室に吹き出し、残りの前記浴室空気は換気させる加熱段階となり、前記換気段階と前記加熱段階との運転時間の組み合わせを、前記浴室の乾きやすさの指標として外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を用いて決定し、前記外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を、前記換気段階の最初の一定時間内で前記温度センサおよび前記湿度センサより取得した前記浴室内の温度や相対湿度で推定する、という構成にしたことにより、外気の温度と相対湿度および入浴直後の浴室の結露量を換気段階の最初の一定時間で吸込口から吸い込まれた浴室空気の温度や相対湿度を温度センサおよび湿度センサとで検知し制御部で計算することとなるので、決められた時間内に浴室を乾燥させてもランニングコストの上昇を抑制することができる、という効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の浴室換気乾燥機の構成を示す側構成図 従来の浴室換気乾燥機の構成を示す側断面図
本発明の請求項1記載の浴室換気乾燥機は、本体に、浴室の空気を循環または換気する送風機と、前記送風機により前記浴室の空気である浴室空気が吸い込まれる吸込口と、前記送風機から循環空気を吹き出す吹出口と、前記浴室空気を換気と循環とに振り分けるダンパーと、前記浴室空気の温度と相対湿度とを測定する温度センサおよび湿度センサと、前記循環空気を加熱する加熱手段と、前記送風機と前記ダンパーと前記加熱手段との作動時間の組み合わせを制御する制御部とを備え、前記浴室を決められた時間内で乾燥させる浴室乾燥モードは最初に前記浴室空気を換気する換気段階となり、次に前記浴室空気の一部を前記加熱手段により加熱し循環空気として前記浴室に吹き出し、残りの前記浴室空気は換気させる加熱段階となり、前記換気段階と前記加熱段階との運転時間の組み合わせを、前記浴室の乾きやすさの指標として外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を用いて決定し、前記外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を、前記換気段階の最初の一定時間内で前記温度センサおよび前記湿度センサより取得した前記浴室内の温度や相対湿度で推定する、という構成を有する。これにより、外気の温度と相対湿度および入浴直後の浴室の結露量を換気段階の最初の一定時間で吸込口から吸い込まれた浴室空気の温度や相対湿度を温度センサおよび湿度センサとで検知し制御部で計算することとなるので、決められた時間内に浴室を乾燥させてもランニングコストの上昇を抑制することができる、という効果を奏する。
また、入浴直後の結露量を、温度センサと湿度センサとで測定した浴室空気の温度と相対湿度および前記浴室空気の温度と相対湿度とにより算出した前記浴室空気の絶対湿度および前記浴室空気の飽和水蒸気量と前記浴室空気の絶対湿度との差により算出した浴室内空気乾燥性能を時間積分した乾燥性能積分値を用いた推定式より推定する、という構成にしてもよい。これにより、制御部で浴室空気の温度と相対湿度とにより算出した浴室空気の絶対湿度および浴室空気の飽和水蒸気量と浴室空気の絶対湿度の差により算出した浴室内空気乾燥性能を時間積分した乾燥性能積分値を用いた推定式より推定することとなるので、決められた時間内に浴室を乾燥させてもよりランニングコストの上昇を抑制することができる、という効果を奏する。
また、外気の相対湿度の推定を、外気の温度と前記換気段階の最初の一定時間後の絶対湿度と前記一定時間後の絶対湿度の直近との所定時間の変化量とを用いた推定式より推定する、という構成にしてもよい。これにより、制御部で換気段階の最初の一定時間後の絶対湿度と一定時間後の絶対湿度の直近の所定時間の変化量とを用いた推定式より推定することとなるので、決められた時間内に浴室を乾燥させてもよりランニングコストの上昇を抑制することができる、という効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明による浴室換気乾燥機は、浴室12内の天井に方形状の直方体である本体1を設置する。
そして、本体1の内部には、浴室12内の空気を循環または換気する静圧がかせげるシロッコ型のファン2と、ファン2を駆動させるコストの安いAC方式のファンモータ3と、浴室12より吸い込んだ空気を循環空気と換気空気に振り分けるダンパー4と、ファン2とダンパー4とにより浴室12内に循環される循環空気を加熱する安全性の高いPTCタイプのヒータ5とを備える。
そして、このダンパー4は軸部13に取り付けられた図示しないステッピングモータにより回転させる。そして、ダンパー4は、浴室12内より吸い込んだ空気を排気する排気位置や、排気をしながら浴室12に循環空気として吹き出す送風位置とに移動する。
また、本体1のファン2の吸い込みの直下である浴室12側には、浴室12内の空気を吸い込む吸込口6と、その隣に循環空気を吹き出す吹出口7と、吹出口7には任意の角度に変更することができる風向ルーバー8とを備える。そして、天井の裏側には図示しないダクトにより屋外(図示せず)と連通する排気アダプタ9を備える。
また、本体1には、吸込口6より吸い込んだ浴室12内の空気の温度を測定するサーミスターである温度センサ10と、相対湿度を測定する湿度センサ11とを備える。そして、ファンモータ3とダンパー4とヒータ5との運転の制御及び演算を行う制御手段としての電装基板14に温度センサ10と湿度センサ11とファンモータ3とダンパー4とヒータ5とが接続されている。
そして、浴室12内の乾燥に用いる浴室乾燥モードの運転動作を説明する。
この浴室乾燥モードは、浴室12内を予め設定された時間以内に乾燥させる運転モードである。
浴室12内のカビの発生を防止するには、浴室12内を乾燥状態に保つことが有効であり、1日のうち浴室乾燥モードの運転時間と入浴や衣類乾燥等の浴室12の利用時間を除いた時間だけ浴室12の乾燥状態を保持することである。
そして、この運転時間はいろいろと検討した結果8時間と設定した。
浴室12外である例えば図示しない脱衣室に設置している図示しないコントローラより、浴室乾燥モードの指示が電装基板14へ出された場合、ファンモータ3を駆動しファン2を回転させ、浴室12内の空気を吸込口6より吸い込む。
そして、ダンパー4を排気位置に移動させることにより、浴室12より吸い込んだ空気を排気アダプタ9を介して屋外排出する換気段階となる。
次に、ダンパー4を送風位置に移動させ、かつヒータ5を作動させ、浴室12より吸い込んだ空気の一部を加熱しながら浴室12内に吹き出し、残りの吸い込んだ空気を排気アダプタ9を介して屋外排出する加熱段階となる。
そして、浴室12を予め設定された時間、すなわち8時間以内で、季節や入浴状況に応じて換気段階と加熱段階の運転時間の組み合わせを適切に制御することにより、よりランニングコストを抑えて浴室12を乾燥させることになる。
このとき、換気段階の最初の一定時間内に、浴室12内より吸い込んだ空気の温度、すなわち浴室温度Trを温度センサ10で測定する。
また同時に、浴室12内より吸い込んだ空気の相対湿度、すなわち浴室相対湿度Hrを湿度センサ11で測定する。
そして、浴室12外より浴室12に流入する空気の温度と湿度すなわち外気の温度Toと外気の相対湿度Hoと入浴直後に浴室12内に存在する結露による水分すなわち入浴直後の結露量DRとを推定する。
これらの3つの推定値を浴室12の乾きやすさの指標として、換気段階と加熱段階との運転時間の組み合わせを決定する。
まずは、外気の温度Toの推定について説明する。
入浴直後の浴室温度Trは外気の温度Toに比べ高くなっている。
そして、換気段階において、浴室12内の空気は排出され、外気の空気が浴室12内に流入するため、流入した外気により浴室12の保有する熱量が奪われ、次第に外気の温度Toに近づいていくため、外気の温度Toは(式1)のように推定する。
To=Tre ・・・(式1)
ここで、Treは浴室乾燥モード開始後一定時間後の浴室温度であり、検証の結果この時間を2時間と設定した。
次に、外気の相対湿度Hoの推定について説明する。
入浴直後の浴室相対湿度Hrはほぼ100%と高い状態にある。
そして、換気段階において、浴室12内の空気は排出され、外気の空気が浴室12内に流入するため、浴室相対湿度Trは減少するが、同時に浴室12内に存在する水分が蒸発されるため、浴室温度Trの収束(浴室温度Trと外気の温度Toとが等しくなる)に比べ、浴室相対湿度Hrの収束(浴室相対湿度Hrと外気の相対湿度Hoとが等しくなる)は遅い。
そこで、外気の相対湿度Hoの推定のために、浴室温度Trと浴室相対湿度Hrとより算出する浴室絶対湿度Xrを用いて、外気の絶対湿度Xoを検証の結果により(式2)のように推定する。
Xo=Xre−(aTo+b)ΔX ・・・(式2)
ここで、Xreは浴室乾燥モード開始一定時間後の浴室絶対湿度であり、検証の結果この時間は2時間と設定した。
また、ΔXはXrの直近の所定時間の変化量であり、検証の結果、浴室乾燥モード開始一定時間後1.5〜2.0時間の0.5時間の変化量とした。
また、aおよびbは事前の検証より求めた定数である。
この推定したXoより、外気の温度Toを用いて、外気の相対湿度Hoを算出する。
ここで、外気の相対湿度Hoを推定するのに、一度、絶対湿度に変換して推定を行ったのは、浴室12内の空気に含まれる水分の変化をみるためであり、浴室12内の温度変化の影響を受けにくくなり、より正確に外気の相対湿度Hoを推定できることとなる。
次に、入浴直後の結露量DRの推定について説明する。
入浴直後の結露量DRは浴室温度Trと浴室相対湿度Hrと浴室絶対湿度Xrと浴室内空気乾燥性能Dxを時間積分した乾燥性能積分値とを用いた推定式より算出する。
ここで、浴室内空気乾燥性能Dxは浴室空気の飽和水蒸気量Xmと浴室絶対湿度Xrとの差により(式3)のように算出する。
Dx=Xm−Xr ・・・(式3)
すなわち、浴室内空気乾燥性能Dxは浴室空気が、あとどれだけの水分を含める状態であるかという値であり、浴室12の乾き易さを表す重要な値となる。
次に、浴室内空気乾燥性のDxを経過時間tで積分した、乾燥性能積分値DPを(式4)により算出する。
DP=∫Dxt ・・・(式4)
そして、あらかじめ浴室12内の入浴の状況である結露の多寡および季節の環境すなわち外気の温度と湿度を加味した事前の検証および解析を実施することで得られた推定式(式5)により、入浴直後の結露量DRを算出する。
DR=αTr+βHr+γXr+σDP+(DP−ε)2+ζ ・・・(式5)
ここで、α、β、γ、σ、ε、ζはそれぞれ定数である。なお、これらの定数は推定精度向上のため、外気の温度Toと外気の相対湿度Hoとの推定結果により切り替えても良い。
そして、検証の結果、浴室乾燥モード開始後15〜60分までのデータを用いることとした。
これにより、浴室12内の結露状況に違いがあっても、より正確に入浴直後の結露量DRを推定できることとなる。
これらの推定値、すなわち外気の温度Toと外気の相対湿度Hoおよび入浴直後の結露量Drは浴室12内の水分の乾き易さを表す指標である。
そして、浴室乾燥モード運転開始後の換気段階の一定時間後に推定が完了できるので、一定時間後の以降の運転組み合わせ、すなわち、換気段階と加熱段階との運転時間の組み合わせを最適に決めることができ、ランニングコストを抑えることができる。
例えば、外気の温度が低い、または外気の湿度が高い、または入浴直後の結露量が多い等、浴室12が乾きにくい場合は加熱段階の時間を十分長く設定する。
また、外気の温度が高い、または外気の湿度が低い、または入浴直後の結露量が少ない等、浴室12が乾き易い場合は、加熱段階の時間を短く設定する。もしくは、換気段階のみで運転を終了する。さらには、運転時間そのものを8時間より短くする。
よって、浴室12の乾き易さに応じて換気段階と加熱段階との運転時間の組み合わせを最適に決めることができ、ランニングコストを抑えることができる。
本発明にかかる浴室換気乾燥機は、決められた時間内に浴室内を乾燥させてもランニングコストの上昇を抑制することができることを可能とするものであるので、食器の乾燥機能がある食器洗い乾燥機等として有用である。
1 本体
2 ファン
3 ファンモータ
4 ダンパー
5 ヒータ
6 吸込口
7 吹出口
8 風向ルーバー
9 排気アダプタ
10 温度センサ
11 湿度センサ
12 浴室
13 軸部
14 電装基板

Claims (3)

  1. 本体に、浴室の空気を循環または換気する送風機と、前記送風機により前記浴室の空気である浴室空気が吸い込まれる吸込口と、前記送風機から循環空気を吹き出す吹出口と、前記浴室空気を換気と循環とに振り分けるダンパーと、前記浴室空気の温度と相対湿度とを測定する温度センサおよび湿度センサと、前記循環空気を加熱する加熱手段と、前記送風機と前記ダンパーと前記加熱手段との作動時間の組み合わせを制御する制御部とを備え、前記浴室を決められた時間内で乾燥させる浴室乾燥モードは最初に前記浴室空気を換気する換気段階となり、次に前記浴室空気の一部を前記加熱手段により加熱し循環空気として前記浴室に吹き出し、残りの前記浴室空気は換気させる加熱段階となり、前記換気段階と前記加熱段階との運転時間の組み合わせを、前記浴室の乾きやすさの指標として外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を用いて決定し、前記外気の温度と相対湿度および入浴直後の前記浴室の結露量を、前記換気段階の最初の一定時間内で前記温度センサおよび前記湿度センサより取得した前記浴室内の温度や相対湿度で推定することを特徴とする浴室換気乾燥機。
  2. 入浴直後の結露量を、温度センサと湿度センサとで測定した浴室空気の温度と相対湿度および前記浴室空気の温度と相対湿度とにより算出した前記浴室空気の絶対湿度および前記浴室空気の飽和水蒸気量と前記浴室空気の絶対湿度との差により算出した浴室内空気乾燥性能を時間積分した乾燥性能積分値を用いた推定式より推定することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気乾燥機。
  3. 外気の相対湿度の推定を、外気の温度と前記換気段階の最初の一定時間後の絶対湿度と前記一定時間後の絶対湿度の直近との所定時間の変化量とを用いた推定式より推定することを特徴とする請求項1に記載の浴室換気乾燥機。
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