JP2003300330A - インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタ - Google Patents
インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタInfo
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- JP2003300330A JP2003300330A JP2002105690A JP2002105690A JP2003300330A JP 2003300330 A JP2003300330 A JP 2003300330A JP 2002105690 A JP2002105690 A JP 2002105690A JP 2002105690 A JP2002105690 A JP 2002105690A JP 2003300330 A JP2003300330 A JP 2003300330A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク貯留部が大気開放されないまま、イン
クジェットプリンタのインクタンク装着部に装着される
ことを防止可能なインクタンクを提案する。 【解決手段】 インクタンク10におけるインク貯留部
17を大気開放するための大気開放部は、インクタンク
の容器底板部分12に形成した大気開放用凹部43から
容器内の連通室19および蓋板側の連通部分42を経由
してインク貯留部17に到る大気連通路と、封止用フィ
ルム46とを備え、大気開放用凹部43は、底板部分の
外側表面に貼り付けた封止用フィルム46で密閉されて
いる。インクタンク10をインクタンク装着部7に装着
すると、インクタンク装着部側に配置されている大気開
放用突起7cの先端によって封止用フィルム46が突き
破られ、ここからインク貯留部17に到る大気開放部が
連通して、インク貯留部17が大気開放状態になる。封
止用フィルムを剥がすなどの操作が不要であるので、そ
の剥がし忘れによる弊害を確実に防止できる。
クジェットプリンタのインクタンク装着部に装着される
ことを防止可能なインクタンクを提案する。 【解決手段】 インクタンク10におけるインク貯留部
17を大気開放するための大気開放部は、インクタンク
の容器底板部分12に形成した大気開放用凹部43から
容器内の連通室19および蓋板側の連通部分42を経由
してインク貯留部17に到る大気連通路と、封止用フィ
ルム46とを備え、大気開放用凹部43は、底板部分の
外側表面に貼り付けた封止用フィルム46で密閉されて
いる。インクタンク10をインクタンク装着部7に装着
すると、インクタンク装着部側に配置されている大気開
放用突起7cの先端によって封止用フィルム46が突き
破られ、ここからインク貯留部17に到る大気開放部が
連通して、インク貯留部17が大気開放状態になる。封
止用フィルムを剥がすなどの操作が不要であるので、そ
の剥がし忘れによる弊害を確実に防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ等のインクタンク装着部にインクタンクを装着す
ることによりインクの供給が行われるインク供給システ
ムに関し、特に、装着されたインクタンクを大気開放状
態にしてインクタンクからのインク供給動作を確実に行
うことのできるインク供給システムに関するものであ
る。
リンタ等のインクタンク装着部にインクタンクを装着す
ることによりインクの供給が行われるインク供給システ
ムに関し、特に、装着されたインクタンクを大気開放状
態にしてインクタンクからのインク供給動作を確実に行
うことのできるインク供給システムに関するものであ
る。
【0002】また、本発明は、かかるインク供給システ
ムを構成しているインクタンクに関するものである。さ
らに、本発明はかかるインクタンクをインク供給源とし
て用いるインクジェットプリンタに関するものである。
ムを構成しているインクタンクに関するものである。さ
らに、本発明はかかるインクタンクをインク供給源とし
て用いるインクジェットプリンタに関するものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタのイン
ク供給源としては、カートリッジ式のインクタンクが使
用されている。インクタンクは、インクが吸収保持され
たフォームが収納されたインク貯留部と、ここからイン
クを取り出すためのインク取り出し孔とを備えた構成と
なっている。インクジェットプリンタの側に形成されて
いるインクタンク装着部には、インク取り出し孔に差込
可能なインク供給針が備わっており、インクタンクを装
着してそのインク取り出し孔にインク供給針を差し込む
ことによりインクタンクからインクジェットプリンタの
インクジェットヘッドへのインク供給が可能になる。
ク供給源としては、カートリッジ式のインクタンクが使
用されている。インクタンクは、インクが吸収保持され
たフォームが収納されたインク貯留部と、ここからイン
クを取り出すためのインク取り出し孔とを備えた構成と
なっている。インクジェットプリンタの側に形成されて
いるインクタンク装着部には、インク取り出し孔に差込
可能なインク供給針が備わっており、インクタンクを装
着してそのインク取り出し孔にインク供給針を差し込む
ことによりインクタンクからインクジェットプリンタの
インクジェットヘッドへのインク供給が可能になる。
【0004】ここで、密閉状態のインク貯留部からイン
クが吸引されると、当該インク貯留部が負圧状態にな
り、適切なインク供給動作を継続できなくなるので、イ
ンク貯留部はインクタンクの容器に形成された大気開放
孔を介して大気開放されている。
クが吸引されると、当該インク貯留部が負圧状態にな
り、適切なインク供給動作を継続できなくなるので、イ
ンク貯留部はインクタンクの容器に形成された大気開放
孔を介して大気開放されている。
【0005】しかるに、インクタンクの出荷からインク
ジェットプリンタに装着されるまでの間においては、大
気開放孔から外部にインクが漏れ出るなどの弊害が発生
する危険性がある。そこで、インクタンクにおける大気
開放孔が形成されている表面、一般にはその上面部分に
は封止用シールが貼り付けられており、装着時にこの封
止用シールを剥がして、大気開放孔を外部に露出させ
て、インク貯留室を大気開放状態にしている。
ジェットプリンタに装着されるまでの間においては、大
気開放孔から外部にインクが漏れ出るなどの弊害が発生
する危険性がある。そこで、インクタンクにおける大気
開放孔が形成されている表面、一般にはその上面部分に
は封止用シールが貼り付けられており、装着時にこの封
止用シールを剥がして、大気開放孔を外部に露出させ
て、インク貯留室を大気開放状態にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成のインクタンクでは、使用者が封止用シールを剥がす
ことを前提としている。従って、インクジェットプリン
タへの装着時にインクタンクから封止用シールを取り忘
れる可能性がある。封止用シールを剥がし忘れると、イ
ンクタンク装着後に一時的にはインクの供給が行われる
ものの、インク貯留室の負圧の程度が高まり、インク吸
引ができなくなり、適切な印字が不可能になってしま
う。
成のインクタンクでは、使用者が封止用シールを剥がす
ことを前提としている。従って、インクジェットプリン
タへの装着時にインクタンクから封止用シールを取り忘
れる可能性がある。封止用シールを剥がし忘れると、イ
ンクタンク装着後に一時的にはインクの供給が行われる
ものの、インク貯留室の負圧の程度が高まり、インク吸
引ができなくなり、適切な印字が不可能になってしま
う。
【0007】本発明の課題は、この点に鑑みて、インク
タンクの使用時に封止用シールを剥がすことなく、その
インク貯留部を大気開放状態に切り替え可能なインク供
給システムを提案することにある。
タンクの使用時に封止用シールを剥がすことなく、その
インク貯留部を大気開放状態に切り替え可能なインク供
給システムを提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、かかるインク供給
システムに用いるインクタンクを提案することにある。
システムに用いるインクタンクを提案することにある。
【0009】さらに、本発明の課題は、かかるインク供
給システムに用いるインクタンク装着部を備えたインク
ジェットプリンタを提案することにある。
給システムに用いるインクタンク装着部を備えたインク
ジェットプリンタを提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、インク貯留部および当該インク貯留部
からインクを取り出すためのインク取り出し孔を備えた
インクタンクと、前記インク取り出し孔に差込可能なイ
ンク供給針が配置されているインクタンク装着部とを有
し、前記インクタンク装着部に前記インクタンクを装着
すると、前記インク取り出し孔に前記インク供給針が差
し込まれた状態が形成され、前記インクタンクからのイ
ンクの供給が可能になるインク供給システムにおいて、
前記インクタンクは、前記インクタンク装着部に装着さ
れると、前記インク貯留部を大気開放するための大気連
通経路を形成する大気開放部を備えていることを特徴と
している。
めに、本発明は、インク貯留部および当該インク貯留部
からインクを取り出すためのインク取り出し孔を備えた
インクタンクと、前記インク取り出し孔に差込可能なイ
ンク供給針が配置されているインクタンク装着部とを有
し、前記インクタンク装着部に前記インクタンクを装着
すると、前記インク取り出し孔に前記インク供給針が差
し込まれた状態が形成され、前記インクタンクからのイ
ンクの供給が可能になるインク供給システムにおいて、
前記インクタンクは、前記インクタンク装着部に装着さ
れると、前記インク貯留部を大気開放するための大気連
通経路を形成する大気開放部を備えていることを特徴と
している。
【0011】本発明のインク供給システムにおいては、
インクタンクをインクタンク装着部に装着する動作を利
用して、インク貯留部を大気開放している。従って、イ
ンクタンクの使用者が大気開放用の封止用シールを剥が
すことによりインク貯留部を大気開放する従来の場合と
は異なり、確実にインク貯留部を大気開放でき、適切な
インクの供給を継続して行うことができる。
インクタンクをインクタンク装着部に装着する動作を利
用して、インク貯留部を大気開放している。従って、イ
ンクタンクの使用者が大気開放用の封止用シールを剥が
すことによりインク貯留部を大気開放する従来の場合と
は異なり、確実にインク貯留部を大気開放でき、適切な
インクの供給を継続して行うことができる。
【0012】ここで、前記大気開放部は、一端が前記イ
ンク貯留室に連通し、他端が大気開放側端部とされてい
る大気連通路と、前記大気開放側端部を封止している封
止部材とを備えた構成とすることができる。この場合、
前記インクタンク装着部は、前記インクタンクの装着時
に、前記封止部材を突き破って前記大気連通路を大気開
放状態にする大気開放用突起を備えた構成とすることが
できる。
ンク貯留室に連通し、他端が大気開放側端部とされてい
る大気連通路と、前記大気開放側端部を封止している封
止部材とを備えた構成とすることができる。この場合、
前記インクタンク装着部は、前記インクタンクの装着時
に、前記封止部材を突き破って前記大気連通路を大気開
放状態にする大気開放用突起を備えた構成とすることが
できる。
【0013】また、一般的に前記インクタンクは、底板
部分および天板部分を備えた筒形の容器を有している。
この場合には、前記底板部分に、前記インク取り出し孔
および前記大気連通路の前記大気開放側端部を形成すれ
ばよい。
部分および天板部分を備えた筒形の容器を有している。
この場合には、前記底板部分に、前記インク取り出し孔
および前記大気連通路の前記大気開放側端部を形成すれ
ばよい。
【0014】ここで、前記大気連通路は、前記大気開放
側端部に連続して、前記底板部分の表面に形成された底
板側連通溝を備え、前記封止部材によって当該底板側連
通溝を封止していることが望ましい。底板側連通溝を介
してインク貯留室を大気開放することにより、インクに
含まれる水分の蒸発を抑制でき、また、インク取り出し
口に作用するインク吸引に伴う急激なインク貯留部内の
圧力変化も抑制できる。
側端部に連続して、前記底板部分の表面に形成された底
板側連通溝を備え、前記封止部材によって当該底板側連
通溝を封止していることが望ましい。底板側連通溝を介
してインク貯留室を大気開放することにより、インクに
含まれる水分の蒸発を抑制でき、また、インク取り出し
口に作用するインク吸引に伴う急激なインク貯留部内の
圧力変化も抑制できる。
【0015】また、インク貯留部から大気連通路を経由
して外部にインクが漏れ出ることを防止するためには、
前記大気連通路は、前記容器の内部に形成された連通室
と、前記底板部分を貫通して前記連通室および前記底板
側連通溝を相互に連通している底板側貫通孔と、前記連
通室に形成された前記インク貯留部に連通しているイン
ク貯留部側連通部とを備えていることが望ましい。
して外部にインクが漏れ出ることを防止するためには、
前記大気連通路は、前記容器の内部に形成された連通室
と、前記底板部分を貫通して前記連通室および前記底板
側連通溝を相互に連通している底板側貫通孔と、前記連
通室に形成された前記インク貯留部に連通しているイン
ク貯留部側連通部とを備えていることが望ましい。
【0016】さらに、前記連通室は、前記底板側貫通孔
に連通している第1連通室と、前記インク貯留部側連通
部に連通している第2連通室と、前記天板部分の近傍位
置に形成されたこれら第1および第2連通室を相互に連
通している連通孔とを備えていることが望ましい。この
ようにすると、インク貯留部に直接に連通している第2
連通室が、インク貯留部から漏れ出たインクを溜めるダ
ンパとして機能し、外部にインクが漏れ出ることを確実
に防止できる。
に連通している第1連通室と、前記インク貯留部側連通
部に連通している第2連通室と、前記天板部分の近傍位
置に形成されたこれら第1および第2連通室を相互に連
通している連通孔とを備えていることが望ましい。この
ようにすると、インク貯留部に直接に連通している第2
連通室が、インク貯留部から漏れ出たインクを溜めるダ
ンパとして機能し、外部にインクが漏れ出ることを確実
に防止できる。
【0017】また、インクの漏洩、インク貯留室からの
水分の蒸発、インク貯留室内の変化をより確実に抑制す
るためには、前記インク貯留部側連通部は、前記天板部
分の外側表面に形成した天板側連通溝と、この天板側連
通溝の一端を前記第2連通室に連通させるために前記天
板部分に形成した天板側貫通孔と、前記天板側連通溝の
他端を前記インク貯留部に連通させるために前記天板部
分に形成したインク貯留部側貫通孔と、これら天板側連
通溝、天板側貫通孔およびインク貯留部側貫通孔を封止
している天板側封止部材とを備えた構成とすることが望
ましい。
水分の蒸発、インク貯留室内の変化をより確実に抑制す
るためには、前記インク貯留部側連通部は、前記天板部
分の外側表面に形成した天板側連通溝と、この天板側連
通溝の一端を前記第2連通室に連通させるために前記天
板部分に形成した天板側貫通孔と、前記天板側連通溝の
他端を前記インク貯留部に連通させるために前記天板部
分に形成したインク貯留部側貫通孔と、これら天板側連
通溝、天板側貫通孔およびインク貯留部側貫通孔を封止
している天板側封止部材とを備えた構成とすることが望
ましい。
【0018】次に、上記構成のインクタンクにおいて、
インク貯留部を大気開放する時点は、インク取り出し孔
が開くよりも手前の時点とすることが望ましい。
インク貯留部を大気開放する時点は、インク取り出し孔
が開くよりも手前の時点とすることが望ましい。
【0019】ここで、インクタンクの典型的な構成で
は、前記インク貯留部は、インクが吸収保持されたフォ
ームと、このフォームが収納されている主インク室と、
前記主インク室および前記インク取出し孔の間に形成さ
れており、前記インク取出し孔に作用するインク吸引力
によって、前記主インク室の側からインクおよび気泡を
導入可能な副インク室と、前記主インク室から前記副イ
ンク室に進入した空気量に基づきインクが無くなったか
否かを光学的に検出可能な被検出部とを備えており、前
記大気連通路の一端が前記主インク室に連通しているこ
とを特徴としている。
は、前記インク貯留部は、インクが吸収保持されたフォ
ームと、このフォームが収納されている主インク室と、
前記主インク室および前記インク取出し孔の間に形成さ
れており、前記インク取出し孔に作用するインク吸引力
によって、前記主インク室の側からインクおよび気泡を
導入可能な副インク室と、前記主インク室から前記副イ
ンク室に進入した空気量に基づきインクが無くなったか
否かを光学的に検出可能な被検出部とを備えており、前
記大気連通路の一端が前記主インク室に連通しているこ
とを特徴としている。
【0020】次に、本発明はインクタンクに関するもの
であり、上記構成のインク供給システムに用いるための
大気開放部を備えていることを特徴としている。
であり、上記構成のインク供給システムに用いるための
大気開放部を備えていることを特徴としている。
【0021】次に、本発明はインクジェットプリンタに
関するものであり、上記構成のインクタンク装着部を備
えたことを特徴としている。
関するものであり、上記構成のインクタンク装着部を備
えたことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインクジェットプリンタの実施例を説明す
る。
を適用したインクジェットプリンタの実施例を説明す
る。
【0023】(全体構成)図1は本例のインクジェット
プリンタの概略構成図である。インクジェットプリンタ
1は、記録用紙2を紙送り方向Yに向けて搬送するプラ
テン3と、このプラテン3にノズル面が対峙しているイ
ンクジェットヘッド4と、このインクジェットヘッド4
を印刷方向Xに向けて往復移動させるためのキャリッジ
5と、インクジェットヘッド4の各インクノズルにイン
クを供給するインクタンク10が装着されたインクタン
ク装着部7と、各部分の駆動を制御する駆動制御装置8
とを有している。
プリンタの概略構成図である。インクジェットプリンタ
1は、記録用紙2を紙送り方向Yに向けて搬送するプラ
テン3と、このプラテン3にノズル面が対峙しているイ
ンクジェットヘッド4と、このインクジェットヘッド4
を印刷方向Xに向けて往復移動させるためのキャリッジ
5と、インクジェットヘッド4の各インクノズルにイン
クを供給するインクタンク10が装着されたインクタン
ク装着部7と、各部分の駆動を制御する駆動制御装置8
とを有している。
【0024】後述するように、インクタンク10には、
インクが保持されているインク貯留部と廃インクを回収
する廃インク回収部とが備わっており、インクタンク装
着部7には、インクタンク10からインクを取り出すた
めのインク供給針7aと、廃インクを排出するための廃
インク回収針7bと、インクタンク10を大気開放する
ための大気開放用の針状突起7cが備わっている。この
インクタンク装着部7にインクタンク10を装着する
と、インクタンク10からインクジェットヘッド4への
インク供給経路が形成される。
インクが保持されているインク貯留部と廃インクを回収
する廃インク回収部とが備わっており、インクタンク装
着部7には、インクタンク10からインクを取り出すた
めのインク供給針7aと、廃インクを排出するための廃
インク回収針7bと、インクタンク10を大気開放する
ための大気開放用の針状突起7cが備わっている。この
インクタンク装着部7にインクタンク10を装着する
と、インクタンク10からインクジェットヘッド4への
インク供給経路が形成される。
【0025】また、インクジェットプリンタ1は、プラ
テン3から印刷方向Xの外れた位置に、ノズルキャップ
9を備えている。このノズルキャップ9はインクポンプ
6を介して廃インク回収針7bに繋がっている。従っ
て、インクタンク10をインクタンク装着部7に装着す
ると、ノズルキャップ9から廃インク回収針7bを経て
インクタンク10内の廃インク回収部に到る廃インク回
収経路が形成される。インクジェットヘッド4のノズル
面にノズルキャップ9を被せた状態でインクポンプ6を
駆動すると、ヘッド側から廃インクを廃インク回収部に
回収できる。
テン3から印刷方向Xの外れた位置に、ノズルキャップ
9を備えている。このノズルキャップ9はインクポンプ
6を介して廃インク回収針7bに繋がっている。従っ
て、インクタンク10をインクタンク装着部7に装着す
ると、ノズルキャップ9から廃インク回収針7bを経て
インクタンク10内の廃インク回収部に到る廃インク回
収経路が形成される。インクジェットヘッド4のノズル
面にノズルキャップ9を被せた状態でインクポンプ6を
駆動すると、ヘッド側から廃インクを廃インク回収部に
回収できる。
【0026】(インクタンク10)図2は本例のインク
タンク10の側面図および端面図であり、図3はその上
面図、断面図および底面図である。また、図4はその容
器本体を示す斜視図であり、図5はその蓋板を示す斜視
図である。これらの図を参照して説明すると、本例のイ
ンクタンク10は、上方に僅かにひろがった直方体形状
をした容器11を備えており、この容器11は、底板部
分12によって底が封鎖され、上端が開口部となってい
る容器本体13と、この容器本体13の上端開口部を封
鎖している蓋板14とから構成され、蓋板14が容器本
体13の開口縁部分に熱融着などによって固定されてい
る。
タンク10の側面図および端面図であり、図3はその上
面図、断面図および底面図である。また、図4はその容
器本体を示す斜視図であり、図5はその蓋板を示す斜視
図である。これらの図を参照して説明すると、本例のイ
ンクタンク10は、上方に僅かにひろがった直方体形状
をした容器11を備えており、この容器11は、底板部
分12によって底が封鎖され、上端が開口部となってい
る容器本体13と、この容器本体13の上端開口部を封
鎖している蓋板14とから構成され、蓋板14が容器本
体13の開口縁部分に熱融着などによって固定されてい
る。
【0027】容器11の内部は、その短辺方向に掛け渡
した2枚の隔壁15、16によって、インク貯留室17
と、廃インク回収部18と、狭い幅の連通室19とに仕
切られている。インク貯留室17は後述する連通室19
を経由して構成される大気開放部によって大気開放可能
となっている。インク貯留室17は、インクが吸収保持
されたフォーム21が収納されている主インク室22
と、底板部分12に形成したインク取り出し部23と、
主インク室22およびインク取り出し部23の間に区画
形成されている副インク室24とを備えている。
した2枚の隔壁15、16によって、インク貯留室17
と、廃インク回収部18と、狭い幅の連通室19とに仕
切られている。インク貯留室17は後述する連通室19
を経由して構成される大気開放部によって大気開放可能
となっている。インク貯留室17は、インクが吸収保持
されたフォーム21が収納されている主インク室22
と、底板部分12に形成したインク取り出し部23と、
主インク室22およびインク取り出し部23の間に区画
形成されている副インク室24とを備えている。
【0028】副インク室24は、底板部分12から起立
している矩形枠25によって仕切られており、主インク
室22の側に連通している矩形の開口部25aにはフィ
ルタ26が取り付けられている。このフィルタ26は、
インク取り出し部23に作用するインク吸引力によって
主インク室22の側からインクおよび気泡を導入可能な
ものとされている。この副インク室24には主インク室
22から当該副インク室24に進入した空気量に基づき
インクが無くなったか否かを光学的に検出可能な被検出
部27を備えている。本例の被検出部27は、背面が副
インク室内に露出している直交する一対のプリズム反射
面から構成されている。
している矩形枠25によって仕切られており、主インク
室22の側に連通している矩形の開口部25aにはフィ
ルタ26が取り付けられている。このフィルタ26は、
インク取り出し部23に作用するインク吸引力によって
主インク室22の側からインクおよび気泡を導入可能な
ものとされている。この副インク室24には主インク室
22から当該副インク室24に進入した空気量に基づき
インクが無くなったか否かを光学的に検出可能な被検出
部27を備えている。本例の被検出部27は、背面が副
インク室内に露出している直交する一対のプリズム反射
面から構成されている。
【0029】底板部分12に形成されているインク取り
出し部23は、中心貫通孔がインク取り出し孔31aで
ある環状のゴムパッキン31と、このゴムパッキン31
の背面に配置されている弁32と、この弁32をゴムパ
ッキン31に押し付けているコイルばね33とを備えて
おり、インク取り出し孔31aに差し込まれたインク供
給針によって弁32が押し上げられると開状態に切り換
わる。
出し部23は、中心貫通孔がインク取り出し孔31aで
ある環状のゴムパッキン31と、このゴムパッキン31
の背面に配置されている弁32と、この弁32をゴムパ
ッキン31に押し付けているコイルばね33とを備えて
おり、インク取り出し孔31aに差し込まれたインク供
給針によって弁32が押し上げられると開状態に切り換
わる。
【0030】次に、廃インク回収部18も廃インクを吸
収保持可能なフォーム(図示せず)が充填されており、
その底板部分12の中央部分には廃インク回収部35が
形成されている。この廃インク回収部35もインク取り
出し部23と同様に構成されており、インク回収孔36
aが形成されているゴムパッキン36と、このゴムパッ
キン36の背面側に配置されている弁37と、この弁3
7をゴムパッキン36に押し付けてインク回収孔36a
を封鎖しているコイルばね38とを備えている。インク
回収孔36aに廃インク回収針が差し込まれて弁37が
押されると、インク回収孔36aが開状態に切り換わ
る。
収保持可能なフォーム(図示せず)が充填されており、
その底板部分12の中央部分には廃インク回収部35が
形成されている。この廃インク回収部35もインク取り
出し部23と同様に構成されており、インク回収孔36
aが形成されているゴムパッキン36と、このゴムパッ
キン36の背面側に配置されている弁37と、この弁3
7をゴムパッキン36に押し付けてインク回収孔36a
を封鎖しているコイルばね38とを備えている。インク
回収孔36aに廃インク回収針が差し込まれて弁37が
押されると、インク回収孔36aが開状態に切り換わ
る。
【0031】なお、廃インク回収部18には、長辺方向
に延びる二枚の補強用リブ39a、39bが形成されて
いる。また、インク取り出し部31および廃インク回収
部35も、底板部分12の外側表面部分に貼り付けた封
止用フィルム31b、35bによって封止されている。
に延びる二枚の補強用リブ39a、39bが形成されて
いる。また、インク取り出し部31および廃インク回収
部35も、底板部分12の外側表面部分に貼り付けた封
止用フィルム31b、35bによって封止されている。
【0032】次に、インク貯留部17の主インク室22
は大気開放部を介して大気開放可能となっている。本例
の大気開放部は、インク貯留部17を大気開放するため
の大気連通路と、この大気連通路を封鎖している封止用
フィルム(封止部材)とを備えており、本例の大気連通
路は、容器本体11の底板部分12に形成した連通部分
41と、容器内部に形成されている連通室19と、蓋板
14に形成した連通部分42から構成されている。
は大気開放部を介して大気開放可能となっている。本例
の大気開放部は、インク貯留部17を大気開放するため
の大気連通路と、この大気連通路を封鎖している封止用
フィルム(封止部材)とを備えており、本例の大気連通
路は、容器本体11の底板部分12に形成した連通部分
41と、容器内部に形成されている連通室19と、蓋板
14に形成した連通部分42から構成されている。
【0033】底板部分12に形成した連通部分41は、
底板部分12の一部をその外側から容器内方に突出させ
ることにより形成した円形断面の大気開放用凹部(大気
開放端)43と、底板部分12の外側表面12aに形成
した底板側連通溝44と、底板部分12の外側表面12
aに形成した底板側貫通孔45とを備えている。本例で
は連通室19は補強用の仕切板20によって容器短辺方
向の中央位置で、第1連通室19aおよび第2連通室1
9bに二分されている。
底板部分12の一部をその外側から容器内方に突出させ
ることにより形成した円形断面の大気開放用凹部(大気
開放端)43と、底板部分12の外側表面12aに形成
した底板側連通溝44と、底板部分12の外側表面12
aに形成した底板側貫通孔45とを備えている。本例で
は連通室19は補強用の仕切板20によって容器短辺方
向の中央位置で、第1連通室19aおよび第2連通室1
9bに二分されている。
【0034】大気開放用凹部43はインク貯留室17の
底板部分に形成されており、底板側連通溝44の一端が
連通している。底板側連通溝44の他端は底板側貫通孔
45に連通している。この底板側貫通孔45は、第1連
通室19aが位置している底板部分12を貫通して、当
該第1連通室19aに連通している。底板側連通溝44
は所定の長さの溝であり、しかも、複数回湾曲した状態
に形成されている。また、これら大気開放用凹部43、
底板側連通溝44および底板側貫通孔45が形成されて
いる底板部分12の外側表面12aの部分には、これら
を包含する大きさの封止用フィルム(封止部材)46が
貼り付けられ、密閉されている。
底板部分に形成されており、底板側連通溝44の一端が
連通している。底板側連通溝44の他端は底板側貫通孔
45に連通している。この底板側貫通孔45は、第1連
通室19aが位置している底板部分12を貫通して、当
該第1連通室19aに連通している。底板側連通溝44
は所定の長さの溝であり、しかも、複数回湾曲した状態
に形成されている。また、これら大気開放用凹部43、
底板側連通溝44および底板側貫通孔45が形成されて
いる底板部分12の外側表面12aの部分には、これら
を包含する大きさの封止用フィルム(封止部材)46が
貼り付けられ、密閉されている。
【0035】次に、容器内に形成されている第1および
第2連通室19a、19bの間は、仕切板20の上端
面、すなわち、蓋板14との接合面に形成された連通孔
47によって相互に連通している(図4(a)参照)。
第2連通室19a、19bの間は、仕切板20の上端
面、すなわち、蓋板14との接合面に形成された連通孔
47によって相互に連通している(図4(a)参照)。
【0036】次に、蓋板14の側に形成されている連通
部分42は、蓋板14に形成した蓋板側貫通孔51と、
蓋板14の外側表面14aに形成した蓋板側連通溝52
と、蓋板14に形成したインク貯留室側連通孔53と、
封止用フィルム54とを備えている。蓋板側貫通孔51
は第2連通室19bに連通する位置に形成された貫通孔
であり、この貫通孔51には蓋板側連通溝52の一端が
連通している。蓋板側連通溝52の他端はインク貯留室
側連通孔53に連通している。このインク貯留室側連通
孔53は、主インク室22が位置している蓋板14の部
分に形成した貫通孔である。蓋板側連通溝52も複数回
湾曲した状態に形成された所定長さの溝である。封止用
フィルム54は、これら貫通孔51、連通溝52および
連通孔53を包含する大きさのものであり、これらが形
成されている蓋板外側表面14aの部分に貼り付けら
れ、これらの部分を密閉している。
部分42は、蓋板14に形成した蓋板側貫通孔51と、
蓋板14の外側表面14aに形成した蓋板側連通溝52
と、蓋板14に形成したインク貯留室側連通孔53と、
封止用フィルム54とを備えている。蓋板側貫通孔51
は第2連通室19bに連通する位置に形成された貫通孔
であり、この貫通孔51には蓋板側連通溝52の一端が
連通している。蓋板側連通溝52の他端はインク貯留室
側連通孔53に連通している。このインク貯留室側連通
孔53は、主インク室22が位置している蓋板14の部
分に形成した貫通孔である。蓋板側連通溝52も複数回
湾曲した状態に形成された所定長さの溝である。封止用
フィルム54は、これら貫通孔51、連通溝52および
連通孔53を包含する大きさのものであり、これらが形
成されている蓋板外側表面14aの部分に貼り付けら
れ、これらの部分を密閉している。
【0037】(インクタンク装着部)図6にはインクジ
ェットプリンタ1のインクタンク装着部7の概略構成を
示してある。インクタンク装着部7は、インクタンク1
0の装着をガイドするガイド面あるいは位置決め面とし
て機能する側面部分71と、側面部分71に沿って矢印
方向に差し込まれたインクタンク10の底板部分12が
対峙する底面部分72とを備えている。
ェットプリンタ1のインクタンク装着部7の概略構成を
示してある。インクタンク装着部7は、インクタンク1
0の装着をガイドするガイド面あるいは位置決め面とし
て機能する側面部分71と、側面部分71に沿って矢印
方向に差し込まれたインクタンク10の底板部分12が
対峙する底面部分72とを備えている。
【0038】この底面部分72からは垂直に、インク供
給針7a、廃インク回収針7bおよび大気開放用突起7
cが突出しており、それぞれ、インクタンク10側のイ
ンク取り出し孔31a、インク回収孔36aおよび大気
開放用凹部43に対峙する位置に配置されている。ま
た、大気開放用突起7cの突出量はインク供給針7aよ
りも多く、図6(a)に示すように、インクタンク10
を装着した際に、インク供給針7aによって弁32が押
し上げられる手前の時点で、大気開放用突起7cの先端
が封止用フィルム46に当たるように設定されている。
大気開放用突起7cは先端が先鋭な針状突起であり、一
般的に樹脂製として形成される封止用フィルム46を、
インクタンク10をインクタンク装着部7に装着する力
によって簡単に突き破ることができるようになってい
る。
給針7a、廃インク回収針7bおよび大気開放用突起7
cが突出しており、それぞれ、インクタンク10側のイ
ンク取り出し孔31a、インク回収孔36aおよび大気
開放用凹部43に対峙する位置に配置されている。ま
た、大気開放用突起7cの突出量はインク供給針7aよ
りも多く、図6(a)に示すように、インクタンク10
を装着した際に、インク供給針7aによって弁32が押
し上げられる手前の時点で、大気開放用突起7cの先端
が封止用フィルム46に当たるように設定されている。
大気開放用突起7cは先端が先鋭な針状突起であり、一
般的に樹脂製として形成される封止用フィルム46を、
インクタンク10をインクタンク装着部7に装着する力
によって簡単に突き破ることができるようになってい
る。
【0039】(インク貯留室の大気開放動作)次に、主
に図6を参照して、このように構成した本例のインクタ
ンク10をインクタンク装着部7に装着する際の動作を
説明する。インクタンク10をインクタンク装着部7に
位置決めして装着すると、図6(a)に示すように、イ
ンク取り出し孔31a、インク回収孔36aおよび大気
開放用凹部43に、それぞれインク供給針7a、廃イン
ク回収針7bおよび大気開放用突起7cが対峙した状態
になる。
に図6を参照して、このように構成した本例のインクタ
ンク10をインクタンク装着部7に装着する際の動作を
説明する。インクタンク10をインクタンク装着部7に
位置決めして装着すると、図6(a)に示すように、イ
ンク取り出し孔31a、インク回収孔36aおよび大気
開放用凹部43に、それぞれインク供給針7a、廃イン
ク回収針7bおよび大気開放用突起7cが対峙した状態
になる。
【0040】インクタンク10を更に差し込むと、ま
ず、大気開放用突起7cの先端が大気開放用凹部43を
封止している封止用フィルム46に当たり、この封止用
フィルム46における大気開放用凹部43を覆っている
部分を突き破る。この結果、図6(b)において矢印で
示すように、底板側連通部分41、第1および第2連通
室19a、19b並びに蓋板側連通部分42を経由して
インク貯留部17の主インク室22に到る大気連通路が
形成され、主インク室22、即ちインク貯留部17がが
大気開放状態になる。
ず、大気開放用突起7cの先端が大気開放用凹部43を
封止している封止用フィルム46に当たり、この封止用
フィルム46における大気開放用凹部43を覆っている
部分を突き破る。この結果、図6(b)において矢印で
示すように、底板側連通部分41、第1および第2連通
室19a、19b並びに蓋板側連通部分42を経由して
インク貯留部17の主インク室22に到る大気連通路が
形成され、主インク室22、即ちインク貯留部17がが
大気開放状態になる。
【0041】この後は、インクタンク10のインク取り
出し孔31a、インク回収穴36aに差し込まれたイン
ク供給針7aおよび廃インク回収針7bの先端によって
弁32、37が押し上げられて、それぞれインク取り出
し孔31aおよびインク回収孔36aが開く。これによ
り、インクジェットヘッド4へのインク供給路およびノ
ズルキャップ9からの廃インク回収路が形成される。
出し孔31a、インク回収穴36aに差し込まれたイン
ク供給針7aおよび廃インク回収針7bの先端によって
弁32、37が押し上げられて、それぞれインク取り出
し孔31aおよびインク回収孔36aが開く。これによ
り、インクジェットヘッド4へのインク供給路およびノ
ズルキャップ9からの廃インク回収路が形成される。
【0042】以上説明したように、本例のインクジェッ
トプリンタ1に搭載されているインクタンク装着部7
と、ここに装着可能なインクタンク10とからなるイン
ク供給システムにおいては、インクタンク10をインク
タンク装着部7に装着すると、封止用フィルム46が大
気開放用突起7cによって破れて、密閉状態にあったイ
ンク貯留部17を大気開放するための大気連通路が自動
的に形成され、当該インク貯留部17が大気開放状態に
切り換わる。従って、従来のように使用者が封止用フィ
ルムを剥がし忘れて、インク貯留部17を大気開放する
ための大気連通路が形成されないために適切なインクの
供給が不可能になるという弊害を確実に防止できる。
トプリンタ1に搭載されているインクタンク装着部7
と、ここに装着可能なインクタンク10とからなるイン
ク供給システムにおいては、インクタンク10をインク
タンク装着部7に装着すると、封止用フィルム46が大
気開放用突起7cによって破れて、密閉状態にあったイ
ンク貯留部17を大気開放するための大気連通路が自動
的に形成され、当該インク貯留部17が大気開放状態に
切り換わる。従って、従来のように使用者が封止用フィ
ルムを剥がし忘れて、インク貯留部17を大気開放する
ための大気連通路が形成されないために適切なインクの
供給が不可能になるという弊害を確実に防止できる。
【0043】また、本例では、封止用フィルム46が貼
り付けられている大気開放用凹部43から、底板側連通
溝44、容器内部の連通室19および蓋板側連通部分4
2を介してインク貯留部17に到る大気連通路を形成し
ている。底板部分12の側で大気側に直接に連通させる
ことも可能であるが、このように大気連通経路を長くと
ることにより、インク貯留部17に貯留されているイン
クから水分が外部に蒸発することを確実に防止できる。
また、インク貯留部17から外部にインクが漏れ出るこ
とを確実に防止できる。
り付けられている大気開放用凹部43から、底板側連通
溝44、容器内部の連通室19および蓋板側連通部分4
2を介してインク貯留部17に到る大気連通路を形成し
ている。底板部分12の側で大気側に直接に連通させる
ことも可能であるが、このように大気連通経路を長くと
ることにより、インク貯留部17に貯留されているイン
クから水分が外部に蒸発することを確実に防止できる。
また、インク貯留部17から外部にインクが漏れ出るこ
とを確実に防止できる。
【0044】特に、本例では、容器内部に第1および第
2連通室19a、19bを形成し、インク貯留部17に
連通した第2連通室19b内にインクが漏出しても、漏
出したインクが当該連通室19bに保持され、第1連通
室19aの側に流れ出すことがない。よって、この第2
連通室19bがインク漏洩を防止するためのインクダン
パとして機能するので、外部へのインク漏洩を確実に防
止できる。
2連通室19a、19bを形成し、インク貯留部17に
連通した第2連通室19b内にインクが漏出しても、漏
出したインクが当該連通室19bに保持され、第1連通
室19aの側に流れ出すことがない。よって、この第2
連通室19bがインク漏洩を防止するためのインクダン
パとして機能するので、外部へのインク漏洩を確実に防
止できる。
【0045】これに加えて、本例では、蓋板14は、従
来において使用されている大気開放部と同一構造とする
ことのできるインク貯留室側連通孔53、蓋板側連通溝
52および封止用フィルム54を備えている。従って、
蓋板14を従来仕様のインクタンクと共用化できるとい
う利点もある。
来において使用されている大気開放部と同一構造とする
ことのできるインク貯留室側連通孔53、蓋板側連通溝
52および封止用フィルム54を備えている。従って、
蓋板14を従来仕様のインクタンクと共用化できるとい
う利点もある。
【0046】(その他の実施の形態)上記の例では、底
板部分に大気開放用凹部を形成し、これを、容器内部に
形成した連通室および蓋板に形成した連通部分を介して
インク貯留部に連通させるようにしている。この代わり
に、容器内部に形成した連通室から直接に、例えば、上
記の例においては、隔壁15の蓋板側との接合面位置に
連通孔を形成して主インク室22に連通させ、蓋板側の
連通部分を省略することもできる。
板部分に大気開放用凹部を形成し、これを、容器内部に
形成した連通室および蓋板に形成した連通部分を介して
インク貯留部に連通させるようにしている。この代わり
に、容器内部に形成した連通室から直接に、例えば、上
記の例においては、隔壁15の蓋板側との接合面位置に
連通孔を形成して主インク室22に連通させ、蓋板側の
連通部分を省略することもできる。
【0047】また、場合によっては、底板部分に形成し
た連通路部分のみによってインク貯留部を大気開放させ
るようにすることもできる。
た連通路部分のみによってインク貯留部を大気開放させ
るようにすることもできる。
【0048】さらに、上記の例では、インク取り出し孔
が形成されているインクタンクの底壁部分に大気開放用
凹部を形成しているが、インクタンクの側面などに大気
開放用凹部を形成して、インクタンクの装着動作によっ
て当該大気開放用凹部を覆っている封止用フィルムを突
き破るようにしてもよい。
が形成されているインクタンクの底壁部分に大気開放用
凹部を形成しているが、インクタンクの側面などに大気
開放用凹部を形成して、インクタンクの装着動作によっ
て当該大気開放用凹部を覆っている封止用フィルムを突
き破るようにしてもよい。
【0049】さらにまた、大気開放用凹部を封鎖してい
る封止用フィルムの代わりに、所定厚さのプラスチック
板に切断用の薄い断面の切れ目が形成された構成のもの
を用いることも可能である。
る封止用フィルムの代わりに、所定厚さのプラスチック
板に切断用の薄い断面の切れ目が形成された構成のもの
を用いることも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、インクタンクをインクジェットプリンタなどに形成
されているインクタンク装着部に装着する際に、インク
タンクのインク貯留部を大気開放するための大気開放部
を連通させるようにしている。
は、インクタンクをインクジェットプリンタなどに形成
されているインクタンク装着部に装着する際に、インク
タンクのインク貯留部を大気開放するための大気開放部
を連通させるようにしている。
【0051】従って、本発明によれば、インクタンクの
インク貯留部の大気開放部を封止している封止用フィル
ムを使用者が剥がし忘れて、適切なインクの供給を継続
できなくなるという弊害を確実に防止できる。
インク貯留部の大気開放部を封止している封止用フィル
ムを使用者が剥がし忘れて、適切なインクの供給を継続
できなくなるという弊害を確実に防止できる。
【0052】また、本発明のインクタンクでは、封止部
材によって封止されている大気開放端からインク貯留部
までの大気連通路を長くしているので、インク貯留部内
のインクから水分が蒸発してしまうという弊害、インク
取り出し孔に作用するインク吸引力によって内圧が大幅
に変化してしまうという弊害を防止あるいは抑制でき
る。
材によって封止されている大気開放端からインク貯留部
までの大気連通路を長くしているので、インク貯留部内
のインクから水分が蒸発してしまうという弊害、インク
取り出し孔に作用するインク吸引力によって内圧が大幅
に変化してしまうという弊害を防止あるいは抑制でき
る。
【0053】さらに、本発明のインクタンクでは、イン
ク貯留部から、容器内に形成した連通室を経由する大気
開放部を形成し、インク貯留部から漏出したインクを当
該連通室内に保持できるようにしている。従って、大気
開放部を介してインクが外部に漏洩することを確実に防
止できる。
ク貯留部から、容器内に形成した連通室を経由する大気
開放部を形成し、インク貯留部から漏出したインクを当
該連通室内に保持できるようにしている。従って、大気
開放部を介してインクが外部に漏洩することを確実に防
止できる。
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの概
略構成を示す概略構成図である。
略構成を示す概略構成図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタのインクタンク
装着部に装着されるインクタンクを示す側面図および端
面図である。
装着部に装着されるインクタンクを示す側面図および端
面図である。
【図3】図2のインクタンクの上面図、断面図および底
面図である。
面図である。
【図4】図2のインクタンクの容器本体の内部を示す斜
視図およびその底面側を示す斜視図である。
視図およびその底面側を示す斜視図である。
【図5】図2のインクタンクの蓋板を裏面側から見た場
合の斜視図および上面側から見た場合の斜視図である。
合の斜視図および上面側から見た場合の斜視図である。
【図6】図1のインクジェットプリンタのインクタンク
装着部に対してインクタンクを装着する動作を示す説明
図である。
装着部に対してインクタンクを装着する動作を示す説明
図である。
1 インクジェットプリンタ
4 インクジェットヘッド
7 インクタンク装着部
7a インク供給針
7b 廃インク回収針
7c 大気開放用突起
10 インクタンク
11 容器
12 底板部分
12a 底板部分の外側表面
13 容器本体
14 蓋板
14a 蓋板の外側表面
15、16 隔壁
17 インク貯留部
18 廃インク回収部
19、19a、19b 連通室
20 仕切板
21 フォーム
22 主インク室
23 インク取り出し部
24 副インク室
41 底板部分の連通部分
42 蓋板側の連通部分
43 大気開放用凹部
44 底板側連通溝
45 底板側貫通孔
46 封止用フィルム
51 蓋板側貫通孔
52 蓋板側連通溝
53 インク貯留部側連通孔
54 封止用フィルム
Claims (11)
- 【請求項1】 インク貯留部および当該インク貯留部か
らインクを取り出すためのインク取り出し孔を備えたイ
ンクタンクと、 前記インク取り出し孔に差込可能なインク供給針が配置
されているインクタンク装着部とを有し、 前記インクタンク装着部に前記インクタンクを装着する
と、前記インク取り出し孔に前記インク供給針が差し込
まれた状態が形成され、前記インクタンクからのインク
の供給が可能になるインク供給システムにおいて、 前記インクタンクは、前記インクタンク装着部に装着さ
れると、前記インク貯留部を大気開放するための大気連
通路を形成する大気開放部を備えていることを特徴とす
るインク供給システム。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記大気開放部は、一端が前記インク貯留室に連通し、
他端が大気開放側端部とされている大気連通路と、前記
大気開放側端部を封止している封止部材を備えており、 前記インクタンク装着部は、前記インクタンクの装着時
に、前記封止部材を突き破って前記大気連通路を大気開
放状態にする大気開放用突起を備えていることを特徴と
するインク供給システム。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記インクタンクは、底板部分および天板部分を備えた
筒形の容器を有し、 この容器の内部に前記インク貯留部が形成されており、
前記底板部分には、前記インク取り出し孔および前記大
気連通路の前記大気開放側端部が形成されていることを
特徴とするインク供給システム。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記大気連通路は、前記大気開放側端部に連続して、前
記底板部分の表面に形成された底板側連通溝を備えてお
り、前記封止部材によって当該底板側連通溝も封止され
ていることを特徴とするインク供給システム。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記大気連通路は、前記容器の内部に形成された連通室
と、前記底板部分を貫通して前記連通室および前記底板
側連通溝を相互に連通している底板側貫通孔と、前記連
通室に形成された前記インク貯留部に連通しているイン
ク貯留部側連通部とを備えていることを特徴とするイン
ク供給システム。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記連通室は、前記底板側貫通孔に連通している第1連
通室と、前記インク貯留部側連通部に連通している第2
連通室と、前記天板部分の近傍位置に形成されたこれら
第1および第2連通室を相互に連通している連通孔とを
備えていることを特徴とするインク供給システム。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記インク貯留部側連通部は、前記天板部分の外側表面
に形成した天板側連通溝と、この天板側連通溝の一端を
前記第2連通室に連通させるために前記天板部分に形成
した天板側貫通孔と、前記天板側連通溝の他端を前記イ
ンク貯留部に連通させるために前記天板部分に形成した
インク貯留部側貫通孔と、これら天板側連通溝、天板側
貫通孔およびインク貯留部側貫通孔を封止している天板
側封止部材とを備えていることを特徴とするインク供給
システム。 - 【請求項8】 請求項2ないし7のうちのいずれかの項
において、 前記インク取り出し孔を封鎖しており、前記インク供給
針によって押されて当該インク取り出し孔を開く弁機構
を備えており、 前記弁機構が開くのに先立って前記封止部材が前記大気
開放用突起によって突き破られて前記インク貯留部が大
気開放されるようになっていることを特徴とするインク
供給システム。 - 【請求項9】 請求項8において、 前記インク貯留部は、 インクが吸収保持されたフォームと、 このフォームが収納されている主インク室と、 前記主インク室および前記インク取出し孔の間に形成さ
れており、前記インク取出し孔に作用するインク吸引力
によって、前記主インク室の側からインクおよび気泡を
導入可能な副インク室と、 前記主インク室から前記副インク室に進入した空気量に
基づきインクが無くなったか否かを光学的に検出可能な
被検出部とを備えており、 前記大気連通路の一端が前記主インク室に連通している
ことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のうちのいずれかの
項に記載のインク供給システムに用いる前記インクタン
ク。 - 【請求項11】 請求項1ないし9のうちのいずれかの
項に記載のインク供給システムに用いる前記インクタン
ク装着部を備えていることを特徴とするインクジェット
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002105690A JP2003300330A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002105690A JP2003300330A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | インク供給システム、インクタンクおよびインクジェットプリンタ |
Publications (1)
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