JPS59227458A - インクジエツト記録装置におけるインクカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肢米公団 本発明は、オン・デマンド型インクジェット記録装置に
使用して好適なインフカセラｌ−に関する。

皿米狭■ 液体の輸送技術に関し、最近、Ｂａｇ　ｉｎ　Ｂｏｘな
る包装技術が提案されているが、その思想は、液体を軟
らかいプラスチック袋に収納して接液性及びガスバリヤ
−性を満足させ、その外装として段ボール材等の剛性を
有する材料を使用して箱を作つて外力に対し保護可能と
し、もって、役割りを分担させるようにしたものである
５すなわち、このＢａｇ　ｉｎ　Ｂｏｘの技術思想は、
内容液体に対する耐水性、耐薬品性、ガスバリヤ−性等
はプラスチック袋に受は持たせ、輸送上及び使用上必要
な剛性は外装の箱に受は持たせるようにしたものである
。この技術思想は、当然に、オン・デマンド型インクジ
ェットプリンター等におけるインクカセットにも適用可
能であり、例えば、特開昭５７−２４２８４号公報にそ
の先例を見ることができる。

而して、上記公報に開示されたインフカセラ１−は、イ
ンク袋と、該インク袋と一体又は該インク袋に対してヒ
ートシールされたインク導出管と、剛性リンクを環装し
た封止用弾性部を有する口金と、インク袋を収納する筐
体より構成されており、前記インク導出管と口金とが別
体に構成され、前記インク導出管が前記口金に挿着され
るように構成されている。そのため、部品点数が多く、
ニスｌ−高となり、また、筐体のみを再利用しようとす
る場合、中身のインク袋を交換する時、口金部とインク
袋部とが別体であるため、その交換作業が面倒である等
の欠点があった。

ｌ−一度 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、簡単かつ低コストで構成可能なオン・デマンド型
インクジェット記録装置用インクカセットを提供するこ
と、及び、必要に応じて、外枠の筐体のみを再利用し、
中身のインク袋の新旧交換を簡単に行うことのできるイ
ンクカセットを提供することを目的としてなされたもの
である。

１−一部 本発明の構成について、以下、−実施例に基づいて説明
する。

第１図は、本発明によるインクカセットの一実施例を説
明するための分解斜視図で、図中、１０はインク力セツ
Ｉ−下部筐体、２０はインクカセット上部筐体で、これ
らは蝶番３０によって開閉自在に一体的に構成されてい
る。１１は下側筐体に設けられた引っかけ爪、２１は上
側筐体に設けられた引っかけ爪、１２は下側筐体に設け
られた口金装填用の溝、２２は上側筐体に設けられた口
金装填用の溝、１３は下側筐体に設けられた開孔で、前
記引っかけ爪１１．２１によって、インフカセラ１〜が
閉じられた時、その閉状態が維持されるようになってい
る。４０はプラスチック製フィルムのインク袋、５０は
プラスチック袋のインク導出管部５１と該インク導出管
部と一体構成の肉厚口金部５２よりなる口金部、６０は
ゴム栓で、前記インク袋４０は、インクとの接液性、ガ
スバリヤ−性（低透気性）、及び、剛性を満足させるた
めに、例えば、ポリエチレン／ポリ塩化ビニリデン／ポ
リエチレンからなる３層構造のものを使用することがで
きるが、中心層はポリ塩化ビニリデンに代ってアルミフ
ォイルを用いることができ、アルミフォイルを使用する
とガスバリヤ−性をより満足させることができる。この
インク袋４０は固定用の舌状帯４１を有しており、この
舌状帯４１を例えばインク袋の底部に１対設け、これら
を前記カセットの下側筐体１０に設けられた開孔１３を
通して取り出して接着又は熱溶着して固定する。なお、
４２は固定用舌状帯の他の例を示し、この舌状帯４２は
インク袋のヒートシール部の一部を単純に延長して形成
したもので、この舌状帯４２を上下筐体１０．２０で挾
んで固定するようにしてもよい。本発明は、インク導出
部５１と口金部５２を一体構成とした口金部５０に特徴
を有し、該口金５０は例えばポリエチレンのプラスチッ
ク材で一体形成され、インク導出管部５】がインク袋４
０にヒートシール結合（接着剤は接液性の点から使用不
可）され、口金部５２にはゴム栓６０が圧入され、充填
後のインクが漏れないようになっている。すなわち、前
記従来技術によると、インク袋とインク導出管部とのヒ
ートシール、及び、インク導出管部と口金部との圧入又
はヒートシールの２工程を必要としていたが、本発明に
よると、インク袋と口金とのヒートシールのみとなるた
め、工程が１つ少なくて済む。上述のごとくして口金が
一体的に装填されたインク袋は、前記インク筐体内に収
納されるが、この時の手間を省くために、該筐体は前述
のように上下に２分割され、一端側においで、蝶番等で
ヒンジ結合され、他端側において引っかけ爪にて結合さ
れるように構成されている。従って、必要に応じて、内
側のインク袋（口金を含む）のみを交換し、外部筐体を
再利用することが可能となり、コストダウンを図ること
ができる。

第２図は、前記口金５０の断面図で、図中、６０はゴム
栓、７０はインク供給針で、口金５０には図示のように
ゴム栓６０が装着され、このゴム栓６０にインク供給針
７０が突き刺され、インク袋４０内のインクはインク導
出管部５１、及び。

該インク供給針７０を通して図示しないインフジエラ１
−ヘッドに供給される。

第３図は、口金の他の実施例を示す斜視図で、この実施
例は、インク導出管５１の先端部を偏平に構成してイン
ク袋とのヒートシールを容易にしたものである。すなわ
ち、インク導出管部が丸いチューブであると、ヒートシ
ールしにくいが、偏平チューブにすると、インク袋に対
してヒートシールを容易かつ確実に行うことができる。

第４図は１本発明によるインクカセットの他の実施例を
示す部分的斜視図で、この実施例は、インクカセットの
インク供給針差し込み側の全面に、口金部分を除いてイ
ンク吸収材８０を設けたものである。而して、インクカ
セットをプリンターのインク供給針より取り外して放置
しておいた場合に、大きな振動、衝撃域があると、イン
ク供給針よりインク垂れが発生することがあり、このま
＼放置しておくとカセット差し込み孔をインクで汚染し
てしまう危険があるが、前述のようにしてインク吸収材
を設けておくと、少々のインク垂れであれば該インク吸
収材に吸収されてしまい、差し込み口のクリーン度を維
持することができる。

勿−一一釆一 以上の説明から明らかなように、本発明によると、イン
ク導出管部と口金部とを一体構造にしたので、部品点数
を減らすことができ、従って、組立作業が容易になり、
また、部品のコストダウンを図ることができる。更には
、必要に応じて、内部のインク袋のみを交換して外部筐
体を再利用することかできるので、これによってもコス
トダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるインクカセットの一実施例を説
明するための分解斜視図、第２図及び第３図は、それぞ
れ本発明による口金の実施例を示す図、第４図は、本発
明によるインクカセットの他の実施例を示す部分的斜視
図である。 １０・・下側筐体、２ｏ・・・上側筐体、３ｏ・・・蝶
番、４０・・・インク袋−５０・・・口金、５１・・・
インク導出管部、５２・・・口金部、６ｏ・・・ゴム栓
、８ｏ・・・インク吸収材。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）、インク袋と、該インク袋を収納するインクカセ
   ット筐体と、前記インク袋と連結して該インク袋内のイ
   ンクを導出供給するためのインク導出管部と、インクを
   授受するための封止部材を装填する口金部とを有するオ
   ン・デマンド型インクジエツ１〜記録装置におけるイン
   フカセラ１〜において、前記インク導出管部と口金部と
   がプラスチックで一体形成されていることを特徴とする
   インフカセラ１−０
2. （２）、前記インク袋とインク導出管部とが熱溶着で連
   結され、前記口金部には前記封止部材としてゴム等の弾
   性体材料が圧入されていることを特徴とする特Ｗ［請求
   の範囲第（１）項に記載のインフカセラ１−０
3. （３）、前記インクカセット筐体は、」二下にて分割さ
   れており、これらが口金装填部と反対側で端でヒンジ結
   合され、口金装填部側において引っかけ爪にて開閉自在
   に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項又は第（２）項に記載のインクカセット。
4. （４）、前記インクカセット筐体の口金装填部側におい
   て、前記口金部分を除いた面にインク吸収部材が設けら
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃
   至第（３）項のいずれが１項に記載のインクカセット。