JP2013169837A - 燃料供給管の給油部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保および給油部サイズのコンパクト化を両立させる。
【解決手段】給油口31と燃料タンク33との間を連通接続する燃料供給管25Aの給油部構造である。燃料供給管25Aは、給油口31の側に設けられるブラケット30Aと、燃料タンク33の側に設けられてブラケット30Aが連通接続するように組み付けられる燃料導管28Aとを有する。ブラケット30Aは、給油口31を開閉するシャッタ41を備えるキャップレス機構部45と、燃料導管28Aの内周壁部28Aaに設けられる係合部51に係合する爪部53と、ブラケット30Aの外周壁部55bに設けられて環状のシール部材57を収容する周回溝部59と、を有する。ブラケット30Aの周回溝部59は、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け状態下で、爪部53に対して燃料導管28Aの給油口側端部61の側に位置している。
【選択図】図4B

Description

本発明は、給油ガンのノズルが挿入される給油口と燃料が溜められる燃料タンクとの間を連通接続する燃料供給管の給油部構造に関する。
内燃機関を備える自動車などの車両には、給油ガンのノズルが挿入される給油口と燃料が溜められる燃料タンクとの間を連通接続する燃料供給管が設けられている。
燃料の給油時における利便性向上などを狙って、本願出願人は、従来、給油口に設けているフューエルキャップを廃した、いわゆるキャップレス機構部を有する燃料供給管の給油部構造を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に係る燃料供給管の給油部構造では、キャップレス機構部は、ブラケットと呼ばれる機能部材に設けられる。略円筒形状のブラケットは、燃料供給管における略円筒形状の燃料導管に、シールリングを介在させて液密状態で組み付けられる(特許文献1の図2参照)。この組み付けは、ブラケットの外周壁部に刻設された周回溝にシールリングを収容させ、かつ、燃料導管の内周壁部に対してブラケットの外周壁部をわずかな間隔を置いて内挿させた状態で、燃料導管における所定の組み付け位置までブラケットを押し込むことで遂行される。
前記の組み付け位置では、燃料導管における周方向に設けられた複数の孔部に対し、ブラケットにおける周方向に設けられた複数の爪部がそれぞれ係合する。これにより、燃料導管に対し、キャップレス機構部を有するブラケットを、液密状態で組み付けることができる。
WO2010/029989A1
しかしながら、前記した特許文献1に係る燃料供給管の給油部構造では、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることが難しいという問題があった。
前記の問題が生じる理由は、次の通りである。すなわち、燃料導管に対するブラケットの組み付けを遂行する過程において、ブラケットの周回溝に収容されたシールリングは、燃料導管に設けられた孔部の存在箇所を通過する。この通過の際に、孔部のエッジ部に対してシールリングが接触すると、シールリングの損傷を来すおそれがある。こうしたシールリングの損傷は、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性を損なう要因となる。そこで、孔部の周縁部に対してシールリングが接触する事態を未然に回避するために、孔部の存在箇所に対応する燃料導管の部位には、シールリングとの接触を逃げ得るように、その径方向寸法を拡張する構造が採用されている(特許文献1の図2におけるフィラーパイプ14の給油口側を参照)。
したがって、特許文献1に係る燃料供給管の給油部構造では、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることが難しかったのである。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることができる燃料供給管の給油部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、給油ガンのノズルが挿入される給油口と燃料が溜められる燃料タンクとの間を連通接続する燃料供給管の給油部構造であって、前記燃料供給管は、前記給油口の側に設けられるブラケットと、前記燃料タンクの側に設けられて前記ブラケットが連通接続するように組み付けられる燃料導管とを有し、前記ブラケットは、前記給油口を開閉するシャッタを備えるキャップレス機構部と、前記燃料導管の内周壁部に設けられる係合部に係合する爪部と、該ブラケットの外周壁部に設けられて環状のシール部材を収容する溝部と、を有し、前記ブラケットの溝部は、前記燃料導管に対する前記ブラケットの組み付け状態下で、前記爪部に対して前記燃料導管の給油口側端部の側に位置している、ことを最も主要な特徴とする。
請求項1に係る燃料供給管の給油部構造によれば、ブラケットの溝部を、燃料導管に対するブラケットの組み付け状態下で、爪部に対して燃料導管の給油口側端部の側に位置させる構成を採用したので、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることができる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の燃料供給管の給油部構造であって、前記ブラケットの溝部は、前記の組み付け状態下で前記燃料導管の内周壁部と前記ブラケットの外周壁部とが重なる範囲の部位であって燃料導管の給油口側端部の近傍に設けられる、ことを特徴とする。
請求項2に係る燃料供給管の給油部構造によれば、ブラケットの溝部を、組み付け状態下で燃料導管の内周壁部とブラケットの外周壁部とが重なる範囲の部位であって燃料導管の給油口側端部の近傍に設ける構成を採用することにより、組み付け時におけるブラケットの溝部に収容されたシール部材の移動量を減少させたので、シール部材の損傷抑止効果をより一層高めることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の燃料供給管の給油部構造であって、略円筒形状の前記燃料導管の係合部は、当該燃料導管の内周壁部に対する周方向に分散させて内方を指向し袋状に複数突設されており、略円筒形状の前記ブラケットの爪部は、前記燃料導管の係合部に係る突設位置に対応する位置に複数設けられ、前記ブラケットの周壁部は、前記組み付け状態下で前記複数の係合部間の周方向にわたって現れる中間部に位置するように設けられる、ことを特徴とする。
請求項3に係る燃料供給管の給油部構造によれば、ブラケットの周壁部を、組み付け状態下で複数の係合部間の周方向にわたって現れる中間部に位置するように設ける構成を採用したので、組み付け状態下での燃料導管に対するブラケットの廻り止め効果を期待することができる。
本発明に係る燃料供給管の給油部構造によれば、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることができる。
本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造を有する車両を、給油部に注目して斜め後方から視た斜視図である。 本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造およびその周辺部の構造を車両の後方側から視た概念図である。 比較例に係る燃料導管を表す斜視図である。 比較例に係る燃料導管のうち係合孔部を表す横断面図である。 比較例に係る燃料供給管の給油部構造を表す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料導管を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造を表す縦断面図である。 燃料導管の係合突部とブラケットの係止爪部および周壁部との位置関係を表す横断面図である。 本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造のうち、図4Cの縦断面に対して周方向に90度ずらした縦断面を表す図である。
以下、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造について、図面を参照して詳細に説明する。
〔本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造の概要〕
はじめに、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造の概要について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る給油部構造10Aを有する車両を、給油部に注目して斜め後方から視た斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aおよびその周辺部の構造を車両の後方側から視た概念図である。
なお、本発明の実施形態および比較例に係る説明において、共通の機能を有する部材には原則として共通の符号を付し、その重複する説明を省略する。また、本発明の実施形態および比較例に係る共通の機能部材間において、説明の都合上、差別化を要する場合、本発明の実施形態に係る機能部材の符号の後に記号“A”を付する一方、比較例に係る機能部材の符号の後に記号“B”を付することとする。
本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aは、図1に示すように、例えば、車体11の後部左側に位置するリヤフェンダパネル13に適用される。リヤフェンダパネル13には、リヤタイヤ15の上方に、底面17に開口部19を有する凹形状のアダプタ21が設けられている。例えば略円柱形状の外観を有するアダプタ21は、車体11の外板部材23と、後記する燃料供給管25Aとの間を隔離するように、外板部材23と一体に形成されている。
車体11の外板部材23におけるアダプタ21の設定位置には、図1に示すように、例えば略円板形状のリッド部35がヒンジ部37を介して開閉自在に取り付けられている。リッド部35は、不図示のロック機構により閉鎖状態を維持する一方、車室内に設けた解除レバー(不図示)の操作によりロックが解除されてばねなどの弾性体の弾発力により開放状態へ移行するように構成されている。
本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aは、金属製または合成樹脂製のパイプ部材からなる。燃料供給管25Aは、図1に示すように、略円形状の給油口31と、燃料が溜められる燃料タンク33との間を連通接続するように設けられている。燃料供給管25Aにおける給油口31は、斜め上方を向いて車体11の外方側を指向している。この給油口31に、給油ガン27のノズル29が挿入されるようになっている。
給油口31は、アダプタ21の底面17に開設される開口部19を介して支持されている。具体的には、給油口31は、例えば、開口部19に設けた円環形状のシールリング(不図示)を介して嵌合支持される。燃料供給管25Aと、リヤタイヤ15との間は、図1および図2に示すように、ホイールハウス16によって隔離されている。
詳しく述べると、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aは、図2に示すように、燃料タンク33の側壁33aに連通接続される略L字形状の第1のパイプ部24と、第1のパイプ部24の上端側に連通接続される略への字形状の第2のパイプ部26と、第2のパイプ部26の上端側に連通接続される第3のパイプ部28Aと、第3のパイプ部28Aの大径部28A−2(後記)に連通接続される第4のパイプ部30Aと、を有する。
なお、以下の説明では、第3のパイプ部28Aを“燃料導管”と呼ぶ一方、第4のパイプ部30Aを“ブラケット”と呼ぶことにする。燃料導管(第3のパイプ部)28Aには、燃料タンク33の側の小径部28A−1と、給油口31の側の大径部28A−2とが、燃料タンク33の側から給油口31の側へ向かって徐々に拡径しながら連続形成されている。
〔比較例に係る燃料供給管の給油部構造10B〕
次に、比較例に係る燃料供給管25Bの給油部構造10Bについて、図3A〜図3Bを参照して説明する。図3Aは、比較例に係る燃料導管28Bを表す斜視図である。図3Bは、比較例に係る燃料導管28Bのうち係合孔部39を表す横断面図である。図3Cは、比較例に係る燃料供給管25Bの給油部構造10Bを表す縦断面図である。比較例に係る燃料供給管の給油部構造10Bは、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aと同様に、例えば、車体11の後部左側に位置するリヤフェンダパネル13に適用される。
比較例に係る燃料導管28Bには、図3Aに示すように、燃料タンク33の側の小径部28B−1と、給油口31の側の大径部28B−2とが、燃料タンク33の側から給油口31の側へ向かって徐々に拡径しながら連続形成されている。比較例に係る燃料導管28Bのうち、給油口31の側の端部(以下、“組付部”と呼ぶ。)28B−3には、図3Aおよび図3Bに示すように、周方向に間隔を置いて複数(図3Aの例では3つ)の係止孔部28B−3aが開設されている。この係止孔部28B−3aに対し、比較例に係るブラケット30Bの側に設けた後記の係止爪部39(図3C参照)が嵌り合うことにより、燃料導管28Bに対してブラケット30Bが組み付けられるようになっている。
比較例に係るブラケット30Bは、図3Cに示すように、キャップレス機構部45と、燃料導管28Bの係止孔部28B−3aに嵌り合う係止爪部39と、ブラケット30Bの外周壁部30Bbに設けられて円環状のシールリング47を収容する周回溝部49と、を有する。
キャップレス機構部45は、図3Cに示すように、ブラケット30Bの内周壁部30Baから内方に突出形成されるフランジ部40と、給油口31を開閉するシャッタ41と、ヒンジ部43などを含んで構成されている。略円板形状のシャッタ41は、その外周縁部がフランジ部40に当接する方向(閉方向)に付勢された状態で、ヒンジ部43を介して開閉可能に設けられている。
キャップレス機構部45は、手作業による開け閉めを要するフィラーキャップを用いずに、給油時を除く通常時には燃料タンク33に溜められた燃料の揮発を防ぐと共に、給油時には燃料供給路を開放して円滑な燃料の供給を行わせる機能を有する。この機能を十分に発揮させるために、フランジ部40におけるシャッタ41の外周縁部が当接する周回状の部位には、円環状のシールリング42が設けられている。
キャップレス機構部45は、図1、図2、および図3Cに示すように、リッド部35を開放し給油ガン27のノズル29を給油口31からブラケット30B内に挿入すると、ノズル29に押されてシャッタ41が開放するように動作する。これにより、給油口31からブラケット30Bなどを介して燃料タンク33へと給油を行わせることができる。
前記のように構成された比較例に係るブラケット30Bは、図3Cに示すように、略円筒形状の燃料導管28Bに対し、シールリング47を介在させて液密状態で組み付けられる。この組み付けは、比較例に係るブラケット30Bの周回溝部49にシールリング47を収容させ、かつ、燃料導管28Bの内周壁部28Baに対してブラケット30Bの外周壁部30Bbをわずかな間隔を置いて内挿させた状態で、燃料導管28Bにおける所定の組み付け位置までブラケット30Bを押し込むことで遂行される。
前記の組み付け位置では、燃料導管28Bの係止孔部28B−3aに対し、ブラケット30Bの係止爪部39が嵌り合う。これにより、燃料導管28Bに対し、キャップレス機構部45を有するブラケット30Bを、液密状態で組み付けることができる。
しかしながら、比較例に係る燃料供給管25Bの給油部構造10Bでは、燃料導管28Bとブラケット30Bとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることが難しいという問題があった。
前記の問題が生じる理由は、次の通りである。すなわち、燃料導管28Bに対するブラケット30Bの組み付けを遂行する過程において、ブラケット30Bの周回溝部49に収容されたシールリング47は、燃料導管28Bに設けられた係止孔部28B−3aの存在箇所を通過する。この通過の際に、係止孔部28B−3aの周縁部に対してシールリング47が接触すると、シールリング47の損傷を来すおそれがある。
こうしたシールリング47の損傷は、燃料導管28Bとブラケット30Bとの間の継ぎ目部分における液密性を損なう要因となる。そこで、係止孔部28B−3aの周縁部に対してシールリング47が接触する事態を未然に回避するために、係止孔部28B−3aの存在箇所に対応する燃料導管28Bの部位には、シールリング47との接触を逃げ得るように、大径部28B−2と比べてその径方向寸法を拡張する構造が採用されている(図3Cの組付部28B−3を参照)。
要するに、前記の比較例では、ブラケット30Bの溝部49は、燃料導管28Bに対するブラケット30Bの組み付け状態下で、係止爪部39に対して燃料導管28Bの燃料タンク33の側に位置している。このため、比較例に係る燃料供給管25Bの給油部構造10Bでは、燃料導管28Bとブラケット30Bとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることが難しかったのである。
〔本発明に係る燃料供給管の給油部構造の概要〕
そこで、本発明に係る燃料供給管の給油部構造では、ブラケットの溝部を、燃料導管に対するブラケットの組み付け状態下で、爪部に対して燃料導管の給油口側端部の側に位置させる構成を採用することとした。
本発明に係る燃料供給管の給油部構造によれば、燃料導管とブラケットとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることができる。
〔本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10A〕
次に、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aについて、図4A〜図4Dを参照して説明する。図4Aは、本発明の実施形態に係る燃料導管28Aを表す斜視図である。図4Bは、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aを表す縦断面図である。図4Cは、燃料導管28Aの係合突部51とブラケット30Aの係合爪部53および周壁部55との位置関係を表す横断面図である。図4Dは、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aのうち、図4Cの縦断面に対して周方向に90度ずらした縦断面を表す図である。
本発明の実施形態に係る燃料導管28Aのうち、給油口31の側の組付部28A−3には、図4Aおよび図4Bに示すように、周方向に間隔を置いて、内方を指向する複数(図4Aの例では一対)の係合突部(本発明の“係合部”に相当する。)51が突設されている。この係合突部51に対し、本発明の実施形態に係るブラケット30Aの側に設けた後記の係合爪部53(図4B参照)が係合することにより、燃料導管28Aに対してブラケット30Aが組み付けられるようになっている。
本発明の実施形態に係るブラケット30Aは、図4Bに示すように、キャップレス機構部45と、燃料導管28Aの係合突部51に係合する係合爪部(本発明の“爪部”に相当する。)53を一部に有する周壁部55と、ブラケット30Aの外周壁部55bに設けられて円環状のシールリング(本発明の“シール部材”に相当する。)57を収容する周回溝部(本発明の“溝部”に相当する。)59と、を有する。
本発明の実施形態において、ブラケット30Aを構成するに際しては、図4Bに示すように、例えば、合成樹脂製(金属製でもよい。)のブラケット基部30Aaに対し、金属製(合成樹脂製でもよい。)の係合爪部53および周回溝部59を有する周壁部55を、インサート成型などの適宜の手段によって一体に設ける構成を採用すればよい。係合爪部53は、例えば、周壁部55の周方向における一部を切り起こすことによって一体形成すればよい。この場合、ブラケット基部30Aaと、金属製の係合爪部53および周回溝部59を有する周壁部55との組み合わせに係るブラケット30Aが、本発明の“ブラケット”に相当する。
本発明の実施形態において、燃料導管28Aの内方を指向して燃料導管28Aの内周壁部28Aaに突設される係合突部51は、図4Bに示すように、組み付け方向に沿って山型形状に形成された隆起部51aを有している。また、係合突部51の前記隆起部51aは、図4Cに示すように、組み付け方向に略直交する周方向に沿う台形部51bを有して構成されている。
ブラケット30Aの一部を構成する周壁部55に対して部分的に設けられる係合爪部53は、組み付け方向に沿って逆山型形状に形成された陥没部53aを有している。係合突部51の隆起部51aと、係合爪部53の陥没部53aとは、相互に嵌り合う形状に設定されている。要するに、係合突部51と、係合爪部53とは、いわゆるスナップフィットを構成している。係合突部51と係合爪部53との組み合わせに係るスナップフィットは、図4Bに示すように、組み付け方向に対する進出および退避の二方向に力を加えることで係合および係合解除が可能な、二方向スナップフィット構造が採用されている。また、各一対の係合突部51および係合爪部53は、図4Bおよび図4Cに示すように、燃料導管28Aにおける対向する部位に設けられている。
これにより、燃料導管28Aの内方を指向して突設された係合突部51に対し、ブラケット30Aの周壁部55に設けられた係合爪部53を係合させた状態下で、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け方向に係る移動が拘束されるようになっている。
また、本発明の実施形態に係るブラケット30Aの周回溝部59は、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け状態下で、燃料導管28Aの内周壁部28Aaとブラケット30Aの外周壁部55bとが重なる範囲の部位であって、燃料導管28Aの給油口側端部61(図4B参照)の近傍に設けられる、構成を採用するのが好ましい。組み付け時におけるブラケット30Aの周回溝部59に収容されたシールリング57の移動量を可及的に減少させることにより、シールリング57の損傷抑止効果をより一層高めることができるからである。
また、略円筒形状の燃料導管28Aの係合突部51は、燃料導管28Aの内周壁部28Aaに対する周方向に分散させて内方を指向し袋状(図4Aの“係合突部51”参照)に複数突設する構成を採用するのが好ましい。複数の係合突部51の存在に起因して燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け強度を高めるとともに、袋状に構成される係合突部51に起因して燃料導管28Aとブラケット30Aとの間の継ぎ目部分における液密性を高めることができるからである。
また、略円筒形状のブラケット30Aの係合爪部53は、燃料導管28Aの係合突部51に係る突設位置に対応する位置に複数設けられ、ブラケット30Aの周壁部55は、前記の組み付け状態下で複数の係合突部51間の周方向にわたって現れる中間部63(図4C参照)に位置するように設ける構成を採用するのが好ましい。複数の係合突部51間の中間部63にブラケット30Aの周壁部55が挟まれて固定される結果として、組み付け状態下での燃料導管28Aに対するブラケット30Aの廻り止め効果を期待することができるからである。
なお、本発明の実施形態に係るキャップレス機構部45に関する構成および作用は、比較例と同様のため、その重複する説明を省略する。
〔本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aの作用効果〕
前記のように構成された本発明の実施形態に係るブラケット30Aは、図4Bに示すように、略円筒形状の燃料導管28Aに対し、シールリング57を介在させて液密状態で組み付けられる。この組み付けは、本発明の実施形態に係るブラケット30Aの周回溝部59にシールリング57を収容させ、かつ、燃料導管28Aの内周壁部28Aaに対してブラケット30Aの外周壁部55bをわずかな間隔を置いて内挿させた状態で、燃料導管28Aにおける所定の組み付け位置までブラケット30Aを押し込むことで遂行される。
前記の組み付け位置では、燃料導管28Bの係合突部51に対し、ブラケット30Aの側の係合爪部53が係合する。これにより、燃料導管28Aに対し、キャップレス機構部45を有するブラケット30Aを、液密状態で組み付けることができる。
ここで注目すべき点は、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aでは、ブラケット30Aの側の周回溝部59を、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け状態下で、係合爪部53に対して燃料導管28Aの給油口側端部61の側に位置させる構成を採用している点である。
本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aによれば、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付けを遂行する過程において、ブラケット30Aの周回溝部59に収容されたシールリング57は、比較例のように、シールリング57の損傷を招来するような問題箇所を通過することはない。組み付け時におけるシールリング57の通過経路に、比較例に係る係止孔部28B−3aのような問題箇所それ自体が存在しないからである。このため、本発明の実施形態では、比較例のように、燃料導管28Aの大径部28A−2の径方向寸法を拡張する構造を要することもない。
したがって、本発明の実施形態に係る燃料供給管25Aの給油部構造10Aによれば、燃料導管28Aとブラケット30Aとの間の継ぎ目部分における液密性の確保、および、給油部サイズのコンパクト化を両立させることができる。
また、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aでは、ブラケット30Aの周回溝部59を、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け状態下で、燃料導管28Aの内周壁部28Aaとブラケット30Aの外周壁部55bとが重なる範囲の部位であって、燃料導管28Aの給油口側端部61(図4B参照)の近傍に設ける構成を採用してもよい。
このように構成すれば、組み付け時におけるブラケット30Aの周回溝部59に収容されたシールリング57の移動量を可及的に減少させることによって、シールリング57の損傷抑止効果をより一層高めることができる。
また、本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造10Aでは、略円筒形状の燃料導管28Aの係合突部51を、燃料導管28Aの内周壁部28Aaに対する周方向に分散させて内方を指向し袋状に複数突設する構成を採用してもよい。
このように構成すれば、係合突部51が複数存在することに起因して、燃料導管28Aに対するブラケット30Aの組み付け強度を高めることができる。さらに、係合突部51が袋状に構成されることに起因して、燃料導管28Aとブラケット30Aとの間の継ぎ目部分における液密性を高めることができる。
また、略円筒形状のブラケット30Aの係合爪部53を、燃料導管28Aの係合突部51に係る突設位置に対応する位置に複数設け、ブラケット30Aの周壁部55を、前記の組み付け状態下で複数の係合突部51間の周方向にわたって現れる中間部63(図4C参照)に位置するように設ける構成を採用してもよい。
このように構成すれば、複数の係合突部51間の中間部63にブラケット30Aの周壁部55が挟まれて固定される結果として、組み付け状態下での燃料導管28Aに対するブラケット30Aの廻り止め効果を期待することができる。
[その他の実施形態]
以上説明した実施形態は、本発明の具現化例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態に係る説明において、燃料供給管25Aを、第1〜第4の4つのパイプを相互に連通接続して構成する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。燃料供給管25Aの分割数は、本発明に係る要旨から逸脱しない範囲において、任意の数を適宜設定することができる。
また、本発明の実施形態に係る説明において、係合突部51と係合爪部53との組み合わせに係るスナップフィットとして、組み付け方向に対する進出および退避の二方向に力を加えることで係合および係合解除が可能な二方向スナップフィット構造を採用する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。係合突部51と係合爪部53との組み合わせに係るスナップフィットは、組み付け方向に対する進出方向に力を加えることで係合のみが可能(係合解除は不可)な一方向スナップフィット構造を採用してもよい。
また、本発明の実施形態に係る説明において、一対の係合突部51を、燃料導管28Aのうち給油口31の側の組付部28A−3に設ける例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。係合突部51の数は、本発明に係る要旨から逸脱しない範囲において、任意の数を適宜設定することができる。
なお、係合突部51と係合爪部53とは、これらを組み合わせることによってスナップフィットを構成するため、係合突部51の数を変更した場合は、その数にあわせて、係合爪部53の数を変更すればよい。
また、本発明の実施形態に係る説明において、係合爪部53を、周壁部55の周方向における一部を切り起こすことによって一体形成する例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。係合爪部53を、周壁部55とは別体の部材により構成してもよい。
10A 本発明の実施形態に係る燃料供給管の給油部構造
11 車体
13 リヤフェンダパネル
15 リヤタイヤ
16 ホイールハウス
17 アダプタの底面
19 アダプタの開口部
21 アダプタ
23 車体の外板部材
24 第1のパイプ部
25A 燃料供給管
26 第2のパイプ部
27 給油ガン
28A 第3のパイプ部(燃料導管)
28Aa 燃料導管の内周壁部
28A−1 小径部
28A−2 大径部
28A−3 組付部
29 ノズル
30A 第4のパイプ部(ブラケット)
30Aa ブラケット基部
31 給油口
33 燃料タンク
35 リッド部
37 ヒンジ部
40 フランジ部
41 シャッタ
42 シールリング
43 ヒンジ部
45 キャップレス機構部
51 係合突部(係合部)
51a 隆起部
51b 台形部
53 係合爪部(爪部)
53a 陥没部
55 ブラケットの周壁部
55b ブラケットの外周壁部
57 シールリング(シール部材)
59 周回溝部(溝部)
61 給油口側端部
63 燃料導管の中間部

Claims (3)

  1. 給油ガンのノズルが挿入される給油口と燃料が溜められる燃料タンクとの間を連通接続する燃料供給管の給油部構造であって、
    前記燃料供給管は、前記給油口の側に設けられるブラケットと、前記燃料タンクの側に設けられて前記ブラケットが連通接続するように組み付けられる燃料導管とを有し、
    前記ブラケットは、前記給油口を開閉するシャッタを備えるキャップレス機構部と、前記燃料導管の内周壁部に設けられる係合部に係合する爪部と、該ブラケットの外周壁部に設けられて環状のシール部材を収容する溝部と、を有し、
    前記ブラケットの溝部は、前記燃料導管に対する前記ブラケットの組み付け状態下で、前記爪部に対して前記燃料導管の給油口側端部の側に位置している、
    ことを特徴とする燃料供給管の給油部構造。
  2. 請求項1に記載の燃料供給管の給油部構造であって、
    前記ブラケットの溝部は、前記組み付け状態下で前記燃料導管の内周壁部と前記ブラケットの外周壁部とが重なる範囲の部位であって前記燃料導管の前記給油口側端部の近傍に設けられる、
  3. 請求項1または2に記載の燃料供給管の給油部構造であって、
    略円筒形状の前記燃料導管の係合部は、当該燃料導管の内周壁部における周方向に分散させて内方を指向し袋状に複数突設されており、
    略円筒形状の前記ブラケットの爪部は、前記燃料導管の係合部に係る複数の突設位置に対応する位置にそれぞれ設けられ、
    前記ブラケットの周壁部は、前記組み付け状態下で前記複数の係合部間の周方向にわたって現れる中間部に位置するように設けられる、
    ことを特徴とする燃料供給管の給油部構造。
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