JP2012051316A5 - 液体収容容器を着脱可能なホルダー、これを備えた液体噴射装置、及び、液体収容容器 - Google Patents
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[適用例1] 液体を噴射するヘッドを備えた液体噴射装置に装備され、前記ヘッドに供給するための液体を貯留可能な液体収容容器を着脱可能なホルダーであって、
底面を形成する装置側底壁面部と、
前記液体収容容器と係合し、前記液体収容容器の動きを規制する装置側係合部と、
前記装置側底壁面部から立設され、前記装置側底壁面部を挟んで前記装置側係合部と対向する位置にある対向壁面部と、を備え、
前記対向壁面部には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器を所定方向に回転させるための回転支点が形成されており、
前記ホルダーに装着された前記液体収容容器に、前記装置側係合部との係合が解除される方向に力を加えることによって、前記液体収容容器が前記回転支点を中心として前記所定方向に回転するように構成されている、ホルダー。
適用例1に記載のホルダーによれば、液体収容容器を取り外すための回転支点を有する
ことから、利用者は液体収容容器を回転させることで容易にホルダーから液体収容容器を
取り外すことができる。
底面を形成する装置側底壁面部と、
前記液体収容容器と係合し、前記液体収容容器の動きを規制する装置側係合部と、
前記装置側底壁面部から立設され、前記装置側底壁面部を挟んで前記装置側係合部と対向する位置にある対向壁面部と、を備え、
前記対向壁面部には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器を所定方向に回転させるための回転支点が形成されており、
前記ホルダーに装着された前記液体収容容器に、前記装置側係合部との係合が解除される方向に力を加えることによって、前記液体収容容器が前記回転支点を中心として前記所定方向に回転するように構成されている、ホルダー。
適用例1に記載のホルダーによれば、液体収容容器を取り外すための回転支点を有する
ことから、利用者は液体収容容器を回転させることで容易にホルダーから液体収容容器を
取り外すことができる。
また、適用例1に記載のホルダーによれば、ホルダーと液体収容容器の係合を解除する操作と、液体収容容器をホルダーから取り外す操作を一連の操作で行うことが可能となる。これにより、液体収容容器をホルダーから取り外す際の操作性を向上できる。
[適用例2] 適用例1に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面と、前記対向面の上端からさらに上方に延びる延伸面と、を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記延伸面は、前記液体収容容器の前記対向壁面部と対向する外面から離れる方向に延びており、
前記回転支点は、前記対向面と前記延伸面との境界に形成される、ホルダー。
適用例2に記載のホルダーによれば、ホルダーの構成である対向壁面部の面を利用して回転支点を容易に形成することができる。
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面と、前記対向面の上端からさらに上方に延びる延伸面と、を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記延伸面は、前記液体収容容器の前記対向壁面部と対向する外面から離れる方向に延びており、
前記回転支点は、前記対向面と前記延伸面との境界に形成される、ホルダー。
適用例2に記載のホルダーによれば、ホルダーの構成である対向壁面部の面を利用して回転支点を容易に形成することができる。
[適用例3] 適用例1に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記対向面よりも上方には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器の一部分を受け入れることにより、前記液体収容容器の回転を許容するための空間部が設けられる、ホルダー。
適用例3に記載のホルダーによれば、空間部と対向面によって回転支点を容易に形成することができる。
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記対向面よりも上方には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器の一部分を受け入れることにより、前記液体収容容器の回転を許容するための空間部が設けられる、ホルダー。
適用例3に記載のホルダーによれば、空間部と対向面によって回転支点を容易に形成することができる。
[適用例4] 適用例1乃至適用例3のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記回転支点は、前記液体収容容器と前記装置側係合部との係合点よりも下方に位置する、ホルダー。
適用例4に記載のホルダーによれば、液体収容容器と前記装置側係合部とが係合する係合点よりも上方に位置する部分に所定方向の外力を加えることで、ホルダーと液体収容容器の係合を解除できると共に、ホルダーから液体収容容器を回転させて取り外すことができる。これにより、液体収容容器をホルダーから取り外す際の操作性をより向上できる。
前記回転支点は、前記液体収容容器と前記装置側係合部との係合点よりも下方に位置する、ホルダー。
適用例4に記載のホルダーによれば、液体収容容器と前記装置側係合部とが係合する係合点よりも上方に位置する部分に所定方向の外力を加えることで、ホルダーと液体収容容器の係合を解除できると共に、ホルダーから液体収容容器を回転させて取り外すことができる。これにより、液体収容容器をホルダーから取り外す際の操作性をより向上できる。
[適用例5] 適用例1乃至適用例4のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記回転支点よりも前記装置側底壁面部に近い位置に位置し、前記液体収容容器に設けられた突起部が挿入されることで前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の動きを規制する孔部を有する、ホルダー。
適用例5に記載のホルダーによれば、液体収容容器がホルダーに装着された液体収容容器の動きを孔部により規制できると共に、液体収容容器をホルダーから取り外す際には液体収容容器の回転動作により孔部から液体収容容器の突起部を抜くことができる。
前記対向壁面部は、前記回転支点よりも前記装置側底壁面部に近い位置に位置し、前記液体収容容器に設けられた突起部が挿入されることで前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の動きを規制する孔部を有する、ホルダー。
適用例5に記載のホルダーによれば、液体収容容器がホルダーに装着された液体収容容器の動きを孔部により規制できると共に、液体収容容器をホルダーから取り外す際には液体収容容器の回転動作により孔部から液体収容容器の突起部を抜くことができる。
[適用例6] 適用例5に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着される際に、前記突起部の前記液体収容容器の幅方向の動きを規制しながら前記孔部まで前記突起部を導くためのガイド溝を有する、ホルダー。
適用例6に記載のホルダーによれば、液体収容容器をホルダーに装着する際に、利用者は液体収容容器の突起部をガイド溝に挿入することで、液体収容容器の突起部をホルダーの孔部まで容易に導くことができる。よって、液体収容容器をホルダーに装着する際の操作性を向上できる。
前記対向壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着される際に、前記突起部の前記液体収容容器の幅方向の動きを規制しながら前記孔部まで前記突起部を導くためのガイド溝を有する、ホルダー。
適用例6に記載のホルダーによれば、液体収容容器をホルダーに装着する際に、利用者は液体収容容器の突起部をガイド溝に挿入することで、液体収容容器の突起部をホルダーの孔部まで容易に導くことができる。よって、液体収容容器をホルダーに装着する際の操作性を向上できる。
[適用例7]適用例6に記載のホルダーであって、
前記ガイド溝は、前記対向壁面部の上端から前記孔部に亘って形成されている、ホルダー。
適用例7に記載のホルダーによれば、ガイド溝の上端は対向壁面部の上端に位置していることから、利用者は液体収容容器の突起部を容易にガイド溝に挿入できる。
前記ガイド溝は、前記対向壁面部の上端から前記孔部に亘って形成されている、ホルダー。
適用例7に記載のホルダーによれば、ガイド溝の上端は対向壁面部の上端に位置していることから、利用者は液体収容容器の突起部を容易にガイド溝に挿入できる。
[適用例8] 適用例6又は適用例7に記載のホルダーであって、
前記ガイド溝の上端の幅は、前記ガイド溝の下端の幅よりも大きい、ホルダー。
適用例8に記載のホルダーによれば、ガイド溝の上端の幅がより大きく形成されていることから、利用者は液体収容容器の突起部をより容易にガイド溝に挿入することができる。
前記ガイド溝の上端の幅は、前記ガイド溝の下端の幅よりも大きい、ホルダー。
適用例8に記載のホルダーによれば、ガイド溝の上端の幅がより大きく形成されていることから、利用者は液体収容容器の突起部をより容易にガイド溝に挿入することができる。
[適用例9] 適用例6乃至適用例8のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記ガイド溝の幅は、前記孔部に近づくに従って単調減少する、ホルダー。
適用例9に記載のホルダーによれば、利用者は液体収容容器の突起部を容易にガイド溝に挿入できると共に、孔部に向かって正確に突起部を導くことができる。
前記ガイド溝の幅は、前記孔部に近づくに従って単調減少する、ホルダー。
適用例9に記載のホルダーによれば、利用者は液体収容容器の突起部を容易にガイド溝に挿入できると共に、孔部に向かって正確に突起部を導くことができる。
[適用例10] 適用例6乃至適用例9のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記ガイド溝は、前記孔部に近づくに従って幅が次第に小さくなるテーパ形状の下部ガイド溝を有する、ホルダー。
適用例10に記載のホルダーによれば、利用者は下部ガイド溝によって液体収容容器の突起部をスムーズに孔部まで導くことができる。
前記ガイド溝は、前記孔部に近づくに従って幅が次第に小さくなるテーパ形状の下部ガイド溝を有する、ホルダー。
適用例10に記載のホルダーによれば、利用者は下部ガイド溝によって液体収容容器の突起部をスムーズに孔部まで導くことができる。
[適用例11] 適用例6乃至適用例10のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記ガイド溝の下端は、前記孔部の幅と同一の幅を有する、ホルダー。
適用例12に記載のホルダーによれば、液体収容容器の突起部をガイド溝から孔部により一層スムーズに導くことができる。
前記ガイド溝の下端は、前記孔部の幅と同一の幅を有する、ホルダー。
適用例12に記載のホルダーによれば、液体収容容器の突起部をガイド溝から孔部により一層スムーズに導くことができる。
[適用例12] 適用例6乃至適用例11のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記ガイド溝の底面を構成し、前記液体収容容器と対向する溝底壁面部を有し、
前記溝底壁部は、前記ガイド溝の深さ方向に弾性変形可能な変形部を有し、
前記変形部の下端は、前記孔部にまで達している、ホルダー。
適用例12に記載のホルダーによれば、変形部を有することから液体収容容器がホルダーに装着される前に、ホルダー内で液体収容容器の動きが制限される可能性を低減できる。
前記ガイド溝の底面を構成し、前記液体収容容器と対向する溝底壁面部を有し、
前記溝底壁部は、前記ガイド溝の深さ方向に弾性変形可能な変形部を有し、
前記変形部の下端は、前記孔部にまで達している、ホルダー。
適用例12に記載のホルダーによれば、変形部を有することから液体収容容器がホルダーに装着される前に、ホルダー内で液体収容容器の動きが制限される可能性を低減できる。
[適用例13] 適用例12に記載のホルダーであって、
前記変形部の上端は、前記液体収容容器の前記突起部が前記孔部に挿入される前に前記液体収容容器が前記装置側係合部と係合した場合に、前記液体収容容器と前記装置側係合部との係合点を支点に前記突起部が回転する軌跡と、前記溝底壁面部とが交差する交差地点よりも、高い位置にまで達している、ホルダー。
適用例13に記載のホルダーによれば、突起部が孔部に挿入される前に、液体収容容器が装置側係合部と係合した場合でも、液体収容容器の動きがホルダー内で制限される可能性を低減できる。
前記変形部の上端は、前記液体収容容器の前記突起部が前記孔部に挿入される前に前記液体収容容器が前記装置側係合部と係合した場合に、前記液体収容容器と前記装置側係合部との係合点を支点に前記突起部が回転する軌跡と、前記溝底壁面部とが交差する交差地点よりも、高い位置にまで達している、ホルダー。
適用例13に記載のホルダーによれば、突起部が孔部に挿入される前に、液体収容容器が装置側係合部と係合した場合でも、液体収容容器の動きがホルダー内で制限される可能性を低減できる。
[適用例14] 適用例12又は適用例13に記載のホルダーであって、
前記変形部は、前記溝底壁面部の両端に切り欠きを形成することで形成される、ホルダー。
適用例14に記載のホルダーによれば、溝底壁面部の両端に切り欠きを形成する単純な構成で変形部を形成することができる。
前記変形部は、前記溝底壁面部の両端に切り欠きを形成することで形成される、ホルダー。
適用例14に記載のホルダーによれば、溝底壁面部の両端に切り欠きを形成する単純な構成で変形部を形成することができる。
[適用例15] 適用例1乃至適用例14のいずれか1つに記載のホルダーであって、
前記装置側底壁面部は、前記液体収容容器の底面に設けられた容器側規制部と協働して少なくとも前記液体収容容器の幅方向の動きを規制する装置側規制部を有する、ホルダー。
適用例15に記載のホルダーによれば、装着後の液体収容容器の動きを抑制することができる。
前記装置側底壁面部は、前記液体収容容器の底面に設けられた容器側規制部と協働して少なくとも前記液体収容容器の幅方向の動きを規制する装置側規制部を有する、ホルダー。
適用例15に記載のホルダーによれば、装着後の液体収容容器の動きを抑制することができる。
[適用例16] 適用例15に記載のホルダーであって、
前記装置側規制部は、前記容器側規制部に挿入される突起である、ホルダー。
前記ホルダーへ前記液体収容容器を装着する際に、液体収容容器はホルダーに対して移動する。よって、適用例16のように、液体収容容器に設ける容器側規制部を切り欠きとし、装置側規制部を突起としておいた方が、液体収容容器に設ける容器側規制部を突起とした場合よりも、液体収容容器の装着動作が制限される可能性を低減できる。
前記装置側規制部は、前記容器側規制部に挿入される突起である、ホルダー。
前記ホルダーへ前記液体収容容器を装着する際に、液体収容容器はホルダーに対して移動する。よって、適用例16のように、液体収容容器に設ける容器側規制部を切り欠きとし、装置側規制部を突起としておいた方が、液体収容容器に設ける容器側規制部を突起とした場合よりも、液体収容容器の装着動作が制限される可能性を低減できる。
[適用例17] 適用例1乃至適用例16のいずれか1つに記載のホルダーを備えた液体噴射装置。
適用例17に記載の液体噴射装置によれば、液体収容容器の着脱時の操作性を向上させた液体噴射装置を提供することができる。
適用例17に記載の液体噴射装置によれば、液体収容容器の着脱時の操作性を向上させた液体噴射装置を提供することができる。
[適用例18] 適用例1乃至適用例6のいずれか1つに記載のホルダーに対して着脱可能な液体収容容器であって、
内部に液体を収容するための液体収容室と、第1乃至第3の壁面部と、を有し、
前記第1の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、底面となり、
前記第2の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記装置側係合部と対向し、
前記第3の壁面部は、前記第2の壁面部と対向し、かつ、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記対向壁面部と対向し、
前記第2の壁面部には、前記ホルダーへ前記液体収容容器を着脱する際に利用される弾性部が設けられ、
前記弾性部は、容器側規制部と、前記容器側規制部よりも上方に設けられた係合解除部と、を有し、
前記容器側規制部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記装置側係合部と係合することで前記液体収容容器の動きを規制し、
前記係合解除部は、前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記第2の壁面部に押し付ける方向に外力が加えられることで弾性変形して前記装置側係合部と前記容器側規制部との係合を解除すると共に、前記容器側規制部と前記装置側係合部とが係合する係合点よりも下方に位置する前記回転支点を中心として、前記液体収容容器を回転させる、液体収容容器。
適用例18に記載の液体収容容器によれば、係合解除部によって、液体収容容器との係合を解除すると共に液体収容容器をホルダーから取り外すために液体収容容器を回転させることができる。
内部に液体を収容するための液体収容室と、第1乃至第3の壁面部と、を有し、
前記第1の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、底面となり、
前記第2の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記装置側係合部と対向し、
前記第3の壁面部は、前記第2の壁面部と対向し、かつ、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記対向壁面部と対向し、
前記第2の壁面部には、前記ホルダーへ前記液体収容容器を着脱する際に利用される弾性部が設けられ、
前記弾性部は、容器側規制部と、前記容器側規制部よりも上方に設けられた係合解除部と、を有し、
前記容器側規制部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記装置側係合部と係合することで前記液体収容容器の動きを規制し、
前記係合解除部は、前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記第2の壁面部に押し付ける方向に外力が加えられることで弾性変形して前記装置側係合部と前記容器側規制部との係合を解除すると共に、前記容器側規制部と前記装置側係合部とが係合する係合点よりも下方に位置する前記回転支点を中心として、前記液体収容容器を回転させる、液体収容容器。
適用例18に記載の液体収容容器によれば、係合解除部によって、液体収容容器との係合を解除すると共に液体収容容器をホルダーから取り外すために液体収容容器を回転させることができる。
[適用例19] 適用例18に記載の液体収容容器であって、
前記係合解除部は、前記第2の壁面部と対向する第1の側面と、前記第1の側面とは反
対側の第2の側面を有し、
前記第1の側面が前記第2の壁面部に当接した場合に、前記第2と第3の壁面部が対向
する方向について、前記第2の側面は上端から下端に向かうに従い前記回転支点に近づく
ように構成されている、液体収容容器。
適用例20に記載の液体収容容器によれば、第2の側面が上端から下端に行くに従い回転支点に近づくように構成されている。よって、前記第2の壁面部に近づける方向(液体収容容器の長さ方向)に係合解除部に外力を加えることで、液体収容容器を回転させながら取り外す際の回転方向への力を弾性解除部に効率良く伝達することができる。これにより、係合を解除する動作によって液体収容容器を回転させてホルダーから液体収容容器を容易に取り外すことができる。
前記係合解除部は、前記第2の壁面部と対向する第1の側面と、前記第1の側面とは反
対側の第2の側面を有し、
前記第1の側面が前記第2の壁面部に当接した場合に、前記第2と第3の壁面部が対向
する方向について、前記第2の側面は上端から下端に向かうに従い前記回転支点に近づく
ように構成されている、液体収容容器。
適用例20に記載の液体収容容器によれば、第2の側面が上端から下端に行くに従い回転支点に近づくように構成されている。よって、前記第2の壁面部に近づける方向(液体収容容器の長さ方向)に係合解除部に外力を加えることで、液体収容容器を回転させながら取り外す際の回転方向への力を弾性解除部に効率良く伝達することができる。これにより、係合を解除する動作によって液体収容容器を回転させてホルダーから液体収容容器を容易に取り外すことができる。
Claims (9)
- 液体を噴射するヘッドを備えた液体噴射装置に装備され、前記ヘッドに供給するための液体を貯留可能な液体収容容器を着脱可能なホルダーであって、
底面を形成する装置側底壁面部と、
前記液体収容容器と係合し、前記液体収容容器の動きを規制する装置側係合部と、
前記装置側底壁面部から立設され、前記装置側底壁面部を挟んで前記装置側係合部と対向する位置にある対向壁面部と、を備え、
前記対向壁面部には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器を所定方向に回転させるための回転支点が形成されており、
前記ホルダーに装着された前記液体収容容器に、前記装置側係合部との係合が解除される方向に力を加えることによって、前記液体収容容器が前記回転支点を中心として前記所定方向に回転するように構成されている、ホルダー。 - 請求項1に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面と、前記対向面の上端からさらに上方に延びる延伸面と、を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記延伸面は、前記液体収容容器の前記対向壁面部と対向する外面から離れる方向に延びており、
前記回転支点は、前記対向面と前記延伸面との境界に形成される、ホルダー。 - 請求項1に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記装置側底壁面部から上方に延びる対向面を有し、
前記対向面は、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の外面のうち、前記対向壁面部と対向する外面と略平行であり、
前記対向面よりも上方には、前記ホルダーに装着された前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記液体収容容器の一部分を受け入れることにより、前記液体収容容器の回転を許容するための空間部が設けられる、ホルダー。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のホルダーであって、
前記回転支点は、前記液体収容容器と前記装置側係合部との係合点よりも下方に位置する、ホルダー。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記回転支点よりも前記装置側底壁面部に近い位置に位置し、前記液体収容容器に設けられた突起部が挿入されることで前記ホルダーに装着された前記液体収容容器の動きを規制する孔部を有する、ホルダー。 - 請求項5に記載のホルダーであって、
前記対向壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着される際に、前記突起部の前記液体収容容器の幅方向の動きを規制しながら前記孔部まで前記突起部を導くためのガイド溝を有する、ホルダー。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のホルダーを備えた液体噴射装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のホルダーに対して着脱可能な液体収容容器であって、
内部に液体を収容するための液体収容室と、第1乃至第3の壁面部と、を有し、
前記第1の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、底面となり、
前記第2の壁面部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記装置側係合部と対向し、
前記第3の壁面部は、前記第2の壁面部と対向し、かつ、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記ホルダーの前記対向壁面部と対向し、
前記第2の壁面部には、前記ホルダーへ前記液体収容容器を着脱する際に利用される弾性部が設けられ、
前記弾性部は、容器側規制部と、前記容器側規制部よりも上方に設けられた係合解除部と、を有し、
前記容器側規制部は、前記液体収容容器が前記ホルダーに装着されたときに、前記装置側係合部と係合することで前記液体収容容器の動きを規制し、
前記係合解除部は、前記液体収容容器を前記ホルダーから取り出す際に、前記第2の壁面部に押し付ける方向に外力が加えられることで弾性変形して前記装置側係合部と前記容器側規制部との係合を解除すると共に、前記容器側規制部と前記装置側係合部とが係合する係合点よりも下方に位置する前記回転支点を中心として、前記液体収容容器を回転させる、液体収容容器。 - 請求項8に記載の液体収容容器であって、
前記係合解除部は、前記第2の壁面部と対向する第1の側面と、前記第1の側面とは反対側の第2の側面を有し、
前記第1の側面が前記第2の壁面部に当接した場合に、前記第2と第3の壁面部が対向する方向について、前記第2の側面は上端から下端に向かうに従い前記回転支点に近づくように構成されている、液体収容容器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010197327A JP5874160B2 (ja) | 2010-09-03 | 2010-09-03 | 液体収容容器を着脱可能なホルダー |
EP11179717.1A EP2425981B1 (en) | 2010-09-03 | 2011-09-01 | Holder having detachable liquid housing container, and liquid housing container |
US13/224,288 US8950851B2 (en) | 2010-09-03 | 2011-09-01 | Holder having detachable liquid housing container, and liquid housing container |
CN2011203347684U CN202293664U (zh) | 2010-09-03 | 2011-09-05 | 可装卸液体容纳容器的保持器及液体容纳容器 |
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