JP4615500B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、本体内に回転自在に支持された回転ドラム内で、衣類の乾燥を行う機能を備えた洗濯乾燥機に関する。特に、洗濯乾燥機に搭載される、回転ドラム内の湿気を含んだ空気を除湿及び加熱して、再度回転ドラム内に放出させて衣類を乾燥させるヒートポンプ式除湿乾燥装置に関する。
ドラム式洗濯乾燥機は、一般的に、多数の透孔が形成され洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラムが水槽内に設けられ、この水槽内の給水、排水及び回転ドラムの回転の制御により洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施する。さらに、送風手段である送風ファンにより水槽内の空気を、除湿手段、加熱手段を備えた循環送風経路を通して循環させることにより洗濯物の乾燥工程を実施するようになっている。
ここで、除湿手段、加熱手段は一例として、圧縮機と冷媒回路で接続した空気調和機を構成する蒸発器、凝縮器で構成され、送風手段により水槽内の空気を循環送風経路に導入して蒸発器及び凝縮器を順次に通して熱交換することで除湿後に加熱した渇いた高温空気とし、これを水槽内に送風して回転ドラム内の洗濯物に曝すことを繰り返し、効率よく乾燥させられるようにしている。
洗濯乾燥機は、回転ドラムを回転させる第1のモータと、圧縮機を駆動する第2のモータとを備え、それぞれのモータはインバータ回路によって駆動制御されている(特許文献1に開示)。
また、特許文献2には、ヒートポンプ用圧縮機モータの入力あるいは出力電力をモータ電流から推定演算することにより、圧縮機モータの入力を検出し、交流電源電流がコンセント容量上限値以下となるように制御する構成が開示されている。
特開2006−116066号公報 特開2006−233593号公報
しかしながら特許文献1に開示されている構成では、乾燥運転直後などのように圧縮機内部の圧力が高い状態で、圧縮機を再度動作させた場合、圧縮機内部の圧力がさらに高くなってしまう。圧縮機内部の圧力が高くなると第2のモータのトルクを大きくする必要があるため、モータ電流が高くなる。このように第2のモータの電流が高い状態で、温風脱水動作などのように第1のモータと第2のモータを同時に動作させると、交流電源電流がコンセント容量を超えてしまう可能性があるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、圧縮機内部の圧力が高い状態、すなわち圧縮機の冷媒温度が高い状態で圧縮機を動作させた際の交流電源電流を抑えることができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の洗濯乾燥機は、洗濯物を収容可能な回転ドラムと、前記回転ドラムを回転可能に保持している水槽と、少なくとも圧縮機を備え、前記水槽内の空気を循環経路を通じて導入して除湿及び加熱する乾燥手段と、前記回転ドラムを回転駆動する第1のモータと、前記第1のモータを駆動制御する第1のインバータ回路と、前記圧縮機を駆動する第2のモータと、前記第2のモータを駆動制御する第2のインバータ回路と、前記第1及び第2のインバータ回路を駆動制御するとともに、一連の洗濯乾燥動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、脱水工程と乾燥工程とを含む運転時における前記脱水工程において、前記第1のモータと前記第2のモータとを同時に駆動する時期を少なくとも一部に含む洗濯乾燥機であって、前記圧縮機における冷媒温度を検知する温度検知部を備え、前記制御部は、前記脱水工程において、前記温度検知部で検知された冷媒の温度に応じて、前記第2のモータの回転数の上限値を決定するものである。
本発明は、圧縮機内部の圧力が高い状態、すなわち圧縮機の冷媒温度が高い状態で圧縮機を動作させた際の、交流電源電流を抑えることができる。
本発明の洗濯乾燥機は、前記制御部は、前記温度検知部で検知された冷媒の温度が所定温度未満の場合の、前記第2のモータの回転数の上限値に対して、前記温度検知部で検知された冷媒の温度が前記所定温度以上の場合の、前記第2のモータの回転数の上限値を低く制限する構成としてもよい。
また、前記制御部は、前記温度検知部で検知された冷媒の温度に応じて、冷媒の温度が所定値になるように圧縮力を制御する構成としてもよい。
(実施の形態1)
〔1.洗濯乾燥機の基本構成〕
図1は、ドラム式洗濯乾燥機の側面図である。図2は、ドラム式洗濯乾燥機の背面図である。図1及び図2は、便宜上、内部構造がわかるように描画している。なお、以下の説明では、ヒートポンプ式除湿乾燥手段を備えた洗濯乾燥機を一例として挙げて説明する。
洗濯乾燥機は、図1に示すように、多数の透孔8が形成され洗濯物を収容して回転駆動される回転ドラム2が水槽3内に設けられ、一般に、この水槽3内の給水、排水及び前記回転ドラム2の回転の制御により洗濯、すすぎ、脱水の各工程(以下、この3つの工程を併せて「洗濯運転」と称する)を実施すると共に、送風手段である送風ファン15により水槽3内の空気を、除湿手段、加熱手段を備えた循環送風経路5を通して循環させることにより洗濯物の乾燥工程を実施するようになっている。
ここで、除湿手段、加熱手段は一例として、圧縮機37と冷媒回路で接続した空気調和機を構成する蒸発器、凝縮器で構成され、送風手段により水槽内の空気を循環送風経路に導入して蒸発器及び凝縮器を順次に通して熱交換することで除湿後に加熱した渇いた高温空気とし、これを水槽内に送風して回転ドラム内の洗濯物に曝すことを繰り返し、効率よく乾燥させられるようにしている。以下、さらに詳しく構成を説明する。
図1に示すように、ドラム式洗濯乾燥機1は、洗濯乾燥機本体44内に図示しないサスペンション構造によって水槽3が宙吊り状態に配設され、水槽3内に有底円筒形に形成された回転ドラム2がその軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設されている。水槽3の正面側には、回転ドラム2の開口端に通じる衣類出入口11が形成され、洗濯乾燥機本体44の正面側に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部を開閉可能に閉じる扉9を開くことにより、衣類出入口11を通じて回転ドラム2内に対して洗濯物を出し入れすることができる。扉9が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業を腰を屈めることなく実施でき、一般には横向きにある開口部から洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機の作業性の悪さが改善されている。
回転ドラム2には、その周面に水槽3内に通じる多数の透孔8が形成され、内周面の複数位置に攪拌突起(図示せず)が形成されている。この回転ドラム2は、水槽3の背面側に取り付けられたモータ7によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、水槽3には、注水管路12及び排水管路13が配管接続され、図示しない注水弁及び排水弁の制御によって水槽3内への注水及び排水がなされる。
扉9を開いて、回転ドラム2内に洗濯物及び洗剤を投入して、ドラム式洗濯乾燥機1の例えば前面上部に設けられた図1に示す操作パネル66での操作で、その内側などに設けられた制御基板67などによる制御を通じて運転を開始させると、水槽3内には注水管路12から所定量の注水がなされ、モータ7により回転ドラム2が回転駆動されて洗濯工程が開始される。回転ドラム2の回転により、回転ドラム2内に収容された洗濯物は、回転ドラム2の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗濯がなされる。所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路13から排出され、回転ドラム2を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液を脱水し、その後、水槽3内に注水管路12から注水してすすぎ工程が実施される。このすすぎ工程においても、回転ドラム2内に収容された洗濯物は、回転ドラム2の回転により攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されて、すすぎ洗いが実施される。
このドラム式洗濯乾燥機1には、回転ドラム2内に収容した洗濯物を乾燥する機能を有し、図1及び図2に示すような水槽3内の空気を排気して除湿し、加熱した乾燥した空気を再び水槽3内に送風する既述した循環送風経路5が形成されている。この循環送風経路5の途中には、蒸発器31などの除湿手段、凝縮器32などの加熱手段、及び送風手段である送風ファン15が配されているのが、既述したように一般的である。この送風ファン15を回転駆動することにより、循環送風経路5に空気の流れが発生して、洗濯物を収容した回転ドラム2内の空気は、透孔8を通じて水槽3から送風ファン15側への循環空気導入管路16に排気される。循環空気導入管路16に排気された空気は、送風ファン15の上流に位置する蒸発器31に水分を結露させて除湿されるとともに、凝縮器32との熱交換により加熱されて、常に乾燥した高温の空気とされる。この乾燥した高温の空気は、送風ファン15から水槽3への送風管路33に送り出されて、水槽3内に送風される。水槽3内に送風された高温の乾燥空気は、透孔8を通じて回転ドラム2内に入って、衣類などの洗濯物に曝されながら水槽3へと抜け、再度循環空気導入管路16へと導入される。以上の循環送風経路5での空気の循環の繰り返しにより、乾燥工程が実施される。
また、この循環送風経路5を利用した乾燥工程では、循環送風経路5を循環される空気中に主として衣類などの洗濯物から発生する糸くずなどの異物が混じって循環し、蒸発器31や凝縮器32の目詰まり、送風ファン15の回転部への噛み込み、送風ファン15の内面への堆積といった乾燥工程を実施するのに支障を来しやすく、面倒なメンテナンスを頻繁に行う必要がある。このような異物を除去するために、循環送風経路5の途中(具体的には蒸発器31、凝縮器32、送風ファン15の上流側、従って、図1、図2に示すような循環空気導入管路16の途中)に、循環空気中の異物を除去するフィルタ35を収容したフィルタ室36を配されていることが一般的になっている。これによって、洗濯物を乾燥させた後の空気に異物が混入して、蒸発器31側の循環空気導入管路16側に導入されてきても、フィルタ室36を通る際にフィルタ35によって捕集され、下流側への循環空気に混入することはない。従って、蒸発器31、凝縮器32、送風ファン15の機能が長期に保全される。しかし一方では、フィルタ室36内のフィルタ35には捕集された異物が堆積していき、循環空気の通過抵抗が徐々に増していき、乾燥機能を低下させる問題があるので、フィルタ35に堆積した異物を定期的に除去する必要がある。そのために、フィルタ35は、フィルタ室に対して着脱できるように配されている。
ここで、結露水が生じる蒸発器31は、凝縮器32と共に熱交換部39をなす。熱交換部39の器体38おける底部38aの蒸発器31に対応する範囲に、結露水を貯留させるための貯留部63が配されている。貯留部63には、排水ポンプ64を備えた排水管路65が接続され、水位センサによる水位の検出の下に過不足ない排水が行われる。しかし、何らかの排水異常で水位が異常上昇すると、貯留部63に貯留している結露水が、循環送風経路5の他部分へ及びかねない。これらのことがあって、蒸発器31は、循環送風経路5の最低位部に配されている。
しかし、既述したように、貯留部63では何らかの理由による乾燥工程での貯留水の排水異常や、洗濯、すすぎ工程での水槽からのオーバーフロー水の流入により、異常水位が万一にも生じると問題となる。
そこで、本実施の形態では、特に、熱交換部39はその器体38内に循環空気の流れによってできる負圧領域71を有すると共に、この負圧領域71に面する器体38の周壁に万一の場合の所定以上のオーバーフロー水を排出する排水穴72が形成されれている。この排水穴72には、負圧領域71からの吸引によって閉じる逆止弁73が配されている。このようにすると、蒸発器31は、凝縮器32と共に循環空気との熱交換部39をなして循環送風経路5の最低位部に位置し、送風ファン15の駆動により回転ドラム2、水槽3から図1に示す循環空気導入管路16を通じ導入されてくる循環空気を除湿した後に加熱して乾燥した高温空気とし、図1に示す送風管路33を通じ水槽3、回転ドラム2内に送風することを繰り返し、洗濯物の乾燥工程が実施される。このときの空気の流れで、熱交換部39の負圧領域71に生じる負圧は、そこに臨む排水穴72の逆止弁73を閉じ、外気を吸引するのを防止する。従って、乾燥工程時に排水穴72を通じた外気の吸引により折角の高温空気が冷やされたり、外部からほこりやごみ等の異物が入り込むといった乾燥工程への支障がなくなる。
一方、乾燥工程で何らかの理由による結露水の排水異常があって上限水位を超えたような場合、制御基板67からの制御による現工程である乾燥工程が停止されるような制御がなされる。乾燥工程が停止(少なくとも送風ファン15の停止を条件)されることで、熱交換部39の負圧領域71に生じていた負圧が解消されて、逆止弁73が閉じ力から解放されるので、所定以上のオーバーフロー水を排水穴72から即時に排出させることができる。
また、洗濯、すすぎ工程においては逆止弁73に閉じ力は働いていないので、何らかの理由で給水異常や排水異常があって、万一にも循環送風経路5にオーバーフローし熱交換部39が上限水位を超えた場合、所定以上のオーバーフロー水は即時に排水穴72から排出される。この場合も、現工程である洗濯、すすぎ工程を制御基板67からの制御によって停止させるのが好適である。
ここに、異常水位時の現動作の停止は、水位異常原因が解消されないままの継続使用を阻止することができるし、異常を使用者に告知することができる。
〔2.モータ制御回路の構成及び動作〕
図3は、図1及び図2における回転ドラム2を回転駆動させるモータ7と、圧縮機37を回転駆動させるモータとを、動作制御するモータ制御回路の構成を示す。図3において、制御回路100は、第1のモータ101、センサー101a〜101c、第1のインバータ回路102、第1のインバータ駆動回路103、第2のモータ111、第2のインバータ回路112、第2のインバータ駆動回路113、電流検知部114、制御部121、温度検知部122、負荷駆動部132、乾燥ファン133、給水弁134、排水弁135、および直流電源変換部140を備えている。
第1のモータ101は、図1における回転ドラム2を回転駆動するもので、図1におけるモータ7に相当する。第1のモータ101の電気角は、回転子の近傍に配されている3個のセンサー101a〜101cによって検出される。センサー101a〜101cは、例えばホールICから構成され、互いに電気角120度の間隔で第1のモータ101のロータに配されている永久磁石に対向するように、第1のモータ101のステータに配されている。センサー101a〜101cの検出出力は、制御部121に入力されている。また、第1のモータ101は、第1のインバータ回路102によって回転速度などの回転動作が制御されている。
第1のインバータ回路102は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードとの並列回路を備えたスイッチング素子で構成されている。各スイッチング素子は、図3に示すように2個づつ直列接続され、3組の直列回路が形成されている。各直列回路におけるスイッチング素子間のノードは、それぞれ第1のモータ101における三相巻線のU端子、V端子、W端子に接続されている。これにより、各直列回路における2つのスイッチング素子のオン/オフの組み合わせにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にすることができる。スイッチング素子のオン/オフの切り替えは、ホールICから構成されるセンサ101a〜101cからの検出情報に基づいて、制御部121及び第1のインバータ駆動回路103により制御される。
第2のモータ111は、図1における圧縮機37を回転駆動する。また、第2のモータ111は、第2のインバータ回路112によって回転速度などの回転動作が制御されている。
第2のインバータ回路112は、パワートランジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードとの並列回路を備えたスイッチング素子で構成されている。各スイッチング素子は、図3に示すように2個づつ直列接続され、3組の直列回路が形成されている。各直列回路におけるスイッチング素子間のノードは、第2のモータ111における三相巻線のU端子、V端子、W端子にそれぞれ接続されている。これにより、各直列回路における2つのスイッチング素子のオン/オフの組み合わせにより、U端子、V端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、解放の3状態にすることができる。スイッチング素子のオン/オフの切り替えは、制御部121及び第2のインバータ駆動回路113により制御される。
電流検知部114は、第2のインバータ回路112における3つの直列回路から出力される電流を検知する。検知結果は、制御部121に入力されている。
制御部121は、電流検知部114で検知された電流値の情報と、温度検知部122で検知された圧縮機37内の冷媒温度の情報と、センサ101a〜101cで検知されたパルスとが入力されている。制御部121は、センサー101a〜101cから入力されるパルスに基づいて、第1のモータ101の回転周期を検出し、検出した回転周期に基づいて回転速度を算出する。制御部121は、第1のモータ101の回転速度が算出した回転速度になるように、第1のインバータ駆動回路103を介して第1のインバータ回路102を制御する。また、制御部121は、入力される電流値情報と温度情報とに基づいて、第2のインバータ駆動回路113を介して第2のインバータ回路112を制御する。
温度検知部122は、圧縮機37内あるいは管路内の冷媒の温度を検知する。圧縮機37内の圧力が高い場合は冷媒温度は高くなり、圧縮機37内の圧力が低い場合は冷媒温度は低くなる。なお、冷媒の温度は、圧縮機37内部の圧力に比例する。図8に、冷媒温度と冷媒圧力との関係を示す。
負荷駆動部132は、制御部121からの制御により、乾燥ファン133、給水弁134,排水弁135を動作制御する。乾燥ファン133は、圧縮機37を含む熱交換部39において発生した乾燥した温風を、水槽3内に流通させるものであり、図1における送風ファン15に相当する。給水弁134は、給水管路12(図1参照)上に配され、水槽3に対して水を供給するものである。排水弁135は、排水管路13(図1参照)上に配され、水槽3内の水を外部に排出するものである。
直流電源変換部140は、商用電源131から入力される交流を直流に変換するものであり、ダイオードブリッジ136、チョークコイル137、および平滑用コンデンサ138,139を備えている。直流電源変換部140から出力される直流電源は、第1のインバータ回路102及び第2のインバータ回路103に入力されている。
図3において、洗濯乾燥機の操作部(不図示)が操作されて洗濯運転(洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程)が開始されると、動作開始の命令が制御部121に入力される。制御部121は、第1のインバータ駆動回路103を制御して、第1のインバータ回路102を動作させる。第1のインバータ駆動回路103は、第1のインバータ回路102におけるスイッチング素子を所定のタイミングでオン/オフ制御することにより、第1のモータ101におけるU端子、V端子、W端子に直流電源変換部40から供給される直流電源を供給することができる。これにより、第1のモータ101は回転駆動される。
第1のモータ101の回転速度制御を行う際は、制御部121が、センサ101a〜101cから出力されるパルスに基づいて、第1のモータ101の回転周期を検出し、検出した回転周期に基づいて回転速度を算出する。制御部121は、算出された回転速度に基づいて目標回転速度を演算し、第1のインバータ駆動回路103を制御する。第1のインバータ駆動回路103は、制御部121からの命令に基づき、第1のモータ101がその目標回転速度になるように第1のインバータ回路102におけるスイッチング素子のオン/オフを制御する。これにより、第1のモータ101を所定速度で回転制御することができる。
図3において、洗濯乾燥機の操作部(不図示)が操作されて乾燥運転が開始されると、動作開始の命令が制御部121に入力される。制御部121は、第2のインバータ駆動回路113を制御して、第2のインバータ回路112を動作させる。第2のインバータ駆動回路113は、第2のインバータ回路112におけるスイッチング素子を所定のタイミングでオン/オフ制御することにより、第2のモータ111におけるU端子、V端子、W端子に直流電源変換部40から供給される直流電源を供給することができる。これにより、第2のモータ111は回転駆動される。
第2のモータ111の回転速度制御を行う際は、制御部121が、電流検知部114から出力される第2のインバータ回路112における電流値情報と、温度検知部122で検知された圧縮機37内の冷媒温度の情報とに基づいて、回転速度を算出する。制御部121は、算出した回転速度に基づいて第1のインバータ駆動回路103を制御する。第1のインバータ駆動回路103は、制御部121からの命令に基づき、第2のモータ111が所定の回転速度になるように第2のインバータ回路112におけるスイッチング素子のオン/オフを制御する。これにより、第2のモータ111を所定速度で回転制御することができる。
なお、上記説明では、便宜上、第1のモータ101の動作説明と第2のモータ111の動作説明を別に説明したが、脱水工程時において温風脱水を行う際は第1のモータ101と第2のモータ111の両方を駆動制御している。本実施の形態の脱水動作については後述する。
〔3.洗濯乾燥運転時の動作〕
本実施の形態の洗濯乾燥機は、洗濯運転(洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程)と乾燥運転とを、連続的に行うことができる「洗濯乾燥運転コース」を実行することができる。図4は、洗濯乾燥運転コースを実行させている時の洗濯乾燥機の動作を示すフローチャートである。図5(a)は、洗濯乾燥運転の流れを示した図である。図5(b)は、脱水工程時における第1のモータ101の回転数の時間的変化を示す図であり、横軸が時間、縦軸は第1のモータ101の回転数を示している。以下、図1、図3、図4、および図5を参照して動作を説明する。
図4に示すように、まず使用者において操作パネル66(図1参照)が操作されて、洗濯乾燥運転コースが選択されると(ステップS1)、回転ドラム2内の洗濯物の量を自動計測した後、給水弁134が開いて水槽3内に水道水が注水される。水槽3内の水位が所定水位に達すると、洗濯運転が開始される(ステップS2)。なお、洗剤は、使用者によって投入されているものとする。
次に、制御部121は、第1のインバータ駆動回路103を制御して、第1のモータ101が所定の回転数で回転するように第1のインバータ回路102を駆動制御する。これにより、第1のモータ101が所定回転数で回転されて、回転ドラム2が回転する。回転ドラム2を回転させることにより、洗濯物の洗浄が行われる(ステップS3)。
洗濯工程が終了すれば、次にすすぎ工程が実行される。すすぎ工程は、まず水槽3に残っている汚れた洗濯水を、排水弁135を開くことで排水する。次に、制御部121は、第1のモータ101を回転駆動させて洗濯物に含まれている洗濯水を脱水する。次に、給水弁134を開いて水槽3内に水道水を注水する。水道水が所定量注がれると、制御部121は、第1のインバータ駆動回路103を制御して、第1のモータ101が所定の回転数で回転するように第1のインバータ回路102を駆動制御する。これにより、第1のモータ101が所定回転数で回転されて、回転ドラム2が回転する。水槽3内に水道水が入った状態で回転ドラム2を回転させることにより、洗濯物が攪拌されて汚れた洗濯水を除去することができる(ステップS3)。
すすぎ工程が終了すれば、次に脱水工程が実行される(ステップS5)。脱水工程は、まず排水弁135を開き、水槽3におけるすすぎ工程において注水された水を排水する。次に、図5(b)に示すように、予備脱水が行われる(ステップS6)。予備脱水は、第1のモータ101を低回転数(本実施の形態では約300rpm)で回転させて、その遠心力で回転ドラム2内の洗濯物に含まれている水分を粗く取り除く。
予備脱水が終了すれば、次に温風脱水を開始する(ステップS7)。この時、制御部121は、第2のインバータ駆動回路113を制御して、第2のモータ111が所定の回転数で回転するように第2のインバータ回路112を駆動制御する。これにより、第2のモータ111が所定回転数で回転されて、圧縮機37が動作を開始し、熱交換部39において乾燥した温かい空気が生成される。生成された空気は、乾燥ファン133によって送風循環経路5を通じて回転ドラム2内に送り込まれる。上記の圧縮機37の動作開始とともに、制御部121は、第1のモータ101を回転駆動させて回転ドラム2を回転させて、布剥がし動作を行う。布剥がし動作は、図5(b)に示すように、第1のモータ101を短い周期で低回転で正転及び逆転を繰り返し、回転ドラム2の内壁に貼り付いた洗濯物を剥がす動作である。
布剥がし動作が終了すると、次に本脱水を開始する(ステップS8)。本脱水工程は、図5(b)に示すように、第1のモータ101を高速駆動(本実施の形態では約1000rpm)させて、回転ドラム2を高速回転させる。これにより、回転ドラム2内の洗濯物に含まれる水分が、回転ドラム2の遠心力によって除去される。なお、本脱水工程時においても、第2のモータ111が駆動して圧縮機37が動作し、回転ドラム2内に温風が送り込まれている。
本脱水工程を実行させている間、制御部121は、電流検知部114から電流値情報と、温度検知部122からの温度情報とに基づいて、第2のモータ111の回転数が適正な回転数を維持するとともに、所定の上限回転数を超えないように制御している。詳しい制御動作については後述する(ステップS9)。
本脱水工程が、予め設定されている脱水時間に到達すれば、制御部121は、第1のモータ101の駆動を停止させて、回転ドラム2の回転を停止させて、本脱水工程を終了させる(ステップS10)。この時、制御部121は、第2のモータ111の動作は停止させないため、熱交換部39において生成されている温風は、回転ドラム2内に送り込まれ続けている。
本脱水工程が終了すると、次に乾燥工程が開始される(ステップS11)。乾燥構成においては、制御部121は、第1のモータ101を停止させて、第2のモータ111のみを駆動させる。第2のモータ111が駆動することにより、圧縮機37が動作し、熱交換部39において発生した温風が回転ドラム2内に送り込まれて、回転ドラム2内の洗濯物の乾燥が行われる。
〔4.温風脱水の動作〕
前項にて説明したように本実施の形態の洗濯乾燥機は、脱水工程において、圧縮機37を動作させて、回転ドラム2内に温風を送り込みながら脱水動作を行う。以下、本実施の形態における温風脱水の動作制御について詳しく説明する。
図6は、温風脱水時の制御部121の動作を示すフローチャートであり、図4におけるステップS7〜S9に示す動作を詳細に示したものである。図7は、図6におけるステップS27に示す動作を詳細に示したものである。
図6に示すように、洗濯乾燥機1が脱水工程に入り、予備脱水(図4のステップS6)が終了すると、制御部121は、温度検知部122で検知された圧縮機37内の冷媒の温度情報を取得する。この時に取得する温度を初期温度Tsとする(ステップS21)。
次に、ステップS21において取得した初期温度Tsを、所定温度Td1と比較する(ステップS22)。所定温度Td1は、本実施の形態では摂氏60度としている。初期温度Tsが所定温度Td1以上であれば、第2のモータ111の上限回転数を60rpsに設定する(ステップS23)。また、初期温度Tsが所定温度Td1未満であれば、第2のモータ111の上限回転数を100rpsに設定する(ステップS24)。すなわち、圧縮機37を動作させる前における冷媒の温度に応じて、第2のモータ111の上限回転数を設定する。なお、通常は、冷媒温度は所定温度Td1未満であることが多いため、第2のモータ111の上限回転数は100rpsに設定される。しかし、今回の洗濯乾燥連続運転の直前に別の乾燥運転を実行していた場合、ステップS22の時点で冷媒温度が所定温度Td1を越えている場合がある。その場合は、第2のモータ111の上限回転数が60rpsに設定されるため、冷媒温度が高くなりすぎることはなく、交流電源電流が高くなりすぎることはない。
ここで、圧縮機37の動作を開始させるタイミングを予備脱水の後としたことにより、予備脱水において洗濯物に含まれている水分をある程度除去してから温風脱水を行うようにしたので、脱水効率を向上させることができる。すなわち、予備脱水をせずに温風脱水を行った場合、洗濯物に多量の水分が含まれている状態で温風脱水を行うことになるため、通常の脱水動作に比べて脱水にかかる時間が大きく変わらない。しかし、本実施の形態のように予備脱水で粗く水分を除去しておいてから温風脱水を行えば、本脱水に要する時間を短くすることができる。
次に、制御部121は、第1のインバータ駆動回路103を制御して、第1のインバータ回路102を動作させて、第1のモータ101の回転を開始させる。この時、第1のモータ101は、図5(b)に示すように布剥がし動作を行い、小刻みに回転ドラム2の正転及び逆転動作を繰り返す。それとともに、制御部121は、第2のインバータ駆動回路113を制御して、第2のインバータ回路112を動作させて、第2のモータ111の回転を開始させる。これにより、送風循環経路5を通じて回転ドラム2内に温風が送り込まれる(ステップS25)。なお、第2のモータ111は、このステップS25以降、乾燥工程が終了するまで連続的に動作する。
次に、制御部121は、第1のモータ101を1000rpmで高速回転させて、本脱水動作を行う(ステップS26)。
次に、制御部121は、圧縮機37のPID制御を開始する(ステップS27)。なお、詳しいPID制御については後述する。
脱水工程が、予め設定されている脱水時間に到達すれば、制御部121は、第1のモータ101の駆動を停止させて、回転ドラム2の回転を停止させて、本脱水工程を終了させる(ステップS28)。この時、制御部121は、第2のモータ111の動作は停止させないため、熱交換部39において生成されている温風は、回転ドラム2内に送り込まれ続けている。また、脱水工程が予め設定されている脱水時間に到達していなければ、第1のモータ101(回転ドラム2)の回転制御を継続するとともに、第2のモータ111(圧縮機37)のPID制御を継続する。
次に、圧縮機37のPID制御の具体的な動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
図7において、まずPID制御のタイミングになったか否かを判断する(ステップS31)。本実施の形態では、1分毎に圧縮機37のPID制御を行っている。次に、制御部121は、温度検知部122から圧縮機37内の冷媒の温度情報を取得する(ステップS32)。ここで取得した温度をTg1とする。次に、ステップS32において取得した冷媒の温度情報Tg1に基づき比例項計算を行い、回転数Pgを算出する(ステップS33)。具体的には、
Pg = Pgain×(Tgt−Tg1)
に基づき算出する。上式において、Tgtは設定温度であり、本実施の形態では摂氏71度に設定されている。次に、ステップS32において取得した冷媒の温度情報Tg1に基づき積分項計算を行い、回転数Igを算出する(ステップS34)。具体的には、
Ig = Igain×∫((Tgt−Tgi)dt)
に基づき算出する。次に、ステップS33及びS34において算出された回転数Pg及びIgに基づき、下式により圧縮機37の目標回転数Crを算出する(ステップS35)。
Cr = 現在回転数+Pg+Ig
次に、ステップS35において算出された目標回転数Crと、圧縮機37の運転開始時に設定された上限回転数(図6のステップS23またはS24)とを比較する(ステップS36)。比較の結果、目標回転数Crが上限回転数以上の場合は、上限回転数を目標回転数Crとする(ステップS37)。すなわち、ステップS37では、ステップS35において算出される目標回転数Crが上限回転数を超えないように、目標回転数Crが修正される。また、ステップS36における比較の結果、目標回転数Crが上限回転数未満であれば、目標回転数Crの修正は行われない。
以上の制御により、圧縮機37の回転数は、冷媒温度が71度になるように算出された回転数Cr、または上限回転数のいずれかに決定され(ステップS38)、決定された回転数になるように第2のモータ111の駆動制御を行う。
上記のようなステップS32〜S39の制御を所定の制御タイミング(本実施の形態では1分)毎に実行することで、第2のモータ111で回転駆動される圧縮機37を、上限回転数を超えない範囲で回転数を制御することができる。なお、算出された回転数Crが上限回転数未満の場合は、圧縮機37は、冷媒温度が71度になるような回転数を維持するように回転制御されるため、冷媒温度が高くなりすぎず、モータ電流が高くなりすぎない。したがって、交流電源電流が高くなりすぎないため、従来のような課題を解決することができる。
〔5.実施の形態の効果、他〕
以上のように本実施の形態によれば、洗濯乾燥連続運転時における脱水工程において、第2のモータ111を駆動して圧縮機37を動作させることにより、回転ドラム2に温風を送り込みながら脱水を行うことができるため、洗濯物の脱水効率を上げることができる。
また、圧縮機37を動作させるための第2のモータ111の上限回転数を、圧縮機37内の冷媒の温度に基づいて決定しているため、圧縮機37の動作開始時に既に圧縮機37内の圧力が高い場合(すなわち冷媒温度が高い場合)に、第2のモータ111の上限回転数を低く(本実施の形態では60rps)設定しておくことで、第2のモータ111の電流を抑えることができる。これにより、温風脱水時などのように第1のモータ101と第2のモータ111の両方を動作させている時において、交流電源電流がコンセント容量をオーバーしないように制御することができる。
なお、本実施の形態では、洗濯乾燥連続運転時の脱水工程における温風脱水時の制御について説明したが、少なくとも回転ドラム2を回転させる第1のモータと、圧縮機37を回転させる第2のモータとを、同時に駆動する場合に本発明は有効である。例えば、脱水工程及び乾燥工程のみの連続運転を行う際も有効である。
また、本実施の形態では、予備脱水を1回としたが、複数回実施してもよい。
また、本実施の形態では、脱水工程において圧縮機37の動作を開始するタイミングを予備脱水が終了した時点としたが、脱水工程中であれば他のタイミングであってもよい。例えば、予備脱水中でもよいし、布剥がし動作中でもよいし、本脱水に入ってからであってもよい。
また、予備脱水時の第1のモータ101の回転数(300rpm)、本脱水時の第1のモータ101の回転数(1000rpm)、第2のモータ111の上限回転数(60rps、100rps)は、本実施の形態において示した数値に限定されるものではない。また、圧縮機37の動作開始時における所定温度Td1、第2のモータ111をPID制御している時の設定温度Tgtは、任意の値に設定することができる。
本発明は、洗濯乾燥機に有用である。特に、ヒートポンプ式の洗濯乾燥機において、脱水時に温風脱水を実行可能な洗濯乾燥機に有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の側面図 実施の形態1における洗濯乾燥機の背面図 実施の形態1におけるモータ制御回路の構成を示す回路図 実施の形態1における洗濯乾燥連続運転時の動作を示すフローチャート 実施の形態1における脱水工程時の第1のモータの回転数の変化を示す特性図 実施の形態1における脱水工程における動作を示すフローチャート 実施の形態1における圧縮機のPID制御の流れを示すフローチャート 冷媒温度と冷媒圧力の関係を示すグラフ
符号の説明
1 洗濯乾燥機
101 第1のモータ
102 第1のインバータ回路
103 第1のインバータ駆動回路
111 第2のモータ
112 第2のインバータ回路
113 第2のインバータ駆動回路
114 電流検知回路
121 制御部
122 温度検知回路

Claims (3)

  1. 洗濯物を収容可能な回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転可能に保持している水槽と、
    少なくとも圧縮機を備え、前記水槽内の空気を循環経路を通じて導入して除湿及び加熱する乾燥手段と、
    前記回転ドラムを回転駆動する第1のモータと、
    前記第1のモータを駆動制御する第1のインバータ回路と、
    前記圧縮機を駆動する第2のモータと、
    前記第2のモータを駆動制御する第2のインバータ回路と、
    前記第1及び第2のインバータ回路を駆動制御するとともに、一連の洗濯乾燥動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、脱水工程と乾燥工程とを含む運転時における前記脱水工程において、前記第1のモータと前記第2のモータとを同時に駆動する時期を少なくとも一部に含む洗濯乾燥機であって、
    前記圧縮機における冷媒温度を検知する温度検知部を備え、
    前記制御部は、
    前記脱水工程において、前記温度検知部で検知された冷媒の温度に応じて、前記第2のモータの回転数の上限値を決定することを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記制御部は、
    前記温度検知部で検知された冷媒の温度が所定温度未満の場合の、前記第2のモータの回転数の上限値に対して、前記温度検知部で検知された冷媒の温度が前記所定温度以上の場合の、前記第2のモータの回転数の上限値を低く制限する、請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記制御部は、
    前記温度検知部で検知された冷媒の温度に応じて、冷媒の温度が所定値になるように前記第2のモータの回転数を制御する、請求項2記載の洗濯乾燥機。
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