JP3430912B2 - プリンタのインクカートリッジ装置 - Google Patents

プリンタのインクカートリッジ装置

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JP3430912B2
JP3430912B2 JP9241498A JP9241498A JP3430912B2 JP 3430912 B2 JP3430912 B2 JP 3430912B2 JP 9241498 A JP9241498 A JP 9241498A JP 9241498 A JP9241498 A JP 9241498A JP 3430912 B2 JP3430912 B2 JP 3430912B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ用のインクカートリッジ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のインクカートリッジを示
している。このインクカートリッジ50は、イエロー、
マゼンタ、シアン(YMC)の3つのインクタンク51
を有するカートリッジ本体52と、カートリッジ本体5
2のインク供給口53を封止する供給口フィルム54
と、カートリッジ本体52のインク注入口55および通
気口56を封止する通気口フィルム57とを備えてお
り、この状態で、アルミパック(図示省略)に封入され
て出荷される。その際、カートリッジ本体52内に充填
したインクは、空気に触れると劣化し易くなるため、イ
ンクカートリッジ50は、インク供給口53を供給口フ
ィルム54で封止(熱溶着)した後、減圧室中におい
て、これにインク注入口55からインクを注入し、さら
にこの状態でインク注入口55および通気口56を通気
口フィルム57で封止(熱溶着)するようにしている。
そして、この状態でアルミパックに真空パックされ、ユ
ーザーに提供される。
【0003】一方、ユーザーが、このインクカートリッ
ジ50の使用するときには、先ず、アルミパックを開封
してインクカートリッジ50を取り出し、次に、通気口
フィルム57の一部(剥離部57a)を引き剥して通気
口(実際には、通気口に連なる蛇行通路の上流端)56
を大気に開放すると共に、供給口フィルム54を引き剥
してインク供給口53を開放し、この状態でインクカー
トリッジ50をプリンタに装着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
クカートリッジでは、カートリッジ本体から供給口フィ
ルムを剥離(引き剥す)するときに、インク供給口の部
分に貯留されているインクが飛散(こぼれる)し、或い
は供給口フィルムに付着(インク供給口を封止していた
部位)しているインクにより、ユーザーの手や机上を汚
すなどの不具合があった。また、供給口フィルムの剥離
を忘れてプリンタに装着してしまうおそれがあった。さ
らに、カートリッジ本体の内部は減圧されているため、
取扱説明書に従って通気口フィルム、供給口フィルムの
順でフィルムの剥離を行わないと、インク内にエアーが
混入し、印刷不良を生ずるおそれがあった。
【0005】本発明は、供給口フィルムを確実に剥離す
ることができると共に、供給口フィルムを剥離するとき
にインクが外部に飛散することのないプリンタのインク
カートリッ装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクカートリ
ッジ装置は、相互に異なる面に形成したインク供給口お
よび通気口をそれぞれ封止する供給口フィルムおよび通
気口フィルムを有するインクカートリッジと、ケース本
体および蓋体を有すると共にインクカートリッジを収容
するカートリッジケースとを備えたプリンタのインクカ
ートリッジ装置であって、蓋体は、1の辺を中心に回動
することで開閉されると共に、蓋体に切り込んで形成さ
れ蓋体と逆方向に回動してこれを開放するための開放片
を有し、供給口フィルムに形成した開封操作片部、ケ
ース本体の内面に固着され、且つ通気口フィルムに形成
した開封操作片部は、開放片に固着され、開放片は、開
封操作片部を介して通気口フィルムを引き剥がした時に
蓋体をほぼ半開放することを特徴とする。
【0007】この構成によれば、供給口フィルムの開封
操作片部が、カートリッジケースのケース本体の内面に
固着されているため、蓋体を開放してケース本体からイ
ンクカートリッジを取り出すときに、供給口フィルムの
開封操作片部が自動的に引かれ、供給口フィルムがイン
クカートリッジから引き剥がされる。また、供給口フィ
ルムが引き剥がされるときには、インクカートリッジは
ケース本体内に留まっており、インク供給口からこぼれ
た(飛散した)インクは、ケース本体に受けられる。ま
た、インクが付着した供給口フィルムをケース本体内に
残すことができる。
【0008】
【0009】また、インクカートリッジを取り出すべく
蓋体を開放したときに、通気口フィルムが自動的に引か
れ、通気口フィルムがインクカートリッジから引き剥が
される。すなわち、蓋体を開放するときに通気口フィル
ムが引き剥がされ、続いてケース本体からインクカート
リッジを取り出すときに供給口フィルムが引き剥がさ
れ、通気口、インク供給口の順で大気に開放される。し
たがって、内部を減圧して提供されるインクカートリッ
ジであっても、エアーがインク内に混入することがな
い。
【0010】
【0011】また、蓋体を開放するときに、蓋体が全開
しないと内部のインクカートリッジは蓋体につえて取
り出すことはできない。一方、蓋体を全開したときに
は、既に通気口フィルムが引き剥がされていることにな
る。このため、必然的に通気口フィルム、供給口フィル
ムの順で両フィルムの剥離が行われる。したがって、内
部を減圧して提供されるインクカートリッジであって
も、エアーがインク内に混入することがない。
【0012】
【0013】さらに、開放片を摘んで引くことにより、
蓋体が開放すると同時に通気口フィルムが引き剥がされ
る。この場合、通気口フィルムの開封操作片部が開放片
に固着されているため、ユーザーは開封操作片部を直接
的に引くことになり、剛性の低い蓋体であっても、通気
口フィルムの剥離を確実に行うことができる。
【0014】この場合、カートリッジケースは、蓋体の
開放に伴う通気口フィルムの剥離開封力に勝って、イン
クカートリッジをケース本体内に保持する保持部材を、
更に備えることが好ましい。
【0015】この構成によれば、インクカートリッジが
ケース本体に保持されているため、蓋体が開放するとき
に、必ず通気口フィルムが剥がれることになり、常に通
気口フィルム、供給口フィルムの順で確実に剥離を行う
ことができる。
【0016】これらの場合、インクカートリッジを収容
したカートリッジケースを真空パックするパッケージ
を、更に備えており、カートリッジケースは、真空パッ
ク状態でインクカートリッジとの間に間隙を生じさせ得
る剛性を有していることが、好ましい。
【0017】この構成によれば、カートリッジケース
が、真空パック状態でインクカートリッジとの間に間隙
を生じさせ得る剛性を有しているため、真空パックされ
たカートリッジケースの内面とインクカートリッジの外
面との間に脱気空間が生じ、内部を減圧して提供される
インクカートリッジの圧力上昇を、防止することができ
る。これにより、保管時などにインク内へのエアーの混
入を、確実に阻止することができる。
【0018】同様に、インクカートリッジを収容したカ
ートリッジケースを真空パックするパッケージを、更に
備えており、カートリッジケースは、段ボールで形成さ
れていることが、好ましい。
【0019】この構成によれば、段ボールで形成された
カートリッジケースの肉厚内に、脱気空間を構成するこ
とができ、脱気空間の容積を大きくすることができて、
より一層インクカートリッジの圧力上昇を、防止するこ
とができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】本発明の他のインクカートリッジ装置は、
異なる面に形成したインク供給口および通気口をそれぞ
れ封止する供給口フィルムおよび通気口フィルムを有す
るインクカートリッジと、蓋および底の無い箱状に形成
され、内側にインクカートリッジを嵌合保持するカート
リッジカバーと、カートリッジカバーによりインクカー
トリッジを保持した状態で通気口フィルムを引き剥がし
た後、カートリッジカバーからインクカートリッジを引
き抜くときに供給口フィルム引き剥がす構造のプリン
タのインクカートリッジ装置であって、供給口フィルム
に形成した開封操作片部は、カートリッジカバーおよび
パッケージの底側の面に固着されていることを特徴とす
る。
【0025】この構成によれば、パッケージを開封した
後、パッケージからインクカートリッジを取り出すとき
に、供給口フィルムの開封操作片部が自動的に引かれ、
供給口フィルムがインクカートリッジから引き剥がされ
る。また、供給口フィルムが引き剥がされるときには、
インクカートリッジはパッケージ内に留まっており、イ
ンク供給口からこぼれた(飛散した)インクは、パッケ
ージ本体に受けられる。
【0026】
【0027】また、パッケージが軟らかい材質であって
も、カートリッジカバーによりインクカートリッジを保
護することができる。また、パッケージがインクカート
リッジを真空パックする場合には、カートリッジカバー
により脱気空間を構成することができる。さらに、カー
トリッジカバーおよび供給口フィルムがパッケージ内に
残るため、廃棄が容易になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係るプリンタのインクカートリッジ
装置について説明する。図1はインクカートリッジ装置
の断面図であり、インクカートリッジ装置1は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクを充填
したインクカートリッジ2と、インクカートリッジ2を
収容するカートリッジケース3と、カートリッジケース
3を収容するパッケージ4とで、構成されている。カー
トリッジケース3は、ケース本体5と、ケース本体5に
開閉自在に設けた蓋体6とで構成され、またインクカー
トリッジ2は、カートリッジ本体7と、カートリッジ本
体7の上面に熱溶着した通気口フィルム8と、カートリ
ッジ本体7の下面に熱溶着した供給口フィルム9とで構
成されている。
【0029】通気口フィルム8の一端はカートリッジケ
ース3の蓋体6に接着され、供給口フィルム9の一端は
カートリッジケース3のケース本体5に接着されてい
る。これにより、パッケージ4を開封してカートリッジ
ケース3を取り出し、カートリッジケース3の蓋体6を
開放すると、カートリッジ本体7から通気口フィルム
(の一部)8が引き剥がされ、続いてカートリッジケー
ス3のケース本体5からカートリッジ本体7を取り出す
と、カートリッジ本体7から供給口フィルム9が引き剥
がされ、インクカートリッジ2がプリンタに装着可能と
なる。
【0030】図2、図3および図4に示すように、イン
クカートリッジ2のカートリッジ本体7は、下ケース2
1aと、下ケース21a3の上端を閉蓋する上ケース2
1bとから成る本体ケース21を備え、下ケース21a
に形成した3枚の隔板22により、内部がイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラック用の4つのインクタンク23
に分割されている。各インクタンク23にはインク吸収
材24がそれぞれ充填され、注入したインクがこのイン
ク吸収材24に吸収された状態で、保持されるようにな
っている。
【0031】下ケース21aの下端部には、4つのイン
クタンク23に連なる4つのインク供給口25が形成さ
れている。また、各インク供給口25とインク吸収材2
4との間にはフィルタ26が配設されている。そして、
下ケース21aの下面には、4つのインク供給口25を
一括して封止する供給口フィルム9が剥離可能に熱溶着
されている。上述したように、インクカートリッジ2を
使用するときには、カートリッジケース3からインクカ
ートリッジ2を取り出す動作に伴って、この供給口フィ
ルム9が引き剥がされ、インク供給口25が開放(開
封)される。このため、供給口フィルム25には、一方
向に長く延びた開封操作片(開封操作片部)9aが形成
され、この開封操作片9aは、折り返すようにしてカー
トリッジケース3のケース本体5の底面に固着(接着)
されている(図1参照)。なお、開封操作片9aの折り
返し部分(たるみ部分)は、ケース本体5からインクカ
ートリッジ2が完全に引き出され前に、供給口フィルム
9を剥離できる長さとしている。
【0032】一方、上ケース21bには、各インク供給
口25に対応するように円形の4つのインク注入口27
と、4つの通気口28が貫通形成されている。また、上
ケース21bの上面には、下流端が各通気口28にそれ
ぞれ連なる4本の通気溝29が形成されている。各通気
溝29は経路を長く取り得るように、上ケース21bの
上面に蛇行状に形成されており、その4本の上流端部
は、揃えられるようにして上ケース21bの中央まで延
びている。
【0033】また、上ケース21bの上面には、インク
注入口27、通気口28および通気溝29の開放部分を
上側から覆う(封止)ように通気口フィルム8が剥離可
能に熱溶着されている。この熱溶着した通気口フィルム
8と4本の通気溝29とにより、各通気口28を介して
各インクタンク23に連なる4本の通気通路30が形成
されている。すなわち、4本の通気通路30は、その上
流端部30aが上ケース21bの上面の中央片側に揃え
るように相互に平行に配設され、この上流端部30aか
らそれぞれに蛇行する蛇行部30bを経て、下流端が各
通気口28に連通している。そして、この蛇行状の通気
通路30により、インクタンク23の通気口28を大気
に開放すると共に、大気に開放した部分からの水分の蒸
発を極力抑制するようにしている。
【0034】通気口フィルム8は、一軸延伸フィルムで
構成されており、通気通路30の上流端部30aに面す
る部分には、これに直交するように剥離操作片(開封操
作片部)8aが突出形成されている。また、通気通路3
0の上流端部30aを挟んで剥離操作片8aに対向する
位置には、通気口フィルム8に切込みスリット8bが形
成されている。インクカートリッジ2を使用するときに
は、カートリッジケース3の蓋体6を開放する動作に伴
って、この剥離操作片8aの突出基部から切込みスリッ
ト8bに至る剥離部8cが帯状に引き剥がされ、通気口
(通気通路30の上流端部30a)28が開放(開封)
される。このため、通気口フィルム8の剥離操作片8a
は、折り返すようにしてカートリッジケース3の蓋体6
の天面に固着(接着)されている(図1参照)。
【0035】図1に示すように、パッケージ4は、樹脂
フィルムとアルミフィルムを積層して構成した、いわゆ
るアルミパックであり、インクカートリッジ2を収容し
たカートリッジケース3は、このパッケージ4内に真空
パックされている。したがって、図示におけるパッケー
ジ4は膨らんでいるが、実際には、その内面がカートリ
ッジケース3にほぼ密着している。この場合、インクカ
ートリッジ2は、運搬時などインクにエアーが混入しな
いように、そのインクタンク23内を減圧した状態で提
供される。そして、この減圧した状態を維持すべく、イ
ンクカートリッジ2が真空パックされて、提供される。
【0036】一方、カートリッジケース3は、段ボール
を展開状態で裁断して箱状に形成したものであり、ケー
ス本体5と、ケース本体5の上部を折曲げ自在に閉蓋す
る蓋体6とで、一体に形成されている。蓋体6の先端部
には折曲げ片41が形成されており、閉蓋状態でこの折
曲げ片41がケース本体5の内側に重なるように挿入さ
れる。また、蓋体6の中央には、折曲げ片41の基部か
ら「U」字状に切込み線が形成され、この切込み線で囲
まれた部分に開放片42が形成されている。開放片42
の中間位置には折曲げ線43が形成され、この折曲げ線
43に沿って開放片42の半部が上側に折曲げられてい
る。また、開放片42の内側の面に上記した通気口フィ
ルム8の剥離操作片8aが接着されている。
【0037】カートリッジケース3は、インクカートリ
ッジ2を収容した状態で閉蓋されると共に、上記の開放
片42の半部を上側に折曲げた状態で、パッケージ4に
収容されている。したがって、パッケージ4から取り出
したカートリッジケース3に対し、開放片42を摘んで
引くことにより、蓋体6が開放すると同時に剥離操作片
8aが引かれて、通気口フィルム8の剥離部8cが、カ
ートリッジ本体7から引き剥がされる。続いて、カート
リッジケース3からインクカートリッジ2を引き出す
と、供給口フィルム9の開封操作片9aが引かれ、供給
口フィルム9がカートリッジ本体7から引き剥がされ
る。
【0038】ところで、蓋体6が開放するときには、一
方の手で開放片42を摘み上げるが、蓋体6が着脱によ
る開閉構造ではなく、回動による開閉構造であるため、
蓋体6が完全に開放されない限り、インクカートリッジ
2は蓋体6の基部につかえて外部に引き出されることは
ない。逆に、蓋体6が完全に開放したときには、既に通
気口フィルム(の剥離部8c)8は完全に引き剥がされ
ている。実際には、開放片42を引き上げることによ
り、通気口フィルム8aは剥離してゆき、蓋体6がほぼ
半開放となった時点で完全に剥離される(図1の仮想線
参照)。このため、蓋体6を開放するときに、通気口フ
ィルム(の剥離部8c)8が剥がれないで、インクカー
トリッジ2がケース本体5から引き出されることはな
い。したがって、必然的に通気口フィルム(の剥離部8
c)8a、供給口フィルム9の順で、剥離動作(開封動
作)が自動的に行われることになる。
【0039】上述したように、インクタンク23内は減
圧されているため、供給口フィルム9が先に開封される
と、インク供給口25からインクの中に直接、エアーが
吹き込まれる状態になり、インクにエアーが混入し、印
字に支障を生ずる。このため、通気口フィルム8が先に
剥離されることにより、かかる不具合を回避することが
できる。
【0040】また、インクタンク23内を減圧したイン
クカートリッジ2は、大気圧を上限として経時的に昇圧
するおそれがある(分子レベルでのエアー漏れ)。そこ
で上述のように、インクカートリッジ2をパッケージ4
に真空パックするが、インクカートリッジ2とパッケー
ジ4とが完全に密着していると、大気圧の影響でインク
カートリッジ2自体が変形(タンク容積が小さくなる)
し、実質的にインクタンク23内が昇圧してしまう。実
施形態のように、インクカートリッジ2とパッケージ4
との間に、段ボール製のカートリッジケース3を介在さ
せることにより、パッケージ4とカートリッジケース3
の間、およびカートリッジケース3とインクカートリッ
ジ2との間に脱気空間(2次減圧空間)が生じ、上記の
不具合を解消することができる。しかも、段ボールの肉
厚内に存する空間も、この脱気空間となるため、脱気空
間の容積を十分に大きくすることができるため、インク
タンク23内を昇圧を、有効に防止することができる。
【0041】以上のように本実施形態によれば、インク
カートリッジ2を段ボール製のカートリッジケース3に
収容した状態でパッケージ4に真空パックしているた
め、インクタンク23内の昇圧を有効に防止することが
でき、保管時などにおいて、インク内へのエアーの混入
を防止することができる。
【0042】また、カートリッジケース3の蓋体6にイ
ンクカートリッジ2の剥離操作片8aを固着すると共
に、カートリッジケース3のケース本体5にインクカー
トリッジ2の開封操作片9aを固着するようにしている
ため、蓋体6の開放と、ケース本体5からのインクカー
トリッジ2の取出しに伴って、通気口フィルム(の剥離
部8c)8および供給口フィルム9を自動的に剥離する
ことができ、かつこの剥離動作を、通気口フィルム8、
供給口フィルム9の順で自動的に行うことができる。し
たがって、ユーザーが意識することなく、簡単かつ適切
なフィルムの剥離が可能になる。これにより、フィルム
の剥離忘れかせ回避されると共に、剥離順の誤りが回避
され、フィルム剥離に伴うインク内へのエアーの混入を
防止することができる。
【0043】しかも、供給口フィルム9を引き剥がす
(インク供給口25の開封)ときには、インクカートリ
ッジ2が、カートリッジケース3のケース本体5内に留
まっており、供給口フィルム9の剥離に伴って、インク
供給口25からインクが飛散或いはこぼれても、これを
ケース本体5内に受けることができる。その際また、供
給口フィルム9がケース本体5内に残るため、供給口フ
ィルム9のインク供給口25封止部位に付着したインク
も、ケース本体5内に封じ込めることができる。したが
って、供給口フィルム9を引き剥がす際に、ユーザーの
手や机上をインクで汚すのを防止することができる。
【0044】次に、図5を参照して、本発明の第2実施
形態について説明する。この実施形態では、カートリッ
ジケース3がいわゆる紙パックで構成されている。カー
トリッジケース3は、帯状の開封部11を境として、ケ
ース本体5と蓋体6とで一体に形成されており、開封部
11を開封することでケース本体5と蓋体6とが分離
し、蓋体6が開放可能となると共に、インクカートリッ
ジ2が取出可能となる。この場合には、通気口フィルム
8の剥離操作片8aは、蓋体6側上部の封止部分に挟持
溶着され、供給口フィルム9の開封操作片9aは、ケー
ス本体5側下部の封止部分に挟持溶着されている。
【0045】また、ケース本体5の上縁部内面には、一
対のストッパ(保持部材)12が折曲げ自在に且つ斜め
下向きに突出するように設けられており、このストッパ
12により、蓋体6を開放したときに、通気口フィルム
8が剥離しないままインクカートリッジ2がケース本体
5から引き出されてしまうのを、防止している。
【0046】このような構成では、開封部11を開封し
て蓋体6を開放すると、剥離操作片8aが引かれて通気
口フィルム(の剥離部8c)8が剥離し、続いてストッ
パ12に抗して、インクカートリッジ2をケース本体5
から引き出すと、供給口フィルム9が剥離する。したが
って、ケース本体5外にインクが飛散することがなく、
且つ通気口フィルム8、供給口フィルム9の順で、引剥
し動作(開封動作)を自動的に行うことができる。
【0047】なお、上記のカートリッジケース3の内面
に樹脂フィルムやアルミフィルムを内貼りし、真空パッ
ク可能に構成すれば、パッケージ4を省略することがで
き、カートリッジケース3に、いわゆる個装箱を兼ねさ
せることができる。また、通気口フィルム8および供給
口フィルム9の溶着力や溶着面積を調整して、通気口フ
ィルム8の剥離開封力を、供給口フィルム9の剥離開封
力より小さくすることが好ましい。このようにすれば、
ストッパ12が無くても、供給口フィルム9が剥離する
前に通気口フィルム8を剥離することができる。
【0048】次に、図6を参照して、本発明の第3実施
形態について説明する。この実施形態では、カートリッ
ジケース3が樹脂パックで構成されている。カートリッ
ジケース3は、成形品の樹脂のケースであるケース本体
5と、ケース本体5の上部を閉塞する開封フィルムであ
る蓋体6とで、構成されている。ケース本体5の上部に
はフランジ状の縁部13が一体形成されており、この縁
部13に蓋体6が熱溶着されている。この場合には、通
気口フィルム8の剥離操作片8aは、蓋体6の内面に溶
着され、供給口フィルム9の開封操作片9aは、ケース
本体5の底面に溶着されている。
【0049】このような構成では、蓋体6をケース本体
5から引き剥がす(開放)と、剥離操作片8aが引かれ
て通気口フィルム(の剥離部8c)8が剥離し、続いて
インクカートリッジ2をケース本体5から引き出すと、
供給口フィルム9が剥離する。したがって、ケース本体
5外にインクが飛散することがなく、且つ通気口フィル
ム8、供給口フィルム9の順で、引剥し動作(開封動
作)を自動的に行うことができる。
【0050】なお、ケース本体5とインクカートリッジ
2との間隙に、何らかの詰めもの(保持部材)をするこ
とが好ましい。このようにすれば、蓋体6を開放すると
きに、ケース本体5からインクカートリッジ2が引き出
されてしまう(通気口フィルム8が剥離し難くなる)の
を防止することができると共に、カートリッジケース3
内でのインクカートリッジ2のがたつきを防止すること
ができる。
【0051】次に、図7を参照して、本発明の第4実施
形態について説明する。この実施形態では、カートリッ
ジケース3が、アルミニウムやスチールのプルトップ缶
で構成されている。カートリッジケース3は、缶本体で
あるケース本体5と、プルトップである蓋体6とで、構
成されている。この場合には、通気口フィルム8の剥離
操作片8aは、蓋体6の内面に溶着され、供給口フィル
ム9の開封操作片9aは、ケース本体5の底面に溶着さ
れている。
【0052】このような構成では、蓋体6をケース本体
5から開放すると、剥離操作片8aが引かれて通気口フ
ィルム(の剥離部8c)8が剥離し、続いてインクカー
トリッジ2をケース本体5から引き出すと、供給口フィ
ルム9が剥離する。したがって、ケース本体5外にイン
クが飛散することがなく、且つ通気口フィルム8、供給
口フィルム9の順で、引剥し動作(開封動作)を自動的
に行うことができる。
【0053】なお、この実施形態でも、第3実施形態と
同様に詰めものをすることが、好ましい。また、この実
施形態では、インクカートリッジ2をカートリッジケー
ス3に真空パックすることが好ましく、かかる場合に
は、パッケージ4を省略(プルトップ缶にパッケージ4
を兼ねさせる)することができる。
【0054】次に、図8を参照して、本発明の第5実施
形態について説明する。この実施形態は、第1実施形態
のカートリッジケース3に代えて、カートリッジカバー
14を備えたものである。すなわち、インクカートリッ
ジ2は周囲をカートリッジカバー14で覆われ、この状
態でパッケージ4に真空パックされている。カートリッ
ジカバー14は、段ボールを展開状態で裁断して、蓋お
よび底の無い箱状に形成されており、内側にインクカー
トリッジ2が嵌合保持されるようになっている。
【0055】カートリッジカバー14の上端部には、上
端部の一部を内側に切り起こすようにして、一対のスト
ッパー片14aが形成されており、通気口フィルム8の
剥離操作片8aを引き剥がすときに、インクカートリッ
ジ2をカートリッジカバー14内に保持できるようにな
っている。また、カートリッジカバー14の下端には、
その1の辺を下方に延設した延設片14bが一体に形成
されており、この延設片14bに供給口フィルム9の開
封操作片9aが固着されている。さらに、開封操作片9
aの先端部は、パッケージ4の底側の面に固着されてい
る。
【0056】このような構成では、パッケージ4を開封
して剥離操作片8aを引くことにより、通気口フィルム
(の剥離部8c)8が剥離し、続いてストッパ片14a
に抗して、インクカートリッジ2をカートリッジカバー
14から引く抜くと、供給口フィルム9が剥離する。し
たがって、パッケージ4の外にインクが飛散することが
なく、且つ通気口フィルム8、供給口フィルム9の順
で、引剥し動作(開封動作)を行うことができる。ま
た、カートリッジカバー14は、上記の脱気空間を構成
すると共に、供給口フィルム9と共にパッケージ4内に
残り、廃棄を容易にする。
【0057】なお、第1ないし第4実施形態における通
気口フィルムの剥離を、第5実施形態のようにユーザー
が直接剥離する形態にしてもよい。また、第1実施形態
および第5実施形態における、段ポール(カートリッジ
ケースおよびカートリッジカバー)に代えて、厚紙(あ
る程度の剛性を有する意)を用いるようにしてもよい。
さらに、剥離操作片および開封操作片を、蓋体の天面お
よびケース本体の底面に固着するようにしているが、天
面および底面近傍の側面に固着するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明のインクカートリッ
ジ装置によれば、カートリッジケース或いはパッケージ
からのインクカートリッジの取出し動作に伴って、供給
口フィルムの開封(引剥し)動作が自動的に行われるの
で、供給口フィルムを確実に剥離することができる。ま
た、この開封(引剥し)動作が、カートリッジケース内
或いはパッケージ内で行われるので、供給口フィルムを
剥離するときにインク供給口から漏れたインクが外部に
出ることがなく、またインクで汚れた供給口フィルムも
カートリッジケース内に残しておくことができる。この
ため、供給口フィルムの剥離動作に伴って、ユーザーの
手や机上がインクで汚れることがなく、取扱い性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインクカートリッ
ジ装置の断面図である。
【図2】実施形態に係るインクカートリッジの一部裁断
正面図である。
【図3】実施形態に係るインクカートリッジの一部裁断
側面図である。
【図4】実施形態に係るインクカートリッジの平面図で
ある。
【図5】第2実施形態に係るインクカートリッジ装置の
断面図である。
【図6】第3実施形態に係るインクカートリッジ装置の
断面図である。
【図7】第4実施形態に係るインクカートリッジ装置の
断面図である。
【図8】第5実施形態に係るインクカートリッジ装置の
断面図である。
【図9】従来のインクカートリッジの構造図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ装置 2 インクカートリッジ 3 カートリッジケース 4 パッケージ 5 ケース本体 6 蓋体 7 カートリッジ本体 8 通気口フィルム 8a 剥離操作片 9 供給口フィルム 9a 開封操作片 11 開封部 12 ストッパ 14 カートリッジカバー 25 インク供給口 28 通気口 30 通気通路 42 開放片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に異なる面に形成したインク供給口
    および通気口をそれぞれ封止する供給口フィルムおよび
    通気口フィルムを有するインクカートリッジと、 ケース本体および蓋体を有すると共に前記インクカート
    リッジを収容するカートリッジケースとを備えたプリン
    タのインクカートリッジ装置であって、前記蓋体は、1の辺を中心に回動することで開閉される
    と共に、前記蓋体に切り込んで形成され当該蓋体と逆方
    向に回動してこれを開放するための開放片を有し、 前記供給口フィルムに形成した開封操作片部は、前記ケ
    ース本体の内面に固着され、且つ前記通気口フィルムに
    形成した開封操作片部は、前記開放片に固着され、 前記開放片は、前記開封操作片部を介して前記通気口フ
    ィルムを引き剥がした時に前記蓋体をほぼ半開放する
    とを特徴とするプリンタのインクカートリッジ装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジケースは、前記蓋体の
    開放に伴う前記通気口フィルムの剥離開封力に勝って、
    前記インクカートリッジをケース本体内に保持する保持
    部材を、更に備えたことを特徴とする請求項に記載の
    プリンタのインクカートリッジ装置。
  3. 【請求項3】 前記インクカートリッジを収容したカー
    トリッジケースを真空パックするパッケージを、更に備
    えており、 前記カートリッジケースは、真空パック状態で前記イン
    クカートリッジとの間に間隙を生じさせ得る剛性を有し
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリ
    ンタのインクカートリッジ装置。
  4. 【請求項4】 前記インクカートリッジを収容したカー
    トリッジケースを真空パックするパッケージを、更に備
    えており、 前記カートリッジケースは、段ボールで形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタの
    インクカートリッジ装置。
  5. 【請求項5】 異なる面に形成したインク供給口および
    通気口をそれぞれ封止する供給口フィルムおよび通気口
    フィルムを有するインクカートリッジと、蓋および底の無い箱状に形成され、内側に前記インクカ
    ートリッジを嵌合保持する カートリッジカバーと、前記カートリッジカバーにより前記インクカートリッジ
    を保持した状態で 前記通気口フィルムを引き剥がした
    、前記カートリッジカバーから前記インクカートリッ
    ジを引き抜くときに前記供給口フィルム引き剥がす構
    造のプリンタのインクカートリッジ装置であって、 前記供給口フィルムに形成した開封操作片部は、前記カ
    ートリッジカバーおよび前記パッケージの底側の面に固
    着されていることを特徴とするプリンタのインクカート
    リッジ装置。
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