JP6441064B2 - タンクキャップ - Google Patents
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Description
前記したタンクキャップでは、作業者が把持部を握ってキャップ本体を回転させることで、キャップ本体のねじ部を注入穴のねじ部に着脱させることができる。
このように、前記したタンクキャップでは、キャップ本体を回転させるために大きな力が必要になる場合がある。しかしながら、小型作業機械の各部品のレイアウトの中で、作業者が前記した従来のタンクキャップに大きな力を加え難いという問題がある。
したがって、本発明のタンクキャップでは、作業者がレバーおよび把持部に対して力を加え易いため、キャップ本体に加える回転トルクを増加させることができ、キャップ本体を確実に回転させることができる。
このように、本発明のタンクキャップでは、キャップ本体に力を加え易いため、キャップ本体を回転させ難い場合でも、小さい力でタンクキャップを注入穴から取り外すことができる。
この構成では、レバーを把持部に対してキャップ本体の径方向に突出させることで、作業者がレバーおよび把持部を握り易くなるため、レバーおよび把持部に力を加え易くなる。
この構成では、レバーを把持部内に確実に収容することができる。また、レバーを把持部内に収容することで、タンクキャップの外観を良くすることができる。
また、キャップ本体を手の力で回転させ難い場合には、収容溝内にスクリュウドライバーなどの工具の先端部を嵌め合わせ、工具を利用してキャップ本体を回転させることもできる。
この構成では、レバーを把持部から突出させ、レバーおよび把持部に力を加えてキャップ本体を回転させるときに、把持部において支持軸の軸心よりも外側の部位にレバーが押し付けられる。そして、本発明のタンクキャップでは、把持部において支持軸の軸心よりも外側の部位が大きくなるため、レバーに加えられた力を確実に把持部に伝達することができる。
また、キャップ本体を回転させるときに、レバーと把持部との接触面積が大きくなることで、レバーが把持部から受ける反力が分散されるため、レバーの内端部側(支持軸側)の部位の強度を十分に確保することができる。
また、把持部からレバーを突出させたときに、レバーが傾斜するため、レバーが注入穴の周囲に配置された部材に接触するのを防ぐことができる。
また、レバーを把持部に収めることができるため、レバーが外部の部材に接触するのを防ぐことができる。
本実施形態のタンクキャップ1は、チェンソーやブロワなどの小型作業機械に用いられるものである。タンクキャップ1は、図2に示すように、燃料やオイルを貯留するタンク2の注入穴2aに取り付けられる。
キャップ本体10は、樹脂製の蓋であり、平面視で円形に形成されている(図4参照)。キャップ本体10の外径は、注入穴2aの内径よりも大きく形成されている。
キャップ本体10は、下面10b(裏面)に突設された円筒状の軸部11と、上面10a(表面)に形成された壁状の把持部20と、把持部20に対して前後方向に出入自在なレバー30と、を備えている。
なお、キャップ本体10の下面10bと注入穴2aの開口縁部との間には、タンク2内の密閉性を保つための樹脂製のシール部材(図示せず)が介設される。
収容溝21は、軸断面が矩形の凹溝であり、図2に示すように、把持部20の上面および前後の端部に開口している。
支持軸23は、円形断面の部材であり(図2参照)、軸方向が左右方向に向けられている。支持軸23の左右の端部は、両取付穴22,22に支持され、支持軸23の中間部は、収容溝21内に配置されている。
図2に示すように、レバー30の前端上部には、前方に向けて突出した突出部33が形成されている。突出部33は、レバー30を引き起こすときに、作業者が指を引っ掛ける部位である。
レバー30を収容溝21内に収容したときには、レバー30は、キャップ本体10の直径(前後方向の長さ)に収まっている(図4参照)。なお、レバー30の突出部33は収容溝21の前方に突出し、レバー30の後端部は収容溝21内に収まっている。
そして、レバー30の両突起部32,32が両係合穴24,24に係合することで、レバー30は収容溝21内に保持されている。これにより、タンクキャップ1を開閉するとき以外に、レバー30が自重により傾動して収容溝21から突出するのを防ぐことができる。
このとき、作業者は、レバー30の前端部に形成された突出部33に下方から指を掛けることで、レバー30を引き起こし易くなっている。
なお、キャップ本体10の中心軸線Aと支持軸23の軸心Bとの間隔L1は、キャップ本体10の半径Lの3/4以下の長さであることが望ましい。
なお、把持部20からレバー30を突出させたときのキャップ本体10の上面10aに対するレバー30の傾斜角度Rは、15度以上45度以下に設定することが望ましい。
具体的には、レバー30および把持部20の一方の側面に親指全体を重ねるとともに、把持部20の他方の側面に他の指を重ねることで、レバー30および把持部20を確実に握ることができる。
図3に示すように、把持部20からレバー30を突出させ、レバー30および把持部20に力を加えてキャップ本体10を回転させるときに、把持部20において支持軸23の軸心よりも外側の部位にレバー30が押し付けられる。そして、タンクキャップ1では、把持部20において支持軸23の軸心よりも外側の部位が大きくなるため、レバー30に加えられた力を確実に把持部20に伝達することができる。
また、キャップ本体10を回転させるときに、レバー30と把持部20との接触面積が大きくなることで、レバー30が把持部20から受ける反力が分散されるため、レバー30の内端部側(支持軸23側)の部位の強度を十分に確保することができる。
なお、収容溝21の底面21aに工具の先端部を嵌め合わせることができる溝部を形成してもよい。
本実施形態では、図2に示すように、支持軸23がキャップ本体10の中心軸線Aよりも後方に配置されているが、例えば、キャップ本体10の直径が十分に大きく、レバー30に大きな力を加える必要がない場合などには、支持軸23をキャップ本体10の中心軸線A上に配置してもよい。
2 タンク
2a 注入穴
2b 穴壁部
2c 雌ねじ部
10 キャップ本体
10a 上面(表面)
10b 下面(裏面)
11 軸部
12 雄ねじ部
20 把持部
21 収容溝
21a 底面
21b ストッパ部
22 取付穴
23 支持軸
24 係合穴
30 レバー
30a 上面
31 挿通穴
32 突起部
33 突出部
Claims (8)
- タンクの注入穴に着脱自在なタンクキャップであって、
前記注入穴の開口部を塞ぐキャップ本体を備え、
前記キャップ本体の裏面には、前記注入穴のねじ部に螺合されるねじ部が形成されるとともに、
前記キャップ本体の表面には、前記キャップ本体の径方向に延びる把持部が突設され、
前記把持部に出入自在なレバーが設けられており、
前記レバーを前記把持部から突出させ、前記レバーを前記把持部に隣接して配置したときに、前記レバーは前記キャップ本体に設けられたストッパ部に当接し、前記レバーの外端部が内端部よりも表側に配置されるように、前記レバーが傾斜することを特徴とするタンクキャップ。 - 前記レバーは、前記把持部に対して前記キャップ本体の径方向に出入自在であることを特徴とする請求項1に記載のタンクキャップ。
- 前記キャップ本体の表面に対する前記レバーの傾斜角度は、15度以上45度以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタンクキャップ。
- 前記把持部には、前記キャップ本体の径方向に延びる収容溝が形成されており、
前記レバーは、前記収容溝に対して出入自在であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のタンクキャップ。 - 前記レバーと前記把持部とは、支持軸を介して連結されており、
前記レバーは、前記把持部に対して前記支持軸の軸回りに傾動自在であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のタンクキャップ。 - 前記支持軸は、前記キャップ本体の中心軸線よりも径方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のタンクキャップ。
- 前記キャップ本体の中心軸線と前記支持軸の軸心との間隔は、前記キャップ本体の半径の3/4以下の長さであることを特徴とする請求項6に記載のタンクキャップ。
- 前記レバーは一方向に延びており、
前記レバーの外端部には、前記レバーの延長方向に突出した突出部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のタンクキャップ。
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