JPH0958009A - インクカートリッジ及びその梱包ケース及び梱包方法 - Google Patents
インクカートリッジ及びその梱包ケース及び梱包方法Info
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- JPH0958009A JPH0958009A JP7215085A JP21508595A JPH0958009A JP H0958009 A JPH0958009 A JP H0958009A JP 7215085 A JP7215085 A JP 7215085A JP 21508595 A JP21508595 A JP 21508595A JP H0958009 A JPH0958009 A JP H0958009A
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- Japan
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- ink cartridge
- ink
- nozzle
- case
- ejection portion
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17533—Storage or packaging of ink cartridges
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- Ink Jet (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】インクカートリッジを梱包するにあたり、粘着
剤を用いずに、かつ、簡便な方法でシール能力の向上を
図る。 【解決手段】インク滴を吐出するノズル４と、インクを
該吐出部に供給するインクを内包するインクカートリッ
ジ１００の梱包方法において、ノズル４を覆うための、
可撓性材料で形成されているノズル押さえ２０３の前面
にノズル４が位置するように、インクカートリッジ１０
０をインクカートリッジ保持手段２００に固定し、イン
クカートリッジ１００を、インクカートリッジ保持手段
２００と共に袋状部材３００に収納した後、該袋状部材
を減圧密封する。
剤を用いずに、かつ、簡便な方法でシール能力の向上を
図る。 【解決手段】インク滴を吐出するノズル４と、インクを
該吐出部に供給するインクを内包するインクカートリッ
ジ１００の梱包方法において、ノズル４を覆うための、
可撓性材料で形成されているノズル押さえ２０３の前面
にノズル４が位置するように、インクカートリッジ１０
０をインクカートリッジ保持手段２００に固定し、イン
クカートリッジ１００を、インクカートリッジ保持手段
２００と共に袋状部材３００に収納した後、該袋状部材
を減圧密封する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタのインクカートリッジに係わるもので、特にシール
部材を用いて確実にインク吐出部をシールするインクカ
ートリッジの梱包方法に関する。
ンタのインクカートリッジに係わるもので、特にシール
部材を用いて確実にインク吐出部をシールするインクカ
ートリッジの梱包方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の技術は、特開平３−２３４
６５９に示すようにシール部材をインク吐出部に押圧す
る押圧部材を有し、記録ヘッドによる非記録時にインク
吐出部を密閉することによりシールできるようにするも
のであった。また、これは、インク吐出部の密閉を行う
に際し、粘着剤を有したシール部材を直接インク吐出部
に接着しシールするものであった。
６５９に示すようにシール部材をインク吐出部に押圧す
る押圧部材を有し、記録ヘッドによる非記録時にインク
吐出部を密閉することによりシールできるようにするも
のであった。また、これは、インク吐出部の密閉を行う
に際し、粘着剤を有したシール部材を直接インク吐出部
に接着しシールするものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、インク吐出部を密閉するためにシール部材の外
側からインク吐出部を覆う専用の押圧部材を使用しなく
ては確実なシールを行うことができない。
術では、インク吐出部を密閉するためにシール部材の外
側からインク吐出部を覆う専用の押圧部材を使用しなく
ては確実なシールを行うことができない。
【０００４】また、シール部材の粘着剤面をインク吐出
部に押圧しているため、放置等によりインク吐出部内部
に粘着剤が侵入したり、インク吐出部近傍に粘着剤が付
着し印字品質の低下を招くという問題点も有していた。
部に押圧しているため、放置等によりインク吐出部内部
に粘着剤が侵入したり、インク吐出部近傍に粘着剤が付
着し印字品質の低下を招くという問題点も有していた。
【０００５】さらには、シール部材がインク吐出部に触
れると、毛細管現象により、インクが滲み出てくるた
め、シール部材のみでは完全に吐出部を密閉することは
難しかった。そのため前述の押圧部材を併用する必要が
あった。
れると、毛細管現象により、インクが滲み出てくるた
め、シール部材のみでは完全に吐出部を密閉することは
難しかった。そのため前述の押圧部材を併用する必要が
あった。
【０００６】そこで本発明はこのような欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
インク吐出部への粘着剤の侵入及び付着のおそれのある
粘着手段を用いずに、かつシール能力（吐出部の密閉
性）を向上させることにある。さらには、専用の押圧部
材を用いることなく、簡便な方法でシール能力の向上を
図ることを目的とする。
ためになされたものであり、その目的とするところは、
インク吐出部への粘着剤の侵入及び付着のおそれのある
粘着手段を用いずに、かつシール能力（吐出部の密閉
性）を向上させることにある。さらには、専用の押圧部
材を用いることなく、簡便な方法でシール能力の向上を
図ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、インク滴を吐出する吐出部と、インクを
該吐出部に供給するインク供給手段を備えたインクカー
トリッジを梱包するインクカートリッジ梱包ケースにお
いて、前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形成され
ているノズル押さえ手段と、該ノズル押さえ手段の前面
に前記吐出部が位置するように前記インクカートリッジ
を保持するインクカートリッジ保持手段と、前記吐出部
が、前記ノズル押さえ手段に覆われた状態にあるインク
カートリッジを、前記インクカートリッジ保持手段と共
に収納し、それらを収納した状態で、減圧密封される袋
状部材とを有することを特徴とする。
決するために、インク滴を吐出する吐出部と、インクを
該吐出部に供給するインク供給手段を備えたインクカー
トリッジを梱包するインクカートリッジ梱包ケースにお
いて、前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形成され
ているノズル押さえ手段と、該ノズル押さえ手段の前面
に前記吐出部が位置するように前記インクカートリッジ
を保持するインクカートリッジ保持手段と、前記吐出部
が、前記ノズル押さえ手段に覆われた状態にあるインク
カートリッジを、前記インクカートリッジ保持手段と共
に収納し、それらを収納した状態で、減圧密封される袋
状部材とを有することを特徴とする。
【０００８】更に、好ましい実施形態としては、前記ノ
ズル押さえ手段の前記吐出部に接触する面が粘着剤が塗
布されていないプラスチックフィルムが固着されてい
る。前記インクカートリッジ保持手段として、好ましい
ものは、緩衝材であり、前記袋状部材は、アルミ製パッ
クである。
ズル押さえ手段の前記吐出部に接触する面が粘着剤が塗
布されていないプラスチックフィルムが固着されてい
る。前記インクカートリッジ保持手段として、好ましい
ものは、緩衝材であり、前記袋状部材は、アルミ製パッ
クである。
【０００９】また更に、本発明の一実施形態では、前記
吐出部よりインク滴を吐出させるための電気信号を外部
から受信するための端子部がインクカートリッジに設け
られているが、この端子部を覆うための、可撓性材料で
形成された端子部押さえ手段を収納ケースに設けても良
い。この端子押さえ手段と、前記ノズル押さえ手段は、
１つの部材に形成されてもよい。
吐出部よりインク滴を吐出させるための電気信号を外部
から受信するための端子部がインクカートリッジに設け
られているが、この端子部を覆うための、可撓性材料で
形成された端子部押さえ手段を収納ケースに設けても良
い。この端子押さえ手段と、前記ノズル押さえ手段は、
１つの部材に形成されてもよい。
【００１０】このようなインクカートリッジ収納ケース
に収納されるインクカートリッジは、前記吐出部と前記
端子部が互いに異なる面に形成されていることが好まし
い。
に収納されるインクカートリッジは、前記吐出部と前記
端子部が互いに異なる面に形成されていることが好まし
い。
【００１１】また、本発明のインクカートリッジは、イ
ンク滴を吐出する吐出部と、インクを該吐出部に供給す
るインク供給手段を備えたインクカートリッジの梱包方
法において、前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形
成されているノズル押さえ手段の前面に前記吐出部が位
置するように、前記インクカートリッジをインクカート
リッジ保持手段に固定し、前記インクカートリッジを、
前記インクカートリッジ保持手段と共に袋状部材に収納
した後、該袋状部材を減圧密封することを特徴とする。
ンク滴を吐出する吐出部と、インクを該吐出部に供給す
るインク供給手段を備えたインクカートリッジの梱包方
法において、前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形
成されているノズル押さえ手段の前面に前記吐出部が位
置するように、前記インクカートリッジをインクカート
リッジ保持手段に固定し、前記インクカートリッジを、
前記インクカートリッジ保持手段と共に袋状部材に収納
した後、該袋状部材を減圧密封することを特徴とする。
【００１２】
【作用】本発明の上記の構成によれば、粘着剤がノズル
に接触する面に塗布されていないプラスチックフィルム
を表面に固着した可撓性のノズル押さえ部材が、インク
カートリッジの吐出部に接触した状態で、インクカート
リッジをアルミパックに収納した後、該アルミパックを
減圧密封する。このとき、アルミパック内外の気圧差に
より、アルミパックは収縮し、ノズル押さえ部材は、ア
ルミパックに押圧され、インクカートリッジの吐出部に
密着する。すなわち、ノズルのシールを行う際に、粘着
剤を用いる必要がなく、インク吐出部への粘着剤の侵入
及び付着等の不具合が生じるおそれがない。また、アル
ミパックを減圧密封することにより、自動的に、吐出部
の密封が行われるため、吐出部の密封のため、専用の押
圧部材を用いる必要がない。
に接触する面に塗布されていないプラスチックフィルム
を表面に固着した可撓性のノズル押さえ部材が、インク
カートリッジの吐出部に接触した状態で、インクカート
リッジをアルミパックに収納した後、該アルミパックを
減圧密封する。このとき、アルミパック内外の気圧差に
より、アルミパックは収縮し、ノズル押さえ部材は、ア
ルミパックに押圧され、インクカートリッジの吐出部に
密着する。すなわち、ノズルのシールを行う際に、粘着
剤を用いる必要がなく、インク吐出部への粘着剤の侵入
及び付着等の不具合が生じるおそれがない。また、アル
ミパックを減圧密封することにより、自動的に、吐出部
の密封が行われるため、吐出部の密封のため、専用の押
圧部材を用いる必要がない。
【００１３】
（インクカートリッジ）以下、図７、図８を用いて、本
発明のインクカートリッジについて説明する。
発明のインクカートリッジについて説明する。
【００１４】図７は本発明の実施例におけるインクカー
トリッジの構成を示す分解斜視図であり、図８は、同じ
くインクカートリッジの一部であるインクジェットヘッ
ド接続ユニット（インクジェットヘッド１０、ケース３
０、４０からなる部分）の断面図である。
トリッジの構成を示す分解斜視図であり、図８は、同じ
くインクカートリッジの一部であるインクジェットヘッ
ド接続ユニット（インクジェットヘッド１０、ケース３
０、４０からなる部分）の断面図である。
【００１５】インクカートリッジ１００は、第１のケー
ス部材４０（以下便宜上ヘッドケースと呼ぶ）、第２の
ケース部材３０（以下ノズルケース３０と呼ぶ）とイン
クジェットヘッド１０とからなるインクジェットヘッド
接続ユニットと、インク袋５０及びインクケース６０と
からなるインク供給部とから構成されている。
ス部材４０（以下便宜上ヘッドケースと呼ぶ）、第２の
ケース部材３０（以下ノズルケース３０と呼ぶ）とイン
クジェットヘッド１０とからなるインクジェットヘッド
接続ユニットと、インク袋５０及びインクケース６０と
からなるインク供給部とから構成されている。
【００１６】ノズルケース３０はＡＳ，ＡＢＳ、ＰＳＦ
（ポリサルフォン）等の樹脂部材から構成されており中
央部には、インクジェットヘッド１０が装着されたと
き、そのノズル４が現れる開口部３１ａを備えたノズル
プレート部３１が設けられ、その周辺部分にはインク止
め溝３２が設けられている。このインク止め溝３２は、
ノズルの目詰まり、インク流路内の気泡の発生等による
吐出不良発生時に回復処理動作（例えば、外部からイン
ク袋５０を押圧することで増粘したインク、気泡を排出
する動作（プライミングともいう））でノズルより排出
されたインクをその表面張力により止めておくようにし
たものであり、この溝の内側にはそのときに排出された
インクが表面張力をもった状態で保持される。そして、
使用者は、この排出されたインクの量を観察することに
よって、プライミングを行う。即ち、溝の内側一杯にイ
ンクが排出されたとき適量なプライミングが行われるよ
うに、溝の内側の面積が予め設定されている。
（ポリサルフォン）等の樹脂部材から構成されており中
央部には、インクジェットヘッド１０が装着されたと
き、そのノズル４が現れる開口部３１ａを備えたノズル
プレート部３１が設けられ、その周辺部分にはインク止
め溝３２が設けられている。このインク止め溝３２は、
ノズルの目詰まり、インク流路内の気泡の発生等による
吐出不良発生時に回復処理動作（例えば、外部からイン
ク袋５０を押圧することで増粘したインク、気泡を排出
する動作（プライミングともいう））でノズルより排出
されたインクをその表面張力により止めておくようにし
たものであり、この溝の内側にはそのときに排出された
インクが表面張力をもった状態で保持される。そして、
使用者は、この排出されたインクの量を観察することに
よって、プライミングを行う。即ち、溝の内側一杯にイ
ンクが排出されたとき適量なプライミングが行われるよ
うに、溝の内側の面積が予め設定されている。
【００１７】ノズルケース３０の背面の開口部外周に
は、後述する接着溝を形成するための突起壁３６が形成
されている。また、ノズルケース３０の背面には、ヘッ
ドケースと結合するためのピン３３が２個設けられてい
る。ノズルケース３０の正面の下部には接着剤注入口３
４が設けられ、その接着剤注入口３４は後述する接着剤
溝に連通している。ヘッドケース４０はＰＳＦ（ポリサ
ルフォン）、ＰＣ（ポリカーボネイト）、ＡＢＳ等の透
明部材から構成されており、そのノズルケース３０と対
向する側には係合穴４３が形成されており、これにノズ
ルケースのピン３３が圧入され、ノズルケース３０がヘ
ッドケース４０に結合される。また、ヘッドケース４０
の正面のほぼ中央には、ノズルケースの突起壁３６が挿
入される開口部４１が形成されており、その開口部の中
央にはノズルケースの開口部３１ａと同様な形状の開口
部４２（図８に示す）が設けられている。この開口部４
２には、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７
側が収納される。
は、後述する接着溝を形成するための突起壁３６が形成
されている。また、ノズルケース３０の背面には、ヘッ
ドケースと結合するためのピン３３が２個設けられてい
る。ノズルケース３０の正面の下部には接着剤注入口３
４が設けられ、その接着剤注入口３４は後述する接着剤
溝に連通している。ヘッドケース４０はＰＳＦ（ポリサ
ルフォン）、ＰＣ（ポリカーボネイト）、ＡＢＳ等の透
明部材から構成されており、そのノズルケース３０と対
向する側には係合穴４３が形成されており、これにノズ
ルケースのピン３３が圧入され、ノズルケース３０がヘ
ッドケース４０に結合される。また、ヘッドケース４０
の正面のほぼ中央には、ノズルケースの突起壁３６が挿
入される開口部４１が形成されており、その開口部の中
央にはノズルケースの開口部３１ａと同様な形状の開口
部４２（図８に示す）が設けられている。この開口部４
２には、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７
側が収納される。
【００１８】インクジェットヘッド１０の一方の端部に
はノズル４が形成され、他方の端部にはインク取込口２
７が形成されている。インクジェットヘッド１０の内部
には、複数の圧力発生素子が列状に配置されている。本
実施例の場合、図８に示すように、圧力発生素子は、所
定の空隙を以て対向する振動板５及び個別電極２１から
なる静電アクチュエータ８０で構成されている。この静
電アクチュエータ８０に充電が行われ、ここに発生する
静電気力によって、振動板５は、個別電極２１側に撓
む。これにより、吐出室６内の圧力が低下し、リザーバ
８から吐出室６内にインクが引き込まれる。その後、充
電を停止し、静電アクチュエータ８０に蓄えられた電荷
を急激に放電すると、振動板自体の弾性力で振動板５
は、元の形状に復元する。この時、吐出室６内の圧力が
急激に上昇し、ノズル４よりインク液滴１０４が吐出さ
れる。
はノズル４が形成され、他方の端部にはインク取込口２
７が形成されている。インクジェットヘッド１０の内部
には、複数の圧力発生素子が列状に配置されている。本
実施例の場合、図８に示すように、圧力発生素子は、所
定の空隙を以て対向する振動板５及び個別電極２１から
なる静電アクチュエータ８０で構成されている。この静
電アクチュエータ８０に充電が行われ、ここに発生する
静電気力によって、振動板５は、個別電極２１側に撓
む。これにより、吐出室６内の圧力が低下し、リザーバ
８から吐出室６内にインクが引き込まれる。その後、充
電を停止し、静電アクチュエータ８０に蓄えられた電荷
を急激に放電すると、振動板自体の弾性力で振動板５
は、元の形状に復元する。この時、吐出室６内の圧力が
急激に上昇し、ノズル４よりインク液滴１０４が吐出さ
れる。
【００１９】インクジェットヘッド内に列状に配置され
た圧力発生素子に信号を送出するためのヘッドＦＰＣ１
０１（フレキシブル・プリント・サーキット）は、ヘッ
ドケース４０の溝４９に挿入され、ＦＰＣの端子部１０
２は、インクケース６０の下面に固着される。インクカ
ートリッジがキャリッジ（不図示）に装着されたとき、
キャリッジに設けられている端子とＦＰＣの端子１０２
は、電気的に接続される。
た圧力発生素子に信号を送出するためのヘッドＦＰＣ１
０１（フレキシブル・プリント・サーキット）は、ヘッ
ドケース４０の溝４９に挿入され、ＦＰＣの端子部１０
２は、インクケース６０の下面に固着される。インクカ
ートリッジがキャリッジ（不図示）に装着されたとき、
キャリッジに設けられている端子とＦＰＣの端子１０２
は、電気的に接続される。
【００２０】このようにインクジェットヘッド１０が収
納されたヘッドケース４０に、蓋をするように、ノズル
ケース３０が結合される。ノズルケース３０の突起壁３
６の内側には、インクジェットヘッドを挟み込む一対の
爪３７が設けられており、これらは、ケースの結合に際
し、インクジェットヘッド１０をヘッドケース４０の開
口部４２の底面に押しつけるように作用する。これによ
り、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７側の
面が、ヘッドケース４０の開口部の底面に密着し、か
つ、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７とヘ
ッドケース４０の開口部の底面に設けられたインク供給
口（不図示）と連通した状態で、ケース内部にインクジ
ェットヘッド１０が支持される。また、爪３７は、ケー
スに対して、インクジェットヘッド１０の位置を決める
機能も有している。
納されたヘッドケース４０に、蓋をするように、ノズル
ケース３０が結合される。ノズルケース３０の突起壁３
６の内側には、インクジェットヘッドを挟み込む一対の
爪３７が設けられており、これらは、ケースの結合に際
し、インクジェットヘッド１０をヘッドケース４０の開
口部４２の底面に押しつけるように作用する。これによ
り、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７側の
面が、ヘッドケース４０の開口部の底面に密着し、か
つ、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７とヘ
ッドケース４０の開口部の底面に設けられたインク供給
口（不図示）と連通した状態で、ケース内部にインクジ
ェットヘッド１０が支持される。また、爪３７は、ケー
スに対して、インクジェットヘッド１０の位置を決める
機能も有している。
【００２１】図８に示すように、結合されたケース内部
には、ヘッドケースの開口部４１とノズルケースの突起
壁３６によりインクジェットヘッド１０のインク供給口
２７にほど近い外周部の一周にわたり帯状に空間（接着
溝４８）が形成される。
には、ヘッドケースの開口部４１とノズルケースの突起
壁３６によりインクジェットヘッド１０のインク供給口
２７にほど近い外周部の一周にわたり帯状に空間（接着
溝４８）が形成される。
【００２２】ノズルケース３０には、接着剤注入口３４
と、注入管３５が設けられており、この接着剤溝４８に
は、注入管３５を介して、接着剤注入口３４から、例え
ば、注射針が装着されたディスペンサーを用いて注入さ
れた接着剤が充填される。これにより、インクジェット
ヘッド１０のインク供給口２７の周囲が接着剤で封止さ
れ、インクジェットヘッド１０がケースに固着される。
と、注入管３５が設けられており、この接着剤溝４８に
は、注入管３５を介して、接着剤注入口３４から、例え
ば、注射針が装着されたディスペンサーを用いて注入さ
れた接着剤が充填される。これにより、インクジェット
ヘッド１０のインク供給口２７の周囲が接着剤で封止さ
れ、インクジェットヘッド１０がケースに固着される。
【００２３】インクジェットヘッド接続ユニットは、こ
のように接合され、インク供給部からノズルまで完全な
連通状態が得られる。即ち、ヘッドケース４０の背面に
形成されているインク供給管４７から供給されたインク
が、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７へ供
給され、ヘッド内部の圧力発生手段を駆動することによ
りノズル４からインク液滴１０４として吐出される。
のように接合され、インク供給部からノズルまで完全な
連通状態が得られる。即ち、ヘッドケース４０の背面に
形成されているインク供給管４７から供給されたインク
が、インクジェットヘッド１０のインク取込口２７へ供
給され、ヘッド内部の圧力発生手段を駆動することによ
りノズル４からインク液滴１０４として吐出される。
【００２４】ヘッドケース４０の正面の上部にはインク
注入口４４が設けられ、インク注入時以外には栓４７が
圧入されている。この栓４７は圧入した際にごみが出な
いようように配慮されており、例えばナイロン部材等か
ら構成されているが、ポリイミド等の軟らかい樹脂又は
金属球のようなものでもよい。ヘッドケースの背面には
インク供給管４７が形成されており、その入口にはフィ
ルタ５５が熱溶着されている。また、ヘッドケースの背
面にはインクケース６０と結合するためのピン４５が複
数個設けられている。
注入口４４が設けられ、インク注入時以外には栓４７が
圧入されている。この栓４７は圧入した際にごみが出な
いようように配慮されており、例えばナイロン部材等か
ら構成されているが、ポリイミド等の軟らかい樹脂又は
金属球のようなものでもよい。ヘッドケースの背面には
インク供給管４７が形成されており、その入口にはフィ
ルタ５５が熱溶着されている。また、ヘッドケースの背
面にはインクケース６０と結合するためのピン４５が複
数個設けられている。
【００２５】インク袋５０はその材質は例えばブチルゴ
ムからなり、先端部は図示のように円形の開口部５１か
らなり、開口部５１の縁はパッキン部５２が設けられて
いる。このパッキン５２は、ヘッドケース４０とインク
ケース６０とのよって挟持されてシール構造を形成す
る。
ムからなり、先端部は図示のように円形の開口部５１か
らなり、開口部５１の縁はパッキン部５２が設けられて
いる。このパッキン５２は、ヘッドケース４０とインク
ケース６０とのよって挟持されてシール構造を形成す
る。
【００２６】印字動作を行っていない待機時や、プリン
タから取り外されて放置された状態にあるインクカート
リッジのノズル４から、インクが漏出することを防止す
るために、インクカートリッジ内に構成されるインク経
路内にインクジェットヘッド１０からインクを戻す方向
に働く圧力（負圧）を常に与える必要がある。本実施例
ではインク袋５０のバネ特性（形状回復性）により負圧
を得ている。
タから取り外されて放置された状態にあるインクカート
リッジのノズル４から、インクが漏出することを防止す
るために、インクカートリッジ内に構成されるインク経
路内にインクジェットヘッド１０からインクを戻す方向
に働く圧力（負圧）を常に与える必要がある。本実施例
ではインク袋５０のバネ特性（形状回復性）により負圧
を得ている。
【００２７】インクケース６０はヘッドケース４０と同
様に、ＰＳＦ（ポリサルフォン）、ＰＣ（ポリカーボネ
イト）、ＡＢＳ等の透明部材から構成されており、その
ヘッドケース４０に対向する側には開口部６１が形成さ
れており、それにはインク袋５０が収納される。また、
係合穴６２が形成されており、これにはヘッドケースの
ピン４５が圧入して固定されて、ヘッドケース４０とイ
ンクケース６０とが結合される。インクケース６０の後
部には、インクカートリッジ６０をキャリッジに装着す
る際に、位置決めをおこなうための突起部６３が設けら
れている。これは、後述するように、収納ケースにイン
クカートリッジ１００を収納する際に、インクカートリ
ッジ１００が、収納ケースからずれてしまうことを防止
する役目も果たしている。また、インクケース６０の後
部上方には、インクカートリッジ１０をキャリッジに装
着するときに、インクカートリッジを持ちやすくするた
めに、取っ手６４がもうけられている。
様に、ＰＳＦ（ポリサルフォン）、ＰＣ（ポリカーボネ
イト）、ＡＢＳ等の透明部材から構成されており、その
ヘッドケース４０に対向する側には開口部６１が形成さ
れており、それにはインク袋５０が収納される。また、
係合穴６２が形成されており、これにはヘッドケースの
ピン４５が圧入して固定されて、ヘッドケース４０とイ
ンクケース６０とが結合される。インクケース６０の後
部には、インクカートリッジ６０をキャリッジに装着す
る際に、位置決めをおこなうための突起部６３が設けら
れている。これは、後述するように、収納ケースにイン
クカートリッジ１００を収納する際に、インクカートリ
ッジ１００が、収納ケースからずれてしまうことを防止
する役目も果たしている。また、インクケース６０の後
部上方には、インクカートリッジ１０をキャリッジに装
着するときに、インクカートリッジを持ちやすくするた
めに、取っ手６４がもうけられている。
【００２８】（インクカートリッジ梱包ケース）上述の
ように構成されたインクカートリッジを長時間放置する
と、ノズル４近辺のインク中の水分が蒸発し、粘度が増
加する。また、インクカートリッジを落とす等、カート
リッジに衝撃が加わると、ノズルより、気泡が、カート
リッジ内に取り込まれてしまう。このような状態のイン
クカートリッジでは、もはや、正常なインク吐出を行う
ことができない。
ように構成されたインクカートリッジを長時間放置する
と、ノズル４近辺のインク中の水分が蒸発し、粘度が増
加する。また、インクカートリッジを落とす等、カート
リッジに衝撃が加わると、ノズルより、気泡が、カート
リッジ内に取り込まれてしまう。このような状態のイン
クカートリッジでは、もはや、正常なインク吐出を行う
ことができない。
【００２９】また、インクカートリッジを輸送する際、
何らかの衝撃で、ノズルよりインクが流れだし、インク
カートリッジ自体、もしくは周辺を汚染する恐れがあ
る。このため、インクカートリッジを出荷するに際し、
このような不具合が起こらないように、ノズルを密封し
た状態で、しかも、消費者が、容易にこれを開封できる
ように工夫する必要がある。以下に図１から図６を用い
て、本発明のインクカートリッジ梱包ケースについて説
明する。
何らかの衝撃で、ノズルよりインクが流れだし、インク
カートリッジ自体、もしくは周辺を汚染する恐れがあ
る。このため、インクカートリッジを出荷するに際し、
このような不具合が起こらないように、ノズルを密封し
た状態で、しかも、消費者が、容易にこれを開封できる
ように工夫する必要がある。以下に図１から図６を用い
て、本発明のインクカートリッジ梱包ケースについて説
明する。
【００３０】図１は本発明の実施例におけるインクカー
トリッジ及びインクカートリッジを梱包するための梱包
ケースを示す斜視図である。
トリッジ及びインクカートリッジを梱包するための梱包
ケースを示す斜視図である。
【００３１】２００は、梱包時にインクカートリッジを
所定の位置に保持するための梱包ケースである。この梱
包ケース２００は、例えば、耐水段ボール材等の緩衝材
からなり、図に示すように、インクカートリッジ１００
を包み込む程度の大きさの立方体（図２に図示）を展開
した形に作られている。梱包ケース２００を組み立てた
時に、インクカートリッジ１００の後部が接する面に
は、インクカートリッジの突起部６３が緩挿される孔２
０２が設けられ、インクカートリッジ１００の上部が接
する面には、組立後インクカートリッジを下側に付勢す
る役目をなす段差部２０１が設けられている。
所定の位置に保持するための梱包ケースである。この梱
包ケース２００は、例えば、耐水段ボール材等の緩衝材
からなり、図に示すように、インクカートリッジ１００
を包み込む程度の大きさの立方体（図２に図示）を展開
した形に作られている。梱包ケース２００を組み立てた
時に、インクカートリッジ１００の後部が接する面に
は、インクカートリッジの突起部６３が緩挿される孔２
０２が設けられ、インクカートリッジ１００の上部が接
する面には、組立後インクカートリッジを下側に付勢す
る役目をなす段差部２０１が設けられている。
【００３２】インクカートリッジのノズル４が接する面
には、ノズル押さえ２０３が設けられている。本実施例
では、ノズル押さえ２０３は例えば発砲ウレタンフォー
ム等の発砲材から構成されているが、柔軟性のあるゴム
等のようなものでもよい。ノズル押さえ２０３の表面に
はプラスチックフィルム２０４が、例えば、両面テープ
等用いて、固着されている。また、プラスチックフィル
ム２０４の表面には粘着剤等は塗布されていない。
には、ノズル押さえ２０３が設けられている。本実施例
では、ノズル押さえ２０３は例えば発砲ウレタンフォー
ム等の発砲材から構成されているが、柔軟性のあるゴム
等のようなものでもよい。ノズル押さえ２０３の表面に
はプラスチックフィルム２０４が、例えば、両面テープ
等用いて、固着されている。また、プラスチックフィル
ム２０４の表面には粘着剤等は塗布されていない。
【００３３】ノズル押さえ２０３を構成する発砲ウレタ
ンフォームは、インクカートリッジ１００のノズル４が
接する面と、インクカートリッジ下側の端子部１０２
（図７に図示）が接する面にまたがって梱包ケースに接
着されており、インクカートリッジを内包して組み立て
たとき、ノズル４と、端子部１０２が、発砲ウレタンフ
ォーム上に貼られたプラスチックフィルム２０４に覆わ
れる。このように発砲ウレタンフォームの２０７の部分
は、端子押さえとして機能する。
ンフォームは、インクカートリッジ１００のノズル４が
接する面と、インクカートリッジ下側の端子部１０２
（図７に図示）が接する面にまたがって梱包ケースに接
着されており、インクカートリッジを内包して組み立て
たとき、ノズル４と、端子部１０２が、発砲ウレタンフ
ォーム上に貼られたプラスチックフィルム２０４に覆わ
れる。このように発砲ウレタンフォームの２０７の部分
は、端子押さえとして機能する。
【００３４】このように構成された梱包ケース２００の
上に、インクカートリッジ１００を図１に示すように、
載せた後、梱包ケース２００に設けられた数カ所の折り
曲げ部２０５にそって折り曲げ、図２の形状に組み立て
る。
上に、インクカートリッジ１００を図１に示すように、
載せた後、梱包ケース２００に設けられた数カ所の折り
曲げ部２０５にそって折り曲げ、図２の形状に組み立て
る。
【００３５】その際インクカートリッジの突起部６３は
梱包ケースの穴２０２に挿入されるため、インクカート
リッジ１００は矢印ア、矢印イ方向へずれることがな
い。また、インクカートリッジ１００は、段差部２０１
により矢印ウ方向へ付勢されるため、カートリッジ下側
の端子部１０２も、発砲ウレタンフォーム上のプラスチ
ックフィルム２０４（端子押さえ２０７）に付勢され
る。これにより端子部１０２は柔らかい発砲ウレタンフ
ォーム上のプラスチックフィルム２０４に覆われ保護さ
れる。図２の状態においてノズル４はプラスチックフィ
ルム２０４に当接しているだけであり、ノズル押さえ２
０３によって完全にシールされていない。
梱包ケースの穴２０２に挿入されるため、インクカート
リッジ１００は矢印ア、矢印イ方向へずれることがな
い。また、インクカートリッジ１００は、段差部２０１
により矢印ウ方向へ付勢されるため、カートリッジ下側
の端子部１０２も、発砲ウレタンフォーム上のプラスチ
ックフィルム２０４（端子押さえ２０７）に付勢され
る。これにより端子部１０２は柔らかい発砲ウレタンフ
ォーム上のプラスチックフィルム２０４に覆われ保護さ
れる。図２の状態においてノズル４はプラスチックフィ
ルム２０４に当接しているだけであり、ノズル押さえ２
０３によって完全にシールされていない。
【００３６】次に、このように、インクカートリッジ１
００を、梱包ケース２００に収納した後、図３に示すよ
うに、インクカートリッジ１００を内包した梱包ケース
２００をアルミパック３００に収納する。
００を、梱包ケース２００に収納した後、図３に示すよ
うに、インクカートリッジ１００を内包した梱包ケース
２００をアルミパック３００に収納する。
【００３７】梱包ケース２００にはカートリッジ１００
の側面をアルミパック１０に接触させないように、保護
部２０６（２ヶ所）が設けられており矢印エ、矢印オ方
向に折り曲げた状態で、カートリッジ１００を内包した
梱包ケース２００が、アルミパック１０に挿入される。
の側面をアルミパック１０に接触させないように、保護
部２０６（２ヶ所）が設けられており矢印エ、矢印オ方
向に折り曲げた状態で、カートリッジ１００を内包した
梱包ケース２００が、アルミパック１０に挿入される。
【００３８】図５はアルミパック３００にカートリッジ
１００を内包した梱包ケース２００が挿入された状態を
示す図である。
１００を内包した梱包ケース２００が挿入された状態を
示す図である。
【００３９】アルミパック３００と梱包ケース２００と
には隙間部１２が形成されるような形状のアルミパック
が用いられる。この状態においてアルミパック３００は
減圧装置にセットされる。本実施例では、アルミパック
３００内部を２５０ｔｏｒｒで減圧させている。所定の
減圧が終了した後、図４に示すように、アルミパック３
００の上部３０１を熱圧着し、減圧装置からアルミパッ
ク３００を取り出し、梱包が終了する。
には隙間部１２が形成されるような形状のアルミパック
が用いられる。この状態においてアルミパック３００は
減圧装置にセットされる。本実施例では、アルミパック
３００内部を２５０ｔｏｒｒで減圧させている。所定の
減圧が終了した後、図４に示すように、アルミパック３
００の上部３０１を熱圧着し、減圧装置からアルミパッ
ク３００を取り出し、梱包が終了する。
【００４０】この状態になれば外からの空気の侵入は全
くなくなる。アルミパック３００の内部を減圧すること
により、アルミパックの内外に気圧差が生じ、図６に示
すように、アルミパックは収縮する。このとき、梱包ケ
ース２００には、図６に示す矢印カ方向に、押圧する力
が働き、ノズル４は、ノズル押さえ２０３に押さえつけ
られる。
くなくなる。アルミパック３００の内部を減圧すること
により、アルミパックの内外に気圧差が生じ、図６に示
すように、アルミパックは収縮する。このとき、梱包ケ
ース２００には、図６に示す矢印カ方向に、押圧する力
が働き、ノズル４は、ノズル押さえ２０３に押さえつけ
られる。
【００４１】これにより、ノズル４は、プラスチックフ
ィルム２０４により完全に密封され、外気から遮断され
る。また、インクカートリッジ下面の端子部１０２もプ
ラスチックフィルム２０４に密着する。
ィルム２０４により完全に密封され、外気から遮断され
る。また、インクカートリッジ下面の端子部１０２もプ
ラスチックフィルム２０４に密着する。
【００４２】尚、本実施例のインクカートリッジでは、
ノズル４と端子部１０２がカートリッジの異なる面に配
置されているが、梱包時に、万が一、ノズルより流れ出
したインクが、端子部に接触してしまうことを防止する
ために、このような配置にすることが好ましいためであ
る。
ノズル４と端子部１０２がカートリッジの異なる面に配
置されているが、梱包時に、万が一、ノズルより流れ出
したインクが、端子部に接触してしまうことを防止する
ために、このような配置にすることが好ましいためであ
る。
【００４３】また、上述したインクカートリッジは、本
発明の一実施形態にすぎず、インクを内包し、インク滴
を吐出するためのノズルを有するインクカートリッジで
あれば、いかなる形態のものであっても、本発明のイン
クカートリッジ梱包ケースに、適応可能である。
発明の一実施形態にすぎず、インクを内包し、インク滴
を吐出するためのノズルを有するインクカートリッジで
あれば、いかなる形態のものであっても、本発明のイン
クカートリッジ梱包ケースに、適応可能である。
【００４４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、粘着
剤を塗布していないプラスチックフィルムでノズルをシ
ールすることによりインクの滲み出しによって生じるシ
ール不良を防止でき、また粘着剤がヘッドチップ内部に
侵入及び付着することがないため、良好なインクカート
リッジを提供することができる。
剤を塗布していないプラスチックフィルムでノズルをシ
ールすることによりインクの滲み出しによって生じるシ
ール不良を防止でき、また粘着剤がヘッドチップ内部に
侵入及び付着することがないため、良好なインクカート
リッジを提供することができる。
【００４５】インク吐出部を密閉するためにシール部材
の外側からインク吐出部を覆う専用の押圧部材を使用し
なくても確実なシールを行えるため専用の押圧部材が不
要となる。ゆえに専用の押圧部材を用いる必要がなく、
コストダウンを図ることが可能となる。
の外側からインク吐出部を覆う専用の押圧部材を使用し
なくても確実なシールを行えるため専用の押圧部材が不
要となる。ゆえに専用の押圧部材を用いる必要がなく、
コストダウンを図ることが可能となる。
【００４６】さらには、ノズル、端子等、保護する面が
異なる２ヶ所にある場合に一つのシール部材で同時にシ
ールすることができコストダウンを図ることができる。
異なる２ヶ所にある場合に一つのシール部材で同時にシ
ールすることができコストダウンを図ることができる。
【００４７】以上本発明によれば上記のような多大な効
果が得られる。
果が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示すインクカートリッジ及
びそれを収納するための梱包ケースの斜視図。
びそれを収納するための梱包ケースの斜視図。
【図２】図１において、梱包ケースを組み立てた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図３】図２に示す、インクカートリッジを内包する梱
包ケースをアルミパックに挿入する様子を示す斜視図。
包ケースをアルミパックに挿入する様子を示す斜視図。
【図４】図３において、梱包が終了したインクカートリ
ッジ梱包ケースを示す斜視図。
ッジ梱包ケースを示す斜視図。
【図５】図３において、アルミパックに収納されたイン
クカートリッジを示す側面図。
クカートリッジを示す側面図。
【図６】図５において、減圧されたアルミパックに収納
されたインクカートリッジを示す側面図。
されたインクカートリッジを示す側面図。
【図７】本発明の一実施例を示すインクカートリッジの
斜視図。
斜視図。
【図８】図７において、インクジェットヘッド接続ユニ
ット近辺を示す断面図。
ット近辺を示す断面図。
４ ノズル １０ インクジェットヘッド ５０ インク袋 １００ インクカートリッジ １０２ 端子部 ２００ 梱包ケース ２０３ ノズル押さえ ２０７ 端子押さえ ２０４ プラスチックフィルム ３００ アルミパック
Claims (9)
- 【請求項１】 インク滴を吐出する吐出部と、インクを
該吐出部に供給するインク供給手段を備えたインクカー
トリッジを梱包するインクカートリッジ梱包ケースにお
いて、 前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形成されている
ノズル押さえ手段と、該ノズル押さえ手段の前面に前記
吐出部が位置するように前記インクカートリッジを保持
するインクカートリッジ保持手段と、 前記吐出部が、前記ノズル押さえ手段に覆われた状態に
あるインクカートリッジを、前記インクカートリッジ保
持手段と共に収納し、それらを収納した状態で、減圧密
封される袋状部材とを有することを特徴とするインクカ
ートリッジ梱包ケース。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ノズル押さえ手
段の前記吐出部に接触する面が粘着剤が塗布されていな
いことをことを特徴とするインクカートリッジ梱包ケー
ス。 - 【請求項３】 請求項１及び２において、前記ノズル押
さえ手段の前記吐出部に接触する面に、プラスチックフ
ィルムが固着されていることを特徴とするインクカート
リッジ梱包ケース。 - 【請求項４】 請求項１において、前記インクカートリ
ッジ保持手段が、緩衝材で形成されていることを特徴と
するインクカートリッジ梱包ケース。 - 【請求項５】 請求項１において、前記袋状部材が、ア
ルミ製パックであることを特徴とするインクカートリッ
ジ梱包ケース。 - 【請求項６】請求項１において、更に、前記吐出部より
インク滴を吐出させるための電気信号を外部から受信す
るために、前記インクカートリッジに設けられた端子部
を覆うための、可撓性材料で形成された端子部押さえ手
段を有することを特徴とするインクカートリッジ梱包ケ
ース。 - 【請求項７】 請求項６において、前記端子押さえ手段
と、前記ノズル押さえ手段は、１つの部材に形成されて
いることを特徴とするインクカートリッジ梱包ケース。 - 【請求項８】 請求項６及び７記載のインクカートリッ
ジ梱包ケースに収納されるインクカートリッジであっ
て、前記吐出部と前記端子部が互いに異なる面に形成さ
れていることを特徴とするインクカートリッジ。 - 【請求項９】 インク滴を吐出する吐出部と、インクを
該吐出部に供給するインク供給手段を備えたインクカー
トリッジの梱包方法において、 前記吐出部を覆うための、可撓性材料で形成されている
ノズル押さえ手段の前面に前記吐出部が位置するよう
に、前記インクカートリッジをインクカートリッジ保持
手段に固定し、 前記インクカートリッジを、前記インクカートリッジ保
持手段と共に袋状部材に収納した後、該袋状部材を減圧
密封することを特徴とするインクカートリッジの梱包方
法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215085A JPH0958009A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクカートリッジ及びその梱包ケース及び梱包方法 |
| TW088201510U TW380504U (en) | 1995-08-23 | 1996-08-12 | Ink cartridge package and packaging method |
| KR1019960034312A KR100208928B1 (ko) | 1995-08-23 | 1996-08-20 | 잉크 카트리지의 패키지 및 그 포장방법과 그에따라 포장되는 잉크 카트리지 |
| US08/701,298 US5812166A (en) | 1995-08-23 | 1996-08-21 | Ink cartridge package, assembly and packing method thereof, and ink cartridge packed using same |
| DE69610884T DE69610884T2 (de) | 1995-08-23 | 1996-08-22 | Verpackung für Tintenstrahlpatrone und Verpackungsverfahren |
| CN96113314A CN1103689C (zh) | 1995-08-23 | 1996-08-22 | 墨盒包装件及墨盒包装方法 |
| EP96113482A EP0761450B1 (en) | 1995-08-23 | 1996-08-22 | Ink cartridge package and packaging method |
| HK98115573A HK1014255A1 (en) | 1995-08-23 | 1998-12-24 | Ink cartridge package and packaging method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215085A JPH0958009A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクカートリッジ及びその梱包ケース及び梱包方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958009A true JPH0958009A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16666509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7215085A Pending JPH0958009A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | インクカートリッジ及びその梱包ケース及び梱包方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5812166A (ja) |
| EP (1) | EP0761450B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0958009A (ja) |
| KR (1) | KR100208928B1 (ja) |
| CN (1) | CN1103689C (ja) |
| DE (1) | DE69610884T2 (ja) |
| HK (1) | HK1014255A1 (ja) |
| TW (1) | TW380504U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0864428A2 (en) * | 1997-03-12 | 1998-09-16 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recorder and method of manufacturing same |
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| US7110024B1 (en) | 1997-07-15 | 2006-09-19 | Silverbrook Research Pty Ltd | Digital camera system having motion deblurring means |
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