JP6441064B2 - タンクキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、タンクキャップに関する。
チェンソーやブロワなどの小型作業機械の燃料タンクやオイルタンクに用いられるタンクキャップとしては、キャップ本体の裏面にねじ部が形成されるとともに、キャップ本体の表面に把持部が突設されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記したタンクキャップでは、作業者が把持部を握ってキャップ本体を回転させることで、キャップ本体のねじ部を注入穴のねじ部に着脱させることができる。
特開2014−60958号公報
前記したタンクキャップでは、樹脂製のシール部材が燃料やオイルによって膨張して開き難くなる場合がある。また、タンク内の気圧の変化により、タンクキャップが開き難くなる場合がある。また、長期間の保管や運転の繰り返しによる温度変化により、シール部材がキャップ本体および注入穴に固着して、タンクキャップが開き難くなる場合がある。
このように、前記したタンクキャップでは、キャップ本体を回転させるために大きな力が必要になる場合がある。しかしながら、小型作業機械の各部品のレイアウトの中で、作業者が前記した従来のタンクキャップに大きな力を加え難いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、キャップ本体をタンクの注入穴に着脱するときに、キャップ本体に力を加え易くなるタンクキャップを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、タンクの注入穴に着脱自在なタンクキャップであって、前記注入穴の開口部を塞ぐキャップ本体を備えている。前記キャップ本体の裏面には、前記注入穴のねじ部に螺合されるねじ部が形成されるとともに、前記キャップ本体の表面には、前記キャップ本体の径方向に延びる把持部が突設されている。前記把持部に出入自在なレバーが設けられている。前記レバーを前記把持部から突出させ、前記レバーを前記把持部に隣接して配置したときに、前記レバーは前記キャップ本体に設けられたストッパ部に当接し、前記レバーの外端部が内端部よりも表側に配置されるように前記レバーが傾斜する。
この構成では、タンクキャップを注入穴に着脱するときには、把持部からレバーを突出させる。そして、作業者はレバーおよび把持部を握ってキャップ本体を回転させる。例えば、レバーおよび把持部の一方の側面に親指全体を重ねるとともに、把持部の他方の側面に他の指を重ねることで、レバーおよび把持部を確実に握ることができる。
したがって、本発明のタンクキャップでは、作業者がレバーおよび把持部に対して力を加え易いため、キャップ本体に加える回転トルクを増加させることができ、キャップ本体を確実に回転させることができる。
このように、本発明のタンクキャップでは、キャップ本体に力を加え易いため、キャップ本体を回転させ難い場合でも、小さい力でタンクキャップを注入穴から取り外すことができる。
また、本発明のタンクキャップでは、レバーを把持部から突出させたときに、レバーの外端部が内端部よりも表側に配置されるように、レバーが傾斜するため、レバーが注入穴の周囲に配置された部材に接触するのを防ぐことができる。したがって、レバーを突出させたままでキャップ本体を回転させることができる。
また、本発明のタンクキャップでは、キャップ本体を注入穴に取り付けた後は、レバーを把持部に収めることができるため、本発明のタンクキャップを備えた作業機械を使用および搬送するときに、レバーが外部の部材に接触するのを防ぐことができる。
前記したタンクキャップにおいて、前記レバーを前記把持部に対して前記キャップ本体の径方向に出入自在に構成してもよい。
この構成では、レバーを把持部に対してキャップ本体の径方向に突出させることで、作業者がレバーおよび把持部を握り易くなるため、レバーおよび把持部に力を加え易くなる。
前記したタンクキャップにおいて、前記キャップ本体の表面に対する前記レバーの傾斜角度が15度以上45度以下である場合には、レバーが注入穴の周囲に配置された部材に接触するのを防ぎつつ作業者がレバーおよび把持部に力を加え易くなる。
前記したタンクキャップの前記把持部に、前記キャップ本体の径方向に延びる収容溝を形成し、前記レバーが前記収容溝に対して出入自在であるように構成してもよい。
この構成では、レバーを把持部内に確実に収容することができる。また、レバーを把持部内に収容することで、タンクキャップの外観を良くすることができる。
また、キャップ本体を手の力で回転させ難い場合には、収容溝内にスクリュウドライバーなどの工具の先端部を嵌め合わせ、工具を利用してキャップ本体を回転させることもできる。
前記したタンクキャップにおいて、前記レバーと前記把持部とを支持軸を介して連結し、前記レバーが前記把持部に対して前記支持軸の軸回りに傾動自在である場合には、レバーを突出させたときに、レバーを傾斜させ易くなる。
前記したタンクキャップにおいて、前記支持軸を前記キャップ本体の中心軸線よりも径方向の外側に配置した場合には、レバーが把持部の外側に大きく突出するため、作業者がレバーおよび把持部を握り易くなる。
前記したタンクキャップにおいて、前記キャップ本体の中心軸線と前記支持軸の軸心との間隔を前記キャップ本体の半径の3/4以下の長さに設定することが望ましい。
この構成では、レバーを把持部から突出させ、レバーおよび把持部に力を加えてキャップ本体を回転させるときに、把持部において支持軸の軸心よりも外側の部位にレバーが押し付けられる。そして、本発明のタンクキャップでは、把持部において支持軸の軸心よりも外側の部位が大きくなるため、レバーに加えられた力を確実に把持部に伝達することができる。
また、キャップ本体を回転させるときに、レバーと把持部との接触面積が大きくなることで、レバーが把持部から受ける反力が分散されるため、レバーの内端部側(支持軸側)の部位の強度を十分に確保することができる。
前記したタンクキャップにおいて、前記レバーは一方向に延びており、前記レバーの外端部に前記レバーの延長方向に突出した突出部を形成した場合には、レバーを把持部に対して出入させるときに、作業者はレバーの突出部に指を掛けることで、レバーを移動させ易くなる。
本発明のタンクキャップを注入穴に着脱するときに、把持部からレバーを突出させることで、作業者がキャップ本体に対して力を加え易くなるため、キャップ本体を確実に回転させることができる。
また、把持部からレバーを突出させたときに、レバーが傾斜するため、レバーが注入穴の周囲に配置された部材に接触するのを防ぐことができる。
また、レバーを把持部に収めることができるため、レバーが外部の部材に接触するのを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るタンクキャップを示した図で、(a)はレバーを収容した状態の斜視図、(b)はレバーを突出させた状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係るタンクキャップを示した図で、レバーを収容した状態の側断面図である。 本発明の実施形態に係るタンクキャップを示した図で、レバーを突出させた状態の側断面図である。 本発明の実施形態に係るタンクキャップを示した平面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のタンクキャップ1は、チェンソーやブロワなどの小型作業機械に用いられるものである。タンクキャップ1は、図2に示すように、燃料やオイルを貯留するタンク2の注入穴2aに取り付けられる。
なお、以下の説明において、上下前後左右とは、タンクキャップ1の構成を分かり易く説明するために設定したものであり、タンクキャップ1の構成および使用状態を特定するものではない。
注入穴2aは、円形断面の穴であり、タンク2の壁部を貫通している。注入穴2aの穴壁部2bは、タンク2の内部空間に突出している。穴壁部2bの内周面には雌ねじ部2cが形成されている。
タンクキャップ1は、注入穴2aの開口部を塞ぐキャップ本体10を備えている。
キャップ本体10は、樹脂製の蓋であり、平面視で円形に形成されている(図4参照)。キャップ本体10の外径は、注入穴2aの内径よりも大きく形成されている。
キャップ本体10は、下面10b(裏面)に突設された円筒状の軸部11と、上面10a(表面)に形成された壁状の把持部20と、把持部20に対して前後方向に出入自在なレバー30と、を備えている。
軸部11は、キャップ本体10の下面10bの中央部に突設されており、注入穴2aに挿入される部位である。軸部11の外周面には、注入穴2aの雌ねじ部2cに螺合される雄ねじ部12が形成されている(図1(a)参照)。
軸部11の雄ねじ部12を注入穴2aの雌ねじ部2cに螺合させて、軸部11を注入穴2aに挿入していくと、キャップ本体10の下面10bの外周縁部が、注入穴2aの開口縁部に当接する。これにより、注入穴2aの開口部がキャップ本体10によって塞がれる。
なお、キャップ本体10の下面10bと注入穴2aの開口縁部との間には、タンク2内の密閉性を保つための樹脂製のシール部材(図示せず)が介設される。
把持部20は、図1(a)に示すように、キャップ本体10の上面10aの左右方向の中央部に突設されている。把持部20は、前後方向(キャップ本体10の径方向)に延びており、キャップ本体10の直径の全長に亘って形成されている(図4参照)。
把持部20の左右の側面は、図4に示すように、前後の端部よりも中央部が窪んでいる。すなわち、把持部20は、平面視において前後方向の中央部が括れている。
把持部20には、前後方向(キャップ本体10の径方向)に延びる収容溝21が形成されている。収容溝21は、把持部20の左右方向の中央部に形成されており、把持部20の前後方向の全長に亘って形成されている。
収容溝21は、軸断面が矩形の凹溝であり、図2に示すように、把持部20の上面および前後の端部に開口している。
把持部20の後部には、図4に示すように、左右の取付穴22,22が左右方向に貫通している。両取付穴22,22には、支持軸23が挿通されている。
支持軸23は、円形断面の部材であり(図2参照)、軸方向が左右方向に向けられている。支持軸23の左右の端部は、両取付穴22,22に支持され、支持軸23の中間部は、収容溝21内に配置されている。
レバー30は、図1(a)に示すように、収容溝21内に収容されている。図1(b)に示すように、レバー30を後方に向けて傾動させることで、レバー30を把持部20の後方に突出させ、レバー30を把持部20の後方に隣接して配置することができる。
レバー30は、図2に示すように、前後方向に延びる板状の部材である。図4に示すように、レバー30の左右の側面が収容溝21内の左右の側面に接するように、レバー30の左右方向の幅が設定されている。
図2に示すように、レバー30の前端上部には、前方に向けて突出した突出部33が形成されている。突出部33は、レバー30を引き起こすときに、作業者が指を引っ掛ける部位である。
レバー30を収容溝21内に収容したときには、レバー30は、キャップ本体10の直径(前後方向の長さ)に収まっている(図4参照)。なお、レバー30の突出部33は収容溝21の前方に突出し、レバー30の後端部は収容溝21内に収まっている。
図4に示すように、レバー30の前部の左右の側面には、突起部32,32が形成されている。また、把持部20の前部には、左右の係合穴24,24が左右方向に貫通している。
そして、レバー30の両突起部32,32が両係合穴24,24に係合することで、レバー30は収容溝21内に保持されている。これにより、タンクキャップ1を開閉するとき以外に、レバー30が自重により傾動して収容溝21から突出するのを防ぐことができる。
レバー30の後部には、挿通穴31が左右方向に貫通している。把持部20の両取付穴22,22およびレバー30の挿通穴31には、支持軸23が挿通されている。このように、レバー30は、支持軸23を介して把持部20に連結されている。そして、レバー30は、支持軸23の軸回りに傾動自在である(図3参照)。
図2に示すように、レバー30の前部が収容溝21の底面21aに接した状態から、図3に示すように、レバー30を後方に向けて引き起こして、レバー30を支持軸23の軸回りに傾動させることで、レバー30を把持部20の後方に突出させることができる。
このとき、作業者は、レバー30の前端部に形成された突出部33に下方から指を掛けることで、レバー30を引き起こし易くなっている。
支持軸23は、図2に示すように、キャップ本体10の中心軸線Aよりも後方(径方向の外側)に配置されている。本実施形態では、キャップ本体10の中心軸線Aと支持軸23の軸心Bとの間隔L1がキャップ本体10の半径Lの約半分の長さに設定されている。
なお、キャップ本体10の中心軸線Aと支持軸23の軸心Bとの間隔L1は、キャップ本体10の半径Lの3/4以下の長さであることが望ましい。
収容溝21の底面21aの後端部には、ストッパ部21bが突設されている。図3に示すように、レバー30を後方に傾動させたときに、レバー30の上面30aは、ストッパ部21bに当接する。これにより、レバー30の外端部が内端部よりも上方(表側)に配置されるように、レバー30が傾斜した状態となる。
本実施形態では、把持部20からレバー30を突出させたときのキャップ本体10の上面10aに対するレバー30の傾斜角度Rは、約30度に設定されている。
なお、把持部20からレバー30を突出させたときのキャップ本体10の上面10aに対するレバー30の傾斜角度Rは、15度以上45度以下に設定することが望ましい。
以上のようなタンクキャップ1を注入穴2aから取り外すときには、図3に示すように、把持部20からレバー30を後方に突出させ、レバー30を把持部20に隣接して配置する。そして、作業者はレバー30および把持部20を握ってキャップ本体10を回転させる。
具体的には、レバー30および把持部20の一方の側面に親指全体を重ねるとともに、把持部20の他方の側面に他の指を重ねることで、レバー30および把持部20を確実に握ることができる。
タンクキャップ1では、支持軸23がキャップ本体10の中心軸線Aよりも後方に配置されている。したがって、レバー30を支持軸23の軸回りに傾動させたときに、レバー30が把持部20の後方に大きく突出するため、作業者がレバー30および把持部20を握り易くなっている。
また、図2に示すように、キャップ本体10の中心軸線Aと支持軸23の軸心Bとの間隔L1を、キャップ本体10の半径Lの3/4以下の長さに設定することで、把持部20は支持軸23の軸心Bよりも外側の部位(間隔L2)が大きくなっている。
図3に示すように、把持部20からレバー30を突出させ、レバー30および把持部20に力を加えてキャップ本体10を回転させるときに、把持部20において支持軸23の軸心よりも外側の部位にレバー30が押し付けられる。そして、タンクキャップ1では、把持部20において支持軸23の軸心よりも外側の部位が大きくなるため、レバー30に加えられた力を確実に把持部20に伝達することができる。
また、キャップ本体10を回転させるときに、レバー30と把持部20との接触面積が大きくなることで、レバー30が把持部20から受ける反力が分散されるため、レバー30の内端部側(支持軸23側)の部位の強度を十分に確保することができる。
このように、本実施形態のタンクキャップ1では、作業者がレバー30および把持部20に対して力を加え易いため、キャップ本体10に加える回転トルクを増加させることができ、キャップ本体10を確実に回転させることができる。したがって、タンクキャップ1では、キャップ本体10が注入穴2aに固着した場合など、キャップ本体10を回転させ難い場合でも、小さい力でタンクキャップ1を注入穴2aから取り外すことができる。
なお、キャップ本体10を手の力で回転させ難い場合には、収容溝21内にスクリュウドライバーなどの工具の先端部を嵌め合わせて、工具を利用してキャップ本体10を回転させることもできる。
なお、収容溝21の底面21aに工具の先端部を嵌め合わせることができる溝部を形成してもよい。
また、タンクキャップ1では、レバー30を把持部20から突出させたときに、レバー30が傾斜しているため、レバー30が注入穴2aの周囲の部材に干渉するのを防ぐことができ、レバー30を突出させたままでキャップ本体10を回転させることができる。したがって、チェンソーやブロワなどの小型作業機械のように、タンク2の周囲に各種装置が近接されており、タンクキャップ1の周囲にスペースを確保することが難しい構成に適用した場合でも、タンクキャップ1を開閉するときの操作性を損ねることがない。
さらに、タンクキャップ1では、キャップ本体10の上面10aに対するレバー30の傾斜角度Rを15度以上45度以下に設定することで、レバー30が注入穴2aの周囲に配置された部材に接触するのを防ぎつつ作業者がレバー30および把持部20に力を加え易くなっている。
また、キャップ本体10を注入穴2aに取り付けた後は、図2に示すように、レバー30を把持部20の収容溝21内に収めることができるため、レバー30が作業機の周囲の木や構造物などの部材に接触するのを防ぐことができる。また、レバー30を収容溝21内に収容することで、収容溝21内に木くずなどの塵が詰まるのを防ぐことができる。さらに、レバー30を収容溝21内に収容することで、通常時にタンクキャップ1の外観を良くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図2に示すように、支持軸23がキャップ本体10の中心軸線Aよりも後方に配置されているが、例えば、キャップ本体10の直径が十分に大きく、レバー30に大きな力を加える必要がない場合などには、支持軸23をキャップ本体10の中心軸線A上に配置してもよい。
本実施形態では、図3に示すように、把持部20に一つのレバー30が設けられているが、レバーの数は限定されるものではない。例えば、把持部20に前後二つのレバーを設け、前側のレバーは把持部20の前方に突出し、後側のレバーは把持部20の後方に突出するように構成してもよい。
本実施形態では、レバー30が把持部20に対してキャップ本体10の径方向に突出するように構成されているが、レバー30がキャップ本体10の外周の中に収まる範囲で傾動し、把持部20の上方にレバー30が突出するように構成してもよい。
本実施形態では、レバー30が把持部20に対して傾動するように構成されているが、レバー30が把持部20に対して前後方向にスライド移動することで、レバー30が把持部20に対してキャップ本体10の径方向または把持部20の上方に突出するように構成してもよい。この場合には、例えば、収容溝21の底面21aを傾斜させ、レバー30が底面21aに沿ってスライド移動するように構成することで、レバー30を把持部20に対して突出させたときに、レバー30を傾斜させることができる。
本実施形態では、図1(a)に示すように、レバー30が収容溝21内に収容されるように構成されているが、レバー30の下面に溝部を形成し、レバー30の溝部に把持部20が収容されるように構成してもよい。すなわち、把持部20にレバー30を被せるように構成してもよい。この構成では、把持部20およびレバー30の外観が更にシンプルになり、木くずなどの塵が把持部20とレバー30との間に詰まるのを効果的に防ぐとともに、タンクキャップ1の外観を良くすることができる。
また、把持部20の左右の側方にレバー30を並設し、把持部20の側方でレバー30が傾動またはスライド移動するように構成してもよい。
本実施形態では、キャップ本体10の軸部11が注入穴2aに挿入されるように構成されているが、タンク2の外面に注入穴2aの穴壁部2bを突出させ、穴壁部2bにキャップ本体10の軸部11を外嵌するように構成してもよい。この構成では、軸部11の内周面に雌ねじ部を形成し、穴壁部2bの外周面に雄ねじ部を形成することで、キャップ本体10を軸部11に螺合させることができる。
1 タンクキャップ
2 タンク
2a 注入穴
2b 穴壁部
2c 雌ねじ部
10 キャップ本体
10a 上面(表面)
10b 下面(裏面)
11 軸部
12 雄ねじ部
20 把持部
21 収容溝
21a 底面
21b ストッパ部
22 取付穴
23 支持軸
24 係合穴
30 レバー
30a 上面
31 挿通穴
32 突起部
33 突出部

Claims (8)

  1. タンクの注入穴に着脱自在なタンクキャップであって、
    前記注入穴の開口部を塞ぐキャップ本体を備え、
    前記キャップ本体の裏面には、前記注入穴のねじ部に螺合されるねじ部が形成されるとともに、
    前記キャップ本体の表面には、前記キャップ本体の径方向に延びる把持部が突設され、
    前記把持部に出入自在なレバーが設けられており、
    前記レバーを前記把持部から突出させ、前記レバーを前記把持部に隣接して配置したときに、前記レバーは前記キャップ本体に設けられたストッパ部に当接し、前記レバーの外端部が内端部よりも表側に配置されるように、前記レバーが傾斜することを特徴とするタンクキャップ。
  2. 前記レバーは、前記把持部に対して前記キャップ本体の径方向に出入自在であることを特徴とする請求項1に記載のタンクキャップ。
  3. 前記キャップ本体の表面に対する前記レバーの傾斜角度は、15度以上45度以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタンクキャップ。
  4. 前記把持部には、前記キャップ本体の径方向に延びる収容溝が形成されており、
    前記レバーは、前記収容溝に対して出入自在であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のタンクキャップ。
  5. 前記レバーと前記把持部とは、支持軸を介して連結されており、
    前記レバーは、前記把持部に対して前記支持軸の軸回りに傾動自在であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のタンクキャップ。
  6. 前記支持軸は、前記キャップ本体の中心軸線よりも径方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のタンクキャップ。
  7. 前記キャップ本体の中心軸線と前記支持軸の軸心との間隔は、前記キャップ本体の半径の3/4以下の長さであることを特徴とする請求項6に記載のタンクキャップ。
  8. 前記レバーは一方向に延びており、
    前記レバーの外端部には、前記レバーの延長方向に突出した突出部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のタンクキャップ。
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