JP4966326B2 - 洗濯機本発明は、洗濯機に関し、特に、保守・点検の適切な実行を可能とする運転履歴を管理するための構成に関する。 - Google Patents

洗濯機本発明は、洗濯機に関し、特に、保守・点検の適切な実行を可能とする運転履歴を管理するための構成に関する。 Download PDF

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Description

洗濯機の一例として、ヒートポンプによる除湿乾燥方式を用いたドラム式洗濯乾燥機を、図3に示す。図3は、ドラム式洗濯機の概要構成を示す断面図である。
この洗濯機では、洗濯機本体1内に、サスペンション構造(図示せず)によって水槽2が宙吊り状態に支持されている。水槽2内には、有底円筒形に形成されたドラム3が、その軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて支持されている。水槽2の正面側にはドラム3の開口端に通じる衣類出入口4が形成され、洗濯機本体1の正面側の上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉5を開くことにより、衣類出入口4を通じてドラム3内に対して洗濯物を出し入れすることができる。
ドラム3には、その周面に水槽2内に通じる多数の透孔6が形成され、内周面の複数位置に衣類攪拌用の攪拌突起3aが設けられている。このドラム3は、水槽2の背面側に取り付けられたドラムモータ7によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽2には、注水管路8及び排水管路9が配管接続され、図示しない注水弁及び排水弁の制御によって水槽2内への注水及び排水がなされる。
扉5を開きドラム3内に洗濯物及び洗剤を投入して、洗濯乾本体1の例えば前面上部に設けられた操作パネル10での操作により運転を開始させると、水槽2内には注水管路8から所定量の注水がなされ、ドラムモータ7によりドラム3が回転駆動されて洗濯工程が開始される。ドラム3の回転により、ドラム3内に収容された洗濯物はドラム3の内周壁に設けられた攪拌突起3aによって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。
所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路9から排出され、ドラム3を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽2内に注水管路8から注水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においても、ドラム3内に収容された洗濯物は、ドラム3の回転により攪拌突起3aにより持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されてすすぎ洗いが実施される。
このドラム式洗濯乾燥機には、ドラム3内に収容した洗濯物を乾燥する機能が設けられ、循環送風経路11により、水槽2内の空気を排気して除湿し、加熱して乾燥させた空気を再び水槽2内に送風する。この循環送風経路11の途中には、蒸発器12などの除湿手段と凝縮器13などの加熱手段からなるヒートポンプユニット、及び送風手段である循環ファン14が設けられている。蒸発器12と凝縮器13は、循環空気との熱交換部をなして循環送風経路11の最低位部に配置されている。
この循環ファン14を回転駆動することにより、循環送風経路11に空気の流れが発生して洗濯物を収容したドラム3内の空気は透孔6を通じて水槽2から循環ファン14側への循環空気導入管路15に排気され、循環ファン14の上流に位置する蒸発器12に水分を結露させて除湿することと、凝縮器13との熱交換により加熱することとで常に乾燥した高温の空気とされる。
この乾燥した高温の空気は循環ファン14から水槽2への送風管路16に送り出されて水槽2内に送風される。水槽2内に送風された高温の乾燥空気は透孔6を通じてドラム3内に入って衣類などの洗濯物に曝されながら水槽2へと抜け、再度循環空気導入管路15へと導入され、以上の循環送風経路11での空気の循環の繰り返しにより乾燥工程が実施される。
図4は、上記構成のドラム式洗濯乾燥機の動作を制御する制御装置の概略構成を示すブロック図である。但し、ドラムモータ7の駆動に関与する部分以外の制御要素については、図示が簡略化されている。
この制御装置では、商用の交流電源21の交流電力を、整流器22及び平滑コンデンサ23からなる整流平滑回路により平滑化し、その直流電力を、ドラムモーター用インバータ回路24、ファンモーター用インバータ回路25、およびコンプレッサ用インバータ回路26に供給する。
ドラムモーター用インバータ回路24により直流電力が3相交流電力に変換され、ドラムモータ7の駆動電力として供給される。同様に、ファンモーター用インバータ回路25により変換された3相交流電力が循環ファン14用のファンモーター27に供給され、コンプレッサ用インバータ回路26により変換された3相交流電力が凝縮器13のコンプレッサ28に供給される。
マイコンにより構成されたコントローラ29は、入力設定部30から入力される運転指示、及び各検知手段により検知される運転状態の監視情報に基づいて、各インバータ回路24、25、26を制御し、また、図示を省略するが、給水弁、排水弁等の動作を制御する。
図には、ドラムモーター用インバータ回路24についてのみ、回路を具体的に示したが、他のインバータ回路25、26も同様の構成を有する。ドラムモータ7は、3相巻線7a、7b、7cを有するステータと、2極の永久磁石を有するロータ(図示せず)とを備え、3つの位置検出素子31a、31b、31cが設けられた直流ブラシレスモータである。位置検出素子31a〜31cは、ロータ磁極位置に対応して電気角60度毎のロータ位置信号を出力する。
ドラムモータ7を回転制御するインバータ回路24は、6個のスイッチング素子24a〜24fを3相ブリッジ接続して構成され、各スイッチング素子24a〜24fに並列にフライホイールダイオードが接続されている。位置検出素子31a〜31cが検出するロータ位置検出信号は、コントローラ29に入力される。このロータ位置検出信号に基づいて、駆動回路32によりスイッチング素子24a〜24fのオン/オフ状態をPWM制御する。それにより、ステータの3相巻線7a、7b、7cに対する通電を制御して、ロータを所要回転数で回転させる。
コントローラ29はまた、3つの位置検出素子31a〜31cの検出出力が入力される回転数検知部33を有する。回転数検知部33は、3つの位置検出素子31a〜31cのいずれかの位置検出信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数Ndを算出する。回転数Ndを用いて、布量検知等の処理が行なわれる。また、交流電源21に直列に接続されたリレー34は、洗濯機の運転の始動、停止を切換える機能のために設けられている。
以上のような構成を有する洗濯機では、例えば、ドラムモータ7、ファンモーター27、コンプレッサ28、各インバータ回路24、25、26等は、運転毎に頻繁に駆動され、繰り返し負荷がかけられる要素である。洗濯機を長期に亘って不都合なく使用するためには、それらの要素について、故障が発生する前に、適切に保守点検を行い、故障の発生を未然に防止することが望ましい。しかし、そのような要素の劣化について、使用者が認識することは困難である。
そこで、例えば特許文献1には、家庭電化機器に関し、適切な保守点検の時期を使用者に知らせることで、故障の発生を未然に防止する制御装置が開示されている。すなわち、製品の使用環境、使用方法、使用頻度などは千差万別であり、また、家庭電化機器では、経年変化などによる部品の劣化に起因する問題は、不具合が発生した後でしか発見することができなかった。
これに対して、電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリと、使用状況を使用者に報知する報知手段を備え、運転毎にメモリに家庭電化機器の累積運転回数および累積運転時間の少なくとも一方を記録し、それらがメモリに予め記録された点検実施運転回数または点検実施運転時間のいずれかに達した場合、報知手段で家庭電化機器の点検を促す表示を行うとともに、使用者が運転開始スイッチを入れても動作を始めないように制御する。
特開2007−289453号公報
しかし、上記従来の装置には、次のような問題があった。例えば図4に示した従来例の洗濯機において、その運転毎に累積運転回数および累積運転時間の少なくとも一方を記録するためのメモリは、通常、インバータ回路24、25、26、リレー34、コントローラ29等と同様に、共通の主プリント基板に実装される。
一方、主プリント基板は、種々の多数の回路要素が実装されており、運転を繰り返すことによる劣化、損傷が発生し易い。そして、いずれかの回路要素に劣化、損傷が発生したときには、主プリント基板を取り替える必要がある可能性が高い。
もし、そのように事態で主プリント基板が取り替えられると、当然、メモリも新しいものになり、それまでに記憶されていた累積運転回数および累積運転時間の情報が失われてしまう。ドラムモータ7、ファンモーター27、コンプレッサ28等については、既使用のものが継続使用された場合、それまでの使用実績に応じて耐用時間は減少している。従って、主プリント基板の取り替え前にメモリに記憶されていた情報を保持しなければ、耐用時間を適切に管理することができない。
上述の実情を考慮して、本発明は、耐用時間を記憶し管理するためのメモリに記憶された運転履歴に関する情報を、主プリント基板の取替えに係わらず維持することが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯物を収容して回転運動を行うドラムと、前記ドラムを回転自在に内包し洗濯機本体内に弾性的に支持された水槽と、前記ドラムを回転駆動するモーターと、交流電源を直流電源に変換する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流電源から前記モーターに交流電力を供給するモーター用インバータ回路と、前記交流電源に直列に接続されたリレーと、前記インバータ回路および前記リレーの駆動制御を行うコントローラと、前記インバータ回路、前記リレー、及び前記コントローラが実装された取り替え可能な主プリント基板と、前記主プリント基板とは別体で設けられた書換え可能な不揮発性のメモリとを備え、前記コントローラは、所定の洗濯動作の運転回数、及び前記リレーの駆動回数の少なくとも一方を前記メモリに記憶させ、前記主プリント基板が取り替えられた場合でも、前記メモリは取り替えられることなく同一の洗濯機内で継続使用されるように構成され、前記主プリント基板の取り替え前に記憶された前記回数の情報を保持することを特徴とする。
上記構成によれば、メモリは主プリント基板とは別体で設置され、主プリント基板を取り替えた場合でも、メモリは取り替えられることなくそのまま維持される。従って、メモリに記憶された所定の洗濯動作の運転回数、リレーの駆動回数等の情報が失われることはなく、耐用時間の管理を適切に継続することが可能である。
本発明の洗濯乾燥機は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。
すなわち、使用者に対して所定の報知動作を行う報知手段を備え、前記コントローラは、前記メモリに記憶された前記所定の洗濯動作の回数、及び前記リレーの駆動回数の少なくとも一方が、それぞれ予め設定されている耐用回数を超えたことを検出したとき、前記報知手段に報知を行わせる構成とすることができる。
また、前記コントローラは、前記所定の洗濯動作の運転回数及び前記リレーの駆動回数を前記メモリに記憶させ、前記所定の洗濯動作の運転回数及び前記リレーの駆動回数の両方が、それぞれ予め設定されている耐用回数を超えたことを検出したとき、前記報知手段に報知を行わせる構成とすることができる。
また、前記コントローラは、最初に前記報知手段に報知を行わせた後、前記所定の洗濯動作または前記リレーの駆動が行なわれる毎に、または、前記所定の洗濯動作または前記リレーの駆動が所定回数行なわれる毎に、前記報知手段による報知を繰り返すように制御する構成とすることができる。
また、前記コントローラは、前記報知手段による報知の累積回数が予め設定された制限回数を超えた場合に、洗濯運転が不能となるように制御する構成とすることができる。
また、前記洗濯動作の回数、及び前記リレーの駆動回数についてそれぞれ予め設定されている前記耐用回数は、前記メモリに保持されている構成とすることができる。
また、前記コントローラは、前記報知手段による報知の累積回数を前記メモリに記憶させる構成とすることができる。
また、前記報知手段は、所定の表示を行なう表示装置または報知音を発生する装置とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のモータ駆動装置のブロック図である。本実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機の全体構造は、図3に示したものと同様である。また、図1に示すモータ駆動装置の基本的な構成は、図4に示した従来例のものと同様である。従って、同様の要素については同一の参照符号を付して、重複する説明を簡略化する。
本実施の形態では、書換え可能な不揮発性のメモリ35が設けられている。メモリ35は、インバータ回路24、リレー34、及びコントローラ29が実装された主プリント基板(図示せず)とは別体で設置されている。すなわち、主プリント基板に、インバータ回路24の故障等の不具合があった場合に、主プリント基板を取り替える場合が想定されるが、そのような場合でも、メモリ35が取り替えられることなく、そのまま継続使用可能な形態に構成されている。
メモリ35には、動作回数記憶領域35a及び耐用回数設定領域35bが含まれる。コントローラ29には、耐用管理部36が設けられ、メモリ35に対する情報の記憶動作、及びコントローラ29の制御に対して、メモリ35に記憶された情報に基づく制御を反映させるための動作等を行なう。
メモリ35の動作回数記憶領域35aには、所定の洗濯動作の運転回数、及びリレー34の駆動回数等が記憶される。但し、必ずしも両方とも含まれる必要はなく、いずれか一方を記憶するだけでもよい。コントローラ29により所定の洗濯動作が行なわれたとき、また、リレー34の駆動が行なわれたときに、耐用管理部36を介して動作回数記憶領域35aへの各種回数の記憶が行なわれる。
また、メモリ35の耐用回数設定領域35bには、所定の洗濯動作の運転回数、及びリレー34の駆動回数の限度の設定値、すなわち耐用回数設定値が保持されている。この耐用回数設定値は、洗濯機の繰り返し使用による与えられる運転負荷による、各要素の劣化を考慮して、機能の信頼性を保証できる限度として設定された値である。すなわち、動作回数記憶領域35aに記憶された所定の洗濯動作の運転回数、またはリレー34の駆動回数が、耐用回数設定領域35bに保持された耐用回数設定値に達したことは、各要素の機能の信頼性を保証できる限度を超えようとしていることを意味し、保守・点検を実行すべき時期であることを示す。なお、耐用回数設定領域35bは、メモリ35中でなく、コントローラ29の耐用管理部36に設けてもよい。
所定の洗濯動作の運転回数をカウントするのは、対象である駆動負荷についての運転回数、運転時間を間接的に計測するためである。リレー34の駆動回数は、必ずしも運転回数と対応しないが、洗濯機の各要素の稼動時間との関連を有する。従って、それらの回数を測定管理することにより、洗濯機の耐用回数あるいは耐用時間に対する現時点での状況を把握することができる。
コントローラ29には、報知部37が接続され、耐用管理部36による報知動作に用いられる。報知部37は、または所定の表示を行なう液晶ディスプレイ等の表示装置、あるいは報知音を発生する装置等、使用者の注意を喚起する手段である。耐用管理部36は、動作回数記憶領域35aに記憶された回数を、耐用回数設定領域35bに保持された耐用回数設定値と比較して、記憶回数が耐用回数設定値を超えたときに、報知部37による報知を動作させる。耐用回数設定領域35bでの設定の仕方によっては、所定の洗濯動作の運転回数またはリレー34の駆動回数の、いずれか一方が耐用回数設定値を超えたときに報知を行うように設定してもよいし、あるいは、両方が耐用回数設定値を超えたときに報知を行うように設定してもよい。
本実施の形態では、上述のとおりメモリ35は、インバータ回路24、リレー34、及びコントローラ29が実装された主プリント基板とは別体で設置され、主プリント基板を取り替える必要が発生した場合でも、メモリ35は取り替えられることなくそのまま維持される。従って、動作回数記憶領域35aに記憶された所定の洗濯動作の運転回数、リレー34の駆動回数等の情報、及び耐用回数設定領域35bに保持された耐用回数設定値が失われることはなく、耐用時間の管理を適切に継続することが可能である。
但し、耐用回数設定値は必ずしも主プリント基板とは別体のメモリ35に保持されることを要さず、コントローラ29内のメモリに保持される構成としてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯乾燥機のモータ駆動装置のブロック図を、図2に示す。本実施の形態におけるドラム式洗濯乾燥機の全体構造は、図3に示したものと同様である。また、図2に示すモータ駆動装置の基本的な構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。従って、同様の要素については同一の参照符号を付して、重複する説明を簡略化する。
本実施の形態では、メモリ35に、報知回数記憶領域35cが追加されている。また、コントローラ29の耐用管理部36は、最初に報知部37に報知を行わせた後、所定の洗濯動作またはリレー34の駆動が行なわれる毎に、または、所定の洗濯動作またはリレー34の駆動が所定回数行なわれる毎に、報知部37による報知を繰り返すように制御を行う。
そのように繰り返し行なわれる報知の累積回数が、報知回数記憶領域35cに記憶される。報知回数記憶領域35cに記憶された報知累積回数に基づき、耐用管理部36は、例えば、報知累積回数が予め設定された制限回数を超えた場合に、洗濯運転が不能となるように制御する。
すなわち、耐用時間を超えたことが報知された時点で、直ちに使用不可になるのではなく、一定時間は使用を継続可能として、その間に点検・修繕等の処置を行なう余裕を持たせる。しかし、その後所定回数以上、使用を継続すると、故障が発生する恐れがあるので、使用不可に制御し、不測の事態の発生を回避することができる。
本実施の形態においても、メモリ35が主プリント基板とは別体で設置され、主プリント基板を取り替えた場合でも、メモリ35はそのまま維持される。そして、報知部37による報知累積回数は、メモリ35の報知回数記憶領域35cに保持される。従って、耐用時間の管理を適切に継続することが可能である。
本発明によれば、メモリに記憶された耐用時間を管理するための運転履歴情報を、主プリント基板の取替えに係わらず維持し、適切な耐用時間の管理を行なうことができ、一般使用者のための洗濯機に有用である。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のモータ駆動装置を示すブロック図 同モータ駆動装置における要部の他の例を示す図 従来例のヒートポンプによる除湿乾燥方式を用いたドラム式洗濯乾燥機の構造を示す断面図 同洗濯乾燥機のモータ駆動装置を示すブロック図
1 洗濯機本体
2 水槽
3 ドラム
3a 攪拌突起
4 衣類出入口
5 扉
6 透孔
7 ドラムモータ
7a、7b、7c 3相巻線
8 注水管路
9 排水管路
10 操作パネル
11 循環送風経路
12 蒸発器
13 凝縮器
14 循環ファン
15 循環空気導入管路
16 送風管路
21 商用電源
22 整流器
23 平滑コンデンサ
24 ドラムモータ用インバータ回路
24a〜24f スイッチング素子
25 ファンモータ用インバータ回路
26 コンプレッサ用インバータ回路
27 ファンモータ
28 コンプレッサ
29 制御部
30 入力設定部
31a、31b、31c ロータ位置検出素子
32 駆動回路
33 回転数検知部
34 リレー
35 メモリ
35a 動作回数記憶領域
35b 耐用回数設定領域
35c 報知回数記憶領域
36 耐用管理部
37 報知部
38 運転規制部

Claims (8)

  1. 洗濯物を収容して回転運動を行うドラムと、
    前記ドラムを回転自在に内包し洗濯機本体内に弾性的に支持された水槽と、
    前記ドラムを回転駆動するモーターと、
    交流電源を直流電源に変換する整流平滑回路と、
    前記整流平滑回路の直流電源から前記モーターに交流電力を供給するモーター用インバータ回路と、
    前記交流電源に直列に接続されたリレーと、
    前記インバータ回路および前記リレーの駆動制御を行うコントローラと、
    前記インバータ回路、前記リレー、及び前記コントローラが実装された取り替え可能な主プリント基板と、
    前記主プリント基板とは別体で設けられた書換え可能な不揮発性のメモリとを備え、
    前記コントローラは、所定の洗濯動作の運転回数、及び前記リレーの駆動回数の少なくとも一方を前記メモリに記憶させ、
    前記主プリント基板が取り替えられた場合でも、前記メモリは取り替えられることなく同一の洗濯機内で継続使用されるように構成され、前記主プリント基板の取り替え前に記憶された前記回数の情報を保持することを特徴とする洗濯機。
  2. 使用者に対して所定の報知動作を行う報知手段を備え、
    前記コントローラは、前記メモリに記憶された前記所定の洗濯動作の回数、及び前記リレーの駆動回数の少なくとも一方が、それぞれ予め設定されている耐用回数を超えたことを検出したとき、前記報知手段に報知を行わせる請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記コントローラは、前記所定の洗濯動作の運転回数及び前記リレーの駆動回数の両方を前記メモリに記憶させ、前記所定の洗濯動作の運転回数及び前記リレーの駆動回数の両方が、それぞれ予め設定されている前記耐用回数を超えたことを検出したとき、前記報知手段に報知を行わせる請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記コントローラは、最初に前記報知手段に報知を行わせた後、前記所定の洗濯動作または前記リレーの駆動が行なわれる毎に、または、前記所定の洗濯動作または前記リレーの駆動が所定回数行なわれる毎に、前記報知手段による報知を繰り返すように制御する請求項2または3に記載の洗濯機。
  5. 前記コントローラは、前記報知手段による報知の累積回数が予め設定された制限回数を超えた場合に、洗濯運転が不能となるように制御する請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯動作の回数、及び前記リレーの駆動回数についてそれぞれ予め設定されている前記耐用回数は、前記メモリに保持されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の洗濯機。
  7. 前記コントローラは、前記報知手段による報知の累積回数を前記メモリに記憶させる請求項2〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記報知手段は、所定の表示を行なう表示装置または報知音を発生する装置である請求項2〜6のいずれか1項に記載の洗濯機。
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