JP2001199082A - インクカートリッジ、インクジェット記録装置、及びインクカートリッジの装着方法 - Google Patents

インクカートリッジ、インクジェット記録装置、及びインクカートリッジの装着方法

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JP2001199082A
JP2001199082A JP2000299196A JP2000299196A JP2001199082A JP 2001199082 A JP2001199082 A JP 2001199082A JP 2000299196 A JP2000299196 A JP 2000299196A JP 2000299196 A JP2000299196 A JP 2000299196A JP 2001199082 A JP2001199082 A JP 2001199082A
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ink cartridge
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ink supply
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Takero Seino
健朗 情野
Takahiro Naka
隆廣 中
Koichi Toba
浩一 鳥羽
Satoshi Shinada
聡 品田
Tomio Yokoyama
富夫 横山
Hisashi Koike
尚志 小池
Yasuhiko Kamijo
寧彦 上條
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気を流入させることなく、インク供給針に
装着できるインクカートリッジを提供すること。 【解決手段】 少なくとも物理保護層と気密保持層の2
層から構成され、かつ物理保護層にスリットが形成され
たシール材7によりインク供給口4が封止されていて、
インクカートリッジを装着すると、インク導入部材42
の先端42aがインク供給口4を封止しているシール材
7を、これに形成されているスリット52から引き裂い
て、パッキン45の空間60の圧力を上昇させることな
く、大気に開放させ、その後にインク導入部材42がパ
ッキン45に貫入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷信号に対応し
てインク滴を吐出する記録ヘッドにインクを供給する着
脱可能なインクカートリッジ、インクカートリッジによ
りインクの補給が可能なインクジェット記録装置、イン
クカートリッジの装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置の記録ヘッド
は、インク供給流路を介してインクカートリッジに接続
され、インクカートリッジからインクの供給を受けるよ
うに構成されている。そして、インクの補給を可能なら
しめるため、インクカートリッジにインク供給口を、ま
たインク供給流路に中空針を設け、インクカートリッジ
の装填により中空針をインク供給口に挿入、結合させる
ように構成されている。
【0003】このようなインクカートリッジは、流通過
程等におけるインクの漏れ出しを防止するため、インク
供給口にはインク導入部材の挿通が可能なフィルムによ
り封止されている。一方、インクの交換により記録媒体
に適したインクへの切換えを可能としたインクカートリ
ッジにあっては、特開平5-229137号公報や特開平9-1748
76号公報に見られるようにインク供給口の上端、つまり
インク収容領域側にインク導入部材の挿入により開弁す
る弁手段が設けられている。このようなインクカートリ
ッジは、弁手段を構成する部品のわずかな寸法誤差や表
面の窪み、あるいは弁部分への小さな塵の付着によっ
て、インクカ一トリッジの組み立て工程、輸送および保
存等の間に、弁部を通じて、空気の流入や、インクの漏
れ出しが発生する可能性がある。特にインク室内を大気
圧より低い減圧状態におくとき、あるいはインクカート
リッジを減圧状態にパッキングした状態におくときはそ
の可能性が高まる。また輸送中の振動や落下、温度変化
なども空気の流入やインク漏れ出しの原因となり得る。
このため、インクカートリッジから記録ヘッドにインク
を供給するインク導入部材、例えば先の尖った中空針が
挿入できる程度の強度を備えたフィルムからなるシール
材によりインク供給口を封止して空気の浸入やインクの
漏れ出しを防止することが行われている。
【0004】この結果、図26に示したように インク
カートリッジを装着するときインク導入部材100によ
りシール材101が弾圧されると、変形したシール材1
01により閉じられた空間102の空気が圧縮される。
さらにインク導入部材100が押し込まれてシール材1
01を貫通した瞬間、空間102の圧縮された空気流A
がインク導入口103(針穴)を通過して記録ヘッドに
流れ込み、印字品質を低下させたり、記録ヘッドからの
インク滴のを阻害することになる。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、本発明の第1の目的は、空気の浸入やイ
ンク漏れを防止しつつ、インクカートリッジの装着時に
記録ヘッドへの空気の侵入を防止することができるイン
クカートリッジを提供することである。本発明の第2の
目的は、インクカートリッジの装着時に記録ヘッドへの
空気に浸入を可及的に防止することができるインクジェ
ット記録装置を提供することである。上記インクカート
リッジの装着方法を提案することである。さらに本発明
の第3の目的は、上記インクカートリッジの装着方法を
提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本発明のインクカートリッジは、インクを収容
した容器と、記録ヘッドに連通するインク導入部材が挿
入されるインク供給口と、前記インク導入部材の進退に
より開閉されるインク通路開閉部とを備えたインクカー
トリッジにおいて、シール材により封止され、前記シー
ル材自体または前記インク供給口の近傍に破断誘発部が
形成されている。
【0007】
【作用】インクカートリッジを装着するとき、インク導
入部材がシール材に当接し、さらに液密状態になる前段
階まで押し込まれるとシール材が破断誘発部を基点にし
て破断して、インク通路開閉部とシール材との空間の空
気を大気に開放し、その後にインク導入部材がインク供
給口に液密に挿入されるから、記録ヘッドへの空気の浸
入が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のイン
クカートリッジの一実施例をブラックインク用のカート
リッジに例を採ったもので、カートリッジ1は、ほぼ直
方体状をなし、インク室10を形成する容器本体2と、
容器本体2の開口部を封止する蓋体3とから構成されて
いて、容器本体2の一側面、この実施例では下面2aに
記録ヘッドに連通するインク導入部と係合するインク供
給口4が形成されている。
【0009】また、インク供給口4が形成されている近
傍の面には回路基板6が固定されいる。回路基板6の表
面には外部との接続用の電極5が形成され、また裏面に
記憶手段が実装されている。記憶手段にはインクカート
リッジ1を特定するための情報、たとえば製造シリアル
番号、製造年月日、インク量等が格納されている。
【0010】インク供給口4は、工場出荷後、ユーザに
より使用が開始されるまでの間、カートリッジ1に空気
が侵入したり、またインクが外部に漏洩するのを防止す
るために封止用のシール材7が貼着されている。一方、
蓋体3には、フィルム8、8aが貼着されていてインク
注入口および通気口が封止されている。
【0011】図2は本発明のインクカートリッジをカラ
ーインク用のカートリッジ20に適応した一実施例を示
すものであって、ブラックインク用のカートリッジと同
様に、ほぼ直方体をなし、複数のインク室が形成された
容器本体21と、容器本体21の開口部を封止する蓋体
22とから構成されていて、容器本体21は、隔壁によ
り複数のインク室23〜27、この実施例では5つに分
割され、下面21aには記録ヘッドに連通するインク導
入部と係合するインク供給口28〜32が各インク室2
3〜27に連通させて形成されている。
【0012】また、インク供給口28〜32が形成され
ている近傍の他の面には、回路基板34が固定されてい
る。回路基板34の表面には外部との接続用の電極33
が形成され、また裏面に記憶手段が実装されている。記
憶手段には、インクカートリッジ20を特定するための
情報、たとえば製造シリアル番号、製造年月日、各イン
ク室のインク量等が格納されている。なお、図中38、
38は記録装置のカートリッジホルダへの着脱を支援す
る突起を示す。
【0013】各インク供給口28〜32には、工場出荷
後、ユーザにより使用が開始されるまでの間、カートリ
ッジ20に空気が侵入したり、またインクが外部に漏洩
するのを防止するために封止用のシール材35が貼着さ
れている。一方、蓋体22には、フィルム36a、36
aが貼着されていてインク注入口および通気口が封止さ
れている。
【0014】図3(イ)は、上述のブラックインク用の
カートリッジに例を採ってその断面構造を示す図であっ
て、インク室10にはインクを含浸させた多孔質体を収
容して、インクに所要の負圧が付与されており、またイ
ンク室10とインク供給口4の間には、多孔質体に接触
するようにフィルタ39が介装されている。インク供給
口4は、その外端にシール材7を貼着してり封止されて
おり、弁体49とシール材7の間には閉じられた空間6
0が形成されている。
【0015】一方、インクカートリッジが装着されるイ
ンジェット記録装置のキャリッジ41は、記録ヘッド4
0が固定されていて、記録ヘッド40に連通するように
インク導入部材42が植設されている。このインク導入
部材42は、キャリッジ41の所定位置にインクカート
リッジ1が搭載されたとき、シール材7を貫通してパッ
キン45と液密に結合してインク室10と記録ヘッド4
0とを連通させる。
【0016】インク導入部材42は、筒状体として構成
されていて、先端部にテーパ部43が形成され、テーパ
部43にインク流入用の通孔、つまりインク導入口4
4、44、…が穿設されている。インク導入部材42の
先端は、インク供給口のシール材7が押し付けられたと
き、シール材7に張力を与えてシール材を破断できるよ
うに適度な尖り形状に成形されている。
【0017】パッキン45は、図3(ロ)に示したよう
にその内周面にテーパ部43が形成され、先端のインク
室側には円筒状の嵌合部47が形成されている。これに
よりインク導入部材42の先端領域をテーパ部43によ
りガイドしてインク導入部材42に嵌合部47を緊着さ
せて液密性を確保することができる。
【0018】また、パッキン45は、その上面にバネ4
8の力によって弁体49が常時押し当てられていてイン
ク流路を閉じており、またインク導入部材42が規定の
位置まで挿入された時点、つまり嵌合部47がインク導
入部材42に緊着して液密性が確保した状態で弁体49
を押し上げさせて流路を開かせる。
【0019】図4(イ)、図5(イ)は、上述のシール
材7の一実施例であって、少なくとも物理保階層50と
気密保持層51が接着層53を介して積層されている。
物理保階層50はたとえば厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレ―トの一方向延伸フィルムにより、また気密
保持層51は厚さ30μmのポリプロピレンまたは同系
統のフィルムにより構成されている。これら物理保階層
50及び気密保持層51を構成するフィルムは、その厚
みがそれぞれ10〜30μm、15〜50μmであるこ
とが望ましい。
【0020】これら物理保階層50と気密保持層51と
からなるシール材7は、インク供給口に熱溶着するのが
品質維持、及び工程の簡素化のために好ましく、したが
って、インク供給口に接する気密保持層51は容器本体
2との接着性を考慮してその材質が選択される。例え
ば、容器本体2がポリプロピレンにより構成されている
場合には、気密保持層51を構成するフィルムは、ポリ
プロピレンまたはポリプロピレン系の材質により構成さ
ている。一方、物理保階層50は、気密保持層51より
軟化、もしくは溶融温度が高く、ハンドリング性にも優
れた材料が選択される。
【0021】物理保階層50にはこれを構成する一方向
延伸フィルムの延伸方向に平行、または垂直にスリット
52が形成されている。スリット52は、図5(イ)に
示したように断面形状がU字状またはV字状に形成され
ている。スリット52の断面形状をV字状とすることに
より切り裂き性を高めることができ、その開き角度θは
60度以下、望ましくは30度以下であることが望まし
い。スリット52は切り裂き性を確保する上で深いほど
望ましいが、組み立て工程における巻き取りや溶着作業
の段階で破断しやすくなるため、ハンドリング性を阻害
する。したがってこれらを考慮すると、図4(ロ)及び
図5(ロ)に示したように気密保持層51をやや厚めと
するとともに、スリット52をその先端が気密保持層5
1に若干掛る程度の深さで形成するのが好ましい
【0022】このようなシール材7のスリット52
(溝)は、物理保諧層50と気密保持層51を薄い接着
層53を介して積層した後、物理保階層50の面から先
端角度が望ましくは30度以下の刃物を所定深さまで押
圧することにより容易に形成される。また、刃具をスリ
ットを形成すべき深さに設定した後、シール材7を相対
的に移動せても形成することもできる。さらには、物理
保階層50に予めプレス等によりスリット52を形成し
た後、気密保持層51に積層してもよい。これによれ
ば、引き裂き支援用の凹部を気密保持層51にまで到達
させることはできないが、スリット加工における刃具の
深さ管理を省略できる利点がある。
【0023】なお、シール材7は、一方向延伸ポリエチ
レンテレフタレートと一方向延伸ポリプロピレンとを互
いの延伸方向が平行となるように、または延伸方向が相
互で直交するように積層して構成してもよい。
【0024】このような引き裂き支援用のスリット57
は、複数のインク供給口28〜32を封止するシール材
35に対しては、図2(ロ)に示したようにインク供給
口28〜32を通過するように配列方向に延びるように
少なくとも1本が形成されている。なお、引き裂き支援
用のスリット57は、個々のインク供給口28〜32毎
に、或いはインク供給口の配列方向に直交して個々のイ
ンク供給口28〜32毎に形成しても同様の作用を奏す
る。さらに、引き裂き支援用のスリット57を複数本、
平行に、或いは互いにクロスするように形成してもよい
が、スリット57を連続した1本のものとして配列方向
に連続するように形成すると、スリット形成工程を簡素
化することができる。
【0025】なお、シール材7は、光透過性が確保でき
るように構成すると、シール材とインク供給口との熱溶
着の良否を目視で簡単にチェックできるばかりでなく、
パッキンまたは弁を通じてのインク漏れの有無を容易に
チェックができる。
【0026】このようなインクカートリッジは、高分子
製の容器本体2にステンレス製のフィルタ39を熱溶着
により固定し、次いで記憶素子を実装した回路基板6を
取り付ける。さらに、バネ48、弁体49、パッキン4
5を順番にインク供給口4から挿入して組み込んだ後、
シール材7によりインク供給口4を封止する。シール材
7は、インクの漏洩を防止するばかりでなく、パッキン
45がバネ48に押し出されるのを防止する部材として
作用する。なお、シール材7の溶着に際しては、引き裂
き支援用のスリット52がキャリッジのインク導入部材
42の先端が当接する位置またはその近傍となるように
位置合わせされる。
【0027】次に、多孔質体を容器本体2に押し込み、
蓋体3を容器本体2に熱溶着する。次にインク室を減圧
してインクを注入する。その後インク室は大気に開放さ
れるが、再度減圧した状態で蓋体3のインク注入口およ
び通気口をフィルム8、8aで封止する。フィルム8、
8aで封止されたカートリッジは、遮気性を備えたフィ
ルムからなる袋66に収容されて減圧状態でパッキング
される。
【0028】図6(イ)は、遮気性の高いフィルムから
なる袋66によりパッキングされた商品としてのブラッ
クインク用のインクカートリッジ1の一形態を示すもの
で、カートリッジ1は製造された後、プリンターにセッ
トされるまで、この状態で流通過程を流れる。インク供
給口4が容器本体2の面から外方へ突出するように形成
されているから、袋66を構成するフィルムがシール材
7に大気圧により押し込まれて密着されている。これに
より、図6(ロ)に拡大して示すようにシール材7と弁
体49との間の空間60の大気が膨張してシール材7を
外方へ膨れさせようとしても、シール材7が袋66を構
成するフィルムが受ける大気圧により外方に膨出するの
を抑えられ、シール材7の過度な膨らみによる破損が防
止される。
【0029】また、パッキングを構成する袋66の内力
は、例えばマイナス400〜マイナス650mmHgの減圧
状態に維持されていて、負圧が蓄圧されているから、流
通過程に長期間放置されてもインクの溶存空気量を経時
的に減少させることができ、また万一、インク漏れが発
生しても、漏れ出したインクを袋66に収容して外部に
漏れ出すのを防止でき、さらにインクの蒸発を抑えるこ
ともできる。このように減圧状態でのパッキングは、イ
ンクカートリッジを長期保存する上でインクの品質を維
持するのに大きく寄与する。
【0030】なお、減圧包装用の袋66を内部が視認可
能な材料で形成することは、長期の保存状態でのインク
漏れを容易に目視でチェックすることができ、ユーザー
が開封する前にインク漏れの有無を予め知ることがで
き、特に弁機構を備えた本発明のカートリッジの品質を
維持する上で非常に有用となる。
【0031】次にインクカートリッジを記録装置に装填
する方法について説明する。図7および図8は、インク
カートリッジの装填過程をブラックインク用のインクカ
ートリッジ1に例を採って示すもので、パッキングして
いる袋66を開封してインクカートリッジ1を取り出
し、蓋体3の通気口を封止しているフィルム8aを剥が
した後、キャリッジのカートリッジホルダ65のレバー
58を開いてカートリッジ1を装填する。インクカート
リッジ1の張り出し部1lがレバー58の突起14に受
け止められ、他端側がホルダ65の斜面部13bに支持
される。
【0032】この状態でレバ一58を閉めると、図8に
示したように突起14が下方に回動してインクカートリ
ッジ1のインク供給口4がインク導入部材42の先端に
接触する。
【0033】さらにレバー58を回動させると、インク
供給口4がインク導入部材42に押し込まれ、レバー5
8が最後まで押し込まれると、レバー58が鈎部16と
係合し、インクカートリッジ1がホルダ65に固定され
る。
【0034】なお、インクカートリッジ1をホルダ65
から取り出す場合には、鈎部16とレバー58との係合
を解いてから、レバー58を上方ヘ回動させる。これに
よりインクカートリッジ1がレバー58に引き上げら
れ、インク供給口4がインク導入部材42から抜ける。
さらにレバー58を回動させるとインクカートリッジ1
の上半部がホルダ65から露出した状態となるから、イ
ンクカートリッジ1をホルダ65から簡単に取り出すこ
とができる。
【0035】ところで、インクカートリッジ1の装着過
程において、図9(イ)に示したように、インク導入部
材42の先端42aがシール材7の引き裂き支援用のス
リット52に直接、またはその近傍に当接する。さらに
インクカートリッジ1が押し込まれると、周囲を熱溶着
で固定されたシール材7はインク導入部材42の先端4
2aにより張力を受け、当接部に応力が集中し、強度の
弱いスリット52が一気に引き裂け(図9(ロ))、引
き裂かれた箇所から空気Aが流出、または流入し、空気
流がインク導入部材42のインク導入口44に直接当た
ることなく、空間60が大気に開放される。
【0036】カートリッジ1がさらに押し込むまれる
と、図3に示したようにパッキン45の嵌合部47がイ
ンク導入部材42に嵌合して、弁体49を押し開いてイ
ンク室10を記録ヘッド40に連通させ、記録ヘッド4
0にインクが供給可能な状態となる。
【0037】シール材7は、延伸方向に沿って引き裂か
れ性が高いため、一方向延伸フィルムをインク供給口4
の封止部材に使用することは非掌に有効で、また延伸方
向に平行に引き裂き支援用のスリット52を形成するこ
とは、この効果をさらに高める上で有用な手段となる。
【0038】ところで、シール材7がインク導入部材4
2の押し込みによって受ける張力で素速く、且つ長く距
離を引き裂かれるためには、シール材7に張力が掛って
いる状態、つまり弛みを残すことなく、張られた状態で
貼着されていて、インク導入部材42の押し込みがシー
ル材7に張力として作用する必要がある。
【0039】本発明ではインク供給口4が円形とされて
いて、シール材7が熱溶着によりインク供給口4の周囲
全体に固定されているから、シール材7は適度な張力を
維持した状態で固定されることになり、インク導入部材
42の押し込みで弛みや、剥離を生じることなく、スリ
ット52を破断誘発部として速やかに長い距離で破断す
る。
【0040】これに対して、シール材7を一方向に延伸
されたフィルムではなく、しかもスリットが形成されて
いないもので構成した場合には、図26に示したように
インク導入部材100がシール材101を大きく弾性変
形させて、シール材101と弁104で挟まれた空間1
02内の空気を圧縮する。そして圧縮が進んだ段階でシ
ール材101が破断されことになる。この状態では、シ
ール材101がインク導入部材100に密着しているか
らインク導入口103に圧縮された空気が流れ込むこと
になる。
【0041】図10(イ)(ロ)、および図11(イ)
(ロ)は、シール材7の他の実施例を示すものであっ
て、少なくとも複数、この実施例では2層の物理保階層
54、55と気密保持層51とを、接着層56、53を
介して積層して構成されている。物理保階層54、55
は、たとえば厚さ12μmのポリエチレンテレフタレー
トの一方向延伸フィルムの延伸方向を互いに平行となる
ように、または直交するように積層されている。そし
て、物理保階層を1層追加してこれら2層の物理保階層
54、55を共に貫通する断面U字状、及びV字状のス
リット52、52’を引き裂き支援用として形成するこ
とにより、引き裂き性に低下を招くことなく、物理保階
層54、55全体の剛性を高めてシール材7がカールす
るのを防止してハンドリング性の向上と、気密保持層5
1の保護を図ることができる。
【0042】なお、このように複数層の物理保階層を形
成した場合には、前述の実施例と同様に図10(ハ)、
及び図11(ハ)に示したように物理保階層54、55
から最下層となる気密保持層51の表層領域に及ぶスリ
ットを形成すると、引き裂き性を向上することができ
る。
【0043】図12、及び図13は、それぞれシール材
7に形成する引き裂き支援用のスリットの配置例を示す
ものであって、引き裂き支援用のための物理保階層50
のスリット52は、図12に示したように同一線上で連
続し、かつ平行に複数、一定のピッチ、例えば1mm程
度で形成したり、また図13に示したように同一線上に
短いものを複数形成し、これを平行に複数、一定のピッ
チ、例えば1mm程度で形成したものである。
【0044】このように構成されたシール材7は、所要
の形状、サイズに切断されてインク供給口4の縁部に熱
溶着されるが、溶着性等を考慮すると、図14(イ)、
(ロ)に示したようにインク供給口4の縁部4aにスリ
ット52が存在しないように、スリット52の配置やス
リット52の長さを考慮するのが望ましい。
【0045】さらには、図14(ハ)に示したように、
インク導入部材42が当接する領域(図中、符号Cで示
す領域)にスリット52が位置しないように、この領域
Cでスリットを分割すると、インク導入部材から離れた
位置でシール材を破断させることができ、インク導入部
材に空気流が当たるのを防止することができる。すなわ
ち、図14(ニ)に示したようにカートリッジ1の挿入
によりシール材7のスリットの形成されていない領域C
がインク導入部材42に押圧され、これにより生じたシ
ール材7の張力が、領域Cの外側のスリット52に作用
してインク導入部材42から離れた位置からシール材7
が裂け始める。
【0046】ところで、上述の実施例においては、イン
ク供給口4を封止するシール材7を一方向延伸フィルム
により構成して、インク導入部材42により長い引き裂
き部を形成するようにしているが、図15(イ)、図1
6(イ)に示したようにインク供給口4の縁部4aの
側、または中心方向に突出させて先端が鋭利な突起6
1、61’を形成しておくと、インク導入部材42によ
りシール材7が押し込まれたとき、これら突起61、6
1’にシール材7が最初に接触し、インク導入部材42
から離れた位置で最初に孔が形成される。したがって、
空間60の空気がインク導入部材42から離れた位置で
排出され、インク導入口44に浸入するのを防止するこ
とができる。
【0047】このような突起61、61’は、図15
(ロ)、図16(ロ)に示したように環状基板62の表
面、また中心方向に突起61、61’を形成し、この基
板62をパッキン45の外側に配置することにより容易
に形成することができる。
【0048】図17は、インク導入部材42から離れた
領域からシール材7を破断させるための他の実施例であ
って、インク導入部材42が当接する領域よりも若干外
側に位置する領域、つまりシール材7が破断したときに
噴出する空気がインク導入部材42のインク誘導口44
に直接当たらない領域をカバーできるサイズを備え、か
つシール材7よりも高い剛性を備えた補強材67を、シ
ール材7の外側に固定したものである。
【0049】この実施例によれば、図18(イ)に示し
たようにインク導入部材42の先端が補強材67に当接
し、さらにインクカートリッジ1が押し込まれると、図
18(ロ)に示したようにインク導入部材42から離れ
た位置の補強材67の縁部でシール材7が破断する。し
たがって、インク導入口44がパッキン45に液密係合
する以前にインク供給口4の空間60の大気が開放され
る。
【0050】この実施例によればインク導入部材42の
先端の形状に関わりなく、またシール材7の特性、つま
り一方向延伸性であるか否かに関わりなく、さらにはス
リット52の有無に関わりなく、インク導入部材42の
インク誘導口44に空気を浸入させることなく、シール
材7を破断してインク供給口4の空間60を大気に開放
させることができる。
【0051】図19は、上述したシール材7の破断手法
に適用できるインク導入部材の一実施例を示すものであ
って、先端に平面部42bを形成するように裁頭円錐状
に構成されている。この実施例によれば、平面部42b
によりシール材7を押圧してシール材7に張力を与え、
スリット52や、突起61、61’、さらには補強材6
7を介してシール材7をインク導入口44から離れた位
置で破断させることができる。
【0052】図20、図21は、それぞれシール材のい
かんにかかわりなく、インク供給口4の空間60の空気
をインク導入口44に流入させることなく、シール材7
を破断するのに適したインク導入部材の実施例を示すも
のである。図20に示した実施例は、インク導入部材4
2の先端42a近傍、つまりインク誘導口44よりも先
端からインク導入部材42の根元の方向に延びる溝42
cをインク導入部材42の表面に形成したものである。
【0053】この実施例によれば、先端42aがシール
材を貫通したとき、インク供給口4の空間60の空気が
溝42cを経由して大気に放出され、その後インク導入
口44が空間60に移動することになるから、インク導
入口44に空気が浸入するのを防止することができる。
【0054】図21に示した実施例は、インク導入口4
4よりも先端側に突出するように先鋭部42dを形成し
たもので、先鋭部42dによりシール材を破断してから
下部に位置するインク導入口44がパッキン45に嵌合
するから、やはり空間60の圧縮された空気がインク導
入口44に浸入するのを防止することができる。
【0055】なお、上述の実施例においては、インク導
入部材42のインク導入口44がパッキン45に嵌合す
る以前にシール材を破断させて空気を逃がすようにして
いるが、空間60の容積を少なくするようにしてもよ
い。すなわち、図22は、パッキン45とシール材7と
で形成される空間60の容積を可及的に小さくすること
ができる一実施例を示すものであって、シール材7に
は、図23(イ)、(ロ)に示したようにパッキン45
のテーパ部43や、嵌合部47の形状に沿うようにカッ
プ状に凸部7aを突出形成されている。
【0056】この実施例によれば、図22(ロ)に示し
たようにインク導入部材42の先端が、パッキン45の
奥に進入した時点でシール材7に当接するから、たとえ
シール材7が弾性変形しても空間60の空気が過度に圧
縮されることがなく、インク導入口44からの空気の進
入を防止することができる。なお、インク導入部材42
はパッキン45の最細部45aと弾性的に接触してここ
を通過するから、シール材7が最細部45aに巻き込ま
れることがなく、インク導入部材42とパッキン45と
は液密状態を維持する。
【0057】シール材を破断する方法としては、図24
に示したように記録装置の常時はカバー71に被われて
いて、インクカートリッジの交換の際にしか開放されな
い箇所に突起72を設けもよい。この実施例において、
インクカートリッジを梱包している袋66(図6)から
取り出した後、カートリッジのインク供給口4を突起7
2に押し当てることにより、シール材を突起72で装着
前に予め破断させ、その後、蓋体の通気口フィルム8a
を剥離してから、カートリッジホルダー73に装着す
る。なお、通気口フィルム8aを剥離したのち、突起7
2によりシール材7を破断させて装着するようにしても
よい。
【0058】この実施例によれば、インクカートリッジ
のシール材や記録装置のインク導入部材に破断を誘発す
るための構成を必要とすることなく、インク供給部材に
空気を浸入させることなく、インクカートリッジを装着
することができる。
【0059】なお、上述の実施例において、鉛直方向に
カートリッジを装填するものに例を採って説明したが、
図25に示したように垂直な壁1bにインク供給口4が
形成されたインクカートリッジ1に対しても本発明を適
用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
インクを収容した容器と、記録ヘッドに連通するインク
導入部材が挿入されるインク供給口と、インク導入部材
の進退により開閉されるインク通路開閉部とを備えたイ
ンクカートリッジにおいて、インク供給口が、シール材
により封止され、シール材自体またはインク供給口の近
傍に破断誘発部が形成されているので、シール材が破断
してインク通路開閉部とシール材で閉じられた空間が大
気に開放された後に、インク導入部材がインク供給口に
液密に挿入されるため、インク導入口への大気の浸入が
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のブラッ
クインクカートリッジの一実施例の上面構造と底面構造
を示す図である。
【図2】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のカラー
インクカートリッジの一実施例の上面構造と底面構造を
示す図である。
【図3】図(イ)、(ロ)は、それぞれブラックインク
カートリッジに例を採って断面構造を示す図、およびイ
ンク供給口近傍の構造を示す拡大図である。
【図4】図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材の一実
施例を示す断面図である。
【図5】図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材の一実
施例を示す断面図である。
【図6】図(イ)、(ロ)は、同上インクカートリッジ
を減圧梱包した状態を示す断面図と、減圧梱包状態での
インク供給口の近傍の構造を拡大して示す図である。
【図7】同上インクカートリッジをカートリッジホルダ
に装填した状態を示す図である。
【図8】同上インクカートリッジをカートリッジホルダ
に装填した後、レバーによりインクカートリッジをイン
ク供給部材側に移動させた状態を示す図である。
【図9】図(イ)、(ロ)は、それぞれ同上インクカー
トリッジのインク供給口がインク導入部材に当接した状
態、及びインク導入部材がシール材を破断した状態を示
す図である。
【図10】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれそれぞれシ
ール材の他の実施例を示す断面図である。
【図11】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれそれぞれシ
ール材の他の実施例を示す断面図である。
【図12】図(イ)、(ロ)は、シール材に形成されて
いる破断誘発用凹部の配列状態を示す上面図と、A−A
線での断面図である。
【図13】図(イ)、(ロ)は、シール材に形成されて
いる破断誘発用凹部の配列状態を示す上面図と、B−B
線での断面図である。
【図14】図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材に形
成されている破断誘発用凹部とインク供給口との関係を
示す上面図であり、また図(ハ)、(ニ)は、シール材
に形成されている破断誘発用凹部のインク供給口に対す
る配置関係の他の実施例を示す上面図と、インク導入部
材によるシール材の破断状態を示す図である。
【図15】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のイン
クカートリッジの他の実施例を、インク供給口の近傍を
拡大して示す図、及びインク供給口に形成されたシール
材を破断するための破断誘発手段を構成する部材の一実
施例を示す図である。
【図16】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のイン
クカートリッジの他の実施例を、インク供給口の近傍を
拡大して示す図、及びインク供給口に形成されたシール
材を破断するための破断誘発手段を構成する部材の一実
施例を示す図である。
【図17】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のイン
クカートリッジの他の実施例を、インク供給口の近傍を
拡大して示す図、及びインク供給口のシール材の構造を
示す上面図である。
【図18】図(イ)、(ロ)は、それぞれ図17に示し
たインクカートリッジのインク供給口にインク導入部材
が当接した状態、及びシール材の破断状態を示す図であ
る。
【図19】同上インクカートリッジに適用可能なインク
導入部材の一実施例を示す図である。
【図20】図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材を破
断する機能を備えたインク導入部材の一実施例を示す断
面図、及び正面図である。
【図21】図(イ)、(ロ)は、それぞれシール材を破
断する機能を備えたインク導入部材の他の実施例を示す
断面図、及び正面図である。
【図22】図(イ)、(ロ)は、それぞれ本発明のイン
クカートリッジの他の実施例を、インク供給口を拡大し
て示す図、及び引導入部材が当接した状態を示す図であ
る。
【図23】図22に示したインクカートリッジに適した
シール材の一実施例を示す上面図、及びCーC線での断
面構造を示す図である。
【図24】シール材破断機構を備えた記録装置の一実施
例を示す図である。
【図25】本発明が適用可能なインクカートリッジの他
の実施例を示す断面図である。
【図26】インクカートリッジのインク供給口をインク
導入部材が貫通したときの空気の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 2 容器本体 3 蓋体 4 インク供給口 6 回路基板 7 シール材 20 インクカートリッジ 21 容器本体 22 蓋体 23〜27 インク室 28〜32 インク供給口 34 回路基板 35 シール材 40 記録ヘッド 41 キャリッジ 42 インク導入部材 43 テーパ部 47 嵌合部 48 バネ 49 弁体 50 物理保諧層 51 気密保持層 52、52’、57 スリット 53 接着層 54、55 物理保階層 56、53 接着層 60 空間 61、61’ 突起 65 袋 66 補強材 72 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥羽 浩一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 品田 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 横山 富夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 小池 尚志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 上條 寧彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 KB05 KB08 KB27 KC05 KC11 KC13 KC16

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを収容した容器と、記録ヘッドに
    連通するインク導入部材が挿入されるインク供給口と、
    前記インク導入部材の進退により開閉されるインク通路
    開閉部とを備えたインクカートリッジにおいて、 前記インク供給口が、シール材により封止され、前記シ
    ール材自体または前記インク供給口の近傍に破断誘発部
    が形成されているインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記破断誘発部が、前記インク導入部材
    の当接領域の近傍のシール材の厚みを不連続的に変化さ
    せて形成される請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記破断誘発部が、前記シール材の前記
    インク導入部材が当接する面の側に形成された凹部によ
    り形成されている請求項1に記載のインクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記破断誘発部となる凹部が、前記イン
    ク供給口の縁部よりも内側の領域に少なくとも1本形成
    されている請求項3に記載のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記破断誘発部となる凹部の底部が、断
    面V字状に形成されている請求項3、また請求項4に記
    載のインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記破断誘発部となる凹部が、前記イン
    ク供給口を横断するように少なくとも1本形成されてい
    る請求項3に記載のインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記シール材が、一方向延伸フィルムに
    より構成されている請求項1乃至請求項5のいずれかに
    記載のインクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記シール材が、少なくとも一方向延伸
    フィルムを含む複数のフィルムの積層体として構成さ
    れ、少なくとも前記インク供給口に接するフィルムに底
    部を有するスリットが形成されている請求項7記載のイ
    ンクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記破断誘発部が、前記シール材の前記
    インク導入部材が当接する領域に前記インク誘導部材で
    は破断されない高剛性部を形成することにより構成さ
    れ、前記インク導入部の前記高剛性部への当接により前
    記高剛性部の非形成領域から前記シール材が破断する請
    求項1に記載のインクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 インクを収容した容器と、記録ヘッド
    に連通するインク導入部材が挿入されるインク供給口
    と、前記インク導入部材の進退により開閉されるインク
    通路開閉部とを備えたインクカートリッジにおいて、 前記インク供給口が、シール材により封止され、前記イ
    ンク導入部材により前記シール材が弾圧されたとき、前
    記シール材が当接する領域に突起が形成されているイン
    クカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記突起が前記シール材側、または前
    記インク供給口の中心線側に突出している請求項10に
    記載のインクカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記インク供給口が、円形筒状に形成
    され、前記シール材がインク供給口の縁部に熱融着され
    ている請求項1乃至11のいずれかに記載のインクカー
    トリッジ。
  13. 【請求項13】 前記シール材が、光透過性のフィルム
    により構成されている請求項1または請求項10に記載
    のインクカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記シール材が、少なくとも物理保護
    層と気密保持層との2層構造で構成されている請求項1
    または請求項10に記載のインクカートリッジ。
  15. 【請求項15】 インク通路開閉部が、常時は弾性部材
    により前記インク供給口に付勢されて流路を閉塞し、ま
    た前記インク導入部材の進入により後退させられて開弁
    する弁体により構成されている請求項1または請求項1
    0に記載のインクカートリッジ。
  16. 【請求項16】 インクを収容した容器と、インク導入
    口を介して記録ヘッドに連通するインク導入部材が挿入
    されるインク供給口と、前記インク導入部材の進退によ
    り開閉されるインク通路開閉部とを備えたインクカート
    リッジにおいて、 前記インク供給口が、破断誘発部により最初に破断され
    るシール材により封止されていて、前記シール材が前記
    インク導入部材により破断されて前記インク通路開閉部
    とシール材で閉じられた空間を大気に開放させた後、前
    記インク供給口に前記インク導入口が連通するインクカ
    ートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記破断誘発部が、前記インク導入部
    材の当接領域の近傍のシール材の厚みを不連続的に変化
    させて形成される請求項16に記載のインクカートリッ
    ジ。
  18. 【請求項18】 前記破断誘発部が、前記シール材の前
    記インク導入部材が当接する面の側に形成された凹部に
    より形成されている請求項16に記載のインクカートリ
    ッジ。
  19. 【請求項19】 前記破断誘発部となる凹部が、前記イ
    ンク供給口の縁部よりも内側の領域に少なくとも1本形
    成されている請求項18に記載のインクカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記破断誘発部となる凹部の底部が、
    断面V字状に形成されている請求項18また請求項19
    に記載のインクカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記破断誘発部となる凹部が、前記イ
    ンク供給口を横断するように少なくとも1本形成されて
    いる請求項18に記載のインクカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記シール材が、一方向延伸フィルム
    により構成されている請求項16乃至請求項21のいず
    れかに記載のインクカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記シール材が、少なくとも一方向延
    伸フィルムを含む複数のフィルムの積層体として構成さ
    れ、少なくとも前記インク供給口に接するフィルムに底
    部を有するスリットが形成されている請求項22に記載
    のインクカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記破断誘発部が、前記シール材の前
    記インク導入部材が当接する領域に前記インク誘導部材
    では破断されない高剛性部を形成することにより構成さ
    れ、前記インク導入部の前記高剛性部への当接により前
    記高剛性部の非形成領域から前記シール材が破断する請
    求項16に記載のインクカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記破断誘発部が、前記インク導入部
    材により前記シール材が弾圧されたとき、前記シール材
    が当接する領域に形成された突起により構成されている
    請求項16に記載のインクカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記突起が前記シール材側、または前
    記インク供給口の中心線側に突出している請求項10に
    記載のインクカートリッジ。
  27. 【請求項27】 前記インク供給口が、円形筒状に形成
    され、前記シール材がインク供給口の縁部に熱融着され
    ている請求項16乃至26のいずれかに記載のインクカ
    ートリッジ。
  28. 【請求項28】 前記シール材が、光透過性のフィルム
    により構成されている請求項16に記載のインクカート
    リッジ。
  29. 【請求項29】 インク通路開閉部が、常時は弾性部材
    により前記インク供給口に付勢されて流路を閉塞し、ま
    た前記インク導入部材の進入により後退させられて開弁
    する弁体により構成されている請求項16に記載のイン
    クカートリッジ。
  30. 【請求項30】 前記シール材が、少なくとも物理保護
    層と気密保持層との2層構造で構成されている請求項1
    6に記載のインクカートリッジ。
  31. 【請求項31】 インクを収容した容器と、記録ヘッド
    に連通するインク導入部材が挿入されるインク供給口
    と、前記インク導入部材の進退により開閉されるインク
    通路開閉部とを備えたインクカートリッジにおいて、前
    記インク供給口が、シール材により封止され、前記シー
    ル材自体または前記インク供給口の近傍に破断誘発部が
    形成されて、遮気性フィルムで減圧包装されているイン
    クカートリッジ。
  32. 【請求項32】 インク供給口が前記容器の壁面から外
    部に突出するように形成され、前記遮気性フィルムが大
    気圧により前記シール材を前記インク供給口側に押圧密
    着している請求項31のインクカートリッジ。
  33. 【請求項33】 前記遮気性フィルムが、少なくとも前
    記インク供給口の領域に光透過性を有する請求項31の
    インクカートリッジ。
  34. 【請求項34】 インクを収容した容器と、記録ヘッド
    に連通するインク導入部材が挿入されるインク供給口
    と、前記インク導入部材の進退により開閉されるインク
    通路開閉部とを備えたインクカートリッジにおいて、 前記インク供給口が、前記インク供給口の空間を埋める
    ようにカップ状の凸部が形成されたシール材により封止
    されているインクカートリッジ。
  35. 【請求項35】 前記凸部が、前記インク供給口に装填
    されたパッキンの内周面に接するように形成されている
    請求項34に記載のインクカートリッジ。
  36. 【請求項36】 前記凸部の突出面が、前記インク供給
    口に装填されたパッキンとの間に間隙を形成するように
    形成されている請求項35に記載のインクカートリッ
    ジ。
  37. 【請求項37】 隔壁により複数のインク室に分割さ
    れ、各インク室にそれぞれ連通するインク供給口が同一
    線上に配置されていて、前記インク供給口が、前記イン
    ク供給口の配列方向に延びるスリットの形成された同一
    のシール材により封止されているインクカートリッジ。
  38. 【請求項38】 前記シール材が、少なくとも物理保護
    層と気密保持層の2層から構成され、かつ前記物理保護
    層に前記スリットが形成されている請求項37に記載の
    インクカートリッジ。
  39. 【請求項39】 前記気密保持層が前記容器を構成する
    高分子材料と同一系統の材料のフィルムにより構成され
    ている請求項14、請求項30、または請求項37に記
    載のインクカートリッジ。
  40. 【請求項40】 記録ヘッドと、前記記録ヘッドに連通
    するインク導入口を有するインク導入部材とを備え、前
    記インク導入部材を介してインクカートリッジからイン
    クの供給を受ける記録装置において、前記インク導入部
    材が、前記インクカートリッジのインク供給口を封止す
    るシール材を破断した後、前記インク導入部材が前記イ
    ンクカートリッジのインクを前記記録ヘッドに流入可能
    ならしめる記録装置。
  41. 【請求項41】 前記インク導入部材が、その側面に前
    記インク導入口より先端に延びる大気流出用の溝を形成
    されている請求項40に記載のインクジェット記録装
    置。
  42. 【請求項42】 前記誘導部材が、前記インク導入口よ
    り先端側に前記シール材を破断する先鋭部を備えている
    請求項40に記載のインクジェット記録装置。
  43. 【請求項43】 前記シール材には、前記インク導入部
    材が当接する領域に厚みを不連続的に変化させて破断誘
    発部が形成されており、また前記インク導入部材の先端
    に平坦部が形成されている請求項40に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  44. 【請求項44】 シール材を予め破断するための突起が
    筺体に形成されている請求項40に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  45. 【請求項45】 インクを貯留するインク室、インク室
    を大気に開放する通気口、前記インク室とフィルタを介
    して連通するインク供給口、前記インク供給口の近傍に
    設けられたインク通路開閉部、前記インク供給口を封止
    するシール材とからなり、減圧包装材に包装されたイン
    クカートリッジを、記録ヘッドに連通するインク導入部
    材に結合する装着方法において、 前記減圧包装から前記インクカートリッジを取り出す工
    程と、前記通気口を大気に開放する工程と、前記シール
    材を破断してシール材とインク通路開閉部との空間を大
    気に開放する工程と、インク通路開閉部を開放して前記
    インク室を前記記録ヘッドに連通させる工程とからなる
    インクカートリッジの装着方法。
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