JP2012201210A - 自動車の燃料タンク用キャップのカバー - Google Patents

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Fumiaki Mizutani
文昭 水谷
Kunitoshi Urayama
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Abstract

【課題】燃料タンク用のキャップにおいて給油すべき油種の誤認を低減するためのものであり、キャップに取り付けるカバーによって給油すべき油種を簡易かつ明確に明示可能とし、油種を間違えて自動車に給油するおそれを減少させること。
【解決手段】自動車の燃料タンク用キャップ2に着脱可能な自動車の燃料タンク用キャップ2のカバー1において、ガソリンスタンドの給油ホースの油種別彩色に対応したいずれかの彩色を施した。また、燃料タンク用キャップ2の円筒部5に被覆可能な円筒部被覆部12を設けるとともに、円筒部被覆部12の先端部に、円筒部5の基端側端面6に対して、円筒部5軸心方向に向けて内側に突設される折り返し係合部14を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の燃料タンク用キャップのカバーに関する。
以前は、自動車ユーザーが自動車の燃料タンク用キャップを自ら開閉する機会は少なく、水抜き剤を年に1回〜数回程度投入する際に開閉する程度であった。ところが、近時、いわゆるセルフ式のガソリンスタンドが増え、これに伴い、ユーザーが自ら燃料タンク用キャップを開閉する機会が増加し、ユーザーが自らガソリン等を補給する機会が飛躍的に増加した。
特開平11−180171号公報
ところが、従来の燃料タンク用キャップは、油種(レギュラー、ハイオク等の種別)によって特に区別がされておらず、油種に応じて識別することが困難であった。このため、セルフ式のガソリンスタンドが増えてユーザー自ら給油をする機会が増加したのに伴い、特に油種の識別が困難なユーザーが油種を間違えて給油する事例が増加してしまった。
特に、自己が所有する自動車に給油すべき油種自体をユーザーが知っていたとしても、セルフ式のガソリンスタンドにおいて実際に給油する際に、どの給油ホースから給油される油種が自己が保有する自動車の油種と合致しているかを「簡易かつ確実に識別する手段」が用意されていなかったため、油種を誤認するおそれがあった。これを具体的に説明すると、セルフ式のガソリンスタンドにおいて、給油ホースには、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油のそれぞれについて、異なる彩色を給油ホースのノズルカバーなどに施して給油ホースの油種を彩色によって識別できるようにされている。ここで、ユーザーが、自己の自動車がレギュラーガソリンを給油すべき車種であり、この点について自動車の購入時に自動車ディラーなどから説明を受けていたとしても、給油の際には、イ)自己の自動車の給油油種を確実に覚えており、ロ)かつ、給油ホースの彩色がどの油種を示しているかを確実に把握している、という二つの条件を満たしていないと、油種を誤認するおそれがある。
ここで、高齢者や自動車に詳しくないユーザーにとっては、このような給油の際の二つの条件について明確に把握することが困難な場合がある。また、セルフ式のガソリンスタンドの割合が増加しだしたのが最近になってからであるため、セルフ式のガソリンスタンドに慣れていないユーザーがこの二つの条件について明確に把握するに至っていない場合もある。特に、近年セルフ式ガソリンスタンドの割合がますます増加しているため、望まなくともセルフ式ガソリンスタンドを利用せざるを得なくなっているユーザーが増え、このようなセルフ式ガソリンスタンドに不慣れなユーザーが減少していないことも、前述した油種誤認のおそれを高める理由となっている。
本発明は、前述した従来の燃料タンク用のキャップにおいて給油すべき油種の誤認を低減するためのものであり、キャップに取り付けるカバーによって給油すべき油種を簡易かつ明確に明示可能とし、油種を間違えて自動車に給油するおそれを減少させることを目的とする。
前述した課題を解決するための本発明の第一の手段は、
自動車の燃料タンク用キャップに着脱可能な自動車の燃料タンク用キャップのカバーであって、ガソリンスタンドの給油ホースの油種別彩色に対応したいずれかの彩色を施したことを特徴とする自動車の燃料タンク用キャップのカバーである。
「燃料タンク用キャップに着脱可能」とする手段としては、キャップ全体に嵌合させる形状に構成するもの、キャップのつまみ部分などのキャップの一部に嵌号させる形状に構成するもの、キャップに対してクリップなどにより係止させる係止手段を備えるように構成するもの、キャップに貼りつけするテープなどの貼着手段を備えるように構成するものなどを例示することができるが、これらに限られるものではない。また、「給油ホースの油種別彩色に対応したいずれかの彩色とは」、一般的なガソリンスタンドの例では、レギュラーガソリンは「赤色」、ハイオクガソリンは「黄色」、軽油は「緑色」に、給油ホースのノズル部分の把持部分などが彩色されているので、これらの彩色に対応した彩色を施すことを例示として想定している。しかしながら、これらの彩色とは別の彩色で給油ホースの油種が識別されることとなれば、それらの別の彩色に応じた彩色を本カバーに施せば良い。
また、本発明の第二の手段は、前述した自動車の燃料タンク用キャップのカバーであって、
前記燃料タンク用キャップの円筒部に被覆可能な被覆部を備えるとともに、前記被覆部の先端部に、前記円筒部の基端側端面に対して、円筒部軸心方向に向けて内側に突設される折り返し係合部を設けたことを特徴とするものである。
このような被覆部をカバーに設けるとともに、被覆部の先端部に折り返し係合部を設けることにより、キャップにカバーを被覆するだけで取り付け可能とすることができるとともに、折り返し係合部がキャップの円筒部の基端側端面に係合可能に構成されることにより、カバーがキャップから誤って脱落し難いようにすることができる。
また、本発明の第三の手段は、前述した自動車の燃料タンク用キャップのカバーであって、
前記折り返し係合部は、前記被覆部の前記先端部から1mm〜3mm突設されるように形成されたことを特徴とするものである。
被覆部をカバーに設けるとともに被覆部の先端部に折り返し係合部を設けることにより、キャップにカバーを被覆するだけで取り付け可能にできるとともに折り返し係合部によってキャップからのカバーの脱落のおそれを減少させることができるのであるが、自動車の燃料タンク用キャップが、給油口に確実に密着されていないと給油口からのガス漏れなどのおそれがあり、危険性が高まることになる。本発明のように、折り返し係合部の突出を、被覆部の先端部から1mm〜3mmとすることにより、給油口とキャップとの間に折り返し係合部が挟まってしまうおそれを回避し、給油口へのキャップの密着度を損なうおそれを減少させることができる。
また、本発明の第四の手段は、前述した自動車の燃料タンク用キャップのカバーであって、
難燃化された樹脂製とされたものである。
「難燃化された樹脂」とは、難燃材が混合された各種の樹脂を言い、例えば、ハロゲン化合物やリン化合物等の難燃剤を混合したABS、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS/PCアロイなどの汎用樹脂を例示できる。また、これらに限られず、エンジニアリングプラスチックなど他の種類の樹脂を用いたり、他の難燃剤を混合したものを用いることを妨げるものではない。
本発明の自動車の燃料タンク用キャップのカバーは前述のように構成されているので、給油すべき油種を簡易かつ明確に明示可能とし、油種を間違えて自動車に給油するおそれを著しく減少させることができる。
本発明の自動車の燃料タンク用キャップのカバーの斜視図である。 図1のカバーの取付方法を説明するための燃料タンク用キャップ及びカバーの側面図である。 燃料タンク用キャップにカバーを取り付けた状態の斜視図である。 燃料タンク用キャップにカバーを取り付けた状態の要部拡大断面図である。
次に、本発明の実施の形態を、図を参考にして詳細に説明する。図1及び図2に示されるように、本発明の自動車の燃料タンク用キャップのカバー1は、本例においては、燃料タンク用キャップ2のキャップ本体3の摘み部4及び円筒部5をほぼ被覆し、摘み部4及び円筒部5の形状にほぼ合致する全体形状に形成されている。
カバー1は難燃剤を配合したポリプロピレンにより成形されており、燃料タンク用キャップに取り付けられる際に、容易には着火・燃焼し難いように設けられ、燃料タンク用キャップに取り付けられる製品として、安全性を高めることとしている。
カバー1は、前述のように燃料タンク用キャップ2のキャップ本体3にほぼ合致する形状に形成されている。具体的には、キャップ本体3の摘み部4の外径形状とほぼ合致する摘み部被覆部10と、この摘み部被覆部10の基端部に連設されるとともに、キャップ本体3の円筒部5の外径形状とほぼ合致する円筒部被覆部12とを備えた形状に構成されている。
なお、本例においては、摘み部被覆部10と円筒部被覆部12とは、取り付けられる燃料タンク用キャップ2のキャップ本体3に合わせた形状とされているのであり、キャップ本体3の形状が異なったり、燃料タンク用キャップ2自体が別の形状のものであったりする場合には、キャップ本体等の形状に合わせて形状を変更することもできる。
図3及び図4に示されるように、カバー1の円筒部被覆部12の開口先端には、円筒部被覆部12の軸心方向に向かって突設される折り返し係合部14が連設されている。折り返し係合部14は、円筒部被覆部12の開口部に沿って周設されており、円筒部被覆部12の開口部から2mmの幅で円筒部被覆部12の軸心方向に向かって突設されている。
本カバー1が燃料タンク用キャップ2に取り付けられた際には、この折り返し係合部14がキャップ本体3の円筒部5の基端側端面6に係合し、カバー1がキャップ本体3からより脱落し難くなるように構成されている。また、カバー1がキャップ本体3に取り付けられたまま、燃料タンク用キャップ2を自動車の給油口(図示省略)に取り付ける際にも、キャップ本体3の基端側端面6の中心寄りに配設されているシール部材7と給油口の開口部との間に挟み込まれないような長さに折り返し係合部14が設けられている。このような長さに設けられる、挟み込みを防止することにより、燃料タンク用キャップ2を締める際にシール部材7と給油口の開口部とのシールを確実に行わせ、ガス漏れなどのおそれを回避することができるよう構成されている。
このように構成されたカバー1は、前述したように、燃料タンク用キャップ2に脱着自在に取り付けることができる。そして、このカバー1に、例えば、レギュラーガソリンを給油すべき車種の場合には、セルフ式ガソリンスタンドにおいてレギュラーガソリンの表示彩色として一般的に用いられている赤色の彩色を施す。同様に、ハイオクガソリン用には黄色の彩色、軽油用には緑色の彩色を施す。そして、油種に応じた彩色のカバー1を燃料タンク用キャップ2に取り付けておく。ガソリンスタンドにおいて給油する場合には、給油すべき油種がいずれかを考える必要なく、給油ホースに施された彩色と燃料タンク用キャップ2に施された彩色とが一致するように確認するだけでよいので、高齢者やセルフ式ガソリンスタンドに不慣れな自動車ユーザーであっても、油種を間違えることなく、正しい油種を確実に給油することが可能となる。
また、カバー1は、キャップ本体3全体に固定されており、さらに折り返し係合部14によっても円筒部5に係合されているので、脱落のおそれが少ない。また、カバー1は、給油の際に確実にユーザーに視認されるキャップ本体3に取り付けられるので、燃料タンク用キャップ2周辺に何らかの表示をしておくような態様と比較して油種の確認が確実になされるという有利な効果を奏する。
なお、本発明のカバーは前述した実施の形態に限られるものではなく、種々の異なる態様も含まれる。例えば、折り返し係合部の幅は2mmに限られず、一般的には1mm〜3mmの長さでも良い。また、キャップ本体に取り付けられるシール部材の取付位置によっては、他の長さとしてもシール不良が生じなければよい。また、摘み部被覆部及び円筒部被覆部の形状はキャップ本体の形状に合わせて変更すればよい。また、他の難燃性樹脂とすることもできる。また、薄い金属製にて形成することもできる。
本発明は燃料タンク用キャップのカバーとして広く用いることができる。
1;カバー、2;燃料タンク用キャップ、3;キャップ本体、4;摘み部、5;円筒部、6;基端側端面、7;シール部材、10;摘み部被覆部、12;円筒部被覆部、14;折り返し係合部。

Claims (4)

  1. 自動車の燃料タンク用キャップに着脱可能な自動車の燃料タンク用キャップのカバーであって、ガソリンスタンドの給油ホースの油種別彩色に対応したいずれかの彩色を施したことを特徴とする自動車の燃料タンク用キャップのカバー。
  2. 前記燃料タンク用キャップの円筒部に被覆可能な被覆部を備えるとともに、前記被覆部の先端部に、前記円筒部の基端側端面に対して、円筒部軸心方向に向けて内側に突設される折り返し係合部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の燃料タンク用キャップのカバー。
  3. 前記折り返し係合部は、前記被覆部の前記先端部から1mm〜3mm突設されるように形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車の燃料タンク用キャップのカバー。
  4. 難燃化された樹脂製の前記した自動車の燃料タンク用キャップのカバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016117501A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 株式会社やまびこ タンクキャップ
JP6317835B1 (ja) * 2017-03-31 2018-04-25 啓司 渡邉 自動車の蓋部材操作器具

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